説明

補強土擁壁の施工法

【課題】あらかじめ壁面材に安全柵を建て込むことができる安全柵支柱支持管を取付けておき、各段の盛土構造体の施工段階で安全柵が簡単に構築できるようにする。
【解決手段】盛土構造体3は、底面地盤4又は下位の段の盛土構造体3上に、底面部、折り曲げ部及び前面起立部とから成るL型の壁面材5を、その前面起立部を補強土擁壁の壁面側に向けて設置するとともに、壁面材5に連結して敷網材9を敷設し、壁面材5の前面起立部の内面に、安全柵支柱支持管13を上下方向に向けて取り付け、壁面材5と敷網材9上に盛土を埋め込んで安全柵支柱支持管13を盛土で固定してから、安全柵支柱支持管13に、下位の段の盛土構造体3の安全柵支柱支持管13から抜き取った転落防止用の安全柵14の安全柵支柱15を取り付け、さらに盛土を埋め込んで構築する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路擁壁、駐車場や工場等の敷地造成地の擁壁、土捨て場の擁壁、治山ダム、砂防ダムをはじめ多くの場所に適用される補強土擁壁の施工において、作業者の転落を防止し、安全に行うことのできる補強土擁壁の施工法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、道路擁壁、駐車場や工場等の敷地造成地の擁壁、土捨て場の擁壁、治山ダム、砂防ダム等に適用される補強土擁壁において、壁面材をエキスパンドメタル(網状の鋼製部材)を利用して施工する構成は知られている(特許文献1参照)。
【0003】
さらに、盛土構造において、板状ブロックの壁面材を使用し、上下ブロックの間には継手金具及びスライド式ジョイントを設け、且つ補強土中に埋め込んだアンカー部材とスライド式ジョイントを連結する構成は公知である(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開平08−284173号公報(段落0013、図1、4)
【特許文献2】特開平11−256580号公報(段落0004、図1、2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術にはそれぞれ次のような問題点がある。補強土擁壁の工事では、補強土擁壁の壁面側(谷側)に寄って壁面材の設置や締固め作業を行うことになるため、安全に、確実に作業が行えるように転落防止を図る必要がある。
【0006】
従来は、高所作業にもかかわらず、安全対策を施工業者の自主性に任せている関係から、十分な対策をせずに工事が行われているケースが多い。対策する場合も、下から単管パイプを繋げていって安全柵を構築していく方法がとられているため、工事完了後に撤去することが必要となる。しかも、多くの単管パイプが使われるのと、組立て及び撤去に手間がかかることから費用がかかり過ぎるといった問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題を解決することを目的とし、あらかじめ壁面材に安全柵を建て込むことができる安全柵支柱支持管を取付けておき、各段の盛土構造体の施工段階で安全柵が簡単に構築できる、補強土擁壁の施工法を実現するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記課題を解決するために、底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて補強土擁壁を形成する補強土擁壁の施工方法であって、上記複数段の盛土構造体のそれぞれは、底面地盤又は下位の段の盛土構造体上に、底面部、折り曲げ部及び前面起立部とから成るL型の壁面材を、その前面起立部を補強土擁壁の壁面側に向けて設置するとともに、該壁面材に連結して敷網材を敷設し、壁面材の前面起立部の内面に、安全柵支柱支持管を上下方向に向けて取り付け、壁面材と敷網材上に盛土を埋め込んで安全柵支柱支持管を盛土で固定してから、安全柵支柱支持管に転落防止用の安全柵の安全柵支柱を取り付け、さらに盛土を埋め込んで構築し、安全柵支柱支持管に取り付ける前記安全柵の安全柵支柱は、下位の段の盛土構造体の安全柵支柱支持管から抜き取った安全柵の安全柵支柱を取り付けるようにして、安全柵を下位から上位の段の盛土構造体の構築に際して順次、移し替えて取り付けることを特徴とする補強土擁壁の施工方法を提供する。
【0009】
前記安全柵支柱支持管は、その上部を壁面材の前面起立部の内面に結束バンド又は番線で取り付けることが好ましい。
【0010】
前記安全柵は、前記安全柵支柱に対して、手すりを水平に交差して取り付けて形成することが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
以上のような本発明に係る補強土擁壁の施工法の構成によると、次のような効果が生じる。
(1)施工中の盛土構造体の補強土擁壁の壁面側(谷側)に安全柵を取り付けながら、各段の盛土構造体を順次構築していくので、作業員の転落防止となり、作業員は安心して作業ができ、特に、安心して盛土構造体の壁面側近辺における締め固め作業ができるから、従来生じていた締め固めの不足による補強土擁壁の壁面の変形や沈下の問題が解消可能となる。
【0012】
(2)下位の段の盛土構造体から上位の段の盛土構造体の構築において、同じ安全柵を順次付け替えながら取り付けていくので、使用する資材も最小で済み、撤去作業もなくなるので、安全性の向上だけでなく労力及びコストの縮減となる。これは、特に、資材搬入にコストのかかる山間僻地における施工作業については、きわめても効果的である。また、工事完了後は、最上段の安全柵をそのまま残し、転落防護柵として利用することもできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明に係る補強土擁壁の施工法を実施するための最良の形態を実施例に基づいて図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
本発明に係る補強土擁壁の施工法は、底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて補強土擁壁の施工する過程において、作業者が転落することなく安全に施工するための施工法である。
【0015】
この補強土擁壁の施工法は、道路擁壁、駐車場や工場等の敷地造成地の擁壁、土捨て場の擁壁、治山ダム、砂防ダムをはじめ多くの場所の補強土擁壁の施工に適用可能であるが、ここでは、地山の傾斜面(のり面)の前面起立部の補強土擁壁の施工に適用した実施例で詳細に説明する。
【0016】
まず、本発明に係る補強土擁壁の施工法を適用する補強土擁壁の構成及びその施工法の概略を説明する。補強土擁壁1を施工する地山の傾斜面2は一定の傾斜角度で切り取られて背面切土が表出し、傾斜面2の裾部から前方に底面地盤4が形成されている。本発明の補強土擁壁1の施工法においては、底面地盤4上に盛土構造体3を順次、複数段積み重ねて補強土擁壁1を構築する。
【0017】
本発明に係る補強土擁壁の施工法の適用される、複数段積み重ねる盛土構造体3は、それぞれ基本的にはほぼ共通する工程で構築するので、まず、その最下段の盛土構造体3の構築プロセスについて説明する。
【0018】
底面地盤4における盛土構造体3の壁面側(地山の谷側)の端部(図1(a)の左側の位置に相当する前端部)上に、断面L型の壁面材5を設置する。この壁面材5は、図1(b)に示すように、底面部(水平部)6、折り曲げ部7及び前面起立部(起立部)8とから成る。底面部6は、底面地盤4上に置かれ、前面起立部8は、底面地盤4に対して、ほぼ垂直又は背面側(「地山の山側」、図1(a)中の右側)に向けて若干傾斜するように起立して形成されている。
【0019】
壁面材5は、剛性のあるエキスパンドメタルや金網等が利用されるが、本実施例では剛性のあるエキスパンドメタルを使用した例を示す。壁面材5の前面起立部8と底面部6との間に斜めタイ材5’が掛け渡され、壁面材5は補強されている。なお壁面材5は、補強土擁壁1の横幅に合わせて複数個、地山の横幅方向(地山を正面に見て横方向)に並置する。
【0020】
壁面材5の底面部6の山側端部に、敷網材9を鉄筋のような連結材10を、両者の網目に交互に挿入して互いに連結する。敷網材9は、底面地盤4から傾斜面2にかけて敷設されている。敷網材9は、ジオテキスタイル、例えばテンサー(商品名)等が利用される。
【0021】
壁面材5と、底面地盤4及び傾斜面2に敷設された敷網材9で囲まれた空間に盛土11を締め固めしながら埋め込み、1段目の盛土構造体3を構築する。この1段目の盛土構造体3の上に、2段目以上の盛土構造体3を次々と積み重ねて、補強土擁壁1を施工する。
【0022】
2段目以上の盛土構造体3は、それぞれ1段目の盛土構造体3とほぼ同様のプロセスで構築する。即ち、下位の段の盛土構造体3上に配設した壁面材5を設置し、この壁面材5に敷網材9を連結し、これら壁面材5、下位の段の盛土構造体3上に敷設された敷網材9及び傾斜面2上に配設した敷網材9で囲まれた空間に盛土11を締め固めしながら埋め込む。
【0023】
なお、下位の段の盛土構造体3上に水平に敷設した敷網材9の山側端部は、傾斜面2に敷設された敷網材9に、両者の網目に交互に鉄筋のような連結材12を挿入して連結される。
【0024】
以上のような補強土擁壁1を施工する方法において、本発明の補強土擁壁1の施工法の特徴は、以下のとおりである。各段の盛土構造体3の構築に際して、盛土11の埋め込みをする前に、その段の壁面材5の背面側に、安全柵支柱支持管13を取り付ける。そして、その段の盛土11を埋め込む際に、この安全柵支柱支持管13も同時に埋め込み、締め固めをする。各段の盛土構造体3の構築において埋め込んだ安全柵支柱支持管13は、補強土擁壁1の施工完了後も各段の盛土構造体3中に残置する。
【0025】
このようにして、盛土を、ある程度の深さ(安全柵支柱支持管13が固定される程度の深さ)まで埋め込み締め固めてから、安全柵支柱支持管13に安全柵14を取り付けて、その段及び直上の段の盛土構造体3の構築作業中の作業者の転落防止等の安全を図れるようにする。
【0026】
このような特徴的な施工法を、さらに詳細に説明する。安全柵14の取り付けは、最下段の盛土構造体3を施工する際からでもよいが、作業に危険を伴うある程度の高さとなった段の盛土構造体3を施工する際からでよい。
【0027】
図2は、2段目の盛土構造体3を施工する際から、安全柵14を取り付けるようにした例である。要するに、2段目の盛土11の埋め込みをする前に、その段の壁面材5の背面側(山側、図2(a)中右側)に、安全柵支柱支持管13を、盛土構造体3の横幅方向に間隔(例えば、2m間隔)をおいて取り付ける。
【0028】
この安全柵支柱支持管13は、例えば、樹脂管又は鋼管等の中空パイプを利用し、その長さは、壁面材5の高さとほぼ同じ寸法とする。あるいは、壁面材5の高さより若干高い長さ寸法としてもよい。後者の場合は、その段を盛土11で完全に埋め込んでも、さらに盛土から若干上方に突出しているので、後述するが、安全柵支柱支持管13から安全柵支柱15を抜きやすくなる。
【0029】
安全柵支柱支持管13の壁面材5への取り付けは、図3に示すように、安全柵支柱支持管13の上部を結束バンド16又は番線で結束し、安全柵支柱支持管13の下端開口内に下方から位置決め用に支持ボルト17を挿入して取り付ける程度であり、仮止め程度の簡単な取り付けでよい。その理由は、その段に埋め込む盛土11によって、安全柵支柱支持管13はしっかりと土中に定着されるからである。
【0030】
なお、支持ボルト17は、壁面材5の底面部6を通して上方に伸びるように下位の段の盛土構造体3上に載置したものであり、安全柵支柱支持管13を、その下端開口内に支持ボルト17が入るようにして位置決めする。
【0031】
安全柵支柱支持管13を壁面材5の背面側に取り付けてから、図2(a)に示すように、盛土を締め固めながら埋め込む。そして、安全柵支柱支持管13がしっかりと盛土11で固定される程度の深さ(例えば、その段の盛土構造体3のほぼ半分程度の深さ)まで盛土を締め固めながら埋め込んでから、安全柵支柱支持管13内に安全柵支柱15を挿入する。
【0032】
この安全柵支柱15には、安全柵横材18を、盛土構造体3の前方から山側をみて横方向(横幅方向)に交差するように水平に取り付け、安全柵14を形成する。安全柵横材18(手すり)は、鋼管等を利用すればよいが、上下方向に、1列又は間隔をおいて2列以上取り付ける。本実施例では、図4に示すように、上下方向に安全柵横材18を2列取り付けた構成を示す。
【0033】
図2(b)は、2段目の盛土構造体3に安全柵15を設置した状態で、2段目の盛土構造体3の構築を完了し、さらにその上位の段の3段目の盛土構造体において、同様に安全柵支柱支持管13を取り付けて盛土11を締め固めながら埋め込んでいく状態を示す。
【0034】
なお、一度、安全柵支柱15に、安全柵横材18を取り付けて安全柵14を形成すれば、図5の矢印に示すように、下位の段の盛土構造体3で使用したその安全柵14をまるごと安全柵支柱支持管13から引き抜いて、その上位の段の盛土構造体3に埋められた安全柵支柱支持管13に安全柵支柱15を挿入することで、順次移し替えて取り付ける。
【0035】
要するに、共通の安全柵14を、下位の盛土構造体3の構築作業から下位の盛土構造体3の構築作業に際して、順次、移し替えて取り付ける。従って、複数段の盛土構造体3に、それぞれ安全柵14を取り付ける必要はないので、横材18を各段毎に取り付けるような作業も資材も必要ない。この点が本発明の補強土擁壁の施工法のきわめてユニークな特徴である。なお、各段の盛土構造体3の構築において埋め込んだ安全柵支柱支持管13は、補強土擁壁1の施工完了後も各段の盛土構造体3中に残置する。
【0036】
図6は、以上のようにして形成した転落防止用の安全柵14を示す図である。この図6は、ある段の盛土構造体3の施工にあたって、壁面材5に安全柵支柱支持管13を取り付けて、その段の途中まで盛土11を締め固めながら埋めてから安全柵支柱支持管13内に安全柵支柱15を挿入し、安全柵14を取り付けた状態を示す。
【0037】
なお、図6中の右側一部に敷網材9が露出して見えるが、これは、盛土構造体3の構成をわかりやすく見えるための都合上であって、安全柵14を取り付けた状態では、すでに盛土11が盛り込まれているので、実際は、敷網材9は露出していない。
【0038】
このように、施工中の盛土構造体3の補強土擁壁1の壁面側(谷側)に安全柵14を取り付けると、作業員の転落防止となり、作業員は安心して作業ができ、特に、安心して盛土構造体3の壁面側近辺における締め固め作業ができるから、従来生じていた締め固めの不足による補強土擁壁1の壁面の変形や沈下の問題が解消される。
【0039】
さらに、本発明の補強土擁壁の施工法によると、使用する資材も最小で済み、各段の盛土構造体における安全柵14の解体、撤去作業もなくなるので、安全性の向上だけでなくコストの縮減も期待できる。また、工事完了後は、必要に応じて、最上段の安全柵14をそのまま残し、転落防護柵として利用することもできる。
【0040】
以上、本発明に係る補強土擁壁の施工法の実施の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明は特にこのような実施例に限定されることなく、特許請求の範囲記載の技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることはいうまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明に係る補強土擁壁の施工法は、以上のとおりであり、道路擁壁、駐車場や工場等の敷地造成地の擁壁、土捨て場の擁壁、地山ダム、砂防ダムをはじめ多くの場所の補強土擁壁の施工に適用でき、作業者の転落を防止し、安全作業の確保にきわめて有用な施工法である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】(a)は本発明の前提となる補強土擁壁の施工法の概要を説明する断面図であり、(b)は壁面材を説明する側面図である。
【図2】(a)、(b)は、本発明に係る補強土擁壁の施工法を説明する断面図である。
【図3】本発明に係る補強土擁壁の要部を説明する斜視図である。
【図4】本発明に係る補強土擁壁の施工法の途中の過程を説明する斜視図である。
【図5】本発明に係る補強土擁壁の施工法の途中の過程を説明する斜視図である。
【図6】本発明に係る補強土擁壁の安全柵の斜視図を示す図である。
【符号の説明】
【0043】
1 補強土擁壁
2 地山の傾斜面
3 盛土構造体
4 底面地盤
5 壁面材
5’ 斜めタイ材
6 底面部(水平部)
7 折り曲げ部
8 前面起立部(起立部)
9 敷網材
10、12 連結材
11 盛土
13 安全柵支柱支持管
14 安全柵
15 安全柵支柱
16 結束バンド
17 支持ボルト
18 安全柵横材(手すり)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底面地盤上に盛土構造体を複数段積み重ねて補強土擁壁を形成する補強土擁壁の施工方法であって、
上記複数段の盛土構造体のそれぞれは、底面地盤又は下位の段の盛土構造体上に、底面部、折り曲げ部及び前面起立部とから成るL型の壁面材を、その前面起立部を補強土擁壁の壁面側に向けて設置するとともに、壁面材に連結して敷網材を敷設し、壁面材の前面起立部の内面に、安全柵支柱支持管を上下方向に向けて取り付け、壁面材と敷網材上に盛土を埋め込んで安全柵支柱支持管を盛土で固定してから、安全柵支柱支持管に転落防止用の安全柵の安全柵支柱を取り付け、さらに盛土を埋め込んで構築し、
安全柵支柱支持管に取り付ける前記安全柵の安全柵支柱は、下位の段の盛土構造体の安全柵支柱支持管から抜き取った安全柵の安全柵支柱を取り付けるようにして、安全柵を下位から上位の段の盛土構造体の構築に際して順次、移し替えて取り付けることを特徴とする補強土擁壁の施工方法。
【請求項2】
前記安全柵支柱支持管は、その上部を壁面材の前面起立部の内面に結束バンド又は番線で取り付けることを特徴とする請求項1記載の補強土擁壁の施工方法。
【請求項3】
前記安全柵は、前記安全柵支柱に対して、手すりを水平に交差して取り付けて形成することを特徴とする請求項1又は2記載補強土擁壁の施工方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−112133(P2010−112133A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−288245(P2008−288245)
【出願日】平成20年11月10日(2008.11.10)
【出願人】(592196112)共生機構株式会社 (5)
【Fターム(参考)】