説明

補足的な抽選用の選択しるしを購入できるオンライン抽選ゲーム

補助ゲームを有する抽選ゲームを提供する。プレーヤーは複数の番号を選択することによって抽選ゲームを行う。また、プレーヤーは補助ゲームを行う選択を有している。抽選を操る側(lottery authority)は抽選ゲームのための一組の勝利番号を選択し、且つ一組の補助番号を選択する。プレーヤーが補助ゲームを行う選択をしたならば、彼の番号は勝利番号のみならず、補助番号とも比較されるだろう。プレーヤーの番号並びに、勝利番号及び補助番号との間の一致の総数が、プレーヤーの賞金を決定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して言えば抽選ゲームを実行するシステム及び方法に関係し、より詳しくは、補足的なしるし(indicia)が抽選され、ゲームを行うに際し要求される最低額よりも多く賭けたプレーヤーにのみ利用できるという抽選ゲームに関する。
(関連出願)
本願は2005年1月11日に出願された「On-line Lottery Game In Which Supplemental Lottery-selected Indicia Are Available For Purchase」という表題の米国仮出願60/642,960の明細書が、引用としてここにその全体を組み入れられ、その利益を主張する。
【背景技術】
【0002】
多くの政府及び/又は賭けゲームのゲーム機構のスポンサーは、宝くじ(lottery)として知られている。典型的な宝くじゲームは、番号の置換又は組み合わせを選択するプレーヤーを必要とする。“抽選(引き当て)”が行われるが、宝くじ主催者側は番号の付いた球の組み合わせ又は置換をランダムに選択する。賞金は、プレーヤーの選択と引き当てられた番号との間で一致した数に基づいて付与される。引き当てられた番号はあまねく公表され、数百万ドルの大当たりの宝くじは全世界中で人気がある。
【0003】
宝くじは政府の重要な収入源になっている。というのも、教育や他のプログラムのための財政的負担の多くを肩がわりするからである。しかしながら、政府が宝くじへの依存が大きくなるにつれ、セールス、特にオンラインゲーム、即ちプレーヤーが選択したしるし(indicia)が端末から中央システムを通じて送信され、そして、引き続いて宝くじ主催者側が選択したしるしと比較して、プレーヤーが賞金を勝ち取れるかどうかを決定するゲームを増加することが課題になってきた。オンライン引き当てゲームのための宝くじセールスを活発にする1つのアプローチは、プレーヤーがゲームを行うのに要求される最低額を超えた追加の金を賭ける機会をもつゲームを提供することである。言い換えると、これは、追加の賭け金が付加価値をもたらすことをプレーヤーに対して容易に明らかにする方法でゲームが構成されることを要求する。したがって、最低金額を賭けたプレーヤーがしばしば良い結果を出して大きな賭け金を作り得ることを具体的に分かる体験をもつことが宝くじゲームに必要である。
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0004】
簡単に言うと、本発明は補足的なゲームを伴う抽選(つまり宝くじ)ゲームを開示する。プレーヤーは一組の番号を選択することによって抽選ゲームを行い、そして補足的なゲームを行うことを選択することもできる。抽選ゲームの勝ち番号は、一組の補足番号と一緒に引き当てられる。プレーヤーは自分の選択した番号がロッテリーゲームの勝ち番号と一致することによって抽選ゲームに勝つことができる。また、プレーヤーは、補足的なゲームを行うことを選択する場合は、自分の選択した番号が補足的な番号と一致することによって勝つ機会を増加させることができる。
【0005】
一実施例では、本発明はプレーヤーが一組のしるし(indicia)から複数のしるしを選び、賞金額を決定するために、抽選ゲーム側(抽選ゲーム機器)によって引き当てられる複数のしるしのいくつがプレーヤーの選択したしるしと比較されるかを選ぶ抽選ゲームを含む。この場合、賭け金の量及び賞金の大きさは、抽選ゲーム側の選択したしるしのいくつがプレーヤーの選択したしるしと一致するかというプレーヤーの選択によって決まる。
【0006】
一実施例では、抽選ゲームを行う方法を提供する。本方法は、複数の組から選択された複数の第1ゲームしるしを受信し、補足的な選択のしるしを受信し、前記複数の組から選択された複数の第2ゲームしるしを受信し、前記複数の組から選択された複数の補足的なゲームしるしを受信し、前記複数の第1ゲームしるしと、前記複数の第2ゲームしるしとの間の第1の一致数を決定し、前記第1の一致数及び前記補足的な選択のしるしに従って一致の総数を決定するステップを含む。
【0007】
別の実施例では、抽選ゲームを行うシステムを提供する。本システムは、通信ネットワークと、前記通信ネットワークと通信する少なくとも1つのゲーム機と、前記通信ネットワークを通じて少なくとも1つのゲーム機と通信するサーバーを含む。このサーバーは、抽選ゲームを主催し、且つ、複数の組から選択した複数の第1ゲームしるし(indicia)を受信し、補足的な選択のしるしを受信し、前記複数の組から選択した複数の第2ゲームしるしを受信し、前記複数の組から選択した複数の補足的なゲームしるしを受信し、前記複数の第1ゲームしるしと前記複数の第2ゲームしるしとの間の第1の一致数を決定し、前記第1の一致数及び前記補足的な選択のしるしに従って一致の総数を決定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
一実施例において、本発明は抽選型ゲームである。つまり、本ゲームは、プレーヤーが複数の組からしるしを選択し、且つ抽選端末を操作する販売業者を通じて、又はセルフサービスの売店を通じて、抽選システムへ賭け金と一緒に彼の選択を提出することを含む。或いはまた、プレーヤーは、抽選システムが彼の代わりに即座の選択オプションとしてしるしを選択することを要求してもよい。これ以降、プレーヤーが自分のしるしを選択することを前提とする。ゲームのための販売が終了した後で、抽選ゲーム側が同一の組からしるしを選ぶという引き当てが行われる。プレーヤーは、自分が選択したしるしと、引き当てで選ばれたしるしとの間の一致の数に基づいて賞金を得ることができる。
【0009】
抽選ゲーム側によって各組から選択された複数のしるしは、対応の組からプレーヤーによって選択された複数のしるしよりも完全に多い。抽選ゲーム側は、特定の順序で各組からそのしるしを選択する。プレーヤーが選択した複数のしるしを超えて、プレーヤーの選択したしるしとロッテリーによって選択されたしるしを一致させるため、プレーヤーは固定した予定にしたがって加算金を支払わなければならない。それゆえ、プレーヤーのエントリには、要求された額の賭け金とともに、抽選ゲーム側が選択した何個のしるしが、プレーヤーが選択したしるしと一致するべきであるかについての表示を含んでいなければならない。
【0010】
一実施例を以下に示す。購入時点で、プレーヤーは4つの組{1,2,…,15},{16,17,…,30},{31,32,…,45},{46,47,…,60}のそれぞれから1つの番号を選ぶ。これらの組は、黄色、赤色、青色、緑色にそれぞれ関連する。引き当て(抽選)の時点で、ロッテリーは、これらの各組から2つの異なる番号を順繰りに且つ一度引き当てた番号を戻すことなく選択していく。これ以降、各組から選択された第1番目の番号を“主番号”と称し、各組から選択された第2番目の番号を“補助番号”と称することとする。プレーヤーは、1ドルの基本賭け金で、彼の番号が抽選ゲーム側によって選択された主番号と一致するかもしれない。また、3ドルの賭け金で、彼の番号が主番号のみならず彼の選択した2つの補助番号とも一致するかもしれない。さらにまた、5ドルの賭け金で、抽選ゲーム側が選択した番号の、それは主番号又は補助番号であるが、いずれかと一致するかもしれない。プレーヤーは、図1aから1cに示されるプレイ紙片に記入することによって自分の意思を表す。以下これを説明する。
【0011】
図1aはプレイ紙片100を示す。プレイ紙片100の上部は4つの欄を含み、それらは、プレーヤー及び抽選ゲーム側が選ぶであろう4つの組の番号に対応する。これらの欄は組毎に色でラベル付けされる。プレーヤーは、各欄で1つの番号を正確に印し、自分の選択を示すようにする。彼は、賭け金として1ドル、3ドル、5ドルを印す。
【0012】
図1aのプレイ紙片100は、プレーヤーが、番号として11,23,44,50を選択し、1ドルを賭けたことを示している。これは、プレーヤーが1ドルを作るのに要求される情報の全てである。図2aは、図1aで示されるようなプレイ紙片100に記入することの結果として、プレーヤーの発行されるチケット200を示したものである。このチケットはプレーヤーの選択を一覧にしたものであり、且つそのプレーヤーが自分の番号が補助番号の何れかに一致させる上での資格がないことを示している。
【0013】
図1bは、11,23,44,50の番号を選択し、3ドルを賭けたプレーヤーのプレイ紙片150を示している。3ドルの賭け金は、プレーヤーに自分の番号が主番号及びまさしく2つの補助番号と一致させるための資格を与えるので、プレーヤーは、どの補助番号が使用したいのかを示さなければならない。黄色、赤色、青色、緑色のまさに1つの補助番号があるので、プレーヤーはこれらの色から2つを選択すれば充分である。この場合、プレーヤーは赤色及び青色を選択した。図2bは、図1bで示されるようなプレイ紙片150に記入することの結果として、プレーヤーの発行されるチケット250を示したものである。このチケット250はプレーヤーの選択を一覧にしたものであり、且つそのプレーヤーが自分の番号が赤色及び青色の補助番号に一致させる資格があることを示している。
【0014】
図1cは、11,23,44,50の番号を選択し、5ドルを賭けたプレーヤーのプレイ紙片180を示している。これは、プレーヤーが5ドルを作るのに要求される情報の全てである。図2cは、図1cで示されるようなプレイ紙片180に記入することの結果として、プレーヤーの発行されるチケット280を示したものである。このチケットはプレーヤーの選択を一覧にしたものであり、且つそのプレーヤーが自分の番号が補助番号の何れかに一致させる資格があることを示している。
【0015】
或いはまた、プレーヤーは、抽選端末を操作する小売業者に対して言葉で、又は中央サーバーに接続するセルフサービス売店のインタフェース又はコンピュータ端末を使用することによって、自分の意志を表すようにしてもよい。プレーヤーの番号選択は、3ドルの賭け金の場合において補助番号の色と同様、当業者でよく知られた技術を用いた抽選端末によってランダムに選択されることができる。
【0016】
図3は、本実施例で可能のある賞金テーブル300を示している。我々は上述した3つのゲームエントリそれぞれを評価することによってテーブル300の使用方法を実演することができる。抽選ゲーム側が主番号として11,29,40,54、補助番号として9,23,36,50を選択したと仮定する。この場合、図2aのチケットは、1つの一致11を認める。したがって、このチケットは1ドルの賞金を勝ち取ることになる。
【0017】
同様の抽選番号の選択を与える場合、図2bのチケットは、2つの一致11及び23を認める。なぜなら、プレーヤーの選択した番号は主番号のみならず、赤色及び青色の補助番号とも一致するからである。したがって、このチケットは10ドルの賞金を勝ち取ることになる。
【0018】
同様の抽選番号の選択を与える場合、図2cのチケットは、3つの一致11,23,50を認める。なぜなら、プレーヤーの選択した番号は主番号のみならず、補助番号の何れかと一致するからである。したがって、このチケットは50ドルの賞金を勝ち取ることになる。
【0019】
別の実施例では、プレーヤーは、巨大な集合の番号から所定の番号を選ぶことができるようにしてもよい。例えば、プレーヤーは1〜50の番号の組から{2,5,6,20,35}を選択する。抽選を操る側(lottery authority)は、一組の勝利番号及び一組の補助番号を、同様の番号の組から選ぶだろう。例えば、勝利番号が{7,8,9,20,40}で、補助番号が{2,11,21,35,49}である。プレーヤーは、いくつの補助番号を実施させたいかを示すことによって補助ゲームを行う。プレーヤーが1つの補助番号を実施する場合、彼の5個の番号が、5個の勝利番号+1個の補助番号と比較されるだろう。上述した番号による実施例では、プレーヤーは1つの勝利番号20に一致する。プレーヤーが1つの補助番号を実施する場合、そのプレーヤーは2つの番号{20,2}又は{20,35}と一致するだろう。プレーヤーが2つの補助番号を実施する場合、彼は3つの番号{20,2,35}と一致するだろう。
【0020】
本発明は、スタンドアローン型ゲームマシーン又はゲームサーバー上で実行され得る。スタンドアローン型ゲーム機は表示ユニットと、プレーヤーの選択を含むプレイ紙片をスキャンするためのスキャニングユニット(プレーヤーの入力機器として知られている)と、プレーヤーにチケットを発行するためのチケット発行ユニットと、を含む。ゲーム機は、プレーヤーの即時の選択を可能にする乱数発生器を有するコントローラを備える。そのコントローラは、スキャニングユニットからプレーヤーの賭けを受取り、当該プレーヤーにチケットを発行する。このチケットの発行後、コントローラは一組の勝利番号と一組の補助番号を発生させ、そして上述したようにプレーヤーのチケットに関する一致数を決定する。ゲーム機は図4に示すようなゲームサーバーと接続されていてもよい。ゲーム機402は、通信ネットワーク404を介してサーバー406と接続される。図4に示す実施例の場合、各ゲーム機はプレーヤーから賭け金及び選択を受取り、この賭け情報をサーバー406に渡して、そしてチケットをプレーヤーに発行する。サーバー406は、プレーヤーの選択を受信し、抽選を操る側(lottery authority)によって選択された番号に基づいて勝者を決定する。
【0021】
図5は、ゲームサーバー処理に関するフローチャート500の一例を示している。プレーヤーは一組の番号を選択することによって、抽選ゲーム上での賭けを配置することができる。そしてプレーヤーは、補助ゲームでの参加によって彼の勝利のチャンスを増加したいか否かを示すことができる。プレーヤーは、この抽選ゲームを、通信ネットワークを介して抽選サーバーと接続されたスタンドアローン型抽選ステーション又はコンピュータ端末で行うことができる。プレーヤーの賭け情報及びゲームの選択は、ステップ502で抽選サーバーによって受信され、ステップ504で抽選サーバーはその受信された情報を記録する。
【0022】
所定の時間に、抽選を操る側(lottery authority)は勝利番号の引き当て(抽選)を開始する。勝利番号を引き当てることに加えて、抽選を操る側は一組の補助番号を引き当てる。或いはまた、勝利番号及び補助番号を乱数発生器によって自動的に発生させたり、第三者機関によって手作業で引き当てることができる。ステップ506で、勝利番号及び補助番号の両方が抽選サーバーに提供される。或いはまた、抽選サーバー又はスタンドアローン型抽選ステーションによって勝利番号及び補助番号をランダムに発生させることができる。勝利番号及び補助番号が決定された後、抽選サーバーは、プレーヤーが選択した番号と勝利番号との間の一致数を決定する(ステップ508)。また抽選サーバーは、プレーヤーが補助番号を購入していたかどうかをチェックする(ステップ510)。プレーヤーが補助ゲームを行うことを選択していた場合、プレーヤーの番号は、抽選サーバーによって受信された補助番号と比較される(ステップ512)。最後に、抽選サーバーは、プレーヤーのチケットに関する一致の総数を決定し、そして賞金テーブル内に一致の総数がリストされていれば、そのプレーヤーは賞金を勝ち取る。
【0023】
図5の内容において、例えば、マシーンによる読み出し可能な一連の命令を実行するコンピュータを操作することによって本方法が実現されるようにしてもよい。この命令は、様々なタイプの信号担持媒体(signal-bearing media)又は1次、2次、若しくは3次のデータ記憶媒体に存在することができる。例えば、この媒体は、無線ネットワークの構成要素によってアクセス可能な、或いはその中に存在するRAM(図示せず)を含んでいてもよい。RAM、ディスケット(diskette)、或いは他の2次的記憶媒体であろうとなかろうと、その命令は様々なDASD記憶装置(例えば、従来の“ハードディスクドライブ”やRAIDアレイ)、磁気テープ、電気的読み出し専用メモリ(例えば、ROM,EPROM,EEPROM)、フラッシュメモリカード、光記憶デバイス(例えば、CD−ROM,WORM,DVD,デジタル光テープ)、紙パンチカード、又はデジタル及びアナログ通信媒体を含む適切な他のデータ記憶媒体などのマシーン可読データ記憶媒体に記憶されうる。
【0024】
本発明は、その一実施例を参照して示され且つ述べられてきたが、当業者であれば、特許請求の範囲に述べた本発明の精神及び判から乖離することなく、多くの変更及び詳細がなされることを想到できるであろう。また、図5の方法はシーケンシャルステップを示したものであるが、当業者であればこれとは異なるシーケンスも本発明を実施するのに用いられ得ることを理解できるであろう。更に、本発明の要素は単数で述べられ且つ特許請求されているかもしれないが、単数が明示的に述べられているという制限がない限り、複数の場合も意図したものである。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1a】本発明の抽選ゲームプレイ紙片の実施例である。
【図1b】本発明の抽選ゲームプレイ紙片の実施例である。
【図1c】本発明の抽選ゲームプレイ紙片の実施例である。
【図2a】本発明の抽選ゲームチケットの実施例である。
【図2b】本発明の抽選ゲームチケットの実施例である。
【図2c】本発明の抽選ゲームチケットの実施例である。
【図3】本発明の抽選ゲーム賞金テーブルの一実施例である。
【図4】本発明をサポートするネットワーク・アーキテクチャの一実施例である。
【図5】抽選サーバーの一実施例である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
抽選ゲームを行う方法であって、
複数の第1ゲームしるし(indicia)をプレーヤーから受信し、
前記プレーヤーから補足的な選択のしるしを受信し、
複数の第2ゲームしるし(indicia)を取得し、
複数の補足的なゲームしるし(indicia)を取得し、
前記複数の第1ゲームしるしと、前記複数の第2ゲームしるしとの間の第1の一致数を決定し、
前記第1の一致数及び前記補足的な選択のしるしに従って一致の総数を決定し、
前記一致の総数に基づき賞金を付与する、
ステップを含む方法。
【請求項2】
前記複数の第1ゲームしるしが複数の組から選択され、当該複数の第1ゲームしるしのうちの1つのゲームしるしは前記複数の組のそれぞれから選択され、
前記複数の第2ゲームしるしが前記複数の組から選択され、当該複数の第2ゲームしるしのうちの1つのゲームしるしは前記複数の組のそれぞれから選択され、
前記複数の補足的なゲームしるしが前記複数の組から選択され、当該複数の補足的なゲームしるしのうちの1つのゲームしるしは前記複数の組のそれぞれから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記一致の総数を決定するステップは、更に、
前記補足的な選択のしるしが少なくとも1つの追加数の選択を示す場合、前記複数の第1ゲームしるしと、前記複数の補足的なゲームしるしとの間の第2の一致数を決定する処理と、
前記第1の一致数に前記第2の一致数を加えることによって前記一致の総数決定する処理を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記補足的な選択のしるしによって決まる賭け金を受信するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記補足的な選択のしるしが少なくとも1つの追加数を示す場合に、前記賭け金が増加する、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記一致の総数に従って賞金を決定するステップを更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記複数の第2ゲームしるしを取得するステップは、前記複数の第2のゲームしるしをサードパーティから取得する処理を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の第2ゲームしるしを取得するステップは、前記複数の第2のゲームしるしを乱数発生器から発生させる処理を更に含む請求項1に記載の方法。
【請求項9】
抽選ゲームを行うシステムであって、
通信ネットワークと、
前記通信ネットワークと通信する少なくとも1つのゲーム機と、
前記通信ネットワークを通じて少なくとも1つのゲーム機と通信するサーバーであって、抽選ゲームを主催し、且つ、
前記少なくとも1つのゲーム機から複数の第1ゲームしるし(indicia)を受信し、
前記少なくとも1つのゲーム機から補足的な選択のしるしを受信し、
複数の第2ゲームしるしを取得し、
複数の補足的なゲームしるしを取得し、
前記複数の第1ゲームしるしと、前記複数の第2ゲームしるしとの間の第1の一致数を決定し、
前記第1の一致数及び前記補足的な選択のしるしに従って一致の総数を決定し、
前記一致の総数に基づき賞金を付与する、ことが実行できる当該サーバーと、
を備えたシステム。
【請求項10】
前記複数の第1ゲームしるしが複数の組から選択され、当該複数の第1ゲームしるしのうちの1つのゲームしるしは前記複数の組のそれぞれから選択され、
前記複数の第2ゲームしるしが前記複数の組から選択され、当該複数の第2ゲームしるしのうちの1つのゲームしるしは前記複数の組のそれぞれから選択され、
前記複数の補足的なゲームしるしが前記複数の組から選択され、当該複数の補足的なゲームしるしのうちの1つのゲームしるしは前記複数の組のそれぞれから選択される、請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
前記サーバーは、前記補足的な選択のしるしによって決まる賭け金を受信することができる、請求項9に記載のシステム。
【請求項12】
前記補足的な選択のしるしが少なくとも1つの追加数を示す場合に、前記賭け金が増加する、請求項11に記載のシステム。
【請求項13】
前記ゲーム機は、前記複数の第1ゲームしるし及び前記補足的な選択のしるしへの情報を包含するチケットを前記プレーヤーに発行する、請求項9に記載のシステム。
【請求項14】
前記サーバーは、前記一致の総数に従って賞金を決定する請求項9に記載のシステム。
【請求項15】
前記サーバーは、前記複数の第2ゲームしるしをサードパーティから取得する請求項9に記載のシステム。
【請求項16】
前記サーバーは、前記複数の第2のゲームしるしを乱数発生器から発生する請求項9に記載のシステム。
【請求項17】
抽選ゲームを行うシステムであって、
通信ネットワーク手段と、
前記通信ネットワーク手段と通信して前記抽選ゲームを実施する手段と、
前記通信ネットワーク手段を通じて前記抽選ゲームを実施する手段と通信するサーバーであって、抽選ゲームを主催し、且つ、
前記抽選ゲームを実施する手段から複数の第1ゲームしるし(indicia)を受信し、
前記抽選ゲームを実施する手段から補足的な選択のしるしを受信し、
複数の第2ゲームしるしを取得し、
複数の補足的なゲームしるしを取得し、
前記複数の第1ゲームしるしと、前記複数の第2ゲームしるしとの間の第1の一致数を決定し、
前記第1の一致数及び前記補足的な選択のしるしに従って一致の総数を決定し、
前記一致の総数に基づき賞金を付与する、ことが実行できる当該サーバーと、
を備えたシステム。

【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2008−526439(P2008−526439A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−551355(P2007−551355)
【出願日】平成18年1月11日(2006.1.11)
【国際出願番号】PCT/US2006/000990
【国際公開番号】WO2006/076436
【国際公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【出願人】(507269142)サイエンティフィック ゲイムズ インターナショナル インコーポレイテッド (7)
【Fターム(参考)】