説明

複合サッシの框体

【課題】小さくて取付性のよいカバー体を用いることのできる複合サッシの框体を提供する。
【解決手段】上下の横框50の端面を左右の縦框60の側面に突き合わせ方形状に框組みしてなり、横框50と縦框60は室外側の金属框51、61と金属框の室内側露出面を覆う樹脂框52、62とから構成されてなる框体において、縦框60と横框50を構成する金属框51、61と樹脂框52、62の端面は略面一状とされ、縦框60の内周側上下端部は横框50の断面形状に略適合するように金属框61と樹脂框62が面一状に切り欠かれた切欠端面61a、62aを有し、縦框60には切欠端面を覆う端面カバー体70を設けてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複合サッシに用いられる框体に関し、特に室外側が金属材からなり室内側が樹脂材からなる複合材により構成される複合サッシの框体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、室外側が金属材からなり、室内側が樹脂材からなる複合材により構成される框体が知られている。框体は、上下の横框と左右の縦框とを方形状に框組みしてなるものである。そして框体の内部にはガラス体が納められて障子を構成する。この障子は、一般的に複合材から構成される枠体内に納められるものである。
【0003】
従来の複合サッシの框体を構成する框材は、金属材を横框及び縦框に相当する長さに切断すると共に、端面付近に所定の切断加工等を施し、またそれとは別に樹脂材を金属材の室内側露出面に相当する長さに切断すると共に、端面付近に所定の切断加工等を施し、その上で樹脂材を金属材にスライドさせて取付け、さらに適所をカシメにより固定して製造していた。
【0004】
横框は、内周側にはガラス体を納めるためのガラス開口溝を有し、外周側には枠体のレールに案内されるレール溝を有している。レール溝はガラス開口溝よりも幅狭であるため、横框の室内面には段差が形成されている。縦框は、横框の端面が突き合わされる内周面上下端部について、横框の形状に合わせて段差を有するように切り欠かれ、切欠端面を有している。
【0005】
そして、縦框の内周面の上下端部にそれぞれ横框の端面を突き合わせ、固定することで横框と縦框を連結して框体を構成する。ここで、従来の框材を用いた場合は、樹脂框の端面は切欠端面と面一状となるように形成される。すなわち、金属框の切欠端面よりも端面側である框体の角部については樹脂框が設けられていない。そこで、金属框の角部を覆うカバー体が取付けられる。このようなカバー体が取付けられた框体としては例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
【特許文献1】特開2002−180753号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来の複合サッシの框体では、金属框の角部全体を覆うカバー体を用いていたので、カバー体が大きくなり、コストアップの原因であると共に、框体に対する取付性も悪いものであった。また、特許文献1の図6に示すように、樹脂縦框のガラス開口溝を構成する部分についてはカバー体で覆われていなかった。
【0007】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、小さくて取付性のよいカバー体を用いることのできる複合サッシの框体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る複合サッシの框体は、上下の横框の端面を左右の縦框の側面に突き合わせ方形状に框組みしてなり、上記横框と縦框は室外側の金属框と該金属框の室内側露出面を覆う樹脂框とから構成されてなる複合サッシの框体において、
上記縦框と横框を構成する金属框と樹脂框の端面は略面一状とされ、上記縦框の内周側上下端部は上記横框の断面形状に略適合するように上記金属框と樹脂框が面一状に切り欠かれた切欠端面を有し、上記縦框には上記切欠端面を覆う端面カバー体を設けてなることを特徴として構成されている。
【0009】
また、本発明に係る複合サッシの框体は、上記縦框は内周面の長手方向略全長に渡ってガラス開口溝を有すると共に、該ガラス開口溝の底面に凹状の固定部を形成してなり、上記端面カバー体は上記固定部に差し込まれる差込部を有してなることを特徴として構成されている。
【0010】
さらに、本発明に係る複合サッシの框体は、上記差込部は上記端面カバー体の前面下端部よりも下方まで延びてなることを特徴として構成されている。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る複合サッシの框体によれば、金属框と樹脂框の端面は略面一状とされていることにより、横框と縦框の連結部分まで樹脂框が設けられることになり、縦框の内周側上下端部は横框の断面形状に略適合するように金属框と樹脂框が面一状に切り欠かれた切欠端面を有し、縦框には切欠端面を覆う端面カバー体を設けてなることにより、端面カバー体が切欠端面のみを覆うことから、安価でかつ取付性のよいカバー体を用いたものとすることができる。
【0012】
また、本発明に係る複合サッシの框体によれば、縦框のガラス開口溝の底面に凹状の固定部を形成し、端面カバー体は固定部に差し込まれる差込部を有してなることにより、縦框に差し込むことで容易にカバー体を取付けることができる。
【0013】
さらに、本発明に係る複合サッシの框体によれば、差込部は端面カバー体の前面下端部よりも下方まで延びてなることにより、差込部の挿入長さを大きくすることができ、端面カバー体を縦框に対して強固に取付けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1は、本実施形態における框体2を用いたサッシの縦断面図であり、図2はその横断面図である。本実施形態の框体2は、横框である下框40及び上框50と、左右の縦框60とを方形状に框組みしてなるものであって、その内部にガラス体3を納めて障子を構成する。障子は、外障子4と内障子5とが用意され、これらは建物開口部に設けられる枠体1内に引き違い状に納められて、引き違いサッシを構成する。
【0015】
まず、図1及び図2によりサッシ全体について説明する。枠体1は、金属材からなる金属下枠11と金属上枠21及び左右の金属縦枠31、31を方形状に枠組みしてなり、それが建物開口部に対して固定されている。枠体1は、その見込方向中間位置に四周に渡って設けられるフィン8が建物躯体に当接し、ビス止めされることで固定されている。すなわち、このサッシはいわゆる半外付けサッシである。また、金属下枠11の室内面下端部には、室内側に向かって突出する固定部11dが形成されており、この固定部11dも建物躯体に対してビス止めされる。
【0016】
金属下枠11の上面には、その長手方向略全長に渡って外レール11aと内レール11b及び網戸レール11cが形成されており、外レール11aは外障子4を、内レール11bは内障子5を、網戸レール11cは網戸6を、それぞれサッシの長手方向に案内する。また、金属上枠21の下面には、その長手方向略全長に渡って外レール21aと内レール21b及び網戸レール21cが形成されている。これらは金属下枠11の各レールと対応した位置に形成されており、それぞれ外障子4と内障子5及び網戸6をサッシの長手方向に案内する。
【0017】
金属縦枠31の内周面には、外障子4を閉じた状態でその側面と対向する位置に外突出部31aが長手方向略全長に渡って設けられる。また、内障子5を閉じた状態でその側面と対向する位置に内突出部31bが長手方向略全長に渡って設けられる。これらは、外障子4及び内障子5を閉じた際にサッシの気密性及び水密性を確保するために設けられている。
【0018】
枠体1の室内側端部には、四周に渡って室内樹脂枠が設けられている。金属下枠11の室内側端部には、室内樹脂下枠13が設けられる。この室内樹脂下枠13は、内レール11bと金属下枠11の室内面との間に形成される凹部内に納められ、さらに金属下枠11の室内面よりも室内側に向かって延出する室内延出部13aを有してなるものである。
【0019】
金属上枠21の室内側端部に設けられる室内樹脂上枠23も、同様に内レール21bと金属上枠21の室内面との間に形成される凹部内に納められ、さらに金属上枠21の室内面よりも室内側に向かって延出する室内延出部23aを有してなる。
【0020】
また、金属縦枠31の室内側端部に設けられる室内樹脂縦枠33は、内障子5が閉じた状態でそれと対向する側の金属縦枠31に対しては、内突出部31bよりも室内側に設けられ、さらに室内側に向かって延出する室内延出部33aを有してなる。外障子4が配置される側の金属縦枠31に取付けられる室内樹脂縦枠33は、金属材ができるだけ室内側に露出しないように、内障子5が配置される側の金属縦枠31に取付けられる室内樹脂縦枠33よりも室外側に延長した延長部33bを有して構成される。延長部33bは、外障子4を閉じた状態におけるその室内面の近傍位置まで延長されている。
【0021】
次に、外障子4と内障子5について説明する。これらの障子は、横框である下框40及び上框50と、左右の縦框60、60とを方形状に框組みしてなる框体2の内部に、ガラス体3を納めてなるものである。そして、框体2は、室外側に金属材を配し、室内側に樹脂材を配した複合材からなるものである。
【0022】
下框40は、室外側の金属下框41と、その室内面に取付けられる板状の樹脂下框42とから構成されている。樹脂下框42は、金属下框41に係合し固定される。下框40の上部は、長手方向略全長に渡って、グレチャン7を挟持しガラス体3を納めることができるように、凹形状とされた溝状のガラス開口部45を形成している。
【0023】
ガラス開口部45の室外側は金属下框41、室内側は樹脂下框42により構成されている。すなわち、ガラス体3の室外面は金属下框41により支持され、室内面は樹脂下框42により支持されている。また、下框40の下端部には、溝状のレール溝46が形成されており、そこに戸車43が設けられて、外障子4は外レール11aに、内障子5は内レール11bに、それぞれ載置される。内障子5では、ガラス開口部45よりもレール溝46の方が幅狭に形成されており、このため下框40の室内面には段差が形成されている。
【0024】
上框50は、室外側の金属上框51と、その室内面に取付けられる板状の樹脂上框52とから構成されている。樹脂上框52は、金属上框51に係合し固定される。上框50の下部は、長手方向略全長に渡って、グレチャン7を挟持しガラス体3を納めることができるように、凹形状とされた溝状のガラス開口部55を形成している。そして、下框40と同様、それに納められるガラス体3は、室外面を金属上框51により、室内面を樹脂上框52により、それぞれ支持される。上框50の上端部には、溝状のレール溝56が形成されている。下框40と同様に、内障子5の上框50では、ガラス開口部55よりもレール溝56の方が幅狭に形成されており、このため上框50の室内面には段差が形成されている。
【0025】
縦框60は、枠側縦框60aと召合せ框60bとで形状が異なる。枠側縦框60aは、左右いずれも室外側の金属縦框61と、その室内面に取付けられる板状の樹脂縦框62とから構成されている。召合せ框60bは、外障子4側は金属材からなる召合せ金属框63のみから構成され、内障子5側は召合せ金属框63と、その室内露出面に取付けられる板状の召合せ樹脂框64とから構成される。
【0026】
また、内障子5の召合せ金属框63における室内露出面は、その室内面及び側面の二面あるため、召合せ樹脂框64はそれらの面を覆うように断面略L字状とされている。また、召合せ樹脂框64は召合せ金属框63の室内面及びその背面となる室外面にそれぞれ係合し固定される。
【0027】
金属縦框61の内周面には、グレチャン7を挟持しガラス体3を納めることができるように、凹形状で溝状のガラス開口部65が形成されている。樹脂縦框62の内周側の先端部62aは、断面略コ字状に形成され、それが金属縦框61の先端に係合してグレチャン7に圧接する。したがって、縦框60においても、ガラス体3の室外面は金属縦框61により、室内面は樹脂縦框62により、それぞれ支持される。これによって、樹脂縦框62とグレチャン7とが連続状となって、金属縦框61を室内側に露出させない美観のよいサッシとすることができる。
【0028】
図3には、内障子5として用いられる框体2の斜視図を示す。この図に示すように、横框である下框40と上框50、及び左右の縦框60、60は方形状に框組みされる。横框は溝状に形成されてなる縦框60のガラス開口部65に納められ固定されている。図3における右側の縦框60は、内障子5を閉じた状態で縦枠30側に配される枠側縦框60aであり、左側の縦框60は、外障子4の縦框60と召合せ状態となる召合せ框60bである。
【0029】
内障子5では、枠側縦框60aと召合せ框60bのいずれも室内露出面を有しているため、それぞれに樹脂縦框62と召合せ樹脂框64が取付けられている。そして、図3に示すように、枠側縦框60aは、金属縦框61と樹脂縦框62の上端面が階段状で略面一状とされており、召合せ框60bは、召合せ金属框63と召合せ樹脂框64の上端面が階段状で略面一状とされている。また、枠側縦框60aと召合せ框60bの下端面も同様であり、下框40と上框50の両端面についても、金属材と樹脂材の端面が略面一状とされている。枠側縦框60aにおいて階段状に形成された上下端面には、それぞれ端面カバー体70が設けられる。その詳細については後述する。
【0030】
このように、各框を構成する金属框と樹脂框との端面が略面一状とされているのは、金属框の断面形状を有する長尺状の金属材に対し、樹脂框の断面形状を有する長尺状の樹脂材をあらかじめ取付けて複合材を形成しておき、その複合材を所定長さに切断して各框を形成するためである。すなわち、金属材と樹脂材が同時に切断されるためである。このように金属材と樹脂材の同時切断により框材を形成したことにより、金属材と樹脂材の端面が略面一状となり、各框の端部まで樹脂材が設けられることになる。したがって、横框と縦框の連結部分において金属材の露出部分を少なくすることができる。
【0031】
図4には、上框50と枠側縦框60aの連結部分の斜視図を示す。枠側縦框60aの上端部近傍は、段差を有する上框50の断面形状に略適合するように、階段状に切り欠かれている。枠側縦框60aは、上述のように金属材に樹脂材を取付けた状態で同時切断され形成されており、端部を切り欠く際にも金属縦框61と樹脂縦框62が同時切断される。したがって、切欠部分の端面は金属縦框61と樹脂縦框62とで面一状となる。すなわち、金属縦框61の切欠端面61aと樹脂縦框62の切欠端面62aとが面一状で室内側に露出した状態となる。
【0032】
また、枠側縦框60aのガラス開口部65に挿入された上框50の端面についても、一部が露出した状態となっている。これら枠側縦框60aの切欠端面61a、62a及び上框50の端面が室内側に直接露出しないように、この部分に端面カバー体70を取付ける。各切欠端面61a、62aは枠側縦框60aの上端から縦方向に伸びる端面と、枠側縦框60aのガラス開口部65の上端において横方向に伸びる端面とからなっている。従来の端面カバー体では、縦方向の端面のみを覆っていたのに対し、本発明の端面カバー体70は、縦方向と横方向の両方の端面を覆うものである。
【0033】
図5には、端面カバー体70の斜視図を示している。また、図6には、図5とは反対側から見た端面カバー体70の斜視図を示している。端面カバー体70は、枠側縦框60aの縦方向の切欠端面61a、62aを覆う縦カバー部71と、枠側縦框60aの横方向の切欠端面61a、62aを覆う横カバー部72とが略直交配置され、それらが一体的に形成されている。また、縦カバー部71の後方側には突起状の差込部73が形成されており、この差込部73は、横カバー部72の前面下端部よりも下方位置まで突出して形成されている。
【0034】
端面カバー体70は、差込部73を金属縦框61に形成された固定部61bに挿入して固定される。固定部61bは、図2に示すように、内障子5の枠側縦框60aにおいて、ガラス開口部65の底面に凹形状に形成される。差込部73は、この固定部61bに対して枠側縦框60aの上端面から挿入され、固定される。
【0035】
図6には、端面カバー体70を枠側縦框60aに対して取付けた状態の斜視図を示す。この図では、端面カバー体70に加えて縦框60の上端面に上端ブロック75を取付けてある。端面カバー体70は、縦カバー部71により枠側縦框60aの縦方向の切欠端面61a、62aを覆い、横カバー部72により枠側縦框60aの横方向の切欠端面61a、62aを覆っている。また、上框50の端面のうち、露出した部分についても併せて覆っている。
【0036】
端面カバー体70は、枠側縦框60aと上框50との連結部分だけでなく、枠側縦框60aと下框40との連結部分にも設けられる。枠側縦框60aは長手方向に同じ断面形状を有し、また下框40は上框50を上下反転させた形状に形成されているので、端面カバー体70は枠側縦框60aと上框50との連結部分のものと同様に設けられる。
【0037】
端面カバー体70を設けることにより、枠側縦框60aと上框50ないし下框40の連結部分において露出する端面を覆うことができるので、室内側から見て意匠性の高い框体2とすることができる。また、金属縦框61の切欠端面61aを覆うことにより、断熱性も高めることができる。
【0038】
また、上述のように金属材と樹脂材の端面が面一状とされ、樹脂材が框材の端部にまで設けられていることにより、横框と縦框の連結部分を覆う端面カバー体70を小さくすることができ、コストダウンすることができると共に、端面カバー体70の取付性をよくすることができる。特に、金属縦框61に固定部61bを設け、端面カバー体70にはその前面下端部よりも下方まで突出させた差込部73を設け、差込部73を固定部61bに挿入して固定するようにしているので、端面カバー体70を容易に取付固定することができる。
【0039】
これまで、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本実施形態における框体を用いたサッシの縦断面図である。
【図2】本実施形態における框体を用いたサッシの横断面図である。
【図3】内障子に用いられる框体の斜視図である。
【図4】端面カバー体を取付ける前の状態における上框と枠側縦框の連結部分の斜視図である。
【図5】端面カバー体の斜視図である。
【図6】図5とは逆方向から見た端面カバー体の斜視図である。
【図7】端面カバー体を取付けた状態における上框と枠側縦框の連結部分の斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 枠体
2 框体
3 ガラス体
4 外障子
5 内障子
10 下枠
20 上枠
30 縦枠
40 下框
50 上框
55 ガラス開口部
56 レール溝
60 縦框
60a 枠側縦框
60b 召合せ框
61 金属縦框
61a 切欠端面
61b 固定部
62 樹脂縦框
62a 切欠端面
70 端面カバー体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下の横框の端面を左右の縦框の側面に突き合わせ方形状に框組みしてなり、上記横框と縦框は室外側の金属框と該金属框の室内側露出面を覆う樹脂框とから構成されてなる複合サッシの框体において、
上記縦框と横框を構成する金属框と樹脂框の端面は略面一状とされ、上記縦框の内周側上下端部は上記横框の断面形状に略適合するように上記金属框と樹脂框が面一状に切り欠かれた切欠端面を有し、上記縦框には上記切欠端面を覆う端面カバー体を設けてなることを特徴とする複合サッシの框体。
【請求項2】
上記縦框は内周面の長手方向略全長に渡ってガラス開口溝を有すると共に、該ガラス開口溝の底面に凹状の固定部を形成してなり、上記端面カバー体は上記固定部に差し込まれる差込部を有してなることを特徴とする請求項1記載の複合サッシの框体。
【請求項3】
上記差込部は上記端面カバー体の前面下端部よりも下方まで延びてなることを特徴とする請求項2記載の複合サッシの框体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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