複数の矩形の床板を集結し、新規の床面を構築する固定具。
【課題】既存の床にセメントや接着剤を用いずに、新しく着脱可能な床面構成を形成する。
【解決手段】既存のコンクリートの床面に３種の固定具３Ａ、３Ｂ、３Ｃを適度な配置で互いに組み合わされるように設置し、そこに、複数の矩形で、規格化されたタイルや大理石等の床板４が規律正しく所定の目地間隔で互いに載置・連結結合されて、大小様々な矩形の新しい床面構成を構築する。
【解決手段】既存のコンクリートの床面に３種の固定具３Ａ、３Ｂ、３Ｃを適度な配置で互いに組み合わされるように設置し、そこに、複数の矩形で、規格化されたタイルや大理石等の床板４が規律正しく所定の目地間隔で互いに載置・連結結合されて、大小様々な矩形の新しい床面構成を構築する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、建築基材上へ複数の矩形の床板を集結し連結して、規律正しく配列する固定具であり、主としてコンクリート構造の床面仕上として使用される。
【背景技術】
【０００２】
特開２００４−１１６０００号公報にはコンクリート床面に接着性のシートを貼込その上に複合床材を着脱可能に載置したもので、その使用される複合床材の材質はコンクリート床面になじみ易く、弾性に富んで、更に密着性に良い材質の物に限られている。
【特許文献１】特開２００４−１１６０００号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
セメントや接着剤など一切使用せず、使用される床板の材質や性質も問わず、更に着脱可能な見栄の良い床面仕上のシステムを構築することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、上記課題を一気に解決した固定具を提供する。
請求項１は、建築基材上に、複数の矩形の床板を、所定の目地間隔で、規律正しく配列し、床面仕上を構成する固定具であって、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の二側面にＬ字状で上向きに外壁を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【０００５】
請求項２は、請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の一側面に外壁と、その中央から、該底盤を左右均等に二分割した隔壁が共に上向きでＴ字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【０００６】
請求項３は、請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、該底盤の中心より各外辺の中央に向かって均等に四分割した隔壁が上向きで十字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【発明の効果】
【０００７】
セメントや接着材等を使用せず、乾式で床面仕上を構築出来る。
【０００８】
着脱が可能なため、下地コンクリート面の水洗いが出来、又敷き込まれた床板は日光や外気に当てて乾燥させることがることが出来、衛生的で健康に適した床面仕上を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
本発明は、既存のコンクリートの床面を新しく床面仕上を構成する固定具であり、その固定具は、錆び難い硬質樹脂系か金属系で製作されており、３種の型があって、夫々の底盤の裏面に、ポリウレタン系の厚さ２ｍｍ位の、寸法合わせした接着性のシートを貼り付け、該コンクリートの床面の汚れを綺麗に清掃の上、複数の該３種の固定具を適度な配置で互いに組み合わされるように設置し、そこに、複数の矩形で、規格化されたタイルや大理石等の床板が載置され、連結結合されて、大小様々な矩形の新しい床面構成を構築することを可能にした。
【００１０】
図１に示すように、該固定具３Ａは、床面構成の四隅部に設置され、図３に示すようにその形状は略矩形の底盤であり、外辺の二側面にＬ字状で上向きに外壁を形成しており、該底盤の厚みは１〜２ｍｍ、幅及び奥行共４０〜５０ｍｍ程度、該外壁の高さは５〜６ｍｍ、厚みは３〜６ｍｍ、が適切である。
【００１１】
図１に示すように、該固定具３Ｂは、床面構成の四隅部を除く外周部に設置され、図４に示すようにその形状は略矩形の底盤であり、その外辺の一側面に外壁と、該底盤を左右均等に二分割した隔壁が共に上向きでＴ字状を形成しており、該底盤の厚みは１〜２ｍｍ、幅は５０〜６０ｍｍ、奥行は４０〜５０ｍｍ、該外壁及び隔壁の高さは５〜６ｍｍ、厚みは３〜６、が適切である。
【００１２】
図１に示すように、該固定具３Ｃは、床面構成の外周部に面しない箇所に設置され、図５に示すようにその形状は略矩形の底盤であり、該底盤の中心より各外辺の中央に向かって均等に四分割した隔壁が上向きで十字状を形成しており、該底盤の厚みは１〜２ｍｍ、幅及び奥行共５０〜６０ｍｍ、該隔壁の高さは５〜６ｍｍ、厚みは３〜６ｍｍ、が適切である。
【図面の簡単な説明】
【００１３】
【図１】床面構成、平面図
【図２】固定具の組み合わせ、図
【図３】固定具のＡ型、平面図
【図４】固定図のＢ型、平面図
【図５】固定具のＣ型、平面図
【図６】床面構成、断面詳細図
【符号の説明】
【００１４】
１ 既存床コンクリート
２ 接着性シート
３ 固定具
４ 新規床板
【技術分野】
【０００１】
本発明は、建築基材上へ複数の矩形の床板を集結し連結して、規律正しく配列する固定具であり、主としてコンクリート構造の床面仕上として使用される。
【背景技術】
【０００２】
特開２００４−１１６０００号公報にはコンクリート床面に接着性のシートを貼込その上に複合床材を着脱可能に載置したもので、その使用される複合床材の材質はコンクリート床面になじみ易く、弾性に富んで、更に密着性に良い材質の物に限られている。
【特許文献１】特開２００４−１１６０００号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
セメントや接着剤など一切使用せず、使用される床板の材質や性質も問わず、更に着脱可能な見栄の良い床面仕上のシステムを構築することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
本発明は、上記課題を一気に解決した固定具を提供する。
請求項１は、建築基材上に、複数の矩形の床板を、所定の目地間隔で、規律正しく配列し、床面仕上を構成する固定具であって、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の二側面にＬ字状で上向きに外壁を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【０００５】
請求項２は、請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の一側面に外壁と、その中央から、該底盤を左右均等に二分割した隔壁が共に上向きでＴ字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【０００６】
請求項３は、請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、該底盤の中心より各外辺の中央に向かって均等に四分割した隔壁が上向きで十字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【発明の効果】
【０００７】
セメントや接着材等を使用せず、乾式で床面仕上を構築出来る。
【０００８】
着脱が可能なため、下地コンクリート面の水洗いが出来、又敷き込まれた床板は日光や外気に当てて乾燥させることがることが出来、衛生的で健康に適した床面仕上を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００９】
本発明は、既存のコンクリートの床面を新しく床面仕上を構成する固定具であり、その固定具は、錆び難い硬質樹脂系か金属系で製作されており、３種の型があって、夫々の底盤の裏面に、ポリウレタン系の厚さ２ｍｍ位の、寸法合わせした接着性のシートを貼り付け、該コンクリートの床面の汚れを綺麗に清掃の上、複数の該３種の固定具を適度な配置で互いに組み合わされるように設置し、そこに、複数の矩形で、規格化されたタイルや大理石等の床板が載置され、連結結合されて、大小様々な矩形の新しい床面構成を構築することを可能にした。
【００１０】
図１に示すように、該固定具３Ａは、床面構成の四隅部に設置され、図３に示すようにその形状は略矩形の底盤であり、外辺の二側面にＬ字状で上向きに外壁を形成しており、該底盤の厚みは１〜２ｍｍ、幅及び奥行共４０〜５０ｍｍ程度、該外壁の高さは５〜６ｍｍ、厚みは３〜６ｍｍ、が適切である。
【００１１】
図１に示すように、該固定具３Ｂは、床面構成の四隅部を除く外周部に設置され、図４に示すようにその形状は略矩形の底盤であり、その外辺の一側面に外壁と、該底盤を左右均等に二分割した隔壁が共に上向きでＴ字状を形成しており、該底盤の厚みは１〜２ｍｍ、幅は５０〜６０ｍｍ、奥行は４０〜５０ｍｍ、該外壁及び隔壁の高さは５〜６ｍｍ、厚みは３〜６、が適切である。
【００１２】
図１に示すように、該固定具３Ｃは、床面構成の外周部に面しない箇所に設置され、図５に示すようにその形状は略矩形の底盤であり、該底盤の中心より各外辺の中央に向かって均等に四分割した隔壁が上向きで十字状を形成しており、該底盤の厚みは１〜２ｍｍ、幅及び奥行共５０〜６０ｍｍ、該隔壁の高さは５〜６ｍｍ、厚みは３〜６ｍｍ、が適切である。
【図面の簡単な説明】
【００１３】
【図１】床面構成、平面図
【図２】固定具の組み合わせ、図
【図３】固定具のＡ型、平面図
【図４】固定図のＢ型、平面図
【図５】固定具のＣ型、平面図
【図６】床面構成、断面詳細図
【符号の説明】
【００１４】
１ 既存床コンクリート
２ 接着性シート
３ 固定具
４ 新規床板
【特許請求の範囲】
【請求項１】
建築基材上に、複数の矩形の床板を、所定の目地間隔で、規律正しく配列し、床面仕上を構成する固定具であって、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の二側面にＬ字状で上向きに外壁を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【請求項２】
請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の一側面に外壁と、その中央から、該底盤を左右均等に二分割した隔壁が共に上向きでＴ字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【請求項３】
請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、該底盤の中心より各外辺の中央に向かって均等に四分割した隔壁が上向きで十字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【請求項１】
建築基材上に、複数の矩形の床板を、所定の目地間隔で、規律正しく配列し、床面仕上を構成する固定具であって、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の二側面にＬ字状で上向きに外壁を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【請求項２】
請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、その外辺の一側面に外壁と、その中央から、該底盤を左右均等に二分割した隔壁が共に上向きでＴ字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【請求項３】
請求項１に記載の固定具において、その形状は略矩形の底盤であり、該底盤の中心より各外辺の中央に向かって均等に四分割した隔壁が上向きで十字状を形成しており、該底盤上に、該複数の矩形の床板の一角部が搭載され床面構成の一部を構築することを特徴とする固定具。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２００９−１９７５６４（Ｐ２００９−１９７５６４Ａ）
【公開日】平成２１年９月３日（２００９．９．３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００８−６８５０１（Ｐ２００８−６８５０１）
【出願日】平成２０年２月２０日（２００８．２．２０）
【出願人】（５９３０６３３４５）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年９月３日（２００９．９．３）
【国際特許分類】
【出願日】平成２０年２月２０日（２００８．２．２０）
【出願人】（５９３０６３３４５）
【Ｆターム（参考）】
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