説明

誘導加熱調理器

【課題】電気オーブンの排気筒挿入用の開口部を塞ぐ排気筒挿入カバーを本体の排気口の上から着脱できる。
【解決手段】本体2後部に電気オーブン50の排気筒51挿入用の開口部2aを設け、開口部2aは排気部13と連通し、開口部2aを塞ぐ排気筒挿入カバー20を設け、排気部13内の上向き面に固定孔22を設け、電気オーブン50を使用せず排気筒51を装着しない場合に排気口8の上から排気筒挿入カバー20を排気部13内の固定孔22に固定ネジ21で固定して開口部2aを塞ぎ、電気オーブン50の排気筒51を排気口8から開口部13に挿入して装着する際に排気口8の上から排気筒挿入カバー20を取外しでき、排気筒51を固定孔22に固定ネジ21で固定できることとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、下方に組み込み式の電気オーブンを設置可能な、組み込み式の誘導加熱調理器に関する。
【背景技術】
【0002】
いわゆるオール電化住宅では、システムキッチンに組み込んだ誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)の下方に、電気オーブンが組み込まれる場合がある。
【0003】
この場合、電気オーブンの排気(熱気)がシステムキッチン内に排出されるのを防ぐため、電気オーブンの排気(熱気)をシステムキッチンの外部に排出する排気筒を設ける必要がある。このような排気筒の装着に対応した誘導加熱調理器の例として、2009年8月に発売が開始された、日立アプライアンス(株)製 HT−D20TSがある。この構成を図9,図10を用いて説明する。
【0004】
システムキッチンに電気オーブンを組み込まない場合は、図9に示すように、排気筒挿入カバー120が本体102の背面から固定ネジ121でネジ止めされた状態でシステムキッチンに組み込まれる。
【0005】
一方、システムキッチンに電気オーブンを組み込む場合は、図10に示すように、排気筒挿入カバー120や固定ネジ121を取り外した状態でシステムキッチンに組み込まれる。図10に示す状態のとき、本体102を上下に貫通する開口部102aが開口しているので、電気オーブンの排気は、開口部102aを通して設けられる排気筒を介してシステムキッチンの外部に排出することができる。
【0006】
なお、日立アプライアンス(株)製 HT−D20TSの上記構成に関する公知文献は存在しないため、先行技術文献の添付は省略する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図9,図10に示す従来の誘導加熱調理器では、排気筒挿入カバー120を本体102の後方から固定ネジ121で固定しているので、システムキッチンに本体102を組込んだ状態で固定ネジ121を外すことはできなかった。このため、電気オーブンを追加して設置する際に開口部102aを開口させたい場合には、本体102の背面にある固定ネジ121にアクセスするため、本体102をシステムキッチンから一度取外す必要があり、作業性が非常に悪かった。
【0008】
本発明は、誘導加熱調理器が組み込まれたシステムキッチンに電気オーブンを追加して設置する際の作業性を高めることができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、請求項1では、本体上面に設けられたトッププレートと、該トッププレートの周囲に接着されたトッププレート枠と、本体内に配置された誘導加熱コイルと、基板と、前記誘導加熱コイルと前記基板の排気部と、前記トッププレート枠に設け前記排気部と連通する排気口を備える誘導加熱調理器において、前記本体後部に電気オーブンの排気筒挿入用の開口部を設け、該開口部は前記排気部と連通し、前記開口部を塞ぐ排気筒挿入カバーを設け、前記排気部内の上向き面に固定孔を設け、前記電気オーブンを使用せず前記排気筒を装着しない場合に前記排気口の上から前記排気筒挿入カバーを前記排気部内の前記固定孔に前記固定ネジで固定して前記開口部を塞ぎ、前記電気オーブンの前記排気筒を前記排気口から前記開口部に挿入して設置する際に前記排気口の上から前記排気筒カバーを取外しでき、前記排気筒を前記固定孔に固定ネジで固定できるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明の請求項1によれば、電気オーブンを使用しない場合には、本体の排気筒を挿入する開口部は排気筒カバーで閉塞されるため、システムキッチン内に排気が漏れず、温度上昇することなく使い勝手が良く、本体の上面に連通する通路がないため、本体上面で隣接する吸気口や排気口に虫が侵入する恐れがなくなり、故障を防止できる。
【0011】
また、上記排気筒の周囲を包囲する仕切板が不要でコスト高を抑えることができる。
【0012】
また、排気筒挿入カバーと排気筒を本体の内部で固定ネジにて固定するため、トッププレートやトッププレート枠などの外観に傷が付かず、顧客に不満感を与えることがない。
【0013】
また、システムキッチンに本体を組込んだ後に電気オーブンを追加して設置する場合に、本体をシステムキッチンから外すことなく排気口の上から前記排気筒カバーが着脱できるので、作業性が大変良く、システムキッチンに傷が付かず、顧客に不満感を与えることがない。
【0014】
また、固定ネジでネジ締めしていた固定孔に、前記固定ネジでネジ止めするので、ネジ締めし易く確実な作業ができる。
【0015】
また、電気オーブンとの組合せ使用を止め、電気オーブンを撤去して本体だけで使用する場合にも、開口部を排気筒カバーで閉塞する修復も作業性が良く確実な作業でできるので、本体を不自由なく使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】上部に誘導加熱調理器を組み込み、下部に電気オーブンを組み込んだ、システムキッチンの概略図である。
【図2】一実施例の誘導加熱調理器の外観斜視図である。
【図3】トッププレートを外した状態の、一実施例の誘導加熱調理器の斜視図である。
【図4】排気口のガードを外した状態の、一実施例の誘導加熱調理器の上面図である。
【図5】誘導加熱調理器と電気オーブンを接続する第1工程を示す斜視図である。
【図6】誘導加熱調理器と電気オーブンを接続する第2工程を示す斜視図である。
【図7】誘導加熱調理器と電気オーブンを接続する第3工程を示す斜視図である。
【図8】誘導加熱調理器と電気オーブンを接続する第4工程を示す斜視図である。
【図9】排気筒挿入カバーを取り付けた状態の、従来の誘導加熱調理器の斜視図である。
【図10】排気筒挿入カバーを取り外した状態の、従来の誘導加熱調理器の分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
【0018】
図1において、1はシステムキッチンで、天板に設けた上面開口部1a、前面上部に設けた前面開口部1b、前面下部に設けた門状の下開口部1cの3つの開口部を備えている。2は上面開口部からシステムキッチン1の上部に組み込まれ、前面開口部1bから前面が露出する誘導加熱調理器の本体である。
【0019】
また、50は下開口部1cからシステムキッチン1の下部に組み込まれた電気オーブンである。なお、電気オーブンに代え、電子レンジ機能を備える電気オーブンレンジを用いてもよい。
【0020】
図2において、3は本体2の上面に配置された、耐熱ガラス等からなるトッププレートで、調理を行う際の調理鍋(図示せず)を載置するものである。4は金属製のトッププレート枠で、シリコン等によりトッププレート3の周囲に接着されている。本体2をシステムキッチン1に組み込んだときには、天板の上面開口部1aの周縁部にトッププレート枠4が当接することによって、本体2が吊られ保持される。6はトッププレート3の上面に設けられた載置部で、調理時に調理鍋を載置して加熱調理する位置を示すものであり、手前に右載置部6aと左載置部6b、奥に中央載置部6cが配置されている。17は本体2の左側下部に設けられたロースタで魚等の焼き物調理をする調理庫である。10は上部操作部で、載置部6の火力や自動調理などを設定する。11は上部表示部で、上部操作部10の設定内容や加熱の状態を表示する。なお、上部操作部10,上部表示部11は、トッププレート枠4に設けてもよいし、トッププレート3の前面側に直接設けてもよい。5は本体2の右側下部に設けられた前操作表示部で、誘導加熱調理器のオンオフを制御する電源スイッチが設けられている。図2では、前操作表示部5として、前面に電源のスイッチとLED等の表示装置を備えたものを図示するが、下辺を軸に開閉する、いわゆるカンガルー式の開閉機構を備え、開状態のときにロースタ17に対応する操作部や表示部が露出するものでもよい。
【0021】
7は吸気口で、本体2のトッププレート枠4の後部に設けられ、外気を本体2内に吸い込むところであり、吸気口7から吸い込んだ空気を使用して本体2の内部の誘導加熱コイル15や基板18を冷却するものである。8は排気口で、本体2のトッププレート枠4の後部で吸気口7の隣に設けられ、吸気口7から吸い込んで送風ファン(図示せず)で送る空気で誘導加熱コイル15や基板18を冷却した後の温度上昇した空気を本体2の外部に排気するところである。9は吸気口7と排気口8を覆うようにトッププレート枠4に載置されたガードで、本体2内部への異物の侵入を防止している。
【0022】
図3は、トッププレート3を外した状態の本体2の斜視図である。ここに示すように、右載置部6a,左載置部6b,中央載置部6cの各々の下方には、誘導加熱コイル15a,15bとラジエントヒータ16cが配置され、これらによってトッププレート3上に載置される調理鍋が加熱される。なお、中央載置部6cの下面にはラジエントヒータ16cに代えて誘導加熱コイルを配置してもよい。
【0023】
14は吸気口7の下方に位置する吸気部で、図示しない送風ファンの吸入部に連通する。13は排気口8の下方に位置する排気部で、誘導加熱コイル15a,15bや基板18を冷却し温度上昇した空気を排気する部分である。12は下部はロースタ17に連通し、上部は排気口8に連通したロースタ排気部である。排気部13はロースタ排気部12の左右を挟むように配置されており、ロースタ排気部12からの排気は排気部13の排気と交じり合って本体2の外部に排気する。
【0024】
図4において、20は排気部13の一部を封鎖する排気筒挿入カバーである。22は排気筒挿入カバー20を固定ネジ21(デルタイトネジなど)で固定するための固定孔で、排気部13に上面向きに設けられている。
【0025】
以上の構成において、システムキッチン1に本体2を設置した後に、電気オーブン50を追加して設置し、電気オーブン50の排気を誘導加熱調理器の本体2の排気口8から排出するために必要な排気筒51を取り付けるための設置工程を図5から図8を用いて説明する。なお、本体2はシステムキッチン1に組み込まれているものとするが、説明のためシステムキッチン1の表示は省略する。
【0026】
図5は、排気筒挿入カバー20を固定する固定ネジ21に工具でアクセスできるようガード9を取り外す、第一工程を示す図であり、本体2を後方から見た斜視図である。図5に示すように、排気口8の下方には排気筒挿入カバー20が設けられている。
【0027】
図6は、固定ネジ21を取り外した後、排気筒挿入カバー20を取り外す、第二工程を示す図である。ここに示すように、排気筒挿入カバー20は、孔20dを備える固定片20aを上部左側に設け、さらに、奥側に垂直面と傾斜面で成す蓋部20c、および、蓋部20cを囲む下部と左右に当接部20bを備えている。図4および図5で示したように、排気筒挿入カバー20が固定されているときには、固定片20aの孔20dに固定ネジ21を通し固定孔22に固定されている。
【0028】
排気筒挿入カバー20を取り外すため、まず、排気口8の上部からドライバ先端を挿入して固定ネジ21を外す。次に、排気筒挿入カバー20の当接部20bを本体2の当接部2bから外す。最後に排気口8の上部から排気筒挿入カバー20の蓋部20cを掴み、上方へ引き上げて取り出す。この工程によって開口部2aが開口する。この開口部2aの下部と左右には当接部2bを備えられている。つまり、第2工程以前においては、排気筒挿入カバー20の蓋部20cと開口部2aの当接部2bとが当接することによって、開口部2aが封鎖されている。このため、排気部13を流れる排気がシステムキッチン内に漏れ出すことが防がれている。
【0029】
図7は、電気オーブン50の排気口に連結するための排気筒51を本体2に挿入する第三工程を示す図である。本実施例の排気筒51は、金属製で略四角形の筒で、上下方向の中程の左側に固定片51aを備え、固定片51aには孔51bが設けられる。51cは排気筒51の下端部で、電気オーブン50の後部上面に備える排気口50aに排気筒51の下端部51cを嵌め込んで接続する部分である。上述したように、開口部2aが開口しているので、この開口部2aに排気筒51を挿入することができる。
【0030】
図8は、排気筒51を本体2に固定する第四工程を示す図である。まず、図7で示したように、排気筒51を下端部51cを下向きに固定片51aを左にする姿勢で、排気口8の上部から排気部13に挿入する。次に、排気筒51を本体2の当接部2bに囲まれた開口部2aに挿入する。この結果、排気筒51の孔51bと本体2の固定孔22が嵌合するように、排気筒51が挿入されることとなる。その後、電気オーブン50の排気口50aに排気筒51をしっかり嵌め込む。次いで、排気口8の上部からドライバ先端を挿入し、本体2の固定孔22に排気筒51の固定片51aを固定ネジ21で固定する。第四工程により、本体2の開口部2aは排気筒51により塞がれた状態になる。
【0031】
本実施例は以上の構成よりなるもので、ここでは、本体2の下部に電気オーブン50を設置した例で、調理鍋(図示せず)を本体2の左の誘導加熱コイル15bに対向したトッププレート3の左載置部6bに載置した場合の加熱調理時の動作について説明する。
【0032】
水等の被加熱物の入った調理鍋を、トッププレート3上に載置し、本体2の前操作表示部5に設けられた電源スイッチを入れ、誘導加熱コイル15bに対応した火力調整用の上部操作部10を調整して調理鍋の加熱を行うと、その調整量に応じて誘導加熱コイル15bに流れる電流量が制御され、調理鍋の加熱が開始され、上部表示部11にその火力調整量が表示される。
【0033】
加熱が開始されると、送風ファンが駆動して吸気口7から本体2内部に冷却風を吸い込み、誘導加熱コイル15bや基板18を冷却する。排気部13から排気口8を経て本体2の外へ放出される。
【0034】
なお、電気オーブン50を併用した場合には、電気オーブン50の後部上面の排気筒51に接続された排気筒51から排気が流れ、本体2の排気部13から放出する排気に左右に挟まれて、排気口8に流れ、排気口8を経て本体2の外へ放出される。
【0035】
なお、上記した動作は、トッププレート3の右載置部6aに調理鍋を載置した場合においても同様であり、説明を省略する。
【0036】
また、誘導加熱コイル15a,15b、ラジエントヒータ16c及びロースタ17,電気オーブン50を使用しての具体的調理方法については、公知であり、説明を省略する。
【0037】
以上説明したように、上記実施例によれば、本体2後部に電気オーブン50の排気筒51挿入用の開口部2aを設け、開口部2aは排気部13と連通し、開口部2aを塞ぐ排気筒挿入カバー20を設け、排気部13内の上向き面に固定孔22を設け、電気オーブン50を使用せず排気筒51を装着しない場合に排気口8の上から排気筒挿入カバー20を排気部13内の固定孔22に固定ネジ21で固定して開口部2aを塞ぎ、電気オーブン50の排気筒51を排気口8から開口部13に挿入して装着する際に排気口8の上から排気筒挿入カバー20を取外しでき、排気筒51を固定孔22に固定ネジ21で固定できることにより、
電気オーブン50を使用しない場合には、本体2の排気筒51を挿入する開口部2aは排気筒挿入カバー20で閉塞されるため、システムキッチン1内に排気が漏れず、温度上昇することなく使い勝手が良いだけでなく、本体2の上面に連通する通路がないため、本体2上面で隣接する吸気口7や排気口8に虫が侵入する恐れがなくなり、故障を防止できる。
【0038】
また、排気筒51の周囲を包囲する仕切板が不要でコスト高を抑えることができる。
【0039】
また、排気筒挿入カバー20と排気筒51を本体2の内部で固定ネジ21にて固定するため、トッププレート3やトッププレート枠4などの外観に傷が付かず、顧客に不満感を与えることがない。
【0040】
また、システムキッチン1に本体2を組込んだ後に電気オーブン50を追加して設置する場合に、本体2をシステムキッチン1から外すことなく排気口8の上から排気筒挿入カバー20を着脱できるので、作業性が大変良く、システムキッチン1に傷を付けず、顧客に不満感を与えることがない。
【0041】
また、固定ネジ21でネジ締めしていた固定孔22に、固定ネジ21でネジ止めするので、ネジ締めし易く確実な作業ができる。
【0042】
また、電気オーブン50との組合せ使用を止め、電気オーブン50を撤去して本体2だけで使用する場合にも、開口部2aを排気筒挿入カバー20で閉塞する修復も作業性が良く確実な作業でできるので、本体2を不自由なく使用できる。
【符号の説明】
【0043】
2 本体
2a 開口部
3 トッププレート
4 トッププレート枠
8 排気口
12 ロースタ排気部
13 排気部
15 誘導加熱コイル
17 ロースタ
18 基板
20 排気筒挿入カバー
21 固定ネジ
22 固定孔
50 電気オーブン
51 排気筒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体上面に設けられたトッププレートと、
該トッププレートの周囲に接着されたトッププレート枠と、
本体内に配置された誘導加熱コイルと、
基板と、
前記誘導加熱コイルと前記基板の排気部と、
前記トッププレート枠に設け前記排気部と連通する排気口を備える誘導加熱調理器において、
前記本体後部に電気オーブンの排気筒挿入用の開口部を設け、該開口部は前記排気部と連通し、前記開口部を塞ぐ排気筒挿入カバーを設け、前記排気部内の上向き面に固定孔を設け、前記電気オーブンを使用せず前記排気筒を装着しない場合に前記排気口の上から前記排気筒挿入カバーを前記排気部内の前記固定孔に前記固定ネジで固定して前記開口部を塞ぎ、前記電気オーブンの前記排気筒を前記排気口から前記開口部に挿入して設置する際に前記排気口の上から前記排気筒カバーを取外しでき前記排気筒を前記固定孔に固定ネジで固定できることを特徴とする誘導加熱調理器。
【請求項2】
被加熱物を載置するためのトッププレートと、
該トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、
該誘導加熱コイルを冷却する冷却風を供給する送風ファンと、
前記トッププレートの後方に設けられ、前記誘導加熱コイルを冷却した排気を排気する排気口と、
前記誘導加熱コイルから前記排気口に至る流路の一部を封鎖する排気筒挿入カバーと、
該排気筒挿入カバーを固定する固定ネジと、
を備えた誘導加熱調理器であって、
前記固定ネジ、および、前記排気筒挿入カバーは、前記排気口を介して上方から取り外しできることを特徴とする誘導加熱調理器。
【請求項3】
請求項2に記載の誘導加熱調理器において、
前記排気筒挿入カバーを取り外したときに、前記誘導加熱調理器を上下に貫通する開口部が開口することを特徴とする誘導加熱調理器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−150906(P2011−150906A)
【公開日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−11569(P2010−11569)
【出願日】平成22年1月22日(2010.1.22)
【出願人】(399048917)日立アプライアンス株式会社 (3,043)
【Fターム(参考)】