説明

調整可能な多機能急速伸縮装置

【課題】昇降調節の安全性を増進し、製造コスト、及び労務費を節約でき、多用途を具備する自由に急速昇降、或いは、伸縮できる伸縮装置を提供する。
【解決手段】中空管体で、その内側壁に複数の第1係止部12を設け、第1係止部が下から上へ斜めに配列された外枠10と、外枠の内部に設置され、その外側壁21の周縁に螺旋状を呈する第2係止部22を設け、第1係止部と相互に対応する内枠20を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調整可能な多機能急速伸縮装置に関し、特に一体成型で、且つ、製造コスト及び労務費を節約でき、従って、多用途を具備する自由に急速昇降或いは伸縮できる調整可能な伸縮装置を提供することに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、2プレート間、2筒状物間、2管間、伸縮式三脚、伸縮式テーブル脚或いは折り畳み自転車などの一般的な伸縮可能な2物体の間において、摺動を防止するため、その伸縮はいずれもねじばね係止片又は嵌め輪を外付け、若しくは外枠を付加する方法により、2物体の間の高さ、長さの増減或いは固定することを実現してきた。
【0003】
例えば、現行の路面に用いるマンホール蓋は、蓋を嵌める方法で開口部を覆っているが、これでは高さを調整できない。これにより路面を補修する時、改めてアスファルトを舗装しなければならないため、補修した路面と既存の路面に段差が生じ、この段差が既存の路面より高くなる、または既存の路面より低くなる可能性がある。
【0004】
この場合、一般的なマンホール蓋受枠では、高さを調整できないため、路面補修を完成した後もマンホール蓋と舗装した路面に段差が生じることにより、路面に不陸、凸起或いは凹み現象が生じる。この現象は、容易に道路利用者の安全上の危害を招き、特に、オートバイ又は自転車に搭乗する道路利用者にとって、安全上の更なる重大な危害となる。
【0005】
このため、現在の市場において、上述の問題を改善するため、高さを調整できるマンホール蓋受枠が市販されている。しかし従来の構造設計の構造は、いずれも極めて複雑であり、製造も不便で、且つ操作においても非常に困難であり、しかもその機能に制限があり、高さを速やかに微調整することができず、コストも比較的高くなる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の従来の問題点に鑑み、本発明の発明者は数年に渡り当該製品の研究、設計、製造などに従事することで豊富な経験を蓄積し、更に積極的に研究、創作に力を注ぐことで、ついに本発明の「調整可能な多機能急速伸縮装置」の開発に成功した。
【0007】
本発明は、主に製造コスト及び労務費を節約でき、且つ諸多の伸縮が必要とする各種製品に運用でき、速やかに高さを微調整でき、或いは一体成型を兼用でき調整可能な多用途伸縮装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述の目的を達成するため、本発明の調整可能な多機能急速伸縮装置には、一体成型できる外枠以及内枠を含み、その外枠と内枠の間において主にスロープ原理により昇降調節を行う係止突起の設計を利用して、その内枠が外枠内において速やかに微調整する昇降動作を行わせ、従って内枠が外枠内に高さの微調整効果を実現させる。
その他、本発明では現行のマンホール蓋受枠と組み合わせて使用することもでき、従って現行のマンホール蓋受枠の最も微小な変化を行うことで、本発明の調整可能な多機能急速伸縮装置を組み立てることができる。こうすることで、大幅にマンホール蓋受枠の取替コストを削減できるだけではなく、更に経済的便益を具備する速やかに調整可能な多用途伸縮装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の立体分解見取図である。
【図2】本発明の外枠展開見取図である。
【図3】本発明の内枠展開見取図である。
【図4】本発明の外枠と内枠の相対的高さ位置を調整する状況を示す外枠と内枠を展開して嵌め合ったところの見取図である。
【図5】本発明の外枠と内枠の相対的高さ位置を調整する状況を示す外枠と内枠を展開して嵌め合ったところの見取図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の外枠と内枠を展開して嵌め合ったところの見取図である。
【図7】本発明の丸形マンホール蓋に応用した立体分解見取図である。
【図8】本発明の調整状態を示す丸形マンホール蓋に応用した断面見取図である。
【図9】本発明の調整状態を示す丸形マンホール蓋に応用した断面見取図である。
【図10A】本発明の第1係止部と第2係止部がのこぎり歯形形状の設計を呈し、及び昇降動作断面見取図である。
【図10B】本発明の第1係止部と第2係止部がのこぎり歯形形状の設計を呈し、及び昇降動作断面見取図である。
【図10C】本発明の第1係止部と第2係止部がのこぎり歯形形状の設計を呈し、及び昇降動作断面見取図である。
【図11A】本発明の第1係止部と第2係止部ののこぎり歯形形状の設計が逆方向の方法で配列して組み立てると共に昇降動作の断面見取図である。
【図11B】本発明の第1係止部と第2係止部ののこぎり歯形形状の設計が逆方向の方法で配列して組み立てると共に昇降動作の断面見取図である。
【図11C】本発明の第1係止部と第2係止部ののこぎり歯形形状の設計が逆方向の方法で配列して組み立てると共に昇降動作の断面見取図である。
【図12】本発明の四角形マンホール蓋に応用した立体分解見取図である。
【図13】本発明の調整状態を示す四角形マンホール蓋に応用した断面見取図である。
【図14】本発明の調整状態を示す四角形マンホール蓋に応用した断面見取図である。
【図15】本発明の調整状態を示す四角形マンホール蓋に応用した断面見取図である。
【図16】本発明の丸形マンホール蓋に応用した調整見取図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、添付図面の実施形態により本発明の構造特徴及びその他作用、目的を詳細に説明する。
【0011】
(第1の実施形態)
まず、本発明の調整可能な多機能伸縮装置の第1の実施形態について、図1に図2及び図3を組み合わせてこれを参照にして説明する。該調整可能な伸縮装置には外枠10及び内枠20が含まれる。
【0012】
外枠10は、一体成型した中空管体で、且つ中空管体の内壁面11に複数の内壁面11から突出する第1係止部12を設けた。図2を参照して説明し、該図は外枠10の展開図で、第1係止部12は下から上へ斜めに内壁面11に配列し、外枠10の実物において第1係止部12の配列方式が螺旋状を呈する。
【0013】
内枠20も一体成型で、外枠10内部に収納でき、その内枠20の側周壁21に複数の第2係止部22を設けた。図3を参照して説明し、該図は内枠20の展開図で、第2係止部22は下から上へ斜めに側壁周縁21に配列し、内枠20の実物において第2係止部22の配列方式が螺旋状を呈する。該第2係止部22と第1係止部12が相互に対応し、且つ相互に係合できる。
【0014】
次に、図4を参照して説明する。内枠20を外枠10内部に収納する時、内枠20と外枠10は第1係止部12と第2係止部22の相互係合を通じて内枠20と外枠10の相対位置と相対高さを固定させることができる。そのほか、図5を参照して説明する。内枠20と外枠10の相対位置
が変位した時、第1係止部12と異なる位置高さの第2係止部22と相互に係合させることができる。これにより、内枠20が外枠10に相対的に微調整の昇降動作を発生できる。つまり内枠20が外枠10に相対的に回転すると、内枠20が昇降動作を発生させることができる。
【0015】
第1係止部12と第2係止部22の形状は、四角形、歯形、円弧形とすることができ、第1係止部12と第2係止部22の相互係合条件を満たすことができる状態で、任意の幾何形状はいずれも適用できる。
【0016】
(第2の実施形態)
次に、本発明の調整可能な多機能伸縮装置の第2の実施形態について、図6を参照して説明する。隣接する第1係止部12の間に適当な間隔を有することができる。隣接する第2係止部22の間に適当な間隔も有することができ、隣接する第1係止部12の間隔が第2係止部22の寸法より大きくさせ、隣接する第2係止部22の間隔が第1係止部12の寸法より大きくさせる。この設計は外枠10と内枠20を組み立てる時、第1係止部12が隣接する第2係止部22の隙間を直接通過させることができる。相対的に第2係止部22が隣接する第1係止部12の隙間も直接通過でき、任意の2組の係止部の間隔はまたも該係止部の寸法より大きいため、外枠10と内枠20は急速に所要の相対的高さ位置に組み立てた後、対応回転して第1係止部12と第2係止部22を相互に係合させると、組み立て又は調整を完了できる。且つ第1係止部12と第2係止部22は、直角三角形を形成する時、第3係止部32と第4係止部33は斜辺が逆となる直角三角形を形成し、こうすることで1つの反力を発生して外枠10と内枠20間の移動を制止できるよう安定力を発生させることで、いかなるアクセサリーも要せず、固定させることができる。
【0017】
(第3の実施形態)
次に、本発明の調整可能な多機能伸縮装置の第3の実施形態について、図7を参照して説明する。本発明を現行の丸形マンホール蓋の構造に応用した時、該内枠20の内壁面に複数の第2係止部22を設けてスロープ状になり、その頂上部が内枠20の適正高さを超えず、また水や泥の浸入を防止するため、内枠側周壁21にワッシャーを設置して遮蔽壁になる。
【0018】
また外枠10の内壁11に複数の単体第1係止部12を設け、内壁の上に固定させ、その頂上部の高さも内枠20の適切な高さを超えず、第2係止部22と対応させるようになっている。
【0019】
高さを調整する時、内枠20を嵩上げて左右に少し回転するだけで、第1、第2係止部位置の変化によって内枠20の外枠10高さに対応する昇降を発生でき、この時両係止部の高さがわずかマンホール高さの半分或いは以下になったため、その上部は密封状態を維持できることで、水や泥の浸入を防止できる。その側壁及びその受け座にもう1つのワッシャー13を設けると、騒音の防止及び密封の目的を達成できる。同時に図16を参照して説明する。本発明は、第1係止部12のうちのいずれか又は複数の高さをアップすることで、マンホール30に傾斜を発生させて地表面の勾配に合わせることができ、巨額の労務費及びコストをかけて特殊な傾斜できるマンホールに交換する必要がなく、従って二酸化炭素削減の環境保全という目的を達成できる。
【0020】
図8を参照して説明する。本発明をマンホール蓋体30の構造に実施し、実際に応用する時、マンホール蓋体30の上面と路面40を面一となるようにしなければならず、同時にその段差の許容誤差が一定の範囲を超えてはならない。路面40を補修、再舗装する時(図9に示す)、新路面40’とマンホール蓋体30の段差が往々にして許容誤差値を超える。この際、内枠20を嵩上げて蓋体30の上面と新路面40’を同じ高さにし、並びに第1係止部12と第2係止部22の係合、固定を通じて蓋体30を新路面40’と同じ高さの位置に固定できる。
【0021】
簡易な回転動作を通じて、急速に昇降の微調整作業を行うことができ、並びに現行のマンホール蓋を本発明と組み合わせて使用でき、従って微調整が可能で且つ速やかに調整できるマンホール蓋の構造を実現でき、新しいマンホール蓋に交換する必要がない。
【0022】
(第4の実施形態)
次に、本発明の調整可能な多機能伸縮装置の第4の実施形態の内枠20が外枠10に昇降動作を行う断面動作見取図について、図10A乃至図10Cを参照して説明する。図に示すように、該第1係止部12と第2係止部22は、他の実施形態で呈し、主に該第1係止部12がのこぎり歯形形状の設計を呈し、該第2係止部22も第1係止部12と対応するのこぎり歯形形状の設計を呈し、且つ第3係止部32と第4係止部33上ののこぎり歯形形状の設計は逆方向配列設計を呈し、こうすることで第1、と第2係止部に反力を発生して摺動を防止し、またマンホール蓋受枠の内枠20が微調整の昇降動作を発生させることができ、つまり第1係止部12と第2係止部22の相互噛合を介して、モノレール式係止突起を形成でき、従って位置決め効果を実現する。特に該第1係止部12と第2係止部22はいずれもスロープ状の構造を呈し、そのマンホール受座の内枠20が回転方法によりマンホール受座の外枠10内部において微調整の昇降動作を実現させることができる。
【0023】
第2係止部22の高さは全壁体の適正高さを超えず、その上部に遮蔽壁26を構成し外枠10間と密封状態になると、水や泥の浸入を防止できる。
【0024】
図10Aに示すように、該第1係止部12と第2係止部22は完全に噛み合う時、そのマンホール蓋体30とマンホール受座の外枠10及びマンホール受座の内枠20が面一となる。
【0025】
マンホール蓋体30の高さを調整したい場合、図10Bに示すように内枠20を回転して第1係止部12と第2係止部22を四分の三の面積で噛合させるだけで、微調整の昇降動作を実現できる。内枠20と該外枠10は第1係止部12と第2係止部22により相互噛合するため、高さを調整する時、直接内枠20を回転するだけで、微調整作業を行うことができる。
【0026】
その他、蓋体30の高さを比較的高い位置に調整したい場合、図10Cに示すように内枠20を回転して、該第1係止部12と第2係止部22を二分の一の面積で噛合させるだけで、蓋体30と外枠10間の段差を増やすことができる。
【0027】
簡易な回転動作を通じて、急速昇降の微調整作業を行うことができ、且つ現行のマンホール蓋を本発明と組み合わせて使用でき、従って微調整が可能で且つ速やかに調整できるマンホール蓋の構造を実現できる。
【0028】
(第5の実施形態)
最後に、本発明の調整可能な多機能伸縮装置の第5の実施形態の昇降動作見取図について、図11A乃至図11Cを参照して説明する。図に示すように、該外枠10内の第1係止部12ののこぎり歯形形状の設計は、逆方向の方法で配列されて組み立てることができ、該内枠20上の第2係止部22は該第1係止部12と相互に対応している。第1係止部12と第2係止部22の第3係止部32及び第4係止部33に相対する逆方向配列方法を通じて内枠20と外枠10を更に堅牢に噛合させ、従って外れる現象を避けることができる。
【0029】
(第6の実施形態)
その他、本発明の調整可能な多機能伸縮装置の第6の実施形態について、図12を参照して説明する。本発明を四角形マンホール蓋の構造に応用した時、該外枠10と内枠20が四角形とし、外枠10にある第1係止部12が外枠10に相対的に摺動できるように製作した。主に外枠10に複数の摺動溝14が設けられ、該第1係止部12が該摺動溝14を通じて外枠10に左右横移動の動作を発生させることができ、これにより内枠20にある第2係止部22に合わせて内枠20が外枠10に上昇、降下の伸縮効果を実現させることができる。
【0030】
且つ第1、第2係止部の最高高さは、壁体の全高の適正寸法を超えず、その保留部分が遮蔽壁26を構成して外枠10と内枠20間が密封状態に維持できるため、水や泥の浸入を防止できる。その側周壁11又は21及び受け座にもう1つのワッシャー13を設けると、騒音の防止及び密封の目的を達成できる。
【0031】
図13及び図14に示すように、本発明を四角形マンホールに応用した時、第1係止部12の位置を移動するだけで内枠20の相対高さを調整できる。価値のあるのは、四角形外枠10の4つの辺にいずれも可動な第1係止部12が配置しており、前後対向辺の第1係止部12をそれぞれ高さが異なる第2係止部22に対応して組み立てて固定した後、内枠20に前後傾斜状態を発生させることができる。左右対向辺の第1係止部12をそれぞれ高さが異なる第2係止部22に対応して組み立てて固定した後、内枠20に左右傾斜状態を発生させることができる。この特性は、不陸路面に応じて適度に調整を行うことができる(図15に示す)。
【0032】
最後に、本発明を丸形マンホール蓋に応用し、マンホール蓋に傾斜効果を持たせる見取図について、図16を参照して説明する。
【0033】
図に示すように、本発明を丸形マンホール蓋に応用した時、主に外枠10のいずれか又は複数の第1係止部12の上端部に嵩上げ材15を追加設置し、該嵩上げ材15の設計により、該内枠20と外枠10が第1係止部12と第2係止部22を通じて相互嵌合した時、内枠20を外枠10において1つの傾斜角度(点線に示す)を発生させることができる。
【0034】
しかしながら、該マンホール蓋体30は内枠20に設置したため、該マンホール蓋体30も内枠に伴って1つの傾斜角度を発生し、この特性として丸形マンホール蓋体が不陸路面に応じて適度な調整を行うことができる。
【0035】
上記をまとめると、本発明の『調整可能な多機能急速伸縮装置』の設計は、新規性と進歩性を有し、技術手段における運用も新規であり、且つ効果と設計目的が合致するため、明らかに合理的な進歩性と言える。ただし、実施内容及び実施例がこれに限らず、本発明に挙げた実施形態のみであって、本発明はこの実施内容に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論である。このため、法に則って発明特許を出願し、貴特許庁の詳細なる審査を受け、特許を査定していただくよう切に願います。
【符号の説明】
【0036】
10 外枠
11 内壁面
12 第1係止部
13 ワッシャー
14 摺動溝
15 嵩上げ材
20 内枠
21 側周壁
22 第2係止部
26 遮蔽壁
30 マンホール蓋体
32 第3係止部
33 第4係止部
40 路面
40’ 新路面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
中空管体で、その内側壁に複数の第1係止部を設け、前記第1係止部が下から上へ斜めに配列された外枠と、
外枠の内部に設置され、その外側壁の周縁に螺旋状を呈する第2係止部を設け、前記第1係止部と相互に対応する内枠を含むことを特徴とする調整可能な伸縮装置。
【請求項2】
中空管体で、その内側壁に複数の第1係止部を設け、前記第1係止部が下から上へ斜めに配列された外枠と、
外枠の内部に設置され、その外側壁の周縁に螺旋状を呈する第2係止部を設け、前記第1係止部と相互に対応する内枠、及び、
前記内枠の上方に設置した蓋体を含むことを特徴とする調整可能な伸縮装置。
【請求項3】
その内側壁に複数の第1係止部を設けて内周縁部に固定する外枠と、
外枠内部に設け、その外周縁に複数の第2係止部を設け、上から下へ配列され、前記第1係止部と相互に対応し、前記第1、又は、第2係止部の位置を変えることで伸縮昇降を起こすことができる内枠、及び、
前記内枠の上方に設置した蓋体を含むことを特徴とする伸縮可能な構造。
【請求項4】
前記蓋体と内枠の間に更にワッシャーを設置することを特徴とする請求項2に記載する調整可能な伸縮装置。
【請求項5】
前記蓋体と内枠の間、及び、その下部にもう1つのワッシャーを設置することで、騒音、及び、密封の目的を達成できることを特徴とする請求項2に記載する調整可能な伸縮装置。
【請求項6】
中空管体で、その内側に少なくとも1個の摺動溝を設け、且つ、前記摺動溝内に第1係止部を設け、前記第1係止部が摺動溝内に摺動でき、且つ、摺動方向の変化により、内枠に対応する傾斜を発生できる外枠と、
外枠内部に設け、その外側壁の周縁に複数の下から上へ斜めに配列された第2係止部を設けて前記第1係止部と相互に対応する内枠を含むことを特徴とする調整可能な伸縮装置。
【請求項7】
前記第1係止部と第2係止部は、相互に係合できる幾何形状とし、且つ、この幾何形状が反力を発生して摺動力に相殺できるため、安定を形成し任意の留め具を要せず、設置の省略とコストを削減できることを特徴とする請求項1、又は、2、6に記載する調整可能な伸縮装置。
【請求項8】
隣接する前記第1係止部の間に適当な間隔を有し、隣接する前記第2係止部の間にも適当な間隔を有し、この間隔がその他の係止部の通過を許容することを特徴とする請求項1、又は、2、或いは、6に記載する調整可能な伸縮装置。
【請求項9】
前記第1係止部と第2係止部の高さは壁体の適正高さを超えず、その上部が外枠間の密封遮蔽壁を構成でき、水や泥の浸入を防止でき、且つ、前記第1係止部の高さの変化により、内枠の傾斜を形成できることを特徴とする請求項3、又は、6に記載する調整可能な伸縮装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図10C】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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