説明

調節可能なピストンアクチュエータ

現場調節可能なピストンアクチュエータについて説明する。現場調節可能なピストンアクチュエータ例(200)は、対向する開口部(210および214)およびチャンバ(204)を有するハウジング(202)を含む。加えて、ピストンアクチュエータ例は、ハウジングに接続され且つ対向する開口部のうちの1つに近接する第1プレート(212)を含む。さらに、ピストンアクチュエータ例は、ヨーク(228)およびハウジングに接続された第2プレート(216)を含む。第2プレートは、対向する開口部のうちの他方に近接する。さらに、ピストンアクチュエータは、チャンバの容積を変化させる現場調節を提供するための容積調節器を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、全般的には、アクチュエータに関し、さらに詳細には、現場調節可能なピストンアクチュエータに関する。
【背景技術】
【0002】
コントロールバルブ(例えば、リニアバルブ、ロータリーバルブ、その他)は、一般に、処理流体の流れを制御するために、プロセス制御システムにおいて用いられる。コントロールバルブは、通常、コントロールバルブの自動運転のために、アクチュエータ(例えば、空気圧式アクチュエータ、液圧式アクチュエータ、その他)を含む。実際面では、異なるストローク長が、異なる用途のために要求される。既知のアクチュエータのストローク長は、アクチュエータのチャンバ内に配置された異なる大きさのトラベルストップを交換することにより調節されてもよい。異なる大きさのトラベルストップを交換することによって、これらの既知のアクチュエータのストローク長を変化させることは可能であるが、チャンバの全体的容積は依然として同じである。その結果、いくつかの例においては、チャンバの容積が特定の用途に対して過大となる場合がある。過大な容積は、その用途におけるアクチュエータの動的性能を損なう可能性がある。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
現場調節可能なピストンアクチュエータについて説明する。現場調節可能なピストンアクチュエータ例は、対向する開口部およびチャンバを有するハウジングを含む。加えて、ピストンアクチュエータ例は、ハウジングと対向する開口部のうちの近接する開口部とに接続された第1プレートを含む。さらに、ピストンアクチュエータ例は、ヨークおよびハウジングに接続された第2プレートを含む。第2プレートは、対向する開口部のうちの他方に近接する。さらにまた、ピストンアクチュエータは、チャンバの容積を変化させる現場調節を提供するための容積調節器を含む。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【図1】既知のピストンアクチュエータを示す図である。
【図2A】ピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図2B】図2Aに示すピストンアクチュエータ例の、さらに詳細な部分断面図である。
【図3】図2Aに示すピストンアクチュエータ例を実装するために用いられる第2プレート例をさらに詳細に示す図である。
【図4】異なる位置にある、図2Aに示すピストンアクチュエータ例の図である。
【図5】様々な位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図6】様々な位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図7】様々な位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図8】様々な位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図9】様々な位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図10】図5〜図9に示すピストンアクチュエータ例を実装するために用いられる第2プレート例をさらに詳細に示す図である。
【図11】異なる位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図12】異なる位置にある、別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図13】別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【図14】さらに別のピストンアクチュエータ例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
特定の例について、上記の図面に示し、以下で詳細に説明する。これらの例を説明するにあたり、類似のまたは同一の参照番号が、同一のまたは同様の構成要素を指定するために用いられる。図面は、必ずしも原寸に比例しているとは限らず、図面のうちの特定の特徴および特定の図は、明確にするためおよび/または簡潔にするため、縮尺においてまたは略図において誇張される。加えて、いくつかの例が本明細書を通じて説明される。任意の例においてみられる任意の特徴は、他の例の他の特徴に含まれてもよく、他の例の他の特徴に置き換えられてもよく、あるいは、他の例の他の特徴と組み合わされてもよい。
【0006】
上述した既知のピストンアクチュエータとは異なり、本明細書に記載のピストンアクチュエータ例の容積(例えば、チャンバ容積)は各々、現場調節可能である。同一のピストンアクチュエータが、アクチュエータの動的性能を損なうことなく、異なるストローク長の要件を有する異なる用途に用いることができるよう現場調節可能であるため、特に本明細書に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ例により、製造者、販売者、および/または顧客は常備すべき部品数をより少なくすることができる。
【0007】
いくつかの例においては、複数の締結具を介して、複数のC形クランプがともに連結される。これらのピストンアクチュエータのうちのいくつかのピストンアクチュエータのチャンバ容積を変更するために、C形クランプが、複数の締結具を取り外すことにより、切り離されてもよい。次いで、C形クランプは、C形クランプのそれぞれにより形成された突出部がヨークの外部表面に沿って形成された複数のリブのうちの1つからある距離となるまで、互いから離れるよう動かされてもよい。次いで、C形クランプは、異なるチャンバ容積に対応する異なるリブに近接するよう(例えば、係合するよう)動かされる。次いで、C形クランプは、異なるリブが突出部と近接して配置されるまで、互いに近づくよう動かされる。次いで、C形クランプは再び連結されてもよい。
【0008】
他の例においては、複数のL形クランプが部分的に重複し合うよう配置されてもよい。これらのピストンアクチュエータ例のチャンバ容積を変更するために、ピストンアクチュエータの異なる部品をともに連結するタイロッドがL形クランプから取り外されてもよい。次いで、L形クランプは、L形クランプの突出部が、ヨークの外部表面に沿って形成された複数のリブのうちの1つから離れるまで、互いから離れるよう動かされてもよい。次いで、L形クランプは、異なるチャンバ容積に対応する異なるリブに近接するよう動かされる。次いで、L形クランプは、突出部が異なるリブに近接して配置されるまで、互いに対して近づくよう動かされる。次いで、L形クランプは、L形クランプにより画成された孔を通してタイロッドを配置することにより、再び連結されてもよい。
【0009】
さらに他の例においては、1つのプレートは、外部から接近可能で且つ別のプレートに螺合するシャフトに接続される。これらのピストンアクチュエータ例のチャンバ容積を変更するために、作業者は、シャフトに接続されたハンドルを握り、ハンドルを時計方向または反時計方向に回すことにより、チャンバ内に配置されたピストンに対するプレートの位置を変化させてもよい。シャフトには、ピストンアクチュエータに対するシャフトの位置、したがってチャンバ容積を示すための標識が提供されてもよい。
【0010】
図1は、チャンバ104を画成するシリンダ102を含む既知のアクチュエータ100を示し、チャンバ104内には、ピストン106と、複数のばね108および110と、トラベルストップ112と、アクチュエータステム114の一部分とが配置される。シリンダ102は、複数の締結具118を介して、ヨーク116に接続される。
【0011】
アクチュエータステム114は、ヨーク116により画成された孔120と、ピストン106により画成された孔122と、トラベルストップ112により画成された孔124とを通って配置される。ピストン106およびトラベルストップ112をアクチュエータステム114に接続するために、ナット126は、ピストン106がアクチュエータステム114の表面128とトラベルストップ112との間に配置されるよう、アクチュエータステム114にねじ込まれる。
【0012】
実際面では、ピストンアクチュエータ100は、バルブ(例えば、グローブバルブ、スライドステムバルブ、その他)(図示せず)を通過する流体流を制御するために、バルブに接続されてもよい。特に、ピストンアクチュエータ100は、バルブ内における流体制御要素(例えば、プラグ)(図示せず)の位置を制御するために用いられてもよい。流体制御要素は、アクチュエータステム114の連結具130に動作可能に接続される。動作中は、流体制御要素をバルブ内で動かすために、圧力差が第1チャンバ部分132と第2チャンバ部分134との間に提供される。例えば、流体制御要素をオリフィス(図示せず)から離れるように動かして流体がバルブを通って流れることができるようにするために、アクチュエータステム114は、第1ポート138を通して流体を排出することにより第1チャンバ部分内の圧力を低下させること、および第2ポート(図示せず)を通して流体(例えば、空気)を注入することにより第2チャンバ部分134内の圧力を増加させることにより、シリンダ102の端部136に向かって動かされてもよい。第2チャンバ部分134内の圧力が増加するにしたがって、ピストン106の第1表面140に対して行使される力も増加(例えば、力=圧力×面積)し、第1表面140に対して行使されるこの力は、第1チャンバ部分132内の圧力を介してピストン106の第2表面142に対して行使される力と、複数のばね108および110により行使されるばね力とに対して打ち勝つ。その結果、ピストン106およびアクチュエータステム114は、ナット126が、シリンダ102により画成された凹部分146と係合するまで、端部136に向かって動く。
【0013】
あるいは、流体制御要素をオリフィスに向かって動かすことによりバルブを通って流れる流体を実質的に止めるために、ピストン106は、第1ポート138を通して流体を注入して第1チャンバ部分132内の圧力を増加させること、および第2ポートを通して流体を排出して第2チャンバ部分134内の圧力を低下させることにより、ヨーク116に向かって動かされてもよい。第1チャンバ部分132の圧力が増加するにしたがい、第2表面142に対して行使される力も増加(例えば、力=圧力×面積)し、複数のばね108および110により行使される力に加えて、第2表面に行使されるこの力は、第2チャンバ部分134内の圧力を介して第1表面140に対して行使される力に打ち勝つようになる。その結果、ピストン106およびアクチュエータステム114がヨーク116に向かって動くことにより、バルブ内の流体制御要素の位置が変化する。
【0014】
ピストンアクチュエータ100を異なる用途において使用可能とするために、ピストンアクチュエータ100のストローク長が変えられてもよい。そうするために、締結具118が緩められ、シリンダ102がヨーク116から取り除かれる。次いで、ナット126がアクチュエータステム114から取り外され、トラベルストップ112は大きさが異なる(例えば、長さが異なるトラベルストップ)トラベルストップ112と交換される。大きさが異なるトラベルストップ112がアクチュエータステム114に対して配置されると、ナット126は再びアクチュエータステム114にねじ込まれる。次いで、シリンダ102は、ヨーク116に対して再び配置され、締結具118が再び締められる。大きさが異なるトラベルストップ112を交換することによりピストンアクチュエータ100のストローク長を変えることは可能であるが、チャンバ104の全体的容積は依然として同じである。その結果、利用可能な容積がストローク長に対して必要の容量より大きい場合、ピストンアクチュエータ100の動的性能が損なわれる可能性がある。ピストンアクチュエータ100の動的性能に対する影響を打ち消すために、特定の用途に適応した、異なるストローク長とシリンダ102の容積とを有する異なるピストンアクチュエータ100が用いられてもよい。しかし、係るアプローチは、製造者、販売者、および/または顧客が、異なるピストンアクチュエータに関連する多数の異なる部品を常備することを要求する。その結果、コストが増大する他にも、製作上、制御上、および輸送上の問題が生じることとなる。
【0015】
図2Aは、ピストン206およびアクチュエータステムまたはシャフト208の1部分がその内部に配置されるチャンバ204を画成するシリンダまたはハウジング202を含むピストンアクチュエータ200を示す。ハウジング202は、第1プレート212に近接する第1開口部210と、第2プレート216に近接する第2開口部214とを含む。第1プレート212、ハウジング202、および第2プレート216を連結するために、複数のタイロッド218が第1プレート212の孔220を通して配置され、第2プレート216にねじ込まれてもよい。図示しないが、ピストンアクチュエータ200には、ピストン206を例えばフェールセーフ位置に付勢する複数のばね(図示せず)が提供されてもよい。
【0016】
ピストンアクチュエータ200の容積の調節を可能とするために、ピストンアクチュエータ200には容積調節器221が提供される。特に、いくつかの例においては、容積調節器221は、ヨーク228の外部表面226に沿って形成された複数のリブ224のそれぞれと係合し且つそれぞれに近接して配置されるよう構成された突出部222を含む第2プレート216を含む。以下により詳細に説明するように、異なるリブ224に近接して突出部222を配置することにより、チャンバ204の容積が調節される。いくつかの例においては、リブ224は、例えば、約0.25インチ(0.64センチメートル)、約0.5インチ(0.64センチメートル)、その他の間隔で互いから均等に離間してもよい。しかし、他の例においては、異なるリブ224は、互いに対して均等に離間しなくてもよい。例えば、リブ224のいくつかは約0.25インチ(0.64センチメートル)だけ離間し、他のリブ224のうちのいくつかは、約0.5インチ(0.64センチメートル)だけ離間してもよい。加えて、突出部222は、完全に円周にわたってもよく、または断続する状態すなわちギザギザに複数の突出部が形成されてもよいことが理解される。
【0017】
実際面では、第2プレート216の突出部222が第1リブ230に近接して配置され、複数の締結具232が、第2プレート216、ハウジング202、および第1プレート212をヨーク228に対して固定するために締められると、チャンバ204は第1容積を有する場合がある。あるいは、第2プレート216の突出部222が第2リブ234に近接して配置され、複数の締結具232が、第2プレート216、ハウジング202、および第1プレート212がヨーク228に対して固定するために締められると、チャンバ204は第2容積を有する場合がある。
【0018】
したがって、ピストンアクチュエータ例200が、ピストンアクチュエータ200の動的性能を損なうことなく、異なるストローク長要件を有する異なる用途に対して実装され得るよう、チャンバ204の容積は、段階的に調節可能である。そのように、図1に示す既知のピストンアクチュエータ100とは対照的に、ピストンアクチュエータ例200の容積が特定の用途に対してチャンバ204の容積を調整するよう現場調節可能であるため、本明細書に記載の例においては、製造者、販売者、および/または顧客が常備する部品の個数を低減することが可能である。
【0019】
図2Bの部分断面図に示すように、複数のリブ224および突出部222は、ハウジング202のアクチュエータ軸A−Aとピストン206(図2A)とを実質的に整列させる幾何学的配置を含み、その結果、アクチュエータ200が行程を進むときのいかなる位置合わせ不良または固着も、実質的に排除される場合がある。特に、突出部222は、アクチュエータ軸A−Aに対して略直角の角度αをなす第1表面217(例えば、上面)と、アクチュエータ軸A−Aに対して略鈍角の角度βをなす第2表面233(例えば、下面、またはテーパ表面)とを有してもよい。複数のリブ224は、突出部222に嵌合する合わせ面を含む。特に、リブ224は、それぞれが、アクチュエータ軸A−Aに対して略鈍角の角度βをなす第3表面(例えば、上面、テーパ表面)と、アクチュエータ軸A−Aに対して略直角の角度αをなす第4表面227(例えば、下面)とを含む。より一般的には、突出部222の第1表面217は、第1リブ230の第4表面227に対応し、突出部222の第2表面233は、第2リブ234の第3表面225に対応する。その結果、第2プレート216、ハウジング202、および第1プレート212をヨーク228に対して接続するために締結具232が締められると、第2表面233と第3表面225の相互作用により、突出部222は凹部分235へと引き込まれ、それにより、ハウジング202はピストン206に対して適切に整列することが実質的に可能となる。このように、締結具232が締められ、対応する突出部222の第1表面217および第2表面233は、リブ224の第4表面227および第3表面225と係合する。リブ224のそれぞれの第3表面225(例えば、傾斜面)は、突出部222の対応する第2表面上にクランプ力を作り出し、その結果、ハウジング202はヨーク228(図2A)へと確実に固定される。突出部222の第1表面217とリブ224の第4表面227との相互作用により、ピストン206(図2A)はハウジング202に対して実質的に垂直となり、その結果、軸方向の位置合わせ不良が排除され、それにより動作中の固着も排除される。
【0020】
図3を参照すると、図2Aに示す第2プレート216のさらに詳細な図が示されている。第2プレート216は、第1C形クランプ302および第2C形クランプ304を含む。C形クランプ302および304をともに連結させるために、C形クランプ302および304には各々複数のフランジ306、308、310、および312が提供され、これらのフランジは、複数の締結具232のうちの1つがこれを貫通して配置される孔314および316を画成する。加えて、C形クランプ302および304のそれぞれは、第1プレート212(図2A)、ハウジング202(図2A)、および第2プレート216をともに連結するためのタイロッド218(図2A)のうちの1つを受容する複数の孔または穴320(例えば、ねじ穴)を画成する。いくつかの例において、タイロッド218(図2A)は、穴320のそれぞれにねじ込まれてもよい。しかし、他の例においては、タイロッド218(図2A)は、各タイロッド218を第2プレート216に接続するために、穴320を通り抜けて配置され、ナット(図示せず)を受容してもよい。
【0021】
実際面では、いくつかの例において、チャンバ204(図2A)の容積を変化させるために、タイロッド218(図2A)を第2プレート216から取り除き、第2プレート216を第1プレート212から切り離してもよい。次いで、C形クランプ302および304は、それぞれ、複数の締結具232を取り除き、第1リブ230が突出部222から離れるまで、C形クランプ302および304を互いから遠ざかるよう動かすことにより、切り離される。突出部222が第2リブ234に近接して配置されると、C形クランプ302および304は、第2リブ234が突出部222に近接して配置されるまで、ふたたび互いに対して近づくよう動かされる。次いで、締結具232が孔314および316内に再び配置され、C形クランプ302および304は再びともに連結される。次いで、タイロッド219は、第1プレート212、ハウジング202、および第2プレート216をともに連結するために、穴320にねじ込まれる。
【0022】
図4は、突出部222が第3リブ402に近接して配置されチャンバ204が第3容積を有する状態にある、図2Aに示すピストンアクチュエータ例200を示す。
【0023】
図5〜図9は、図2Aおよび図4に示すピストンアクチュエータ200と実質的に類似するピストンアクチュエータ例500を示す。しかし、ピストンアクチュエータ500は、ピストンアクチュエータ500のヨーク510の外部表面508に沿って形成された複数のリブ506のそれぞれに近接して配置されてもよい突出部504を含む第2プレート502を含む。実際面では、突出部504を異なるリブ506に近接して配置することにより、チャンバ514の容積が調節される。いくつかの例においては、リブ506は、例えば、約0.25インチ(0.64センチメートル)または約0.5インチ(1.27センチメートル)の間隔で、互いから均等に離間してもよい。しかし、他の例においては、異なるリブ506は、互いに対して均等に離間しなくてもよい。例えば、リブ506のうちのいくつかは、約0.25インチ(0.64センチメートル)だけ離間し、他のリブ506のうちのいくつかは、約0.5インチ(0.64センチメートル)だけ離間してもよい。
【0024】
図10を参照すると、図5〜図9に示す第2プレート502のさらに詳細な図が示されている。第2プレート502は、第1L形クランプ1002と、第1L形クランプ1002と実質的に類似していてもよい第2L形クランプ1004とを含む。第1L形クランプ1002と第2L形クランプ1004とをともに連結するために、L形クランプ1002およびL形クランプ1004は、第1重複部分1008の穴1006が整列し、第2重複部分1010の穴1006が整列するよう、配置される。次いで、タイロッド516(図5)は、L形クランプ1002および1004と、第1プレート518(図5)と、ハウジングまたはシリンダ520(図5)とをともに連結するために、穴1006を通して配置される。いくつかの例においては、タイロッド516(図5)は穴1006のそれぞれにねじ込まれてもよい。しかし、他の例においては、タイロッド516(図5)は、穴1006を通して配置され、それぞれのナット(図示せず)を受容することにより、タイロッド516(図5)のそれぞれを第2プレート502に接続してもよい。
【0025】
上述のように、チャンバ514の容積を変更するために、タイロッド516を第2プレート502から取り外すことにより、第2プレート502、第1プレート518、第1L形クランプ1002(図10)、および第2L形クランプ1004(図10)を切り離してもよい。次いで、L形クランプ1002および1004(図10)は、突出部504がリブ506のそれぞれの1つから離れるまで、互いから離れるように動かされる。突出部504がリブ506のうちの所望の異なる1つに近接して配置され、第1重複部分1008および第2重腹部分1010の穴1006(図10)が整列すると、L形クランプ1002および1004(図10)は、再び互いに向かって動かされる。次いで、タイロッド516が穴1006(図10)にねじ込まれ、L形クランプ1002および1004(図10)と、第1プレート518と、ハウジング520とがともに連結される。
【0026】
図5は、第1組の近接するリブ513の間にある第1溝512に配置された突出部504を示し、したがって、ピストンアクチュエータ500のチャンバ514は第1容積を有する。図6は、第2組の近接するリブ604の間にある第2溝602に配置された突出部504を示し、したがって、ピストンアクチュエータ500のチャンバ514は第2容積を有する。図7は、第3組の近接するリブ702の間にある第3溝702における突出部504を示し、したがって、ピストンアクチュエータ500のチャンバ514は第3容積を有する。図8は、第4組の近接するリブ804の間にある第4溝802に配置された突出部504を示し、したがって、ピストンアクチュエータ500のチャンバ514は、第4容積を有する。図9は、第5組の近接するリブ904の間にある第5溝902に配置された突出部504を示し、したがって、ピストンアクチュエータ500のチャンバ514は、第5容積を有する。図5〜図9は、チャンバ514の容積を調節するための5つのリブを有するピストンアクチュエータ500を示すが、ピストンアクチュエータ500は、任意の数(例えば、2、3、4、5、6、その他)のリブを有してもよく、したがって、任意の数の段階的調節、位置、または設定を有してもよい。
【0027】
図11は、ピストン1106、アクチュエータステムまたはシャフト1108の一部分、第1プレート1110、およびシャフト1112の一部分がその内部に配置されるチャンバ1104を画成するハウジングまたはシリンダ1102を含むピストンアクチュエータ例1100を示す。ハウジング1102は、第3プレート1116に近接する開口部1114と、第2プレート1120に近接する別の開口部1118とを含む。ハウジング1102、第3プレート1116、および第2プレート1120をともに連結するために、複数のタイロッド1122が第3プレート1116の孔1123を通って配置され、第2プレート1120にねじ込まれてもよい。図示しないが、ピストンアクチュエータ1100には、ピストン1106を例えばフェールセーフ位置に付勢する複数のばね(図示せず)が提供されてもよい。
【0028】
ピストンアクチュエータ例1100の容積を調節するために、ピストンアクチュエータ1100には容積調節器1124が提供される。特に、いくつかの例においては、容積調節器1124は、シャフト1112に接続された第1プレート1110を含み、その結果、シャフト1112の段階的調節が可能となり、したがって、第1プレート1110の段階的調節が可能となる。シャフト1112は第3プレート1116の孔1126と螺合する。実際面では、シャフト1112を例えばハンドルまたは回転輪1128を介して回転させることにより、第1プレート1110は第3プレート1116に向かってまたは第3プレート1116から離れるように動かされ、その結果、チャンバ1104の容積は、それぞれ増加または減少する。いくつかの例においては、シャフト1112には、チャンバ1104に対する第1プレート1110の位置を示すために、シャフト1112の外部表面1130に沿って標識または指標(図示せず)が提供されてもよい。標識または指標は、外部表面1130に沿って均等に離間してもよい。しかし、他の例においては、標識または指標は、外部表面1130に沿って均等に離間しなくてもよい。
【0029】
チャンバ1104の容積を変化させるために、作業者はハンドル1128を握り、いくつかの例において、ハンドル1128を時計方向に回して、第1プレート1110をピストン1106に向かって動かし、そのようにしてチャンバ1104の容積を減少させてもよい。あるいは、作業者は、ハンドル1128を握り、いくつかの例において、ハンドル1128を反時計方向に回して、第1プレート1110をピストン1106から離れるように動かし、そのようにしてチャンバ1104の容積を増加させてもよい。ピストンアクチュエータ1100に対してハンドル1128が外部にあるため、作業者は、ピストンアクチュエータ1100を分解する必要なしに比較的容易にチャンバ1104の容積を現場調節することが可能である。いくつかの例においては、シャフト1112の位置を、したがってハウジング1102に対するピストン1106の位置を固定するために、ピストンアクチュエータ1100にはロック機構(図示せず)が提供されてもよい。
【0030】
図11は、第3プレート1116に比較的近接した第1プレート1110を示し、したがって、チャンバ1104の容積は比較的大きいものとなっている。それとは対照的に、図12はピストン1106に比較的近接した第1プレート1110を示し、したがってチャンバ1104の容積は比較的小さいものとなっている。
【0031】
図13は、図2A、図4、および図5〜図9に示すピストンアクチュエータ200および500と類似するピストンアクチュエータ例1300を示す。しかし、ピストンアクチュエータ1300は、ピストンアクチュエータ1300のヨーク1312の外部表面1310に沿うねじ山1308と螺合するねじ山1306を有する第2プレート1304を含む容積調節器1302を含む。ヨーク1312に対して第2プレート1304を回すことにより、ピストンアクチュエータ1300のチャンバ1314の容積は、増加または減少する。ヨーク1312に対して第2プレート1304を固定するために、ピストンアクチュエータ1300には、外部表面1310に沿うねじ山1308と螺合するねじ山1318を画成するロック機構またはロックナット1316が提供される。動作中、第2プレート1304がヨーク1321に対して所望の位置に配置されると、ロックナット1316が締められ(例えば、第2プレート1304と係合するよう回され)ることにより、第2プレート1304は所望の位置から動くことが妨げられる。
【0032】
いくつかの例においては、ヨーク1312には、ヨーク1312に対する第2プレート1304の位置を示すため、したがって、チャンバ1314の容積を示すために、標識または指標(図示せず)が外部表面1310に沿って提供されてもよい。標識または指標は外部表面1310に沿って均等に離間してもよい。しかし、他の例においては、標識または指標は、外部表面1310に沿って均等に離間しなくてもよい。
【0033】
チャンバ1314の容積を変化させるために、作業者は、第2プレート1304の表面1320を例えば工具(図示せず)を介して握り、第2プレート1304を時計方向に回し、第2プレート1304をヨーク1312の端部1322から離れるように動かして、そのようにしてチャンバ1314の容積を減少させてもよい。あるいは、作業者は、表面1320を握って第2プレート1304を反時計方向に回し、第2プレート1304を端部1322に向かって動かして、そのようにしてチャンバ1314の容積を増加させてもよい。容積調節器1302が外部にあるため、作業者は、ピストンアクチュエータ1300を分解する必要なしに比較的容易にチャンバ1314の容積を現場調節することが可能である。
【0034】
図14は、ピストン1406と、アクチュエータステムまたはシャフト1408の1部分と、容器または内袋1410とがその内部に配置されたチャンバ1404を画成するハウジングまたはシリンダ1402を含む、さらに他のピストンアクチュエータ例1400を示す。ハウジング1402は、第1プレート1414に近接する開口部1412と、第2プレート1418に近接する別の開口部1416とを含む。ハウジング1402と、第1プレート1414と、第2プレート1418とをともに連結するために、複数のタイロッド1420が第1プレート1414および第2プレート1418の孔1422を通して配置され、ナット1424を介して固定されてもよい。
【0035】
ピストンアクチュエータ例1400の容積を調節するために、ピストンアクチュエータ1400には容積調節器1426が提供される。特に、いくつかの例においては、容積調節器1426は、第1プレート1414に画成された孔1429を介してポンプ1428(例えば、油圧ポンプ、手動ポンプ)に流体的に接続された内袋1410を含む。ポンプ1428は、内袋1410を貯槽1430(例えば、作動油槽)に流体的に結合し、この貯槽1430は、実質的に非圧縮性の流体を収容してもよい。ポンプ1428には、貯槽1430と内袋1410との間の流体の流れを制御するための、逆止バルブ1432(例えば、流体制御装置)が提供される。加えて、ポンプ1428には、内袋1410内の流体の量を、したがってチャンバ1404内で内袋1410により占有される容積を特定するための、センサ1434が提供されてもよい。
【0036】
動作中は、空気が圧縮性の流体であるため、チャンバ1404内の空気の容積が、ピストンアクチュエータ1400の動的性能に対して最大の影響力を有する。したがって、チャンバ1404内(例えば、内袋1410内)の非圧縮性流体の量を増減することによりチャンバ1404内の空気の容積を変化させることにより、ピストンアクチュエータ1400は、ピストンアクチュエータ1400の動的性能を損なうことなく、異なるストローク長要件を有する異なる用途において実装されることが可能となる。チャンバ1404内の空気(例えば、圧縮性流体)の容積を変化させるために、作業者は、ポンプ1428のレバー1436を動かして逆止バルブ1432を開放位置へと作動させ、その結果、貯槽1430と内袋1410との間で流体が流れることができるようにしてもよい。内袋1410内の流体の容積を増加させるために、ポンプ1428が流体(例えば、非圧縮性流体)を貯槽1430から内袋1410へと注入すると、内袋1410内の流体の量は増加し、その結果、チャンバ1404内の空気の容積は減少する。所望の量の流体が内袋1410内に入ると、作業者は、レバー1436を動かして逆止バルブ1432を閉位置に作動させる、貯槽1430と内袋1410との間で流体の追加的な流れは実質的に妨げられる。
【0037】
あるいは、内袋1410内の流体の容積を減少させるために、逆止バルブ1432が開放位置へと作動されると、ポンプ1428は内袋1410から貯槽1430へと流体を注入する。その結果、チャンバ1404内の空気の容積は増加する。所望の量の流体が内袋1410内に入ると、作業者は、レバー1436を動かして逆止バルブ1432を閉止位置へと作動させる。その結果、貯槽1430と内袋1410との間の流体の追加的な流れが実質的に妨げられる。他の例においては、内袋1410内の流体の体積を減少させるために、逆止めバルブ1432が開放位置へと作動されると、ピストン1406の下方のチャンバ1438内の圧力は、加圧されて、ピストン1406の表面1440に対して力を行使する。その結果、ピストン1406は第1プレート1414に向かって動かされる。ピストン1406が第1プレート1414に向かって動くと、ピストン1406は内袋1410を圧縮し、内袋1410内の流体を孔1429を通って貯槽1430に向かって押し出す。
【0038】
ピストンアクチュエータ1400が、チャンバ1404内に配置された内袋1410を有するものであるとして説明してきたが、ピストンアクチュエータ1400には内袋1410が提供されなくてもよい。かかる例においては、逆止バルブ1432が開放位置へと作動されると、流体は孔1429を通ってチャンバ1404に入る。その結果、チャンバ1404内の空気の容積は減少する。あるいは、チャンバ1404内の流体の量を減少させるために、ピストン1406の下方のチャンバ1438内の圧力は、加圧されて、ピストン1406の表面1440に対して力を行使し、その結果、ピストン1406は第1プレート1414に向かって動き、チャンバ1404から孔1429を通って貯槽1430に向かって流体を押す。
【0039】
特定の方法例、装置例、製品例が本明細書で説明されてきたが、本発明の範囲はこれらに限定されない。逆に、本発明は、字句通りまたは均等論に基づいて添付の請求項の範囲に公正に含まれるすべての方法、装置、製品を含むものである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
対向する開口部およびチャンバを有するハウジングと、
前記ハウジングに接続され且つ前記対向する開口部のうちの1つに近接する第1プレートと、
ヨークおよび前記ハウジングに接続され且つ前記対向する開口部のうちの他方に近接する第2プレートと、
前記チャンバの容積を変化させるための現場調節を提供する容積調節器と、
を備える現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項2】
前記容積調節器は、前記ヨークの外部表面に沿って第1リブおよび第2リブを有する前記ヨークを備え、前記第1リブおよび前記第2リブは前記第2プレートの突出部と係合するよう構成され、前記第2プレートの前記突出部を前記第1リブに近接して配置することは第1チャンバ容積と関連づけられ、前記第2プレートの前記突出部を前記第2リブに近接して配置することは前記第1チャンバ容積とは異なる第2チャンバ容積と関連づけられる、請求項1に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項3】
前記突出部は、第1リブおよび第2リブのうちの少なくとも1つの第2テーパ表面に対応する第1テーパ表面を含み、前記第1テーパ表面と前記第2テーパ表面との間の相互作用により、前記ハウジングが前記現場調節可能なピストンアクチュエータの軸に対して整列する、請求項2に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項4】
前記第1リブは、前記第2リブよりも、前記ヨークの端部に比較的より近い、請求項2に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項5】
前記第2プレートは、少なくとも1つの締結具により互いに連結されたクランプを備える、請求項2に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項6】
前記クランプは、それぞれが前記少なくとも1つの締結具を受容するための少なくとも1つのフランジを有する、複数の対向するC形クランプを備える、請求項5に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項7】
前記クランプは、少なくとも部分的に重複し合う複数のL形クランプを含む、請求項5に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項8】
前記容積調節器はシャフトに接続された前記第1プレートを備え、且つ、前記シャフトは、前記第1プレートを前記チャンバに対して調節することにより前記ピストンアクチュエータを分解する必要なしに前記チャンバの容積を変化させることが可能となるよう、外部から接近可能である、請求項1に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項9】
前記チャンバ内に配置されたピストンに接続されたステムをさらに備え、前記ステムは、バルブの流体流制御部材の位置を制御する、請求項1に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項10】
前記ハウジング、前記第1プレート、前記第2プレート、および前記ヨークに接続するための複数のタイロッドをさらに備える、請求項1に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項11】
前記容積調節器は前記第2プレートを備え、前記第2プレートは、前記ヨークの外部表面と螺合するためのねじ山を含む、請求項1に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項12】
前記チャンバの前記容積を変化させることにより、前記チャンバ内の実質的に非圧縮性の流体の容積が変化する、請求項1に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項13】
前記容積調節器は前記チャンバ内に配置された内袋を備え、前記内袋は流体制御装置に流体的に接続され、前記流体制御装置は、前記内袋への前記実質的に非圧縮性の流体の流れを制御することにより、前記チャンバ内の前記実質的に非圧縮性の流体の前記容積を変化させる、請求項12に記載の現場調節可能なピストンアクチュエータ。
【請求項14】
対向する開口部およびチャンバを備えるハウジングと、
前記ハウジングに接続され、且つ前記対向する開口部のうちの1つに近接する第1プレートと、
ヨークおよび前記ハウジングに接続され且つ前記対向する開口部のうちの他方に近接する第2プレートと、
前記チャンバの容積を変化させる現場調節を提供するための手段と、
を備える、ピストンアクチュエータ組立体。
【請求項15】
前記チャンバの前記容積を変化させる現場調節を提供するための前記手段は容積調節器を備える、請求項14に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項16】
前記容積調節器は、前記第2プレートの突出部に対応する第1リブおよび第2リブを前記ヨークの外部表面に沿って有する前記ヨークを備え、前記第2プレートの前記突出部を前記第1リブに近接して配置することは第1チャンバ容積と関連づけられ、前記第2プレートの前記突出部を前記第2リブに近接して配置することは前記第1チャンバ容積とは異なる第2チャンバ容積と関連づけられる、請求項15に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項17】
前記第1リブは、前記第2リブよりも、前記ヨークの端部に比較的より近い、請求項16に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項18】
前記第2プレートは、少なくとも1つの締結具によりともに連結されたクランプを備える、請求項16に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項19】
前記クランプは、それぞれが前記少なくとも1つの締結具を受容するための少なくとも1つのフランジを有する、複数の対向するC形クランプを備える、請求項18に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項20】
前記クランプは、少なくとも部分的に重複する複数のL形クランプを含む、請求項18に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項21】
前記容積調節器はシャフトに接続された前記第1プレートを備え、前記シャフトは、前記チャンバに対して前記第1プレートを調節することにより、前記アクチュエータ組立体を分解する必要なしに前記チャンバの前記容積を変化させることが可能となるよう、外部から接近可能である、請求項15に記載のピストンアクチュエータ組立体。
【請求項22】
前記チャンバ内に配置されたピストンに接続されたステムをさらに備え、前記ステムはバルブの流体流制御部材の位置を制御する、請求項15に記載のピストンアクチュエータ組立体。

【図1】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公表番号】特表2012−516421(P2012−516421A)
【公表日】平成24年7月19日(2012.7.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−547950(P2011−547950)
【出願日】平成21年12月30日(2009.12.30)
【国際出願番号】PCT/US2009/069799
【国際公開番号】WO2010/087939
【国際公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【出願人】(591055436)フィッシャー コントロールズ インターナショナル リミテッド ライアビリティー カンパニー (183)
【Fターム(参考)】