説明

調節可能な容積及び隅部を有する熱間等方圧加圧容器のための改良機器及び方法

【課題】 熱間等方圧加圧を用いてビレットを成形するための改良容器201及び方法を提供する。
【解決手段】 容器201は、外壁210と、クラウン240の周縁部にリム245が設けられた容器上面200と、容器底面235とを備える。容器上面200は外壁210に嵌挿され、リム245が容器201の内部270に延在するように配置され、容器上面200のリム245は外壁210に沿って摺動して内部270の容積を選択的に調節できるように構成されている。リム245は軸方向Aから角度αで面取り部を画成し、面取り部の厚さはクラウン240に向かって増大する。容器の粉体充填量に基づいて所望の形状のビレットが得られるように、容器201の容積を調節することができる。さらに、容器201の隅部を調節して、縁部効果を解消し、得られるビレットをさらに形状制御することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱間等方圧加圧を用いてビレットを成形するための改良容器及び方法に関し、さらに具体的には、所望の形状及び寸法のビレットが得られるように容器の隅部形状及び容積を調節することのできる特徴を有する方法及び容器に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばマイクロ鋳造又はアトマイズなど、所定の粒度に形成された金属粉体から金属ビレットその他の物体を製造する冶金技術が開発されている。通常、Ni、Cr、Co及びFeで高度に合金化されたこれらの粉体は、100%理論密度に近い稠密塊に圧密化される。得られるビレットは、均質な組成と稠密ミクロ組織を有し、向上した靭性、強度、耐破壊性及び熱膨張係数を有する部品を製造することができ。かかる向上した特性は、例えば、高温及び/又は高応力条件が存在するタービンの回転部品の製造に特に有益である。
【0003】
こうした金属粉体の稠密塊への圧密化は、通例、熱間等方圧加圧(HIP)と呼ばれるプロセスで高圧及び高温下で実施される。一般に、粉体を容器(「缶」とも呼ばれる)に入れ、密封してその内容物を真空下に置く。容器を高温に付し、化学反応を避けるためにアルゴンのような不活性ガスを用いて外側を加圧する。金属粉体の処理には、例えば480℃〜1315℃の高温及び51MPa〜310MPa又はそれ以上の圧力が用いられる。粉体を封入した容器を加圧すると、所定の流体媒体(例えば不活性ガス)であらゆる方面及び方向から粉体に圧力が加わる。
【0004】
HIP処理に必要な設備は一般に非常に高価であり、特殊な構造が必要とされる。極端な温度及び圧力のため、HIPプロセス中に粉体の体積が減少すると、容器は実質的に変形又は押し潰され、容器は圧粉体から生成したビレットの表面に結合した状態になる。得られるビレットの所望の形状に応じて、HIPプロセス後に、容器の表面の全部又は一部を機械加工によって切り取らなければならないことがある。さらに、所望の形状及びHIPプロセスで生じた変形の種類に応じて、ビレットの一部を切り取らなければならないこともある。ビレットの製造に使用される粉体は通常非常に高価であるので、ビレットの一部を除去するのは望ましくない。
【0005】
図1及び図2に、HIPプロセスに従来の容器を使用したときに直面する問題を例示する。図1は、HIPプロセスの極端な温度及び圧力に付される前の容器101の一部の概略図である。容器101は、加圧成形すべき粉体混合物105を収容し、HIPプロセスの際に加圧用の流体(アルゴンなど)の進入を防ぐためシールをもたらす。加圧前は、上面100と底面135の間の壁110は基本的に真っ直ぐで変形していない。HIPプロセス前は、上面100及び底面135も変形していない。
【0006】
図2は、HIPプロセスに付した後の容器101の同じ部分を示す。HIPプロセスの条件で、粉体が金属ビレット106へと変換されている。しかし、粉体から中実金属への密度の変化によって、体積にも劇的な変化が生じている。体積が減少すると、粉体105からビレット106への変化にともなって容器101も変形する。図2では、壁110が弓形に変形しているものを示すが、上面100及び底面135も変形を起こすことがある。その結果、ビレット106も同様の形状(砂時計形とも呼ばれる)を有する。
【0007】
残念なことに、ビレット106の所望の形状(又はビレット106から最終的に製造すべき部品の形状)によっては、得られるビレット106の形状では、その表面から貴重な材料を除去しなければならないことがあるので、図2に示す変形は望ましくないことがある。例えば、ビレット106の壁110に沿って円筒形の外面が必要とされる場合、所望の外面を得るために、線130に沿って容器101及びビレット106をカットつまり機械加工しなければならないことがある。容器101の全部又は一部が失われることに加えて、容器101の隅部107は、ビレット106の各縁部の形状制御をもたらさない。外壁110の弓形の変形だけでなく、容器101の上面及び底面付近の部分115でかなりの量のビレット106が失われる。元の粉体が高価なので、この損失は望ましくない。さらに、粉体ほど重大ではないが、容器101の一部も機械加工プロセスのため失われる。用途によっては、最終的ワークピースに含めておくため、得られるビレットに容器101の材料が保持されているのが望ましいことがある。かかる場合、ビレットを賦形するために容器を除去するのは避けるべきである。
【0008】
さらに、容器101の寸法は、様々な粉体充填量に調節可能ではない。具体的には、容器101が製造されると、容器101の内部に充填できる粉体の量が決まってしまい、ひいてはビレットの寸法も決まってしまう。繰返しになるが、ビレット106を所望の寸法に縮小するためビレットから材料を除去するのは望ましくない。様々な粉体充填量に必要な様々な予想体積に対処するためだけに、複数の容器を製造することも望ましくない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】米国特許第6718809号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
そこで、容器の隅部の形状制御をもたらすとともに、HIP処理に関して粉体損失を低減又は解消することができる改良機器及び方法があれば有用である。HIP処理のため容積を調節できる容器を提供することのできる改良機器及び方法があれば有用である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、熱間等方圧加圧を用いてビレットを成形するための改良容器及び方法に関し、特に、所望の形状及び寸法のビレットが得られるように容器の隅部形状及び容積を調節することのできる特徴を有する方法及び容器に関する。本発明の目的及び効果については、以下の詳細な説明にその一部を記載するが、本明細書の記載から自明である事項もあろうし、本発明の実施を通して知ることもできよう。
【0012】
ある例示的な実施形態では、本発明は、粉体をビレットへと加圧成形するための容器を提供する。本容器は、容器に沿って延びる軸方向を画成する外壁を含む。外壁は容器の内部を画成する。リムとつながるクラウンを含む容器上面が設けられる。リムはクラウンの周縁に延在する。容器上面は、外壁に嵌挿されてリムが容器内部に延在するように配置される。容器上面のリムは外壁に沿って摺動するように構成されており、内部の容積を選択的に調節することができる。リムは軸方向から角度αで面取り部(chamfer)を画成する。面取り部の厚さはクラウンに向かう方向に増大する。容器は、外壁で受けられる容器底面も含む。
【0013】
別の例示的な実施形態では、本発明は、粉体をビレットへと加圧成形するための容器を提供する。本容器は、容器に沿って延びる軸方向を画成する外壁を含む。外壁は容器の内部を画成する。容器上面及び容器底面が設けられる。容器上面及び容器底面は各々、リムとつながるクラウンを含む。容器底面及び容器上面のリムはクラウンの周縁に延在する。容器上面及び容器底面は各々外壁に嵌挿されて、容器上面及び容器底面のリムが容器の内部へと延在するように配置される。容器上面及び容器底面のリムは、外壁に沿って摺動するように構成されており、内部の容積を選択的に調節することができる。容器上面及び容器底面のリムは各々、軸方向から角度αで面取り部を画成し、各々の面取り部の厚さはクラウンに向かう方向に増大する。
【0014】
本発明のさらに別の例示的な態様では、熱間等方圧加圧の際の材料の使用を改善するための方法が提供される。本方法は、加圧成形すべき粉体を収容する容器を用意する段階を含む。容器は、容器に沿って延びる軸方向を画成する外壁を含む。外壁は容器の内部を画成する。リムとつながるクラウンを含む容器上面が設けられる。リムはクラウンの周縁に延在する。容器上面は、外壁に嵌挿されてリムが容器内部に延在するように配置される。容器上面のリムは、外壁に沿って摺動するように構成されており、内部の容積を選択的に調節することができる。リムは、軸方向から角度αで面取り部を画成する。面取り部の厚さは、クラウンに向かう方向に増大する。容器底面は、外壁で受けられる。本方法は、熱間等方圧加圧用の材料の所定の体積を収容できるように、外壁に対する容器上面の位置を選択する段階も含む。粉体の熱間等方圧加圧後、得られるビレットが容器上面に沿って所定の形状をもつように角度αについてゼロ以外の値を決定する。
【0015】
本発明の上記その他の特徴、態様及び利点については、図面と併せて以下の詳細な説明を参照することによって理解を深めることができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】HIPプロセスを行う前の容器の一側面に沿った概略断面図である。
【図2】HIPプロセスの圧力及び温度に付された後の図1の容器の一側面に沿った概略断面図である。
【図3】本発明の例示的な実施形態の断面図である。二点破線は容器上面及び底面の摺動による容器の容積の調節を示す。
【図4】本発明の例示的な実施形態の断面図である。径方向線は容器上面及び底面の内表面の特徴を示す。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本明細書で説明する有益な改良をもたらすため、本発明は、熱間等方圧加圧を用いてビレットを成形するための改良容器及び方法を提供し、特に、所望の形状及び寸法のビレットが得られるように容器の隅部形状及び容積を調節することのできる特徴を有する改良容器及び方法を提供する。本発明を説明するため、本発明の実施形態について詳細に説明し、その1以上の例を図面に示す。それらの例は本発明を説明するためのものにすぎず、本発明を限定するものではない。実際、本発明の技術的範囲及び技術的思想から逸脱せずに、本発明で様々な修正及び変更をなすことができるのは当業者には明らかであろう。例えば、ある実施形態の一部として例示又は記載された特徴を別の実施形態で用いてさらに別の実施形態とすることができる。したがって、本発明は、このような修正及び変更も、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的範囲及びその均等の範囲に属する。
【0018】
本発明に係る容器201の例示的な実施形態の断面図を図3に示す。容器201は、容器201の長さに沿って延びる軸方向Aを画成する外壁210を含む。軸方向Aは、以下で説明するように、角度αを定義するため任意に選ばれる。さらに、容器201は円筒形の形状として図示されている。しかし、本明細書の教示内容に基づいて、その他様々な形状の容器にも本発明を適用できることは当業者には明らかであろう。
【0019】
容器201は、容器上面200及び容器底面235を含む。容器上面200は、その周縁付近でリム245とつながるクラウン240を含む。クラウン240及びリム245は好ましくは一体部品として容器上面200をなすように一体に製造されるが、他の構成を用いてもよい。
【0020】
容器上面200は、外壁210内に嵌合又は相補的に収まる寸法及び形状に構成される。例えば、容器上面200は外壁210の円筒形の形状に一致する円形の形状であるが、上面200は外壁210よりもわずかに小さい直径を有する。したがって、上面200のリム245は外壁210に嵌入し、容器201の内部270に延在する。外壁210とリム245の公差によって、リム245は軸方向Aに沿って摺動することができる。したがって、容器上面200の位置を容易に調節することができて、容器201の内部270に保持される粉体の体積を選択的に決定することができる。
【0021】
容器底面235は、容器上面200とほぼ同様の方法で構成される。特に、容器底面235は、クラウン250の周囲にリム255を含む。リム235も容器201の内部270に収まって、軸方向Aに摺動するように構成される。したがって、容器底面235も、容器201の内部の容積の調節に用いることができる。
【0022】
したがって、容器上面200及び底面235は、容器201の内部270に充填される粉体の量の調節を可能にする。ある例示的な使用の態様では、得られるビレットの望ましい形状及び体積に応じて、容器底面235を軸方向Aに位置決めする。最終位置を溶接部209で永久的に固定する。次いで、粉体を所望の体積で容器201に充填する。次いで、容器上面200を外壁210に挿入し、容器201に充填された粉体の体積に基づいて所望の位置へと摺動させる。次いで、容器上面200の最終位置を溶接部211を用いて永久的に固定する。
【0023】
図3の例示的な実施形態は、調節可能な容器上面200及び調節可能な容器底面235を有する容器201を示す。或いは、内部270の容積を調節できるように上面200又は底面235の一方が軸方向に移動できるように、容器201を構成してもよい。容器201に対する上述の様々な形状の使用に加えて、容器201について様々な寸法及び比率を使用することもできる。
【0024】
リム245及び255の各々は軸方向Aから角度αの面取り部を画成する。具体的には、リム245及び255の各々の断面の厚さはそれぞれクラウン240及び250に向かう方向に増大する。厚さの増加率は角度αで定まるが、この角度は一般に約1度〜約10度である。角度αは、HIPプロセスによる容器201の予測される変形及びビレットの所望の形状に基づいて選択される。例えば、約1度〜約10度の角度αは、従来の容器を用いたときに生じる図1及び図2に示すような望ましくない縁部効果を解消することができる。
【0025】
ある種のビレットでは、容器上面200及び容器底面235付近での追加の形状制御が望まれることがある。例えば、容器201は、HIPプロセス後にビレットに不都合な縁部を招来しかねない隅部207及び265を含む。ここで図4を参照すると、容器301は、容器201と同様の特徴を含んでおり、同一又は類似の特徴を同様の符号で示す。しかし、容器上面300の内表面308に沿って、リム345とクラウン340をつなぐ表面308の部分に曲率半径Rが加えられている。同様の曲率半径Rが容器底面335にも用いられている。この曲率半径によって、得られるビレットに対して、容器301の隅部(例えば、図4に示す隅部307及び365)に沿った部分での追加の形状制御が可能となる。好ましくは、容器301は最初から所望の曲率半径Rで構成される。ただし、容器上面又は容器底面に十分な厚さがあるときは、最初の作製後に、例えば容器の隅部を機械加工することによって曲率半径Rを追加してもよい。
【0026】
以上、本発明の特定の例示的な実施形態に関して詳細に説明してきたが、本明細書の開示内容に基づいて、これらの実施形態に当業者が様々な修正、変更及び均等物での置換を容易になし得ることは明らかであろう。したがって、本明細書の開示範囲は限定的なものではなく例示にすぎず、当業者に自明な修正、変更及び/又は追加を除外するものではない。
【符号の説明】
【0027】
100 上面
101 容器
105 粉体混合物
106 ビレット
107 隅部
110 壁
115 部分
130 線
135 底面
200 (容器)上面
201 容器
207 隅部
209 溶接部
210 外壁
211 溶接部
235 (容器)底面
240 クラウン
245 リム
250 クラウン
255 リム
265 隅部
270 内部
300 (容器)上面
301 容器
308 内表面
309 溶接部
311 溶接部
335 底面
345 リム
350 クラウン
A 軸方向
R 曲率半径

【特許請求の範囲】
【請求項1】
粉体をビレットへと加圧成形するための容器(201,301)であって、
当該容器(201,301)に沿って延びる軸方向(A)を画成する外壁(210,310)であって、当該容器(201,301)の内部(270,370)を画成する外壁(210,310)と、
リム(245,345)とつながるクラウン(240,340)を含む容器上面(200,300)であって、該リム(245,345)がクラウン(240,340)の周縁に延在し、容器上面(200,300)が外壁(210,310)に嵌挿されてリム(245,345)が容器(201,301)の内部(270,370)に延在するように配置され、容器上面(200,300)のリム(245,345)が、外壁(210,310)に沿って摺動して内部(270,370)の容積を選択的に調節できるように構成されており、リム(245,345)が軸方向(A)から角度αで面取り部を画成し、面取り部の厚さがクラウン(240,340)に向かう方向に増大する、容器上面(200,300)と、
外壁(210,310)で受けられる容器底面(235,335)と
を備える容器(201,301)。
【請求項2】
前記容器上面(300)が内表面(308)を画成し、内表面(308)が、容器上面(300)のリム(345,355)とクラウン(340,350)をつなぐ内表面(308の部分に曲率半径(R)で規定される輪郭を有する、請求項1記載の容器(301)。
【請求項3】
前記容器上面(200,300)と外壁(210,310)を接合して、当該容器(201,301)の内部(270,370)の容積を固定する溶接部(211,311)をさらに含む、請求項1又は請求項2記載の容器(201,301)。
【請求項4】
前記外壁(210,310)が実質的に円筒形の形状である、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の容器(201,301)。
【請求項5】
前記角度αが約1度〜約10度である、請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の容器(201,301)。
【請求項6】
熱間等方圧加圧の際の材料の使用を改善するための方法であって、
加圧成形すべき粉体を収容する容器(201,301)を用意する段階であって、
容器(201,301)に沿って延びる軸方向(A)を画成する外壁(210,310)であって、容器(201,301)の内部(270,370)を画成する外壁(210,310)と、
リム(245,345)とつながるクラウン(240,340)を含む容器上面(200,300)であって、該リム(245,345)がクラウン(240,340)の周縁に延在し、容器上面(200,300)が外壁(210,310)に嵌挿されてリム(245,345)が容器(201,301)の内部(270,370)に延在するように配置され、容器上面(200,300)のリム(245,345)が、外壁(210,310)に沿って摺動して内部(270,370)の容積を選択的に調節できるように構成されており、リム(245,345)が軸方向(A)から角度αで面取り部を画成し、面取り部の厚さがクラウン(240,340)に向かう方向に増大する、容器上面(200,300)と、
外壁(210,310)で受けられる容器底面(235,335)と
とを備える該容器(201,301)を用意する段階と、
熱間等方圧加圧用の材料の所定の体積を収容できるように、外壁(210,310)に対する容器上面(200,300)の位置を選択する段階と、
粉体の熱間等方圧加圧後に、得られるビレットが容器上面(200,300)に沿って所定の形状をもつように角度αについてゼロ以外の値を決定する段階と
を含む方法。
【請求項7】
前記容器(201,301)を熱間等方圧加圧に付す段階と、
得られるビレットが容器上面(200,300)に沿って所定の形状になるように、容器(201,301)の外壁(210,310)及び容器上面(200,300)を変形させる段階とを含む、請求項6記載の方法。
【請求項8】
得られるビレットが、その少なくとも一部に沿って実質的に円筒形の形状を有する、請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記角度αが約1度〜約10度である、請求項6乃至請求項8のいずれか1項記載の方法。
【請求項10】
前記容器上面(300)が内表面(308)を画成し、容器(301)のリム(345,355)とクラウン(340,350)をつなぐ部分の内表面(308)に曲率半径(R)を設ける段階をさらに含む、請求項6乃至請求項9のいずれか1項記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−41981(P2011−41981A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−176844(P2010−176844)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY
【Fターム(参考)】