赤血球凝集素を含むインフルエンザウイルス様粒子(VLPS)
植物または植物の一部内でインフルエンザウイルス様の粒子(VLP)を合成する方法が提供される。方法は、植物中でのA型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザHAの発現およびサイズ排除クロマトグラフィーによる精製を含む。本発明は、A型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザHAタンパク質および植物脂質を含むVLPも指向する。本発明は、A型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザHAをコードする核酸に加えてベクターも指向する。VLPは、インフルエンザワクチンを製剤化するために使用することができるか、または既存のワクチンを濃縮するために使用することができる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物中で活性のある調節領域に作動可能に連結されたA型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザ赤血球凝集素(HA)をコードするヌクレオチド配列を含む核酸。
【請求項2】
前記HAが、天然のシグナルペプチドまたは非天然のシグナルペプチドを含む、請求項1に記載の核酸。
【請求項3】
前記非天然のシグナルペプチドが、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼシグナルペプチドである、請求項2に記載の核酸。
【請求項4】
植物においてインフルエンザウイルス様粒子(VLP)を産生する方法であって、
a)請求項1に記載の核酸を前記植物または前記植物の一部に導入する工程と、
b)核酸の発現を可能にする条件下で、前記植物または前記植物の一部をインキュベーションして、それによってVLPを産生する工程と
を含む方法。
【請求項5】
前記導入工程(工程a)において、前記核酸が一過性様式で植物中に導入される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記導入工程(工程a)において、前記核酸が安定的であるように植物中に導入される、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
c)宿主を採取しVLPを精製する工程
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記導入工程(工程a)において、1つまたは複数のシャペロンタンパク質をコードするヌクレオチド配列を含む第2の核酸が植物に導入される、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記1つまたは複数のシャペロンタンパク質が、Hsp40およびHsp70からなる群から選択される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
植物においてインフルエンザウイルス様粒子(VLP)を産生する方法であって、
a)請求項1に記載の核酸を含む植物または植物の一部を提供する工程と、
b)核酸の発現を可能にする条件下で、前記植物または前記植物の一部をインキュベーションして、それによってVLPを産生する工程と
を含む方法。
【請求項11】
請求項1に記載の核酸を含む植物。
【請求項12】
植物中で活性のある調節領域に作動可能に連結された1つまたは複数のシャペロンタンパク質をコードするヌクレオチド配列を含む核酸をさらに含む、請求項11に記載の植物。
15、前記1つまたは複数のシャペロンタンパク質が、Hsp40およびHsp70からなる群から選択される、請求項14に記載の植物。
【請求項13】
A型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザウイルス赤血球凝集素(HA)タンパク質と、植物に由来する1つまたは複数の脂質とを含むウイルス様粒子(VLP)。
【請求項14】
効果的な用量の請求項13に記載のVLPと、薬学的に許容される担体とを含む組成物。
【請求項15】
請求項13に記載のウイルス様粒子を投与することを含む、インフルエンザウイルス感染に対する免疫を被験体において誘導する方法。
【請求項16】
前記ウイルス様粒子が、経口的に、皮内に、鼻内に、筋肉内に、腹腔内に、静脈内に又は皮下に被験体に投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
植物特異的N−グリカンまたは修飾されたN−グリカンを持つA型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザウイルスHAを含むウイルス様粒子(VLP)。
【請求項18】
効果的な用量の請求項17に記載のVLPと、薬学的に許容される担体とを含む組成物。
【請求項19】
請求項18に記載の組成物を投与することを含む、インフルエンザウイルス感染に対する免疫を被験体において誘導する方法。
【請求項20】
前記組成物が、経口的に、皮内に、鼻内に、筋肉内に、腹腔内に、静脈内に又は皮下に被験体に投与される、請求項19に記載の方法。
【請求項1】
植物中で活性のある調節領域に作動可能に連結されたA型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザ赤血球凝集素(HA)をコードするヌクレオチド配列を含む核酸。
【請求項2】
前記HAが、天然のシグナルペプチドまたは非天然のシグナルペプチドを含む、請求項1に記載の核酸。
【請求項3】
前記非天然のシグナルペプチドが、タンパク質ジスルフィドイソメラーゼシグナルペプチドである、請求項2に記載の核酸。
【請求項4】
植物においてインフルエンザウイルス様粒子(VLP)を産生する方法であって、
a)請求項1に記載の核酸を前記植物または前記植物の一部に導入する工程と、
b)核酸の発現を可能にする条件下で、前記植物または前記植物の一部をインキュベーションして、それによってVLPを産生する工程と
を含む方法。
【請求項5】
前記導入工程(工程a)において、前記核酸が一過性様式で植物中に導入される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記導入工程(工程a)において、前記核酸が安定的であるように植物中に導入される、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
c)宿主を採取しVLPを精製する工程
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記導入工程(工程a)において、1つまたは複数のシャペロンタンパク質をコードするヌクレオチド配列を含む第2の核酸が植物に導入される、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
前記1つまたは複数のシャペロンタンパク質が、Hsp40およびHsp70からなる群から選択される、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
植物においてインフルエンザウイルス様粒子(VLP)を産生する方法であって、
a)請求項1に記載の核酸を含む植物または植物の一部を提供する工程と、
b)核酸の発現を可能にする条件下で、前記植物または前記植物の一部をインキュベーションして、それによってVLPを産生する工程と
を含む方法。
【請求項11】
請求項1に記載の核酸を含む植物。
【請求項12】
植物中で活性のある調節領域に作動可能に連結された1つまたは複数のシャペロンタンパク質をコードするヌクレオチド配列を含む核酸をさらに含む、請求項11に記載の植物。
15、前記1つまたは複数のシャペロンタンパク質が、Hsp40およびHsp70からなる群から選択される、請求項14に記載の植物。
【請求項13】
A型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザウイルス赤血球凝集素(HA)タンパク質と、植物に由来する1つまたは複数の脂質とを含むウイルス様粒子(VLP)。
【請求項14】
効果的な用量の請求項13に記載のVLPと、薬学的に許容される担体とを含む組成物。
【請求項15】
請求項13に記載のウイルス様粒子を投与することを含む、インフルエンザウイルス感染に対する免疫を被験体において誘導する方法。
【請求項16】
前記ウイルス様粒子が、経口的に、皮内に、鼻内に、筋肉内に、腹腔内に、静脈内に又は皮下に被験体に投与される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
植物特異的N−グリカンまたは修飾されたN−グリカンを持つA型/カリフォルニア/04/09のインフルエンザウイルスHAを含むウイルス様粒子(VLP)。
【請求項18】
効果的な用量の請求項17に記載のVLPと、薬学的に許容される担体とを含む組成物。
【請求項19】
請求項18に記載の組成物を投与することを含む、インフルエンザウイルス感染に対する免疫を被験体において誘導する方法。
【請求項20】
前記組成物が、経口的に、皮内に、鼻内に、筋肉内に、腹腔内に、静脈内に又は皮下に被験体に投与される、請求項19に記載の方法。
【図1A】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図4A】
【図4B】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図10E】
【図10F】
【図10G】
【図10H】
【図10I】
【図10J】
【図10K】
【図10L】
【図10M】
【図10N】
【図10O】
【図10P】
【図10Q】
【図10R】
【図10S】
【図10T】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図21A】
【図21B】
【図22A】
【図22B】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図26A】
【図26B】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40A】
【図40B】
【図41A】
【図41B】
【図42A】
【図42B】
【図43A】
【図43B】
【図44A】
【図44B】
【図45A】
【図45B】
【図46】
【図47】
【図48a】
【図48b】
【図49】
【図50A】
【図50B】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85A】
【図85B】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92A】
【図92B】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図3D】
【図4A】
【図4B】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10A】
【図10B】
【図10C】
【図10D】
【図10E】
【図10F】
【図10G】
【図10H】
【図10I】
【図10J】
【図10K】
【図10L】
【図10M】
【図10N】
【図10O】
【図10P】
【図10Q】
【図10R】
【図10S】
【図10T】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図21A】
【図21B】
【図22A】
【図22B】
【図23A】
【図23B】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図26A】
【図26B】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40A】
【図40B】
【図41A】
【図41B】
【図42A】
【図42B】
【図43A】
【図43B】
【図44A】
【図44B】
【図45A】
【図45B】
【図46】
【図47】
【図48a】
【図48b】
【図49】
【図50A】
【図50B】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85A】
【図85B】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92A】
【図92B】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【公表番号】特表2011−527180(P2011−527180A)
【公表日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−516934(P2011−516934)
【出願日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際出願番号】PCT/CA2009/000926
【国際公開番号】WO2010/003225
【国際公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(502121395)メディカゴ インコーポレイテッド (13)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際出願番号】PCT/CA2009/000926
【国際公開番号】WO2010/003225
【国際公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(502121395)メディカゴ インコーポレイテッド (13)
【Fターム(参考)】
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