超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン
【課題】
【解決手段】超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンにおいて、治療ヘッド(1)、波源担持装置(15)、メカニカルアーム(2)、治療ベッド、垂直運動機構、タッチスクリーン(6)及び制御回路(8)を含む。上記のタッチスクリーン(6)には、選択操作可能なメニューがあり、上記の治療ヘッド(1)は、上記の波源担持装置(15)にクランプされており、且つ一つの全体として上記のメカニカルアーム(2)に固定連結されており、上記のメカニカルアーム(2)は、上記の垂直運動機構に固定連結されており、上記の垂直運動機構は、上記の治療ベッドベース(5)に固定連結されている。該超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド(1)の着脱が便利であり、メカニカルアーム(2)が昇降自在であり、超音波周波数が1〜3MHzであり、高強度、狭幅パルス、低デューティー比の超音波発射モードを備える。
【解決手段】超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンにおいて、治療ヘッド(1)、波源担持装置(15)、メカニカルアーム(2)、治療ベッド、垂直運動機構、タッチスクリーン(6)及び制御回路(8)を含む。上記のタッチスクリーン(6)には、選択操作可能なメニューがあり、上記の治療ヘッド(1)は、上記の波源担持装置(15)にクランプされており、且つ一つの全体として上記のメカニカルアーム(2)に固定連結されており、上記のメカニカルアーム(2)は、上記の垂直運動機構に固定連結されており、上記の垂直運動機構は、上記の治療ベッドベース(5)に固定連結されている。該超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド(1)の着脱が便利であり、メカニカルアーム(2)が昇降自在であり、超音波周波数が1〜3MHzであり、高強度、狭幅パルス、低デューティー比の超音波発射モードを備える。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脂肪除去・ボディシェイピングマシンに関し、特に超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、国際的には、新型の超音波ダイエット技術が採用されている。すなわち、手持ち式の超音波エネルギー変換器を介して患者の体外で周波数500kHz前後の集束超音波を連続的に発射し、超音波が皮膚を透過して皮下脂肪層に達し、超音波による熱効果、高音圧などの物理効果により脂肪細胞構造を破壊させ、それに含まれている脂肪を遊離させ、遊離脂肪が一定期間を経て、すなわち人体自身の代謝機能によって吸収されることで、ダイエットとボディシェイピングの効果を達成する。しかし、上記の手持ち式の超音波エネルギー変換器は、操作が複雑であり、手間がかかり、治療ヘッドの着脱が不便であるため、治療の速度が制限される。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンにおいて、操作が簡単で手間がかからず、治療ヘッドの着脱が便利であり、メカニカルアームが昇降自在であり、治療の速度が速く、超音波周波数が1〜3MHzであり、高強度、狭幅パルス、低デューティー比の超音波発生モードを備える超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを提供することを目的としている。
【0004】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの技術案は、次のとおりである。
【0005】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド、波源担持装置、メカニカルアーム、治療ベッド本体、昇降シリンダ体、治療ベッドベース、タッチスクリーン、ボタン及び制御回路を含み、上記のタッチスクリーンには、選択操作可能なメニューがあり、上記のボタンは、上記の昇降シリンダ体の昇降運動を制御するスイッチであり、上記の治療ヘッドは、上記の波源担持装置にクランプされており、且つ一つの全体として上記のメカニカルアームに固定連結されており、上記のメカニカルアームは、上記の昇降シリンダ体に固定連結されており、上記の昇降シリンダ体は、上記の治療ベッドベースに固定連結されている。
【0006】
上記の治療ヘッドの本体部分の内部メイン構造は、球面自己集束式超音波エネルギー変換器であり、超音波が集束セラミックプレートを介してエネルギーを一つの焦点に収束させ、上記の治療ヘッドの内部構造は、更に超音波伝導媒体収納機構と冷却水循環系を含み、上記の治療ヘッドの本体部分の外部構造は、治療ヘッドハンドルとアダプタとを含み、上記の治療ヘッドハンドルは、治療ヘッドの手動と自動との二種類の治療モードに適用できるように手持ちか機械で持たれる。
【0007】
上記のメカニカルアームは、ハンドル、治療ヘッド固定用シート、平行四辺形連結ロッド、ロック部材、回転軸、エアスプリング及び連結部材を含む。上記のハンドルは、ロッド形状構造であり、治療ヘッド固定用シートの両側にそれぞれ位置するとともに、上記の治療ヘッド固定用シートに可動的に連結されている。上記の治療ヘッド固定用シートは、メカニカルアームと波源担持装置との連結部材であり、その一方側が平行四辺形連結ロッドと固定連結されており、他方側が波源担持装置と固定連結されている。上記の平行四辺形連結ロッドは二組あり、一つの台形連結部材によって連結されており、一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部と上記の台形連結部材とが回転軸を介して連結されており、他方の端部が治療ヘッド固定用シートと固定連結されており、他の一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部が上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部が回転軸を介して三角形連結部材と可動的に連結されており、また、平行四辺形連結ロッドは、回転軸周りに回動自在である。上記のエアスプリングは二本あり、そのうちの一本のエアスプリングの一方の端部が回転軸を介して上記の台形連結部材と連結されており、他方の端部にロック部材が連結されているとともに、治療ヘッド固定用シートに固定連結されており、該エアスプリングは、メタルワイヤを介してハンドルに連結されており、他の一本のエアスプリングの一方の端部は、ロック部材が連結されているとともに上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部は、回転軸を介して上記の三角形連結部材に連結されている。上記のハンドルをそれぞれ回転させることにより、回転軸回りに回転するようにメカニカルアームを制御可能であり、ハンドルでロック部材を駆動してエアスプリングの制動機構を押し付け、上記のエアスプリングは、ロック状態が解除されて可動自在となり、最終的にメカニカルアームの組み合わせ位置を治療に要する位置に達させる。また、ハンドルを緩めることにより、エアスプリングをロックしてその位置が自己ロックされる。上記の治療ヘッド固定用シートは、上記の治療ヘッドを固定するものである。上記のメカニカルアームが平行四辺形連結ロッドであり、且つ昇降シリンダ体に固定されているメカニカルアームブラケットが床面と平行であるため、上記の治療ヘッドと床面との垂直関係が保証されている。
【0008】
上記の治療ベッドは、治療ベッド本体と治療ベッドベースとを含む。上記の治療ベッド本体のメインフレームは、メタル管を溶接してなり、上記の治療ベッド本体の長手方向と幅方向に沿ってそれぞれ二組のガイドレール・スライダ機構及び変位駆動機構が設けられている。各組のガイドレール・スライダ機構の二本のガイドレールは、互いに平行であり、上記の二組のガイドレール・スライダ機構は、重なっておりかつ方向が直交しており、上記の治療ベッドベースは、メタル管を溶接してなる支持構造であり、治療ベッドを支持するものである。また、上記の治療ベッド本体と上記の治療ベッドベースとの間に、本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを制御するための制御回路が取り付けられている。上記のガイドレール・スライダ機構は、変位駆動機構を利用して上記の治療ベッド本体をそれぞれ長手方向と幅方向に沿って相対的に独立して運動する。上記の変位駆動機構は、モータである。
【0009】
上記の昇降シリンダ体は、モータ、フィード・ロッド、ロック装置及びメカニカルアームブラケットを含む。上記のフィード・ロッドは、表面の平滑度が高いロッド形状構造であり、上記のロック装置は、中心部に上記のフィード・ロッドを差し込むための穴が開けられており、上記のメカニカルアームブラケットは、床面と平行するフラットフォームであり、上記のフィード・ロッドは上記のロック装置に挿入されて固定連結されており、上記の昇降シリンダ体はロッキングされるように上記のロック装置と固定連結されている。上記の昇降シリンダ体は、フィード・ロッド、ロック装置を利用して治療ベッドベースの支持構造と固定連結し、上記のメカニカルアームブラケットは、上記のメカニカルアームの三角形連結部材に固定連結されており、上記の昇降シリンダの内部には昇降ロッドがあり、モータの働きにより上記の昇降シリンダ体が昇降運動できる。
【0010】
上記の制御回路は、治療ヘッド制御回路、治療ベッド本体制御回路とタッチスクリーン制御回路とを含む。
そのうち、上記の治療ヘッド制御回路は、下記のモジュールを含む。
【0011】
信号変換モジュール:チップMAX913及びその周辺回路を含み、上記の高周波正弦波信号を高周波デジタル信号に変換可能である。
【0012】
後段干渉削減モジュール:チップ74HC04及びその周辺回路を含み、反転作用により高周波デジタル信号、PWM信号及び高周波信号1Q、1Q#の後段干渉の削減が可能である。
【0013】
信号制御モジュール:チップSN74HC74及びその周辺回路を含み、上記の高周波デジタル信号を、PWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号に変換し、後段干渉削減モジュールの反転作用で後段干渉を削減されたPWM信号が信号制御モジュールに入力されて二つの狭幅パルスの幅を制御する。高周波信号1Q、1Q#のデューティー比の調節が可能である。
【0014】
信号遅延モジュール:チップDS1013及びその周辺回路を含み、二回にわたって後段干渉削減モジュールで後段干渉を削減された高周波信号1Q、1Q#を遅延させて出力することで、半周期の差を持つ二組の高周波信号を得られる。
【0015】
信号演算モジュール:チップ74HC08及びその周辺回路を含み、(1)半周期の差を持つ二組の高周波信号、(2)電源正極、(3)信号制御モジュールから出力されたPWM信号及びPWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号を論理積演算する。四つの信号の発生が可能である。
【0016】
信号増幅・伝送モジュール:チップIXDD414及びその周辺回路を含み、上記の四つの信号を増幅する。増幅された四つの信号は信号増幅・伝送モジュールにより超音波発射部への伝送が可能である。
【0017】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンによれば、下記の有益な効果を有する。
【0018】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドは、上記の波源担持装置が採用されているため、治療ヘッドが治療者の異なる部位に適用できるようになり、操作者の操作が便利となり、手間がかからない。しかも、治療ヘッドの着脱が便利となる。
【0019】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンのメカニカルアームは、メカニカルアーム昇降機構と昇降シリンダ体を有するため、モータ駆動機構の働きにより自在に昇降できる。
【0020】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ベッドは、本体の長手方向と幅方向に沿って相対的に独立して運動できるため、治療の速度を向上させている。
【0021】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッド制御回路によれば、超音波稼働周波数を1〜3MHzに向上させることができ、人体深部組織に与える影響も500kHzの超音波より明らかに小さい。換言すると、1〜3MHzの超音波が脂肪除去治療に用いられるときに、その安全性が明らかに向上する。
【0022】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッド制御回路では、高強度の超音波の発生が可能であるとともに、上記の超音波の発射モードの狭幅パルスのデューティー比が低い。高強度超音波による高音圧では、脂肪細胞構造への破壊作用を強化させる。狭幅パルス、低デューティー比の発射モードでは、超音波が引き起こした組織温度上昇を弱め、超音波破壊の「選択性」を強化させ、治療の副作用軽減と治療効率向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの全体外観構造を示す図である。
【図2】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの全体内部構造を示す図である。
【図3】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドの外形構造を示す図である。
【図4】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドの断面図である。
【図5】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドと波源担持装置とが接続された後の構造を示す図である。
【図6】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドが波源担持装置にクランプされて、全体としてメカニカルアームと接続した後の構造図である。
【図7】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンのメカニカルアームの各構成部品の相対位置を示す図である。
【図8】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ベッドの内部構造を示す図である。
【図9】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ベッドのガイドレール・スライダの構造を示す図である。
【図10】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの昇降シリンダ体の外部構造を示す図である。
【図11】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの昇降シリンダ体の部分断面図である。
【図12】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの昇降シリンダ体と治療ベッドベース支持構造との固定連結構造を示す図である。
【図13】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッド制御回路の原理図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1を参照に、本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを説明する。本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド1、メカニカルアーム2、治療ベッド本体3、昇降シリンダ体4、治療ベッドベース5、タッチスクリーン6、ボタン7、制御回路8及び波源担持装置15を含む。上記のタッチスクリーン6には、選択操作可能なメニューがある。上記のボタン7は、上記の昇降シリンダ体4の昇降運動を制御するスイッチである。上記の治療ヘッド1は、上記の波源担持装置15にクランプされており、全体が上記のメカニカルアーム2に固定連結されている。上記のメカニカルアーム2は、上記の昇降シリンダ体4に固定連結されており、上記の昇降シリンダ体4は、上記の治療ベッドベース5に固定連結されている。
【0025】
図3と4を参照に、上記の治療ヘッド1の本体部分の内部メイン構造を説明する。上記の治療ヘッド1の本体部分の内部メイン構造は、球面自己集束式超音波エネルギー変換器11であり、超音波は集束セラミックプレート14を介してエネルギーを一つの焦点に集束させる。上記の治療ヘッド1の内部構造は、更に超音波伝導媒体収納機構12と冷却水循環系13を含み、上記の治療ヘッド1本体部分の外部構造は、治療ヘッドハンドル9とアダプタ10とを含む。上記の治療ヘッドハンドル9は、治療ヘッド1の手動と自動との二種類の治療モードに適用できるように手持ちか機械で持つ。
【0026】
図5と図6を参照すると、上記の治療ヘッドは、波源担持装置15にクランプされており、一つの全体として上記のメカニカルアーム2の治療ヘッド固定用シート17に固定連結されている。
【0027】
図6と図7を参照に、上記のメカニカルアーム2を説明する。上記のメカニカルアーム2は、ハンドル16、治療ヘッド固定用シート17、平行四辺形連結ロッド19、ロック部材20、回転軸21及びエアスプリング18を含む。上記のハンドル16は、ロッド形状構造であり、治療ヘッド固定用シート17の両側にそれぞれ位置するとともに、上記の治療ヘッド固定用シート17に可動的に連結されている。上記の治療ヘッド固定用シート17は、メカニカルアーム2と波源担持装置15との連結部材であり、その一方側が平行四辺形連結ロッド19と固定連結されており、他方側が波源担持装置と固定連結されている。上記の平行四辺形連結ロッド19は二組あり、一つの台形連結部材によって連結されており、一つの組の平行四辺形連結ロッド19の一方の端部と上記の台形連結部材とが回転軸21を介して連結されており、他方の端部が治療ヘッド固定用シート17と固定連結されている。他の一つの組の平行四辺形連結ロッド19の一方の端部は上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部が回転軸21を介して三角形連結部材と可動的に連結されており、また、平行四辺形連結ロッド19は、回転軸21周りに回動自在である。上記のエアスプリング18は二本あり、そのうちの一本のエアスプリング18の一方の端部は回転軸21を介して上記の台形連結部材に連結されており、他方の端部にロック部材20が連結されているとともに、治療ヘッド固定用シート17に固定連結されており、該エアスプリング18は、メタルワイヤを介してハンドル16に連結されている。他の一本のエアスプリング18の一方の端部は、ロック部材20が連結されているとともに上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部は、回転軸21を介して上記の三角形連結部材に連結されている。上記のハンドル16をそれぞれ回転させることにより、回転軸21回りに回転するようにメカニカルアーム2の制御が可能であり、ハンドル16でロック部材20を駆動してエアスプリング18の制動機構を押し付け、上記のエアスプリング18は、ロック状態が解除されて可動自在となり、最終的にメカニカルアーム2の組み合わせ位置を治療に要する位置に達させる。また、ハンドル16を緩めることにより、エアスプリング18をロックしてその位置が自己ロックされる。上記の治療ヘッド固定用シート17は、上記の治療ヘッドを固定するものである。上記のメカニカルアーム2が平行四辺形連結ロッド19であり、且つ昇降シリンダ体4に固定されているメカニカルアームブラケット29が床面と平行であるため、上記の治療ヘッド1と床面との垂直関係が保証されている。
【0028】
図8と図9を参照して、上記の治療ベッドを説明する。上記の治療ベッドは、治療ベッド本体3と治療ベッドベース5とを含む。上記の治療ベッド本体3のメインフレームは、メタル管を溶接してなり、上記の治療ベッド本体3の長手方向と幅方向に沿ってそれぞれ二組のガイドレール22・スライダ23機構及び変位駆動機構が設けられており、各組のガイドレール22・スライダ23機構の二本のガイドレールは、互いに平行しており、上記の二組のガイドレール22・スライダ23機構は、重なっておりかつ方向が直交している。上記の治療ベッドベース5は、メタル管を溶接してなる支持構造であり、治療ベッドを支持するものである。また、上記の治療ベッド本体3と上記の治療ベッドベース5との間に、本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを制御するための制御回路8が取り付けられている。上記のガイドレール22・スライダ23機構は、変位駆動機構を利用して上記の治療ベッド本体3がそれぞれ長手方向と幅方向に沿って相対的に独立して運動するようにする。上記の変位駆動機構は、モータである。
【0029】
図10を参照して、上記の昇降シリンダ体4を説明する。上記の昇降シリンダ体4は、モータ24、フィード・ロッド25、ロック装置26及びメカニカルアームブラケット27を含む。上記のフィード・ロッド25は、表面の平滑度が高いロッド形状構造である。上記のロック装置26は、中心部に上記のフィード・ロッド25を差し込むための穴が開けられている。上記のメカニカルアームブラケット27は、床面と平行するフラットフォームである。上記のフィード・ロッド25は上記のロック装置26に挿入されて固定連結されている。上記の昇降シリンダ体4はロッキングされるように上記のロック装置26と固定連結されており、図12を参照して、上記の昇降シリンダ体4は、フィード・ロッド25、ロック装置26を利用して治療ベッドベース5の支持構造と固定連結し、上記のメカニカルアームブラケット27は、上記のメカニカルアーム2の三角形連結部材に固定連結されている。
【0030】
図11を参照すると、上記の昇降シリンダ4の内部には昇降ロッド28があり、メカニカルアームブラケット27に固定連結されており、モータ24の働きにより上記の昇降シリンダ体4が昇降運動する。
【0031】
図13を参照すると、上記の制御回路8は、治療ヘッド制御回路、治療ベッド本体制御回路とタッチスクリーン制御回路とを含む。
【0032】
信号発生モジュール:チップAD9834及びその周辺回路を含み、上記の信号発生モジュールの制御ターミナルにデータが入力されることによって、高周波正弦波信号の生成が可能である。
【0033】
信号変換モジュール:チップMAX913及びその周辺回路を含み、上記の高周波正弦波信号を高周波デジタル信号に変換可能である。
【0034】
後段干渉削減モジュール:チップ74HC04及びその周辺回路を含み、反転作用により高周波デジタル信号、PWM信号及び高周波信号1Q、1Q#の後段干渉の削減が可能である。
【0035】
信号制御モジュール:チップSN74HC74及びその周辺回路を含み、上記の高周波デジタル信号を、PWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号に変換し、後段干渉削減モジュールの反転作用で後段干渉を削減されたPWM信号が信号制御モジュールに入力されて二つの狭幅パルスの幅を制御し、高周波信号1Q、1Q#のデューティー比の調節が可能である。
【0036】
信号遅延モジュール:チップDS1013及びその周辺回路を含み、二回にわたって後段干渉削減モジュールで後段干渉を削減された高周波信号1Q、1Q#を遅延させて出力することで、半周期の差を持つ二組の高周波信号を得られる。
【0037】
信号演算モジュール:チップ74HC08及びその周辺回路を含み、(1)半周期の差を持つ二組の高周波信号、(2)電源正極、(3)信号制御モジュールから出力されたPWM信号及びPWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号を論理積演算し、四つの信号の発生が可能である。
【0038】
信号増幅・伝送モジュール:チップIXDD414及びその周辺回路を含み、上記の四つの信号を増幅し、増幅された四つの信号は信号増幅・伝送モジュールにより超音波発射部への伝送が可能である。
【0039】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを使用する際に、タッチスクリーン6における提示メニューによって選択的に操作し、ボタン7を利用して上記の昇降シリンダ体の昇降運動を制御する。
【符号の説明】
【0040】
1:治療ヘッド
2:メカニカルアーム
3:治療ベッド本体
4:昇降シリンダ体
5:治療ベッドベース
6:タッチスクリーン
7:ボタン
8:制御回路
9:治療ヘッドハンドル
10:アダプタ
11:球面自己集束式超音波エネルギー変換器
12:超音波伝導媒体収納機構
13:冷却水循環系
14:集束セラミックプレート
15:波源担持装置
16:ハンドル
17:治療ヘッド固定用シート
18:エアスプリング
19:平行四辺形連結ロッド
20:ロック部材
21:回転軸
22:ガイドレール
23:スライダ
24:モータ
25:フィード・ロッド
26:ロック装置
27:メカニカルアームブラケット
28:昇降ロッド
【技術分野】
【0001】
本発明は、脂肪除去・ボディシェイピングマシンに関し、特に超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、国際的には、新型の超音波ダイエット技術が採用されている。すなわち、手持ち式の超音波エネルギー変換器を介して患者の体外で周波数500kHz前後の集束超音波を連続的に発射し、超音波が皮膚を透過して皮下脂肪層に達し、超音波による熱効果、高音圧などの物理効果により脂肪細胞構造を破壊させ、それに含まれている脂肪を遊離させ、遊離脂肪が一定期間を経て、すなわち人体自身の代謝機能によって吸収されることで、ダイエットとボディシェイピングの効果を達成する。しかし、上記の手持ち式の超音波エネルギー変換器は、操作が複雑であり、手間がかかり、治療ヘッドの着脱が不便であるため、治療の速度が制限される。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンにおいて、操作が簡単で手間がかからず、治療ヘッドの着脱が便利であり、メカニカルアームが昇降自在であり、治療の速度が速く、超音波周波数が1〜3MHzであり、高強度、狭幅パルス、低デューティー比の超音波発生モードを備える超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを提供することを目的としている。
【0004】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの技術案は、次のとおりである。
【0005】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド、波源担持装置、メカニカルアーム、治療ベッド本体、昇降シリンダ体、治療ベッドベース、タッチスクリーン、ボタン及び制御回路を含み、上記のタッチスクリーンには、選択操作可能なメニューがあり、上記のボタンは、上記の昇降シリンダ体の昇降運動を制御するスイッチであり、上記の治療ヘッドは、上記の波源担持装置にクランプされており、且つ一つの全体として上記のメカニカルアームに固定連結されており、上記のメカニカルアームは、上記の昇降シリンダ体に固定連結されており、上記の昇降シリンダ体は、上記の治療ベッドベースに固定連結されている。
【0006】
上記の治療ヘッドの本体部分の内部メイン構造は、球面自己集束式超音波エネルギー変換器であり、超音波が集束セラミックプレートを介してエネルギーを一つの焦点に収束させ、上記の治療ヘッドの内部構造は、更に超音波伝導媒体収納機構と冷却水循環系を含み、上記の治療ヘッドの本体部分の外部構造は、治療ヘッドハンドルとアダプタとを含み、上記の治療ヘッドハンドルは、治療ヘッドの手動と自動との二種類の治療モードに適用できるように手持ちか機械で持たれる。
【0007】
上記のメカニカルアームは、ハンドル、治療ヘッド固定用シート、平行四辺形連結ロッド、ロック部材、回転軸、エアスプリング及び連結部材を含む。上記のハンドルは、ロッド形状構造であり、治療ヘッド固定用シートの両側にそれぞれ位置するとともに、上記の治療ヘッド固定用シートに可動的に連結されている。上記の治療ヘッド固定用シートは、メカニカルアームと波源担持装置との連結部材であり、その一方側が平行四辺形連結ロッドと固定連結されており、他方側が波源担持装置と固定連結されている。上記の平行四辺形連結ロッドは二組あり、一つの台形連結部材によって連結されており、一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部と上記の台形連結部材とが回転軸を介して連結されており、他方の端部が治療ヘッド固定用シートと固定連結されており、他の一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部が上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部が回転軸を介して三角形連結部材と可動的に連結されており、また、平行四辺形連結ロッドは、回転軸周りに回動自在である。上記のエアスプリングは二本あり、そのうちの一本のエアスプリングの一方の端部が回転軸を介して上記の台形連結部材と連結されており、他方の端部にロック部材が連結されているとともに、治療ヘッド固定用シートに固定連結されており、該エアスプリングは、メタルワイヤを介してハンドルに連結されており、他の一本のエアスプリングの一方の端部は、ロック部材が連結されているとともに上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部は、回転軸を介して上記の三角形連結部材に連結されている。上記のハンドルをそれぞれ回転させることにより、回転軸回りに回転するようにメカニカルアームを制御可能であり、ハンドルでロック部材を駆動してエアスプリングの制動機構を押し付け、上記のエアスプリングは、ロック状態が解除されて可動自在となり、最終的にメカニカルアームの組み合わせ位置を治療に要する位置に達させる。また、ハンドルを緩めることにより、エアスプリングをロックしてその位置が自己ロックされる。上記の治療ヘッド固定用シートは、上記の治療ヘッドを固定するものである。上記のメカニカルアームが平行四辺形連結ロッドであり、且つ昇降シリンダ体に固定されているメカニカルアームブラケットが床面と平行であるため、上記の治療ヘッドと床面との垂直関係が保証されている。
【0008】
上記の治療ベッドは、治療ベッド本体と治療ベッドベースとを含む。上記の治療ベッド本体のメインフレームは、メタル管を溶接してなり、上記の治療ベッド本体の長手方向と幅方向に沿ってそれぞれ二組のガイドレール・スライダ機構及び変位駆動機構が設けられている。各組のガイドレール・スライダ機構の二本のガイドレールは、互いに平行であり、上記の二組のガイドレール・スライダ機構は、重なっておりかつ方向が直交しており、上記の治療ベッドベースは、メタル管を溶接してなる支持構造であり、治療ベッドを支持するものである。また、上記の治療ベッド本体と上記の治療ベッドベースとの間に、本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを制御するための制御回路が取り付けられている。上記のガイドレール・スライダ機構は、変位駆動機構を利用して上記の治療ベッド本体をそれぞれ長手方向と幅方向に沿って相対的に独立して運動する。上記の変位駆動機構は、モータである。
【0009】
上記の昇降シリンダ体は、モータ、フィード・ロッド、ロック装置及びメカニカルアームブラケットを含む。上記のフィード・ロッドは、表面の平滑度が高いロッド形状構造であり、上記のロック装置は、中心部に上記のフィード・ロッドを差し込むための穴が開けられており、上記のメカニカルアームブラケットは、床面と平行するフラットフォームであり、上記のフィード・ロッドは上記のロック装置に挿入されて固定連結されており、上記の昇降シリンダ体はロッキングされるように上記のロック装置と固定連結されている。上記の昇降シリンダ体は、フィード・ロッド、ロック装置を利用して治療ベッドベースの支持構造と固定連結し、上記のメカニカルアームブラケットは、上記のメカニカルアームの三角形連結部材に固定連結されており、上記の昇降シリンダの内部には昇降ロッドがあり、モータの働きにより上記の昇降シリンダ体が昇降運動できる。
【0010】
上記の制御回路は、治療ヘッド制御回路、治療ベッド本体制御回路とタッチスクリーン制御回路とを含む。
そのうち、上記の治療ヘッド制御回路は、下記のモジュールを含む。
【0011】
信号変換モジュール:チップMAX913及びその周辺回路を含み、上記の高周波正弦波信号を高周波デジタル信号に変換可能である。
【0012】
後段干渉削減モジュール:チップ74HC04及びその周辺回路を含み、反転作用により高周波デジタル信号、PWM信号及び高周波信号1Q、1Q#の後段干渉の削減が可能である。
【0013】
信号制御モジュール:チップSN74HC74及びその周辺回路を含み、上記の高周波デジタル信号を、PWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号に変換し、後段干渉削減モジュールの反転作用で後段干渉を削減されたPWM信号が信号制御モジュールに入力されて二つの狭幅パルスの幅を制御する。高周波信号1Q、1Q#のデューティー比の調節が可能である。
【0014】
信号遅延モジュール:チップDS1013及びその周辺回路を含み、二回にわたって後段干渉削減モジュールで後段干渉を削減された高周波信号1Q、1Q#を遅延させて出力することで、半周期の差を持つ二組の高周波信号を得られる。
【0015】
信号演算モジュール:チップ74HC08及びその周辺回路を含み、(1)半周期の差を持つ二組の高周波信号、(2)電源正極、(3)信号制御モジュールから出力されたPWM信号及びPWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号を論理積演算する。四つの信号の発生が可能である。
【0016】
信号増幅・伝送モジュール:チップIXDD414及びその周辺回路を含み、上記の四つの信号を増幅する。増幅された四つの信号は信号増幅・伝送モジュールにより超音波発射部への伝送が可能である。
【0017】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンによれば、下記の有益な効果を有する。
【0018】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドは、上記の波源担持装置が採用されているため、治療ヘッドが治療者の異なる部位に適用できるようになり、操作者の操作が便利となり、手間がかからない。しかも、治療ヘッドの着脱が便利となる。
【0019】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンのメカニカルアームは、メカニカルアーム昇降機構と昇降シリンダ体を有するため、モータ駆動機構の働きにより自在に昇降できる。
【0020】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ベッドは、本体の長手方向と幅方向に沿って相対的に独立して運動できるため、治療の速度を向上させている。
【0021】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッド制御回路によれば、超音波稼働周波数を1〜3MHzに向上させることができ、人体深部組織に与える影響も500kHzの超音波より明らかに小さい。換言すると、1〜3MHzの超音波が脂肪除去治療に用いられるときに、その安全性が明らかに向上する。
【0022】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッド制御回路では、高強度の超音波の発生が可能であるとともに、上記の超音波の発射モードの狭幅パルスのデューティー比が低い。高強度超音波による高音圧では、脂肪細胞構造への破壊作用を強化させる。狭幅パルス、低デューティー比の発射モードでは、超音波が引き起こした組織温度上昇を弱め、超音波破壊の「選択性」を強化させ、治療の副作用軽減と治療効率向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの全体外観構造を示す図である。
【図2】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの全体内部構造を示す図である。
【図3】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドの外形構造を示す図である。
【図4】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドの断面図である。
【図5】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドと波源担持装置とが接続された後の構造を示す図である。
【図6】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッドが波源担持装置にクランプされて、全体としてメカニカルアームと接続した後の構造図である。
【図7】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンのメカニカルアームの各構成部品の相対位置を示す図である。
【図8】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ベッドの内部構造を示す図である。
【図9】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ベッドのガイドレール・スライダの構造を示す図である。
【図10】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの昇降シリンダ体の外部構造を示す図である。
【図11】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの昇降シリンダ体の部分断面図である。
【図12】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの昇降シリンダ体と治療ベッドベース支持構造との固定連結構造を示す図である。
【図13】本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンの治療ヘッド制御回路の原理図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1を参照に、本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを説明する。本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド1、メカニカルアーム2、治療ベッド本体3、昇降シリンダ体4、治療ベッドベース5、タッチスクリーン6、ボタン7、制御回路8及び波源担持装置15を含む。上記のタッチスクリーン6には、選択操作可能なメニューがある。上記のボタン7は、上記の昇降シリンダ体4の昇降運動を制御するスイッチである。上記の治療ヘッド1は、上記の波源担持装置15にクランプされており、全体が上記のメカニカルアーム2に固定連結されている。上記のメカニカルアーム2は、上記の昇降シリンダ体4に固定連結されており、上記の昇降シリンダ体4は、上記の治療ベッドベース5に固定連結されている。
【0025】
図3と4を参照に、上記の治療ヘッド1の本体部分の内部メイン構造を説明する。上記の治療ヘッド1の本体部分の内部メイン構造は、球面自己集束式超音波エネルギー変換器11であり、超音波は集束セラミックプレート14を介してエネルギーを一つの焦点に集束させる。上記の治療ヘッド1の内部構造は、更に超音波伝導媒体収納機構12と冷却水循環系13を含み、上記の治療ヘッド1本体部分の外部構造は、治療ヘッドハンドル9とアダプタ10とを含む。上記の治療ヘッドハンドル9は、治療ヘッド1の手動と自動との二種類の治療モードに適用できるように手持ちか機械で持つ。
【0026】
図5と図6を参照すると、上記の治療ヘッドは、波源担持装置15にクランプされており、一つの全体として上記のメカニカルアーム2の治療ヘッド固定用シート17に固定連結されている。
【0027】
図6と図7を参照に、上記のメカニカルアーム2を説明する。上記のメカニカルアーム2は、ハンドル16、治療ヘッド固定用シート17、平行四辺形連結ロッド19、ロック部材20、回転軸21及びエアスプリング18を含む。上記のハンドル16は、ロッド形状構造であり、治療ヘッド固定用シート17の両側にそれぞれ位置するとともに、上記の治療ヘッド固定用シート17に可動的に連結されている。上記の治療ヘッド固定用シート17は、メカニカルアーム2と波源担持装置15との連結部材であり、その一方側が平行四辺形連結ロッド19と固定連結されており、他方側が波源担持装置と固定連結されている。上記の平行四辺形連結ロッド19は二組あり、一つの台形連結部材によって連結されており、一つの組の平行四辺形連結ロッド19の一方の端部と上記の台形連結部材とが回転軸21を介して連結されており、他方の端部が治療ヘッド固定用シート17と固定連結されている。他の一つの組の平行四辺形連結ロッド19の一方の端部は上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部が回転軸21を介して三角形連結部材と可動的に連結されており、また、平行四辺形連結ロッド19は、回転軸21周りに回動自在である。上記のエアスプリング18は二本あり、そのうちの一本のエアスプリング18の一方の端部は回転軸21を介して上記の台形連結部材に連結されており、他方の端部にロック部材20が連結されているとともに、治療ヘッド固定用シート17に固定連結されており、該エアスプリング18は、メタルワイヤを介してハンドル16に連結されている。他の一本のエアスプリング18の一方の端部は、ロック部材20が連結されているとともに上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部は、回転軸21を介して上記の三角形連結部材に連結されている。上記のハンドル16をそれぞれ回転させることにより、回転軸21回りに回転するようにメカニカルアーム2の制御が可能であり、ハンドル16でロック部材20を駆動してエアスプリング18の制動機構を押し付け、上記のエアスプリング18は、ロック状態が解除されて可動自在となり、最終的にメカニカルアーム2の組み合わせ位置を治療に要する位置に達させる。また、ハンドル16を緩めることにより、エアスプリング18をロックしてその位置が自己ロックされる。上記の治療ヘッド固定用シート17は、上記の治療ヘッドを固定するものである。上記のメカニカルアーム2が平行四辺形連結ロッド19であり、且つ昇降シリンダ体4に固定されているメカニカルアームブラケット29が床面と平行であるため、上記の治療ヘッド1と床面との垂直関係が保証されている。
【0028】
図8と図9を参照して、上記の治療ベッドを説明する。上記の治療ベッドは、治療ベッド本体3と治療ベッドベース5とを含む。上記の治療ベッド本体3のメインフレームは、メタル管を溶接してなり、上記の治療ベッド本体3の長手方向と幅方向に沿ってそれぞれ二組のガイドレール22・スライダ23機構及び変位駆動機構が設けられており、各組のガイドレール22・スライダ23機構の二本のガイドレールは、互いに平行しており、上記の二組のガイドレール22・スライダ23機構は、重なっておりかつ方向が直交している。上記の治療ベッドベース5は、メタル管を溶接してなる支持構造であり、治療ベッドを支持するものである。また、上記の治療ベッド本体3と上記の治療ベッドベース5との間に、本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを制御するための制御回路8が取り付けられている。上記のガイドレール22・スライダ23機構は、変位駆動機構を利用して上記の治療ベッド本体3がそれぞれ長手方向と幅方向に沿って相対的に独立して運動するようにする。上記の変位駆動機構は、モータである。
【0029】
図10を参照して、上記の昇降シリンダ体4を説明する。上記の昇降シリンダ体4は、モータ24、フィード・ロッド25、ロック装置26及びメカニカルアームブラケット27を含む。上記のフィード・ロッド25は、表面の平滑度が高いロッド形状構造である。上記のロック装置26は、中心部に上記のフィード・ロッド25を差し込むための穴が開けられている。上記のメカニカルアームブラケット27は、床面と平行するフラットフォームである。上記のフィード・ロッド25は上記のロック装置26に挿入されて固定連結されている。上記の昇降シリンダ体4はロッキングされるように上記のロック装置26と固定連結されており、図12を参照して、上記の昇降シリンダ体4は、フィード・ロッド25、ロック装置26を利用して治療ベッドベース5の支持構造と固定連結し、上記のメカニカルアームブラケット27は、上記のメカニカルアーム2の三角形連結部材に固定連結されている。
【0030】
図11を参照すると、上記の昇降シリンダ4の内部には昇降ロッド28があり、メカニカルアームブラケット27に固定連結されており、モータ24の働きにより上記の昇降シリンダ体4が昇降運動する。
【0031】
図13を参照すると、上記の制御回路8は、治療ヘッド制御回路、治療ベッド本体制御回路とタッチスクリーン制御回路とを含む。
【0032】
信号発生モジュール:チップAD9834及びその周辺回路を含み、上記の信号発生モジュールの制御ターミナルにデータが入力されることによって、高周波正弦波信号の生成が可能である。
【0033】
信号変換モジュール:チップMAX913及びその周辺回路を含み、上記の高周波正弦波信号を高周波デジタル信号に変換可能である。
【0034】
後段干渉削減モジュール:チップ74HC04及びその周辺回路を含み、反転作用により高周波デジタル信号、PWM信号及び高周波信号1Q、1Q#の後段干渉の削減が可能である。
【0035】
信号制御モジュール:チップSN74HC74及びその周辺回路を含み、上記の高周波デジタル信号を、PWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号に変換し、後段干渉削減モジュールの反転作用で後段干渉を削減されたPWM信号が信号制御モジュールに入力されて二つの狭幅パルスの幅を制御し、高周波信号1Q、1Q#のデューティー比の調節が可能である。
【0036】
信号遅延モジュール:チップDS1013及びその周辺回路を含み、二回にわたって後段干渉削減モジュールで後段干渉を削減された高周波信号1Q、1Q#を遅延させて出力することで、半周期の差を持つ二組の高周波信号を得られる。
【0037】
信号演算モジュール:チップ74HC08及びその周辺回路を含み、(1)半周期の差を持つ二組の高周波信号、(2)電源正極、(3)信号制御モジュールから出力されたPWM信号及びPWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号を論理積演算し、四つの信号の発生が可能である。
【0038】
信号増幅・伝送モジュール:チップIXDD414及びその周辺回路を含み、上記の四つの信号を増幅し、増幅された四つの信号は信号増幅・伝送モジュールにより超音波発射部への伝送が可能である。
【0039】
本発明の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを使用する際に、タッチスクリーン6における提示メニューによって選択的に操作し、ボタン7を利用して上記の昇降シリンダ体の昇降運動を制御する。
【符号の説明】
【0040】
1:治療ヘッド
2:メカニカルアーム
3:治療ベッド本体
4:昇降シリンダ体
5:治療ベッドベース
6:タッチスクリーン
7:ボタン
8:制御回路
9:治療ヘッドハンドル
10:アダプタ
11:球面自己集束式超音波エネルギー変換器
12:超音波伝導媒体収納機構
13:冷却水循環系
14:集束セラミックプレート
15:波源担持装置
16:ハンドル
17:治療ヘッド固定用シート
18:エアスプリング
19:平行四辺形連結ロッド
20:ロック部材
21:回転軸
22:ガイドレール
23:スライダ
24:モータ
25:フィード・ロッド
26:ロック装置
27:メカニカルアームブラケット
28:昇降ロッド
【特許請求の範囲】
【請求項1】
超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド、波源担持装置、メカニカルアーム、治療ベッド本体、昇降シリンダ体、治療ベッドベース、タッチスクリーン、ボタン及び制御回路を含み、
上記のタッチスクリーンには、選択操作可能なメニューがあり、
上記のボタンは、上記の昇降シリンダ体の昇降運動を制御するスイッチであり、
上記の治療ヘッドは、上記の波源担持装置にクランプされており、且つ一つの全体として上記のメカニカルアームに固定連結されており、
上記のメカニカルアームは、上記の昇降シリンダ体に固定連結されており、
上記の昇降シリンダ体は、上記の治療ベッドベースに固定連結されていることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項2】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の治療ヘッドの本体部分の内部メイン構造は、球面自己集束式超音波エネルギー変換器であり、上記の治療ヘッドの内部構造は、更に超音波伝導媒体収納機構と冷却水循環系を含み、
上記の治療ヘッドの本体部分の外部構造は、治療ヘッドハンドルとアダプタとを含むことを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項3】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記のメカニカルアームは、ハンドル、治療ヘッド固定用シート、平行四辺形連結ロッド、ロック部材、回転軸及びエアスプリングを含み、
上記のハンドルは、ロッド形状構造であり、治療ヘッド固定用シートの両側にそれぞれ位置するとともに、上記の治療ヘッド固定用シートに可動的に連結されており、
上記の治療ヘッド固定用シートは、メカニカルアームと波源担持装置との連結部材であり、その一方側が平行四辺形連結ロッドと固定連結されており、他方側が波源担持装置と固定連結されており、上記の平行四辺形連結ロッドは二組あり、一つの台形連結部材によって連結されており、一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部と上記の台形連結部材とが回転軸を介して連結されており、他方の端部が治療ヘッド固定用シートと固定連結されており、他の一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部が上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部が回転軸を介して三角形可動連結部材と連結されており、
また、平行四辺形連結ロッドは、回転軸周りに回動自在であり、上記のエアスプリングは、二本あり、そのうちの一本のエアスプリングの一方の端部が回転軸を介して上記の台形連結部材と連結されており、他方の端部にロック部材が連結されているとともに、治療ヘッド固定用シートに固定連結されており、該エアスプリングは、メタルワイヤを介してハンドルに連結されており、他の一本のエアスプリングの一方の端部は、ロック部材が連結されているとともに上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部は、回転軸を介して上記の三角形連結部材に連結されていることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項4】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の治療ベッドは、治療ベッド本体と治療ベッドベースとを含み、上記の治療ベッド本体のメインフレームは、メタル管を溶接してなり、
上記の治療ベッド本体の長手方向と幅方向に沿ってそれぞれ二組のガイドレール・スライダ機構及び変位駆動機構が設けられており、各組のガイドレール・スライダ機構の二本のガイドレールは互いに平行であり、上記の二組のガイドレール・スライダ機構は、重なっておりかつ方向が直交しており、
上記の治療ベッドベースはメタル管を溶接してなる支持構造であり、上記の治療ベッド本体と上記の治療ベッドベースとの間に、上記の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを制御するための制御回路が取り付けられており、上記の変位駆動機構は、モータ変位駆動機構であることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項5】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の昇降シリンダ体は、モータ、フィード・ロッド、ロック装置及びメカニカルアームブラケットを含み、上記のフィード・ロッドは、表面の平滑度が高いロッド形状構造であり、上記のロック装置は、中心部に上記のフィード・ロッドを差し込むための穴が開けられており、上記のメカニカルアームブラケットは、床面と平行するフラットフォームであり、上記のフィード・ロッドは上記のロック装置に挿入されて固定連結されており、上記の昇降シリンダ体はロッキングされるように上記のロック装置と固定連結されており、上記の昇降シリンダ体は、フィード・ロッド、ロック装置を利用して治療ベッドベースの支持構造と固定連結し、上記の昇降シリンダの内部には昇降ロッドがあることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項6】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の治療ヘッド制御回路は、
チップAD9834及びその周辺回路を含み、制御ターミナルにデータが入力されることによって高周波正弦波信号を生成可能な信号発生モジュールと、
チップMAX913及びその周辺回路を含み、上記の高周波正弦波信号を高周波デジタル信号に変換可能な信号変換モジュールと、
チップ74HC04及びその周辺回路を含み、反転作用により高周波デジタル信号、PWM信号及び高周波信号1Q、1Q#の後段干渉を削減可能な後段干渉削減モジュールと、
チップSN74HC74及びその周辺回路を含み、上記の高周波デジタル信号を、PWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号に変換し、後段干渉削減モジュールの反転作用で後段干渉を削減されたPWM信号が入力されて二つの狭幅パルスの幅を制御し、高周波信号1Q、1Q#のデューティー比を調節可能な信号制御モジュールと、
チップDS1013及びその周辺回路を含み、二回にわたって後段干渉削減モジュールで後段干渉を削減された高周波信号1Q、1Q#を遅延させて出力することで、半周期の差を持つ二組の高周波信号を得られる信号遅延モジュールと、
チップ74HC08及びその周辺回路を含み、半周期の差を持つ二組の高周波信号、電源正極、信号制御モジュールから出力されたPWM信号及びPWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号を論理積演算し、四つの信号を発生可能な信号演算モジュールと、
チップIXDD414及びその周辺回路を含み、上記の四つの信号を増幅し、信号増幅された四つの信号を超音波発射部に伝送可能な信号増幅・伝送モジュールを含むことを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項1】
超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンは、治療ヘッド、波源担持装置、メカニカルアーム、治療ベッド本体、昇降シリンダ体、治療ベッドベース、タッチスクリーン、ボタン及び制御回路を含み、
上記のタッチスクリーンには、選択操作可能なメニューがあり、
上記のボタンは、上記の昇降シリンダ体の昇降運動を制御するスイッチであり、
上記の治療ヘッドは、上記の波源担持装置にクランプされており、且つ一つの全体として上記のメカニカルアームに固定連結されており、
上記のメカニカルアームは、上記の昇降シリンダ体に固定連結されており、
上記の昇降シリンダ体は、上記の治療ベッドベースに固定連結されていることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項2】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の治療ヘッドの本体部分の内部メイン構造は、球面自己集束式超音波エネルギー変換器であり、上記の治療ヘッドの内部構造は、更に超音波伝導媒体収納機構と冷却水循環系を含み、
上記の治療ヘッドの本体部分の外部構造は、治療ヘッドハンドルとアダプタとを含むことを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項3】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記のメカニカルアームは、ハンドル、治療ヘッド固定用シート、平行四辺形連結ロッド、ロック部材、回転軸及びエアスプリングを含み、
上記のハンドルは、ロッド形状構造であり、治療ヘッド固定用シートの両側にそれぞれ位置するとともに、上記の治療ヘッド固定用シートに可動的に連結されており、
上記の治療ヘッド固定用シートは、メカニカルアームと波源担持装置との連結部材であり、その一方側が平行四辺形連結ロッドと固定連結されており、他方側が波源担持装置と固定連結されており、上記の平行四辺形連結ロッドは二組あり、一つの台形連結部材によって連結されており、一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部と上記の台形連結部材とが回転軸を介して連結されており、他方の端部が治療ヘッド固定用シートと固定連結されており、他の一つの組の平行四辺形連結ロッドの一方の端部が上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部が回転軸を介して三角形可動連結部材と連結されており、
また、平行四辺形連結ロッドは、回転軸周りに回動自在であり、上記のエアスプリングは、二本あり、そのうちの一本のエアスプリングの一方の端部が回転軸を介して上記の台形連結部材と連結されており、他方の端部にロック部材が連結されているとともに、治療ヘッド固定用シートに固定連結されており、該エアスプリングは、メタルワイヤを介してハンドルに連結されており、他の一本のエアスプリングの一方の端部は、ロック部材が連結されているとともに上記の台形連結部材と固定連結されており、他方の端部は、回転軸を介して上記の三角形連結部材に連結されていることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項4】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の治療ベッドは、治療ベッド本体と治療ベッドベースとを含み、上記の治療ベッド本体のメインフレームは、メタル管を溶接してなり、
上記の治療ベッド本体の長手方向と幅方向に沿ってそれぞれ二組のガイドレール・スライダ機構及び変位駆動機構が設けられており、各組のガイドレール・スライダ機構の二本のガイドレールは互いに平行であり、上記の二組のガイドレール・スライダ機構は、重なっておりかつ方向が直交しており、
上記の治療ベッドベースはメタル管を溶接してなる支持構造であり、上記の治療ベッド本体と上記の治療ベッドベースとの間に、上記の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンを制御するための制御回路が取り付けられており、上記の変位駆動機構は、モータ変位駆動機構であることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項5】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の昇降シリンダ体は、モータ、フィード・ロッド、ロック装置及びメカニカルアームブラケットを含み、上記のフィード・ロッドは、表面の平滑度が高いロッド形状構造であり、上記のロック装置は、中心部に上記のフィード・ロッドを差し込むための穴が開けられており、上記のメカニカルアームブラケットは、床面と平行するフラットフォームであり、上記のフィード・ロッドは上記のロック装置に挿入されて固定連結されており、上記の昇降シリンダ体はロッキングされるように上記のロック装置と固定連結されており、上記の昇降シリンダ体は、フィード・ロッド、ロック装置を利用して治療ベッドベースの支持構造と固定連結し、上記の昇降シリンダの内部には昇降ロッドがあることを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【請求項6】
請求項1に記載の超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシンであって、
上記の治療ヘッド制御回路は、
チップAD9834及びその周辺回路を含み、制御ターミナルにデータが入力されることによって高周波正弦波信号を生成可能な信号発生モジュールと、
チップMAX913及びその周辺回路を含み、上記の高周波正弦波信号を高周波デジタル信号に変換可能な信号変換モジュールと、
チップ74HC04及びその周辺回路を含み、反転作用により高周波デジタル信号、PWM信号及び高周波信号1Q、1Q#の後段干渉を削減可能な後段干渉削減モジュールと、
チップSN74HC74及びその周辺回路を含み、上記の高周波デジタル信号を、PWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号に変換し、後段干渉削減モジュールの反転作用で後段干渉を削減されたPWM信号が入力されて二つの狭幅パルスの幅を制御し、高周波信号1Q、1Q#のデューティー比を調節可能な信号制御モジュールと、
チップDS1013及びその周辺回路を含み、二回にわたって後段干渉削減モジュールで後段干渉を削減された高周波信号1Q、1Q#を遅延させて出力することで、半周期の差を持つ二組の高周波信号を得られる信号遅延モジュールと、
チップ74HC08及びその周辺回路を含み、半周期の差を持つ二組の高周波信号、電源正極、信号制御モジュールから出力されたPWM信号及びPWM信号と同一のデューティー比を持つ高周波デジタル信号を論理積演算し、四つの信号を発生可能な信号演算モジュールと、
チップIXDD414及びその周辺回路を含み、上記の四つの信号を増幅し、信号増幅された四つの信号を超音波発射部に伝送可能な信号増幅・伝送モジュールを含むことを特徴とする超音波脂肪除去・ボディシェイピングマシン。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公表番号】特表2012−520088(P2012−520088A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553269(P2011−553269)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/CN2010/071022
【国際公開番号】WO2010/102582
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(511221987)北京▲匯▼福康医▲療▼技▲術▼有限公司 (1)
【氏名又は名称原語表記】BEIJING 3H MEDICAL TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Building 20 No.11 Kangding Street,Beijing Economic−Technological Development Area,Beijing 100176 China
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/CN2010/071022
【国際公開番号】WO2010/102582
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(511221987)北京▲匯▼福康医▲療▼技▲術▼有限公司 (1)
【氏名又は名称原語表記】BEIJING 3H MEDICAL TECHNOLOGY CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】Building 20 No.11 Kangding Street,Beijing Economic−Technological Development Area,Beijing 100176 China
【Fターム(参考)】
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