説明

超音波診断装置

【課題】コネクタを異物から保護すると共にコネクタカバーの開閉に伴うワークフローを減少させることができる超音波診断雄値を提供する。
【解決手段】超音波プローブを外部から接続するためのコネクタ3の接続面がコネクタカバー4により開閉可能に覆われ、オペレータの足による操作に応じてカバー開閉機構5がコネクタカバー4の開閉を行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、超音波診断装置に係り、特に、超音波プローブを接続するためのコネクタを保護するコネクタカバーを備えた超音波診断装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、医療分野において、超音波画像を利用した超音波診断装置が実用化されている。一般に、この種の超音波診断装置は、振動子アレイを内蔵した超音波プローブと、この超音波プローブに接続された装置本体とを有しており、超音波プローブから被検体内に向けて超音波ビームを送信し、被検体からの超音波エコーを超音波プローブで受信して、その受信信号を装置本体で電気的に処理することにより超音波画像が生成される。
【0003】
装置本体には超音波プローブと接続するためのコネクタが設けられ、コネクタを介して両者が電気的に接続される。このコネクタが外部に露出するように装置本体に設置されると、例えば、コネクタに付着したほこりや液体などの異物が超音波プローブを接続した際にコネクタの内部に侵入して電気配線などに不具合が生じるおそれがある。特に、複数のコネクタを備えた装置本体では全てのコネクタに超音波プローブを接続することなく超音波診断が実施されることも多く、超音波診断で使用される液体などが超音波プローブを接続していないコネクタに付着して不具合が生じるおそれが高くなる。そこで、超音波プローブを接続するためのコネクタを異物から保護するための技術が望まれている。
【0004】
コネクタを異物から保護する技術として、例えば特許文献1に示されているように、コネクタを保護するための開閉自在なコネクタカバーを備える超音波診断装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2002−238895号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の装置では、コネクタカバーを開閉するための技術については述べられておらず、コネクタカバーを開閉することで超音波プローブの着脱に関するワークフローが不要に増加してしまうおそれがある。一般に、超音波診断では、装置本体のコネクタに診断状況に対応した超音波プローブを接続する必要があり、超音波プローブの着脱に関するワークフローが増加すると様々な診断状況に迅速に対応できないおそれがある。
【0007】
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、コネクタを異物から保護すると共にコネクタカバーの開閉に伴うワークフローを減少させることができる超音波診断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係る超音波診断装置は、被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブを接続して、超音波プローブに超音波を送信するための駆動信号を供給すると共に超音波エコーを受信することで超音波プローブから出力される受信信号に基づいてBモード画像を生成する超音波診断装置であって、超音波プローブを外部から接続するためのコネクタと、前記コネクタの超音波プローブと接続される接続面を開閉可能に覆うコネクタカバーと、オペレータの足による操作に応じて前記コネクタカバーの開閉を行うカバー開閉機構とを有するものである。
【0009】
ここで、前記カバー開閉機構は、オペレータが足で踏むことで前記コネクタカバーの開閉を操作するための操作ペダルを有することが好ましい。
また、前記カバー開閉機構は、前記コネクタカバーを開くためのオペレータの操作に連動して前記コネクタカバーの位置を開放状態でロックすると共に、前記コネクタカバーを閉じるためのオペレータの操作に連動して前記ロックを解除するロック機構を有することが好ましい。
また、前記コネクタカバーは、スライドすることで前記コネクタの接続面を開閉することができる。
【0010】
また、複数の前記コネクタと、複数の前記コネクタにそれぞれ対応した複数の前記コネクタカバーを有し、前記カバー開閉機構は、オペレータの操作に応じて全ての前記コネクタカバーを同時に開閉することができる。
また、前記コネクタカバーを閉じるように前記カバー開閉機構が操作されることで、超音波プローブが接続されていない前記コネクタの接続面が前記コネクタカバーにより閉じられると共に超音波プローブが接続された前記コネクタの接続面は開かれた状態を保つのが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、オペレータの足による操作に応じてコネクタカバーが開閉されるので、コネクタを異物から保護すると共にコネクタカバーの開閉に伴うワークフローを減少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明の実施の形態1に係る超音波診断装置で用いられた診断装置本体を示し、(A)は部分断面正面図、(B)は側面断面図である。
【図2】ロック機構を示す側面図である。
【図3】実施の形態1で用いられた診断装置本体の開放状態を示し、(A)は部分断面正面図、(B)は側面断面図である。
【図4】実施の形態1で用いられた診断装置本体が開放状態から解除される様子を示し、(A)は部分断面正面図、(B)は側面断面図である。
【図5】実施の形態2に係る超音波診断装置で用いられた診断装置本体を示し、(A)は部分断面正面図、(B)は側面断面図である。
【図6】実施の形態2で用いられた診断装置本体の開放状態を示し、(A)は部分断面正面図、(B)は側面断面図である。
【図7】実施の形態2で用いられた診断装置本体が開放状態から解除された様子を示し、(A)は部分断面正面図、(B)は側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1(A)および(B)に、この発明の実施の形態1に係る超音波診断装置で用いられる診断装置本体1の構成を示す。診断装置本体1は、筐体2と、超音波プローブを外部から接続するためのコネクタ3と、コネクタ3の超音波プローブと接続される接続面を開閉可能に覆うコネクタカバー4と、コネクタカバー4の開閉を行うカバー開閉機構5とを備えている。
【0014】
筐体2には、正面の中央部に開口6が形成されると共に正面の下部に開口7が形成されている。また、筐体2の下部には、診断装置本体1を移動可能とする車輪が設けられている。
コネクタ3は、筐体2の内部で且つ開口6と対向する位置に設置されている。コネクタ3の超音波プローブと接続される接続面が開口6に面するように配置されることで、開口6を介してコネクタ3に超音波プローブを外部から接続することができる。また、コネクタ3は、超音波プローブに駆動信号を供給すると共に超音波プローブからの受信信号を受信するための、図示しない送受信回路と接続されている。
コネクタカバー4は、開口6を内側から覆うと共に筐体2の内面に沿って開口6を開閉するように上下方向にスライド可能に設置されている。コネクタカバー4の下部には開口6の内側に入り込むように凸部8が形成されており、コネクタカバー4は、凸部8が開口6の上縁に接する開放位置と、凸部8が開口6の下縁に接する閉鎖位置との間でスライドされる。
【0015】
カバー開閉機構5は、筐体2の開口7に設置された操作ペダル9と、操作ペダル9とコネクタカバー4とを複数のプーリ10を介して連結するワイヤ11と、コネクタカバー4と操作ペダル9との間でワイヤ11に直列に接続されたコイルばね12およびロック機構13と、コネクタカバー4の下面に設置されたコイルばね14とを有する。
操作ペダル9は、一方の端部を水平方向に貫通して延びる回動軸15を有し、回動軸15の周りに回動可能に開口7の下部に設置されている。ワイヤ11は一端が操作ペダル9の他方の端部に接続されると共に他端がコネクタカバー4の上部に接続され、操作ペダル9が回動することによりワイヤ11を介して接続されたコネクタカバー4が上下にスライドされる。コイルばね12は、ワイヤ11が延びる方向に弾性を有するようにワイヤ11に接続されている。コイルばね14は、一端がコネクタカバー4の下面に接続されると共に他端が筐体2に支持され、コネクタカバー4を下方に付勢する。なお、コイルばね14は、コイルばね12よりも小さな弾性力に設定されている。
【0016】
ロック機構13は、コネクタカバー4を開閉する操作ペダル9の操作に連動して、コネクタカバー4を開放位置にロックまたはそのロックを解除するように構成されており、図2に示すように、上端および下端がワイヤ11に接続されてワイヤ11と共に上下方向に移動するロック板16と、筐体2に支持されると共にロック板16の側面に当接されるロックピン17とを有する。
ロック板16は、側面がロックピン17に当接するようにワイヤ11およびコイルばね12によりロックピン17の方向に付勢されており、ロックピン17と当接する側面には凹凸部が形成されている。この凹凸部には、ロック板16の中央部に位置する凹面19と、凹面19を挟んでロック板16の上部に位置する凸面18およびロック板16の下部に位置する凸面20が形成されている。凸面18は、凹面19に対して凸面20よりもロックピン17の方向に離れて位置すると共に凹面19と傾斜面を介して接続されている。また、凸面20は、ロック板16の移動方向に対して直交する水平面21を介して凹面19と接続されている。
【0017】
ロックピン17は、筐体2に支持された支持ロッド22と、支持ロッド22の先端に回転可能に取り付けられると共にロック板16に当接される円板部23とを有する。
コネクタカバー4が閉鎖された場合には、円板部23と凸面20が当接するようにロック板16が上方に位置される。また、コネクタカバー4が開放された場合には、円板部23と凹面19が当接するようにロック板16が下方に位置されると共に円板部23と水平面21が当接することでロック板16の上方への移動が規制される。また、コネクタカバー4が開放位置から閉鎖位置に移動される場合には、ロック板16が一旦下方に移動されて円板部23と凸面18が当接され、続いてロック板16が上方に移動されることで円板部23と凸面20が当接される。
【0018】
次に、実施の形態1の動作について説明する。
まず、筐体2の開口6を閉鎖する閉鎖状態では、図1(A)および(B)に示したように、コネクタカバー4がコイルばね14により下方に付勢されて閉鎖位置に留められる。このようにして、開口6がコネクタカバー4により閉鎖されることで、コネクタ3に外部からの異物が付着するのを抑制することができる。また、コイルばね14の付勢によりコネクタカバー4が閉鎖位置に位置することで、コネクタカバー4にワイヤ11を介して接続されたロック機構13のロック板16は、図2において実線で示すように、凸面20とロックピン17の円板部23が当接するように上方に位置される。さらに、コネクタカバー4に接続されたワイヤ11が操作ペダル9の他方の端部を上方に引き上げて操作ペダル9を傾斜させる。
【0019】
次に、筐体2の開口6を開放状態とする際には、閉鎖状態において傾斜された操作ペダル9の上面をオペレータが、コイルばね14の付勢力に抗して足で踏むことで、図3(A)および(B)に示したように、操作ペダル9の他方の端部が下方に移動するように操作ペダル9が回動される。操作ペダル9の回動に伴い、操作ペダル9とワイヤ11を介して接続されたロック機構13のロック板16が、図2において破線で示すように、凹面19とロックピン17の円板部23が当接するように下方に移動される。さらに、ロック板16とワイヤ11を介して接続されたコネクタカバー4が、上方にスライドされて、開口6の上縁にコネクタカバー4の凸部8が接する開放位置に移動される。このように、凹面19とロックピン17の円板部23が当接した時点で、オペレータの足が操作ペダル9から外され、コイルばね14の付勢力によりロック板16が上方に移動する力に抗してロックピン17の円板部23が水平面21を押圧し、ロック板16の位置がロックされる。これにより、開口6はコネクタカバー4が開放位置でロックされた開放状態となり、開口6を通じてコネクタ3の接続面に超音波プローブを接続することが可能となる。
【0020】
続いて、筐体2の開口6を開放状態から閉鎖状態とする際には、オペレータが操作ペダル9の上面を足でさらに踏み込み、図4(A)および(B)に示したように、操作ペダル9の他方の端部が下方に移動される。この時、コネクタカバー4は凸部8が開口6の上縁と当接しているため上方にスライドされず、操作ペダル9の移動に伴ってコイルばね12が伸長されると共にロック機構13のロック板16が下方に移動される。ロック板16は、凹面19と接続された傾斜面がロックピン17の円板部23と当接しつつ下方に移動され、図2において1点鎖線で示すように、凸面18と円板部23が当接される。このように、凸面18と円板部23が当接した時点で、オペレータの足が操作ペダル9から外され、コイルばね14の付勢力によりロック板16を上方に移動させる。ここで、凸面18は、凸面20よりもロックピン17側に位置するため、ロックピン17は、凹面19および水平面21に当接されることなく、凸面18から凸面20に直接当接される。このようにして、図1(A)および(B)に示したように、ロック板16が凸面20とロックピン17の円板部23が当接するように上方に位置されると共にコネクタカバー4が閉鎖位置に留められる。
【0021】
このように、ロック機構13は、コネクタカバー4を開くためのオペレータの操作に連動してコネクタカバー4の位置を開放状態でロックすると共に、コネクタカバー4を閉じるための操作に連動してそのロックを解除するため、コネクタカバー4の開閉に伴うワークフローを減少させることができる。さらに、コネクタカバー4の開閉はオペレータが操作ペダル9を足で踏むことで行われるため、オペレータは手を使うことなくコネクタカバー4を開閉することができる。
【0022】
実施の形態2
図5(A)および(B)に、実施の形態2に係る超音波診断装置で用いられる診断装置本体31の構成を示す。診断装置本体31は、図1に示した実施の形態1における診断装置本体1において、開口6に隣接して新たに開口32が形成された筐体33と、開口32に対抗するように筐体33の内部に配置されたコネクタ34と、コネクタ34の超音波プローブと接続される接続面を開閉可能に覆うコネクタカバー35とを新たに設け、カバー開閉機構5の代わりにコネクタカバー4および35の開閉を行うカバー開閉機構36を設けたものである。
カバー開閉機構36は、カバー開閉機構5において、ロック機構13とコネクタカバー35を複数のプーリ10を介して連結するワイヤ37と、ロック機構13とコネクタカバー35との間でワイヤ37に接続されたコイルばね38と、コネクタカバー35の下面に設置されたコイルばね39とを有する。
【0023】
実施の形態1と同様にして、閉鎖状態では、図5(A)および(B)に示したように、コイルばね14により下方に付勢されたコネクタカバー4が閉鎖位置に留められると共にコイルばね39により下方に付勢されたコネクタカバー35が閉鎖位置に留められる。
次に、筐体33の開口6および32をそれぞれ開放状態とする際には、オペレータが操作ペダル9を足で踏むことで、図6(A)および(B)に示したように、操作ペダル9の他方の端部が下方に移動される。操作ペダル9が下方に移動するのに伴って、ロック機構13のロック板16が、凹面19とロックピン17の円板部23が当接するように下方に移動される。これにより、ロック板16とワイヤ11を介して接続されたコネクタカバー4およびワイヤ37を介して接続されたコネクタカバー35は同時に開放位置に移動される。このように、凹面19とロックピン17が当接した時点で、オペレータの足が操作ペダル9から外され、コイルばね14および38の付勢力によりロック板16を上方に移動させる力に抗してロックピン17の円板部23がロック板16の水平面21を押圧し、ロック板16の位置がロックされる。これにより、コネクタカバー4および35が開放位置でロックされ、コネクタ3および34に超音波プローブを接続することが可能となる。
【0024】
開口6および32を開放状態から閉鎖状態とする際には、オペレータが操作ペダル9を足でさらに踏み込むことで、ロック板16の凸面18とロックピン17が当接され、続いてオペレータの足が操作ペダル9から外されることで、ロック板16が上方に移動されると共にコネクタカバー4および35が同時に下方に移動される。これにより、ロックピン17は凸面20に当接され、コネクタカバー4および35が閉鎖位置に留められる。
なお、診断装置本体は、2つのコネクタと、2つのコネクタにそれぞれ対応した2つのコネクタカバーを備えるものに限られず、複数のコネクタと、複数のコネクタにそれぞれ対応した複数のコネクタカバーを備えることができる。
このように、オペレータの操作に応じて複数のコネクタにそれぞれ対応した複数のコネクタカバーを全て同時に開閉することで、コネクタカバーの開閉に伴うワークフローを減少させることができる。
【0025】
また、図7(A)および(B)に示したように、開放状態においてコネクタ3にのみ超音波プローブ40をプローブ側コネクタ41を介して接続した場合には、操作ペダル9により開放状態のロックを解除してコネクタカバー4および35を閉じるように操作されると、超音波プローブ40が接続されていないコネクタ34に対応するコネクタカバー35は、コイルばね39により下方に付勢されて閉鎖位置に留められるのに対し、超音波プローブ40が接続されたコネクタ3に対応するコネクタカバー4は、コイルばね14による下方への付勢力に抗して、プローブ側コネクタ41などの超音波プローブ40の部材により開放位置に留められる。これにより、超音波プローブ40が接続されていないコネクタ34の接続面に通じる開口32がコネクタカバー35により閉じられると共に超音波プローブ40が接続されたコネクタ3の接続面に通じる開口6が開かれた状態を保つことができる。
このように、超音波プローブが接続されていないコネクタの接続面のみをコネクタカバーで覆うことで、超音波診断中においても超音波プローブが接続されていないコネクタの接続面に異物が付着するのを抑制することができる。
【符号の説明】
【0026】
1,31 診断装置本体、2,33 筐体、3,34 コネクタ、4,35 コネクタカバー、5,36 カバー開閉機構、6,7,32 開口、8 凸部、9 操作ペダル、10 プーリ、11,37 ワイヤ、12,14,38,39 コイルばね、13 ロック機構、15 回動軸、16 ロック板、17 ロックピン、18,20 凸面、19 凹面、21 水平面、22 支持ロッド、23 円板部、40 超音波プローブ、41 プローブ側コネクタ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検体に対して超音波の送受信を行う超音波プローブを接続して、超音波プローブに超音波を送信するための駆動信号を供給すると共に超音波エコーを受信することで超音波プローブから出力される受信信号に基づいてBモード画像を生成する超音波診断装置であって、
超音波プローブを外部から接続するためのコネクタと、
前記コネクタの超音波プローブと接続される接続面を開閉可能に覆うコネクタカバーと、
オペレータの足による操作に応じて前記コネクタカバーの開閉を行うカバー開閉機構と
を有することを特徴とする超音波診断装置。
【請求項2】
前記カバー開閉機構は、オペレータが足で踏むことで前記コネクタカバーの開閉を操作するための操作ペダルを有する請求項1に記載の超音波診断装置。
【請求項3】
前記カバー開閉機構は、前記コネクタカバーを開くためのオペレータの操作に連動して前記コネクタカバーの位置を開放状態でロックすると共に、前記コネクタカバーを閉じるためのオペレータの操作に連動して前記ロックを解除するロック機構を有する請求項1または2に記載の超音波診断装置。
【請求項4】
前記コネクタカバーは、スライドすることで前記コネクタの接続面を開閉する請求項1〜3のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
【請求項5】
複数の前記コネクタと、複数の前記コネクタにそれぞれ対応した複数の前記コネクタカバーを有し、
前記カバー開閉機構は、オペレータの操作に応じて全ての前記コネクタカバーを同時に開閉する請求項1〜4のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
【請求項6】
前記コネクタカバーを閉じるように前記カバー開閉機構が操作されることで、超音波プローブが接続されていない前記コネクタの接続面が前記コネクタカバーにより閉じられると共に超音波プローブが接続された前記コネクタの接続面は開かれた状態を保つ請求項5に記載の超音波診断装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−239512(P2012−239512A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−109582(P2011−109582)
【出願日】平成23年5月16日(2011.5.16)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】