説明

車両の自動加速表示システム

【課題】 交通事故対策の一環として、車両が発進又は加速する時に、自動的に周囲に安全を促す表示灯を設けた車両の自動加速表示システムを提供する。
【解決手段】 車両の推進力(1)を検知器(2)で検知して、車両が発進又は加速する時に周囲に車両の動向を自動的に知らせる表示灯(3)を設けた車両の自動加速表示システムを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、周囲に安全を促すために設ける、車両の自動加速表示システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、車両が周囲に安全を促す自動的な表示システムは、停止・減速又は後退を表示するものしかなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは次のような欠点があった。
従来例えば、車両を発進させる時は、手動の方向指示器等で合図を周囲に知らせることができるが、合図を忘れることもある。その車両の近くを通行しようとした時、合図がなく発進してきた場合は、衝突してしまう可能性が高かった。また、合図がある場合でも、いつ発進してくるかわからず、通行に戸惑ってしまうことが多かった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
車両の推進力(1)を検知器(2)で検知して、車両が発進又は加速する時に周囲に車両の動向を自動的に知らせる表示灯(3)を設ける。
本発明は、以上の構成よりなる車両の自動加速表示システムである。
【発明の効果】
【0005】
(イ)車両を発進させる時、方向指示器等で合図を忘れていても、周囲に発進の意思を 知らせることができる。
(ロ)停車車両の近くを通行する時、自動的に発進又は加速の表示が点灯すれば、危険 回避の予見ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
車両の推進力(1)を検知器(2)で検知して、車両が発進又は加速する時に周囲に車両の動向を自動的に知らせる表示灯(3)を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
車両の推進力とは、原動力となるエンジン又はモーター等や、その駆動力となるものを示し、検知器は、それらの回転数の上昇等を検知するものである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 システムの説明図である。
【符号の説明】
【0008】
1 車両の推進力
2 検知器
3 表示灯

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の推進力(1)を検知器(2)で検知して、車両が発進又は加速する時に周囲に車両の動向を自動的に知らせる表示灯(3)を設けた車両の自動加速表示システム。

【図1】
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【公開番号】特開2009−154852(P2009−154852A)
【公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−341928(P2007−341928)
【出願日】平成19年12月25日(2007.12.25)
【出願人】(508028874)
【Fターム(参考)】