説明

車両の荷室構造

【課題】
デッキサイドトリムに一体に設けられたサイドボックスに被せるサイドデッキボード及びセンタボックスに被せるセンタデッキボードの互いに隣接する端部が物を載せた際に撓むことがないとともに、サイドボックスの容量を大きくすることができる車両の荷室構造を提供する。
【解決手段】
センタボックス体20には、サイドデッキボード29がサイドボックス14の各壁に載置された際、サイドデッキボード29のセンタボックス体側の端部を支持するとともにセンタデッキボード30のサイドデッキボード側の端部を支持する上端面24aが設けられている。センタボックス体20の上端面24aにより、センタデッキボード30及びサイドデッキボード29の隣接する端部がともに支持される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の荷室構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両の荷室構造として、図6の構造が提案されている。同図は、車室の左側の荷室構造を示している。以下では、図6を参照して、左側の構成について説明するが、右側においても同様の構成として理解されたい。同図に示すように車室の内側壁面を形成するデッキサイドトリム100は、ボディ110に支持された図示しないサイドバネルに敷設されている。そして、デッキサイドトリム100には、図示しないタイヤハウスが形成され、該タイヤハウスの後方において、図6に示すように凹部101が形成されている。凹部101には、上方から有底箱状のサイドボックス体102が嵌め込まれるとともに凹部101下部に形成された段部103にサイドボックス体102が掛け止めされている。
【0003】
又、サイドボックス体102において、車幅方向の中央部側の側壁上縁には、係止段部104が形成されて、図6に示すように、センタボックス105が掛け止めされている。又、サイドボックス体102上には、サイドデッキボード106が、及びセンタボックス105上には、センタデッキボード107が開閉自在に載置されている。なお、図6において、サイドボックス体102及びセンタボックス105の下方には、ボディ110が示されている。そして、サイドデッキボード106及びセンタデッキボード107の上方空間を荷室空間としている(以下、従来技術1という)。
【0004】
又、特許文献1では、サイドボックスがデッキサイドトリム(リヤサイドトリム)には、凹部が形成されている。又、サイドボックスに隣接するようにして、センタデッキボード(フロアボード)が、上段位置又は上段位置よりも低い下段位置に配置できるように構成されている。
【0005】
前記凹部は、上部(以下、上部開口という)を開放するとともに車幅方向の中央部側の側部(以下、単に側部開口という)が開放されている。この凹部に対して、3つの異なった装着状態が可能なカバー部材が開閉自在に取付け可能になっている。カバー部材の装着状態を異ならしめることにより、前記上部開口及び側部開口を開放した状態、或いは前記上部開口を開放するとともに側部開口を閉塞した状態、或いは、上部開口及び側部開口を閉塞した状態とすることが可能となっている(以下、従来技術2という)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2010−241350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、従来技術1では、サイドボックス体の部品が必要であり、部品点数が増えるとともに組み付け工数が増加するため、コスト高になる。又、センタボックス体をデッキサイドトリムに組み付けする場合、その組み付け代が必要となるため、サイドボックスの容量が少なくなる問題がある。
【0008】
従来技術2では、デッキサイドトリムに凹部を形成することにより、その凹部をデッキサイドボックスとして使用できることから、部品点数及び組み付け工数の増加によるコスト高、並びに容量の問題はない。
【0009】
従来技術2では、サイドボックスの上部開口を前記カバー部材にて覆うとともに、前記センタデッキボード(フロアボード)を上段位置で位置させた場合、カバー部材と上段位置のセンタデッキボード(フロアボード)の上面が面一となるように配置される。しかしながら、上段位置に配置されたセンタデッキボード(フロアボード)は、車両の前後方向において、前端と後端のみが支持される構成になっているため、前後方向とは直交するカバー部材に隣接した端部は、支持されていない構成となっている。このため、この状態でセンタデッキボード(フロアボード)に物を置くと、下方に撓む虞がある。
【0010】
本発明の目的は、上記課題を解決して、デッキサイドトリムに一体に設けられたサイドボックスに被せるサイドデッキボード及びセンタボックスに被せるセンタデッキボードの互いに隣接する端部が物を載せた際に撓むことがないとともに、サイドボックスの容量を大きくすることができる車両の荷室構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記問題点を解決するために、請求項1の発明は、デッキサイドトリムに凹部が設けられ、前記凹部の下部には、前側壁、後側壁、車幅方向の反中央部側の側壁及び底壁を有するとともに、上方及び車幅方向の中央部側を開放するサイドボックスが形成され、前記底壁から車幅方向に延出された係止部に対して上部に開口を有するセンタボックス体が載置され、前記センタボックス体及び前記サイドボックスの前記各壁にそれぞれセンタデッキボード及びサイドデッキボードが開閉自在に載置されて、前記サイドデッキボード及びセンタデッキボードの上方空間を荷室とする車両の荷室構造であって、前記センタボックス体には、前記サイドデッキボードが前記サイドボックスの各壁に載置された際、前記サイドデッキボードのセンタボックス体側の端部を支持するとともに、前記センタデッキボードの前記サイドデッキボード側の端部を支持する支持部が設けられていることを特徴とする車両の荷室構造を要旨としている。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1において、前記サイドデッキボードが前記サイドボックスの各壁に載置されて前記サイドデッキボードに支持された際、前記サイドデッキボードの上面が、前記センタボックス体に載置されたセンタデッキボードの上面と同じ高さに配置されることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2において、前記センタボックス体は、四角箱状に形成されて、前記センタボックス体の支持部が、車幅方向の両端に設けられた側壁の上部であることを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、請求項3において、前記センタボックス体の前記側壁には、前記サイドボックスと連通する貫通部が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の発明によれば、センタボックス体の支持部により、センタデッキボード及びサイドデッキボードの互いに隣接する端部がともに支持されるため、物を載せた場合、両デッキボードの互いに隣接する端部が撓むことがないとともに、サイドデッキボードのセンタボックス体に隣接する端部を支持する部位をデッキサイドトリムに設ける必要がなくなるため、その分、サイドボックスの容量を大きくすることができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、サイドデッキボードの上面が、センタボックス体に載置されたセンタデッキボードの上面と同じ高さに配置されることにより、両デッキボード上に、下面が平らな物を安定して載置することができる。
【0017】
請求項3の発明によれば、センタボックス体の支持部が、車幅方向の両端に設けられた側壁の上部とすることにより、前記側壁により、容易にサイドデッキボードのセンタボックス体側の端部を支持することができる。
【0018】
請求項4の発明によれば、センタボックス体の前記側壁に貫通部が形成されることにより、センタボックス体とサイドボックスがそれぞれ有する空間、並びに前記貫通部を同時に収納空間として利用して共通の物を収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施形態の車両の荷室構造の要部縦断面図。
【図2】デッキサイドトリムの斜視図。
【図3】車両の荷室構造であって、車両の後部側を省略した斜視図。
【図4】サイドデッキボードをサイドボックスに被せた状態の車両の荷室構造の斜視図。
【図5】サイドデッキボード及びセンタデッキボードをサイドボックス及びセンタボックス体に被せた状態の車両の荷室構造の斜視図。
【図6】従来の車両の荷室構造の要部縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の車両の荷室構造を具体化した一実施形態を図1〜図5を参照して説明する。なお、図1、図3〜図5は、車両の左側の荷室構造を示している。以下では、これらの図を参照して、車両の左側の荷室構造について説明する。なお、車両の右側の荷室構造は、左側の荷室構造とは、左右の方向が反転されただけの構成であるため説明を省略する。
【0021】
図1、図3〜図5に示すように、車室の内側壁面を形成するデッキサイドトリム10は、合成樹脂から形成されるとともにボディBに支持された図示しないサイドバネルに敷設されている。デッキサイドトリム10には、図2、図3に示すようにタイヤハウス11が形成され、該タイヤハウス11の後方には凹部12が形成されている。凹部12の下部には、図1、図2に示すようにサイドボックス14が設けられている。
【0022】
サイドボックス14は、図1、図2に示すように、前側壁14a、後壁14b、及び車幅方向の反中央部側の側壁14c及び底壁14dを有する。又、サイドボックス14の上方及び車幅方向の中央部側は開放されている。
【0023】
サイドボックス14の前側壁14a、後壁14b、及び側壁14cの上端面は、同じ高さに形成されて係合段部16とされている。そして、前側壁14a、後壁14b、及び側壁14cは係合段部16を介してそれぞれ凹部12の上部側の前側壁12a、後壁12b、及び側壁12cに一体に連結されている。
【0024】
前記底壁14dにおいて、車幅方向の車両の中央部側には係止部としての係止段部15が延出して形成されている。係止段部15には、上部に開口を有する合成樹脂製のセンタボックス体20が載せられている。
【0025】
センタボックス体20は、図1、図3に示すように、四角箱状に形成され、四角板状の底壁21と、底壁21の四方の辺から立設された前側壁22、後側壁23、左側壁24及び図示しない右側壁を有する。隣接する側壁同士は互いに一体に連結されている。又、各側壁の上端は図1に示すように、外側へ折り返された折り返し部25が形成されている。本実施形態の折り返し部25の先端の高さ(底壁21上面からの高さ)は、図1に示すように、センタボックス体20の上下高さの1/2よりもよりも高くされている。なお、折り返し部25の高さは、前述した高さに限定されるものではない。
【0026】
左側壁24及び図示しない右側壁の折り返し部25の先端は、図1に示す車室の左側のサイドボックス14の係止段部15並びに車両の右側の図示しないサイドボックスの係止段部にそれぞれ載せられている。又、センタボックス体20の底壁21下面は、ボディB上に敷設された図示しないフロアパネル上に載置されている。
【0027】
又、図3に示すように左側壁24において、前後方向の中央には、凹状の貫通部28が設けられている。貫通部28を介してサイドボックス14と、センタボックス体が連通されている。なお、図示はしないが、右側壁においても同様に、前後方向の中央には、凹状の貫通部が設けられて、車両の右側に設けられた図示しないサイドボックスと、センタボックス体とが連通されている。
【0028】
又、サイドボックス14の係合段部16と、図3に示すセンタボックス体20の左側壁24の上端面は、サイドデッキボード29が着脱自在に載置可能となっている。サイドデッキボード29は、合成樹脂から成形されており、剛性を有する。サイドデッキボード29において、係合段部16に載置される部分の側縁の形状は、図3、図4に示すように係合段部16の外形と同一となるように形成されている。又、サイドデッキボード29において、左側壁24側の側縁は、センタボックス体20において、貫通部28を除く左側壁24の上端面の幅(左右幅)の1/2の領域に載せられる。なお、図示はしないが、車両の右側に設けられたサイドボックスに被せられるサイドデッキボードにおいては、右側壁側の側縁は、センタボックス体20において、貫通部(図示しない)を除く右側壁の上端面の幅(左右幅)の1/2の領域に載せられる。
【0029】
このように、本実施形態では、センタボックス体20において、貫通部28が形成されていない左側壁24の上端面、並びに図示しない右側壁の上端面24aが支持部に相当する。
【0030】
センタボックス体20の前側壁22、後側壁23、左側壁24及び図示しない右側壁の上端面には、略四角板状のセンタデッキボード30が開閉自在に載置可能である。センタデッキボード30は、合成樹脂から成形されており、剛性を有する。なお、貫通部を除いた左側壁24及び図示しない右側壁の上端面に対しては、センタデッキボード30は、サイドデッキボードが載せられていない上端面の幅(左右幅)の1/2の領域に載せられる。
【0031】
本実施形態では車室の左側のサイドデッキボード29、車室の図示しない右側のサイドデッキボード及びセンタデッキボード30が上記のように左右のサイドボックス14等、並びにセンタボックス体20に載置された際、各ボードの上面が面一、すなわち、同じ高さとなるように、ボード高さ寸法が設定されている。
【0032】
本実施形態では、サイドデッキボード29及びセンタデッキボード30の上方空間を荷室としている。
センタボックス体20の前方には、図示しないフロアパネル上に図3乃至図5に示すように、一対のリヤシート40,42が取付けされている。
【0033】
(実施形態の作用)
上記のように構成された車両の荷室構造の作用を説明する。
本実施形態では、センタボックス体20の左側壁24及び右側壁に対して、それぞれ車室の左側のサイドボックス14及び右側に設けられたサイドボックスに被せられたサイドデッキボード29等と、センタデッキボード30の互いに隣接する端部が貫通部28を除いた左側壁24及び右側壁の上端面24aに支持される。このため、これらのデッキボードに物を載せた場合、デッキボードの互いに隣接する端部が撓むことがない。
【0034】
又、サイドデッキボード29のセンタボックス体20に隣接する端部を支持する部位をデッキサイドトリムに設ける必要がなくなるため、その分、サイドボックスの容量を大きくすることができる。
【0035】
又、本実施形態のデッキサイドトリム10は、凹部12の下部がサイドボックス14となるように形成されるとともに、サイドボックス14の底壁14dから延出した係止段部15に対してセンタボックス体20が載せられる。このため、サイドボックスを別部品として構成する必要が無く、部品点数が少なくなると共に、組み付け工数も低減でき、コスト高となることがない。
【0036】
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1) 本実施形態の車両の荷室構造は、センタボックス体20には、サイドデッキボード29がサイドボックス14の各壁に載置された際、サイドデッキボード29のセンタボックス体側の端部を支持するとともに、センタデッキボード30のサイドデッキボード側の端部を支持する上端面24a(支持部)が設けられている。この結果、本実施形態によれば、センタボックス体20の上端面24aにより、センタデッキボード30及びサイドデッキボード29の互いに隣接する端部がともに支持されるため、物を載せた場合、両デッキボードの互いに隣接する端部が撓むことがないとともに、サイドデッキボード29のセンタボックス体20に隣接する端部を支持する部位をデッキサイドトリムに設ける必要がなくなるため、その分、サイドボックス14の容量を大きくすることができる。
【0037】
(2) 本実施形態の車両の荷室構造は、サイドデッキボード29がサイドボックス14の各壁に載置されてサイドデッキボード29に支持された際、サイドデッキボード29の上面が、センタボックス体20に載置されたセンタデッキボード30の上面と同じ高さに配置される。この結果、両デッキボード上に、下面が平らな物を安定して載置することができる。
【0038】
(3) 本実施形態の車両の荷室構造は、センタボックス体20は、四角箱状に形成されて、センタボックス体20において、車幅方向の両端に設けられた側壁の上部である左側壁24の上端面24a(支持部)及び右側壁の上端面(支持部)としている。この結果、側壁により、容易にサイドデッキボード29のセンタボックス体側の端部を支持することができる。
【0039】
(4) 本実施形態の車両の荷室構造は、センタボックス体20の左右の両側壁には、サイドボックス14と連通する貫通部28が形成されている。この結果、センタボックス体20とサイドボックス14、センタボックス体20と車室右側のサイドボックスがそれぞれ有する空間、並びに貫通部28、及び車室の右側のサイドボックスに連通する貫通部を同時に収納空間として利用して共通の物を収納することができる。
【0040】
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更しても良い。
・ 前記実施形態では、センタボックス体20の左側壁24及び図示しない右側壁に貫通部28を設けたが、貫通部28を設けずに左側壁24及び図示しない右側壁の上端面の全の面でサイドデッキボード29の左右方向の中央部側の端部下面を支持するようにしてもよい。
【0041】
・ 前記実施形態では、サイドデッキボード29とセンタデッキボード30は、センタボックス体20の左側壁24の上端面に対して、左右幅の1/2ずつ載るようにしたが、限定されるものではなく、各デッキボードを載せた場合に安定できる範囲で変更してもよい。
【0042】
・ 前記実施形態では、左側のサイドデッキボード29、図示しない右側のサイドデッキボード及びセンタデッキボード30が上記のように左右のサイドボックス14等、並びにセンタボックス体20に載置された際、各ボードの上面が面一、すなわち、同じ高さとなるように、ボード高さ寸法が設定されている。この代わりに、各ボード間に段差が生じるようにデッキボードの高さ寸法を変更してもよい。或いは、各デッキボードの上面の高さが異なるようにセンタボックス体20の高さ、サイドボックスの高さを設定してもよい。
【0043】
・ 前記実施形態では、係止部を係止段部15としたが、係止段部を省略し、底壁14dから水平に延出した延出部を係止部として、その延出部にセンタボックス体20を載せるようにしてもよい。
【0044】
・ 前記実施形態では、車室の右側及び左側にそれぞれサイドボックスをデッキサイドトリムに設けたが、左右のいずれか一方のサイドボックスを省略してもよい。
【符号の説明】
【0045】
10…デッキサイドトリム、11…タイヤハウス、12…凹部、14…サイドボックス、14a…前側壁、14b…後壁、14c…側壁、14d…底壁、15…係止段部、
16…係合段部、20…センタボックス体、21…底壁、22…前側壁、
23…後側壁、24…左側壁、24a…上端面(支持部)、
29…サイドデッキボード、30…センタデッキボード。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デッキサイドトリムに凹部が設けられ、前記凹部の下部には、前側壁、後側壁、車幅方向の反中央部側の側壁及び底壁を有するとともに、上方及び車幅方向の中央部側を開放するサイドボックスが形成され、前記底壁から車幅方向に延出された係止部に対して上部に開口を有するセンタボックス体が載置され、前記センタボックス体及び前記サイドボックスの前記各壁にそれぞれセンタデッキボード及びサイドデッキボードが開閉自在に載置されて、前記サイドデッキボード及びセンタデッキボードの上方空間を荷室とする車両の荷室構造であって、
前記センタボックス体には、前記サイドデッキボードが前記サイドボックスの各壁に載置された際、前記サイドデッキボードのセンタボックス体側の端部を支持するとともに、前記センタデッキボードの前記サイドデッキボード側の端部を支持する支持部が設けられていることを特徴とする車両の荷室構造。
【請求項2】
前記サイドデッキボードが前記サイドボックスの各壁に載置されて前記サイドデッキボードに支持された際、前記サイドデッキボードの上面が、前記センタボックス体に載置されたセンタデッキボードの上面と同じ高さに配置されることを特徴とする請求項1に記載の車両の荷室構造。
【請求項3】
前記センタボックス体は、四角箱状に形成されて、前記センタボックス体の支持部が、車幅方向の両端に設けられた側壁の上部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の荷室構造。
【請求項4】
前記センタボックス体の前記側壁には、前記サイドボックスと連通する貫通部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両の荷室構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−179963(P2012−179963A)
【公開日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−42841(P2011−42841)
【出願日】平成23年2月28日(2011.2.28)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】