説明

転移を阻害するための方法および組成物

本発明は、概して、転移性表現型を発現する腫瘍細胞標的に対して親和性を有する抗体ファージ群の作製方法に関する。本発明はさらに、転移細胞上の細胞表面レセプターに特異的に結合する抗体組成物に関する。本発明は、類似の非転移細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合する抗体を提供する。転移性表現型を発現する腫瘍細胞は、活性化細胞表面レセプター(例えば、活性化インテグリンレセプターまたはαvβ3インテグリンレセプター)を発現する細胞株であり得る。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
類似の非転移細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合する、抗体。
【請求項2】
配列番号2を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
配列番号4を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
相補性決定領域(CDR)中にR−G−D配列を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項5】
前記相補性決定領域がCDR−H3である、請求項4に記載の抗体。
【請求項6】
前記転移細胞が、乳房、脳、肺、肝臓、または骨から選択される組織を標的とする、請求項1に記載の抗体。
【請求項7】
請求項1に記載の抗体を含有する、薬学的組成物。
【請求項8】
活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合し、非活性化αvβ3インテグリンレセプターには結合しない、抗体。
【請求項9】
前記活性化αvβ3インテグリンレセプターが類似の非転移細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される、請求項8に記載の抗体。
【請求項10】
類似の非転移細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合するリガンド模倣物を含む、抗体。
【請求項11】
類似の非転移細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合する抗体を哺乳動物に投与する工程を包含する、哺乳動物の病状を処置するための方法。
【請求項12】
前記病状が、腫瘍性疾患、充実性腫瘤、血液悪性疾患、白血病、結腸直腸癌、良性または悪性の乳癌、子宮癌、子宮平滑筋腫、卵巣癌、子宮内膜癌、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜ポリープ、前立腺癌、前立腺肥大、下垂体癌、腺筋症、腺癌、髄膜腫、黒色腫、骨肉腫、多発性骨髄腫、CNS癌、神経膠腫、または星状芽細胞腫である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記腫瘍性疾患が前記哺乳動物における腫瘍細胞の転移である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記病状が前記哺乳動物における乳癌の転移である、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
配列番号2または配列番号4を含む抗体を哺乳動物に投与する工程を包含する、哺乳動物の病状を処置するための方法。
【請求項16】
前記病状が、腫瘍性疾患、充実性腫瘤、血液悪性疾患、白血病、結腸直腸癌、乳癌、子宮癌、子宮平滑筋腫、卵巣癌、子宮内膜癌、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜ポリープ、前立腺癌、前立腺肥大、下垂体癌、腺筋症、腺癌、髄膜腫、黒色腫、骨肉腫、多発性骨髄腫、CNS癌、神経膠腫、または星状芽細胞腫である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記腫瘍性疾患が前記哺乳動物における腫瘍細胞の転移である、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記病状が前記哺乳動物における乳癌の転移である、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
標的組織への転移性ホーミング傾向を有する腫瘍細胞改変体を含む、細胞株。
【請求項20】
前記腫瘍細胞改変体が、充実性腫瘤、血液悪性疾患、白血病、結腸直腸癌、乳癌、子宮癌、子宮平滑筋腫、卵巣癌、子宮内膜癌、多嚢胞性卵巣症候群、子宮内膜ポリープ、前立腺癌、前立腺肥大、下垂体癌、腺筋症、腺癌、髄膜腫、黒色腫、骨肉腫、多発性骨髄腫、CNS癌、神経膠腫、または星状芽細胞腫に由来する、請求項19に記載の細胞株。
【請求項21】
前記標的組織が脳、肝臓、肺または骨から選択される、請求項19に記載の細胞株。
【請求項22】
腫瘍細胞標的に対して親和性を有する抗体ファージ群の作製方法であって、以下:
癌患者のコホートから得た血中リンパ球cDNAライブラリー由来のファージライブラリーを提供する工程;
非転移性表現型を発現する細胞株にて該ファージライブラリーをサブトラクトする工程;
該非転移性表現型を発現する細胞株とは結合しない第1の抗体ファージ群を選択する工程;
転移性表現型を発現する細胞株にて該第1の抗体ファージ群をパンニングする工程;
該転移性表現型を発現する細胞株に結合する第2の抗体ファージ群を選択する工程;
該転移性表現型を発現する細胞株に結合し、かつ、前記腫瘍細胞標的に結合する抗体ファージクローンを精製する工程;
を包含する、方法。
【請求項23】
前記転移性表現型を発現する細胞株が活性化細胞表面レセプターを発現する細胞株である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記活性化細胞表面レセプターが活性化インテグリンレセプターである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記活性化インテグリンレセプターがαvβ3インテグリンレセプターである、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記転移性表現型を発現する細胞株が、標的組織に対して転移性ホーミング傾向を有する腫瘍細胞改変体である、請求項22に記載の方法。
【請求項27】
前記標的組織が、脳、肝臓、肺または骨から選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
請求項22に記載の方法であって、さらに以下:
前記抗体ファージクローンを(a)細胞表面上に活性化インテグリンレセプターを発現する腫瘍細胞への結合;および(b)細胞表面上に非活性化インテグリンレセプターを発現する腫瘍細胞への結合の低下について試験する工程
を包含する、方法。
【請求項29】
前記腫瘍細胞標的が転移細胞である、請求項22に記載の方法。
【請求項30】
前記転移細胞が転移性の乳癌細胞である、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
請求項24に記載の方法であって、Ca++、Mg++またはMn++から選択される陽イオン存在下で増加する活性化インテグリンレセプターを発現する前記細胞株に対する前記抗体ファージ群の結合効率を測定する工程をさらに包含する、方法。
【請求項32】
前記抗体ファージ群が単鎖(scFv)抗体ファージ群である、請求項22に記載の方法。
【請求項33】
癌治療薬を用いた処置による哺乳動物における腫瘍細胞を検出する方法であって、以下:
活性化インテグリンレセプターに特異的に結合する抗体組成物に検出可能なマーカーを連結させる工程;
該検出可能なマーカー−抗体組成物複合体を哺乳動物または哺乳動物組織へ接触させる工程;
該検出マーカー−抗体組成物複合体と該哺乳動物組織中の該腫瘍細胞との結合を検出する工程、
を包含する、方法。
【請求項34】
前記腫瘍細胞が転移性腫瘍細胞である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
転移細胞上の細胞表面レセプターに対する抗体の血漿中濃度が少なくとも4ヶ月間検出可能レベルを超えて維持されるように該抗細胞表面レセプター抗体を哺乳動物に投与する工程を包含する、哺乳動物における抗原への免疫応答を誘導または増強するための方法。
【請求項36】
前記細胞表面レセプターが活性化インテグリンレセプターである、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
前記活性化インテグリンレセプターがαvβ3インテグリンレセプターである、請求項36に記載の方法。
【請求項38】
前記抗細胞表面レセプター抗体が、その血漿中濃度が少なくとも4ヶ月間検出可能レベルを超えて維持されるように複数回投与される、請求項35に記載の方法。
【請求項39】
前記抗細胞表面レセプター抗体が、前記哺乳動物における前記抗インテグリンレセプター抗体の血漿中濃度を少なくとも4ヶ月間、少なくとも2μg/mlとするような量および間隔で投与される、請求項35に記載の方法。
【請求項40】
前記抗細胞表面レセプター抗体が、前記哺乳動物における前記抗細胞表面レセプター抗体の血漿中濃度を少なくとも4ヶ月間、少なくとも5μg/mlとするような量および間隔で投与される、請求項35に記載の方法。
【請求項41】
前記抗細胞表面レセプター抗体が、前記哺乳動物における前記抗細胞表面レセプター抗体の血漿中濃度を少なくとも4ヶ月間、少なくとも10μg/mlとするような量および間隔で投与される、請求項35に記載の方法。
【請求項42】
前記哺乳動物がヒトである、請求項35に記載の方法。
【請求項43】
活性化インテグリンレセプターに対する前記抗体がヒト抗活性化インテグリンレセプター抗体である、請求項36に記載の方法。
【請求項44】
活性化インテグリンレセプターに対する前記抗体がヒト化抗活性化インテグリンレセプター抗体である、請求項36に記載の方法。
【請求項45】
活性化インテグリンレセプターに対する前記抗体がヒト配列抗活性化インテグリンレセプター抗体である、請求項35に記載の方法。
【請求項46】
哺乳動物の転移性癌疾患を処置するための方法であって、該哺乳動物が前記転移性癌疾患を処置されるように、細胞傷害性物質と結合した転移細胞上の細胞表面レセプターに対する抗体を該哺乳動物へ投与する工程を包含する、方法。
【請求項47】
前記細胞表面レセプターが活性化インテグリンレセプターである、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記細胞傷害性物質が細胞傷害性薬物である、請求項46に記載の方法。
【請求項49】
前記細胞傷害性物質が放射性同位体である、請求項46に記載の方法。
【請求項50】
哺乳動物組織サンプルにおける転移性腫瘍細胞表面上の活性化細胞表面レセプターを検出する方法であって、以下:
該哺乳動物組織を固相に固定化された第1のヒト抗体、および溶液中の第2のヒト抗体と接触させる工程であって、前記活性化細胞表面レセプターが該組織サンプル中に存在する場合に、前記第1の抗体および第2の抗体が前記活性化細胞表面レセプターの異なるエピトープに結合する、工程;
該組織サンプル中の該活性化細胞表面レセプターの存在を示唆する結合である、該第1の抗体および該第2の抗体への該活性化細胞表面レセプターの結合を検出する工程であって、該第1のヒト抗体および第2のヒト抗体が、癌患者のコホートから得られた血中のリンパ球cDNAライブラリー由来のファージライブラリーにより提供される該第1のヒト抗体および該第2のヒト抗体をコードする核酸をサブクローニングすることにより産生される、工程;
非転移性表現型を発現する細胞株について該ファージライブラリーをサブトラクトする工程;
該非転移性表現型を発現する細胞株とは結合しない第1の抗体ファージ群を選択する工程;
転移性表現型を発現する細胞株において前記第1の抗体ファージ群をパンニングする工程;
該転移性表現型を発現する細胞株に結合する第2の抗体ファージ群を選択する工程;
該転移性表現型を発現する細胞株に結合し、かつ、腫瘍細胞標的に結合する抗体ファージクローンを精製する工程;
を包含する、方法。
【請求項51】
前記活性化細胞表面レセプターが活性化インテグリンレセプターである、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記活性化インテグリンレセプターがαvβ3インテグリンレセプターである、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記第2の抗体が標識され、前記検出工程が前記活性化細胞表面レセプターへの前記第2の抗体の結合を検出する、請求項50に記載の方法。
【請求項54】
前記組織サンプルは、前記固相に固定化された第1のヒト抗体群および溶液中の第2のヒト抗体群と接触され、該第1の群および該第2の群の構成要素が前記活性化細胞表面レセプターの異なるエピトープに結合する、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記第2のヒト抗体群が標識されている、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記第1のヒト抗体および第2のヒト抗体の各々が、前記活性化細胞表面レセプター上のそれらの各エピトープに対し少なくとも10−1の親和性を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項57】
前記第1のヒト抗体および第2のヒト抗体の各々が、前記活性化細胞表面レセプターに対し少なくとも1010−1の親和性を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項58】
前記第1のヒト抗体および第2のヒト抗体が、前記活性化細胞表面レセプターに対し少なくとも1011−1の親和性を有する、請求項50に記載の方法。
【請求項59】
前記活性化細胞表面レセプターに対する前記第1のヒト抗体および第2のヒト抗体の結合が1時間以内に平衡に達する、請求項50に記載の方法。
【請求項60】
前記第1のヒト抗体および第2のヒト抗体がE.coliにおける組換え構築物の発現により産生される、請求項50に記載の方法。
【請求項61】
前記第1の抗体および第2の抗体の分子の少なくとも90%が前記活性化細胞表面レセプターに免疫反応性である、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
病状に関連した転移が起こる傾向を有する細胞を干渉する方法であって、転移の危険性を有することが疑われる患者を、抗体に接触させる工程を包含し、該抗体は、類似で非転移性の細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合し、該抗体がそれに結合した細胞傷害性部分を有する、方法。
【請求項63】
前記抗体組成物が配列番号2を含む、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記抗体組成物が配列番号4を含む、請求項62に記載の方法。
【請求項65】
前記細胞傷害性部分が化学的毒素である、請求項62に記載の方法。
【請求項66】
前記細胞傷害性部分が生物学的毒素である、請求項62に記載の方法。
【請求項67】
前記細胞傷害性部分が放射性物質である、請求項62に記載の方法。
【請求項68】
前記結合が共有結合である、請求項62に記載の方法。
【請求項69】
前記結合がリガンド相互作用である、請求項62に記載の方法。
【請求項70】
前記結合が物理学的相互作用である、請求項62に記載の方法。
【請求項71】
前記結合が管内への封じ込めを含む、請求項62に記載の方法。
【請求項72】
前記管がリポソームまたは他の血液循環血管である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
病状に関連した転移が起こる傾向を有する細胞を同定する方法であって、転移の危険性を有することが疑われる患者を、類似で非転移性の細胞と比較して転移状態にある細胞上に示差的に産生される活性化αvβ3インテグリンレセプターに特異的に結合する抗体と接触させる工程を包含し、該抗体が該抗体に結合した画像化部分を有する、方法。
【請求項74】
前記画像化部分が、磁気共鳴スペクトロスコピー、×線スペクトロスコピー、または陽電子放射断層法(PET)によって画像化され得る、請求項73に記載の方法。
【請求項75】
前記結合が共有結合である、請求項73に記載の方法。
【請求項76】
前記関連が非共有結合である、請求項73に記載の方法。
【請求項77】
哺乳動物の転移性癌疾患を処置するための方法であって、転移細胞上の細胞表面レセプターに対する抗体を該哺乳動物に投与する工程、および、該転移細胞のプログラム細胞死を誘導する工程を包含する方法であって、このようにして、該哺乳動物が該転移性癌疾患の処置を受ける、方法。
【請求項78】
前記細胞表面レセプターが活性化インテグリンレセプターである、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記活性化インテグリンレセプターがαvβ3インテグリンレセプターである、請求項78に記載の方法。
【請求項80】
配列番号1に対して少なくとも90%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、単離Bc−12ポリヌクレオチド。
【請求項81】
配列番号1に対して少なくとも90%の配列同一性を有するか、または、Bc−12と生物学的機能を共有するヌクレオチド配列を含む、単離ポリペプチド。
【請求項82】
請求項80に記載のポリヌクレオチドを含む、ベクター。
【請求項83】
前記ポリヌクレオチドのヌクレオチド配列が、宿主細胞における該ポリヌクレオチドの発現を制御する調節配列と作動可能に連結されている、請求項80に記載のポリヌクレオチドを含む、発現ベクター。
【請求項84】
請求項80に記載のポリヌクレオチドを含む宿主細胞、または該細胞の子孫。
【請求項85】
配列番号3に対して少なくとも90%の同一性を有するヌクレオチド配列を含む、単離Bc−15ポリヌクレオチド。
【請求項86】
配列番号3に対して少なくとも90%の配列同一性を有するか、または、Bc−15と生物学的機能を共有するヌクレオチド配列を含む、単離ポリペプチド。
【請求項87】
請求項85に記載のポリヌクレオチドを含む、ベクター。
【請求項88】
前記ポリヌクレオチドのヌクレオチド配列が、宿主細胞における該ポリヌクレオチドの発現を制御する調節配列と作動可能に連結されている、請求項85に記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクター。
【請求項89】
請求項85に記載のポリヌクレオチドを含む宿主細胞、または該細胞の子孫。
【請求項90】
哺乳動物中での試験化合物の抗転移活性を決定するための方法であって、以下:
標的組織への転移性ホーミング傾向を有する腫瘍細胞改変体を該哺乳動物に投与する工程;
該試験化合物を該哺乳動物へ投与する工程;
コントロール哺乳動物中のコントロール化合物の抗転移活性と比較して、該哺乳動物中の該試験化合物の抗転移活性を測定する工程、
を包含する、方法。
【請求項91】
前記哺乳動物の前記標的組織における転移性病巣を測定する工程をさらに包含する請求項90に記載の方法であって、コントロール化合物に応答するコントロール動物の転移性病巣に対する前記試験化合物に応答する該哺乳動物の転移性病巣の縮小が該試験化合物の抗転移活性を示す、方法。
【請求項92】
前記腫瘍細胞改変体および前記試験化合物が前記哺乳動物の末梢血循環へ投与される、請求項90に記載の方法。
【請求項93】
前記腫瘍細胞改変体および前記試験化合物が前記哺乳動物の乳腺脂肪パッドへと同所的に投与される、請求項90に記載の方法。
【請求項94】
前記哺乳動物が非ヒト哺乳動物である、請求項90に記載の方法。
【請求項95】
前記哺乳動物が、げっ歯類、ウサギ、イヌ、ネコ、または非ヒト霊長類である、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
前記哺乳動物がマウスである、請求項94に記載の方法。
【請求項97】
前記哺乳動物が免疫欠損マウスである、請求項94に記載の方法。
【請求項98】
前記腫瘍細胞改変体が、BCM−1、BCM−2またはBMSである、請求項90に記載の方法。
【請求項99】
前記試験化合物が、抗体、単鎖Fv抗体、低分子、アンチセンスオリゴヌクレオチド、二本鎖RNA分子、短鎖干渉RNA(siRNA)または短鎖ヘアピンRNA(shRNA)である、請求項90に記載の方法。

【図1】
image rotate

【図2A】
image rotate

【図2B】
image rotate

【図2C】
image rotate

【図2D】
image rotate

【図3−1】
image rotate

【図3−2】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5−1】
image rotate

【図5−2】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公表番号】特表2007−523650(P2007−523650A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−553317(P2006−553317)
【出願日】平成17年2月14日(2005.2.14)
【国際出願番号】PCT/US2005/004612
【国際公開番号】WO2005/091805
【国際公開日】平成17年10月6日(2005.10.6)
【出願人】(501244222)ザ スクリプス リサーチ インスティテュート (33)
【Fターム(参考)】