説明

通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御用プログラム

【課題】コンピュータ間で送受信するデータサイズと、通信するタイミングと頻度に応じて、TCPによる通信か、UDPによる通信かを切替えて、節電効果を高めた通信を行う。
【解決手段】情報通信端末10に対して送信するデータのデータサイズ、通信するタイミング及び、通信する頻度の入力を受付けるデータ入力モジュール120と、データサイズ、タイミング及び、頻度に基づいて、情報通信端末10に対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する通信選択モジュール121と、選択した通信方法で、情報通信端末10に対して、入力されたタイミング及び、頻度で、データを送信するデータ送受信モジュール122とを備える通信制御サーバ100を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンピュータ間での通信をする際の通信方式を選択する通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御用プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットで利用されるトランスポート層の標準プロトコルとして、TCP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)とUDP(User Datagram Protocol)が知られている。
【0003】
TCPによる通信では、通信の信頼性を高めるため、コネクション型の通信を行う。したがって、サーバと端末間での通信パケット量が、UDPによる通信よりも多い。これに対して、UDPでは、サーバと端末間での通信パケット量が少ないが、信頼性が低いという欠点がある。
【0004】
一例として、TCPによる通信において、データを転送する際の通信シーケンスは、図1のようになる。すなわち、実際にデータの転送を行うまでに、コネクション確立要求であるSYNとその応答であるACKを繰り返した後に、初めて、データ転送が行われる。そして、データ転送が完了した後も、切断要求であるFINとその応答であるACKの通信を繰り返す。
【0005】
これに対して、UDPによってデータを転送する通信シーケンスは、図2のように、このようなSYNやACKのような事前の通信がなく、データ送信を行う。しかしながら、送信されたデータがエラーであっても、エラーが管理されることはなく、データが再送されるようなことはない。すなわち、UDPの場合は信頼性に課題がある。
【0006】
今日、スマートフォン等の高機能携帯電話のサービスがSaaS(Software as a Service)で提供される場合に、端末であるスマートフォンとサーバとの間での通信が行われる。このサービスが適切に稼働するために、サーバの情報を端末に送信したり、端末の情報をサーバに送信するため、常に、サーバと端末間で頻繁な通信が行われる。
【0007】
しかしながら、端末とサーバの間で通信する頻度が多いと、スマートフォンの電源が著しく減ってしまうという課題がある。すなわち、スマートフォンが頻繁に通信のための電波を発信することで、消費電力効率が下がってしまうという課題がある。
【0008】
そこで、サーバとクライアント装置間で通信頻度を低減させて消費電力の低減を図る技術が知られている(特許文献1)。これにより、画像等を送信する際に通信による消費電力を抑えることが可能となる。しかしながら、この方法では、取り扱うデータが画像に限定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特表2011−138552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
一方、サーバから端末への通信を行う場合に、サーバにお知らせメッセージが記憶されていることのみを端末に知らせる場合がある。例えば、サーバが端末にメール等のメッセージがあることを知らせるためのメッセージ通知は、メッセージの有無のみを通知すればよいため送受信するデータサイズが小さい。しかも、このメッセージ通知のための通信頻度が頻繁であることが多いため、1回のUDPパケットの信頼性は、それほど高くなくてもよい。そのため、パケットサイズや通信頻度に応じて、TCPによる通信よりもUDPによる通信を利用したほうが、節電効果が高く、効率的な通信ができる場合があるという点に発明者は着目した。
【0011】
本発明は、このような課題に鑑み、サーバと端末間で送受信するデータサイズと、通信するタイミングと頻度に応じて、TCPによる通信か、UDPによる通信かを切替えて通信することで節電効果を高める通信制御装置、通信制御方法、及び通信制御用プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
【0013】
第1の特徴に係る発明は、コンピュータ(例えば、情報通信端末10)と通信を行う際の通信制御装置(例えば、通信制御サーバ100)であって、
前記コンピュータに対して送信するデータのデータサイズ、通信するタイミング及び、通信する頻度の入力を受付けるデータ入力モジュールと、
前記データサイズ、前記タイミング及び、前記頻度に基づいて、前記コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する通信選択モジュールと、
選択した通信方法で、前記コンピュータに対して、前記タイミング及び、前記頻度で、データを送信するデータ送受信モジュールと、を備える通信制御装置を提供する。
【0014】
第1の特徴に係る発明によれば、コンピュータに対して送信するデータのデータサイズ、通信するタイミング及び、通信する頻度の入力を受付けて、データサイズ、タイミング及び、頻度に基づいて、コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択し、選択した通信方法で、コンピュータに対して、タイミング及び、頻度で、データを送信することが可能となる。したがって、データの特徴に応じて、TCP通信を行うかUDP通信を行うかを選択することで、コンピュータの節電効果を高めることが可能である。
【0015】
第1の特徴に係る発明は、発明のカテゴリにおいて端末のみならず、方法、プログラムにおいても同様の作用・効果を奏する。
【0016】
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、さらに、前記通信選択モジュールは、前記コンピュータの電池残存量に基づいて、さらに、前記コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する通信制御装置を提供する。
【0017】
第3の特徴に係る発明は、第1又は第2の特徴に係る発明であって、さらに、前記通信選択モジュールは、前記コンピュータの電波強度に基づいて、さらに、前記コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する通信制御装置を提供する。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、コンピュータ間で送受信するデータサイズと、通信するタイミングと頻度に応じて、TCPによる通信か、UDPによる通信かを切替えて、節電効果を高めた通信を行う通信制御サーバ、通信制御方法、及び通信制御用プログラムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は、TCP通信のシーケンス図である。
【図2】図2は、UDP通信のシーケンス図である。
【図3】図3は、通信制御システム1の構成図である。
【図4】図4は、通信制御サーバ100、情報通信端末10の機能ブロック図である。
【図5】図5は、通信方法選択処理を示すフローチャートである。
【図6】図6は、通信方法選択テーブルのテーブル図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
【0021】
[通信制御システムのシステム構成]
図3は、本発明の好適な実施形態である通信制御システム1のシステム構成図である。通信制御システム1は、情報通信端末10a、10b(以下、単に「10」とする)、通信制御サーバ100から構成される。これらの装置は、無線、有線を問わず互いに通信可能に接続されている。情報通信端末10は、通信制御サーバ100と、LAN(Local Area Network)で接続されていてもよいし、インターネット等の公衆回線網3を介して接続されていてもよい。
【0022】
情報通信端末10は、ユーザ端末と呼ばれる一般的なコンピュータであってよく、後述する機能を備える情報機器や電化製品である。情報通信端末10は、例えば、スレート端末10a、スマートフォン10b、携帯電話、ネットワーク機器、コンピュータに加えて、ネットブック端末、電子書籍端末、電子辞書端末、携帯型音楽プレーヤ、携帯型コンテンツ再生・録画プレーヤ等の一般的な情報家電であってよい。
【0023】
通信制御サーバ100は、後述する機能を備えるサーバ(コンピュータ)であることを前提とするが、一般的なWebサーバ機能もあわせて有するサーバであってよい。通信制御サーバ100は、ゲートウェイやルータ(モバイルルータを含む)等のネットワーク機器であってもよいし、ホームサーバであってもよい。
【0024】
[各機能の説明]
図4は、通信制御サーバ100、情報通信端末10の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。各装置のハードウェア構成について図4を用いて説明する。
【0025】
情報通信端末10は、制御部11、データ記憶部12、データ通信部13、入出力部14を備えていれば、家庭用電化製品、業務用電化製品、携帯端末、業務用端末のいずれであってもよい。
【0026】
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部13として、例えば、IEEE802.11に準拠したWiFi(Wireless Fidelity)対応デバイス又は、第3世代移動通信システム等のIMT−2000規格に準拠した無線デバイス等を備える(有線によるLAN接続であってもよい)。さらに、データ記憶部12として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。さらに、入出力部14として、画像を表示する液晶モニタ等の表示部と、ユーザからの入力を受付けるキーボードやタッチパネル、音声入力等の入力部を備える。
【0027】
制御部11は、所定のプログラムを読み込んで、データ通信部13と協働して、データ送受信モジュール22を実現する。さらに、データ送受信モジュール22は、通信制御サーバ100とTCP通信を行うTCP通信用モジュール23と、通信制御サーバ100とUDP通信を行うUDP通信用モジュール24とを含む。
【0028】
通信制御サーバ100は、制御部101、データ記憶部102、データ通信部103を備える。
【0029】
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部103として、有線又は無線対応の通信デバイスを備え、データ記憶部102として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。
【0030】
制御部101は、所定のプログラムを読み込んで、データ通信部103と協働して、データ入力モジュール120、通信選択モジュール121、データ送受信モジュール122を実現する。さらに、データ送受信モジュール122は、情報通信端末10とTCP通信を行うTCP通信用モジュール123と、情報通信端末10とUDP通信を行うUDP通信用モジュール124とを含む。
【0031】
[通信方法選択処理]
図5は、通信制御サーバ100が実行する通信方法選択処理のフローチャートである。このフローチャートに基づいて、通信方法選択処理について説明する。
【0032】
最初に、通信制御サーバ100は、管理者から情報通信端末10へ送信するデータの入力を受け付ける。ここで、送信するデータとは、図6に示すようなデータである。たとえば、単に、メッセージの有無を示すパケットデータであって、データサイズは小さい(10byte)であるが、送信頻度が3分毎と回数が多く、送信するタイミングも情報通信端末10の電源がオンである時に常時送信するといったデータであってよい。また、音楽コンテンツのファイルが送信するデータである場合は、データサイズが300MByteと大きいが、送信頻度は1回だけであり、送信するタイミングもWi−Fi接続時と限定される。送信される対象となるデータは、このようにデータサイズ、送信頻度、送信タイミングで分類される。
【0033】
したがって、通信制御サーバ100は、管理者から送信するデータのデータサイズ(ステップS01)及び、送信タイミング、送信頻度(ステップS02)の入力を受け付ける。ここで、これらの入力受付けは、管理者からマニュアルで入力されるのみではなく、これらのデータを他のサーバや端末から受信してもよいし、図6に示す通信方法選択テーブルの入力を管理者から受付けたり、通信方法選択テーブルを他のサーバや端末から受信することであってよい。
【0034】
次に、通信制御サーバ100は、入力されたデータサイズ、送信するタイミング、送信する頻度に応じて、TCP通信を行うか、UDP通信を行うかを選択する(ステップS03)。
【0035】
TCP通信、UDP通信のいずれかを選択するかを決定するアルゴリズムは、例えば、以下のように設けることができる。送信するデータのデータサイズが所定量以上である場合は、TCP通信を選択することが考えられる。例えば、IPネットワークを利用している場合に、UDP通信で送受信可能なデータ領域は最大1472バイトであることが知られている。したがって、データサイズが1472バイト以上を送信する場合は、1回のUDP送信では送信できず、かつ、データを分割する必要があるので、TCP通信を選択する。
【0036】
また、送信頻度が1回など少ない場合には、TCP通信を選択し、送信頻度が頻繁である場合は、UCP通信を選択するように設定してもよい。ここで、送信データの信頼性の基準は、通信を行うアプリケーション毎に異なるため、アプリケーション毎に、TCP通信を選択するか、UDP通信を選択するか設定可能であってよい。
【0037】
また、データの送信タイミングとして、情報通信端末10の電源オンをしていれば、常時、データを送信するといった場合には、情報通信端末10の電池の消耗を抑えるために、UDP通信を選択してもよい(図6のメッセージ有り通知:アプリAの場合等)。
【0038】
なお、TCP通信、UDP通信を選択する基準として、情報通信端末10の電池残存量に基づいてもよい。すなわち、情報通信端末10の電池残存量が所定量よりも少ない(電池の最大可能充電量の4分の1等)少ない場合は、電池消耗の少ないUDP通信を選択する。
【0039】
なお、他の選択基準として、情報通信端末10が通信制御サーバ100と通信するための無線電波が弱い場合(電波強度が所定量以下である場合)に、UDP通信を選択するようにしてもよい。すなわち、情報通信端末10の通信電波が弱い場合は、通信が途絶えてしまうため、事前準備となる通信が少ないUDP通信を選択することが望ましい。
【0040】
このようなアルゴリズムの一つもしくは、複数を組み合わせて、TCP通信、UDP通信のいずれかを選択する。ここで、複数のアルゴリズムを組み合わせる場合は、これらのアルゴリズム毎に優先順位を設けて、優先順位が高いアルゴリズムが選択した通信方式を結果として選択するように構成してもよい。
【0041】
通信制御サーバ100は、TCP通信を選択した場合(ステップS04)は、TCP通信用モジュール123を用いて、TCPによりデータを送信する(ステップS06)。
【0042】
通信制御サーバ100は、UDP通信を選択した場合(ステップS05)は、UDP通信用モジュール124を用いて、UDPによりデータを送信する(ステップS06)。
【0043】
[情報通信端末の選択]
上述の例では、通信制御サーバ100がTCP通信、UDP通信を選択して、いずれかの方法で通信を行う例について説明したが、この通信方法選択処理は、情報通信端末10で実行されてもよい。すなわち、情報通信端末10がデータを通信制御サーバ100にアップロードする際や、小さなパケットデータを送信する際にも、通信方法選択処理が行われてよい。
【0044】
この場合は、ユーザがデータサイズや送信頻度、送信タイミングの入力を行う。ここで、情報通信端末10にインストールされたアプリケーションが通信を行う際に、送信するデータのデータサイズや送信頻度、送信タイミングを指定することで、入力が行われてもよい。TCP通信、UDP通信を選択するアルゴリズムは、上述と同様であってよい。
【0045】
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU,情報処理装置,各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0046】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0047】
1 通信制御システム、3 公衆回線網、10 情報通信端末、100 通信制御サーバ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータと通信を行う際の通信制御装置であって、
前記コンピュータに対して送信するデータのデータサイズ、通信するタイミング及び、通信する頻度の入力を受付けるデータ入力モジュールと、
前記データサイズ、前記タイミング及び、前記頻度に基づいて、前記コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する通信選択モジュールと、
選択した通信方法で、前記コンピュータに対して、前記タイミング及び、前記頻度で、データを送信するデータ送受信モジュールと、
を備える通信制御装置。
【請求項2】
前記通信選択モジュールは、前記コンピュータの電池残存量に基づいて、さらに、前記コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記通信選択モジュールは、前記コンピュータの電波強度に基づいて、さらに、前記コンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択する請求項1又は2に記載の通信制御装置。
【請求項4】
コンピュータが互いに通信を行う際の通信制御方法であって、
一のコンピュータに対して送信するデータのデータサイズ、通信するタイミング及び、通信する頻度の入力を受付けるステップと、
前記データサイズ、前記タイミング及び、前記頻度に基づいて、前記一のコンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択するステップと、
選択した通信方法で、他のコンピュータが、前記一のコンピュータに対して、前記タイミング及び、前記頻度で、データを送信するステップと、
を備える通信制御方法。
【請求項5】
コンピュータに、
他のコンピュータに対して送信するデータのデータサイズ、通信するタイミング及び、通信する頻度の入力を受付けるステップ、
前記データサイズ、前記タイミング及び、前記頻度に基づいて、前記他のコンピュータに対して送信するデータをTCP通信又はUDP通信のいずれかで送信するかを選択するステップ、
選択した通信方法で、前記他のコンピュータに対して、前記タイミング及び、前記頻度で、データを送信するステップ、を実行させるための通信制御用プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2013−42243(P2013−42243A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−176409(P2011−176409)
【出願日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(500521522)株式会社オプティム (73)
【Fターム(参考)】