説明

通信装置および通信装置の設定方法

【課題】ネットワークカードの初期設定言語を情報機器の表示部に表示される言語に合わせる。
【解決手段】ネットワークカード10は、スキャナー装置30に接続することで従属して作動し、スキャナー装置30とクライアント装置40とを通信可能に接続する通信装置であり、クライアント装置40に表示可能なHTML文書を記憶する言語情報記憶部22と、スキャナー装置30が設定されている設定言語に関する情報を取得する言語情報取得部18と、設定言語で記述されたHTML文書が言語情報記憶部22に記憶されている場合、設定言語を初期設定言語に決定するデフォルト言語決定部20と、クライアント装置40から送られるコマンドを解析し、応答すべき言語が非指定である場合、初期設定言語で記述され、コマンドに応じたHTML文書を選択し、選択したHTML文書をクライアント装置40に対して応答するコマンド応答部24と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信装置および通信装置の設定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
情報機器に装着することで、LAN(Local Area Network)のノードとして機能するLANボードは、工場出荷時に所定の言語が初期設定言語として設定されている。このような設定言語は、例えば下記特許文献1に示すように、LANに接続されたクライアント上からWebブラウザーを介して変更することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−75677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、初期状態において情報機器の表示部に設定された言語と、LANボードの初期設定言語が異なる場合、情報機器の表示部に表示される言語と、LANボードに関してクライアント側に表示される言語とが異なるため、ユーザーにとっては使い勝手が悪く不便であった。本発明は、初期設定言語を情報機器の表示部に表示される言語に合わせることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
【0006】
[適用例1]
本適用例にかかる通信装置は、情報処理装置に接続することで、前記情報処理装置に従属して作動し、前記情報処理装置と外部装置とを通信可能に接続する通信装置であって、前記外部装置に表示可能な言語情報を記憶する言語情報記憶部と、前記情報処理装置に設定されている設定言語に関する情報を取得する言語情報取得部と、前記設定言語で記述された前記言語情報が前記言語情報記憶部に記憶されている場合、前記設定言語を初期設定言語に決定する初期設定言語決定部と、前記外部装置から送られるコマンドを解析し、応答すべき言語が非指定である場合、前記初期設定言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を前記言語情報記憶部から選択し、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答するコマンド応答部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
このような構成によれば、情報処理装置が設定されている設定言語で記述された言語情報が言語情報記憶部に記憶されている場合、設定言語が初期設定言語に決定され、外部装置から送られるコマンドを解析した結果、応答すべき言語が非指定である場合は、初期設定言語で記述された言語情報が情報処理装置に対して応答される。従って、応答すべき言語が非指定な場合、情報処理装置に設定されている言語で外部装置に対して応答するため、ユーザーは、外部装置に応答される言語情報を情報処理装置と同じ言語で視認でき、使い勝手が向上する。
【0008】
[適用例2]
上記適用例にかかる通信装置において、前記初期設定言語決定部は、前記設定言語で記述された前記言語情報が前記言語情報記憶部に記憶されていない場合、所定の言語を前記初期設定言語に決定しても良い。
【0009】
[適用例3]
上記適用例にかかる通信装置において、前記コマンド応答部は、前記コマンドを解析した結果、応答すべき言語が指定されている場合、指定された前記言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を前記言語情報記憶部から選択し、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答することが好ましい。
【0010】
このような構成によれば、応答すべき言語が指定されている場合、指定された言語で外部装置に対して応答するため、ユーザーは、外部装置に応答される言語情報を指定された言語で視認できる。
【0011】
[適用例4]
上記適用例にかかる通信装置において、前記コマンド応答部は、指定された前記言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報が前記言語情報記憶部に記憶されていない場合、前記初期設定言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を前記言語情報記憶部から選択し、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答することを特徴とする。
【0012】
このような構成によれば、応答すべき言語が指定されている場合であって、応答すべき言語の言語情報が言語情報記憶部に記憶されていない場合、初期設定言語で記述された言語情報で応答することで、非応答を回避できる。
【0013】
[適用例5]
本適用例にかかる通信装置の設定方法は、情報処理装置に接続することで、前記情報処理装置に従属して作動し、前記情報処理装置と外部装置とを通信可能に接続する通信装置の設定方法であって、前記情報処理装置に設定されている設定言語に関する情報を取得する言語情報取得工程と、前記外部装置に表示可能な言語情報であって、前記設定言語で記述された前記言語情報が記憶されているか、否かを判定する工程と、前記言語情報が記憶されている場合、前記設定言語を初期設定言語に決定する初期設定言語決定工程と、前記外部装置から送られるコマンドを解析し、応答すべき言語が非指定であるか、否かを判定する工程と、応答すべき前記言語が非指定である場合、前記初期設定言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を選択する工程と、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答する工程と、を備えることを特徴とする。
【0014】
このような方法によれば、情報処理装置が設定されている設定言語で記述された言語情報が記憶されている場合、設定言語が初期設定言語に決定され、外部装置から送られるコマンドを解析した結果、応答すべき言語が非指定である場合は、初期設定言語で記述された言語情報が情報処理装置に対して応答される。従って、応答すべき言語が非指定な場合、情報処理装置に設定されている言語で外部装置に対して応答するため、ユーザーは、外部装置に応答される言語情報を情報処理装置と同じ言語で視認でき、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークカードの構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施形態に係るネットワークカードがデフォルト言語を決定する処理の流れを示すフローチャート。
【図3】本発明の実施形態に係るネットワークカードがクライアント装置からの要求コマンドに応答する処理の流れを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、通信装置について図面を参照して説明する。
【0017】
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態として、通信装置としてのネットワークカード(LANボード)10と、情報処理装置としてのスキャナー装置30の構成を示すブロック図である。
スキャナー装置30は、スキャナー機能を有するスキャナー部34と、ユーザーがスキャナー装置30を操作するための操作パネル32と、装着したネットワークカード10と通信するスキャナー通信部36と、を備える。
【0018】
このスキャナー装置30は、プッシュスキャンおよびプルスキャンの何れにも対応できる。即ち、プルスキャンを行う場合、LAN50に接続された外部装置であるクライアント装置40から送信される読み取り命令に応じて、スキャナー部34が原稿の読み取りを開始し、読み取った原稿の画像データをクライアント装置40に対して送信する。また、プッシュスキャンを行う場合、原稿の読み取りを指示する操作が操作パネル32で行われるのを受けて、スキャナー部34が原稿の読み取りを開始し、読み取った原稿の画像データをユーザーが指定したクライアント装置40に対して送信する。
【0019】
また、操作パネル32は、所定の言語で表示されるように設定されている。本体通信部16は、ネットワークカード10からパネル言語情報の取得要求を受信した場合、パネル言語情報を取得する。このパネル言語情報は、操作パネル32に表示する言語を示し、予め設定されている。そして、取得されたパネル言語情報は、ネットワークカード10に送信されるように設定されている。
また、このスキャナー装置30は、何れも図示は略した、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、光源、光学系、光電変換素子、走査駆動系、原稿用紙自動給紙装置(ADF)および液晶パネル等をハードウェアとして備える。尚、本実施形態では、スキャナー装置30は、単一機能の装置を想定するが、これに限定されるものではなく、プリンターやコピー機能を具備した複合機の様態でも良い。
【0020】
ネットワークカード10は、スキャナー装置30に装着し、スキャナー装置30に従属して動作する。このネットワークカード10は、LAN50におけるノードであるスキャナー装置30とLAN50とを通信可能に接続する。このネットワークカード10は、クライアント通信部12、コマンド判定部14、本体通信部16、言語情報取得部18、デフォルト言語決定部20、言語情報記憶部22およびコマンド応答部24を備える。また、コマンド応答部24は応答言語決定部26を備える。
このネットワークカード10は、何れも図示は略した、CPU、ROM、RAM、フラッシュメモリーおよびMAC(Media Access Control)コントローラー等をハードウェアとして備える。
【0021】
クライアント通信部12は、OSI(Open System Interconnection)参照モデルのような階層化されたプロトコルに基づき、LAN50を介してクライアント装置40との間で情報を送受信する。
本体通信部16は、スキャナー装置30との間で通信を行う機能を有する。尚、本実施形態では、スキャナー通信部36と本体通信部16は、USB(Universal Serial Bus)や汎用の入出力ポートを介した通信を想定するが、これらに限定されない。
【0022】
言語情報記憶部22は、クライアント装置40で表示する言語情報が記憶されているデータベースである。尚、言語情報は、例えば、所定の言語で記述されたWebページを表示するHTML(HyperText Markup Language)文書等を想定する。言語情報記憶部22が記憶する言語情報は、デフォルト言語決定部20および応答言語決定部26から必要に応じて参照される。
言語情報取得部18は、スキャナー装置30の操作パネル32に対して設定されているパネル言語情報の要求を本体通信部16に指示し、本体通信部16が受信したパネル言語情報から操作パネル32に設定されているパネル言語を取得する。言語情報取得部18が取得したパネル言語は、デフォルト言語決定部20から必要に応じて参照される。
【0023】
デフォルト言語決定部20は、初期設定言語決定部であり、操作パネル32に設定されているパネル言語と、言語情報記憶部22が記憶する言語情報とに基づいて、初期設定言語としてのデフォルト言語を決定する。例えば、操作パネル32に設定されているパネル言語がフランス語であり、フランス語のHTML文書が言語情報記憶部22に記憶されている場合、デフォルト言語決定部20は、デフォルト言語をフランス語に決定する。他方で、言語情報記憶部22がフランス語のHTML文書を記憶していない場合、デフォルト言語決定部20は、デフォルト言語を英語に決定する。この場合、操作パネル32に設定可能な言語情報をスキャナー装置30から取得して決定しても良い。デフォルト言語決定部20が決定したデフォルト言語に関する情報は、コマンド応答部24の応答言語決定部26から必要に応じて参照される。
【0024】
コマンド判定部14は、クライアント装置40のようにLAN50に接続された外部のノードから送信されたコマンドを取得し、取得したコマンドを解析する。その結果、スキャナー装置30に対する動作命令であれば、そのコマンドを本体通信部16からスキャナー装置30に送信する。この場合、スキャナー装置30からの返答情報は、本体通信部16からクライアント通信部12を経て、スキャナー装置30に送信される。
他方で、取得したコマンドが、操作パネル32に設定されているパネル言語を要求するような要求コマンドである場合、コマンドの解析結果、即ち、要求コマンドはコマンド応答部24に送られる。
【0025】
コマンド応答部24は、コマンド判定部14から送られる要求コマンドの解析結果に基づいて応答する。より詳細には、最初に、応答言語決定部26は応答する言語を決定する。この場合、要求コマンドが言語を指定したコマンドであって、指定した言語の言語情報が言語情報記憶部22に記憶されている場合、指定した言語を応答する言語に決定する。他方で、要求コマンドが言語を指定したコマンドであって、指定した言語の言語情報が言語情報記憶部22に記憶されていない場合、または、要求コマンドが言語を指定したコマンドでない場合、デフォルト言語決定部20が決定したデフォルト言語を応答する言語に決定する。
コマンド応答部24は、応答言語決定部26が決定した言語の言語情報を言語情報記憶部22から選択する。選択された言語情報は、クライアント通信部12からクライアント装置40に送信される。そして、クライアント装置40は、送信された言語情報を受信し、受信した言語情報をWebブラウザーに表示する。
【0026】
次に、図2は、ネットワークカード10がデフォルト言語を決定する処理の流れを示すフローチャートである。最初に、スキャナー装置30が起動し(ステップS100)、続いて、ネットワークカード10が起動する(ステップS102)。
次に、ネットワークカード10は、パネル言語情報の要求をスキャナー装置30に送信し(ステップS104)、スキャナー装置30は、ネットワークカード10から送信されたパネル言語情報の要求を受信する(ステップS106)。
【0027】
続いて、スキャナー装置30は、操作パネル32に設定されているパネル言語情報をネットワークカード10に送信し(ステップS108)、一連の処理を終了する。ネットワークカード10は、スキャナー装置30から送信されたパネル言語情報を受信する(ステップS110)。
次に、ネットワークカード10は、パネル言語と同一の言語情報を言語情報記憶部22に持つか、否かを判定する(ステップS112)。ここで、パネル言語と同一の言語情報を持つと判定した場合(ステップS112でYes)、パネル言語をデフォルト言語に決定し(ステップS114)、一連の処理を終了する。他方で、パネル言語と同一の言語情報を持たないと判定した場合(ステップS112でNo)、所定の言語をデフォルト言語に決定し(ステップS116)、一連の処理を終了する。
【0028】
次に、図3は、クライアント装置40からの要求コマンドに対してネットワークカード10が応答する処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、要求コマンドを発生する操作がクライアント装置40上でユーザーにより実行される(ステップS120)。これを受けて、クライアント装置40は要求コマンドを生成し(ステップS122)、クライアント装置40は生成した要求コマンドをネットワークカード10に送信する(ステップS124)。
続いて、ネットワークカード10は要求コマンドを受信し(ステップS126)、受信した要求コマンドが言語を指定しているか、否かを判定する(ステップS128)。ここで、受信した要求コマンドが言語を指定している場合(ステップS128でYes)、指定した言語に対応するか、否かを判定する(ステップS130)。ここで、指定した言語に対応する場合(ステップS130でYes)、指定した言語の言語情報を応答情報として選択し(ステップS132)、ステップS136に進む。
【0029】
他方で、指定した言語に対応しない場合(ステップS130でNo)、または、受信した要求コマンドが言語を指定していない場合(ステップS128でNo)、デフォルト言語の応答情報を選択し(ステップS134)、ステップS136に進む。
ステップS136では、ネットワークカード10は生成した応答情報をクライアント装置40に送信し、一連の処理を終了する。続いて、クライアント装置40はネットワークカード10から送信された応答情報を受信し(ステップS138)、受信した応答情報をWebブラウザー等で表示し(ステップS140)、一連の処理を終了する。
【0030】
上述の処理により、ネットワークカード10は、スキャナー装置30が設定されたパネル言語をサポートする場合、デフォルト言語をパネル言語に合わせることで、ネットワークカード10のユーザーの使い勝手が向上する。更に、ネットワークカード10の言語を設定して出荷する必要がないので、ネットワークカード10の製造コストの低減を図れる。
【符号の説明】
【0031】
10…ネットワークカード、12…クライアント通信部、14…コマンド判定部、16…本体通信部、18…言語情報取得部、20…デフォルト言語決定部、22…言語情報記憶部、24…コマンド応答部、26…応答言語決定部、30…スキャナー装置、32…操作パネル、34…スキャナー部、36…スキャナー通信部、40…クライアント装置、50…LAN。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置に接続することで、前記情報処理装置に従属して作動し、前記情報処理装置と外部装置とを通信可能に接続する通信装置であって、
前記外部装置に表示可能な言語情報を記憶する言語情報記憶部と、
前記情報処理装置に設定されている設定言語に関する情報を取得する言語情報取得部と、
前記設定言語で記述された前記言語情報が前記言語情報記憶部に記憶されている場合、前記設定言語を初期設定言語に決定する初期設定言語決定部と、
前記外部装置から送られるコマンドを解析し、応答すべき言語が非指定である場合、前記初期設定言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を前記言語情報記憶部から選択し、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答するコマンド応答部と、を備えることを特徴とする通信装置。
【請求項2】
請求項1に記載の通信装置において、
前記初期設定言語決定部は、前記設定言語で記述された前記言語情報が前記言語情報記憶部に記憶されていない場合、所定の言語を前記初期設定言語に決定することを特徴とする通信装置。
【請求項3】
請求項1乃至2のいずれかに記載の通信装置において、
前記コマンド応答部は、前記コマンドを解析した結果、応答すべき言語が指定されている場合、指定された前記言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を前記言語情報記憶部から選択し、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答することを特徴とする通信装置。
【請求項4】
請求項3に記載の通信装置において、
前記コマンド応答部は、指定された前記言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報が前記言語情報記憶部に記憶されていない場合、前記初期設定言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を前記言語情報記憶部から選択し、選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答することを特徴とする通信装置。
【請求項5】
情報処理装置に接続することで、前記情報処理装置に従属して作動し、前記情報処理装置と外部装置とを通信可能に接続する通信装置の設定方法であって、
前記情報処理装置に設定されている設定言語に関する情報を取得する言語情報取得工程と、
前記外部装置に表示可能な言語情報であって、前記設定言語で記述された前記言語情報が記憶されているか、否かを判定する工程と、
前記言語情報が記憶されている場合、前記設定言語を初期設定言語に決定する初期設定言語決定工程と、
前記外部装置から送られるコマンドを解析し、応答すべき言語が非指定であるか、否かを判定する工程と、
応答すべき前記言語が非指定である場合、前記初期設定言語で記述され、前記コマンドに応じた前記言語情報を選択する工程と、
選択した前記言語情報を前記外部装置に対して応答する工程と、を備えることを特徴とする通信装置の設定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2011−198010(P2011−198010A)
【公開日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−63904(P2010−63904)
【出願日】平成22年3月19日(2010.3.19)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】