説明

遊技場用システム

【課題】再プレイを促進することで固定客の獲得に繋げることが可能な遊技場用システムを提供する。
【解決手段】500円相当の特殊景品の交換に必要な玉数である単位交換数が、貯玉を利用して500円分の玉を貸出すのに必要な玉数よりも大きくなるように設定した遊技場において、交換装置5が読込んだ遊技媒体を景品と交換する場合に、単位貸出数と単位手数料との和から単位交換数を差引いた「損玉」の数を表示するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、単位金額に相当する特殊景品の交換に必要な遊技媒体数である単位交換数が、貯蓄遊技媒体を利用して単位金額分の遊技媒体を貸出すのに必要な遊技媒体よりも大きくなるように設定した遊技場に好適な遊技場用システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の遊技場では、遊技者が獲得した遊技媒体を貯蓄して遊技場に預け入れ、貯蓄した遊技媒体を対価として景品交換を可能としたり、その後遊技するときに貯蓄した遊技媒体を対価として再プレイ遊技媒体の貸出しを可能としたりする貯蓄システムが導入されている。また、ある遊技場では、再プレイ時の手数料率を景品交換率よりも低く設定することで、再プレイを促進し、固定客の獲得に繋げている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−77901公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、遊技者がそのことに気づく機会がないため、貯蓄システムを利用しない遊技者は一度獲得した遊技媒体を現金化して再度遊技を行うよりも貯蓄して再プレイした方が得であること自体に気づいていないことが多く、十分に再プレイが促進されていないという問題がある(特許文献1参照)。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、再プレイを促進することで固定客の獲得に繋げることが可能な遊技場用システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の遊技場用システムは、貨幣を受付けて遊技媒体を貸出すときの貸出単価を特定可能な情報である貸出単価情報を記憶する貸出単価記憶手段と、遊技媒体を景品と交換するときの交換単価を特定可能な情報である交換単価情報を記憶する交換単価記憶手段と、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を遊技者の識別情報と対応付けて貯蓄遊技媒体として貯蓄する貯蓄手段と、貨幣の受付に応じて遊技媒体を貸出すと共に、前記貯蓄遊技媒体の数に基づいて再プレイ遊技媒体を貸出す貸出手段と、前記貸出手段が前記再プレイ遊技媒体を貸出す場合に、前記貯蓄遊技媒体から貸出した遊技媒体数と当該貸出した遊技媒体数に応じた手数料に相当する遊技媒体数を減算する再プレイ時減算手段と、前記貯蓄遊技媒体を景品に交換する景品交換手段と、前記景品交換手段が前記貯蓄遊技媒体を景品に交換する場合に、前記交換単価情報に基づいて前記貯蓄遊技媒体の数から景品に応じた遊技媒体数を減算する景品交換時減算手段と、遊技者が獲得した遊技媒体の数を計数する計数手段と、前記計数手段が計数した遊技媒体数を記憶する遊技媒体記憶手段と、前記遊技媒体記憶手段が記憶する遊技媒体数のうち景品と交換可能な遊技媒体数と、当該景品と交換した場合に当該景品に相当する金額分の遊技媒体を再プレイ遊技媒体として貸出した場合に減算される遊技媒体数との差を損得指標として特定する損得指標特定手段と、前記景品交換手段に対応して設けられ、前記貯蓄遊技媒体に関する情報を表示する表示手段と、を備え、前記表示手段は、前記景品交換手段が前記貯蓄遊技媒体数又は前記遊技媒体記憶手段により記憶された遊技媒体数を読込んだ場合に、前記損得指標特定手段が特定した前記損得指標を表示するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、景品交換手段が貯蓄遊技媒体数又は遊技媒体記憶手段により記憶された遊技媒体数を読込んだ場合に(景品交換処理の際に)損得指標を表示するので、そのまま景品交換するよりも貯蓄して再プレイした方が得であることをアピールすることができ、再プレイを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の一実施形態におけるシステムの全体構成を概略的に示す図
【図2】交換率情報を示す図
【図3】表示部を示す正面図
【図4】手数料が無料での貯玉貸出画面の一例を示す図
【図5】手数料が25個の場合を示す図4相当図
【図6】客側表示部の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1はシステムの全体構成を概略的に示している。遊技場には遊技機1及び貸出装置2(貸出手段、再プレイ時減算手段に相当)が設置されており、2台の遊技機1及び貸出装置2に対して中継装置3が設置されている。遊技島毎に計数装置4(計数手段に相当)が設置され、景品交換カウンタには交換装置5(景品交換手段、景品交換時減算手段、損得指標特定手段に相当)が設置され、事務所には管理装置6(貸出単価記憶手段、交換単価記憶手段、貯蓄手段、遊技媒体記憶手段に相当)が設置されている。管理装置6は、LAN7を介して中継装置3、計数装置4、交換装置5等の各種端末装置と接続されており、各種情報(稼動情報、設定情報等)の送受信を可能としている。
【0009】
遊技者が獲得した遊技媒体(以下「玉」という)は、計数装置4または交換装置5にて会員カードを受付することで貯蓄することが可能であり、貸出装置2または交換装置5にて貯玉(貯蓄遊技媒体に相当)を対価とした貯玉サービス(景品交換や再プレイ玉(再プレイ遊技媒体に相当)の貸出し)等が可能となっている。単位交換数や再プレイ時における手数料玉数は、種別設定画面で設定された値による。
【0010】
管理装置6は、会員DB(データベース)を備え、新たな貯蓄や貯玉サービスに応じて貯玉数(口座の玉数)を更新する。また、特殊景品を交換する場合は、単位交換数に基づいて特殊景品の対価を特定し、手数料に基づいて再プレイ処理の対価貯玉を特定する。
管理装置6には玉を貸出したり、玉と特殊景品とを交換したりする際に必要となる交換率情報が管理者により設定されている。
図2は交換率情報を示しており、次の各項目が設定されている。
・単位貸出数(貸出単価情報に相当。管理装置6では500円分の貸出玉数を入力する構成となっているので、単位貸出数は貸出単価を特定可能な情報に相当する。)・・・500円分の貸出玉数。
・貸出単価(貸出単価情報に相当)・・・貸出玉1個当たりの金額。
・単位交換数(交換単価情報に相当。管理装置6では500円分の交換玉数を入力する構成となっているので、単位交換数は交換単価を特定可能な情報に相当する。)・・・500円相当の特殊景品との交換に必要な玉数。
・交換単価(交換単価情報に相当)・・・景品交換した場合の玉1個当たりの金額。
・単位手数料数・・・貯玉を再プレイ玉として500円分の玉(125個)を貸出すごとに、手数料として貯玉数から差引く玉数。
【0011】
貸出装置2及び交換装置5は、例えば電源投入時に管理装置6に記憶された単位手数料、単位交換数、単位貸出数を取得して記憶するようになっている。
貸出装置2には、図1に示すように貨幣投入口8、表示部9(表示手段に相当)、貸出部10、カード挿入口11が設けられている。貸出装置2は、貨幣投入口8への500円を単位金額とする投入金額に応じて玉を貸出す場合は、投入金額を単位貸出数で除算することにより求めた貸出数だけの玉を貸出部10から貸出す。
【0012】
図3は貸出装置2の表示部9を示す正面図である。表示部9には、液晶表示部12、この液晶表示部12に表示する表示対象を選択するための複数の選択ボタン13、再プレイボタン14及び呼出ボタン15が設けられており、対応する遊技機1、或いは選択した遊技機1の遊技データが表示可能であると共に、テレビ画面を表示可能となっている。
【0013】
図1に戻って、計数装置4の玉投入部16は通常は図示しないカバー部材により閉鎖されており、そのカバー部材が電子錠でロックされることによりカバー部材の開放が禁止されている。有効な会員IDカードが読取部にかざされるか、係員が携帯するリモコンで解除操作が行われた場合にロックが解除され、カバー部材を開放することで玉投入部16への玉の投入が可能となる。会員カードを携帯していない非会員が計数装置4で計数を行いたい場合は、計数装置4の呼出ボタン17を押下することで係員を呼出して解除操作を行ってもらう。
【0014】
カバー部材を開放して玉投入部16へ玉を投入することにより計数装置4が計数を開始し、発行ボタン18を押下すると計数した玉数を表記したレシートが発行部19から発行される。このとき、計数装置4は、レシートの識別番号とこれに対応付けて玉数情報をレシート情報として管理装置6へ送信する。また、会員カードの読取状態で計数した後、貯玉ボタン20を押下げることで、計数した玉を貯蓄することができる。貯玉情報は遊技者IDと対応付けて管理装置6へ送信され、管理装置6において貯玉情報として記憶される。この貯玉情報により貸出装置2において再プレイ処理を実行することができる。
【0015】
さて、貸出装置2において貯玉で再プレイするには、貸出装置2のカード挿入口11に会員カードを挿入した状態で再プレイボタン14を押下げる。液晶表示部12にパスワード入力画面が表示されるので、4桁のパスワードを入力すると、貸出装置2は、パスワードが正しければ125個の玉を貸出す。この場合、1日の再プレイ玉数の累積が1250個(10回分までの再プレイ)まで手数料が無料で再プレイすることができるものの、それ以上の再プレイでは手数料が必要となることから、貸出装置2は、再プレイ処理を実行する場合は再プレイ玉数の累積に応じた貯玉貸出画面を表示する。
【0016】
図4は手数料無料での貯玉貸出画面の一例を示している。つまり、再プレイの累計が1日1250個(10回の再プレイ)まで手数料が無料となっていることから、その場合の表示形態である。貯玉貸出画面には現在実行中の再プレイによるお得玉(損得指標に相当)を表示するお得玉表示部12a、貸出玉数表示部12b、手数料表示部12cが設けられていると共に、本日の累計に対応して再プレイ表示部12d、手数料表示部12e、お得玉表示部12fが設けられている。さらに残高表示部12g及びメッセージ表示部12hが設けられている。
【0017】
図4に示す例では、本日5回目の再プレイによる貸出中であり、「本日の累計」、「残高」には未だ4回分しか反映されていない状態を示している。即ち、再プレイ=125×4=500(個)、手数料=0×4=0(個)、お得玉=40×4=160(個)となる。
【0018】
お得玉とは、貯玉を再プレイ玉として利用したことで特殊景品と交換した場合よりもどの程度遊技者が得したかを示す指標である。即ち、特殊景品と交換する場合(換金する場合)は500円分で165個必要とするが、再プレイする場合は500円分が125個に相当することから、換金するよりも再プレイした方が40個得するという意味である。このお得玉を計算式で示すと、お得玉=単位交換数−単位貸出数=165−125=40(個)となる。
従って、お得玉の表示を見た遊技者は、手数料が無料の場合は、再プレイした方が換金するよりも500円当たり3.3円×40=132円も得であることが分るので、再プレイを積極的に行おうと思うようになる。
【0019】
図5は手数料が25個の場合の貯玉貸出画面の一例を示している。つまり、再プレイ玉の累計が1日1250個(10回の再プレイ)を上回る場合は手数料が必要となることから、その場合の表示形態である。図5に示す例は、本日15回目の再プレイによる貸出中であり、「本日の累計」、「残高」には14回分反映した状態を示している。即ち、再プレイ=125×14=1750(個)、手数料=0×10+25×4=100(個)、お得玉=40×10+15×4=460(個)となる。尚、残高は図4に示す手数料無料の例との比較により、残高=9400−125×6−(125+25)×4=8050(個)となる。この場合のお得玉を計算式で示すと、お得玉=単位交換数−(単位貸出数+単位手数料)=165−(125+25)=15(個)となる。
従って、お得玉の表示を見た遊技者は、手数料を要する場合であっても再プレイした方が換金するよりも500円当たり3.3円×15=49.5円も得であることが分るので、再プレイを積極的に行おうと思うようになる。
また、各貯玉貸出画面においてお得玉表示部12fには本日の累計のお得玉が表示されるので、お得感を一層アピールすることができる。
【0020】
さて、貯玉会員は計数装置4にて貯蓄することにより再プレイ可能となるが、非会員は貯玉できないことから、計数装置4からレシートを発行して交換カウンタに提出することになる。
係員が交換装置5にてレシートを読込むと、交換装置5は、管理装置6が記憶したレシート情報を読み出して照合し、一致すれば景品交換処理を開始する。また、会員が貯玉にて景品交換を行う場合には、貯玉の引出し時に景品交換処理を開始する。交換装置5には店員側表示部21(図1参照)の他に客側表示部が設けられており、その客側表示部に、読込んだ(引出した)玉で交換可能な特殊景品数と、損玉を表示する。損玉とは、上述したお得玉の逆で、玉を貯蓄して再プレイ玉として利用するよりも特殊景品と交換した方がどの程度遊技者にとって損であるかを示す指標である。尚、遊技者から貯蓄の申し出があった場合には、貯蓄することができる。
【0021】
図6は客側表示部の一例を示している。客側表示部22には、交換可能な特殊景品の個数が表示される。即ち、大景品表示部22aには1650個(5000円相当)相当の大景品と交換可能な最大数が表示され、中景品表示部22bには大景品で交換できなかった残り数を330個(1000円相当)相当の中景品で交換可能な最大数が表示され、小景品表示部22cには中景品で交換できなかった残り数を33個(100円相当)相当の小景品で交換可能な最大数が表示され、32個以下は余りとなる。レシート表示部22dは読込んだレシートの枚数を表示し、会員カード表示部22eは会員カードの読込中であることを示し、総数表示部22fは読込んだ玉の総数を示し、余り玉表示部22gは総数を特殊景品或いは一般景品と景品交換した際の余りを示している。損玉表示部22hは再プレイと比較した場合の景品交換により損する玉数を示している。景品表示部22iは遊技者が係員に選択させた一般景品の種類及び個数を示す。
【0022】
図6に示す例では、レシートから読込んだ玉の総数が12088個、大景品が7個、中景品が1個、小景品が6個、余りが10個であり、損玉が1098個であることを示している。この場合の損玉は、損玉=特殊景品との交換対象玉数÷単位交換数×(単位交換数−単位貸出数−単位手数料数)=(12088−10)÷165×(165−125−25)=1098(個)となる。
従って、レシートを提出した非会員は、表示される損玉を確認することにより損したことを意識するようになり、会員となって遊技した方が得であると思うようになる。一方、会員が貯玉を景品交換しようとした場合も、同様に損を意識するようになることから、再プレイした方が得であると思うようになり、景品交換を思いとどまらせることが可能となる。
【0023】
このような実施形態によれば、500円相当の特殊景品の交換に必要な玉数である単位交換数が、貯玉を利用して500円分の玉を貸出すのに必要な玉数よりも大きくなるように設定した遊技場において、交換装置5が読込んだ遊技媒体を景品と交換する場合に、単位貸出数と単位手数料との和から単位交換数を差引いた「損玉」の数を表示するようにしたので、会員に対してはそのまま景品交換するよりも貯蓄して再プレイした方が得であることをアピールすることができると共に、非会員に対して貯玉会員となる動機付することができる。
尚、遊技媒体の概念には、いわゆる封入式遊技機に用いられる得点も含まれる。
【0024】
(その他の実施形態)
本実施形態では交換装置5が表示手段を備えているが、計数装置4に表示手段を備えて計数装置で損得指標を表示するようにしても良い。また、計数装置4は遊技機毎に備えた各台計数装置としても良く、この場合各台計数装置に表示手段を備えても良い。この場合、損得指標特定手段を計数装置に備えるのが好ましい。但し、計数装置は、手数料、貸出単価情報、交換単価情報を記憶する必要がある。
また、損得指標特定手段は交換装置5でなく、例えば管理装置6が備えていても良い。
本発明をスロットマシンのメダル交換に適用しても良い。
【符号の説明】
【0025】
図面中、1は遊技機、2は貸出装置(貸出手段、再プレイ時減算手段)、4は計数装置(計数手段)、5は交換装置(景品交換手段、景品交換時減算手段、損得指標特定手段)、6は管理装置(貸出単価記憶手段、交換単価記憶手段、貯蓄手段、遊技媒体記憶手段)である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貨幣を受付けて遊技媒体を貸出すときの貸出単価を特定可能な情報である貸出単価情報を記憶する貸出単価記憶手段と、
遊技媒体を景品と交換するときの交換単価を特定可能な情報である交換単価情報を記憶する交換単価記憶手段と、
遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を遊技者の識別情報と対応付けて貯蓄遊技媒体として貯蓄する貯蓄手段と、
貨幣の受付に応じて遊技媒体を貸出すと共に、前記貯蓄遊技媒体の数に基づいて再プレイ遊技媒体を貸出す貸出手段と、
前記貸出手段が前記再プレイ遊技媒体を貸出す場合に、前記貯蓄遊技媒体から貸出した遊技媒体数と当該貸出した遊技媒体数に応じた手数料に相当する遊技媒体数を減算する再プレイ時減算手段と、
前記貯蓄遊技媒体を景品に交換する景品交換手段と、
前記景品交換手段が前記貯蓄遊技媒体を景品に交換する場合に、前記交換単価情報に基づいて前記貯蓄遊技媒体の数から景品に応じた遊技媒体数を減算する景品交換時減算手段と、
遊技者が獲得した遊技媒体の数を計数する計数手段と、
前記計数手段が計数した遊技媒体数を記憶する遊技媒体記憶手段と、
前記遊技媒体記憶手段が記憶する遊技媒体数のうち景品と交換可能な遊技媒体数と、当該景品と交換した場合に当該景品に相当する金額分の遊技媒体を再プレイ遊技媒体として貸出した場合に減算される遊技媒体数との差を損得指標として特定する損得指標特定手段と、
前記景品交換手段に対応して設けられ、前記貯蓄遊技媒体に関する情報を表示する表示手段と、を備え、
前記表示手段は、前記景品交換手段が前記貯蓄遊技媒体数又は前記遊技媒体記憶手段により記憶された遊技媒体数を読込んだ場合に、前記損得指標特定手段が特定した前記損得指標を表示することを特徴とする遊技場用システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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