説明

遊技機

【課題】遊技機の前面枠の構造を簡素化しつつ十分な不正防止と強度を確保でき、しかもデザイン変更を安価に行なえる遊技機を提供する。
【解決手段】ベース枠体7の窓板部6前面側に当該ベース枠体7の幅外形と同等の幅外形を有する矩形状のガラス板8が固着されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技盤を支持する内枠の前面に前面枠がヒンジ部を中心に開閉可能に設けられた遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、ぱちんこ遊技機は、遊技機の外形をなす矩形状の外枠に対して内枠及び前面枠が、当該遊技機を正面視して左側の縦枠部の上下に設けられたヒンジを中心に開閉可能に設けられている。
【0003】
内枠の前面側には液晶画面を備えた可変表示装置や入賞口、釘などが設けられた遊技盤や該遊技盤に向かって遊技球を発射する発射装置などが設けられている。また、前面枠には遊技領域を視認する窓やその周囲に装飾部材、ガラス枠が設けられる。前面枠の下部には賞球の受け皿や発射装置を起動するハンドルなどが設けられている。
【0004】
ガラス枠は、矩形状の枠構造体(樹脂枠体)に遊技盤を透視する窓形状に合わせて2枚の透明板(複層ガラス、合成樹脂板、これらの組み合わせ)が重ね合わされて、ビス止め、フック、板金レールなどにより保持されている(特許文献1参照)。この枠構造体は、遊技領域の拡大により大型化しており、強度保持及び防犯観点からの樹脂枠体の裏面側には4辺に沿って板金が当てられている(特許文献2、図2乃至図4参照)。これらの板金は樹脂枠体の側面やガラス枠と受け皿との隙間から異物が挿入されたり、樹脂枠体に熱を加えて孔が容易に開けられたりする不正行為を防いでいる。
【特許文献1】特開2006−263194号公報
【特許文献2】特開2006−223522号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように遊技機の前面枠のうちガラス枠の大きさは、遊技領域の拡大に伴って大型化しており、枠構造体の側辺の長さが長くなったことから撓みが発生し易く、くぎ抜きなどの工具を使用することで隙間が容易に作れるようになっている。
また、枠構造体の窓に設けられる透明板は複層ガラスが用いられるため重量が嵩み、樹脂枠体の裏面側に強度保持及び防犯のために設けられる板金も重量を増大させ、組み付け工数も増える。
また、ガラス枠の大型化により遊技領域の視認性を保つため前面枠における受け皿の設置位置を下方に設置する必要がある。しかしながら、受け皿位置を下げると遊技機間に設けられる球貸機のノズルとの落差が拡大して受け皿から球が飛び出るおそれがある。また、下受け皿が設けられる場合には、上下の受け皿間の間隔が狭まるため下受け皿から貯留球を取り出し難くなる。さらには、上受け皿には、球貸し/返却ボタンや演出ボタンなどを備えているため操作性も悪くなる。
また、遊技機の遊技盤や制御基板を変更してモデルチェンジを図ることが頻繁に行なわれているが遊技機全体を刷新するためコストがかかり作業に手間取る。また、遊技盤にあわせてガラス枠の周囲の装飾体のデザイン変更を安価に随時行いたいというニーズもある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遊技機の前面枠の構造を簡素化しつつ十分な不正防止と強度を確保でき、しかもデザイン変更を安価に行なえる遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は上記目的を達成するため、次の構成を備える。
遊技盤を支持する内枠の前面を覆う前面枠がヒンジ機構によって開閉可能に設けられた遊技機であって、前記前面枠は、遊技盤前面側を覆う板部を有する透光性のベース枠体と、前記ベース枠体に脱着可能に取り付けられ、遊技盤領域を視認できるように窓枠を構成する前側装飾体を備え、前記ベース枠体の板部前面側に当該ベース枠体の幅外形と同等の幅外形を有する矩形状のガラス板が固着されていることを特徴とする。
また、前記前側装飾体の下端側には、前記ベース枠体に一体的に受け皿ユニットが備えられており、前記前側装飾体と前記受け皿ユニットとの隙間を塞ぐように前記ガラス板がベース枠体に固着されていることを特徴とする。
また、前記窓枠の一部を、前記受け皿ユニットで構成していることを特徴とする。
また、前記ベース枠体には前面枠と内枠との隙間を覆う壁部が一体に形成されていることを特徴とする。
また、前記前面枠と内枠を施錠する施錠装置の鍵穴がガラス板の上縁部より上方に設けられていることを特徴とする。
また、前記ベース枠体には遊技盤に突き当てて遊技領域を決める壁部と発射装置より発射された遊技球を遊技領域へ導くレール部が一体に形成されていることを特徴とする。
また、前記ベース枠体には、当該ベース枠体及びガラス板を透過して前方へ向けて光照射し、又はベース枠体の板部に沿って光照射する発光基板が設けられていることを特徴とする。
また、前記ベース枠体には、スピーカが設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
上述した遊技機を用いれば、ベース枠体の板部前面側に当該ベース枠体の幅外形と同等の幅外形を有する矩形状のガラス板が固着されているので、前面枠の部品点数が減って軽量化しても強度を向上することができる。また、前面枠が大型化してもガラス板が固着されているため側辺部の撓みはなく、ガラス板とベース枠体の隙間から異物を挿入し難くなる。また、熱により前側装飾体に孔が開けられてもガラス板に容易に孔を開けることはできず、ガラス板は無理な力が加わると割れるため不正行為を視覚的にとらえ易くなる。このように、遊技機の遊技領域が拡大しても不正防止を強化することができる。
また、前側装飾体の下端側には、ベース枠体に一体的に受け皿ユニットが備えられており、前側装飾体と受け皿ユニットとの隙間を塞ぐようにガラス板がベース枠体に固着されていると、ガラス板が前側装飾体と受け皿ユニットとの隙間を塞ぐので板金などを別途設ける必要がなくなる。
更には窓枠の一部を受け皿ユニットで構成すると、遊技領域が拡大しても受け皿の位置を下げる必要がなく、遊技者の操作性、利便性が損なわれることはない。
また、ベース枠体には前面枠と内枠との隙間を覆う壁部が一体に形成されていると、前面枠と内枠との隙間に異物を差し込み難くなるため、不正防止を強化できる。
また、前面枠と内枠を施錠する施錠装置の鍵穴がガラス板の上縁部より上方に設けられていると、遊技者が座っていたとしても周囲から鍵穴部が良く見え、店員が監視し易い位置にあるので、施錠装置への不正行為が発見し易くなるため、不正行為が行ない難くなる。
【0009】
また、ベース枠体には遊技盤に突き当てて遊技領域を決める壁部と発射装置より発射された遊技球を遊技領域へ導くレール部が一体に形成されているので、遊技盤に対して金属レールを設ける場合に比べて位置決めが容易で組み付け易く、部品点数も減るため装置コストが低減する。
また、ベース枠体には、当該ベース枠体及びガラス板を透過して前方へ向けて光照射し、又はベース枠体の板部に沿って光照射する発光基板が設けられていると、ガラス板が固着されたベース枠体を共通部品として使用し、前側装飾体を交換するだけでデザイン変更を随時安価に行なえる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明に係る遊技機の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
[第1実施例]
図1においてぱちんこ遊技機の概略構成について説明する。遊技機は、矩形状の外枠1(図2参照)にヒンジ機構2によって前面側に開閉可能に設けられる内枠3(図2参照)と、当該ヒンジ機構2によって内枠3に開閉可能に設けられる前面枠4を備えている。
内枠3には遊技盤5が支持されている。遊技盤5の盤面には図示しない可変表示装置やその他始動入賞口、通過ゲート、風車、アタッカー、チャッカー、アウトロなどの盤面部品が装着されている。
【0011】
図2において、前面枠4には遊技盤前面側を覆う窓板部6を有する透光性のベース枠体7が設けられている。ベース枠体7の窓板部6の前面側には、当該ベース枠体7の幅外形と同等の幅外形(図1破線部参照)を有する矩形状のガラス板8が固着されている。ベース枠体7には前側装飾体9が遊技盤領域を視認できるように脱着可能に取り付けられる。上記ベース枠体7の窓板部6の前面側にガラス板8が固着されているので、前面枠4の部品点数が減って軽量化しても強度を向上することができる。また、前面枠4が大型化しても側辺部の撓みはなく、ガラス板8とベース枠体7の隙間から異物を挿入し難くなる。また、熱により前側装飾体9に孔が開けられてもガラス板8に容易に孔を開けることはできず、ガラス板8は無理な力が加わると割れるため不正行為を視覚的にとらえ易くなる。このように、遊技領域が拡大しても不正防止を強化することができる。
【0012】
図1において、ベース枠体7には遊技球を遊技盤5に向かって発射する発射装置10や該発射装置10を起動するハンドル11、遊技球を一時的に貯留し賞球が払い出される上受け皿12a、下受け皿12bなどが設けられている。上受け皿12aに遊技球が供給されると、図示しない整流器を通じて発射装置10へ導かれる。そして、発射球ストッパ13とレール部14にセットされた遊技球Bが図示しない発射ソレノイドにより作動するハンマー15を時計回り方向(矢印方向)に回転させることで遊技球Kに打ち当ててレール部14に沿って遊技領域へ打ち込まれる。
【0013】
図2において、ベース枠体7には前面枠4と内枠3との隙間を覆う壁部16が一体に形成されている。また、図1において、ベース枠体7には遊技盤5に突き当てて遊技領域を規定する壁部17と該壁部17に連続して発射装置10より発射された遊技球を遊技領域へ導くレール部14が一体に形成されている。また、壁部17の端部には当該壁部17とレール部14との間でガイドされて打ち込まれる遊技球Kの逆戻りを防ぐ球戻り防止部17aが一体に形成されていても良い。このようにベース枠体7にレール部14や壁部17などが一体に設けられていると、遊技盤5に対して金属レールを設ける場合に比べて位置決めが容易で組み付け易く、部品点数も減るため装置コストが低減する。
【0014】
また、図2において、ベース枠体7には、当該ベース枠体7及びガラス板8を透過して前側装飾体9の前方へ向けて光照射するLED18aが塔載された発光基板(LED基板)18が設けられている。ベース枠体7は透光性を有する樹脂材(透明樹脂材)により構成され、窓板部6に重ね合わされるガラス板8も透光性を有するため前側装飾体9を光らせて遊技者に外観の変化を楽しませることができる。
【0015】
尚、発光基板18のLED18aは、図3においてベース枠体7の窓板部6に沿って光照射するように設けられていても良い。この場合にも発光基板18に対向するベース枠体7に図示しないリフレクタなどを設けることで、遊技盤5への光照射に変化をつけて装飾効果を高めることができる。このようにガラス板8が固着されたベース枠体7を共通部品として使用し、前側装飾体9のみを交換するだけで、デザイン変更を随時安価に行なえる。
【0016】
また、図4においてベース枠体7にはスピーカ19が設けられている。図1においてスピーカ19はガラス板8の上縁部近傍に前側装飾体9の前面に向けて設けられている。
また、図1において前面枠4と内枠3を施錠するシリンダー錠20の鍵穴部21がガラス板8の上縁部より上方で前側装飾体9より前面に露出して設けられている。遊技者が座っていたとしても周囲から鍵穴部21が良く見え、店員が監視し易い位置にあるので、施錠装置への不正行為が発見し易くなるため、不正行為が行ない難くなる。
【0017】
図2において、内枠3の開放端側裏面には外枠1の縦枠部に沿ってスライド錠22が設けられている。スライド錠22は、内枠3が外枠1に嵌め込まれると施錠し、内枠3の前面側に設けられたシリンダー錠20を所定方向へ回転させると開錠する。鍵穴部21に図示しない鍵を差し込み、シリンダー錠20を一方向へ回転することにより内枠3が開錠され、また、他方向へ回転することにより前面枠4が開錠されるようになっている。ベース枠体7にはスライド部材22のフック22a部を係止する鉤受け金具(図示せず)が設けられる。
【0018】
[第2実施例]
次に、遊技機の他例について図5乃至図8を参照して説明する。尚、第1実施例と同一の部材には同一番号を付して説明を援用するものとする。
本実施例は、図5の破線で示すように遊技機の遊技領域の拡大にともなってガラス板8の下辺側のサイズを上受け皿ユニットUの設置領域まで拡大したものである。
図6は図5の矢印C−C方向の部分断面図である。図6において、前側装飾体9の下端側には、上受け皿ユニットUが設けられている。上受け皿ユニットUは、取付け板部34aとその前面側に受け皿部34bを一体に備えている。ベース枠体7の窓板部6の周縁部にはベース板部7aが形成されている。上受け皿ユニットUは、ガラス板8の前面側に取付け板部34aが当接して一体に組み付けられる。ガラス板8は前側装飾体9と上受け皿ユニットU(取付け板部34a)の隙間を塞ぐようにベース板部7aに固着されている。このように、ガラス板8が前側装飾体9と上受け皿ユニットUの隙間を塞ぐので板金などを別途設ける必要がなくなる。
【0019】
また、図5において、前側装飾体9に囲まれて形成される窓枠23の下端部には、上受け皿12aが重なり合うように設けられている。図6において、ガラス板8が固着されるベース板部7aの裏面側のスペースに表示装置33などを設けることができる。このように窓枠23の一部を上受け皿ユニットU(本実施例では取付け板部34a及び受け皿部34b)で構成すると、遊技領域が拡大しても上受け皿ユニットUの位置を下げる必要がないので遊技者の操作性、利便性が損なわれることはない。尚、本実施例では上受け皿ユニットUと下受け皿ユニットU1(取付け板部35a、受け皿部35b、灰皿部35c、ハンドル11)は別体であるが一体に構成されていてもよい(図5参照)。
【0020】
図7は、前面枠4の組立構成の一例を示す分解斜視図である。ベース枠体7の裏面側左側部には発光基板18が前方に向けて組み付けられる。またベース枠体7の前面側上側部にはスピーカ19が組み付けられる。ベース枠体7の窓板部6にはガラス板8が重ね合わされ、前面側より遊技領域を視認する窓孔24や鍵挿入孔25が設けられた前側装飾体9がベース枠体7に組み付けられる。ベース枠体7の四隅近傍には係止孔26が設けられている。前側装飾体9の対向面には係止フック27が突設されている。ガラス板8が固着されたベース枠体7の係止孔26に係止フック27を挿通して前側装飾体9が一体となって組み付けられる。尚、前側装飾体9は、一体物であっても、個々の装飾体が個別に組み付けられるようになっていてもいずれでも良い。
【0021】
図8は施錠装置の部分断面図を示す。前面枠4と内枠3を施錠するシリンダー錠20がガラス板8の上縁部より上方に設けられている。シリンダー錠20はベース部材28に設けられている。また、シリンダー錠20はベース枠体7を挿通して前側装飾体9に形成された鍵挿入孔25より鍵穴部21が前方に露出するようになっている。
【0022】
シリンダー錠20は、カム29によってスライド部材30と連繋している。スライド部材30にはフック部31が設けられ、外枠2の内壁面には鉤受け金具32が設けられている。スライド部材29はフック部31と鉤受け金具32が係合する位置へ付勢されている。シリンダー錠20を所定方向に回すとスライド部材29がスライドしてフック部31と鉤受け金具32の係合が解除され、内枠3を外枠1から開放することができる。また、内枠3を外枠1に嵌め込む際に、フック部31が鉤受け金具32と係合するようになっている。また、シリンダー錠20を反対方向に回すと、同様にスライド部材22の係止フック22aとベース枠体7の鉤受け金具の係止が解除され(図2参照)、前面枠4を内枠3より開放することができる。また前面枠4を内枠3に嵌め込む際に、フック部22a(図2参照)が鉤受け金具と係合するようになっている。
【0023】
なお、本発明では遊技機の一例としてぱちんこ遊技機について説明したが、他に例えばアレンジボール機、パチスロ機、雀球機等の遊技盤を覆う前面枠を有する他の遊技機にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】第1実施例に係るぱちんこ遊技機の正面図である。
【図2】図1の矢印A−A断面図である。
【図3】図2の他例に係る発光基板の部分断面図である。
【図4】図1の矢印B−B断面図である。
【図5】第2実施例に係るぱちんこ遊技機の正面図である。
【図6】図5の矢印C−C断面図である。
【図7】前面枠の分解斜視図である。
【図8】施錠装置の部分断面図である。
【符号の説明】
【0025】
U 上受け皿ユニット
U1 下受け皿ユニット
1 外枠
2 ヒンジ機構
3 内枠
4 前面枠
5 遊技盤
6 窓板部
7 ベース枠体
7a ベース板部
8 ガラス板
9 前側装飾体
10 発射装置
11 ハンドル
12a 上受け皿
12b 下受け皿
13 発射球ストッパ
14 レール部
15 ハンマー
16、17 壁部
17a 球戻り防止部
18 発光基板
19 スピーカ
20 シリンダー錠
21 鍵穴部
22 スライド部材
22a、31 フック部
23 窓枠
24 窓孔
25 鍵挿入孔
26 係止孔
27 係止フック
28 ベース部材
29 カム
30 スライド部材
32 鉤受け金具
33 表示装置
34a、35a 取付け板部
34b、35b 受け皿部
35c 灰皿部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技盤を支持する内枠の前面を覆う前面枠がヒンジ機構によって開閉可能に設けられた遊技機であって、
前記前面枠は、遊技盤前面側を覆う板部を有する透光性のベース枠体と、
前記ベース枠体に脱着可能に取り付けられ、遊技盤領域を視認できるように窓枠を構成する前側装飾体を備え、
前記ベース枠体の板部前面側に当該ベース枠体の幅外形と同等の幅外形を有する矩形状のガラス板が固着されている遊技機。
【請求項2】
前記前側装飾体の下端側には、前記ベース枠体に一体的に受け皿ユニットが備えられており、前記前側装飾体と前記受け皿ユニットとの隙間を塞ぐように前記ガラス板がベース枠体に固着されている請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
前記窓枠の一部を、前記受け皿ユニットで構成している請求項2記載の遊技機。
【請求項4】
前記ベース枠体には前面枠と内枠との隙間を覆う壁部が一体に形成されている請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記前面枠と内枠を施錠する施錠装置の鍵穴がガラス板の上縁部より上方に設けられている請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
前記ベース枠体には遊技盤に突き当てて遊技領域を決める壁部と発射装置より発射された遊技球を遊技領域へ導くレール部が一体に形成されている請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
【請求項7】
前記ベース枠体には、当該ベース枠体及びガラス板を透過して前方へ向けて光照射し、又はベース枠体の板部に沿って光照射する発光基板が設けられている請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の遊技機。
【請求項8】
前記ベース枠体には、スピーカが設けられている請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−154926(P2008−154926A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−349631(P2006−349631)
【出願日】平成18年12月26日(2006.12.26)
【出願人】(591150270)日本ぱちんこ部品株式会社 (293)
【Fターム(参考)】