説明

遊技機

【課題】扉が全閉位置や全開位置で発生する衝撃を小さくし、衝撃による部品の破損を防止できるだけでなく、扉とベースとの間に指を挟んで怪我をする可能性も低減させる。
【解決手段】箱体からなる筐体100bと、筐体100bの左前端を支点1とする前後回動により、筐体100bの前面開口を開閉する前扉100aと、を備えるスロットマシン100であって、筐体100bと前扉100aとの間に設けられ、前扉100aを開方向に付勢するバネ付き蝶番2と、バネ付き蝶番2を、筐体100b及び/又は前扉100aに個別に取り付けることなく、その個数を支点に沿って増減可能に支持するレール6と、を備える構成としてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットマシン、パチンコ機などの遊技機に関し、特に、扉を備える遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
箱体又は枠体からなるベースと、ベースの左前端又は右前端を支点とする前後回動により、ベースの前面開口を開閉する扉とを備えた遊技機が知られている。
例えば、スロットマシンは、リールユニット、メダル払出装置、電源ユニットなどが収容される箱状の筐体(ベース)と、スタートレバー、停止ボタン、液晶パネル、メダルセレクタ、スピーカなどが取り付けられる前扉(扉)とを備えており、筐体の左前端部に設けられるヒンジを支点として前扉を前後方向に回動させることにより、筐体の前面開口が開閉されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
扉の開閉は、通常、遊技場の店員が行う。例えば、スロットマシンの場合は、開店前における点検、清掃、確率設定、メダル補給、営業中におけるトラブルへの対処、閉店後における点検、清掃、メダル回収などに際して扉の開閉が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−248782号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、遊技機の扉は、液晶パネルの大型化などに伴い、重量が増加する傾向にある。重い扉は、開閉に際して勢いがつき易いので、全閉位置や全開位置で大きな衝撃を発生させ、部品の破損をまねくおそれがある。
また、扉が勢いよく閉じると、扉とベースとの間に指を挟み、怪我をするおそれもあった。特に、ヒンジ軸の角度を扉が自重で閉じるように傾斜させた遊技機でその可能性が高く、衝撃を緩和させる何らかの対策が必要とされていた。
また、扉を開いて遊技機内部の点検などを行う場合は、扉が任意の開閉位置で静止していることが望ましいが、ヒンジ軸の設定角度や遊技機の設置角度によっては、扉が勝手に閉方向や開方向に動き出し、作業の妨げとなる場合があった。
【0005】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、扉の閉じる方向の力や開く方向の力を付勢手段で低減させることにより、扉の閉じる速度や開く速度を簡単に調整できるようにし、その結果、全閉位置や全開位置で発生する衝撃を小さくし、衝撃による部品の破損を防止できるだけでなく、扉とベースとの間に指を挟んで怪我をする可能性も低減させることができる遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため本発明の遊技機は、箱体又は枠体からなるベースと、前記ベースの左前端又は右前端を支点とする前後回動により、前記ベースの前面開口を開閉する扉と、を備える遊技機であって、前記ベースと前記扉との間に設けられ、前記扉を開方向又は閉方向に付勢する付勢モジュールと、前記付勢モジュールを、前記ベース及び/又は前記扉に個別に取り付けることなく、その個数を前記支点に沿って増減可能に支持する付勢モジュール支持具と、を備える構成としてある。
【発明の効果】
【0007】
以上のように、本発明によれば、扉の閉じる方向の力や開く方向の力を付勢手段で低減させることにより、扉の閉じる速度や開く速度を簡単に調整できるようにし、その結果、全閉位置や全開位置で発生する衝撃を小さくし、衝撃による部品の破損を防止できるだけでなく、扉とベースとの間に指を挟んで怪我をする可能性も低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図であり、付勢モジュール取り付け前の状態を示す図である。
【図2】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図であり、付勢モジュール取り付け後の状態を示す図である。
【図3】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す概略斜視図であり、(a)は、付勢モジュール取り付け後の状態を示すA部分の拡大図、(b)は、付勢モジュール取り付け後の状態を示すB部分の拡大図である。
【図4】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの付勢モジュール支持具を示す正面図である。
【図5】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの付勢モジュール支持具を示す断面図であり、(a)は、係止爪曲げ前の状態を示す図、(b)は、係止爪曲げ後の状態を示す図である。
【図6】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの付勢モジュール支持具を示す斜視図であり、(a)は、係止爪曲げ前の状態を示す全体図、(b)は、係止爪曲げ前の状態を示すC部分の拡大図である。
【図7】本発明の第一実施形態に係るスロットマシンの付勢モジュール支持具を示す斜視図であり、(a)は、係止爪曲げ後の状態を示す全体図、(b)は、係止爪曲げ後の状態を示すC部分の拡大図である。
【図8】本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの付勢モジュール支持具を示す側面図であり、(a)は、全体図、(b)は、D部分の拡大図である。
【図9】本発明の第二実施形態に係るスロットマシンの付勢モジュール支持具を示す正面図であり、(a)は、全体図、(b)は、D部分の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、各図を参照して説明する。
遊技機には、スロットマシン、パチンコ機、アレンジボール、雀球など様々な機類があるが、本実施形態では、メダルを遊技媒体とするスロットマシンに本発明を適用した場合について説明する。
【0010】
[スロットマシン]
図1に示すスロットマシン100は、図示しない複数のリールを回転させることによって遊技媒体であるメダルを獲得することができる回胴式遊技機を構成している。
スロットマシン100は、必要な機械、装置等を収納する正面側が開口した筐体(ベース)100bと、筐体100bの正面開口を開閉可能に覆う前扉(扉)100aとで構成されている。
【0011】
前扉100aは、筐体100bの左前端部にヒンジを介して前後回動自在に取り付けられる扉体で、この前扉100aに各リールの回転を始動させる図示しないスタートレバーや、回転している各リールを停止させる図示しない3つの停止ボタンなどの複数の操作手段が設けられて、スロットマシン100の正面部を構成している。
また、前扉100aには、演出用の画像を表示する図示しない液晶パネル、投入メダルの識別や計数を行うメダルセレクタ110、演出用の音声を出力するスピーカ120なども設けられている。
【0012】
筐体100bの中央には、複数のリールと、各リールを回転可能に支持するモータと、各リールの回転位置を検出するセンサとが組み込まれた図示しないリールユニットが設けられている。
また、筐体100bの下部には、メダルの貯留・払出しを行う図示しないメダル払出装置や、各部に電源供給を行う電源ユニット130が設けられている。
【0013】
近年、スロットマシン100の前扉100aは、液晶パネルの大型化などに伴い、重量が増加する傾向にある。重い前扉100aは、開閉に際して勢いがつき易いので、全閉位置や全開位置で大きな衝撃を発生させ、部品の破損をまねくおそれがある。また、前扉100aが勢いよく閉じると、前扉100aと筐体100bとの間に指を挟み、怪我をするおそれもあった。
そこで、本発明の実施形態に係るスロットマシン100は、上記の問題点を解消するために、筐体100bと前扉100aとの間に、前扉100aを開方向に付勢する付勢モジュールと、付勢モジュールを、筐体100b及び/又は前扉100aに個別に取り付けることなく、その個数を支点に沿って増減可能に支持する付勢モジュール支持具を備えてある。以下、付勢モジュールと付勢モジュール支持具について、図1〜図7を参照しつつ説明する。
【0014】
[付勢モジュール]
付勢モジュールは、図3に示すように、例えば、バネ付き蝶番2を用いて構成することができる。
バネ付き蝶番2は、一対の板材3と、板材3同士を回動可能に連結する連結ピン4と、板材3を所定の回動方向に付勢する捻りコイルバネ5とを備え、前扉100aの閉じる方向の力を低減させるべく、前扉100aを開方向に付勢するように構成されている。このバネ付き蝶番2は、コスト削減のため、市販品を用いてもよい。
なお、前扉100aを閉方向に付勢させるときには、捻りコイルバネ5の巻き方向を変更することで、前扉100aを閉方向に付勢させることもできる。さらに、バネ付き蝶番2の表裏を反転して取り付けることで、前扉100aを付勢する方向を開方向から閉方向に変更することもできる。
【0015】
[付勢モジュール支持具]
付勢モジュール支持具は、例えば、図1に示すように、前扉100aや筐体100bに、前扉100aの回動する支点1に沿うように取り付け可能なレール6とすることができる。このレール6に対し、付勢モジュールを上方又は下方からスライド状に取り付けるようにする(図2参照)。
このようにすると、付勢モジュールを前扉100aや筐体100bに対して直接取り付ける場合に比べ、付勢モジュールの取り付けが容易になる。
【0016】
本実施形態のレール6は、図4、図5に示すように、断面コ字状のレール部材6aを2本1組として構成されている。一方のレール部材6aは、前扉100aの後面左端部に一体的に固定され、他方のレール部材6aは、筐体100bの前面開口左内側面に一体的に固定される。そして、両レール部材6aの溝部6bに対し、バネ付き蝶番2の両端(板材3)を上方からスライド状に係合させることにより、バネ付き蝶番2が両レール部材6a間で支持される(図3参照)。このとき、バネ付き蝶番2は、連結ピン4が前扉100aの回動支点と同一軸心上に位置するように取り付けられている。このように、個々のバネ付き蝶番2を前扉100aや筐体100bにネジ等で取り付ける必要がなく、簡単に取り付けることができる。
また、取り付けられるバネ付き蝶番2は、無負荷時における両板材3のなす角を前扉100aの全開角度を超える角度としてある。
【0017】
レール6は、バネ付き蝶番2の取り付け位置を選択的に規定可能な複数の係止部を備えている。例えば、図4、図5に示すように、曲げ変形可能な複数の係止爪6cを、高さ方向に所定の間隔を開けて形成しておき、任意の係止爪6cを溝部6bの内側に突出するように曲げることにより、その位置でバネ付き蝶番2を係止可能とする。
このようにすると、バネ付き蝶番2をレール6の任意の位置に取り付けることができるので、例えば、複数のバネ付き蝶番2を分散状に配置することにより、付勢力をバランス良く前扉100aに作用させることができる。また、複数のバネ付き蝶番2を所定箇所に連続状に配置すれば、バネ付き蝶番2を利用して前扉100aと筐体100bとの隙間を塞ぐことができるので、隙間に特殊器具を挿入して行われる不正行為を効果的に防止することが可能になる。
なお、係止爪6cは、バネ付き蝶番2の取り付けに際して工具の使用を不要にするため、指などで容易に曲げ変形可能とすることが好ましい。
【0018】
このように構成された付勢モジュールと付勢モジュール支持具は、付勢モジュールの取り付け個数を増減することにより、付勢力を以下のように簡単に調整することができる。
ただし、レール6は、スロットマシン100に予め取り付けられており、附属品として複数のバネ付き蝶番2が提供されるものとする。
【0019】
スロットマシン100の設置後、前扉100aを開閉操作し、その開閉速度を確認するとともに、前扉100aが任意の開閉位置で静止するか否かを確認する。
ここで、例えば、前扉100aが任意の開閉位置で静止せず、閉じる方向に勝手に動き、しかも、前扉100aの閉まる速度が速すぎると判断した場合は、前扉100aを開方向に付勢するように、まず、レール6に1個目のバネ付き蝶番2を取り付ける。
1個目のバネ付き蝶番2を取り付けた後、再度、前扉100aを開閉操作し、その開閉速度を確認するとともに、前扉100aが任意の開閉位置で静止するか否かを確認する。
ここで、前扉100aの開閉速度が適正で、かつ、前扉100aが任意の開閉位置で静止する場合は、付勢力の調整を終了とする。
一方、前扉100aが任意の開閉位置で静止せず、閉じる方向に勝手に動き、しかも、前扉100aの閉まる速度がまだ速すぎると判断した場合は、前扉100aの開閉速度が適正で、かつ、前扉100aが任意の開閉位置で静止するようになるまで、レール6に対するバネ付き蝶番2の取り付け個数を増やす。
【0020】
このように、本実施形態の付勢モジュールと付勢モジュール支持具は、付勢モジュールの取り付け個数を増減することにより、付勢力を調整することができるため、前扉100aの開閉速度を任意に調整できるだけでなく、前扉100aを任意の開閉位置で静止させることが可能になるので、前扉100aを開いて遊技機内部の点検などを行う際に、前扉100aが勝手に閉方向や開方向に動き出し、作業の妨げとなるという問題点を解消することができる。しかも、本実施形態では、付勢モジュールの取り付け個数に基づいて付勢力を調整するようにしたので、付勢力調整が容易になるだけでなく、付勢モジュールを共通化し、コストダウンを図ることができる。
なお、付勢力が異なる数種類の付勢モジュールを用意し、これらを選択的に取り付けることにより、付勢力を調整するようにしてもよい。
【0021】
以上のように構成された本実施形態に係る付勢モジュールと付勢モジュール支持具により、前扉100aの閉じる速度を低下させることができるので、全閉位置で発生する衝撃を小さくし、衝撃による部品の破損を防止できるだけでなく、前扉100aと筐体100bとの間に指を挟んで怪我をする可能も低減させることができる。
【0022】
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態に係るスロットマシン100について、図8及び図9を参照しつつ説明する。
ただし、前記実施形態と共通する部分については、前記実施形態と同じ符号を付けることにより、前記実施形態の説明を援用する。
【0023】
本発明の第二実施形態に係るスロットマシン100では、付勢モジュール支持具を棒状レールとした点が前記実施形態と相違している。棒状のレール7は、前扉100a又は筐体100bに、前扉100aの回動支点に沿うように取り付けられる。ここに、付勢モジュールであるバネ付き蝶番2を取り付ける場合は、レール7が連結ピン4、すなわち軸心として機能するように、バネ付き蝶番(連結ピン4を除去したもの)をレール7に上方又は下方からスライド状に取り付ける。そして、レール7に取り付けられたバネ付き蝶番は、両板材3が前扉100a及び筐体100bに弾圧状に当接することにより、前扉100aを開方向又は閉方向に付勢することができる。
なお、上記の説明では、連結ピン4が除去されたバネ付き蝶番を使用する例を示したが、連結ピン4をパイプ(管)状に形成し、パイプ中空部に棒状のレール7を通すようにしてもよい。これにより、パイプ中空部に棒状のレール7を通すだけで取り付けが完了するので、作業の効率化が図られる。
【0024】
棒状のレール7は、付勢モジュールの取り付け位置を選択的に規定可能な複数の係止部を備える。例えば、径方向に貫通する複数のねじ孔7aを、高さ方向に所定の間隔を開けて形成しておき、任意のねじ孔7aに係止用ねじ8をねじ込むことにより、その位置で付勢モジュールを係止可能とする。
このようにすると、複数のバネ付き蝶番2を所定箇所に連続状に配置すれば、バネ付き蝶番2を利用して前扉100aと筐体100bとの隙間を塞ぐことができるので、隙間に特殊器具を挿入して行われる不正行為を効果的に防止することが可能になる。
【0025】
以上のように構成された第二実施形態によれば、付勢モジュール支持具を棒状としたので、レール形状が単純化されるだけでなく、レール7を付勢モジュールの一部(連結ピン4)として機能させることができ、その結果、構造の簡略化、部品点数の削減、コストダウンなどを図ることが可能になる。
【0026】
以上、本発明について、実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、付勢モジュールは、バネ付き蝶番に限定されず、板バネ、圧縮コイルバネなどの様々な付勢部品を用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明は、箱体又は枠体からなるベースと、ベースの左前端又は右前端を支点とする前後回動により、ベースの前面開口を開閉する扉と、を備える遊技機に適用することができる。
【符号の説明】
【0028】
1 支点
2 バネ付蝶番
3 板材
4 連結ピン
5 捻りコイルバネ
6 レール
6a レール部材
6b 溝部
6c 係止爪
7 レール
7a ねじ孔
8 係止用ねじ
100 スロットマシン
100a 前扉
100b 筐体
110 メダルセレクタ
120 スピーカ
130 電源ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
箱体又は枠体からなるベースと、前記ベースの左前端又は右前端を支点とする前後回動により、前記ベースの前面開口を開閉する扉と、を備える遊技機であって、
前記ベースと前記扉との間に設けられ、前記扉を開方向又は閉方向に付勢する付勢モジュールと、
前記付勢モジュールを、前記ベース及び/又は前記扉に個別に取り付けることなく、その個数を前記支点に沿って増減可能に支持する付勢モジュール支持具と、を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記付勢モジュール支持具は、前記付勢モジュールの取り付け位置を選択的に規定可能な複数の係止部を備える請求項1記載の遊技機。
【請求項3】
前記付勢モジュール支持具は、前記ベース及び/又は前記扉に、前記支点に沿って設けられたレールであり、
前記付勢モジュールを、前記レールに対し、上方又は下方からスライド状に取り付ける請求項1又は2記載の遊技機。
【請求項4】
前記付勢モジュールは、バネ付き蝶番である請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
【請求項5】
前記レールを断面コの字状に形成し、このコの字状溝部に前記バネ付き蝶番の板材をスライド状に係合させた請求項4記載の遊技機。
【請求項6】
前記レールは、前記バネ付き蝶番の取り付け位置を選択的に規定する、曲げ変形により前記コの字状溝部に突出する複数の係止爪を備える請求項5記載の遊技機。
【請求項7】
前記レールを棒状に形成し、前記レールを前記バネ付き蝶番の二枚の板材を回動可能に連結させる軸心とした請求項4記載の遊技機。
【請求項8】
前記レールを棒状に形成するとともに、前記バネ付き蝶番の二枚の板材を回動可能に連結させる連結ピンをパイプ状に形成し、前記レールをパイプ中空部に通した請求項4記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−92411(P2011−92411A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−249201(P2009−249201)
【出願日】平成21年10月29日(2009.10.29)
【出願人】(591142507)株式会社北電子 (348)
【Fターム(参考)】