【課題】より多彩な可動体と演出画像とのコラボレーション演出を具現化することで、飽き難くして遊技者の興趣が低下するのを抑制可能な可能な遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機に、横行体の本体枠に表示する前演出画像を制御可能な前演出画像制御手段３１５８ａと、前演出画像よりも後側に見え特別抽選結果を示唆する後演出画像を制御可能な後演出画像制御手段３１５８ｂと、横行体を移動制御する可動演出制御手段３１５６と、可動演出制御手段３１５６、前演出画像制御手段３１５８ａ、及び後演出画像制御手段３１５８ｂを夫々制御して、「リーチ」の後に、中図柄を前演出画像として横行体に表示させた上で中央に移動させ、横行体の後側に次の中図柄を後演出画像として表示させ、その後、横行体を移動させて後側の中図柄が遊技者から視認可能となる「リーチ発展演出」を制御可能な演出制御手段３１５４とを具備させる。

【特許請求の範囲】
【請求項１】
遊技者の操作によって遊技媒体が打ち込まれる遊技領域と、
該遊技領域内の所定位置に配置され打ち込まれた遊技媒体が受入可能とされた始動口と、
該始動口とは前記遊技領域内の異なる位置に配置され打ち込まれた遊技媒体が受入可能とされた受入口と、
該受入口及び前記始動口への遊技媒体の受入れに応じて所定数の遊技媒体を払出す払出ユニットと、
少なくとも前記始動口及び前記受入口を前記遊技領域内の所定位置に支持すると共に、前記遊技領域の後端を区画可能な板状の遊技パネルと、
該遊技パネルの後側で前記遊技領域と対応する位置に遊技者側から視認可能に配置され、所定の演出画像を投影可能な窓枠を有し、左右方向へ夫々独立して移動可能な複数の可動体と、
該可動体よりも後側に配置され、所定の演出画像を表示可能な演出表示手段と、
前記始動口への遊技媒体の受入れに応じて所定の抽選結果を抽選する抽選手段と、
該抽選手段の前記抽選結果に応じて遊技者に有利な有利遊技状態を発生させる有利遊技状態発生手段と、
前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、前記可動体の前記窓枠に投影表示される前演出画像を制御可能な前演出画像制御手段と、
該前演出画像制御手段によって制御される前記前演出画像よりも後側に配置されているように見え、前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、所定数の図柄からなる複数の図柄列を夫々変動表示させた後に、順次該図柄列の変動表示を停止させ、停止表示された該図柄列の前記図柄の組合せによって前記抽選結果を示唆する抽選結果演出画像を含み、前記演出制御手段に表示される後演出画像を制御可能な後演出画像制御手段と、
前記抽選手段の前記抽選結果に応じて、複数の前記可動体を左右方向へ夫々独立して移動させる可動演出制御手段と、
該可動演出制御手段、前記前演出画像制御手段、及び前記後演出画像制御手段を少なくとも夫々制御することで、前記抽選手段の前記抽選結果に応じて前記演出表示手段に前記後演出画像としての前記抽選結果演出画像の表示を開始させ、変動表示中の少なくとも一つの前記図柄列の前記図柄を前記前演出画像として少なくとも一つの前記可動体の前記窓枠に投影表示させた上で、前記可動体を左右方向の所定位置に移動させ、前記演出表示手段における前記可動体によって覆われた位置に、前記可動体の前記窓枠に投影表示された前記前演出画像の前記図柄と同じ該図柄、或いは、前記可動体の前記窓枠に投影表示された前記前演出画像の前記図柄に対して異なる前記図柄の何れかの該図柄を前記後演出画像として表示させた後に、前記可動体を移動させて後側の前記後演出画像の前記図柄が遊技者から視認可能となる動作を少なくとも一回行う抽選結果特別演出を少なくとも制御可能な演出制御手段とを具備することを特徴とする遊技機。

【図１】

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【図１３６】

【公開番号】特開２０１３−７５２０４（Ｐ２０１３−７５２０４Ａ）
【公開日】平成２５年４月２５日（２０１３．４．２５）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１３−１３５９４（Ｐ２０１３−１３５９４）
【出願日】平成２５年１月２８日（２０１３．１．２８）
【分割の表示】特願２００８−３０７１０２（Ｐ２００８−３０７１０２）の分割
【原出願日】平成２０年１２月２日（２００８．１２．２）
【出願人】（０００１４８９２２）株式会社大一商会 (3,262)
【Ｆターム（参考）】