説明

遊技機

【課題】駆動機構等が遊技盤の後方へ突出する量を制限した上で、駆動機構等を大型化することにより、演出の興趣を向上させることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】可動体の動作により演出を行う可動演出装置を遊技盤に備えた遊技機において、前記可動演出装置の演出を含む遊技を制御する複数の制御基板を有し、前記遊技盤は、盤部材と、前記盤部材を後方から覆うように配置された裏ユニットと、を有し、前記可動演出装置は、前記盤部材の中央部に配置され、前記盤部材から後方に突出する後部を有し、前記裏ユニットの中央部は、前記可動演出装置の後部が嵌め込まれる穴部を有し、前記裏ユニットの周縁部は、前記制御基板の後端がその前端よりを前記裏ユニットの中央部寄りに位置するように前記制御基板を傾けた状態で載置する基板載置部を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、可動演出装置を備えた遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
可動演出装置は、可動体の動作により演出を行うもので、遊技盤に設けられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
遊技盤の後方位置には、可動体を駆動するための駆動機構、及びそれを制御する制御基板などが配置されている。駆動機構及び制御基板などを「駆動機構等」という場合がある。
【0004】
近年の遊技機においては、複数の可動演出装置を設け、あるいは、可動演出装置を大型化するなどして演出の興趣を向上させている。
【0005】
このように可動演出装置を構成すると、駆動機構等の設置スペースが増大する。それに応じて、駆動機構等が遊技盤から後方に突出する量も増える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2009−112848号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記従来の技術では、駆動機構等が遊技盤から後方に突出する量が増えると、遊技機同士が背中合わせで遊技場に設置されるとき、駆動機構等同士が干渉し合うおそれがあるという問題点があった。
【0008】
一方で、駆動機構等を複数設けたり、大型化させたりせずに、演出の興趣を向上させることは困難である。
【0009】
この発明は、上記の問題を解決するものであり、駆動機構等が遊技盤の後方へ突出する量を制限した上で、駆動機構等を複数設けたり、大型化させたりすることにより、演出の興趣を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、この発明の第1の形態は、可動体の動作により演出を行う可動演出装置を遊技盤に備えた遊技機において、前記可動演出装置の演出を含む遊技を制御する制御基板と、前記遊技盤の後面に配置された裏ユニットと、前記遊技盤の前面側を流下する遊技球を入賞球としてその後面側に通す入賞口と、前記入賞球が通過したとき信号を出力する入賞口スイッチと、を有し、前記裏ユニットは、その中央部に画成された前記可動演出装置用の設置スペースと、その外縁部に設けられ、前記制御基板が載置される基板載置部と、を備え、前記入賞口スイッチは、長尺状に形成され、その長手方向が前記遊技盤の後面に沿うように設置され、前記基板載置部は、前記遊技盤の後面に向かって下り傾斜をなし、前記設置された前記入賞口スイッチに対し前記制御基板が後方から重なるように、かつ、前記設置スペースの方に傾けられた状態になるように載置される斜面部を有することを特徴とする遊技機である。
【0011】
また、この発明の第2の形態は、第1の形態に係る遊技機であって、前記制御基板は、板状に形成され、上面、下面、及び側面を有し、前記基板載置部は、前記裏ユニットの中央部側の位置に配置され、前記制御基板の上面又は下面が当接する第1斜面部と、前記裏ユニットの外縁部側の位置に、前記第1斜面部と対向するように配置され、前記制御基板の側面が当接する第2斜面部と、を有し、前記遊技盤の後面に対する前記第1斜面部の傾斜角度は、前記第2斜面部の傾斜角度より大きいことを特徴とする。
【0012】
さらに、この発明の第3の形態は、第1の形態に係る遊技機であって、前記裏ユニットの外縁には外壁が設けられ、前記入賞口スイッチは、その外側が前記外壁、前側が前記遊技盤、後側が前記制御基板により囲まれた空間に配置されていることを特徴とする。
【0013】
さらに、この発明の第4の形態は、第3の形態に係る遊技機であって、前記入賞口スイッチに対して前記裏ユニットの中央部側から接続され、前記信号を前記制御基板へ導くリード線が延設されたコネクタをさらに有することを特徴とする。
【0014】
さらに、この発明の第5の形態は、第4の形態に係る遊技機であって、前記リード線は、前記第1斜面部の内面側に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
この発明の第1の形態によると、入賞口スイッチの長手方向が遊技盤の後面に沿うように設置されるので、入賞口スイッチが後方へ突出する量が抑えられ、さらに、制御基板が入賞口スイッチの後方に重なるように、かつ、設置スペースの方に傾けられた状態になるように載置されているので、制御基板が遊技盤の後方へ突出する量が抑えられ、遊技機同士が背中合わせで遊技場に設置されるとき、制御基板を含む駆動機構等同士が干渉し合うおそれがないため、その分だけ駆動機構等を大型化することができ、それにより、演出の興趣を向上させることが可能となる。
【0016】
さらに、この発明の第2の形態によると、制御基板を設置スペース側に大きく傾かせないので、設置スペースの領域が狭まるのを防止することが可能となる。
【0017】
また、この発明の第3の形態によると、外壁、遊技盤、及び制御基板により囲まれた空間に入賞口スイッチが配置されているので、外部から入賞口スイッチに不正にアクセスするのを困難とすることが可能となる。
【0018】
さらに、この発明の第4の形態によると、可動演出装置を外した上で、設置スペース側からコネクタを入賞口スイッチに抜き差しする必要があるので、外部から入賞口スイッチに不正にアクセスするのを困難とすることが可能となる。
【0019】
さらに、この発明の第5の形態によると、第1斜面部の内面側に配置されているので、内面側のスペースをリード線の引き回しスペースとして有効に利用することが可能となり、また、リード線への不正アクセスを困難とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】遊技機の全体を示す模式図である。
【図2】遊技盤の正面図である。
【図3】遊技盤を斜め後方から見たときの分解斜視図である。
【図4】遊技を制御する制御基板の機能ブロック図である。
【図5】主制御基板及びサブ統括制御基板が装着された遊技盤の背面図である。
【図6】図2のA−A線断面図である。
【図7】入賞口スイッチの周辺を水平面で切断したときの遊技盤の部分断面図である。
【図8】基盤載置部の周辺を水平面で切断したときの遊技盤の部分断面図である。
【図9】基盤載置部の周辺を水平面で切断したときの遊技盤の部分断面図である。
【図10】取り付けられた状態の入賞口スイッチの周辺を前後方向を含む垂直面で切断したときの遊技盤の部分断面図である。
【図11】主制御基板及びサブ統括制御基板が装着された遊技盤の右側面図である。
【図12】主制御基板及びサブ統括制御基板が装着された遊技盤の平面図である。
【図13】主制御基板及びサブ統括制御基板が外された遊技盤を斜め後方から見たときの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
〔遊技機の基本構成〕
本発明の一実施形態に係る遊技機について各図を参照して説明する。
【0022】
以下、遊技機の基本的な構成について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「表(前)」、及び「裏(後)」は、特に断らない限り、遊技機1を遊技者側から見た場合における各方向を示すものとする。なお、左方、右方、上方、下方、前方、後方を、X1方向、X2方向、Y1方向、Y2方向、Z1方向、Z2方向という場合がある。
【0023】
図1は、本実施形態の遊技機1の全体を示す模式図、図2は遊技盤の正面図である。
【0024】
(遊技盤)
図1に示す遊技機1は、所謂パチンコ機である。この遊技機1には、遊技盤70が機内部に配置されている。遊技盤70上には、遊技球Pを射出する打球装置20がそのハンドル部分を前面に露出させて設けられている。ここで遊技盤70上とは遊技盤70の盤面上をいう。遊技機1は、遊技者が打球装置20のハンドルを操作することで遊技球Pを遊技盤70上に射出する。そして、遊技盤70上には、入賞口76(図2に示す)等のポケットが配されており、遊技盤70上を転動流下する遊技球Pがこの入賞口76等に入球した場合に、所定数の遊技球Pを払い出す。遊技機1は、上皿30や下皿40を備えており、遊技球Pは、この上皿30や下皿40に払い出されて貯留される。
【0025】
このような遊技機1は、機体の外郭をなす縦長方形状の外枠10を備えている。外枠10は、遊技ホールの島設備に取り付け固定される。外枠10の下部は、合成樹脂製の腰板ユニット11で構成されている。外枠10の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットするために縦長方形状の中枠12が開閉可能に取り付けられている。外枠10には、一方の側縁部にヒンジ機構13が設けられており、中枠12は、ヒンジ機構13に枢支されることで開閉可能となっている。
【0026】
中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤70を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上皿30とが、横開き状態で開閉可能に組み付けられている。この前枠14と上皿30も外枠10に設けられたヒンジ機構13で枢支されることで開閉可能となっている。中枠12の前面側において上皿30の下方には、下皿40や打球装置20のハンドルが装着されている。
【0027】
上皿30には、その左方側に機内部から払出される遊技球Pの上皿払出口31が設けられている。入賞等により払い出された遊技球Pは、上皿払出口31から上皿30に排出される。そして、上皿30に貯留されている遊技球Pは、機内へ取り込まれて、打球装置20によって遊技盤70に向けて発射される。上皿30の前面には、上皿球抜きボタン32が設けられている。上皿30と下皿40とは、図示しない球抜き通路で繋がっている。球抜き通路は、上皿球抜きボタン32の押下操作によって開通し、上皿30に貯留されている遊技球Pを下皿40に向けて流下させる。
【0028】
遊技機1は、入賞、図柄変動、大当り状態、リーチ状態などの各種遊技の状態に応じた各種の演出を行う。遊技機1の前面側には、各種音声を出力して音声演出を行うスピーカ50が配置されている。スピーカ50は、前枠14や中枠12の裏面に装着されており、装着部位に対応する遊技機1の表面には図示しない放音孔が複数形成されている。各スピーカ50は、効果音等の各種音声を出力し、音声出力に基づく遊技演出を行う。また、前枠14のほぼ全周を囲むように装飾ランプ75が配置されている。各装飾ランプ75は、LEDランプ等の発光体を備え、遊技の状態に応じて点灯または消灯して、発光装飾に基づく遊技演出を行う。
【0029】
図2に示すように、遊技盤70の前面には、外レール71と内レール72が敷設されている。外レール71と内レール72は、パチンコ遊技の主体となるほぼ円形の遊技領域74を遊技盤70上に区画形成する。内レール72は、外レール71の内側に敷設されている。外レール71と内レール72とは、遊技盤70の左下方から左上方に向かって延設されており、打球装置20から射出された遊技球Pを遊技領域74に誘導する円弧状の誘導路73を形成している。
【0030】
(入賞口)
遊技盤70の遊技領域74には、複数の入賞口76が配されている。これらの各入賞口76は、遊技盤70から前方向に直立し、上方に開口を有するポケット形状を有する。入賞口76は、遊技盤70の前面側を流下する遊技球Pを入賞球として遊技盤70の後面側に通す。遊技盤70の後面側には、入賞球が通過したとき信号を出力する入賞口スイッチ309が配されている(図4に示す入賞口SW)。入賞口スイッチ309の詳細については後述する。
【0031】
遊技盤70の遊技領域74の最下部には、いずれの入賞口76にも入球せずにアウト球となった遊技球Pが入球するアウト球口77が配設されている。このアウト球口77は、アウト球を回収して内部へ送出し、機外排出を行うために設けられている。
【0032】
遊技盤70の遊技領域74には、中央に開口を有した大型の枠体であるセンター役物100が装着されている。
【0033】
遊技領域74内であってセンター役物100の下方には、始動口79が設けられている。この始動口79は、遊技盤70から前方向に直立し、上方に開口を有するポケット形状を有する。ポケット内部には、遊技球Pを検知するセンサが配されている。遊技機1は、始動口79に遊技球Pが入球すると、センサがこの入球を検知したことを契機として図柄変動ゲームを開始する。
【0034】
(図柄表示部)
センター役物100の開口100aの下部領域には図柄表示部78が配置されている。図柄表示部78は、開口を通して遊技者に視認可能になっている。
図柄表示部78には、複数種類の図柄を変動させて複数列の図柄からなる図柄組み合わせを導出する図柄変動ゲームなどの表示演出の画像が表示される。
【0035】
図柄変動ゲームにおいて図柄表示部78では、複数種類の飾り図柄(以下、「飾図」と示す)を複数列で変動させて各列に飾図が表示される。飾図は、図柄表示部78で行われる表示演出を多様化するために用いられる演出用の図柄である。
【0036】
図柄表示部78には、図柄変動ゲームで導出される3列の図柄毎に対応して、各列の図柄を停止表示させる3つの図柄表示位置HP1,HP2,HP3が定められている。停止表示では、図柄表示部78の各図柄表示位置HP1〜HP3において図柄の種類を遊技者が識別可能な状態で図柄が表示される。この停止表示には図柄が一時的に停止している一旦停止表示と、図柄が確定的に停止している確定停止表示とがある。
【0037】
そして、図柄表示部78では、図柄変動ゲームが開始すると図柄が変動表示されるとともに、変動の停止によって各列の図柄表示位置HP1〜HP3に1つの図柄が一旦停止表示され、その後に図柄変動ゲームが終了すると各列の図柄表示位置HP1〜HP3に1つの図柄が確定停止表示される。変動表示では、図柄表示部78において図柄が予め定めた表示順序にしたがって変動しながら表示される。
【0038】
図柄変動ゲームでは、各列に[1]〜[8]の8種類の数字が飾図として表示可能とされている。そして、図柄表示部78で図柄変動ゲームが開始すると、各列の図柄は、予め定められた表示順序で図柄表示部78の上方から下方にスクロールさせながら変動表示されるようになっている。
【0039】
図柄表示部78には、当該図柄表示部78に定められる3つの図柄表示位置HP1〜HP3を結んでなる組み合わせ有効ラインLが形成されている。なお、図2では、説明の便宜上、各図柄表示位置HP1〜HP3、及び有効ラインLを図示しているが、実機においては、これらの図柄表示位置HP1〜HP3、及び有効ラインLが目視可能な状態で表示されている必要はない。有効ラインLに停止表示された3つの図柄からなる図柄組み合わせが、大当りか否かを遊技者に認識させるための有効な図柄組み合わせとなる。
【0040】
図柄変動ゲームでは、有効ラインLに停止表示させる3列の飾図を同一の飾図として形成した図柄組み合わせを、内部抽選で大当りを決定した場合に図柄表示部78に確定停止表示させる飾図の大当り図柄としている。例えば、飾図による大当りの図柄組み合わせは、[111]や[777]などである。一方、有効ラインLに停止表示させる3列の飾図を同一の飾図とせずに形成した図柄組み合わせを、内部抽選ではずれを決定した場合に演出表示装置に確定停止表示させる飾図のはずれ図柄としている。3列の飾図が同一の飾図とならない場合には、3列の飾図の全てが異なる場合や、2列の飾図が同一で、かつ1列の飾図が異なる場合が含まれる。例えば、飾図のはずれ図柄組み合わせは、[123]、[115]、[767]や[889]などである。
【0041】
始動口79の横には、大入賞口80が配されている。大入賞口80は、開閉動作可能な開閉扉80aで閉じられている。開閉扉80aは、図柄変動ゲームで大当りが決定されると、予め定めた開放時間や開放回数で開動作し、遊技球Pの入球を許容する。そして、大入賞口80には、遊技球Pを検知するセンサが設けられており、遊技機1は、大入賞口80への入球を検知すると、所定球数の遊技球Pを払い出す。
【0042】
(裏ユニット)
図3は遊技盤を斜め後方から見たときの分解斜視図である。
【0043】
図2及び図3に示すように、遊技盤70の背面に裏ユニット110が配置されている。なお、裏ユニット110を含んで、遊技盤70という場合がある。裏ユニット110の詳細については後述する。
【0044】
(可動演出装置)
センター役物100の開口100aの下部領域(図柄表示部78が設けられる領域)を除く大部分の領域には可動演出装置200が配置されている。
【0045】
可動演出装置200は、前部である可動体210を有し、可動体210の動作により演出を行う。可動体210はセンター役物100の開口100aの中央部に配置されている。可動演出装置200の後部220には、可動体210を駆動するための駆動機構等が設けられている。後部220は、遊技盤70から後方に突出し、設置スペース120に嵌め込まれている。
【0046】
(制御基板)
次に、図柄表示部78の表示演出、及び可動演出装置200の演出を含む遊技を制御する制御基板300について図4を参照して説明する。図4はパチンコ機の制御構成を示すブロック図である。
【0047】
図4に示すように、制御基板300には、主制御基板310、サブ統括制御基板320、演出表示制御基板330、音声・ランプ制御基板340、図柄表示基板350、及び、賞球残数表示基板360が含まれる。
【0048】
主制御基板310は、メインCPU、メインROM、メインRAMおよびこれらを接続する主制御回路を備え、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御信号(制御コマンド)を出力する。
【0049】
さらに、主制御基板310には、各種スイッチ307及びソレノイド308等が接続されている。各種スイッチ307には、入賞口スイッチ309のほか、図示しない始動口スイッチ、カウントスイッチ、普通図柄検知スイッチが含まれる。ソレノイド308には、図示しない普通電動役物ソレノイド、大入賞口ソレノイドが含まれる。
【0050】
サブ統括制御基板320は、統括CPU、統括ROM、統括RAMおよびこれらを接続するサブ統括制御回路が設けられている。統括ROMには主に演出内容を決定するためのプログラムが記憶されている。統括CPUは主制御基板から入力される各種コマンドに基づいて演出内容を決定する。統括RAMには、パチンコ機の動作中に適宜書き換えられる各種情報(乱数の値など)が記憶される。
【0051】
図5は主制御基板310及びサブ統括制御基板320が装着された遊技盤の背面図である。図3及び図5に示すように、サブ統括制御基板320の外形を構成し、統括CPU等の部品を収容するケース321が設けられている。
【0052】
ケース321は、板状であって縦が約120mm、横が約200mm、厚さが約25mmの略直方体に形成され、約120mm×約200mmの略矩形状の上面322及び下面323、約25mm×約200mmの略矩形状の前側面324及び後側面325、並びに、約25mm×約120mmの略矩形状の上側面326及び下側面327を有している。
【0053】
演出表示制御基板330は、サブ統括制御基板320から与えられた乱数値などに基づいて図柄表示部78の表示内容(図柄、背景、文字、キャラクタなどの表示画像)を制御する。
【0054】
音声・ランプ制御基板340は、音声・ランプCPU、音声・ランプROM、音声・ランプRAMのほか、図示しない音声・ランプデータROM、音声・ランプデータRAM、およびこれらを接続する音声・ランプ制御回路などが設けられている。
【0055】
図柄表示基板350は、主制御基板310の出力する制御信号に基づき、特別図柄表示装置351および普通図柄表示装置352の表示態様(図柄などの表示画像)を専門的に制御する基板である。
【0056】
賞球残数表示基板360は、主制御基板310に接続され、主制御基板310から出力される制御信号を受けて賞球残数表示装置361の表示内容を制御している。
【0057】
(入賞口スイッチ)
次に、入賞口スイッチ309について図6及び図7を参照して説明する。図6は図3のA−A線断面図である。図7は、入賞口スイッチの周辺を水平面で切断し、これを下方から見たときの遊技盤の部分断面である。図7では、図の左方が右方(X2方向)を示し、上方が後方(Z2方向)を示す。
【0058】
入賞口スイッチ309は、入賞球が通過したとき信号を出力する。その信号を受けたことを契機として所定球数の遊技球Pが上皿30に払い出される。
【0059】
図6及び図7に示すように、入賞口スイッチ309は、長尺状であって縦が約15mm、横が約30mm、厚さが約5mmの略直方体に形成され、約15mm×約30mmの略矩形状の上面部309a及び下面部309b、約5mm×約30mmの略矩形状の前端面部309c及び後端面部309d、並びに、約5mm×約15mmの略矩形状の左端面部309e及び右端面部309fを有している。入賞口スイッチ309の長手方向(横方向)の長さは約30mm、短手方向(縦方向)の長さは、約15mmとなる。
【0060】
入賞口スイッチ309は、その長手方向(横方向)が遊技盤70の後面に沿うように、かつ、短手方向(縦方向)が遊技盤70の後面から後方(Z2方向)へ突出する方向となるように配置されている。
【0061】
このように配置された入賞口スイッチ309が遊技盤70の後面(スイッチ設置部160)から後方へ突出する量(約15mm)は、その長手方向が遊技盤70の後面から後方へ突出する方向となるように配置されたときに入賞口スイッチ309が後方へ突出する量(約30mm)と比較して、約15(=30−15)mm減少する。
【0062】
入賞口スイッチ309の左端面部309eにはソケット309gが設けられている。入賞口スイッチ309の右側の部分には、入賞球が通過する約12mm×約12mmの略矩形状断面形の通過口309hが設けられている。
【0063】
〔裏ユニットの詳細〕
次に、裏ユニットの詳細について図3、及び、図6〜図9を参照して説明する。
【0064】
図8は基盤載置部の周辺を水平面で切断したときの遊技盤の部分断面図、図9は基盤載置部の周辺を水平面で切断したときの遊技盤の部分断面図である。
【0065】
(底壁、外周壁、外周フランジ、外縁壁)
図3、図6〜図9に示すように、裏ユニット110は前方に開いた略U字状断面形に形成され、底壁131、外周壁132、外周フランジ133、及び、外縁壁134を有している。
【0066】
底壁131は後方(Z2方向)に最も突出した部材である。図7に底壁131とサブ統括制御基板320とのZ方向の差を“S”で示す。外周壁132は、底壁131に連続し、その位置から前方(Z1方向)に立ち上がった部材である。外周フランジ133は、外周壁132の前端部に連続し、遊技盤70の後面に沿って外方に延ばされた部材である。外縁壁134は、外周フランジ133の外縁に連続し、その前端縁を遊技盤70の後面に近接または当接させた部材である。
【0067】
底壁131及び外周壁132により、裏ユニット110の中央部が構成されている。裏ユニット110の中央部には可動演出装置200用の設置スペース120が画成されている。
【0068】
外周壁132、外周フランジ133及び外縁壁134により、裏ユニット110の外縁部130が構成されている。裏ユニット110の外縁部130により、外部からアクセスし難い内部スペースが画成されている。なお、一つの外周壁132が裏ユニット110の中央部及び外縁部130の両方を構成するものとして示したが、二つの壁がそれぞれを構成するようにしてもよい。
【0069】
底壁131には可動演出装置200の後部220が装着されている。なお、底壁131と外周壁132とは、別部品により構成されているが、一体的に構成されてもよい。
【0070】
外周壁132と可動体210との間の隙間には遮光部材150が設けられている。遮光部材150は、その隙間を通して、遊技盤70の内部が見えないように、可動体210の側部を外から覆うように形成されている。
【0071】
(スイッチ設置部)
図10は取り付けられた状態の入賞口スイッチの周辺を前後方向を含む垂直面で切断したときの遊技盤の部分断面図である。
【0072】
図7及び図10に示すように、外周フランジ133にはスイッチ設置部160及び作業用開口170が設けられている。スイッチ設置部160は、入賞口スイッチ309の前端面部309cが後方から嵌め込まれるように凹部状に形成されている。作業用開口170は、スイッチ設置部160の後方位置にあって、入賞口スイッチ309の着脱作業をするときに、入賞口スイッチ309を通すための開口である。
【0073】
スイッチ設置部160には係止部161が設けられている。係止部161は、復元力を有し、復元力により入賞口スイッチ309の後端面部309dに係止するように閉じることで、入賞口スイッチ309がスイッチ設置部160から後方へ抜け出ようとするのを阻止する。
【0074】
入賞口スイッチ309を後方位置から作業用開口170を通してスイッチ設置部160に嵌め込むとき、また、入賞口スイッチ309をスイッチ設置部160から作業用開口170を通して後方へ抜き出すとき、その復元力に抗して係止部161を開けばよく、入賞口スイッチ309の着脱作業が容易となる。
【0075】
(基板載置部)
図11は主制御基板及びサブ統括制御基板が装着された遊技盤の右側面図、図12は主制御基板及びサブ統括制御基板が装着された遊技盤の平面図、図13は、主制御基板及びサブ統括制御基板が外された遊技盤を斜め後方から見たときの斜視図である。
【0076】
図5〜図9、及び、図11〜図13に示すように、裏ユニット110の外縁部130には基板載置部140が設けられている。裏ユニット110の外縁部130は、右側縁部(図5に示す左側の縁部)、左側縁部(図5に示す右側の縁部)、上縁部、下縁部を有している。ここでは、基板載置部140は、裏ユニット110の右側縁部に設けられている。
【0077】
図7及び図8に示すように、基板載置部140は、遊技盤70の後面に向かって下り傾斜をなし、入賞口スイッチ309に対しサブ統括制御基板320が後方から重なるように、かつ、設置スペース120の方に傾けられた状態になるように載置される斜面部141を有している。
【0078】
斜面部141は、第1斜面部141aと、第2斜面部141bとを有している。第1斜面部141aは、外周壁132の一部(サブ統括制御基板320の横の長さ分に相当する部分)を後方向(Z2方向)に対して左方(X1方向)に所定角度だけ傾斜させることにより形成されている。
【0079】
第1斜面部141aは、裏ユニット110の中央部側の位置(図8で右側の位置)に配置され、サブ統括制御基板320の下面323が当接するように形成されている。
【0080】
第2斜面部141bは、外周フランジ133の一部を(サブ統括制御基板320の横の長さ分に相当する部分)後方向(Z2方向)に対して右方(X2方向)に所定角度だけ傾けるようにして形成される。
【0081】
第2斜面部141bは、裏ユニット110の外縁部130側の位置(図8で左側の位置)に、第1斜面部141aと対向するように配置され、サブ統括制御基板320の前側面324が当接するように形成されている。
【0082】
第1斜面部141aと、第2斜面部141bとの大小関係は以下の通りである。
遊技盤70の後面に対する第1斜面部141aの傾斜角度をθ1、第2斜面部141bの傾斜角度をθ2とするとき、θ1、θ2は次の関係を有する。
θ1>θ2
【0083】
ケース321の下面323と前側面324とが直角(90°)に交叉し、下面323に第1斜面部141aが当接し、前側面324に第2斜面部141bが当接することから、θ1、θ2を加算した角度(θ1+θ2)は、2直角(180°)から直角(90°)を減算した値(90°=180°−90°)となる。
【0084】
θ1は、45°≦θ1≦85°であることが好ましく、55°≦θ1≦65°であることがより好ましい。
【0085】
次に、傾斜角度θ1=60°として、サブ統括制御基板320が後方(Z2方向)へ突出する量について検討する。なお、ケース321の縦の長さを”L”とし、さらに、L=120mmとする。
【0086】
仮に、サブ統括制御基板320を後方向(Z2方向)に対し左方(X1方向)に傾けないとき、突出量を”LZ0”とすると、突出量LZ0は、ケース321の縦の長さLに相当する量となる(LZ0=120mm)。
【0087】
これに対して、サブ統括制御基板320を左方(X1方向)へ傾けた状態で載置したとき、突出量を”LZ1”とすると、突出量LZ1は、L*sin60°の式で表される(LZ1≒104mm)。
【0088】
すなわち、サブ統括制御基板320を左方に傾けることにより、傾けないときに比べて、突出量がLZ0−LZ1に相当する分だけ減少する(LZ0−LZ1=16mm(120mm−104mm))。
【0089】
次に、サブ統括制御基板320が左方(Z1方向:設置スペースの方)へ進出する量について検討する。進出量をLxとし、なお、θ1=60°とし、ケース321の縦の長さを”L”とし、さらに、L=120mmとする。ここでは、ケース321の厚さ25mmを考慮しないものとする。
【0090】
進出量Lxは、L*cos60°の式で表すことができる。すなわち、Lx=60mmとなる。それにより、サブ統括制御基板320が左方へ大幅に変位せず、設置スペース120が設けられる領域が大幅に狭められるのを防止することが可能となる。
【0091】
以上に、サブ統括制御基板320の後方突出量を抑えることを目的とする構成について説明した。
【0092】
次に、同じ目的を達成するために組み合わされた3つの構成について図8、図9及び図11から図13を参照して説明する。
【0093】
図8、図9及び図13に示すように、サブ統括制御基板320が入賞口スイッチ309の後方に重なるように載置されている(第1の構成)。さらに、第2斜面部141bは、遊技盤70の後面からの後方への高さ方向において、図8に示す低所部141cと図9に示す高所部141dとを有する(第2の構成)。低所部141cと高所部141dとの高低差は、約18mmである。
【0094】
図11〜図13に示すように、第2斜面部141bに約18mmの高低差に対応して、ケース321の前側面324には、段差部324aが設けられている(第3の構成)。段差部324aにより、高所部141dに当接するケース321の前側面324は、低所部141cに当接するケース321の前側面324に対して約18mmの深さに相当する凹部になっている。
【0095】
仮に、高低差及び段差部324aを設けなければ、基板載置部140にサブ統括制御基板320を載置するとき、短手方向の長さ(約15mm)だけ後方へ突出する入賞口スイッチ309に干渉させないよう、サブ統括制御基板320を約15mm以上後方へ変位させてから載置する必要がある。これに対し、約18mmの高低差及び段差部324aを設けたので、サブ統括制御基板320を約15mm以上後方へ変位させてから載置する必要がない。すなわち、突出量が約15mm減少する。
【0096】
以上の3つの構成の組み合わせにより、サブ統括制御基板320の後方への突出量を抑えることが可能となる。また、サブ統括制御基板320を変位させずに基板載置部140に載置しても、入賞口スイッチ309と干渉するおそれがない。
【0097】
また、サブ統括制御基板320の後方への突出量を抑えることで、その分だけ、可動演出装置200の駆動機構等を大型化することができ、それにより、演出の興趣を向上させることが可能となる。
【0098】
以上のように、第1に、入賞口スイッチ309がその長手方向を遊技盤70の後面に沿うように配置されることにより、入賞口スイッチ309の突出量が約15mm減少する。第2に、サブ統括制御基板320を左方へ傾けた状態(θ1=60°)で載置することにより、突出量が約16mm減少する。第3に、上記3つの構成の組み合わせにより、突出量が約15mm減少する。すなわち、サブ統括制御基板320の突出量は、全体的に約46mm減少する(=15mm+16mm+15mm)。
【0099】
(不正アクセス防止構造)
次に、入賞口スイッチ309に対する不正アクセスを防止する構造について説明する。
【0100】
裏ユニット110の外縁部130により、外部からアクセスし難い内部スペースが画成されていることについては前述した。しかしながら、図10に示すように、外周フランジ133には作業用開口170が開設され、スイッチ設置部160に装着された入賞口スイッチ309を作業用開口170に通して、後方へ抜き出すことが可能となる。
【0101】
しかし、以下の構造により、入賞口スイッチ309に対する不正アクセスが困難となる。スイッチ設置部160の右端の壁が、裏ユニット110の外縁壁134の一部を構成している。また、前述したように、スイッチ設置部160に装着された入賞口スイッチ309に対し、サブ統括制御基板320が後方から重なるように配置されている。
【0102】
それにより、入賞口スイッチ309は、その右方(X2方向)の位置が外縁壁134、その前方(Z1方向)の位置が遊技盤70、後方(Z2方向)の位置がサブ統括制御基板320により囲まれた空間に配置されている。なお、入賞口スイッチ309の左方(X1方向)には、外周壁132に開設された挿通口180が位置している。しかし、入賞口スイッチ309の左方(X1方向)の位置(設置スペース120側の位置)から挿通口180を通して、入賞口スイッチ309に対するアクセスは元々困難となっている。
【0103】
したがって、入賞口スイッチ309が外部から囲まれた内部スペースの中に配置されているので、外部から入賞口スイッチ309に不正にアクセスするのを困難とすることが可能となる。
【0104】
(コネクタ)
図7に示すように、入賞口スイッチ309に対して裏ユニット110の中央部側の位置(可動演出装置200が収容された設置スペース120側の位置)から接続され、入賞球が通過したときの信号を主制御基板310へ導くリード線309jが延設されたコネクタ309iが設けられている。
【0105】
このように設けられたコネクタ309iを入賞口スイッチ309から外すためには、元々アクセスするのが困難な裏ユニット110の中央部側の位置から行う必要があるため、入賞口スイッチ309に対する不正なアクセスが困難となる。
【0106】
さらに、コネクタ309iを抜き差しするためには、可動演出装置200を外した上で、設置スペース120の方からコネクタ309iを入賞口スイッチ309に抜き差しする必要があるので、入賞口スイッチ309に対する不正なアクセスが困難となる。
【0107】
(リード線)
次に、リード線309jが配置される構成について図7を参照して説明する。
前述したように、底壁131に連続し、その位置から前方(Z1方向)に立ち上がった外周壁132等により、設置スペース120が画成されている。また、この外周壁132の一部を傾斜させることにより第1斜面部141aが形成されている。さらに、外周壁1132と可動体210との間の隙間には遮光部材150が設けられている。
【0108】
リード線309jは、第1斜面部141aを含む外周壁132の内面側に配置されている。具体的には、リード線309jは、外周壁132と遮光部材150との間の隙間に沿って配置されている。そのため、その隙間をリード線309jの引き回しスペースとして有効に利用することが可能となる。また、リード線309jが外周壁132に対しその内面側(左方:X1方向)に配置されているため、外部からリード線309jに対して不正なアクセスするのが困難となる。
【0109】
なお、前記実施形態では、サブ統括制御基板320を傾けた状態で載置する基板載置部140を示したが、これに限らず、他の制御基板300であっても良い。
【0110】
また、斜面部141が第1斜面部141a及び第2斜面部141bの両方を備えるものを示したが、制御基板300を傾けた状態で載置可能なものであれば、いずれか一方であっても良い。
【符号の説明】
【0111】
1 遊技機
70 遊技盤
71 外レール
72 内レール
74 遊技領域
75 装飾ランプ
76 入賞口
77 アウト球口
78 図柄表示部
79 始動口
80 大入賞口
80a 開閉扉
100 センター役物
100a 開口
110 裏ユニット
120 設置スペース
130 外縁部
131 底壁
132 外周壁
133 外周フランジ
140 基板載置部
141 斜面部
141a 第1斜面部
141b 第2斜面部
141c 低所部
141d 高所部
150 遮光部材
160 スイッチ設置部
170 作業用開口
180 挿通口
200 可動演出装置
210 可動体
220 後部
300 制御基板
307 スイッチ
308 ソレノイド
309 入賞口スイッチ
309a 上面部
309b 下面部
309c 前端面部
309d 後端面部
309e 左端面部
309f 右端面部
309g ソケット
309h 通過口
309i コネクタ
309j リード線
310 主制御基板
320 サブ統括制御基板
321 ケース
322 上面
323 下面
324 前側面
324a 段差部
325 後側面
326 上側面
327 下側面
330 演出表示制御基板
340 音声・ランプ制御基板
350 図柄表示基板
351 特別図柄表示装置
352 普通図柄表示装置
360 賞球残数表示基板
361 賞球残数表示装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可動体の動作により演出を行う可動演出装置を遊技盤に備えた遊技機において、
前記可動演出装置の演出を含む遊技を制御する制御基板と、
前記遊技盤の後面に配置された裏ユニットと、
前記遊技盤の前面側を流下する遊技球を入賞球としてその後面側に通す入賞口と、
前記入賞球が通過したとき信号を出力する入賞口スイッチと、
を有し、
前記裏ユニットは、
その中央部に画成された前記可動演出装置用の設置スペースと、
その外縁部に設けられ、前記制御基板が載置される基板載置部と、
を備え、
前記入賞口スイッチは、長尺状に形成され、その長手方向が前記遊技盤の後面に沿うように設置され、
前記基板載置部は、前記遊技盤の後面に向かって下り傾斜をなし、前記設置された前記入賞口スイッチに対し前記制御基板が後方から重なるように、かつ、前記設置スペースの方に傾けられた状態になるように載置される斜面部を有する
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記制御基板は、板状に形成され、上面、下面、及び側面を有し、
前記基板載置部は、
前記裏ユニットの中央部側の位置に配置され、前記制御基板の上面又は下面が当接する第1斜面部と、
前記裏ユニットの外縁部側の位置に、前記第1斜面部と対向するように配置され、前記制御基板の側面が当接する第2斜面部と、
を有し、
前記遊技盤の後面に対する前記第1斜面部の傾斜角度は、前記第2斜面部の傾斜角度より大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記裏ユニットの外縁には外壁が設けられ、
前記入賞口スイッチは、その外側が前記外壁、前側が前記遊技盤、後側が前記制御基板により囲まれた空間に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記入賞口スイッチに対して前記裏ユニットの中央部側から接続され、前記信号を前記制御基板へ導くリード線が延設されたコネクタをさらに有することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記リード線は、前記第1斜面部の内面側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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