説明

遊技用システム

【課題】間接税額の徴収を行なわず端数額が生じない状況において、オフライン状態時に遊技者がカードを取り忘れる不都合を極力防止することである。
【解決手段】消費税を徴収する場合(K≠0の場合)に、オフライン状態で一発貸しを行なってその結果端数額が零となった場合に、オンライン残額有りフラグが記録されていることを条件としてそのカードやコインが遊技者に返却され、管理残額のあるカードやコインを遊技者に確実に返却できる一方、管理残額のないカードやコインの無駄な返却を防止できる。また、間接税を徴収しない場合(K=0の場合)、端数額が生ずることがなく、そのような場合に、オフライン状態でカードやコインの玉貸ユニットへの受付が禁止され(S6015でYESと判断されS6015でカードを返却)、遊技者がカードやコインを取り忘れる不都合を極力防止することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体を個々に識別可能な記録媒体識別情報に対応付けて遊技媒体の貸与に使用される残額を管理する管理装置と、
遊技機に対応して設けられ、
前記管理装置と通信できる通信可能状態であるか通信できない通信不可能状態であるかを検知する通信可否検知手段と、
該通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記記録媒体を受付け、該受付けた記録媒体の記録媒体識別情報に対応付けて前記管理装置で管理されている残額である管理残額の範囲内で遊技媒体を貸与するための記録媒体貸与処理を行なうとともに、前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときに貨幣を受付け、該受付けた貨幣の金額である受付貨幣額の範囲内で遊技媒体を貸与するための貨幣貸与処理を行なう貸与処理手段と、を有する遊技用装置と、
を備え、
該遊技用装置は、
遊技媒体の貸与に使用される使用額に対する間接税額を徴収する間接税徴収モードまたは間接税額を徴収しない間接税非徴収モードのいずれかに設定可能に構成され、
前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときに貨幣を受付けたことに基づいて、前記間接税徴収モードに設定されているときには前記受付貨幣額から、前記残額を遊技媒体の貸与に使用する際の予め定められた一単位である単位使用額と該単位使用額に対応する間接税額との合算額である税込単位額の整数倍に相当する貸与対象額と、該税込単位額未満の端数額とを特定する一方、前記間接税非徴収モードに設定されているときには前記受付貨幣額の全てを貸与対象額として特定する第1の特定処理を行なう特定手段を有し、さらに、
遊技者の操作によることなく、前記第1の特定処理により特定された貸与対象額分の遊技媒体を貸与するための処理を、前記貨幣貸与処理として前記貸与処理手段により行ない、
前記間接税徴収モードに設定されているときにおいて、前記記録媒体貸与処理の対象となった記録媒体の管理残額が零でないことを条件として、前記受付けた記録媒体に該管理残額が零でない旨を示す管理残額有り情報を記録して排出する第1の排出処理を行なうとともに、前記第1の特定処理により特定された端数額を特定可能な端数情報を前記記録媒体に記録して排出する第2の排出処理を行なう記録媒体排出処理手段と、
前記記録媒体に前記管理残額有り情報が記録されているか否かを判定する管理残額有り情報記録判定手段と、をさらに有し、
前記間接税徴収モードに設定されているときでかつ前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときに前記端数情報が記録された記録媒体を受付け、さらに貨幣を受付けたことに基づいて、該端数情報により特定される端数額と前記受付貨幣額との合算額から、前記貸与対象額を特定すると共に、前記端数額を新たに特定する第2の特定処理を前記特定手段により行ない、
遊技者の操作によることなく、該第2の特定処理により特定された貸与対象額分の遊技媒体を貸与するための合算額貸与処理を前記貸与処理手段により行ない、
前記管理残額有り情報記録判定手段により前記管理残額有り情報が記録されていると判定されたことを条件として前記端数額が零の記録媒体を排出する処理を前記記録媒体排出処理手段により行ない、
前記間接税非徴収モードに設定されているときにおいて、前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときには、前記記録媒体を受付けないことを特徴とする、遊技用システム。
【請求項2】
前記遊技用装置は、
前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに受付けた記録媒体の管理残額が零でないか否かを、少なくとも当該記録媒体の受付中において管理する管理残額有無管理手段をさらに有し、
前記間接税徴収モードに設定されているときにおいては、前記記録媒体の受付後に前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知したときにも前記記録媒体の受付を継続し、
前記管理残額有無管理手段で前記記録媒体の管理残額が零でない旨を管理しておりかつ遊技者からの記録媒体の排出操作を受付けたことを条件として、前記第1の排出処理を前記記録媒体排出処理手段により行なうことを特徴とする、請求項1に記載の遊技用システム。
【請求項3】
前記遊技用装置は、
前記通信可否検知手段により通信不可能状態を検知しているときに前記端数情報が記録された記録媒体を受付け、さらに貨幣を受付けたことに基づいて、該端数情報により特定される端数額と前記受付貨幣額との合算額が前記税込単位額以上であるか否かを判定する合算額判定手段をさらに有し、
該合算額判定手段により税込単位額以上であると判定されたことを条件として、前記受付けた貨幣を回収し、前記特定手段による第2の特定処理を行なう一方、前記合算額判定手段により税込単位額未満であると判定されたことを条件として、前記受付けた貨幣を返却し、前記特定手段による第2の特定処理を行なわないことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の遊技用システム。
【請求項4】
前記遊技用装置は、前記間接税徴収モードに設定されているときにおいて、前記通信可否検知手段により通信可能状態を検知しているときに前記端数情報が記録された記録媒体を受付けたことに基づいて、当該受付けた記録媒体の記録媒体識別情報と端数情報とを前記管理装置に送信し、
前記管理装置は、受信した記録媒体識別情報に対応する管理残額と受信した端数情報により特定される端数額とを合算し、該合算額を前記遊技用装置における記録媒体貸与処理に使用させるための処理を行なうことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の遊技用システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【公開番号】特開2008−36013(P2008−36013A)
【公開日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−212214(P2006−212214)
【出願日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】