説明

遠赤焙煎ゴマ油の製造方法及び遠赤焙煎ゴマ油並びにこれを調合したゴマ油

【課題】
得られる遠赤焙煎ゴマ油の品質ばらつきを軽減し、また酸化安定性を向上することができる遠赤焙煎ゴマ油の製造方法及びこの製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油並びにこの遠赤焙煎ゴマ油を調合したゴマ油を提供する。
【解決手段】
生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉を用いて焙煎するに際し、生ゴマ種子の水分を4.50〜6.99重量%に調整し、水分調整した生ゴマ種子を160〜205℃の到達最高品温で焙煎した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は遠赤焙煎ゴマ油の製造方法及び遠赤焙煎ゴマ油並びにこれを調合したゴマ油に関する。ゴマ油には、生ゴマ種子を焙煎してから搾油した焙煎ゴマ油と、生ゴマ種子を焙煎することなく搾油した非焙煎ゴマ油とがある。そして焙煎ゴマ油には、生ゴマ種子をロータリーキルン等で間接熱風焙煎してから搾油した間接熱風焙煎ゴマ油と、生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉で焙煎してから搾油した遠赤焙煎ゴマ油とがある。近年、遠赤焙煎ゴマ油は、間接熱風焙煎ゴマ油に比べて、淡い色調、マイルドな香味及びゴマ油固有の甘味を有することから、その需要が増加している。本発明はかかる遠赤焙煎ゴマ油の製造方法及び遠赤焙煎ゴマ油並びにこれを調合したゴマ油に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、遠赤焙煎ゴマ油の製造方法として、生ゴマ種子を遠赤外線加熱炉を用いて到達最高品温160〜205℃で焙煎する方法(例えば特許文献1参照)、生ゴマ種子を遠赤外線コンベアー炉を用いて140℃で10分間加熱する方法(例えば特許文献2参照)、生ゴマ種子を遠赤外線コンベアー炉を用い上下から遠赤外線を照射して焙煎する方法(例えば特許文献3参照)等が提案されている。
【0003】
ところが、これらの従来法には、原料である生ゴマ種子の産地や収穫年度等による大きな品質ばらつきに起因して、得られる遠赤焙煎ゴマ油の品質ばらつきが大きく、また酸化安定性も不充分という問題がある。
【特許文献1】特開平3−41194号公報
【特許文献2】特開平4−363393号公報
【特許文献3】特開平8−23934号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、得られる遠赤焙煎ゴマ油の品質ばらつきを軽減し、また酸化安定性を向上することができる遠赤焙煎ゴマ油の製造方法及びこの製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油並びにこの遠赤焙煎ゴマ油を調合したゴマ油を提供する処にある。
【0005】
しかして本発明者らは、上記の課題を解決するべく研究した結果、生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉を用いて焙煎するに際し、生ゴマ種子の水分を所定の割合に調整し、そして水分調整した生ゴマ種子を所定の到達最高品温で焙煎することが正しく好適であることを見出した。
【0006】
すなわち本発明は、生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉を用いて焙煎してから搾油する遠赤焙煎ゴマ油の製造方法において、水分を4.50〜6.99重量%に調整した生ゴマ種子を160〜205℃の到達最高品温で焙煎することを特徴とする遠赤焙煎ゴマ油の製造方法に係る。
【0007】
また本発明は、前記した本発明の製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油に係る。
【0008】
更に本発明は、前記した本発明の遠赤焙煎ゴマ油を20重量%以上、また生ゴマ種子を焙煎することなく搾油した非焙煎ゴマ油を80重量%以下の割合で調合した、下記の数1で示されるロビボンド色相値(20℃)が20〜100の範囲にあるゴマ油に係る。
【0009】
【数1】

【0010】
数1において、
R:赤色セルの観測数字
Y:黄色セルの観測数字
B:青色セルの観測数字
【0011】
本発明の製造方法では、生ゴマ種子の水分を4.50〜6.99重量%、好ましくは5.00〜6.50重量%に調整し、かくして水分調整した生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉で焙煎する。したがって、水分が4.50重量%未満の生ゴマ種子は所定範囲の水分となるよう加湿する。かかる加湿に用いる装置としては、竪型円筒多段加湿機、箱型加湿機等が挙げられる。逆に水分が6.99重量%超の生ゴマ種子は所定範囲の水分となるよう除湿する。かかる除湿に用いる装置としては、竪型円筒多段乾燥機、横型円筒多段乾燥機、バンド流動層乾燥機等が挙げられる。かかる加湿又は除湿による生ゴマ種子の水分調整は焙煎直前から焙煎の6〜24時間前に行なうのが好ましい。ここで水分は、基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)に記載された水分測定試験方法に準拠して測定した値である。
【0012】
前記のような水分調整の対象となる生ゴマ種子としては、通常のゴマ加工工程において選別や精選等の前処理工程を経た皮付きゴマ種子、これを洗浄及び乾燥した洗いゴマ種子、表皮を剥皮した皮剥きゴマ種子等が挙げられる。これらの生ゴマ種子の水分調整に際しては産地や品種等で区分する必要はない。
【0013】
本発明の製造方法では、前記のように水分調整した生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉で焙煎するが、かかる焙煎を焙煎した種子の到達最高品温が160〜205℃、好ましくは180〜205℃の範囲となるように行なう。焙煎したゴマ種子は、通常は加熱炉から排出した時点で到達最高品温となるが、加熱炉から排出後、焙煎したゴマ種子をそのまま保温性の良い容器やパイプに導き、熱放射され難い状況におくと、蓄熱によって品温のオーバーシュートがおこり、そこで到達最高品温になることがある。本発明の製造方法において到達最高品温は、双方を含むものであるが、操作上、特に焙煎したゴマ種子の到達最高品温を所期の通り確実に調節する上で、焙煎後に加熱炉から排出したゴマ種子を直ちに冷風等で冷却するのが好ましい。また加熱炉内の雰囲気温度は、焙煎したゴマ種子に所望する到達最高品温によって適宜に調節するが、余り低温にすると、焙煎に長い時間がかかり、逆に余り高温にすると、ゴマ種子の到達最高品温を所期の通りに調節し難くなるので、200〜250℃の範囲にするのが好ましい。
【0014】
本発明の製造方法では、以上のように水分調整した生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉を用いて焙煎した後、焙煎したゴマ種子を搾油し、例えば公知のエキスペラーを用いて圧搾搾油し、遠赤焙煎ゴマ油を得る。搾油後に、夾雑物を除去する目的で、通常は簡単な濾過を行なうが、例えば公知のフィルタープレスを通すが、更に未変性の蛋白質等を除去する目的で脱ガム処理を行なう必要はない。
【0015】
本発明の製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油は、品質のばらつきが少なく、酸化安定性に優れる。具体的には、淡い色調、マイルドな香味及び固有の甘味を有し、しかも貯蔵中に濁りや沈澱物を生ぜず、また調理時に発泡性が低いという利点を安定して有する。
【0016】
本発明の製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油は前記したように淡い色調を有するものであるが、その色相値として前記の数1で示されるロビボンド色相値(20℃)が30〜100の範囲にあるものが好ましい。ここでロビボンド色相値は基準油脂分析試験方法(日本油化学協会編)に記載されたロビボンド法−人工光源法に準拠して測定した結果を数1で算出した値である。
【0017】
本発明の製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油は、前記したような品質や酸化安定性が保持される範囲内において、非焙煎ゴマ油と調合することもできる。この場合、非焙煎ゴマ油は生ゴマ種子を焙煎することなく搾油したものであり、通常は更に脱酸、脱色及び脱臭処理したものであって、かかる非焙煎ゴマ油を80重量%以下(したがって遠赤焙煎ゴマ油は20重量%以上)の割合で調合した、数1で示されるロビボンド色相値が20〜100の範囲にあるゴマ油とするが、遠赤焙煎ゴマ油を30〜70重量%、また非焙煎ゴマ油を70〜30重量%の割合で調合した、数1で示されるロビボンド色相値が25〜75の範囲にあるゴマ油とするのが好ましい。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、品質のばらつきを軽減し、酸化安定性を向上した遠赤焙煎ゴマ油を得ることができ、具体的には淡い色調、マイルドな香味及び固有の甘味を有し、しかも貯蔵安定性に優れ、発泡性の低い遠赤焙煎ゴマ油を安定して得ることができるという効果がある。
【0019】
以下、本発明の構成及び効果をより具体的にするため、実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施例及び比較例において、部は重量部を、また%は重量%を意味する。
【実施例】
【0020】
試験区分1(生ゴマ種子の調製)
・生ゴマ種子(P−1)の調製
常法により精選した水分3.70%のナイジエリア産生ゴマ種子500kgを、竪型多段加湿機に供し、焙煎6時間前に、水分5.50%に調整した。これを生ゴマ種子(P−1)とした。
【0021】
・生ゴマ種子(P−2)、(P−3)及び(P−9)の調製
生ゴマ種子(P−1)の調製と同様にして、生ゴマ種子(P−2)、(P−3)及び(P−9)を調製した。
【0022】
・生ゴマ種子(P−4)の調製
常法により精選した水分7.34%の中国産生ゴマ種子500kgを、流動層乾燥機に供し、焙煎1時間前に、水分6.35%に調整した。これを生ゴマ種子(P−4)とした。
【0023】
・生ゴマ種子(P−5)及び(P−8)の調製
生ゴマ種子(P−4)の調製と同様にして、生ゴマ種子(P−5)及び(P−8)を調製した。
【0024】
・生ゴマ種子(P−6)の調製
常法により精選した中国産生ゴマ種子500kgを、常法により洗浄及び乾燥して水分7.81%の洗いゴマ種子とした。この洗いゴマ種子を流動層乾燥機に供し、焙煎1時間前に、水分6.44%に調整した。これを生ゴマ種子(P−6)とした。
【0025】
・生ゴマ種子(P−7)の調製
常法により精選した中国産生ゴマ種子500kgを、常法により剥皮処理して水分3.98%の皮剥きゴマ種子とした。この皮剥きゴマ種子を竪型多段加湿機に供し、焙煎1時間前に、水分5.22%に調整した。これを生ゴマ種子(P−7)とした。
【0026】
・生ゴマ種子(P−10)の調製
前記の生ゴマ種子(P−1)500kgと前記の生ゴマ種子(P−4)500kgとを混合して、生ゴマ種子(P−10)を調製した。以上で調製した各生ゴマ種子の内容を表1にまとめて示した。
【0027】
試験区分2(遠赤焙煎ゴマ油の製造)
試験区分1で調製した各生ゴマ種子を各生ゴマ種子毎で五つに分割し、それぞれを次のように焙煎及び搾油して、各生ゴマ種子毎で5点の遠赤焙煎ゴマ油を得た。各生ゴマ種子毎の焙煎条件を表1にまとめて示した。
【0028】
・焙煎
加熱炉として、金属発熱線をインモールドした面状セラミックスヒータ(日本ガイシ社製のインフラスタインヒータ、登録商標)、内部に穴空き攪拌板を有し且つ表面に0.7mm角の複数の貫通孔を設けたロータリードラム、生ゴマ種子の投入ホッパ、強制排気装置へと接続した排気口、焙煎ゴマ種子の排出口、及び排出口に設けた品温センサ、以上を装備した遠赤外線加熱炉を用いた。この遠赤外線加熱炉が所定のヒータ温度及び炉内雰囲気温度になったとき、投入ホッパから炉内へ生ゴマ種子を投入して焙煎した。焙煎中に発生する煙や塵埃等を排気口から強制排気しつつ、排出口における焙煎ゴマ種子の品温が所定温度となるように、炉内滞留時間を調節した。そして排出口から排出した遠赤焙煎ゴマ種子を直ちに冷風で冷却した。したがってこの場合には、排出口における焙煎ゴマ種子の品温が到達最高品温である。
【0029】
・搾油
焙煎したゴマ種子を110〜120℃で水蒸気蒸煮した後、エキスペラー式圧搾搾油機を用いて搾油し、次いでフィルタープレスを用い夾雑物を濾別して、遠赤焙煎ゴマ油を得た。
【0030】
【表1】

【0031】
表1において、
R−1:常法により精選した水分7.10%の中国産生ゴマ種子
R−2:常法により精選した水分3.20%のブルキナファソ産生ゴマ種子
R−3:常法により精選した水分3.91%のガンビア産生ゴマ種子/常法により精製した水分7.10%の中国産生ゴマ種子=50/50(重量比)の混合物
【0032】
試験区分3(遠赤焙煎ゴマ油の評価)
試験区分2で製造した各生ゴマ種子毎で5点の遠赤焙煎ゴマ油について、ロビボンド色相値、酸化安定性等を次のように評価した。結果を表2及び表3にまとめて示した。
【0033】
・ロビボンド色相値
基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)に記載されたロビボンド法−人工光源法に準拠して測定した結果を前記の数1で算出した。結果は平均値と変動係数で示した。
【0034】
・酸化安定性
基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)に記載されたAOM試験方法に準拠して測定した。結果は過酸化物価が100になる時間(時)を、平均値と変動係数で示した。
【0035】
・発泡性
遠赤焙煎ゴマ油100mlを300mlのトールビーカーに採り、これを熱源上にのせて加熱し、温度計で軽くかきまぜながら油温を130℃にした。油温を130℃に保持しつつ、揚種(新鮮なジャガ芋を1cm角に切り、軽く水洗いし、充分水切りしたもの)を5個投入しては2分間揚げ、続いて5個投入しては2分間揚げるという操作を合計6回行なって最後の5個を投入したときに発生する泡の状態を肉眼観察し、次の基準で判定した。
1:大きな泡が揚種の周囲に発生するが、油面に残らず、次々と消える
2:やや消え難い泡を生ずるが、油面全体を覆うには到らない
3:消え難い泡が油面全体を覆う
【0036】
・清澄度
遠赤焙煎ゴマ油を透明ガラス瓶に入れて密栓し、25℃の暗所に100日間放置したものを肉眼観察して、次の基準で判定した。
5:極めて清澄である
4:清澄である
3:ほぼ清澄である
2:僅かに濁りや沈澱物が認められる
1:濁りや沈澱物が著しい
【0037】
・香味
製造直後の遠赤焙煎ゴマ油と、清澄度の評価に用いた遠赤焙煎ゴマ油とについて、香味を官能試験により次の基準で評価した。結果は50名の評価員による平均点を四捨五入して示した。
5:極めてまろやかなゴマ特有の香味とピーナッツ様の芳香を呈す
4:まろやかなゴマ特有の香味を有す
3:ゴマ特有の香味がやや強い
2:ややこげ臭と苦味を呈する
1:こげ臭と苦味の外に酸敗臭がある
【0038】
・酸価及び過酸化物価
基準油脂分析試験法(日本油化学協会編)に記載された試験方法に準拠して測定した。結果は平均値で示した。
【0039】
【表2】

【0040】
【表3】

【0041】
試験区分4(ゴマ油の調製)
試験区分2で製造した実施例1〜3の遠赤焙煎ゴマ油(各例とも5点)又は比較例1〜3の遠赤焙煎ゴマ油(各例とも5点)と、次のように製造した非焙煎ゴマ油とを、表4に記載の割合で調合してゴマ油を調製した。調製した各ゴマ油の内容を表4にまとめて示した。
【0042】
・非焙煎ゴマ油の製造
試験区分1で調製した生ゴマ種子(P−1)を焙煎することなく、試験区分2と同様に搾油して粗油を得た(搾油工程)。搾油した粗油に水酸化ナトリウム水溶液を加えて攪拌し、生成したソーダ油滓をシャープレス式遠心分離機を用いて分離除去した後、油分を遊離の水酸化ナトリウムがなくなるまで温水で洗浄した(脱酸及び水洗工程)。そして脱酸及び水洗工程を経た油分に活性炭及び活性白土を加えて減圧下に加熱脱色した後、濾滓をフィルタープレスを用いて分離除去した(脱色工程)。最後に脱色工程を経た油分をガードラー式脱臭装置を用いて220〜230℃で処理した後(脱臭工程)、濾過して非焙煎ゴマ油を得た。
【0043】
【表4】

【0044】
試験区分5(ゴマ油の評価)
試験区分4で調製した各ゴマ油について、試験区分3と同様に評価した。結果を表5及び表6にまとめて示した。
【0045】
【表5】

【0046】
【表6】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
生ゴマ種子を遠赤外線を熱源とする加熱炉を用いて焙煎してから搾油する遠赤焙煎ゴマ油の製造方法において、水分を4.50〜6.99重量%に調整した生ゴマ種子を160〜205℃の到達最高品温で焙煎することを特徴とする遠赤焙煎ゴマ油の製造方法。
【請求項2】
水分を5.00〜6.50重量%に調整した生ゴマ種子を焙煎する請求項1記載の遠赤焙煎ゴマ油の製造方法。
【請求項3】
請求項1又は2記載の製造方法によって得られる遠赤焙煎ゴマ油。
【請求項4】
下記の数1で示されるロビボンド色相値(20℃)が30〜100の範囲にある請求項3記載の遠赤焙煎ゴマ油。
【数1】

(数1において、
R:赤色セルの観測数字
Y:黄色セルの観測数字
B:青色セルの観測数字)
【請求項5】
請求項4記載の遠赤焙煎ゴマ油を20重量%以上、また生ゴマ種子を焙煎することなく搾油した非焙煎ゴマ油を80重量%以下の割合で調合した、数1で示されるロビボンド色相値(20℃)が20〜100の範囲にあるゴマ油。
【請求項6】
遠赤焙煎ゴマ油を30〜70重量%、また非焙煎ゴマ油を70〜30重量%の割合で調合した、数1で示されるロビボンド色相値(20℃)が25〜75の範囲にある請求項5記載のゴマ油。

【公開番号】特開2006−75117(P2006−75117A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−264821(P2004−264821)
【出願日】平成16年9月13日(2004.9.13)
【出願人】(000210654)竹本油脂株式会社 (138)
【Fターム(参考)】