遮熱断熱木毛セメント板

【課題】木毛セメント板は、屋根、壁等の下地材として主に防火を目的に使用されているが、遮熱や断熱性能は低く、これらを必要とする場合には、別に遮熱材や断熱材を併用する必要があった。本発明の目的は、高遮熱高断熱性の木毛セメント板を提供することである。
【解決手段】木毛セメント板２の片面又は両面に、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材１を取り付けた遮熱断熱木毛セメント板であり、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材１外面から来た輻射熱は、大半進入面側に反射されてしまう為、木毛セメント板２を通過する熱量は非常に少なくなる。また、板１，２内の空気層が断熱効果を生み出す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、建築材料として使われている木毛セメント板の片面又は両面に、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取り付けた遮熱断熱木毛セメント板である。
【背景技術】
【０００２】
木毛セメント板を、遮熱材や断熱材として使われているものはない。
【発明の開示】

【発明が解決しようとしてる課題】
【０００３】
木毛セメント板は、屋根、壁の外装下地材として主に防火の目的で使用されているが、遮熱や断熱性能は低く、これらを必要とする場合は、別に遮熱材や断熱材を併用する必要があった。
本発明は、この問題を解決しようとするものである。
【課題を解決する為の手段】
【０００４】
木毛セメント板の片面又は両面に、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取り付けた遮熱断熱木毛セメント板である。
【発明の効果】
【０００５】
アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を、木毛セメント板の片面に取り付けると、両外面から来た輻射熱は大半侵入面側に反射されてしまう為、木毛セメント板を通過する量は非常に少ない。これにより、高遮熱の木毛セメント板とすることが出来る。
又、木毛セメント板の両面に、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取り付けると、両外面から来た輻射熱は大半侵入面側に反射されるばかりか、板内の空気層が断熱効果を生み出し、高遮熱高断熱材として使用することができる。、
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】木毛セメント板の両面にアルミホイル等輻射熱に対して高反射の素材を取り付けた遮熱断熱木毛セメント板の断面図である。
【符号の説明】
【０００７】
１アルミホイル等
２木毛セメント板

【特許請求の範囲】
【請求項１】
木毛セメント板の片面又は両面に、アルミホイル等輻射熱に対して高反射率の素材を取り付けた遮熱木毛セメント板

【図１】