説明

重要度情報を反映した検索結果リスト提供方法およびそのシステム

本発明は、検索エンジンで遂行される検索結果提供方法およびそのシステムに関し、より詳細には、検索エンジンでユーザ端末機から入力された所定のキーワードに対応する検索結果リストを加工することにおいて、重要度情報を反映して検索結果リストを生成するための方法およびそのシステムに関する。本発明によると、正確度および該当コンテンツの登録時間情報を反映した重要度情報に基づいて検索結果リストを提供することができる検索結果提供方法およびそのシステムを提供することができるという技術的効果を得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検索エンジンで遂行される検索結果提供方法およびそのシステムに関し、より詳細には、検索エンジンでユーザ端末機から入力された所定のキーワードに対応する検索結果リストを加工することにおいて、重要度情報を反映して検索結果リストを生成するための方法およびそのシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
当業者にとっては周知のように、検索結果提供システムで遂行される最も一般的な検索サービス方式は、キーワード検索方式である。このようなキーワード検索サービスを提供する検索結果提供システムは、ユーザからキーワードが入力されると、前記キーワードを含む検索結果(例えば、前記キーワードを含むウェブサイト、前記キーワードを含む記事、前記キーワードを含むファイル名を有する画像など)をユーザ端末機に提供する。
【0003】
このような従来の検索結果提供方法およびそのシステムによると、通常、ユーザ端末機から入力された特定キーワードに対する検索結果リストを提供するのに、一つ以上のコンテンツを登録日順または所定の正確度算出アルゴリズムによって算出された正確度順で配列している。図1および図2には、このような従来の検索結果提供方法によって加工された検索結果リストの一例が示されている。
【0004】
図1を参照すると、通常の検索結果リスト提供方法において、所定のキーワードを含むコンテンツを検索した後、検索された一つ以上のコンテンツを“登録時間順で”提供する方法が示されている。
【0005】
また、図2には、通常の検索結果リスト提供方法において、所定のキーワードを含むコンテンツを検索した後、検索された一つ以上のコンテンツを“正確度順で”提供する方法が示されている。このような従来技術による“正確度順で”検索結果リストを提供する方法では、次の方式を用いる。まず、入力されたキーワードクエリが該当コンテンツにどれ程含まれているかを探索する。該探索を介して、該当キーワードが該当コンテンツに示される頻度、該当コンテンツ内で前記キーワードが示される位置、関連コンテンツ文章の構造などを数値化する。このとき、前記コンテンツの長さ、リンクの深さ(depth)、リンク度、非リンク度、人気度、該当コンテンツ自体の構成情報(アダルトまたはスパム性コンテンツであるか)などを考慮して数値化する。また、場合よっては、該当コンテンツ供給者の推薦データ入力を正確度の算定に反映することもある。一例として、検索エンジン運営者のエディタが推薦したコンテンツの場合は、コンテンツの入力時にエディタが自社のサービス項目または推薦内容に対して正確度数値を調整することで該当コンテンツに対する露出頻度が増加するように実施されてよい。上述した情報を個別的に分析して所定のアルゴリズムによって数値化し、数値化されたデータを正規化(normalization)して、0から1(または0%から100%)の間の値で定義するようにする。このように定義された値を正確度データとして用いることができる。
【0006】
上述した通常の検索結果提供方法は、大きく二種類の方式で整理することができる。
【0007】
(1)該当キーワードクエリを用いてコンテンツを検索して正確度を算出した後、正確度値の結果に基づいて検索された一つ以上のコンテンツをソーティング(並べ替え)する。
【0008】
(2)該当キーワードクエリを用いてコンテンツを検索して正確度を算出した後、正確度値の結果を有する一つ以上のコンテンツをコンテンツ登録データベースに登録された日時情報(または該当コンテンツの入力時間情報)に基づいてソーティングする。
【0009】
このような従来技術による検索結果提供方法およびそのシステムによると、時間概念が重要なコンテンツ、すなわち、ニュース記事コンテンツまたは時宜性を有する知識検索コンテンツの場合は、単純な正確度基準整列または登録日基準整列では正確な検索結果を検索し難いという問題点がある。一例として、ユーザが“特許”というキーワードを用いて上述した時宜性を有するコンテンツを検索する場合、従来の検索結果提供方法によると、正確度順または登録日順でのみ検索結果リストを閲覧させるため、“特許”というキーワードに対して正確度は高いが登録日順でソーティングされていない検索結果リストを閲覧したり、反対に、登録日は早いが正確度順でソーティングされていない検索結果リストを閲覧せざるを得ず、ユーザとしては自分が所望するコンテンツを検索するために多数の検索結果リストページを検索しなければならないという不便さがある。
【0010】
また、他の一例として、ユーザが“最近人気のある映画”が何であるかに対するウェブコンテンツ(ウェブページコンテンツ、ニュース記事コンテンツ、または知識検索コンテンツなど)を利用しようとする場合、従来の検索結果リスト提供方法によると、人気のある映画に対して時間概念が反映されていない正確度順でソーティングされた検索結果リストをユーザに提供したり、反対に、人気のある映画に対して正確度概念が反映されていない登録日時順でソーティングされた検索結果リストをユーザに提供せざるを得ないため、ユーザとしては自分が所望する検索結果の提供を受け難いという問題点がある。このような問題点により、より早くより正確な検索結果リストを所望するユーザが使用する上で、多くの不便や不満を招来している。
【0011】
また、最近、前記のような利用が活性化している個人携帯端末機を用いたモバイル検索サービスの場合、ユーザの立場においては、自分が所望するコンテンツを検索するために検索結果リストを閲覧する時間が長くなる恐れがあるため、不必要な通信費用が増加するという問題点が生じるようになる。
【0012】
上述した問題点により、現在、一般的なサービスとなっている検索結果リスト提供方法において、ユーザの立場で初期の検索結果リストから自分が所望する情報の検索が可能である、より進歩した検索結果リスト提供方法が求められている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するために案出されたものであって、正確度および該当コンテンツの登録時間情報を反映した重要度情報に基づいて検索結果リストを提供することができる検索結果提供方法およびそのシステムを提供することを目的とする。
【0014】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムは、時宜性が求められる場合、該当コンテンツの正確度と該当コンテンツの登録日時情報を用い、時宜性を含みつつ正確度を有する検索結果リストをユーザに提供することを目的とする。
【0015】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムは、重要度情報に基づいた検索結果リストをユーザに提供することで、ユーザが感じる検索結果リストの正確性を高めることを目的とする。
【0016】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムは、該当コンテンツに時間副詞が含まれている場合、該時間副詞を分析し、現在時点を基準として所定期間が経過したコンテンツに対してはその重要度順位を低くすることでユーザに最新の情報を反映した検索結果リストを提供することを目的とする。
【0017】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムは、個人携帯端末機を用いたモバイル検索サービスにおいて、ユーザが検索を所望する所定のキーワードクエリに対して正確かつ最新の情報を反映した検索結果リストを提供することで、モバイル検索サービスの利用にかかる通信費用を節減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明の第1実施形態に係る検索エンジンで所定の検索結果リストをユーザに提供する方法は、一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースを維持する段階と、時刻情報を維持するタイマー手段および時差情報を変数にする選定された(predetermined)時間関数を保存する時間関数テーブルを維持する段階(前記時差情報は、前記コンテンツの登録日時情報と前記時刻情報の差異値である)と、前記ユーザの端末機からキーワードの入力を受ける段階と、前記コンテンツ保存データベースを参照して前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索する段階と、前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する段階と、前記コンテンツ情報データベースを参照して前記検索されたコンテンツの前記登録日時情報を検索する段階と、前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定する段階と、前記時間関数テーブルを参照して前記算定された時差情報に対応する時間関数値を算定する段階と、前記算出された正確度と前記算定された時間関数値を演算して前記検索されたコンテンツに対する重要度情報を算定する段階と、前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列して検索結果リスト情報として加工する段階と、を含むことを特徴とする。
【0019】
また、本発明の第2実施形態に係る検索エンジンで所定の検索結果リストをユーザに提供する方法は、一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースを維持する段階と、選定された一つ以上の時間副詞キーワードおよび前記時間副詞キーワードに対応する選定された加重値を保存している時間副詞キーワードデータベースを維持する段階と、時刻情報を維持するタイマー手段を維持する段階と、前記ユーザの端末機からキーワードの入力を受ける段階と、前記コンテンツ保存データベースを参照して前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索する段階と、前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する段階と、前記コンテンツ情報データベースを参照して前記検索されたコンテンツの前記登録日時情報を検索する段階と、前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定する段階と、前記検索されたコンテンツに対して前記時間副詞キーワードデータベースに保存された前記時間副詞キーワード抽出を遂行する段階と、前記コンテンツから前記時間副詞キーワードが抽出された場合、前記時間副詞キーワードデータベースを参照して前記抽出された時間副詞キーワードおよび前記算定された時差情報に対応する前記加重値を読み出す段階と、前記算定された正確度と前記読み出された加重値を演算して重要度情報を算定する段階と、前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列(sorting)して検索結果リスト情報として加工する段階と、を含むことを特徴にする。
【0020】
また、本発明の好ましい一実施形態に係る検索エンジンで所定の検索結果リストをユーザに提供するシステムは、一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースと、時刻情報を維持するタイマー手段と、所定の時差情報によって選定された(predetermined)時間関数値を保存する時間関数テーブル(前記時差情報は、前記コンテンツの登録日時情報と前記時刻情報の差異値である)と、前記ユーザの端末機からキーワードの入力を受け、これに対応する検索結果リスト情報を前記端末機に送信するインターフェイス部と、前記コンテンツ保存データベースを参照して前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの前記登録日時情報を検索するデータベース検索部と、前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する正確度算出部と、前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定し、前記時間関数テーブルを参照して前記算定された時差に対応する時間関数値を算定し、前記算出された正確度と前記算定された時間関数値を演算して前記検索されたコンテンツに対する重要度情報を算定する重要度情報算定部と、前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列して検索結果リスト情報として加工する検索結果加工部と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0021】
本発明によると、正確度および該当コンテンツの登録時間情報を反映した重要度情報に基づいて検索結果リストの提供が可能な検索結果提供方法およびそのシステムを提供することができるという技術的効果を得ることができる。
【0022】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムによると、検索結果に対して時宜性が求められる場合、該当コンテンツの正確度と該当のコンテンツの登録日時情報を用いて、時宜性を含みつつ正確度を有する検索結果リストをユーザに提供することができるという技術的効果を得ることができる。
【0023】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムによると、重要度情報に基づいた検索結果リストをユーザに提供することで、ユーザが感じる検索結果リストの正確性を高めることができるという効果を得ることができる。
【0024】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムによると、該当コンテンツに時間副詞が含まれている場合、このような時間副詞を分析し、現在時点を基準として所定期間が経過したコンテンツに対してはその重要度順位を低くすることで、ユーザに最新の情報を反映した検索結果リストを提供することができるという技術的効果を得ることができる。
【0025】
また、本発明に係る検索結果提供方法およびそのシステムによると、個人携帯端末機を用いたモバイル検索サービスにおいて、ユーザが検索を所望する所定のキーワードクエリに対して正確かつ最新の情報を反映した検索結果リストを提供することで、モバイル検索サービスの利用にかかる通信費用を節減することができるという技術的効果を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい一実施形態に係る重要度情報を用いた検索結果リスト提供方法およびそのシステムに対して詳述する。
【0027】
図3は、本発明の一実施形態に係る検索サービスシステムのネットワーク連結を示した図である。ユーザは、個人用コンピュータまたは個人携帯端末機を含むユーザ端末機310aまたは310bを用いて有線/無線通信網を介して検索結果リスト提供システム300に接続してキーワードを入力する。検索結果リスト提供システム300は、前記キーワードに対応するキーワード検索結果をユーザ端末機310aまたは310に送信する。また、本実施形態に係る検索結果リスト提供システム300は、前記入力されたキーワードに対する検索結果を重要度情報によってソーティングしてユーザ端末機310aまたは310bに更に送信する。ユーザ端末機310b、すなわち個人携帯端末機は、PDA(Personal Digital Assistant)、ハンドヘルド(handheld)PC、携帯電話などのように所定の通信モジュールを備えて所定のマイクロプロセッサを搭載するものであって、所定の演算能力を備えた端末機を通称している。
【0028】
図4および図5は、本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【0029】
図4および図5を参照すると、本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法は、次の段階を含んで構成される。
【0030】
段階401では、本発明に係る検索結果提供システムは、一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースを維持する。前記登録日時情報とは、所定のコンテンツ提供者などから、または本発明に係るシステムで所定のウェブページデータ、ニュース記事データ、または知識検索データが入力された/を入力した時刻情報を意味したり、該当データがデータベースに登録された時刻情報を意味したりする。
【0031】
また、段階402では、本発明に係る検索結果提供システムは、時刻情報を維持するタイマー手段および所定の時差情報を変数にする選定された(predetermined)時間関数を保存する時間関数テーブルを維持する。前記時間関数テーブルに記録された前記時差情報は、前記コンテンツの登録日時情報と前記タイマー手段に維持される前記時刻情報の差を意味する。一例として、前記時刻情報は、現在の時間情報としたり、システム運営者または検索エンジン利用者から自分が所望する任意の時刻情報の入力を受けて、これをタイマー手段に記録したりする。
【0032】
図6は、本発明の第1実施形態で用いられる時差情報に対応する時間関数値を記録する時間関数テーブルの一例を示した図である。図6を参照すると、本発明の一実施形態に係る時間関数テーブルは、所定の時差情報に対応する時間関数値を記録している。一例として、前記時差情報が3時間である場合、これに対応する時間関数値は0.98である。このような時間関数値は、時差情報が増加するにつれて減少する値を有する。これは、該当コンテンツが登録された日時情報が現在の時間情報から遠くなるほど該当コンテンツの時間関数値が減少することを意味する。本発明の一実施形態によると、前記時間関数テーブルは、時差情報に対応する時間関数値の形態で作成されたり、時差情報を変数にする時間関数自体を記録して該当時差情報に対応する時間関数値を演算することができるように作成されたりする。
【0033】
図6に示された時間関数テーブルを作成するために用いられたり、時間関数テーブルに記録される時間関数の整形化したモデルの一例が、図7ないし図11に示されている。
【0034】
図7ないし図11は、本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法で用いられるモデリングされた時間関数の一例を示した図である。
【0035】
図7には、図6に示された時間関数値を算定するために用いられるモデリングされた時間関数の一例が示されている。図7に示された時間関数は1次関数であって、時差情報(t)が0である場合は所定の切片を取り、時差情報が大きくなるにつれて時間関数値が次第に減少するというモデルの一例である。
【0036】
図8には、図6に示された時間関数値を算定するために用いられるモデリングされた時間関数の一例が示されている。図8に示された時間関数は矩形関数であって、時差情報(t)が0である場合は所定の切片を取り、所定の時差情報に対してはBの値を有していたが、時差情報がT以上になる場合には、時間関数値が0または0に接近した一定値を有するというモデルの一例である。
【0037】
図9には、図6に示された時間関数値を算定するために用いられるモデリングされた時間関数の一例が示されている。図9に示された時間関数は2次関数であって、時差情報(t)が0である場合は所定の切片を取り、時差情報が大きくなるにつれて時間関数値が次第に減少するというモデルの一例である。
【0038】
図10には、図6に示された時間関数値を算定するために用いられるモデリングされた時間関数の一例が示されている。図10に示された時間関数は指数関数であって、時差情報(t)が0である場合は所定の切片を取り、時差情報が大きくなるにつれて時間関数値が次第に減少するというモデルの一例である。
【0039】
図11には、図6に示された時間関数値を算定するために用いられるモデリングされた時間関数の一例が示されている。図11に示された時間関数はガウス型(Gaussian)関数であって、時差情報(t)が0である場合は所定の切片を取り、時差情報が大きくなるにつれて時間関数値が次第に減少するというモデルの一例である。
【0040】
このように、図7ないし図11に示されたモデリングされた時間関数は、基本的に時差情報が大きくなるにつれて時間関数値が減少するものであり、場合によって多様な関数が用いられる。また、図7ないし図11に示された時間関数の例は、時差情報が大きくなるにつれて時間関数値が0に収束するものと示されているが、このような一例は一時的なものであって、場合によっては0でない値を有するように柔軟に変形可能であることは明らかであろう。
【0041】
図4に戻り、段階403では、ユーザ端末機から該当ユーザが検索を所望する所定のキーワードの入力を受ける。段階404では、本発明に係る検索結果リスト提供システムは、該当キーワードを受信し、前記コンテンツ保存データベースを参照して前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索する。段階405では、該当キーワードを含む一つ以上のコンテンツに対して選定された正確度算出アルゴリズムによって前記キーワードに対する該当のコンテンツの正確度を算出する。段階405で遂行される正確度算出アルゴリズムは、上述したように、入力されたキーワードクエリが該当コンテンツにどれ程含まれているかを探索し、該探索を介して該当のキーワードが該当コンテンツに示される頻度、該当コンテンツ内で前記キーワードが示される位置、関連コンテンツ文章の構造などを数値化し、数値化されたデータを正規化(normalization)して0から1(または0%から100%)の間の値で定義するという方法で遂行される。このような正確度算出アルゴリズムは、既知のアルゴリズムが用いられたり、本発明の目的によって変形した正確度算出アルゴリズムが用いられたりする。
【0042】
次に、段階406では、前記コンテンツ保存データベースを参照して、前記検索されたコンテンツの前記登録日時情報を検索する。段階407では、段階406で検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定する。段階407で時差情報を算定する方法は、前記時刻情報から前記登録日時情報を減算し、前記登録日時情報から前記時刻情報までどれ程経過したのかを判断する。
【0043】
図5を参照すると、段階408では、段階407で算定された時差情報によって前記時間関数テーブルを参照し、前記算定された時差情報に対応する時間関数値を算定する。上述したように、前記時間関数テーブルは、図7ないし図11、または本発明による時間関数概念をモデリングすることができる多様な時間関数を用いて計算された所定の時差に対応する時間関数値を記録することができ、前記時間関数自体を記録して算定された時差情報に対応する時間関数値を演算するように具現される。段階408では、特定時差情報(一例として、3Hours 37Minutesなど)が前記時間関数テーブルに記録されていない場合があるが、このような場合、該当時間関数テーブルの時差情報フィールドの近似値(一例として、3Hoursおよび4Hours)を読み出して近似化することで、時間関数値が決まるように動作することができる。
【0044】
段階409では、段階405で算出された正確度および段階408で算定された時間関数値を演算して、本発明による重要度情報を算定する。段階409で遂行される演算は乗算過程であったりし、場合によっては、正確度または時間関数値に所定の加重値を乗算し、該当コンテンツの正確度を優先するのか、または時差情報を優先するのかを決めることができるように具現される。
【0045】
段階410では、段階409で算定された重要度情報に基づいて一つ以上のコンテンツをソーティングし、段階411では、前記ソーティングされたコンテンツによって検索結果リスト情報を加工する。段階411は、各検索エンジンで用いられる検索結果リストフォーマットによって遂行され、一つのウェブページにいくつの検索結果を含ませるのか、該当検索結果をどの程度まで詳しく記載するのかなどは、場合によって多様な変形または修正があり得る。このような検索結果リスト情報加工において、段階409で算定された重要度情報が所定の閾値(threshold)以下である場合には、該当コンテンツを前記検索結果リスト情報から除外することも可能である。
【0046】
段階412では、段階411で加工された検索結果リスト情報は、インターネットまたは移動通信網などの有線/無線通信網を介してユーザ端末機に送信され、ユーザはユーザ端末機のブラウザ手段を介してディスプレイされる検索結果リスト情報を閲覧することができるようになる。
【0047】
図4および図5で説明している段階は例示的なものであり、このようなフローチャートが本発明に係る検索結果リスト提供方法の時系列的な具現方法を限定しているものではないことは明らかであろう。その一例として、段階404と段階406はその順序を変更することも可能であるし、並列的にコンテンツ情報データベースから該当情報(コンテンツまたは登録日時情報)を持ってくるように具現可能であることは明らかであろう。
【0048】
図12および図13は、本発明の第2実施形態に係る検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【0049】
図12および図13を参照すると、本発明の第2実施形態に係る検索結果リスト提供方法は、次の段階を含んで構成される。
【0050】
段階1201では、本発明に係る検索結果提供システムは、一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースを維持する。前記登録日時情報は、所定のコンテンツ提供者から、または本発明によるシステムで所定のウェブページデータ、ニュース記事データ、または知識検索データが入力された/を入力した時刻情報を意味したり、該当データがデータベースに登録された時刻情報を意味したりする。
【0051】
また、段階1202では、本発明に係る検索結果提供システムは、時刻情報を記録しているタイマー手段および選定された一つ以上の時間副詞キーワードおよび前記時間副詞キーワードに対応する選定された加重値を保存している時間副詞キーワードデータベースを維持する。前記時間副詞キーワードデータベースに記録された前記時間副詞キーワードは“今日”、“明日”、“昨日”、“近来”、“最近”、“この頃”、“2004年5月8日”など、該当コンテンツに含まれた時間を表現するあらゆる副詞を意味する。本発明による時間副詞キーワードデータベースは、このような時間副詞キーワードに対応して所定の加重値を共に記録している。また、前記タイマー手段に記録される前記時刻情報は、一例として、現在の時間情報としたり、システム運営者または検索エンジン利用者から自分が所望する任意の時刻情報の入力を受けて、これをタイマー手段に記録したりする。
【0052】
図14は、本発明の第2実施形態で用いられる所定の時間副詞キーワード別に時差情報に対応する加重値を記録している時間副詞キーワードデータベースの一例を示した図である。
【0053】
図14を参照すると、本発明の一実施形態による時間副詞キーワードデータベースは、所定の時間副詞キーワード、これに対応して選定された(predetermined)時差情報に対応する加重値を記録している。一例として、前記時間副詞キーワードが“今日”であり、時差情報が1である場合、これに対応する加重値は0.99である。このような加重値は、時間副詞キーワードの種類によって相違して指定されるものであって、時差情報が大きくなるにつれて減少する値を有したりする。これは、時間副詞キーワードごとに相違して指定されるが、該当コンテンツが登録された日時情報が前記タイマー手段に記録された時刻情報から遠くなるほど該当コンテンツの加重値が減少することを意味する。
【0054】
図12に戻り、段階1203では、ユーザ端末機から該当ユーザが検索を所望する所定のキーワードの入力を受ける。段階1204では、本発明に係る検索結果リスト提供システムは、該当キーワードを受信し、前記コンテンツ保存データベースを参照して前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索する。段階1205では、該当キーワードを含む一つ以上のコンテンツに対して選定された正確度算出アルゴリズムによって前記キーワードに対する該当コンテンツの正確度を算出する。段階1205で遂行される正確度算出アルゴリズムは、図4で詳述したものと同一の方式が用いられてもよい。
【0055】
次に、段階1206では、前記コンテンツ情報データベースを参照して、前記検索されたコンテンツの前記登録日時情報を検索する。段階1207では、段階1206で検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定する。段階1207で時差情報を算定する方法は、時刻情報から前記登録日時情報を減算し、前記登録日時情報から時刻情報までどれ程経過したのかを判断する。
【0056】
段階1208では、前記検索された一つ以上のコンテンツから前記時間副詞キーワードデータベースに保存された時間副詞キーワードを抽出する。段階1209では、該当コンテンツから抽出された時間副詞キーワードに対して前記時間副詞キーワードデータベースを参照して、前記時間副詞キーワードおよび段階1207で算定された時差情報に対応する加重値を読み出す。段階1209で、該当コンテンツに含まれた時間副詞キーワードの数またはその種類が一つ以上である場合、読み出された加重値を所定のアルゴリズムによって演算して、該当コンテンツに対する最終加重値を算定することができるように具現される。このようなアルゴリズムは、本発明に係る検索結果リスト提供システムの運営者によって適切に考案されて用いられることができる。
【0057】
図13を参照すると、段階1210では、段階1205で算出された正確度および段階1209で読み出された加重値を演算して、本発明による重要度情報を算定する。段階1210で遂行される演算は乗算過程であってよく、場合によっては、正確度または加重値に所定の第2加重値を乗算し、該当コンテンツの正確度を優先するか、または時間副詞キーワード関連加重値を優先するかを決めるように具現される。
【0058】
段階1211では、段階1210で算定された重要度情報に基づいて一つ以上のコンテンツをソーティングし、段階1212では、前記ソーティングされたコンテンツによって検索結果リスト情報を加工する。段階1212は各検索エンジンで用いられる検索結果リストフォーマットによって遂行され、一つのウェブペイジにいくつの検索結果を含ませるのか、該当検索結果をどの程度まで詳しく記載するのかなどは、場合によって多様な変形または修正があり得る。
【0059】
段階1213では、段階1212で加工された検索結果リスト情報は、インターネットまたは移動通信網などの有無線通信網を介してユーザ端末機に送信され、ユーザは、ユーザ端末機のブラウザ手段を介してディスプレイされる検索結果リスト情報を閲覧することができるようになる。
【0060】
図12および図13で説明している段階は例示的なものであり、このようなフローチャートが本発明による検索結果リスト提供方法の時系列的な具現方法を限定しているものでないことは明らかであろう。
【0061】
図15および図16は、本発明の第1実施形態および第2実施形態を結合した検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【0062】
図15および図16に示された方法は、図4および図5に示された第1実施形態と、図12および図13に示された第2実施形態の混合型(hybrid)方式であって、詳細には、本発明による重要度情報算定において(1)正確度、(2)時間関数値、(3)加重値をすべて考慮する方式に関する。
【0063】
基本的に、図15に示された段階1501ないし段階1509および図16に示された段階1510および段階1511は、図4および図5、図12および図13で詳述したフローと同一である。各段階に対する説明は、図4および図5、図12および図13で詳述した説明に置き換える。以下では、本混合型方式による段階のうち、段階1501ないし段階1511を介して得られた(1)正確度、(2)時間関数値、(3)加重値を考慮して、重要度情報を算定する段階1512を中心として説明する。
【0064】
段階1512は、上述したように、段階1501ないし段階1511を介して得られた(1)正確度、(2)時間関数値、(3)加重値をすべて考慮して重要度情報を算定する段階である。このような正確度、時間関数値、加重値は、本発明に係る検索結果リスト提供システムの運営者によって、第2加重値情報を介して各情報のうちのどのような情報を中心として該当コンテンツに対する検索結果リストを構成するのかが決められる。その一例として、正確度を中心とした検索結果リストを構成しようとする場合には、第2加重値を正確度:時間関数値:加重値に対して0.7、0.2、0.1とそれぞれ付与することで、正確度が中心となった重要度情報を算定することができるようになる。
【0065】
段階1513では、段階1512で算定された重要度情報に基づいて一つ以上のコンテンツをソーティングし、段階1514では、前記ソーティングされたコンテンツによって検索結果リスト情報を加工する。
【0066】
段階1515では、段階1514で加工された検索結果リスト情報は、インターネットまたは移動通信網などの有無線通信網を介してユーザ端末機に送信され、ユーザは、ユーザ端末機のブラウザ手段を介してディスプレイされる検索結果リスト情報を閲覧することができるようになる。
【0067】
上述したように、図15および図16に示された本発明に係る混合型検索結果リスト提供方法は例示的なものであり、このようなフローチャートが本発明による検索結果リスト提供方法の時系列的な具現方法を限定しているものでないことは明らかであろう。
【0068】
図17は、本発明に係る検索結果リスト提供方法が遂行された結果、ユーザ端末機に提供される検索結果リスト情報の一例を示した図である。
【0069】
図17を参照すると、図1および図2に示されたものとは異なり、検索結果リストソーティング方式タップに“重要度順レビュー”1710が含まれている。また、場合によって検索結果リストページには、従来の方式である“正確度順レビュー”、“日付順レビュー”1720が含まれることがあり、ユーザの便宜のために、検索結果リストの該当検索コンテンツに対しては、該当コンテンツの重要度情報1730が共に併記されたりする。
【0070】
図18は、本発明に係る重要度情報を反映した検索結果リスト提供システムの一例を示した構成ブロック図である。
【0071】
本発明の好ましい一実施形態に係る検索結果提供システム1800は、大きく、コンテンツ情報データベース1810と、時間副詞キーワードデータベース1820と、時間関数値テーブル1830と、タイマー手段1840と、検索結果加工部1850と、重要度情報算定部1851と、加重値情報算出部1852と、データベース検索部1860と、インターフェイス部1870と、正確度算出部1802と、データベース管理部1803と、を含んで構成される。
【0072】
コンテンツ情報データベース1810は、一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しており、時間副詞キーワードデータベース1820は、選定された一つ以上の時間副詞キーワード、前記時間副詞キーワードに対する選定された(predetermined)加重値を保存している。時間副詞キーワードデータベース1820の構造は、図14で詳述した構造と同一であり、図14に示された構造の多様な変形または応用構成を用いることができる。
【0073】
時間関数値テーブル1830は、所定の時差情報を変数にする選定された(predetermined)時間関数を保存するものであって、前記時差情報は、前記コンテンツの登録日時情報と前記タイマー手段に記録された前記時刻情報の差異値であってよい。
【0074】
タイマー手段1840は、時刻情報を維持する。本発明の一実施形態によると、前記時刻情報は、グリニッジ標準時を基準とした現在時間情報であったり、システム運営者または検索エンジン利用者から自分が所望する任意の時刻情報の入力を受け、これをタイマー手段に記録したりする。
【0075】
検索結果加工部1850は、一つ以上のコンテンツを本発明によって算定された重要度情報によって整列し、検索結果リスト情報として加工する役割を担当する。
【0076】
データベース検索部1860は、前記コンテンツ保存データベースを参照して前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索し、前記コンテンツの前記登録日時情報を検索する機能を担当する。
【0077】
インターフェイス部1870は、ユーザの端末機(個人用コンピュータまたは個人携帯端末機)から所定のキーワードクエリの入力を受け、コンテンツ情報データベースを検索して前記キーワードクエリに対応する検索結果リスト情報を前記端末機に送信する機能を担当する。
【0078】
キーワード抽出部1801は、インターフェイス部1870で受信されたキーワードを用いて前記コンテンツに対するキーワード抽出または時間副詞キーワードデータベース1820に記録された時間副詞キーワードを用いて前記コンテンツに対する時間副詞キーワード抽出を遂行する。このように、キーワード抽出結果は、正確度算出部1802および加重値情報算出部1852に送信される。
【0079】
正確度算出部1802は、前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する機能を担当する。このような正確度算出基準は、上述したように、入力されたキーワードクエリが該当コンテンツにどの程度含まれているかを探索し、このような探索を介して該当キーワードが該当のコンテンツに示される頻度、該当コンテンツ内で前記キーワードが示される位置、関連コンテンツ文章の構造などを数値化し、数値化されたデータを正規化(normalization)して、0から1(または0%から100%)の間の値として定義するという方法で遂行される。このような正確度算出アルゴリズムは、既知のアルゴリズムが用いられたり、本発明の目的によって変形された正確度算出アルゴリズムが用いられたりする。
【0080】
重要度情報算定部1851は、前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定し、前記時間関数テーブルを参照して前記算定された時差情報に対応する時間関数値を算定し、前記算出された正確度と前記算定された時間関数値を演算して前記検索されたコンテンツに対する重要度情報を算定する機能を担当する。また、加重値情報算出部1852で、算出された加重値を上述した正確度および時間関数値と共に演算して重要度情報を算定するように動作する。
【0081】
加重値情報算出部1852は、キーワード抽出部1801で前記コンテンツに含まれた前記時間副詞キーワードを抽出した場合、時間副詞キーワードデータベース1820を参照して、前記時間副詞キーワードに対する前記加重値を読み取る機能を担当する。上述したように、このような加重値は、システム運営者が設定した第2加重値情報によって調整可能に具現される。
【0082】
データベース管理部1803は、上述したデータベース1810、1820を管理するためのデータベース管理モジュールを含むものであって、本発明による検索結果リスト提供システム1800のデータベース管理部1803は、オラクル(Oracle)(登録商標)、インフォミックス(Infomix)、サイベース(Sybase)(登録商標)、DB2(登録商標)のようなリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)や、ゲムストン(Gemston)、オリオン(Orion)、O2などのようなオブジェクト指向データベース管理システム(OODBMS)を用いて本発明の目的に適合するように具現可能である。
【0083】
また、本発明の実施形態は、コンピュータにより具現される多様な動作を実行するためのプログラム命令を含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。前記媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含むこともできる。前記媒体およびプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知であり使用可能なものであってもよい。
【0084】
図19は、本発明に係る検索結果リスト提供方法およびそのシステムに採用される汎用コンピュータの内部ブロック図である。
【0085】
コンピュータシステム1900は、主記憶装置(一般的には、random access memoryまたはRAM1920)および主記憶装置(一般的には、read only memoryまたはROM1930)を含む記憶装置と連結される一つ以上のプロセッサ1910(中央処理装置またはCPUとも呼ばれる)を含む。本技術分野において広く知られているように、ロム1930は、データおよび命令を単一方向にCPUに送信する役割をし、ラム1920は通常、データおよび命令を双方向的な方法で送信するのに用いられる。これら主記憶装置は、両方とも前記したコンピュータ読み取り可能な媒体のあらゆる好適な形態を含むことができる。大容量記憶装置(Mass Storage)1940は、双方向的にCPUに連結され、追加的なデータ保存能力を提供し、前記したコンピュータ読み取り可能な媒体のいずれかを含むことができる。大容量記憶装置1940は、プログラム、データなどを記憶するのに用いられ、通常、主記憶装置より速度が遅いハードディスク等の補助記憶装置である。CD−ROM1960などの特定の大容量記憶装置が単一方向にCPUにデータを送ることもある。プロセッサ1910は、ビデオモニタ、トラックボール、マウス、キーボード、マイクロフォン、タッチスクリーン型ディスプレイ、カード読み取り機、磁気または紙テープ読み取り機、音声または筆記認識機、ジョイスティック、または他のコンピュータなどの他の公知の入力装置のような一つ以上の入出力装置を含むインターフェイス1950と連結される。最後に、プロセッサ1910は、ネットワークインターフェイス1970に一般的に示されるようなネットワーク接続を用いてコンピュータまたは無線通信ネットワークに接続されてもよい。このようなネットワーク接続を介して、前記した方法の手順を実行することにより、CPUが前記ネットワークから情報の入力を受けたり、前記ネットワークに情報を出力したりすることが意図される。前記した装置および道具は、コンピュータハードウェアおよびソフトウェア技術分野の当業者にとって周知である。
【0086】
前記したハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために一以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成される。
【0087】
上述したように、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、該当の技術分野において熟練した当業者にとっては、特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正および変更させることができることを理解することができるであろう。
【0088】
すなわち、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲に基づいて定められ、発明を実施するための最良の形態により制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【0089】
【図1】従来技術に係る検索結果提供システムにおいて、ユーザ端末機に提供される検索結果リスト情報の一例を示した図である。
【図2】従来技術に係る検索結果提供システムにおいて、ユーザ端末機に提供される検索結果リスト情報の一例を示した図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る検索結果提供システムのネットワーク連結を示した図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態で用いられる時差情報に対応する時間関数値を記録する時間関数テーブルの一例を示した図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法において用いられるモデリングされた時間関数の一例を示した図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法において用いられるモデリングされた時間関数の一例を示した図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法において用いられるモデリングされた時間関数の一例を示した図である。
【図10】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法において用いられるモデリングされた時間関数の一例を示した図である。
【図11】本発明の第1実施形態に係る検索結果リスト提供方法において用いられるモデリングされた時間関数の一例を示した図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【図13】本発明の第2実施形態に係る検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【図14】本発明の第2実施形態で用いられる所定の時間副詞キーワード別の時差情報に対応する加重値を記録している時間副詞キーワードデータベースの一例を示した図である。
【図15】本発明の第1実施形態および第2実施形態を結合した検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【図16】本発明の第1実施形態および第2実施形態を結合した検索結果リスト提供方法を示したフローチャートである。
【図17】本発明に係る検索結果リスト提供方法が遂行された結果、ユーザ端末機に提供される検索結果リスト情報の一例を示した図である。
【図18】本発明による重要度情報を反映した検索結果リスト提供システムの一例を示した構成ブロック図である。
【図19】本発明に係る検索結果リスト提供方法およびそのシステムに採用される汎用コンピュータ装置の内部ブロック図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
検索エンジンで所定の検索結果リストをユーザに提供する方法において、
一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースを維持する段階と、
時刻情報を維持するタイマー手段および時差情報を変数にする選定された時間関数を保存する時間関数テーブルを維持する段階(前記時差情報は、前記コンテンツの登録日時情報と前記時刻情報の差である)と、
前記ユーザの端末機からキーワードの入力を受ける段階と、
前記コンテンツ保存データベースを参照して、前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索する段階と、
前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する段階と、
前記コンテンツ保存データベースを参照して、前記検索されたコンテンツの前記登録日時情報を検索する段階と、
前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定する段階と、
前記時間関数テーブルを参照して、前記算定された時差情報に対応する時間関数値を算定する段階と、
前記算出された正確度と前記算定された時間関数値を演算して、前記検索されたコンテンツに対する重要度情報を算定する段階と、
前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列して検索結果リスト情報として加工する段階と、
を含むことを特徴とする検索結果リスト提供方法。
【請求項2】
選定された一つ以上の時間副詞キーワードを保存している時間副詞キーワードデータベースを維持する段階を更に含み、
前記算出された正確度と前記算定された時間関数値を演算して前記検索されたコンテンツに対する前記重要度情報を算定する前記段階は、
前記検索されたコンテンツに対して前記時間副詞キーワードデータベースに保存された前記時間副詞キーワード抽出を遂行する段階と、
前記コンテンツから前記時間副詞キーワードが抽出された場合、前記算定された重要度情報に所定の加重値を乗算する段階と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項3】
前記時間関数テーブルは、前記時差情報に対応する前記時間関数値を記録することを特徴とする請求項1に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項4】
前記時間関数値は、前記時差情報を変数にする1次関数、指数関数、2次関数、矩形関数、ガウス型関数のうちのいずれか一つの関数を用いて算定されることを特徴とする請求項1に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項5】
検索エンジンで所定の検索結果リストをユーザに提供する方法において、
一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースを維持する段階と、
選定された一つ以上の時間副詞キーワードおよび前記時間副詞キーワードに対応する選定された加重値を保存している時間副詞キーワードデータベースを維持する段階と、
時刻情報を維持するタイマー手段を維持する段階と、
前記ユーザの端末機からキーワードの入力を受ける段階と、
前記コンテンツ保存データベースを参照して、前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツを検索する段階と、
前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する段階と、
前記コンテンツ情報データベースを参照して、前記検索されたコンテンツの前記登録日時情報を検索する段階と、
前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定する段階と、
前記検索されたコンテンツに対して前記時間副詞キーワードデータベースに保存された前記時間副詞キーワード抽出を遂行する段階と、
前記コンテンツから前記時間副詞キーワードが抽出された場合、前記時間副詞キーワードデータベースを参照して、前記抽出された時間副詞キーワードおよび前記算定された時差情報に対応する前記加重値を読み出す段階と、
前記算定された正確度と前記読み出された加重値を演算して重要度情報を算定する段階と、
前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列して検索結果リスト情報として加工する段階と、
を含むことを特徴とする検索結果リスト提供方法。
【請求項6】
前記加重値は0より大きくて1より小さい値であることを特徴とする請求項2または5に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項7】
前記正確度を算出する前記段階において、前記所定の正確度算出基準は、前記コンテンツに含まれた前記キーワードの個数、前記キーワードの位置、前記キーワードが前記コンテンツに含まれたハイパーリンクであるか、および前記ハイパーリンクに連結される第2コンテンツに含まれた前記キーワードの頻度のうち、一つ以上を含むことを特徴とする請求項1または5に記載の検索結果リスティング方法。
【請求項8】
前記コンテンツは、ニュース記事データまたは知識検索データであることを特徴とする請求項1または5に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項9】
前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列して前記検索結果リスト情報として加工する段階は、
前記算定された重要度情報が選定された臨界値以下であるかを判断する段階と、
前記重要度情報が前記臨界値以下であると判断される場合、前記コンテンツを前記検索結果リスト情報から削除する段階と、
を含むことを特徴とする請求項1または5に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項10】
前記時刻情報は、現在時間情報であることを特徴とする請求項1または5に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項11】
前記ユーザの前記端末機は、個人用コンピュータまたは個人携帯端末機であることを特徴とする請求項1または5に記載の検索結果リスト提供方法。
【請求項12】
請求項1ないし5のいずれか一つの項を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項13】
所定の検索結果リストをユーザに提供する検索結果リスト提供システムにおいて、
一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの登録日時情報を保存しているコンテンツ保存データベースと、
時刻情報を維持するタイマー手段と、
時差情報を変数にする選定された時間関数を保存する時間関数テーブル(前記時差情報は、前記コンテンツの登録日時情報と前記時刻情報の差異値である)と、
前記ユーザの端末機からキーワードの入力を受け、これに対応する検索結果リスト情報を前記端末機に送信するインターフェイス部と、
前記コンテンツ保存データベースを参照して、前記キーワードを含む一つ以上のコンテンツおよび前記コンテンツの前記登録日時情報を検索するデータベース検索部と、
前記検索されたコンテンツに対して所定の正確度算出基準によって前記キーワードに対する正確度を算出する正確度算出部と、
前記検索された登録日時情報と前記タイマー手段から受信された前記時刻情報を用いて時差情報を算定し、前記時間関数テーブルを参照して前記算定された時差に対応する時間関数値を算定し、前記算出された正確度と前記算定された時間関数値を演算して前記検索されたコンテンツに対する重要度情報を算定する重要度情報算定部と、
前記一つ以上のコンテンツを前記算定された重要度情報によって整列して検索結果リスト情報として加工する検索結果加工部と、
を含むことを特徴とする検索結果リスト提供システム。
【請求項14】
選定された一つ以上の時間副詞キーワードと、
前記時間副詞キーワードに対する選定された加重値を保存している時間副詞キーワードデータベースと、
前記検索されたコンテンツに対して前記時間副詞キーワードデータベースに保存された前記時間副詞キーワード抽出を遂行するキーワード抽出部と、
前記キーワード抽出部で前記コンテンツに含まれた前記時間副詞キーワードを抽出した場合、前記時間副詞キーワードデータベースを参照して、前記時間副詞キーワードに対する前記加重値を読み出すための加重値情報算出部
と、
を更に含み、
前記重要度情報算定部は、前記加重値情報算出部で読み出された前記加重値を前記正確度および前記時間関数値と共に演算して前記重要度情報を算定することを特徴とする請求項13に記載の検索結果リスト提供システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公表番号】特表2007−524172(P2007−524172A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−500682(P2007−500682)
【出願日】平成17年2月25日(2005.2.25)
【国際出願番号】PCT/KR2005/000524
【国際公開番号】WO2005/083593
【国際公開日】平成17年9月9日(2005.9.9)
【出願人】(505205812)エヌエイチエヌ コーポレーション (408)
【Fターム(参考)】