説明

除草剤組み合わせ

本発明は、成分(A)及び(B)を含む除草剤組み合わせに関し、(A)は、2−ヨード−N−[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)カルバモイル]ベンゼンスルホンアミド及び一般式(I)
【化1】


〔式中、カチオン(M+)は、(a)アルカリ金属イオン、好ましくはリチウム、ナトリウム、カリウム、又は(b)アルカリ土類金属イオン、好ましくはカルシウム若しくはマグネシウム、又は(c)遷移金属イオン、好ましくはマンガン、銅、亜鉛若しくは鉄、又は(d)1個、2個、3個若しくは4個全ての水素原子が(C1−C4)−アルキル、ヒドロキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、ヒドロキシ−(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C6)−メルカプトアルキル、フェニル及びベンジルの群の同一か若しくは異なる残基で場合により置換されているアンモニウムイオン[これらの残基は、F、Cl、Br又はIのようなハロゲン、ニトロ、シアノ、アジド、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ及びフェニルを含む群の1つ又はそれ以上の同一か又は異なる残基で場合により置換され、そしてそれぞれN原子における2つの置換基は、非置換環又は置換された環を場合により共に形成する]、又は(e)ホスホニウムイオン、又は(f)スルホニウムイオン、好ましくはトリ((C1−C4)−アルキル)スルホニウム、又は(g)オキソニウムイオン、好ましくはトリ((C1−C4)−アルキル)オキソニウム、又は(h)環系に1〜10個のC原子を有し、そして場合により単縮合若しくは多縮合されるか及び/若しくは(C1−C4)−アルキルで置換された、飽和若しくは不飽和の/芳香族N含有複素環式イオン化合物である〕の化合物からなる群からの1つ又はそれ以上の除草剤であり、そして(B)は:ベフルブタミド、ブロモブチド、ジメテナミド、ジメテナミド−P、ジフェナミド、ナプロパミド、ペトキサミド、MT−5950、ナプタラム、プロピザミド、ジフルフェニカン、エトベンザニド、フルフェナセット、メフェナセット、メフルイジド、ペンタノクロル、ピコリナフェン、プロパニル、N−フェニルフタルアミド酸、アセトクロル、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロル、メタザクロル、メトラクロール、S−メトラクロール、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、アシュラム、カルバリル、カルベタミド、クロルプロファム、デスメジファム、フェンメジファム、プロファム、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、メタスルホカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、ピリブチカルブ、チオベンカルブ、トリアレート、バーノレート、アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン−メチル−ナトリウム、ホラムスルフロン、ハロスルフロン−メチル、イマゾスルフロン、ヨードスルフロン−メチル−ナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、モノスルフロン、ニコスルフロン、オルトスルファムロン、オキサスルフロン、プリミスルフロン−メチル、プロスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、トリフロキシスルフロン、トリフルスルフロン−メチル、トリトスルフロン、HNPC−C9908(安息香酸,2−[[[[[4−メトキシ−6−(メチルチオ)−2−ピリミジニル]アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]メチル
エステル)、NC−330、NC−620、TH−547、モノスルフロン−メチル、フルカルバゾン−ナトリウム、プロポキシカルバゾン−ナトリウム、チエンカルバゾン−メチル、クロランスラム−メチル、ジクロスラム、フロラスラム、フルメツラム、メトスラム、ペノキススラム、及びピロキシスラムからなる(スルホン)アミド類の群からの1つ又はそれ以上の除草剤である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
成分(A)及び(B)を含む、除草剤組み合わせであって、ここで
(A)は、2−ヨード−N−[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)カルバモイル]ベンゼンスルホンアミド及び一般式(I)
【化1】

〔式中、
カチオン(M+)は、
(a)アルカリ金属イオン、好ましくはリチウム、ナトリウム、カリウム、又は
(b)アルカリ土類金属イオン、好ましくはカルシウム若しくはマグネシウム、又は
(c)遷移金属イオン、好ましくはマンガン、銅、亜鉛若しくは鉄、又は
(d)1個、2個、3個若しくは4個全ての水素原子が(C1−C4)−アルキル、ヒドロキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、ヒドロキシ−(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C6)−メルカプトアルキル、フェニル及びベンジルからなる群からの同一か若しくは異なるラジカルで場合により置換されているアンモニウムイオン
[ここで上述のラジカルは、F、Cl、Br又はIのようなハロゲン、ニトロ、シアノ、アジド、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ及びフェニルからなる群からの1つ又はそれ以上の同一か又は異なるラジカルで場合により置換され、そしてここでそれぞれの場合に、窒素原子における2つの置換基は、非置換環又は置換された環を場合により共に形成する]、又は
(e)ホスホニウムイオン、又は
(f)スルホニウムイオン、好ましくはトリ((C1−C4)−アルキル)スルホニウム、又は
(g)オキソニウムイオン、好ましくはトリ((C1−C4)−アルキル)オキソニウム、又は
(h)環系に1〜10個の炭素原子を有し、そして場合により単縮合若しくは多縮合されるか及び/若しくは(C1−C4)−アルキルで置換された、飽和若しくは不飽和の/芳香族窒素含有複素環式イオン化合物である〕
の化合物からなる群からの1つ又はそれ以上の除草剤であり、
そして
(B)は:
ベフルブタミド、ブロモブチド、ジメテナミド、ジメテナミド−P、ジフェナミド、ナプロパミド、ペトキサミド、MT−5950、ナプタラム、プロピザミド、ジフルフェニカン、エトベンザニド、フルフェナセット、メフェナセット、メフルイジド、ペンタノクロル、ピコリナフェン、プロパニル、N−フェニルフタルアミド酸、アセトクロル、アラクロール、ブタクロール、ジメタクロル、メタザクロル、メトラクロール、S−メトラクロール、プレチラクロール、プロパクロール、プロピソクロール、テニルクロール、アシュラム、カルバリル、カルベタミド、クロルプロファム、デスメジファム、フェンメジファム、プロファム、ブチレート、シクロエート、ジメピペレート、EPTC、エスプロカルブ、メタスルホカルブ、モリネート、オルベンカルブ、ペブレート、プロスルホカルブ、ピリブチカルブ、チオベンカルブ、トリアレート、ベルノレート、アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメツルフロン−メチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン−メチル−ナトリウム、ホラムスルフロン、ハロスルフロン−メチル、イマゾスルフロン、ヨードスルフロン−メチル−ナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、モノスルフロン、ニコスルフロン、オルトスルファムロン、オキサスルフロン、プリミスルフロン−メチル、プロスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、リムスルフロン、スルホメツロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、トリフロキシスルフロン、トリフルスルフロン−メチル、トリトスルフロン、HNPC−C9908 (2−[[[[[4−メトキシ−6−(メチルチオ)−2−ピミジニル]アミノ]カルボニル]アミノ]スルホニル]メチルベンゾエート)、NC−330、NC−620、TH−547、モノスルフロン−メチル、フルカルバゾン−ナトリウム、プロポキシカルバゾン−ナトリウム、チエンカルバゾン−メチル、クロランスラム−メチル、ジクロスラム、フロラスラム、フルメツラム、メトスラム、ペノキススラム及びピロキシスラム
を含む(スルホン)アミド類の群からの1つ又はそれ以上の除草剤である、除草剤組み合わせ。
【請求項2】
成分(A)が、
2−ヨード−N−[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)カルバモイル]ベンゼンスルホンアミド及び/又は式(I)
〔式中、カチオン(M+)は、
(a)アルカリ金属イオン、好ましくはリチウム、ナトリウム、カリウム、又は
(b)アルカリ土類金属イオン、好ましくはカルシウム若しくはマグネシウム、又は
(c)遷移金属イオン、好ましくはマンガン、銅、亜鉛若しくは鉄、又は
(d)1個、2個、3個若しくは4個全ての水素原子が、(C1−C4)−アルキル、ヒドロキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C2)−アルコキシ−(C1−C2)−アルキル、ヒドロキシ−(C1−C2)−アルコキシ−(C1−C2)−アルキル、(C1−C2)−メルカプトアルキル、フェニル及びベンジルからなる群からの同一かもしくは異なるラジカルで場合により置換されるアンモニウムイオン、[ここで上述のラジカルは、F、Cl、Br又はIのようなハロゲン、ニトロ、シアノ、アジド、(C1−C2)−アルキル、(C1−C2)−ハロアルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C2)−アルコキシ、(C1−C2)−ハロアルコキシ及びフェニルからなる群からの1つ又はそれ以上の同一か又は異なるラジカルで場合により置換され、そしてここで各場合において窒素原子における2つの置換基は、非置換環又は置換された環を場合により共に形成する]、又は
(e)第四級ホスホニウムイオン、好ましくはテトラ−((C1−C4)−アルキル)ホスホニウム及びテトラフェニルホスホニウム、[ここで(C1−C4)−アルキルラジカル及びフェニルラジカルは、F、Cl、Br又はIのようなハロゲン、(C1−C2)−アルキル、(C1−C2)−ハロアルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C2)−アルコキシ、(C1−C2)−ハロアルコキシからなる群からの同一か又は異なるラジカルで場合により一置換又は多置換されている]、又は
(f)第三級スルホニウムイオン、好ましくはトリ((C1−C4)−アルキル)スルホニウム若しくはトリフェニルスルホニウム、[ここで(C1−C4)−アルキルラジカル及びフェニルラジカルは、F、Cl、Br又はIのようなハロゲン、(C1−C2)−アルキル、(C1−C2)−ハロアルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C2)−アルコキシ、(C1−C2)−ハロアルコキシからなる群からの同一か又は異なるラジカルで場合により一置換又は多置換されている]、又は
(g)第三級オキソニウムイオン、好ましくはトリ((C1−C4)−アルキル)オキソニウム、[ここで(C1−C4)−アルキルラジカルは、F、Cl、Br又はIのようなハロゲン、(C1−C2)−アルキル、(C1−C2)−ハロアルキル、(C3−C4)−シクロアルキル、(C1−C2)−アルコキシ、(C1−C2)−ハロアルコキシからなる群からの同一か又は異なるラジカルで場合により一置換又は多置換されている]、又は
(h) 以下の複素環式化合物、例えば、ピリジン、キノリン、2−メチルピリジン、3−メチルピリジン、4−メチルピリジン、2,4−ジメチルピリジン、2,5−ジメチルピリジン、2,6−ジメチルピリジン、5−エチル−2−メチルピリジン、ピペリジン、ピロリジン、モルホリン、チオモルホリン、ピロール、イミダゾール、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)の群からのカチオンである〕
の化合物である、請求項1に記載の除草剤組み合わせ。
【請求項3】
成分(A)として、2−ヨード−N−[(4−メトキシ−6−メチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)カルバモイル]ベンゼンスルホンアミド及び/又は式(I)[式中、カチオン(M+)は、
ナトリウムイオン、カリウムイオン、リチウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、NH4+イオン、(2−ヒドロキシエタ−1−イル)アンモニウムイオン、ビス−N,N−(2−ヒドロキシエタ−1−イル)アンモニウムイオン、トリス−N,N,N−(2−ヒドロキシエタ−1−イル)アンモニウムイオン、メチルアンモニウムイオン、ジメチルアンモニウムイオン、トリメチルアンモニウムイオン、テトラメチルアンモニウムイオン、エチルアンモニウムイオン、ジエチルアンモニウムイオン、トリエチルアンモニウムイオン、テトラエチルアンモニウムイオン、イソプロピルアンモニウムイオン、ジイソプロピルアンモニウムイオン、テトラプロピルアンモニウムイオン、テトラブチルアンモニウムイオン、2−(2−ヒドロキシエタ−1−オキシ)エタ−1−イルアンモニウムイオン、ジ(2−ヒドロキシエタ−1−イル)アンモニウムイオン、トリメチルベンジルアンモニウムイオン、トリ−((C1−C4)−アルキル)スルホニウムイオン、又はトリ((C1−C4)−アルキル)オキソニウムイオン、ベンジルアンモニウムイオン、1−フェニルエチルアンモニウムイオン、2−フェニルエチルアンモニウムイオン、ジイソプロピルエチルアンモニウムイオン、ピリジニウムイオン、ピペリジニウムイオン、イミダゾリウムイオン、モルホリニウムイオン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エニウムイオンである]
の化合物を含む、請求項1に記載の除草剤組み合わせ。
【請求項4】
成分(B)として、以下:
ジメテナミド−P、ナプロパミド、ジフルフェニカン、フルフェナセト、メフェナセット、アセトクロール、メタザクロール、S−メトラクロール、アシュラム、デスメジファム、フェンメジファム、モリネート、プロスルホカルブ、アミドスルフロン、エトキシスルフロン、ホラムスルフロン、ヨードスルフロン−メチル−ナトリウム、メソスルフロン−メチル、メトスルフロン−メチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、トリベヌロン−メチル、トリトスルフロン、フルカルバゾン−ナトリウム、プロポキシカルバゾン−ナトリウム、チエンカルバゾン−メチル、フロラスラム、メトスラム、ピロキシスラム、
からなる記載された群からの1つ又はそれ以上の化合物を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の除草剤組み合わせ。
【請求項5】
有効量の成分(A)及び(B)並びに/又は異なる種類の農業化学的に活性な化合物、農作物防疫において慣例の製剤化補助剤及び添加剤の群からの1つ若しくはそれ以上のさらなる成分を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の除草剤組み合わせ。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項において規定される除草剤組み合わせの除草剤(A)及び(B)を、一緒に又は別々に、好ましくは植物が成長する領域上に施用することを含む、無用の植生の選択的防除のための方法。
【請求項7】
コムギ(デュラム小麦及び一般的な小麦)、トウモロコシ、ダイズ、テンサイ、サトウキビ、綿、コメ、豆類、亜麻、オオムギ、オートムギ、ライムギ、ライ小麦、アブラナ、ジャガイモ及びキビ(モロコシ)、放牧地及び草地/芝生領域における発生前処理方法又は発生後処理方法による、無用の植生の選択的防除のための請求項6に記載の方法。
【請求項8】
無用の植生の選択的防除のための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の除草剤組み合わせの使用。

【公表番号】特表2011−500747(P2011−500747A)
【公表日】平成23年1月6日(2011.1.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−530346(P2010−530346)
【出願日】平成20年10月22日(2008.10.22)
【国際出願番号】PCT/EP2008/009031
【国際公開番号】WO2009/053095
【国際公開日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【出願人】(302063961)バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト (524)
【Fターム(参考)】