説明

除草用組成物

【課題】優れた雑草防除効果を有する除草用組成物を提供すること。
【解決手段】式(I)で示されるピリダジノン化合物と、A群から選ばれる少なくとも1個の化合物と、B群から選ばれる少なくとも1個の化合物とを含有する除草用組成物は、優れた雑草防除効果を有する。


[A群]メトスルフロンメチル、チフェンスルフロンメチル、トリベニュロンメチル、クロルスルフロン、フロラスラム、ブロモキシニル、ピラスルホトール、ジカンバ、フルロキシピル、2,4−D、及びクロピラリド[B群]フェンクロラゾールエチル、クロキントセットメキシル、及びメフェンピルジエチルからなる群。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)で示されるピリダジノン化合物と、A群から選ばれる少なくとも1個の化合物と、B群から選ばれる少なくとも1個の化合物とを含有する除草用組成物。

〔式中、R1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
2は水素又はC1-6アルキル基を表し、
Gは水素、式

で表される基、式

で表される基、又は式

で表される基
{式中、Lは酸素又はイオウを表し、
3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C2-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基、C2-6アルケニルアミノ基、C6-10アリールアミノ基、ジ(C1-6アルキル)アミノ基、ジ(C2-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は3〜8員の含窒素複素環基を表し、
4はC1-6アルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
5及びR6は同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表す。
但し、R3、R4、R5及びR6で表されるいずれの基もハロゲンにより置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、C6-10アリールアミノ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び3〜8員の含窒素複素環基はC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}を表し、
1はC1-6アルキル基を表し、
2はC1-6アルキル基を表し、
ここで、nは0、1、2、3又は4を表し、nが2以上の整数を表す場合、各々のZ2は同一又は異なっていてもよい。
但し、Z1及びn個のZ2で表される基における炭素数の合計は2以上である。〕
[A群]
メトスルフロンメチル、
チフェンスルフロンメチル、
トリベニュロンメチル、
クロルスルフロン、
フロラスラム、
ブロモキシニルまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、
ピラスルホトール、
ジカンバまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、
フルロキシピルまたは農業上許容されるそのエステル、
2,4−Dまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、及び
クロピラリドまたは農業上許容されるその塩からなる群。
[B群]
フェンクロラゾールエチル、
クロキントセットメキシル、及び
メフェンピルジエチルからなる群。
【請求項2】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、nが1以上の整数の化合物である請求項1記載の除草用組成物。
【請求項3】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、nが0であり、Z1がC2-6アルキル基の化合物である請求項1記載の除草用組成物。
【請求項4】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、nが1又は2であり、Z2の結合位置がベンゼン環上の4位及び/又は6位の化合物である請求項1記載の除草用組成物。
【請求項5】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、Z1 がC1-3アルキル基であり、Z2 がC1-3アルキル基の化合物である請求項1、2又は4記載の除草用組成物。
【請求項6】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、Gが水素、式

で表される基、式

で表される基、又は式

で表される基
〔式中、R3bはC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、C1-6アルキルアミノ基、C6-10アリールアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
4bはC1-6アルキル基又はC6-10アリール基を表し、
5b及びR6bは同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基又はC1-6アルキルチオ基を表す。
但し、R3b、R4b、R5b及びR6bで表されるいずれの基もハロゲンにより置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、C6-10アリールアミノ基のアリール部分はC1-6アルキル基により置換されていてもよい。〕
の化合物である請求項1〜5いずれか一項記載の除草用組成物。
【請求項7】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、Gが水素、式

で表される基、又は式

で表される基
〔式中、R3aはC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
4aはC1-6アルキル基を表す。
但し、R3a及びR4aで表されるいずれの基もハロゲンにより置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基及びC6-10アリール基はC1-6アルキル基により置換されていてもよい。〕
の化合物である請求項1〜5いずれか一項記載の除草用組成物。
【請求項8】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、R2が水素又はC1-3アルキル基の化合物である請求項1〜7いずれか一項記載の除草用組成物。
【請求項9】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、R2が水素又はメチル基の化合物である請求項1〜7いずれか一項記載の除草用組成物。
【請求項10】
式(I)で示されるピリダジン化合物が、R1がC1-3アルキル基又は(C1-3アルキルオキシ)C1-3アルキル基の化合物である請求項1〜9いずれか一項記載の除草用組成物。
【請求項11】
式(I)で示されるピリダジノン化合物、A群から選ばれる少なくとも1個の化合物、及びB群から選ばれる少なくとも1個の化合物の有効量を雑草又は雑草の生育する土壌に施用する工程を含む雑草の防除方法。

〔式中、R1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
2は水素又はC1-6アルキル基を表し、
Gは水素、式

で表される基、式

で表される基、又は式

で表される基
{式中、Lは酸素又はイオウを表し、
3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C2-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基、C2-6アルケニルアミノ基、C6-10アリールアミノ基、ジ(C1-6アルキル)アミノ基、ジ(C2-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は3〜8員の含窒素複素環基を表し、
4はC1-6アルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
5及びR6は同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表す。
但し、R3、R4、R5及びR6で表されるいずれの基もハロゲンにより置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、C6-10アリールアミノ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び3〜8員の含窒素複素環基はC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}を表し、
1はC1-6アルキル基を表し、
2はC1-6アルキル基を表し、
ここで、nは0、1、2、3又は4を表し、nが2以上の整数を表す場合、各々のZ2は同一又は異なっていてもよい。
但し、Z1及びn個のZ2で表される基における炭素数の合計は2以上である。〕
[A群]
メトスルフロンメチル、
チフェンスルフロンメチル、
トリベニュロンメチル、
クロルスルフロン、
フロラスラム、
ブロモキシニルまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、
ピラスルホトール、
ジカンバまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、
フルロキシピルまたは農業上許容されるそのエステル、
2,4−Dまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、及び
クロピラリドまたは農業上許容されるその塩からなる群。
[B群]
フェンクロラゾールエチル、
クロキントセットメキシル、及び
メフェンピルジエチルからなる群。
【請求項12】
雑草防除のための、式(I)で示される化合物、A群から選ばれる少なくとも1個の化合物、及びB群から選ばれる少なくとも1個の化合物を含有する組成物の使用。

〔式中、R1はC1-6アルキル基又は(C1-6アルキルオキシ)C1-6アルキル基を表し、
2は水素又はC1-6アルキル基を表し、
Gは水素、式

で表される基、式

で表される基、又は式

で表される基
{式中、Lは酸素又はイオウを表し、
3はC1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C2-6アルキニル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C2-6アルケニルオキシ基、C2-6アルキニルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、アミノ基、C1-6アルキルアミノ基、C2-6アルケニルアミノ基、C6-10アリールアミノ基、ジ(C1-6アルキル)アミノ基、ジ(C2-6アルケニル)アミノ基、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基又は3〜8員の含窒素複素環基を表し、
4はC1-6アルキル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表し、
5及びR6は同一又は異なっていてもよく、C1-6アルキル基、C3-8シクロアルキル基、C2-6アルケニル基、C6-10アリール基、C1-6アルキルオキシ基、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基、C1-6アルキルチオ基、C1-6アルキルアミノ基又はジ(C1-6アルキル)アミノ基を表す。
但し、R3、R4、R5及びR6で表されるいずれの基もハロゲンにより置換されていてもよく、C3-8シクロアルキル基、C6-10アリール基、(C6-10アリール)C1-6アルキル基のアリール部分、C3-8シクロアルキルオキシ基、C6-10アリールオキシ基、(C6-10アリール)C1-6アルキルオキシ基のアリール部分、C6-10アリールアミノ基のアリール部分、(C1-6アルキル)(C6-10アリール)アミノ基のアリール部分及び3〜8員の含窒素複素環基はC1-6アルキル基により置換されていてもよい。}を表し、
1はC1-6アルキル基を表し、
2はC1-6アルキル基を表し、
ここで、nは0、1、2、3又は4を表し、nが2以上の整数を表す場合、各々のZ2は同一又は異なっていてもよい。
但し、Z1及びn個のZ2で表される基における炭素数の合計は2以上である。〕[A群]
メトスルフロンメチル、
チフェンスルフロンメチル、
トリベニュロンメチル、
クロルスルフロン、
フロラスラム、
ブロモキシニルまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、
ピラスルホトール、
ジカンバまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、
フルロキシピルまたは農業上許容されるそのエステル、
2,4−Dまたは農業上許容されるそのエステルもしくは塩、及び
クロピラリドまたは農業上許容されるその塩からなる群。
[B群]
フェンクロラゾールエチル、
クロキントセットメキシル、及び
メフェンピルジエチルからなる群。

【公開番号】特開2010−235591(P2010−235591A)
【公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−47748(P2010−47748)
【出願日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【出願人】(000002093)住友化学株式会社 (8,981)
【Fターム(参考)】