隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【課題】発色防止剤とブラックライト顔料の発色と蛍光の利用により隠蔽表示方法を提供する。
【解決手段】発色防止剤とブラックライト顔料の発色を活用して、コンピュータにて作成された文字、数字、記号、絵柄等の情報をプリンターにて表記させる表示シートを提供する。
【解決手段】発色防止剤とブラックライト顔料の発色を活用して、コンピュータにて作成された文字、数字、記号、絵柄等の情報をプリンターにて表記させる表示シートを提供する。
【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【０００１】
本発明は、従来の複写伝票などに使用される発色防止剤及びブラックライト顔料を活用し文字、数字、記号、絵柄を表記させる方法に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
ブラックライト顔料、蛍光インク、フォログラム顔料を活用し文字、数字、記号、絵柄等の情報をコンピューター入力しインクジェット方式によりプリンターにて前記情報を表記させる方法が公開されていた。
また、ブラックライト顔料、蛍光インク、フォログラム顔料等の活用によりインクジェット方式のプリンターにて文字、数字、記号、絵柄を表記させる方法（特許公開番号 特開２００１−２９３９４３、特開２００２−９７４００）が発明されていた。
【特許文献１】特許公開番号 特開２００１−２９３９４３
【特許文献２】特許公開番号 特開２００２−９７４００
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
これには次のような欠点があった。
従来、くじ引きに使用されるスクラッチにおいては、スクラッチくじを作成する場合に印刷コストがかかり、表示部を削りだすことによりごみがでる欠点があった。
また、発色防止剤とブラックライト顔料の併用により隠蔽又は表示方法の手段は既存しなかった。
【０００４】
（イ）くじ引きに使用されるスクラッチにおいての作成は、本体台紙の通常印刷や当選部の工程と、当選部の表示を隠蔽するためにスクリーン印刷工程を必要として、生産コストと印刷工程において欠点がみられた。
（ロ）発色防止剤とブラックライト顔料の併用により文字、数字、絵柄等を隠蔽又は表示させる方法がなかった。
（ハ）発色防止剤とブラックライト顔料を活用して文字、数字、記号、絵柄を表記させる方法から、非表示及び表示を簡易におこなえるセキュリュティーに関連する印刷手段がなかた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、図５に表記される、シート本体（４０）と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０４）と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料蛍光印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からなる任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、さらにブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する。
【０００６】
入力装置と制御装置と少なくとも発色剤やブラックライト顔料等の隠蔽印刷用インクユニットを有するインクプリンタとより構成される印刷システムであり、印刷時非可視で押圧により発色する隠蔽印刷により文字、数字、記号、絵柄等の隠蔽情報を印刷する印刷制御手段と、ブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する。
【０００７】
表示印刷情報と隠蔽情報を指定する情報指定手段を具備し、印刷制御手段は表示印刷情報には任意の可視表示印刷を施し、隠蔽情報には隠蔽印刷を施すものである。
以上の課題を解決するための手段により隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートが提供されるもものである。
【発明の効果】
【０００８】
本発明は、図５に表記される、シート本体（４０）と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０４）と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料蛍光印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からなる任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れさらにブラックライトにより蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する表示シートを提供する。
よってその効果は、従来のスクラッチくじは、開示部の隠蔽工程等の生産技術や、生産コストが高いという問題があったが、本発明の発色防止剤を活用しての表示シートをくじ引きとして実施したなら、容易な生産技術と低コストでの提供が実現するものである。
【０００９】
従来、個人情報や特別情報を通達する手段として圧着郵便ハガキが利用されていたが、本発明の発色防止剤とブラックライト顔料を活用しての表示シートの実施において、個人情報や特別情報の隠蔽やセキュリティーにおいてコンピューターとプリンターの利用により容易な生産と低コストでの提供が実現するものである。
【００１０】
本発明の表示シートは、隠蔽部を発色防止剤の発色とブラックライト顔料の発光活用により隠蔽部分から容易に表示できる技術方法の提供が実現するものである。本発明は、以上の効果を実現するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
以下、本発明の実施の形態について図１乃至図８をもちいて説明する。
図１に記載されているのは、本発明、隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートの実施の形態を示したチャート図で、隠蔽印刷システム（１０）は表示シート企画（１０１）により、実施と構成、表示シート企画編集隠蔽部レナウト（１０２）がきめられる。
コンピューターの作業により発色防止剤による隠蔽部のレナウト編集データの作成（１０３）及びブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト編集データの作成（１０４）がおこなわれ、発色防止剤部及びブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト作成及びデータの作成から、プリンター（２０）にてデータ出力（プリントアウト）される。
【００１２】
図２に記載されているのは、本発明、隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートにおいて実施されるプリンター（２０）の内部でブラックライト顔料ユニット（２０１）、発色防止剤ユニット（２０２）でされ、ブラックライト顔料ユニット（２０１）内部はさらに、赤（２０１ａ）、緑（２０１ｂ）、紫（２０１ｃ）、白（２０１ｄ）のユニットに分割されている。
発光色の調色においては、通常のインキ原色、黄色、紅色、藍色、墨色と４原色とされているが、発光色においては赤（２０１ａ）、緑（２０１ｂ）、紫（２０１ｃ）、白（２０１ｄ）とされるもので、下記の実例があげられる。
実例
赤（２０１ａ）＋緑（２０１ｂ）＝黄発光色
緑（２０１ｂ）＋紫（２０１ｃ）＝藍発光色
紫（２０１ｃ）＋赤（２０１ａ）＝紅発光色
赤（２０１ａ）＋緑（２０１ｂ）＋紫（２０１ｃ）＝白発光色
以上の実例から、コンピューターから作成された文字、記号、絵柄等の発光色の指示により、黄発光色、藍発光色、紅発光色、白発光色のプリントアウトが可能とされるものである。
【００１３】
図４に記載されているのは、図１記載の本発明、隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートのチャート図からの実施の形態を示した図である。
【００１４】
図５に記載されているのは、シート本体（４０）と、該シート本体、用紙シート（４０１）の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０２）とその上面に設けられた蛍光印刷層（４０３）と、蛍光印刷層（４０３）の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（５０４）となる本発明隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートを示した図である。
【００１５】
図６に記載されているのは、本発明隠蔽表示シートの断面図で、シート本体（４０）からの用紙シート（４０１）の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０２）と該セルフ発色インキ層（４０２）の上面に設けられた蛍光印刷層（４０３）と蛍光印刷層（４０３）の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）の形態を示す断面図である。
【００１６】
図７に記載されているのは、本発明隠蔽表示シートの用法で図７に示すようコインや爪などの押圧で発色防止剤層（４０４）以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れるものである。
図ａはシート本体（４０）と、該シート本体、用紙シート（４０１）の表面任意範囲に設けられた発色するセルフ発色インキ層（４０２）と該セルフ発色インキ層（４０２）の上面に設けられた蛍光印刷層（４０３）とのその上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）とよりなり、蛍光印刷層（４０３）により任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）は目視できない状態である。
【００１７】
図ｂに示されるよう、コイン（５０）の押圧する状態で表面任意範囲に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）の発色により発色防止剤層（４０４）により任意の文字や図等が表記さる経過図である。
【００１８】
図ｃに記載に示されているのは、図ａ、ｂの経過から示されるようコイン（５０）の押圧する状態で表面任意範囲に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）の発色により発色防止剤層（４０４）により任意の文字や図等が表記された状態の図である。すなわち、図７に記載されている図ａ、ｂ、ｃは本発明表示シートの用法を示したものである。
【００１９】
図８に記載されているのは、本発明隠蔽表示シートの実施でシート本体（４０）と、該シート本体の一面側に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）と、前記発色インキ層の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）、蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外の発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、ブラックライト（６０）の光源により蛍光印刷層（４０３）にて設けられた任意の文字や図等が発光されるものである。以上、本発明の構成で、実施において下記に示す。
【００２０】
本発明隠蔽表示シートの実施の形態はシート本体（４０）と、該シート本体の一面側に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）と、前記発色インキ層の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）、蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外の発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、ブラックライト（６０）の光源により蛍光印刷層（４０３）にて設けられた任意の文字や図等が発光されるものである。
すなわち、任意の文字や図等を表記する発色防止剤（４０４）は蛍光印刷層（４０３）により目視できない状態にあることから、くじ引きなどの実施が可能である。
【００２１】
また、任意の文字や図等を表記する発色防止剤（４０４）は蛍光印刷層（４０３）により目視できない状態にあることから、特定の通達表示が可能であることから機密情報の漏洩を防止することにも活用が可能である。
【００２２】
以上のことから、本発明表示シートはくじ引きや販売促進に抽選など、また任意の文字や図等を表記する発色防止剤（４０４）は蛍光印刷層（４０３）により目視できない状態にあることから、特定の通達表示が可能であることから機密情報の漏洩を防止する表示物として実現と実施が望めるものである。
また、発色防止剤、ブラックライト顔料及び発光インクを利用しての他の表示方法は本明細に記載されていない事項においても実施されるものである。
以上、本発明は実施される。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明隠蔽表示シートは、シート本体（４０）と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０４）と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料蛍光印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からコンピューターでの情報処理とプリンターからの出力から任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層（４０３）とコインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れさらにブラックライトにより蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する表示シートを提供するものである。
【００２４】
以上のことから本発明の効果と産業上の利用可能性は、従来のスクラッチくじは、開示部の隠蔽工程等の生産技術や、生産コストが高いという問題があったが、容易な生産技術と低コストでの提供が実現するものである。
すなわち、任意の表記する文字や図等を隠蔽及び表記させる状態にあることから、くじ引きや特定の通達表示が可能であることから機密情報の漏洩を防止することにも活用が可能であるなどに産業上利用されるものである。
本発明は、以上の構成より産業上利用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【００２５】
【図１】 本発明隠蔽印刷のシステムの実施におけるチャート図である。
【図２】 本発明表示シートのプリンター出力の構成を示した図である。
【図３】 本発明表示シートのプリンター出力の詳しい構成を示した図である。
【図４】 本発明隠蔽印刷のシステムの実施における図である。
【図５】 本発明隠蔽表示シートの実施の図である。
【図６】 本発明隠蔽表示シートの構成の断面図である。
【図７】 本発明隠蔽表示シートの実施の図である。
【図８】 本発明隠蔽表示シートをブラックライトにて使用した実施の図である。
【符号の説明】
【００２６】
１０．隠蔽印刷システム
１０１．表示シート企画
１０２．表示シート企画編集隠蔽部レナウト
１０３．発色防止剤による隠蔽部のレナウト編集データの作成
１０４．ブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト編集データの作成
１０５．発色防止剤部及びブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト作成及びデータの作成
１０６．データ出力プリントアウト
２０．プリンター
２０１．ブラックライト顔料ユニット
２０１ａ．赤
２０１ｂ．緑
２０１ｃ．紫
２０１ｄ．白
２０２．発色防止剤ユニット
３０．コンピュータ
４０．表示シート
４０ａ．シート本体
４０１．用紙シート
４０２．セルフ発色インキ層
４０３．蛍光印刷層
５０．コイン
６０．ブラックライト
【技術の分野】
【０００１】
本発明は、従来の複写伝票などに使用される発色防止剤及びブラックライト顔料を活用し文字、数字、記号、絵柄を表記させる方法に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
ブラックライト顔料、蛍光インク、フォログラム顔料を活用し文字、数字、記号、絵柄等の情報をコンピューター入力しインクジェット方式によりプリンターにて前記情報を表記させる方法が公開されていた。
また、ブラックライト顔料、蛍光インク、フォログラム顔料等の活用によりインクジェット方式のプリンターにて文字、数字、記号、絵柄を表記させる方法（特許公開番号 特開２００１−２９３９４３、特開２００２−９７４００）が発明されていた。
【特許文献１】特許公開番号 特開２００１−２９３９４３
【特許文献２】特許公開番号 特開２００２−９７４００
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
これには次のような欠点があった。
従来、くじ引きに使用されるスクラッチにおいては、スクラッチくじを作成する場合に印刷コストがかかり、表示部を削りだすことによりごみがでる欠点があった。
また、発色防止剤とブラックライト顔料の併用により隠蔽又は表示方法の手段は既存しなかった。
【０００４】
（イ）くじ引きに使用されるスクラッチにおいての作成は、本体台紙の通常印刷や当選部の工程と、当選部の表示を隠蔽するためにスクリーン印刷工程を必要として、生産コストと印刷工程において欠点がみられた。
（ロ）発色防止剤とブラックライト顔料の併用により文字、数字、絵柄等を隠蔽又は表示させる方法がなかった。
（ハ）発色防止剤とブラックライト顔料を活用して文字、数字、記号、絵柄を表記させる方法から、非表示及び表示を簡易におこなえるセキュリュティーに関連する印刷手段がなかた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、図５に表記される、シート本体（４０）と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０４）と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料蛍光印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からなる任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、さらにブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する。
【０００６】
入力装置と制御装置と少なくとも発色剤やブラックライト顔料等の隠蔽印刷用インクユニットを有するインクプリンタとより構成される印刷システムであり、印刷時非可視で押圧により発色する隠蔽印刷により文字、数字、記号、絵柄等の隠蔽情報を印刷する印刷制御手段と、ブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する。
【０００７】
表示印刷情報と隠蔽情報を指定する情報指定手段を具備し、印刷制御手段は表示印刷情報には任意の可視表示印刷を施し、隠蔽情報には隠蔽印刷を施すものである。
以上の課題を解決するための手段により隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートが提供されるもものである。
【発明の効果】
【０００８】
本発明は、図５に表記される、シート本体（４０）と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０４）と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料蛍光印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からなる任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れさらにブラックライトにより蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する表示シートを提供する。
よってその効果は、従来のスクラッチくじは、開示部の隠蔽工程等の生産技術や、生産コストが高いという問題があったが、本発明の発色防止剤を活用しての表示シートをくじ引きとして実施したなら、容易な生産技術と低コストでの提供が実現するものである。
【０００９】
従来、個人情報や特別情報を通達する手段として圧着郵便ハガキが利用されていたが、本発明の発色防止剤とブラックライト顔料を活用しての表示シートの実施において、個人情報や特別情報の隠蔽やセキュリティーにおいてコンピューターとプリンターの利用により容易な生産と低コストでの提供が実現するものである。
【００１０】
本発明の表示シートは、隠蔽部を発色防止剤の発色とブラックライト顔料の発光活用により隠蔽部分から容易に表示できる技術方法の提供が実現するものである。本発明は、以上の効果を実現するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
以下、本発明の実施の形態について図１乃至図８をもちいて説明する。
図１に記載されているのは、本発明、隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートの実施の形態を示したチャート図で、隠蔽印刷システム（１０）は表示シート企画（１０１）により、実施と構成、表示シート企画編集隠蔽部レナウト（１０２）がきめられる。
コンピューターの作業により発色防止剤による隠蔽部のレナウト編集データの作成（１０３）及びブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト編集データの作成（１０４）がおこなわれ、発色防止剤部及びブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト作成及びデータの作成から、プリンター（２０）にてデータ出力（プリントアウト）される。
【００１２】
図２に記載されているのは、本発明、隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートにおいて実施されるプリンター（２０）の内部でブラックライト顔料ユニット（２０１）、発色防止剤ユニット（２０２）でされ、ブラックライト顔料ユニット（２０１）内部はさらに、赤（２０１ａ）、緑（２０１ｂ）、紫（２０１ｃ）、白（２０１ｄ）のユニットに分割されている。
発光色の調色においては、通常のインキ原色、黄色、紅色、藍色、墨色と４原色とされているが、発光色においては赤（２０１ａ）、緑（２０１ｂ）、紫（２０１ｃ）、白（２０１ｄ）とされるもので、下記の実例があげられる。
実例
赤（２０１ａ）＋緑（２０１ｂ）＝黄発光色
緑（２０１ｂ）＋紫（２０１ｃ）＝藍発光色
紫（２０１ｃ）＋赤（２０１ａ）＝紅発光色
赤（２０１ａ）＋緑（２０１ｂ）＋紫（２０１ｃ）＝白発光色
以上の実例から、コンピューターから作成された文字、記号、絵柄等の発光色の指示により、黄発光色、藍発光色、紅発光色、白発光色のプリントアウトが可能とされるものである。
【００１３】
図４に記載されているのは、図１記載の本発明、隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートのチャート図からの実施の形態を示した図である。
【００１４】
図５に記載されているのは、シート本体（４０）と、該シート本体、用紙シート（４０１）の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０２）とその上面に設けられた蛍光印刷層（４０３）と、蛍光印刷層（４０３）の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（５０４）となる本発明隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シートを示した図である。
【００１５】
図６に記載されているのは、本発明隠蔽表示シートの断面図で、シート本体（４０）からの用紙シート（４０１）の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０２）と該セルフ発色インキ層（４０２）の上面に設けられた蛍光印刷層（４０３）と蛍光印刷層（４０３）の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）の形態を示す断面図である。
【００１６】
図７に記載されているのは、本発明隠蔽表示シートの用法で図７に示すようコインや爪などの押圧で発色防止剤層（４０４）以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れるものである。
図ａはシート本体（４０）と、該シート本体、用紙シート（４０１）の表面任意範囲に設けられた発色するセルフ発色インキ層（４０２）と該セルフ発色インキ層（４０２）の上面に設けられた蛍光印刷層（４０３）とのその上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）とよりなり、蛍光印刷層（４０３）により任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）は目視できない状態である。
【００１７】
図ｂに示されるよう、コイン（５０）の押圧する状態で表面任意範囲に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）の発色により発色防止剤層（４０４）により任意の文字や図等が表記さる経過図である。
【００１８】
図ｃに記載に示されているのは、図ａ、ｂの経過から示されるようコイン（５０）の押圧する状態で表面任意範囲に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）の発色により発色防止剤層（４０４）により任意の文字や図等が表記された状態の図である。すなわち、図７に記載されている図ａ、ｂ、ｃは本発明表示シートの用法を示したものである。
【００１９】
図８に記載されているのは、本発明隠蔽表示シートの実施でシート本体（４０）と、該シート本体の一面側に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）と、前記発色インキ層の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）、蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外の発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、ブラックライト（６０）の光源により蛍光印刷層（４０３）にて設けられた任意の文字や図等が発光されるものである。以上、本発明の構成で、実施において下記に示す。
【００２０】
本発明隠蔽表示シートの実施の形態はシート本体（４０）と、該シート本体の一面側に設けられたセルフ発色インキ層（４０２）と、前記発色インキ層の上面に設けられた任意の文字や図等を表記する発色防止剤層（４０４）、蛍光印刷層（４０３）とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外の発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、ブラックライト（６０）の光源により蛍光印刷層（４０３）にて設けられた任意の文字や図等が発光されるものである。
すなわち、任意の文字や図等を表記する発色防止剤（４０４）は蛍光印刷層（４０３）により目視できない状態にあることから、くじ引きなどの実施が可能である。
【００２１】
また、任意の文字や図等を表記する発色防止剤（４０４）は蛍光印刷層（４０３）により目視できない状態にあることから、特定の通達表示が可能であることから機密情報の漏洩を防止することにも活用が可能である。
【００２２】
以上のことから、本発明表示シートはくじ引きや販売促進に抽選など、また任意の文字や図等を表記する発色防止剤（４０４）は蛍光印刷層（４０３）により目視できない状態にあることから、特定の通達表示が可能であることから機密情報の漏洩を防止する表示物として実現と実施が望めるものである。
また、発色防止剤、ブラックライト顔料及び発光インクを利用しての他の表示方法は本明細に記載されていない事項においても実施されるものである。
以上、本発明は実施される。
【産業上の利用可能性】
【００２３】
本発明隠蔽表示シートは、シート本体（４０）と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層（４０４）と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料蛍光印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からコンピューターでの情報処理とプリンターからの出力から任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層（４０３）とコインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れさらにブラックライトにより蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知する表示シートを提供するものである。
【００２４】
以上のことから本発明の効果と産業上の利用可能性は、従来のスクラッチくじは、開示部の隠蔽工程等の生産技術や、生産コストが高いという問題があったが、容易な生産技術と低コストでの提供が実現するものである。
すなわち、任意の表記する文字や図等を隠蔽及び表記させる状態にあることから、くじ引きや特定の通達表示が可能であることから機密情報の漏洩を防止することにも活用が可能であるなどに産業上利用されるものである。
本発明は、以上の構成より産業上利用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【００２５】
【図１】 本発明隠蔽印刷のシステムの実施におけるチャート図である。
【図２】 本発明表示シートのプリンター出力の構成を示した図である。
【図３】 本発明表示シートのプリンター出力の詳しい構成を示した図である。
【図４】 本発明隠蔽印刷のシステムの実施における図である。
【図５】 本発明隠蔽表示シートの実施の図である。
【図６】 本発明隠蔽表示シートの構成の断面図である。
【図７】 本発明隠蔽表示シートの実施の図である。
【図８】 本発明隠蔽表示シートをブラックライトにて使用した実施の図である。
【符号の説明】
【００２６】
１０．隠蔽印刷システム
１０１．表示シート企画
１０２．表示シート企画編集隠蔽部レナウト
１０３．発色防止剤による隠蔽部のレナウト編集データの作成
１０４．ブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト編集データの作成
１０５．発色防止剤部及びブラックライト顔料による隠蔽部のレナウト作成及びデータの作成
１０６．データ出力プリントアウト
２０．プリンター
２０１．ブラックライト顔料ユニット
２０１ａ．赤
２０１ｂ．緑
２０１ｃ．紫
２０１ｄ．白
２０２．発色防止剤ユニット
３０．コンピュータ
４０．表示シート
４０ａ．シート本体
４０１．用紙シート
４０２．セルフ発色インキ層
４０３．蛍光印刷層
５０．コイン
６０．ブラックライト
【特許請求の範囲】
【請求項１】
シート本体と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からなる任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、さらにブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知することを特徴とする隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【請求項２】
入力装置と制御装置と少なくとも発色剤やブラックライト顔料等の隠蔽印刷用インクユニットを有するインクプリンタとより構成される印刷システムであり、印刷時非可視で押圧により発色する隠蔽印刷により文字、数字、記号、絵柄等の隠蔽情報を印刷する印刷制御手段と、ブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知することを特徴とする隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【請求項３】
表示印刷情報と隠蔽情報を指定する情報指定手段を具備し、印刷制御手段は表示印刷情報には任意の可視表示印刷を施し、隠蔽情報には隠蔽印刷を施すものであることを特徴とする請求項２記載の隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【請求項１】
シート本体と、該シート本体の表面任意範囲に設けられたコインや爪などの押圧で発色するセルフ発色インキ層と、該セルフ発色インキ層の上面に設けられたブラックライト顔料印刷層と、該ブラックライト顔料印刷層からなる任意の文字や図等を表記する蛍光印刷層とよりなり、コインや爪などの押圧で発色防止剤層以外のセルフ発色インキ層が発色することで任意の文字や図等が現れ、さらにブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知することを特徴とする隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【請求項２】
入力装置と制御装置と少なくとも発色剤やブラックライト顔料等の隠蔽印刷用インクユニットを有するインクプリンタとより構成される印刷システムであり、印刷時非可視で押圧により発色する隠蔽印刷により文字、数字、記号、絵柄等の隠蔽情報を印刷する印刷制御手段と、ブラックライトにより、蛍光印刷層からなる任意の文字や図等を認知することを特徴とする隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【請求項３】
表示印刷情報と隠蔽情報を指定する情報指定手段を具備し、印刷制御手段は表示印刷情報には任意の可視表示印刷を施し、隠蔽情報には隠蔽印刷を施すものであることを特徴とする請求項２記載の隠蔽表示シート製造方法及び隠蔽表示シート。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【公開番号】特開２００７−２２０５６（Ｐ２００７−２２０５６Ａ）
【公開日】平成１９年２月１日（２００７．２．１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−２３６１３９（Ｐ２００５−２３６１３９）
【出願日】平成１７年７月２０日（２００５．７．２０）
【出願人】（５９１１７１３４５）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年２月１日（２００７．２．１）
【国際特許分類】
【出願日】平成１７年７月２０日（２００５．７．２０）
【出願人】（５９１１７１３４５）
【Ｆターム（参考）】
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