説明

電子ブック

【課題】紙の本を読むときに近い操作で改頁を行える電子ブックを提供することである。
【解決手段】表示部12、13は、液晶表示装置と、CPU、メモリ等からなる。表示部12と表示部13は、円筒状の連結部14により回転可能に連結されている。連結部14には可変抵抗器が設けられている。2つの表示部12、13の見開き角度が可変抵抗器の抵抗値として検出され、検出された抵抗値から角度が算出される。そして、算出された角度に基づいて改頁の頁数が決定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、見開き型の電子ブックに関する。
【背景技術】
【0002】
本のデータをメモリ等の記憶装置に記憶させ、記憶装置に記憶したデータを表示部に表示させることで本の代わりに使用できる携帯型の電子部ブックが実用化されている。この電子ブックには、記憶装置の容量を増やすことで大量のデータを記憶させることができるので、紙の本では持ち運ぶことができないような多数の本を1台の装置に格納することができる。
【0003】
従来の電子ブックでは、表示する頁を切り換えるためには次頁キー、前頁キーを操作する必要があり、複数頁先の頁または前の頁を読むときには、次頁キーを何回も操作するか、数値キーと次頁キーまたは前頁キー等を操作する必要があり、紙の本の頁を捲る操作とは異なる操作を行う必要があった。
【0004】
特許文献1には、見開きの2画面を有する電子表示装置において、頁めくりの操作を片手で行えるようにすることが記載されている。特許文献1の発明においては、2つの画面を連結するヒンジ部のユーザの指が届く範囲に回転式のスイッチを設け、電子表示装置を片手で持った状態で指でそのスイッチを操作して頁をめくることができるようにしている。
【0005】
特許文献2には、情報表示装置にトラックボールを設け、そのトラックボールの回転方向及び回転量により頁のめくり方向及び頁めくり量を指定することが記載されている。
特許文献3には、傾きを検出するセンサを有し、携帯情報機器を傾けることにより画面表示をスクロールさせ、本体を軽く振ることで改頁を行うことが記載されている。
【0006】
特許文献4には、2画面の表示部を背中合わせに折り畳むことができる携帯型の表示装置において2画面の表示部の左右に頁切り換えをキーを設けることが記載されている。
特許文献5には、電子ブックの操作スイッチと別にテンキーを設け、テンキーから数値を入力することで所望の頁に移動できることが記載されている。
【0007】
上記の特許文献に記載されている回転式のスイッチを操作して頁をめくる方法、トラックボールを操作して頁の捲り量を指定する方法、装置本体を振って改頁を行う方法、あるいは、テンキーを操作して改頁の頁数を指定する方法は、いずれも紙の本を読むときに、頁をめくる操作とは全く異なる操作であり操作上の違和感が大きかった。
【特許文献1】特開2003−196012号公報
【特許文献2】特開平5−257896号公報
【特許文献3】特開2002−140159号公報
【特許文献4】特開平11−272656号公報
【特許文献5】特開2005−107467号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の課題は、紙の本を読むときに近い操作で改頁を行える電子ブックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の電子ブックは、2つの表示部の見開き角度を変化させることができる構造の表示装置と、前記2つの表示部の見開き角度を検出する角度検出手段と、本のデータを頁単位で記憶する記憶手段と、前記角度検出手段で検出される見開き角度に応じた改頁の頁数を取得し、取得した頁数を加算または減算した値で指定される頁の前記データを前記表示装置に表示させる制御手段とを備える。
【0010】
この発明によれば、2つの表示部の見開き角度を変化させることで改頁の頁数を変化させることができる。これにより紙の本の頁を捲る操作に近い操作で改頁を行うことができる。
【0011】
上記の発明において、前記2つの表示部を回転可能に連結する連結部を有し、前記連結部に前記角度検出手段を設けた。
このように構成することで、例えば、2つの表示部を連結する連結部の回転角度を検出することで表示部の見開き角度を検出できる。
【0012】
上記の発明において、前記見開き角度または該見開き角度と基準角度との角度差と対応づけて改頁の頁数を記憶した改頁数変換テーブルを有し、前記制御手段は、前記角度検出手段で検出される見開き角度または該見開き角度と前記基準角度との角度差に対応する頁数を前記改頁数変換テーブルから取得し、取得した改頁数を加算または減算した値で指定される頁の前記データを表示させる。
【0013】
このように構成することで、表示部の見開き角度が特定されると、その見開き角度に対応する改頁数が改頁数変換テーブルから取得され、その改頁数を加算または減算した値の頁のデータが表示部に表示される。これにより2つの表示部の見開き角度を変えることでユーザの望む頁数分の改頁を行うことができる。
【0014】
上記の発明において、改頁の方向を指定するスイッチを前記電子ブックを持ったときに片手で操作できる位置に設ける。
このように構成することで、片手で電子ブックを持った状態で、スイッチを操作して改頁の方向を任意に切り換えることができる。
【0015】
上記の発明において、前記制御手段は、前記角度検出手段で検出される検出角度と所定の基準角度との差が正かまたは負かにより改頁の方向を判定する。
このように構成することで、改頁の方向を指定するスイッチを操作しなくとも、見開き角度を変化させることで改頁の方向と改頁の頁数の両方を指定することができる。
【0016】
上記の発明において、前記制御手段は、前記角度検出手段で前記2つの表示部の見開き角度が基準角度と一致することが検出された後、見開き角度が変化したことが検出されたとき改頁を行う。
【0017】
このように構成することで、単に表示部の見開き角度を変えた場合と、改頁のために表示部の見開き角度を変えた場合を区別して認識することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、紙の本の頁をめくる操作に近い操作で改頁を行うことができる。また、複数の頁をまとめて捲りたい場合に、本の頁を捲るときに近い操作で改頁の頁数を指定することができるのでより自然な操作感を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。図1(A)、(B)は、実施の形態の電子ブック11の外観側面図である。
図1(A)は、電子ブック11の表示部12、13の表示面を向き合わせた状態で折り畳んだときの外観側面図である。図1(B)は、左側の表示部12を水平にし、右側の表示部13を水平方向に対して45度の角度に傾けたときの外観側面図である。
【0020】
表示部12、13は、液晶表示装置と、CPU、メモリ等からなる。表示部12と表示部13は、円筒状の連結部14により回転可能に連結されている。電子ブック11を使用しないときには、図1(A)に示すように表示部12、13の表示面が互いに向き合うように折り畳む。電子ブック11を使用するときには、表示部12、13を開いて左右の表示部12、13に本の文字を表示させる。
【0021】
図1(A)、(B)に示す連結部14の黒い部分と白い部分は、連結部14に内蔵した回転型の可変抵抗器の抵抗値の変化を示している。例えば、同心円の全体が黒くなっている状態は可変抵抗器の抵抗値が最大値のときであり、同心円の半分が白、半分が黒となっている状態は可変抵抗器の抵抗値が1/2のときである。
【0022】
すなわち、図1(A)に示すように表示部12、13の内側の表示面が互いに向き合うように折り畳んだ状態では、可変抵抗器の抵抗値が最大となる。また、図1(B)に示すように左側の表示部12を水平にし、右側の表示部13を水平方向に対して45度に傾けた状態では、可変抵抗器の抵抗値は最大値の1/2になる。可変抵抗器の抵抗値は、表示部12、13の見開き角度に応じて変化する。従って、可変抵抗器の抵抗値の変化を検出することで表示部12と表示部13の見開き角度を検出することができる。
【0023】
次に、図2は、電子ブック11の回路構成を示すブロック図である。電子ブック11は、表示部12、13と、パーソナルコンピュータ21から本のデータをダウンロードするための通信制御装置22と、本のデータを頁単位で記憶するメモリ23と、表示部12、13の液晶表示装置を駆動する表示制御部24と、角度検出部25と、連結部14に内蔵される可変抵抗器14aと、改頁制御部26と、CPU27と、回路各部に電源電圧を供給するバッテリ28と、パワースイッチ29とを有する。メモリ23、CPU27等は、表示部12、13に内蔵されるフレキシブル基板等に実装されている。また、右側の表示部13の右下隅には、改頁の方向を反転させるリバース改頁ボタン30が設けられている。
【0024】
角度検出部25は、可変抵抗器14aの抵抗値から表示部12と表示部13の見開き角度を検出する。
改頁制御部26は、角度検出部25により検出された角度と、リバース改頁ボタン30の操作の有無により改頁の方向と改頁の頁数を算出する。
【0025】
CPU27は、改頁制御部26により指定される頁のデータをメモリ23から読み出し、読み出したデータを表示制御部24に出力して表示部12、13に表示させる。
角度検出部25、改頁制御部26、表示制御部24等はCPU27により実行されるプログラムとして実現される。
【0026】
図3は、表示部13にリバース改頁ボタン30を設けた、本発明の第1の実施の形態の改頁制御処理のフローチャートである。以下の処理はCPU27により実行される。
パワースイッチ29がオンされると、頁ポインタが指すページデータをメモリ23から読み出し、そのデータを表示部12、13に表示する(図3、S11)。
【0027】
頁ポインタは、メモリ23に記憶されている本の各ページのデータの格納位置を指定するアドレスポインタである。メモリ23には、本の各ページのページデータが頁単位で順に記憶されており、頁ポインタでメモリ23のアドレスを指定することで任意の頁のデータを読み出すことができる。
【0028】
次に、角度センサにより表示部12と表示部13の見開き角度の検出を行う(S12)。このステップS12の処理では、例えば、連結部14に設けた可変抵抗器14aの抵抗値から角度を算出する。
【0029】
次に、検出した角度が基本角度か否かを判定する(S13)。この第1の実施の形態では、表示部12、13が両方とも水平になる角度、つまり見開き角度が180度のときの角度を基本角度としている。
【0030】
検出角度が基本角度と一致しないときには(S13、NO)、ステップS12に戻り角度の検出を繰り返す。
他方、検出角度が基本角度と一致したときには(S13、YES)、ステップS14に進み、表示部12と表示部13の見開き角度を再度検出する。そして、次のステップS15で、検出角度が0度か否かを判定する。
【0031】
検出角度が0度であったときには(S15、YES)、ステップS16に進みパワーオフ状態にする。
他方、検出角度が0度以外のときには(S15、NO)、ステップS17に進み、基本角度から検出角度の絶対値を減算して捲り角度を算出する。
【0032】
捲り角度とは、図5に示すように表示部12と表示部13の見開き角度である検出角度を基本角度である180度から減算した値である。従って、捲り角度は、水平方向を基準とした、右側の表示部13の反時計方向の傾き角度を示す。
【0033】
次に、算出した捲り角度が、「設定角度−α<捲り角度<設定角度+α」の条件を満たすか否かを判定する(S18)。ここで、設定角度とは、捲り角度と頁捲り量を対応づけた、図6(A)に示す改頁数変換テーブル41の捲り角度を指す。メモリ23には、捲り角度と頁捲り量を対応づけた改頁数変換テーブル41が記憶されているので、算出した捲り角度と改頁数変換テーブル41の捲り角度を比較し、設定角度−α<捲り角度<設定角度+αの条件を満たす捲り角度を改頁数変換テーブル41から探し、捲り角度に対応する頁捲り量を取得することができる。
【0034】
「設定角度−α<捲り角度<設定角度+α」の条件を満たす設定角度が存在しない場合には(S18、NO)、ステップS14に戻る。
他方、「設定角度−α<捲り角度<設定角度+α」の条件を満たす設定角度が改頁数変換テーブル41に存在するときには、その設定角度に対応する頁捲り量を取得し(S18、YES)、ステップS19に進む。ステップS19では、リバース改頁ボタン30が押下されたか否かを判定する。
【0035】
リバース改頁ボタン30が押下されたときには(S19、YES)、ステップS20に進み、頁ポインタから設定角度に対応する捲り頁数を減算する。
他方、リバース改頁ボタン30が操作されていないときには(S19、NO)、ステップS21に進み、頁ポインタに設定角度に対応する捲り頁数を加算する。
【0036】
上記のステップS12〜S22の処理により、表示部12と表示部13の見開き角度が基本角度(180度)と一致するまで表示部12、13を開いた後、所望の捲り角度となるように表示部13を傾けると、そのとき角度センサで検出される見開き角度が基本角度から減算されて捲り角度が算出される。そして、算出された捲り角度に対応する頁捲り量が改頁数変換テーブル41から取得され、さらに、リバース改頁ボタン30が操作されているか否かが判別されて、リバース改頁ボタン30が操作されていないときには、頁ポインタに取得された改頁数が加算されて改頁先の頁が指定される。このとき、リバース改頁ボタン30が操作されている場合には、頁ポインタから取得された改頁数が減算されて改頁先の頁が指定される。
【0037】
以上のようにして頁ポインタに所定頁数先の頁または前の頁が設定されたなら、ステップS22において、頁ポインタで指定される頁のデータを表示部12、13に表示する。
上述した実施の形態によれば、ユーザが電子ブック11の見開き角度を基準角度(180度)にした後、見開き角度を変化させることで、改頁の頁数を所望の値に設定することができる。つまり、紙の本の頁を捲るような操作に感覚的に近い操作を行うことで改頁を行うことができる。その際、捲り角度を大きくすれば改頁の頁数が多くなり、捲り角度を小さくすれば改頁の頁数が少なくなるので紙の本の頁を捲るのと同じような感覚で電子ブック11の改頁操作を行うことができる。
【0038】
次に、図7は、第2の実施の形態の改頁制御処理のフローチャートである。この第2の実施の形態は、リバース改頁ボタン30を設けずに、捲り角度を正または負にすることで改頁の方向を切り換えるものである。
【0039】
図7のステップS31〜S36の処理は、図3のステップS11〜S16の処理と同じであるのでそれらの説明は省略する。
ステップS37において、基本角度から検出角度を減算して捲り角度を算出する。次に、「設定角度−α<捲り角度<設定角度+α」の条件を満たす設定角度が改頁数変換テーブル42(図6(B)参照)に存在するか否かを判定する(S38)。
【0040】
リバース改頁ボタンが無い場合の改頁数変換テーブル42は、図6(B)に示すような構成になっている。この改頁数変換テーブル42は、捲り角度として負の角度が登録されており、負の捲り角度と対応づけて負の頁捲り量が登録されている。
【0041】
図6(B)に示すように、改頁数変換テーブル42には、例えば、捲り角度「45度」と対応づけて頁捲り量「10頁」が登録されており、捲り角度「−45度」と対応づけて頁捲り量「−10頁」が登録されている。
【0042】
従って、電子ブック11の見開き角度を180度より大きくすることで頁の捲り量をマイナスにすることができる。
次に、改頁数変換テーブル42から取得した捲り頁数を頁ポインタに加算する(S39)。そして、頁ポインタの示す頁データを表示部12、13に表示する(S40)。
【0043】
上述した第2の実施の形態によれば、改頁の方向を指定するリバース改頁ボタン30が無い場合でも、表示部12、13の捲り角度(基本角度−検出角度)を基準角度に対して正または負の角度にすることで改頁の方向を指定し、同時に頁の捲り量を指定することができる。これにより改頁の方向を指定するボタンを操作しなくとも、電子ブック11の見開き角度を変化させることで改頁の方向と捲り頁数の両方を指定することができる。このとき、電子ブック11の見開き角度を変化させることで捲り頁数を指定できるので、紙の本の頁を捲る操作に近い操作で改頁を行うことができる。
【0044】
本発明は上述した実施の形態に限らず、例えば、以下のように構成しても良い。
(1)実施の形態は、液晶表示装置等からなる2個の表示部12、13を回転可能に連結部14で連結したものであるが、このような連結部14を有しないものにも本発明は適用できる。例えば、表示部12と表示部13を1枚の電子ペーパ等で構成し、表示部12と表示部13の曲げ角度をセンサで検出し、検出した曲げ角度(見開き角度)に応じて頁の捲り量が指定されるようにしても良い。
(2)角度を検出するセンサは抵抗値の変化を検出するものに限らず、光学的に角度変化を検出するもの、あるいは磁気的に角度変化を検出するもの等どのようなセンサでも良い(3)改頁数変換テーブル41,42に、2つの表示部12、13の見開き角度と対応づけて改頁の頁数(頁捲り量)を登録しても良い。その場合、角度センサで検出した見開き角度が、「設定角度−α<見開き角度<設定角度+α」の条件を満たすか否かを判定すれば良い。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】実施の形態の電子ブックの外観図である。
【図2】実施の形態の電子ブックのブロック図である。
【図3】改頁制御処理のフローチャートである。
【図4】頁ポインタの説明図である。
【図5】捲り角度の説明図である。
【図6】改頁数変換テーブルを示す図である。
【図7】リバース改頁ボタンが無い場合の改頁制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
【0046】
11 電子ブック
12、13 表示部
14 連結部
23 メモリ
24 表示制御部
25 角度検出部
26 改頁制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2つの表示部の見開き角度を変化させることができる構造の表示装置と、
前記2つの表示部の見開き角度を検出する角度検出手段と、
本のデータを頁単位で記憶する記憶手段と、
前記角度検出手段で検出される見開き角度に応じた改頁の頁数を取得し、取得した頁数を加算または減算した値で指定される頁のデータを前記表示装置に表示させる制御手段とを備える電子ブック。
【請求項2】
前記2つの表示部を回転可能に連結する連結部を有し、前記連結部に前記角度検出手段を設けた請求項1記載の電子ブック。
【請求項3】
前記見開き角度または該見開き角度と基準角度との角度差と対応づけて改頁の頁数を記憶した改頁数変換テーブルを有し、
前記制御手段は、前記角度検出手段で検出される見開き角度または該見開き角度と前記基準角度との角度差に対応する頁数を前記改頁数変換テーブルから取得し、取得した改頁数を加算または減算した値で指定される頁のデータを表示させる請求項1または2記載の電子ブック。
【請求項4】
改頁の方向を指定するスイッチを、前記電子ブックを持ったときに片手で操作できる位置に設けた請求項1記載の電子ブック。
【請求項5】
前記制御手段は、前記角度検出手段で検出される検出角度と所定の基準角度との差が正かまたは負かにより改頁の方向を判定する請求項1記載の電子ブック。
【請求項6】
前記制御手段は、前記角度検出手段で前記2つの表示部の見開き角度が基準角度と一致したことが検出された後、見開き角度が変化したことが検出されたとき改頁を行う請求項1記載の電子ブック。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2008−33686(P2008−33686A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−207067(P2006−207067)
【出願日】平成18年7月28日(2006.7.28)
【出願人】(000237639)富士通フロンテック株式会社 (667)
【Fターム(参考)】