説明

電子制御装置の筐体構造

【課題】 構造部材RFに複数種類取り付けるうえで、搭載スペースを小さくすることのできる電子制御装置100の筐体構造を提供する。
【解決手段】 ケース40同士が嵌合する嵌合部60を、各ケース40に設けた。これは、構造部材RFに複数種類取り付けるうえで、電子制御装置100A〜100C同士を結合することにより、従来電子制御装置100A〜100C間に設けていた隙間Sを無くし、全体の搭載スペースを小さくすることに着目したものである。
これにより、電子制御装置100A〜100C間に設けていた隙間Sが無くなることより、全体の搭載スペースを小さくすることができる。また、取り付けブラケットBや構造部材RFに設ける取り付け部Tが少なくて済み、ねじ締めなどによる組み付け作業も少なくできることより、コストを抑えることができる。また、ねじ締め作業時の工具スペースの確保も容易となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも電子部品を実装したプリント基板と、そのプリント基板を収容する箱状のケースとを有し、構造部材に複数種類取り付けられる電子制御装置の筐体構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図9の(a)は従来の電子制御装置群100A〜100Cが車両に取り付けられた状態を示す斜視図であり、(b)は正面図である。尚、ここでいう電子制御装置は、車両用ECU(Electric Control Unit)である。図に示すように、従来、車両用ECU100A〜100Cを車両の構造部材であるリインホースRFなどに複数種類取り付ける場合、各車両用ECU100A〜100C毎に取り付けブラケットBなどを用いて、リインホースRFに設けられた取り付け部Tのそれぞれにねじ締めなどによって組み付けている。尚、後述する本発明の実施形態と対応する部分については、同一符号とした。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、最近では車両の機能が増加傾向であるため、当然、車両用ECUも増加しており、車両における車両用ECUの搭載スペースが不足するという問題がある。上記した従来の取り付け状態を例にすれば、車両用ECU100A〜100Cの本体スペースの他に、取り付けブラケットB分のスペースや、ねじ締め作業時の工具スペースなどがそれぞれに必要である。また、各システムにおいて各々車両用ECUを持っており、車両用ECU間では隙間Sを設けて干渉防止を計っているため、余分なスペースを確保しなければならない。これらより、搭載効率の悪さが問題となっている。
【0004】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、構造部材に複数種類取り付けるうえで、搭載スペースを小さくすることのできる電子制御装置の筐体構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、少なくとも電子部品を実装したプリント基板(10)と、プリント基板(10)を収容する箱状のケース(40)とを有し、構造部材(RF)に複数種類取り付けられる電子制御装置(100A〜100C)の筐体構造において、ケース(40)同士が嵌合する嵌合部(60、60A〜60C)を、各ケース(40)に設けたことを特徴としている。
【0006】
本発明は、構造部材(RF)に複数種類取り付けるうえで、電子制御装置(100A〜100C)同士を結合することにより、従来電子制御装置(100A〜100C)間に設けていた隙間(S)を無くし、全体の搭載スペースを小さくすることに着目したものである。
【0007】
従来、各電子制御装置(100A〜100C)毎に取り付けブラケット(B)などを用いて、構造部材(RF)に設けられた取り付け部(T)のそれぞれにねじ締めなどによって組み付けているのに対し、図1(b)に示すように各々の電子制御装置(100A〜100C)が嵌合部(60)を有し、この嵌合部(60)にて電子制御装置(100A〜100C)同士を嵌合させ、そのいずれかの側面に取り付けブラケット(B)を設け、その取り付けブラケット(B)で構造部材(RF)に設けられた取り付け部(T)にねじ締めなどによって組み付ける構造としたものである。
【0008】
この請求項1に記載の発明によれば、電子制御装置(100A〜100C)間に設けていた隙間(S)が無くなることより、全体の搭載スペースを小さくすることができる。また、取り付けブラケット(B)や構造部材(RF)に設ける取り付け部(T)が少なくて済み、ねじ締めなどによる組み付け作業も少なくできることより、コストを抑えることができる。また、ねじ締め作業時の工具スペースの確保も容易となる。
【0009】
また車両においては、搭載スペースがコンパクトになることにより、より多くの車両用ECUを搭載することが可能になり、今までインストルパネル内に配置したくともスペースの関係からできずにハーネスを余分に引き回してインストルパネル以外に配置されていた車両用ECUがインストルパネル内に配置できることとなり、ハーネスが削減できることからコストを抑えられて軽量化ともなる、などの効果がある。
【0010】
また、請求項2に記載の発明では、更に具体的に、嵌合部(60、60A〜60C)として、少なくとも一方のケース(40)にオス側スライド嵌合形状(61)と、他方のケース(40)にメス側スライド嵌合形状(62)と、いずれかのケース(40)に所定挿入位置以上への嵌合を阻止するストッパー部(63)と、両ケース(40)に所定挿入位置での嵌合状態を保持する係止部(60B、64、65)とを設けたことを特徴としている。
【0011】
この請求項2に記載の発明によれば、オス・メスのスライド嵌合とすることにより、ガタ無く両ケース(40)を嵌合させることができる。但し、上記の請求項1では、スライド嵌合に限るものではなく、凹凸を嵌め合わせるものや係合爪を嵌めるものであっても良い。また、ストッパー部(63)と係止部(60B、64、65)とを設けることにより、所定位置での保持が可能となるうえ、係止部(60B、64、65)を外すことにより取り外しも容易となる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明では、オス側スライド嵌合形状(61)と、ストッパー部(63)とを一体に形成していることを特徴としている。この請求項3に記載の発明によれば、嵌合部(60、60A〜60C)を簡素に構成することができる。
【0013】
また、請求項4に記載の発明では、スライド嵌合形状(61、62)と、係止部(64、65)とを両ケース(40)にそれぞれ一体に形成していることを特徴としている。この請求項4に記載の発明によれば、嵌合部(60、60A〜60C)を簡素に構成することができる。
【0014】
また、請求項5に記載の発明では、嵌合部(60、60A〜60C)を、各ケース(40)と一体に形成して設けたことを特徴としている。この請求項5に記載の発明によれば、嵌合部(60、60A〜60C)を形成する手間が省けてコストを抑えることができる。
【0015】
また、請求項6に記載の発明では、嵌合部(60、60A〜60C)を、異なる種類のケース(40)において共通形状として設けたことを特徴としている。この請求項6に記載の発明によれば、例えば車両において、電子制御装置(100A〜100C)の組み合わせにバリエーションがある場合でも、容易に構成を変えて組み合わせることができるようになる。ちなみに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1の(a)は本発明の一実施形態における電子制御装置群100A〜100Cが車両に取り付けられた状態を示す斜視図であり、(b)は正面図である。また、図2の(a)は本発明の第1実施形態における電子制御装置100A・100Bの嵌合前を示す斜視図であり、(b)は嵌合後を示す斜視図である。尚、本実施形態は車両用ECU(Electric Control Unit)に本発明を適用した例である。
【0017】
図2に示すように、各車両用ECU(電子制御装置)100A・100Bは、電子部品を実装した図示しないプリント基板と、そのプリント基板を収容する開口部を有する箱状のケース40と、プリント基板を収容した後に開口部を蓋する略平板状のカバー50とから構成されている。
【0018】
尚、ケース40とカバー50とは、軽量化のために樹脂材料で形成されている。そして、ケース40にプリント基板(図2の車両用ECU100Bの場合は上下2枚)を挿入組み付けした後、対応するカバー50をそれぞれケース40に嵌合組み付けして開口部に蓋をするようになっている。
【0019】
ケース40において各開口部の長手方向両側の内面には、それぞれプリント基板を挿入保持するためのガイド溝が形成されている(図8参照)。また、それぞれのカバー50の長手方向両端には係止突片55が設けられ、ケース40の対応する位置に設けた係止凸部44に係止するようになっている。Cは、プリント基板に搭載された外部と接続するためのコネクタであり、このコネクタCの前端面は、カバー50に設けられたコネクタ孔を貫通して、カバー50の外部に露出するようになっている。
【0020】
また、本発明の要部として、ケース40同士を嵌合させるための嵌合部60(図1(b)参照)が、各ケース40に形成されている。より具体的に示すと、図3の(a)は図2(a)におけるオス側スライド嵌合形状61を示す部分拡大図、(b)は図2(a)におけるメス側スライド嵌合形状62を示す部分拡大図、(c)は図2(b)における嵌合部60Aを示す部分拡大図である。図4の(a)は図2(a)における係止爪(係止突片)64を示す部分拡大図、(b)は図2(a)における係止凸部65を示す部分拡大図、(c)は図2(b)における係止部60Bを示す部分拡大図である。
【0021】
車両用ECU100Aのケース40の下面には、オス側スライド嵌合形状61と係止爪64とが形成されている。尚、オス側スライド嵌合形状61には、所定挿入位置以上への嵌合を阻止するストッパー部63が一体に形成されている。また、車両用ECU100Bのケース40の上面には、メス側スライド嵌合形状62と係止凸部65とが形成されている。
【0022】
そして、車両用ECU100Bのケース40の上面に車両用ECU100Aのケース40の下面を当接させて紙面右方にスライド(図2(a)参照)させることにより、オス側スライド嵌合形状61とメス側スライド嵌合形状62とが嵌り合い、ストッパー部63がメス側スライド嵌合形状62の端面に当接する位置まで挿入して止まると共に、係止爪64が係止凸部65に掛かって係止され、両ケース40の嵌合状態が保持される。
【0023】
このようにして嵌合して組み合わされた車両用ECU群100A〜100Cは、図1に示すように、いずれかの側面に取り付けブラケットBを設け、その取り付けブラケットBでリインホース(構造部材)RFに設けられた取り付け部Tにねじ締めなどによって取り付け固定され、車両ハーネス側の図示しないコネクタがコネクタCに接続される。
【0024】
次に、本実施形態での特徴と、その効果について述べる。まず、ケース40同士が嵌合する嵌合部60・60Aを、各ケース40に設けている。本発明は、リインホースRFに複数種類取り付けるうえで、車両用ECU100A〜100C同士を結合することにより、従来車両用ECU100A〜100C間に設けていた隙間Sを無くし、全体の搭載スペースを小さくすることに着目したものである。
【0025】
従来、各車両用ECU100A〜100C毎に取り付けブラケットBなどを用いて、リインホースRFに設けられた取り付け部Tのそれぞれにねじ締めなどによって組み付けているのに対し、図1(b)に示すように各々の車両用ECU100A〜100Cが嵌合部60を有し、この嵌合部60にて車両用ECU100A〜100C同士を嵌合させ、そのいずれかの側面に取り付けブラケットBを設け、その取り付けブラケットBでリインホースRFに設けられた取り付け部Tにねじ締めなどによって組み付ける構造としたものである。
【0026】
これによれば、車両用ECU100A〜100C間に設けていた隙間Sが無くなることより、全体の搭載スペースを小さくすることができる。また、取り付けブラケットBやリインホースRFに設ける取り付け部Tが少なくて済み、ねじ締めなどによる組み付け作業も少なくできることより、コストを抑えることができる。また、ねじ締め作業時の工具スペースの確保も容易となる。
【0027】
また車両においては、搭載スペースがコンパクトになることにより、より多くの車両用ECUを搭載することが可能になり、今までインストルパネル内に配置したくともスペースの関係からできずにハーネスを余分に引き回してインストルパネル以外に配置されていた車両用ECUがインストルパネル内に配置できることとなり、ハーネスが削減できることからコストを抑えられて軽量化ともなる、などの効果がある。
【0028】
また、更に具体的に、嵌合部60・60A・60Bとして、少なくとも一方のケース40にオス側スライド嵌合形状61と、他方のケース40にメス側スライド嵌合形状62と、いずれかのケース40に所定挿入位置以上への嵌合を阻止するストッパー部63と、両ケース40に所定挿入位置での嵌合状態を保持する係止部60B・64・65とを設けている。
【0029】
これによれば、オス・メスのスライド嵌合とすることにより、ガタ無く両ケース40を嵌合させることができる。また、ストッパー部63と係止部60B・64・65とを設けることにより、所定位置での保持が可能となるうえ、係止部60B・64・65を外すことにより取り外しも容易となる。
【0030】
また、オス側スライド嵌合形状61と、ストッパー部63とを一体に形成している。これによれば、嵌合部60・60A・60Bを簡素に構成することができる。また、嵌合部60・60A・60Bを、各ケース40と一体に形成して設けている。これによれば、嵌合部60・60A・60Bを形成する手間が省けてコストを抑えることができる。
【0031】
また、嵌合部60・60A・60Bを、異なる種類のケース40において共通形状として設けている。これによれば、例えば車両において、車両用ECU100A〜100Cの組み合わせにバリエーションがある場合でも、容易に構成を変えて組み合わせることができるようになる。
【0032】
(第2実施形態)
図5の(a)は本発明の第2実施形態における電子制御装置100A・100Bの嵌合前を示す斜視図であり、(b)は嵌合後を示す斜視図である。また、図6の(a)は図5(a)におけるオス側スライド嵌合形状61を示す部分拡大図、(b)は図5(a)におけるメス側スライド嵌合形状62を示す部分拡大図、(c)は図5(b)における嵌合部60Cを示す部分拡大図である。
【0033】
尚、上述した第1実施形態とは嵌合部の形状のみ異なるため、他の部分の説明は省略する。本実施形態の嵌合部60Cは、スライド嵌合形状61・62と、係止部64・65とを両ケース40にそれぞれ一体に形成している。具体的には、オス側スライド嵌合形状61にストッパー部63と係止爪64とを一体に形成している。また、メス側スライド嵌合形状62は、これ自体が係止凸部65ともなり、長手方向端面に係止爪64が係止される。これによれば、嵌合部60Cを簡素に構成することができる。
【0034】
(他の実施形態)
図7は、他の実施形態における電子制御装置100の筐体構造を示す斜視図である。電子制御装置100は図7に示すように、ケース40内に複数のプリント基板10A〜10Cを収納するものであっても良く、そのために複数の開口部41A〜41Cを有するものであっても良い。また、図7に示すように、嵌合形状61・62をケース40の長手方向両端に設けて、ケース40同士の嵌合はケース40の長手方向の端面同士を嵌合させるものであっても良い。
【0035】
また、図8は、他の実施形態におけるケース40の構造を示す斜視図である。構造部材RFの取り付け部Tへの取り付けブラケットBは、樹脂製のケース40と一体化したものであっても良い。また、例えば3個以上の車両用ECU100A〜100Cを嵌合させて取り付ける場合、その中で、取り付けブラケットBを有する車両用ECU100A〜100Cが2つ以上あっても良い。
【0036】
また、上述の実施形態に示した車両用ECU100の筐体構造は、ケース40とカバー50が、樹脂材料にて形成されたものに好適であるが、これに限らず、ケース40とカバー50のいずれか、もしくは全部が金属材料にて形成されたものであっても良い。また、上述の電子制御装置100の筐体構造は、車両用ECUなどに用いられて好適であるが、これに限らず、任意の用途の電子制御装置に用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】(a)は本発明の一実施形態における電子制御装置群100A〜100Cが車両に取り付けられた状態を示す斜視図であり、(b)は正面図である。
【図2】(a)は本発明の第1実施形態における電子制御装置100A・100Bの嵌合前を示す斜視図であり、(b)は嵌合後を示す斜視図である。
【図3】(a)は図2(a)におけるオス側スライド嵌合形状61を示す部分拡大図、(b)は図2(a)におけるメス側スライド嵌合形状62を示す部分拡大図、(c)は図2(b)における嵌合部60Aを示す部分拡大図である。
【図4】(a)は図2(a)における係止爪64を示す部分拡大図、(b)は図2(a)における係止凸部65を示す部分拡大図、(c)は図2(b)における係止部60Bを示す部分拡大図である。
【図5】(a)は本発明の第2実施形態における電子制御装置100A・100Bの嵌合前を示す斜視図であり、(b)は嵌合後を示す斜視図である。
【図6】(a)は図5(a)におけるオス側スライド嵌合形状61を示す部分拡大図、(b)は図5(a)におけるメス側スライド嵌合形状62を示す部分拡大図、(c)は図5(b)における嵌合部60Cを示す部分拡大図である。
【図7】他の実施形態における電子制御装置100の筐体構造を示す斜視図である。
【図8】他の実施形態におけるケース40の構造を示す斜視図である。
【図9】(a)は従来の電子制御装置群100A〜100Cが車両に取り付けられた状態を示す斜視図であり、(b)は正面図である。
【符号の説明】
【0038】
10…プリント基板
40…ケース
60、60A〜60C…嵌合部
61…オス側スライド嵌合形状
62…メス側スライド嵌合形状
63…ストッパー部
64…係止爪(係止突片、係止部)
65…係止凸部(係止部)
100A〜100C…車両用ECU(電子制御装置)
RF…リインホース(構造部材)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも電子部品を実装したプリント基板(10)と、
前記プリント基板(10)を収容する箱状のケース(40)とを有し、
構造部材(RF)に複数種類取り付けられる電子制御装置(100A〜100C)の筐体構造において、
前記ケース(40)同士が嵌合する嵌合部(60、60A〜60C)を、前記各ケース(40)に設けたことを特徴とする電子制御装置の筐体構造。
【請求項2】
前記嵌合部(60、60A〜60C)として、少なくとも一方の前記ケース(40)にオス側スライド嵌合形状(61)と、
他方の前記ケース(40)にメス側スライド嵌合形状(62)と、
いずれかの前記ケース(40)に所定挿入位置以上への嵌合を阻止するストッパー部(63)と、
前記両ケース(40)に前記所定挿入位置での嵌合状態を保持する係止部(60B、64、65)とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置の筐体構造。
【請求項3】
前記オス側スライド嵌合形状(61)と、
前記ストッパー部(63)とを一体に形成していることを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置の筐体構造。
【請求項4】
前記スライド嵌合形状(61、62)と、
前記係止部(64、65)とを前記両ケース(40)にそれぞれ一体に形成していることを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置の筐体構造。
【請求項5】
前記嵌合部(60、60A〜60C)を、前記各ケース(40)と一体に形成して設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の電子制御装置の筐体構造。
【請求項6】
前記嵌合部(60、60A〜60C)を、異なる種類の前記ケース(40)において共通形状として設けたことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の電子制御装置の筐体構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−32422(P2006−32422A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−204952(P2004−204952)
【出願日】平成16年7月12日(2004.7.12)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【出願人】(390001812)アンデン株式会社 (97)
【Fターム(参考)】