説明

電子機器、検索制御方法、及び検索制御プログラム

【課題】表示内容の比較を容易にするために第1及び第2の画面の表示が切り替えられるようにする。
【解決手段】パーソナルコンピュータにより実行される検索制御アプリケーションプログラム201には、画面表示をするブラウザプログラム202により表示された第1の画面において指定されたオブジェクトを示す情報を取得する文字列取得部201aと、取得された情報についての検索要求を検索サイト等に対して出力する検索要求出力部201cと、検索要求に対する検索サイトによる検索結果を入力する検索結果入力部201dと、検索結果を第2の画面に表示する検索結果表示部201eとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報の検索をする電子機器、検索制御方法、及び検索制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、第1表示手段(第1液晶パネル)と第2表示手段(第2液晶パネル)とを設けて、操作性を向上させて、使い勝手を良くした電子機器が知られている(特許文献1)。特許文献1に記載された電子機器では、例えば第1液晶パネルに説明文表示画面を表示した場合に、第2の液晶パネルに移行先選択画面を自動表示させる。移行先選択画面には、「新しく調べる」「他の辞書で調べる」「リストを表示」の各ボタンを表示する。例えば、「新しく調べる」のボタンがユーザにより選択された場合、第1液晶パネルに表示されている辞書検索入力画面の文字入力欄をクリアし、第2液晶パネルの表示を手書き入力画面に切り替えて、新たに文字入力可能な状態にする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−117158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように従来技術では、2画面表示する電子機器において、第1液晶パネルに表示中の項目に応じたメニューを第2液晶パネルに表示することにより操作性を高めている。すなわち、表示画面が小さい電子機器であっても、第1液晶パネルに応じたメニューだけを第2液晶パネルに表示することにより、現在の処理状況に応じて必要な機能を選択しやすくしている。
【0005】
しかしながら従来技術の2画面表示では、第1液晶パネルのみにおいて現在の処理結果、例えば入力された文字について辞書から抽出された説明文を表示している。このため、複数の異なる文字入力に対応して第1液晶パネルに表示される説明文を比較するためには、第2液晶パネルに表示されたボタンへの操作によって、第1液晶パネルに表示された説明文を繰り返して切り替えなくてはならなかった。
【0006】
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、表示内容の比較を容易にするために第1及び第2の画面の表示が切り替えられる電子機器、検索制御方法、及び検索制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するため、本発明は、画面表示をするプログラムにより表示された第1の画面において指定されたオブジェクトを示す情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報についての検索要求を検索処理手段に対して出力する出力手段と、前記検索要求に対する前記検索処理手段による検索結果を入力する入力手段と、前記検索結果を第2の画面に表示する検索結果表示手段とを具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、表示内容の比較を容易にするために第1及び第2の画面の表示が切り替えられる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本実施形態における電子機器の構成を示す外観図。
【図2】本実施形態におけるパーソナルコンピュータのシステム構成を示すブロック図。
【図3】本実施形態におけるタッチパネルに関係するプログラムの関係の一例を示す図。
【図4】本実施形態における検索制御アプリケーションプログラムの機能構成を示すブロック図。
【図5】本実施形態における検索制御アプリケーションプログラムとブラウザプログラムを実行させた場合の表示例を示す図。
【図6】本実施形態におけるブラウザプログラムによるブラウザ処理を示すフローチャート。
【図7】本実施形態における検索制御アプリケーションプログラムによる検索制御処理を示すフローチャート。
【図8】本実施形態における検索制御アプリケーションプログラムによるカスタマイズ処理を示すフローチャート。
【図9】本実施形態におけるカスタマイズ処理により表示される設定画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態における電子機器の構成を示す外観図である。この電子機器は、例えば、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
【0011】
図1は、パーソナルコンピュータ10の第1のディスプレイユニット11を開いた状態における斜視図である。パーソナルコンピュータ10は、第1のディスプレイユニット11と第2のディスプレイユニット12とから構成される。
【0012】
第1のディスプレイユニット11は、第2のディスプレイユニット12に対して、ヒンジ機構によって開放位置と閉塞位置との間を回動自在となっている。ヒンジ機構は、例えば第1のディスプレイユニット11と第2のディスプレイユニット12との角度を180°として平面状にすることができる。これにより、第1のディスプレイユニット11と第2の第1のディスプレイユニット11とをテーブル等に載置して、1台のタッチパネルと同様にして使用することができる。
【0013】
第1のディスプレイユニット11の上面には、液晶表示装置(LCD)14とタッチパネル15とから構成されるタッチスクリーンディスプレイが組み込まれており、そのタッチスクリーンディスプレイの表示画面が第1のディスプレイユニット11のほぼ中央に位置されている。
【0014】
タッチスクリーンディスプレイは、例えばLCD14の表面にタッチパネル15が装着されて構成されたもので、LCD14による表示と、ペン又は指によってタッチされたタッチ位置の検知を実現できる。ユーザは、LCD14に表示された各種オブジェクト(例えば、フォルダやファイルを表すアイコン、メニュー、ボタン、文字、画像等)を指先やペンなどを用いて選択することができる。表示画面上のタッチ位置を示す座標データはタッチパネル15からパーソナルコンピュータ10内のCPUに入力される。
【0015】
第2のディスプレイユニット12は、薄い箱形の筐体を有するベースユニットである。第2のディスプレイユニット12は、コンピュータ本体であり、筐体内に主要なユニットが搭載されている。また、第2のディスプレイユニット12の上面には、液晶表示装置(LCD)16とタッチパネル17とから構成されるタッチスクリーンディスプレイが組み込まれており、そのタッチスクリーンディスプレイの表示画面が第2のディスプレイユニット12のほぼ中央に位置されている。
【0016】
タッチスクリーンディスプレイは、例えばLCD16の表面にタッチパネル17が装着されて構成されたもので、LCD16による表示と、ペン又は指によってタッチされたタッチ位置の検知を実現できる。ユーザは、第1のディスプレイユニット11に設けられたタッチスクリーンディスプレイと同様に、LCD16に表示された各種オブジェクト(例えば、フォルダやファイルを表すアイコン、メニュー、ボタン、文字、画像等)を指先やペンなどを用いて選択することができる。表示画面上のタッチ位置を示す座標データはタッチパネル17からコンピュータ10内のCPUに入力される。
【0017】
また、第2のディスプレイユニット12の側面部には、パワーオン/オフするためのパワーボタンスイッチ18や各種端子が設けられている。また、第2のディスプレイユニット12の底部には、バッテリ142(図2に示す)が脱着可能となっている。第2のディスプレイユニット12には、電源コネクタ(図示せず)が設けられており、ACアダプタ143(図2に示す)を接続することができる。
【0018】
第1のディスプレイユニット11上のLCD14と第2のディスプレイユニット12のLCD16は、それぞれ独立したディスプレイである。LCD14,16は仮想画面環境を実現するためのマルチディスプレイとして使用することができる。この場合、パーソナルコンピュータ10のオペレーティングシステムによって管理される仮想画面は、LCD14に表示される第1の画面領域とLCD16に表示される第2の画面領域とを含む。第1の画面領域及び第2の画面領域の各々には、任意のアプリケーションプログラムにより表示される表示画面(ウィンドウ)、任意のオブジェクト等を表示することができる。
【0019】
図2は、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10のシステム構成を示すブロック図である。
パーソナルコンピュータ10は、図2に示すように、CPU111、ノースブリッジ114、主メモリ115、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)116、サウスブリッジ117、BIOS−ROM120、ハードディスクドライブ(HDD)121、光ディスクドライブ(ODD)122、通信モジュール123、エンベデッドコントローラIC(EC)140、電源回路141等を備えている。
【0020】
CPU111は、パーソナルコンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD121から主メモリ115にロードされる、オペレーティングシステム(OS)200および各種アプリケーションプログラム等を実行する。アプリケーションプログラムには、検索制御アプリケーションプログラム201とブラウザプログラム202などの文字列を表示する各種プログラムが含まれている。検索制御アプリケーションプログラム201は、ブラウザプログラム202等のアプリケーションによる処理内容が表示される表示装置(例えばLCD14)とは別の表示装置(例えばLCD16)において画面表示をする。また、検索制御アプリケーションプログラム201は、ブラウザプログラム202等のアプリケーションにより表示されたLCD14の画面(第1の画面)中でユーザによって指定されたオブジェクト(文字や画像等)をもとに、検索処理を実行する検索処理手段に対して検索要求を出力し、その検索結果を入力してLCD16の画面(第2の画面)において表示させる。検索処理手段としては、インターネット上で公開されている検索サイト(検索エンジン)、パーソナルコンピュータ10にインストールされている検索機能を有するプログラムなどを含む。また、CPU111は、タッチパネルドライバ203を実行してタッチパネル15,17からの入力を制御する。さらに、CPU111は、BIOS−ROM120に格納されたシステムBIOS(Basic Input Output System)も実行する。システムBIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
【0021】
ノースブリッジ114は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ117との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ114には、主メモリ115をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。
【0022】
GPU116は、パーソナルコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD14,16を制御する表示コントローラである。GPU116は、ノースブリッジ114を介してCPU111から送信される描画要求に基づいてビデオメモリ(VRAM)116Aにフレーム群を描画するための表示処理(グラフィクス演算処理)を実行する。
【0023】
サウスブリッジ117は、HDD121および光ディスクドライブ(ODD)122を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラやSerial ATAコントローラを内蔵している。
【0024】
通信モジュール123は、OS200(検索制御アプリケーションプログラム201、ブラウザプログラム202)の制御のもとで、ネットワークを介して、インターネット上で公開されている各種のサイト(検索エンジンを含む)等への通信を制御する。
【0025】
エンベデッドコントローラIC(EC)140は、電力管理およびタッチパネル15,17を制御するためのコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC140は、ユーザによるパワーボタンスイッチ18の操作に応じてパーソナルコンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。パーソナルコンピュータ10のパワーオン/パワーオフの制御は、EC140と電源回路141との共同動作によって実行される。
【0026】
電源回路141は、第2のディスプレイユニット12に装着されたバッテリ142、またはACアダプタ143を介して接続された外部電源から電源供給を受けて、各コンポーネントへの動作電源を生成して供給する。電源回路141には、電源マイコン144が設けられている。電源マイコン144は、各コンポーネントとバッテリ142に対する電源供給(充放電)や、バッテリ142の充電状態を監視する。電源回路141は、バッテリ142とACアダプタ143とが接続されている場合、外部電源によりバッテリ142を充電する。
【0027】
図3は、本実施形態におけるタッチパネル15,17に関係するプログラムの関係の一例を示す図である。図3では、タッチパネルドライバ203によって、ユーザのタッチパネル15,17に対する操作を制御する例を示している。なお、OS200あるいはアプリケーションプログラムによって、同様の制御を実行するように構成しても良い。
【0028】
タッチパネル15,17は、タッチパネルドライバ203により制御される。タッチパネルドライバ203は、ユーザの指先やペンなどを用いた操作によるタッチパネル15,17に対する接触を検出して、接触位置の座標データを検出する。タッチパネルドライバ203は、タッチパネル15,17に対して同時に複数の位置において接触されている場合に、この複数の位置の座標データを検出することができる。
【0029】
OS200及びアプリケーションプログラム(検索制御アプリケーションプログラム201、ブラウザプログラム202等の文字列表示プログラム)は、タッチパネルドライバ203によって検出されたタッチパネル15,17に対する操作に応じた処理を実行する。OS200は、LCD14,16において表示されているオブジェクト(フォルダやファイルを表すアイコン、メニュー、ボタン、アプリケーション毎の表示ウィンドウ等)の表示位置を管理しており、タッチパネルドライバ203において検出されたタッチパネル15,17に対して接触された位置にオブジェクトが存在しているかを、タッチパネルドライバ203からの問い合わせに応じて通知することができる。また、ブラウザプログラム202は、LCD14において表示された画面中でユーザ操作によって指定されたオブジェクト(文字や画像)等を判別する機能を有する。
【0030】
また、OS200及びアプリケーションプログラムは、タッチパネルドライバ203によって検出された、タッチパネル15,17に対して同時に接触されている複数の位置の座標データをもとにした処理を実行することができる。
【0031】
図4は、本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201の機能構成を示すブロック図である。検索制御アプリケーションプログラム201は、ブラウザプログラム202によるブラウザ画面(第1の画面)とは別に検索ウィンドウ(第2の画面)を表示し、ブラウザプログラム202と連携して、検索結果を表示する画面と、検索対象とするオブジェクト(キーワード)を選択するためのユーザ操作がされる画面とが別の画面となるように制御する。
【0032】
なお、以下の説明では、ブラウザプログラム202によるブラウザ画面において、検索対象とするオブジェクト(キーワード)を選択するためのユーザ操作が行われるとしているが、文字列を表示する他のアプリケーションプログラム(文字列表示プログラム)により表示された画面において、検索対象とする文字列(キーワード)を選択するための操作が行われるようにしても良い。
【0033】
図4に示すように、検索制御アプリケーションプログラム201をCPU111により実行することにより、文字列取得部201a、検索先判別部201b、検索要求出力部201c、検索結果入力部201d、検索結果表示部201e、及びリンク先通知部201fの機能が実現される。
【0034】
文字列取得部201aは、ブラウザプログラム202により表示された画面中でユーザ操作によって指定されたオブジェクトを、検索エンジンに対する検索キーワードとして取得する。ここでは、ブラウザ画面中に表示された文章中から選択された文字情報(1文字以上の文字列)を取得するものとする。
【0035】
検索先判別部201bは、第2の画面に複数の検索エンジン等から何れかを選択するボタンを表示し、ボタンに対するユーザの操作に応じて検索要求先とする検索エンジン等を判別する。なお、検索先判別部201bは、ボタン操作によって検索要求先を判別するだけでなく、ブラウザプログラム202により表示された第1の画面中でユーザにより指定されたオブジェクトの種類に応じて、自動的に検索要求先を判別することも可能である。
【0036】
検索要求出力部201cは、文字列取得部201aによって取得された文字情報についての検索要求を、検索先判別部201bにより判別された検索要求先とする検索サイト等に対して出力する。検索制御アプリケーションプログラム201には、検索要求先となる複数の検索サイト等が設定されている。例えば、文字列をキーワードによりサイトを検索する検索エンジンサイト、住所等示す文字列をもとに地図を検索する地図サイト、指定されたキーワードについて辞書を検索する辞書サイト、キーワードとする文字列を他の言語の文字列に変換する翻訳サイトなどがある。また、インターネット上で公開されている検索サイトだけでなく、パーソナルコンピュータ10が有する検索機能や、他の特定の情報処理装置(サーバ等)に検索要求を出力するようにしても良い。
【0037】
検索結果入力部201dは、検索要求出力部201cにより出力された検索要求に対して検索サイトによって検索された結果を入力する。検索サイトによる検索結果としては、例えば、検索キーワードとして指定した文字情報に関連するサイトの一覧や、その他の関連する情報が含まれる。
【0038】
検索結果表示部201eは、検索結果入力部201dによって入力された検索結果を表示する。
リンク先通知部201fは、検索結果表示部201eによってLCD16(第2の画面)に表示された検索結果において、ユーザ操作によって指定されたオブジェクト(文字、画像等)にアクセス先が示す情報が設定されている場合に、ブラウザプログラム202にアクセス先を通知する。アクセス先を示す情報としては、URL(uniform resource locator)やファイル名などがある。ブラウザプログラム202は、リンク先通知部201fによって通知されたアクセス先にアクセスし、アクセス先から情報を取得してLCD14(第1の画面)に表示させる。
【0039】
図5は、本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201とブラウザプログラム202を実行させた場合の表示例を示す図である。
ブラウザプログラム202は、第1のディスプレイユニット11のLCD14においてブラウザ画面20を表示させる。なお、図中の「○○○」は文字列を表している。ブラウザ画面20では、HTML(Hyper Text Markup Language)等により記述された文字や画像等の情報を含むコンテンツが表示される。
【0040】
また、検索制御アプリケーションプログラム201は、第2のディスプレイユニット12のLCD16において検索ウィンドウ29を表示させる。検索ウィンドウ29には、検索対象とする文字列をユーザ操作により入力することができる検索ワード入力領域30、複数の検索要求先(検索サイト)のそれぞれに対応する検索エンジン選択ボタン31,32,33,34、及び検索結果表示領域35が設けられている。検索制御アプリケーションプログラム201は、検索結果表示領域35には、ブラウザプログラム202と同様に、HTML等により記述されたコンテンツを表示させる。
【0041】
次に、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10の動作について説明する。
図6は、ブラウザプログラム202によるブラウザ処理を示すフローチャート、図7は、検索制御アプリケーションプログラム201による検索制御処理を示すフローチャートである。
【0042】
本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10は、OS200の制御のもとで、図5に示すように、ブラウザプログラム202によりLCD14の画面(第1の画面)を表示し(図6、ステップA1)、検索制御アプリケーションプログラム201によりLCD16の画面(第2の画面)を表示する(図7、ステップB1)。
【0043】
図5に示す例では、ブラウザプログラム202によりアクセスされたサイトの画面が表示されている。ここで、ブラウザ画面20においてユーザ操作によって文字列が選択されたものとする(ステップA2、Yes)。ここで、選択された文字列にリンクが設定されていた場合には(ステップA3、Yes)、ブラウザプログラム202は、リンク先にアクセスして、リンク先のWebページを表示させる(ステップA6)。すなわち、通常のWebブラウザと同様の処理を実行する。
【0044】
一方、ブラウザ画面20においてユーザ操作(例えば対象とする文字列の範囲をドラッグ)により、リンクが設定されていない文字列が選択されたものとする(ステップA3、No)。この場合、ブラウザプログラム202は、選択された文字列を検索制御アプリケーションプログラム201に受け渡すために、選択された文字列を例えばクリップボードに記憶させる。また、ブラウザプログラム202は、例えば図5に示すように、選択された文字列21を反転表示させる。
【0045】
なお、前述した説明では、ユーザ操作により選択された文字列にリンクが設定されている場合、通常のWebブラウザと同様の処理を実行するとしているが、リンクが設定されていない場合と同様にして、選択された文字列を検索制御アプリケーションプログラム201に受け渡して、検索制御アプリケーションプログラム201によりアクセスさせるようにしても良い。
【0046】
検索制御アプリケーションプログラム201は、ブラウザプログラム202において選択された文字列があるかを判別する(ステップB3)。例えば、クリップボードにデータの記録があった場合、検索制御アプリケーションプログラム201の文字列取得部201aは、選択された文字列があるものと判別し、この文字列を取得して検索ワード入力領域30において表示させる(ステップB5)。
【0047】
ここで、検索エンジン選択ボタン31,32,33,34の何れかがユーザにより選択(押下)されると(ステップB6)、検索先判別部201bは、選択されたボタンに応じた検索要求先とする検索サイト等を判別する。検索要求出力部201cは、検索先判別部201bにより判別された検索サイトに対して、ブラウザプログラム202から取得した文字列を指定して検索要求を出力する(ステップB7)。例えば、予め設定されている所定の検索エンジンを指定するボタン31が押下された場合には、このボタン31に対応する検索エンジンに対して通信モジュール123を通じて検索要求を出力する。
【0048】
なお、検索制御アプリケーションプログラム201は、ブラウザプログラム202から取得された文字列をもとにして検索要求を出力するだけでなく、ソフトウェアキーボード等を通じて、ユーザ操作により文字列が入力された場合には(ステップB2、Yes)、この入力された文字列を検索ワード入力領域30に表示し(ステップB5)、前述と同様にして、検索エンジン選択ボタン31,32,33,34から選択された何れかのボタンに対応する検索サイトに検索要求を出力することができる(ステップB6,B7)。
【0049】
検索結果入力部201dは、検索要求出力部201cから出力された検索要求に対して検索エンジンにより実行された検索結果を入力する。検索結果表示部201eは、検索結果入力部201dにより入力された検索結果を、検索ウィンドウ中の検索結果表示領域35において表示する(ステップB8)。
【0050】
すなわち、ブラウザ画面20において選択された文字列を検索キーワードとする検索結果は、ブラウザ画面20とは別の検索結果表示領域35において表示される。従って、ユーザは、ブラウザプログラム202によってブラウザ画面20に表示されている複数の異なる文字列について、検索エンジンを利用して検索する場合、ブラウザ画面20の表示を検索エンジンのページに切り替えることなく、各文字列についての検索結果を確認することができる。
【0051】
通常、検索エンジンを利用して任意の文字列についての検索を実行する場合には、次のような手順が必要となっている。まず、検索キーワードとする文字列を選択して、この選択した文字列をコピーする。そして、検索エンジンのサイトにアクセスして、検索エンジンのページを開き、キーワード入力欄にコピーした文字列を貼り付けて、検索ボタンをクリックして検索実行を要求する。このため、あるWebページに表示された複数の文字列について検索エンジンを用いて検索を実行する場合には、同じブラウザ画面において検索対象とする文字列を含むWebページと検索エンジンのページを切り替えながら、前述した操作を繰り返して実行する必要がある。
【0052】
これに対し、本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201では、ブラウザプログラム202により表示されたブラウザ画面20において文字列を選択した後、検索ウィンドウ29に設けられた検索要求先を指定する検索エンジン選択ボタン31,32,33,34の一つをクリックするのみで、検索エンジンによる検索結果をブラウザ画面20とは別の検索ウィンドウ29(検索結果表示領域35)において表示させることができる。
【0053】
また、本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201では、複数の検索要求先を検索エンジン選択ボタン31,32,33,34に対する同じ操作で使い分けることができる。従って、例えば1つの文字列について複数の異なる検索エンジンによる検索結果を簡単に表示させることができる。例えば、ボタン31をクリックして実行した検索結果が検索結果表示領域35に表示された状態においては、検索ワード入力領域30にブラウザ画面20から選択された文字列が表示されたままであるため、次に、ボタン32をクリックすることで、検索ワード入力領域30に表示された文字列を検索キーワードとした、ボタン32に対応する検索エンジンによる検索結果を検索結果表示領域35において表示させることができる。
【0054】
さらに、本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201は、検索結果表示領域35に表示された検索結果に対して、ユーザがオブジェクトを選択する操作をした場合に、このオブジェクトに関連する情報をブラウザプログラム202によりブラウザ画面20に表示させることができる。検索結果表示領域35には、ブラウザプログラム202と同様に表示可能な一般的なHTML等により記述されたコンテンツが検索結果として表示されている。
【0055】
検索制御アプリケーションプログラム201は、検索結果表示領域35においてユーザによるポインティング操作がされた場合に、ポインティングされた位置のオブジェクト、例えば文字列や画像に対してリンクが設定されているかを判別する。検索制御アプリケーションプログラム201は、リンクが設定されていると判別した場合(図7、ステップB9、Yes)、リンク先通知部201fによりリンク先を示すデータをブラウザプログラム202に通知する(ステップB10)。リンク先を示すデータとしては、URL(uniform resource locator)やファイル名などがある。
【0056】
ブラウザプログラム202は、検索制御アプリケーションプログラム201からリンク先を示すデータを取得すると(図6、ステップA5)、リンク先にアクセスして、リンク先のWebページを表示させる(ステップA6)。
【0057】
通常、検索エンジンによる検索結果には複数のリンクが設定されたオブジェクトを含むため、それぞれのリンク先のWebページを開いて比較することもよく行われる。1つの画面で複数のリンク先のページを開く場合には、検索結果に含まれるリンクが設定されたオブジェクトをクリックしてリンク先のページを開いて確認した後、再度、検索結果を表示するページに戻って、別のリンク先のページを開くという操作が必要となる。
【0058】
これに対して本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201は、検索ウィンドウ29中の検索結果表示領域35に検索結果を表示し、検索結果表示領域35においてユーザに指定されたリンク先のページをブラウザプログラム202によりアクセスさせて、ブラウザ画面20において表示させる。従って、ユーザは、検索ウィンドウ29の検索結果表示領域35に表示されている検索結果を切り替えることなく、検索結果に含まれる複数のリンク先のページを確認することができる。
【0059】
このようにして、本実施形態におけるパーソナルコンピュータ10では、検索制御アプリケーションプログラム201とブラウザプログラム202を実行することにより、ブラウザ画面20において指定された文字列を検索キーワードとする検索エンジン等により検索結果を検索結果表示領域35において表示させ、検索結果表示領域35に表示された検索結果中のリンク先のページをブラウザ画面20において表示させることができる。すなわち、ユーザが文字列等のオブジェクトを選択する操作画面と、選択されたオブジェクトに対応する検索結果を表示する結果画面とを、検索制御アプリケーションプログラム201とブラウザプログラム202とが連携して、相互に別の画面とすることができる。これにより、ユーザの使い勝手を向上させて、検索エンジンによる検索結果やWebページに設定されたリンク先のページの内容の比較を容易にすることができる。
【0060】
なお、前述した説明では、ブラウザプログラム202により表示されたブラウザ画面から検索対象とする文字情報が選択されるものとしているが、文字列表示プログラムによる画面中から検索対象とする文字情報が選択された場合においても、前述と同様にして検索制御アプリプログラム201による検索制御が可能である。この場合、リンク先通知部201fは、文字列表示プログラムとは別に動作しているブラウザプログラム202に対してリンク先を示すデータを通知して、リンク先にアクセスさせる。ブラウザプログラム202は、通知されたリンク先にアクセスして、受信されたデータをブラウザ画面に表示させる。
【0061】
次に、検索制御アプリケーションプログラム201による検索ウィンドウ29のカスタマイズ処理について説明する。
前述した説明では、検索制御アプリケーションプログラム201により表示される検索ウィンドウ29には、複数の検索エンジン選択ボタン31,32,33,34が設けられ、それぞれに対応する検索エンジン等が設定されているとしているが、カスタマイズ処理によってユーザからの指示に応じて検索要求先とボタンとを設定する。
【0062】
図8は、本実施形態における検索制御アプリケーションプログラム201によるカスタマイズ処理を示すフローチャートである。検索制御アプリケーションプログラム201は、所定のユーザ操作によりカスタマイズ処理の実行が指示されると、図9に示すような設定画面をLCD16において表示させる(ステップC1)。
【0063】
図9に示す設定画面では、検索ウィンドウ29において表示される4つのボタンを示すボタン表示40のそれぞれについて、ボタン表示設定領域41と検索要求先のアドレス等を入力するための検索先アドレス欄42とが設けられている。
【0064】
検索制御アプリケーションプログラム201は、設定画面において設定対象とするボタンがユーザにより選択されると(ステップC2)、予めプログラム側で用意している検索先リストを表示する(ステップC3)。検索先リストには、例えば多くのユーザによって利用されている複数の検索エンジン等を含む検索要求先(名称、アドレス等)が登録されている。ここで、検索先リストから何れかの検索要求先(検索エンジン)がユーザにより選択されると(ステップC4、Yes)、検索制御アプリケーションプログラム201は、検索先リストから選択された検索要求先(検索エンジン)のアドレスを、ユーザにより選択されたボタンに対応する検索先アドレス欄42に表示する(ステップC5)。
【0065】
また、ボタン表示設定領域41が選択されることにより、ボタン名称の変更要求が入力されると(ステップC6、Yes)、検索制御アプリケーションプログラム201は、このボタンについての名称を入力するための入力欄を表示して、例えばソフトウェアキーボードを用いたユーザ操作によりボタン名称とする文字を入力する(ステップC7)。検索制御アプリケーションプログラム201は、ボタン名称の入力が確定されると、ボタン表示設定領域41の表示を新たに入力されたボタン名称に変更する(ステップC8)。
【0066】
なお、前述した説明では、検索要求先を検索先リストから選択するものとしたが、検索先リストに登録されていない他の検索要求先についても検索先アドレス欄42に対して、直接、該当する検索エンジン等のアドレスを入力することで設定可能とする。
【0067】
こうして、複数のボタン1〜4のそれぞれに対して、ユーザからの指示に応じて、ボタン名称と検索要求先を任意に設定することができる。検索制御アプリケーションプログラム201は、設定完了が指示されると(ステップC9、Yes)、カスタマイズ処理を終了する。
【0068】
このようにして、本実施形態におけるカスタマイズ処理により、検索ウィンドウ29に表示される検索エンジン選択ボタン31,32,33,34に対応する検索エンジン等をユーザが任意に設定することができる。従って、検索制御アプリケーションプログラム201を通じて、ユーザが希望する検索エンジン等に対して検索要求を出力できるようになる。
【0069】
なお、前述した説明では、ブラウザ画面20において選択された文字列について、検索エンジン選択ボタン31,32,33,34の何れかのボタンがクリックされた場合に、この選択されたボタンに対応する検索エンジンに検索要求を出力するものとして説明しているが、ユーザが検索要求先を選択することなく検索要求を出力する自動検索をできるようにしても良い。
【0070】
この場合、文字列取得部201aは、ブラウザ画面20においてユーザにより選択されたオブジェクトを取得する。検索先判別部201bは、例えば、ブラウザ画面20を通じてユーザにより指定されたオブジェクトの種類に応じて自動的に検索要求先を判別する。例えば、検索先判別部201bは、ブラウザ画面20から文字列(単語)がドラッグ操作やカーソルによって指定された場合には、辞書検索が検索要求先であると判別する。検索要求出力部201cは、辞書検索を実行する検索要求先に、ユーザにより指定された文字列を指定して検索要求を出力する。
【0071】
自動検索の対象とするオブジェクトや検索要求先については、ユーザが予め設定できるようにしても良い。これにより、例えば文字列が指定された場合に、この文字列に関連する画像を検索して自動的に検索結果表示領域35に表示させたり、文字列を他の言語に翻訳して表示させるなど、ユーザによるボタン操作を省いても、ユーザが必要とする検索結果を表示さcellことができる。
【0072】
また、前述した説明では、ブラウザプログラム202によりLCD14の画面を表示し、検索制御アプリケーションプログラム201によりLCD16の画面を表示するものとしたが、各プログラムが表示対象とするLCD14,16を逆にしても良い。
【0073】
また、前述した説明では、ブラウザプログラム202と検索制御アプリケーションプログラム201は、それぞれLCD14,16に個別に画面を表示するとしているが、何れか一方の例えばLCD14において、それぞれに対応する処理ウィンドウ(表示領域)を設けて、前述と同様の処理を実行するようにしても良い。すなわち、ブラウザプログラム202によって表示される第1のウィンドウにおいて指定された文字(列)についての検索結果を、検索制御アプリケーションプログラム201によって第2のウィンドウにおいて表示させる。そして、第2のウィンドウにおいて表示された検索結果において、リンクが設定されている部分がユーザにより指定されると、このリンク先にブラウザプログラム202によりアクセスさせて、第1のウィンドウにおいて表示させる。
【0074】
また、前述した説明では、LCD14,16に表示されたオブジェクトを選択するユーザ操作をタッチパネル15,17によって検出するものとしているが、パーソナルコンピュータ10において使用可能な他のポインティングデバイス(マウス等)や外付けのキーボードなどを用いるようにしても良い。
【0075】
また、LCD14(第1の画面)に表示をするアプリケーションとしてブラウザプログラム202を例にしているが、文字列等のオブジェクトをユーザ操作によって選択可能な任意のアプリケーションを利用することができる。
【0076】
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
【0077】
また、前述した実施の形態において記載した処理は、コンピュータに実行させることのできる検索制御アプリケーションプログラムとして、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書き込んで各種装置に提供することができる。また、通信媒体により伝送して各種装置に提供することも可能である。コンピュータは、記録媒体に記録された検索制御アプリケーションプログラムを読み込み、または通信媒体を介してプログラムを受信し、このプログラムによって動作が制御されることにより、上述した処理を実行する。
【符号の説明】
【0078】
10…パーソナルコンピュータ、11…コンピュータ本体、14,16…LCD、15,17…タッチパネル、111…CPU、115…主メモリ、116…GPU、116A…VRAM、140…EC/KBC、200…OS、201…検索制御アプリケーションプログラム、201a…文字列取得部、201b…検索先判別部、201c…検索要求出力部、201d…検索結果入力部、201e…検索結果表示部、201f…リンク先通知部、202…ブラウザプログラム、203…タッチパネルドライバ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面表示をするプログラムにより表示された第1の画面において指定されたオブジェクトを示す情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された情報についての検索要求を検索処理手段に対して出力する出力手段と、
前記検索要求に対する前記検索処理手段による検索結果を入力する入力手段と、
前記検索結果を第2の画面に表示する検索結果表示手段と
を具備したことを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記第2の画面に複数の前記検索処理手段の何れかを選択するボタンを表示し、前記ボタンに対するユーザの操作に応じて検索要求先とする前記検索処理手段を判別する検索先判別手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項3】
前記第2の画面に文字入力領域を設け、
前記出力手段は、前記文字入力領域に入力された文字について前記検索処理手段に検索要求を出力することを特徴する請求項2記載の電子機器。
【請求項4】
前記画面表示をするプログラムはブラウザプログラムであって、
前記検索結果表示手段により前記第2の画面に表示された検索結果において指定されたオブジェクトにアクセス先が示す情報が設定されている場合に、前記ブラウザプログラムに前記アクセス先を通知する通知手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
【請求項5】
前記第2の画面表示される前記ボタンに対応する検索要求先をユーザからの指示に応じて設定する設定手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の電子機器。
【請求項6】
画面表示をするプログラムにより表示された第1の画面において指定されたオブジェクトを示す情報を取得し、
この取得された情報についての検索要求を検索処理手段に対して出力し、
前記検索要求に対する前記検索処理手段による検索結果を入力し、
前記検索結果を第2の画面に表示することを特徴とする検索制御方法。
【請求項7】
さらに前記第2の画面に複数の前記検索処理手段の何れかを選択するボタンを表示し、前記ボタンに対するユーザの操作に応じて検索要求先とする前記検索処理手段を判別することを特徴とする請求項6記載の検索制御方法。
【請求項8】
前記第2の画面に文字入力領域を設け、
前記文字入力領域に入力された文字について前記検索処理手段に検索要求を出力することを特徴とする請求項7記載の検索制御方法。
【請求項9】
前記画面表示をするプログラムはブラウザプログラムであって、
前記第2の画面に表示された検索結果において指定されたオブジェクトにアクセス先が示す情報が設定されている場合に、前記ブラウザプログラムに前記アクセス先を通知することを特徴とする請求項6記載の検索制御方法。
【請求項10】
さらに前記第2の画面表示される前記ボタンに対応する検索要求先をユーザからの指示に応じて設定することを特徴とする請求項7記載の検索制御方法。
【請求項11】
コンピュータに、
画面表示をするプログラムにより表示された第1の画面において指定されたオブジェクトを示す情報を取得する手順と、
この取得された情報についての検索要求を検索処理手段に対して出力する手順と、
前記検索要求に対する前記検索処理手段による検索結果を入力する手順と、
前記検索結果を第2の画面に表示する手順とを実行させるための検索制御プログラム。
【請求項12】
さらに前記第2の画面に複数の前記検索処理手段の何れかを選択するボタンを表示し、前記ボタンに対するユーザの操作に応じて検索要求先とする前記検索処理手段を判別する手順を実行させることを特徴とする請求項11記載の検索制御プログラム。
【請求項13】
前記第2の画面に文字入力領域を設け、
前記文字入力領域に入力された文字について前記検索処理手段に検索要求を出力する手順を実行させることを特徴とする請求項12記載の検索制御プログラム。
【請求項14】
前記画面表示をするプログラムはブラウザプログラムであって、
前記第2の画面に表示された検索結果において指定されたオブジェクトにアクセス先が示す情報が設定されている場合に、前記ブラウザプログラムに前記アクセス先を通知する手順を実行させることを特徴とする請求項11記載の検索制御プログラム。
【請求項15】
さらに前記第2の画面表示される前記ボタンに対応する検索要求先をユーザからの指示に応じて設定する手順を実行させることを特徴とする請求項11記載の検索制御プログラム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2011−215909(P2011−215909A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−83792(P2010−83792)
【出願日】平成22年3月31日(2010.3.31)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】