説明

電子機器

【課題】
著作権者の保護と、使用者の使い勝手とを両立させることができる電子機器を提供する。
【解決手段】
制御部8は、電子機器の使用者の便宜を図りつつも、テレビジョン信号に基づく画像にかかる著作権者の権利を損なう恐れがある場合には、ファイル名等よりメモリ7に記憶された画像データを区別して外部へ送信しないことで、かかる権利を保護することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像機能及びテレビジョン放送受信機能を備えた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、撮像機能付き携帯電話が急速に発達し、例えば200万画素の固体撮像素子を搭載したものも市販されている。一方、TVチューナーを内蔵した携帯電話も登場するようになった(非特許文献1)。ここで、撮像機能付き携帯電話においては、自ら撮像した画像もしくは映像に関する著作権は、本来的には撮影者に帰属するため、これらをコピーしたり、メール添付で第三者に送信することは通常は自由である。一方、TV番組の静止画もしくは動画像に関する著作権については、本来的には携帯電話の使用者に帰属しないので、これらをコピーしたり、メール添付で第三者に送信することは、通常は制限があると考えられる。
【非特許文献1】http://www.vodafone.jp/japanese/products/kisyu/v401t/index.html
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ここで、撮像により得られた画像と、放映された映像から取得された画像とは、画像信号としては区別が付かないため、メモリ内に混在して記憶すると混乱が生じる恐れがある。例えば、撮像により得られた画像ついては、原則的に撮像を行った使用者が配布やコピーを行うことは自由である。しかしながら、放映された映像から取得された画像である場合、著作権者の許可なく配布等が禁止されていることもあるが、携帯電話の使用者が、これを無意識に第三者にメール添付で送信してしまったり、他人にメモリごと譲渡したりする場合もあり、著作権者の保護が図りにくいということがある。
【0004】
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたものであり、著作権者の保護と、使用者の使い勝手とを両立させることができる電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の本発明の電子機器は、撮像を行って第1の画像データを生成する撮像部と、テレビジョン信号を受信し、前記テレビジョン信号から画像信号を生成するチューナ部と、前記画像信号の少なくとも一部を第2の画像データとして抽出する抽出手段と、前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを記録するメモリと、を有する電子機器であって、前記第2の画像データは、前記撮像部で生成された第1の画像データとは異なる種類のデータであることを示す情報を対応づけて、前記メモリに記録されるので、前記情報に基づいて画像データを識別することができるから、例えば前記撮像素子から得られた第1の画像データは、外部転送可能とするが、前記抽出手段により抽出された第2の画像データは、外部転送不能とするというように電子機器側で異なる取り扱いを容易に行うことができるため、前記電子機器の使用者の便宜を図りつつも、前記テレビジョン信号に基づく画像の著作権者の権利を保護することができる。尚、本明細書中、「画像」というときは、静止画像の他、音声なし動画像及び音声付き動画像を含むものとする。また、本明細書においては、画像信号を処理することで、画像データとしているが、既に処理された画像信号は、画像データと同じものとして扱うものとする。
【0006】
前記情報は、前記第2の画像データ中の付帯情報に含まれていると好ましいが、それに限られない。
【0007】
第2の本発明の電子機器は、撮像を行って第1の画像データを生成する撮像部と、テレビジョン信号を受信し、前記テレビジョン信号から画像信号を生成するチューナ部と、前記画像信号の少なくとも一部を第2の画像データとして抽出する抽出手段と、前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを記録するメモリと、を有する電子機器であって、前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとはディレクトリを異ならせて記録されるので、前記ディレクトリに基づいて画像データを識別することができるから、例えば前記撮像部で生成された第1の画像データは、外部転送可能とするが、前記抽出手段により抽出された第2の画像データは、外部転送不能とするというように電子機器側で異なる取り扱いを容易に行うことができるため、前記電子機器の使用者の便宜を図りつつも、前記テレビジョン信号に基づく画像の著作権者の権利を保護することができる。
【0008】
前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとはファイル名を異ならせて記録されると好ましい。ファイル名が、例えば3つの英字と4つ又は5つの数字とから構成される場合、4つ又は5つの数字は画像データごとに昇順に付されることが多いため、3つの英数字を第1の画像データと第2の画像データとで異ならせると好ましい。
【0009】
第3の本発明の電子機器は、撮像を行って第1の画像データを生成する撮像部と、テレビジョン信号を受信し、前記テレビジョン信号から画像信号を生成するチューナ部と、前記画像信号の少なくとも一部を第2の画像データとして抽出する抽出手段と、前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを記録するメモリと、を有する電子機器であって、前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとは異なる識別子を付されて記録されるので、前記識別子に基づいて画像データを識別することができるから、例えば前記撮像部で生成された第1の画像データは、外部転送可能とするが、前記抽出手段により抽出された第2の画像データは、外部転送不能とするというように電子機器側で異なる取り扱いを容易に行うことができるため、前記電子機器の使用者の便宜を図りつつも、前記テレビジョン信号に基づく画像の著作権者の権利を保護することができる。
【0010】
前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとはディレクトリを異ならせて記録されると好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、著作権者の保護と、使用者の使い勝手とを両立させることができる電子機器を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの正面図(a)及びその背面図(b)である。かかる携帯電話Tについて説明する。図1に示すように、携帯電話Tは、表示画面174を備えたケースとしての上筐体171と、操作ボタン群16を備えた下筐体172とがヒンジ173を介して連結されている。レンズとCCDとを含む撮像部100は、上筐体171の内表面側(表示画面174を有する側)の表示画面174の下方に内蔵されており、撮像部100内へと、レンズ42(図2)を介して上筐体171の外表面から光を取り込めるようになっている。
【0013】
下筐体172の側面には、モードスイッチ41が配置されている。モードスイッチ41は、図に示す中央位置から上方及び下方にスライド可能となっており、通常このモードスイッチ41は中央位置にあり、通話モード(もしくはメール送信モード)を設定しているが、上方にスライドさせると、それに応じて制御部8(図2)が通話モードからカメラモードに切り替える。カメラモードでは、レリーズスイッチRの操作により撮像が可能となる。一方、モードスイッチ41を下方にスライドさせると、それに応じて制御部8が通話モードからテレビモードに切り替える。テレビモードでは、TVチューナ部50(図2)で生成した画像信号に基づいて、表示画面174にテレビ映像を表示できるようになっている。
【0014】
図2は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの構成を示すブロック図である。通話モードが設定されている場合、図2において、送話部2では、例えばコンデンサマイク21などから使用者の発する音声が、このマイク21を介して音声信号に変換された後、音声コーデック11、チャネルコーデック12、変調部22を介して送信部23へ出力され、SWIC13によりダイバーシティアンテナ14から、外部の電話機等を介して通話相手へ送信される。又、通信手段である送信部23は、所定の条件下、制御部8からの指示により、FROM51又は着脱可能なメモリカード7に記憶された画像に対応する画像データを、メール添付して外部の端末へと送信できるようになっている。
【0015】
一方、受話部3では、通話相手からの送信信号を前述のダイバーシティアンテナ14を介してSWIC13により受信部31で受信すると、復調部32、チャネルコーデック12、音声コーデック11を介して通話相手の音声がレシーバ33やスピーカ34などから聞き取れるように構成されている。
【0016】
TVチューナ部(チューナ部ともいう)50は、不図示のアンテナを介してアナログ放送信号もしくはデジタル放送信号(これらを総称してテレビジョン信号という)を取得し、それに基づき画像信号を生成する。ここで、TVチューナ部50で生成された画像信号は、表示画面174で可視画像として表示されるが、それを視聴する使用者が、例えばレリーズスイッチRを操作することで、抽出手段である制御部8が画像信号の少なくとも一部を画像データ(第2の画像データ)として抽出することができる。抽出された画像データは、カードコントローラ52により選択されたメモリであるFROM51又はメモリカード7に記憶されるようになっている。例えば、レリーズスイッチRが瞬時押圧された場合には、その瞬間の静止画像に対応する画像信号が画像データとされ、レリーズスイッチRが一定期間押圧された場合には、その期間の動画に対応する画像信号が画像データとされるものとする。
【0017】
撮像素子を含む撮像部100は、図2に示すように、表示画面174や操作ボタン群16を設けた前面側とは反対の背面側にレンズ42を設けており、カメラモードが設定されている場合、撮影した画像がこのレンズ42を介してCCDなどの撮像素子43に結像するので、そこから出力される画像信号を取得できるようになっている。尚、図示していないが、レンズ42は合焦位置になるよう光軸方向に駆動可能な構成となっている。また、この実施形態の撮像部100は、カメラモード時に、操作ボタン群16のうちレリーズスイッチRを操作することで、撮像処理を行い、撮像処理を行い、それにより得られた画像データ(第1の画像データ)が、カードコントローラ52により選択されたFROM51又はメモリカード7に記憶されるようになっている。例えば、レリーズスイッチRが瞬時押圧された場合には、その瞬間の静止画像に対応する画像信号が画像データとされ、レリーズスイッチRが一定期間押圧された場合には、その期間の動画に対応する画像信号が画像データとされるものとする。ここで画像処理とは、例えば撮像部100又はチューナ部50から得られた画像信号に対し、輝度と色差からなるビデオ信号に変換し、規格化された圧縮方式を使用し圧縮処理を施して画像データを得るための処理をいう。なお画像処理は本方式に限ったものでなく、要は、記憶部へ記憶するために、画像信号に何らかの処理を使用して得られたデータを画像データとして扱うものとする。
【0018】
着脱不能なFROM51と着脱可能なメモリカード7は、撮像部100で撮像した画像に対応する画像データ、及びテレビジョン信号に基づく画像に対応する画像データを記憶しておくためのものである。尚、これ以外に、制御部8はワークメモリを有している。以下に述べるディレクトリ構造は、FROM51に形成されても良いが、一般的により容量の大きいメモリカード7に形成されているとして説明を行う。
【0019】
図3は、メモリカード7中に形成されたディレクトリ構造の一例を示す図である。図3において、「ROOT」ディレクトリの下層に、「DCIM」ディレクトリと、「TVIM」ディレクトリとが並列して設けられている。「DCIM」ディレクトリの下層には、撮像部100で撮像した画像にかかる画像データが、静止画の場合は「IMG・・・.JPG」、動画の場合は「MOV・・・.AVI」とファイル名を付されて記憶される。一方、「TVIM」ディレクトリの下層には、テレビジョン信号に基づく画像にかかる画像データが、静止画の場合は「IMG・・・.TV」、動画の場合は「MOV・・・.TVM」とファイル名を付されて記憶される。ファイル名は、以上に限られない。
【0020】
ここで、図3に示す例では、撮像部100で撮像した画像にかかる画像データ(第1の画像データ)のファイルの識別子(.JPG又はAVI)と、テレビジョン信号に基づく画像にかかる画像データ(第2の画像データ)のファイルの識別子(.TV又はTVM)とを異ならせている。ファイル名は、記録順に、末尾4桁の数字が昇順となるように決定される。
【0021】
図4は、ある規格に従う画像データにかかるファイルの内容を示す模式図である。画像データは、付帯情報を含む付帯情報部と、サムネール画像データと、本画像データとを含んでいる。付帯情報は、ファイル名と、撮影条件と、メーカーノートと呼ばれる出自を示す情報などを含んでいる。本実施の形態では、撮像部100で撮像した画像にかかる画像データにかかるファイル名は、例えば静止画の場合、「IMG0001.JPG」などと記録され、動画の場合、「MOV0004.AVI」などと記録され、またメーカーノートは、例えば「コニカミノルタ製の携帯電話」と記録されるものとする。一方、画像信号に基づく画像にかかる画像データにかかるファイル名は、例えば静止画の場合、「IMG0001.TV」などと記録され、動画の場合、「TVM0004.AVI」などと記録され、またメーカーノートは、例えば「テレビ放送」と記録されるものとする。
【0022】
図5は、本実施の形態にかかる撮像機能付き携帯電話Tの動作の別例を示すフローチャート図である。ここで、使用者は、メモリカード7に記憶された画像を添付したメールを送信したい場合があるが、これを無制限に行えるようにすると、著作権者側の利益が図れない。そこで、画像信号に基づく画像データは、原則的にメール添付不能とするが、例えば使用者が著作権者側に料金を払う(携帯電話の料金引き落とし口座からの引き落としを含む)ことで、所定の暗号情報(例えば数字の組み合わせ)を割り当てられている場合、かかる暗号情報を操作ボタン群16を用いて入力することで、その制限が解除されるものとする。
【0023】
まず、ステップS201で、使用者は、メール宛先などの所定の入力後に、メモリカード7に記憶された画像を表示画面174で確認し、送信したい画像を選択する。すると、制御装置8は、ステップS202で、選択された画像に対応する画像データ中の付帯情報より、ファイル名もしくはメーカーノートを読み出し、それが撮像部100により撮影された画像であると判断した場合、ステップS203で、その画像データをメール添付にて相手先に送信する。
【0024】
一方、読み出したファイル名もしくはメーカーノートより、それがテレビジョン信号から抽出された画像であると判断した場合、制御部8は暗号情報の入力を待つ。ステップS204で、使用者が操作ボタン群16を操作することで、数字の組み合わせをキー入力したときは、制御部8は、ステップS205で、入力された数字の認証を行い、正しい数字の組み合わせが入力されたと判断した場合、制御部8は、ステップS203で、その画像データをメール添付にて相手先に送信する。
【0025】
これに対し、正しい数字の組み合わせが入力されなかったと判断した場合、制御部8は、ステップS206で、「この画像は送信できません」などの警告表示を表示画面174に行わせ、且つメール添付できないように処理する。
【0026】
尚、メモリカード7は着脱自在であるので、携帯電話から抜き出した上でメモリカードリーダなどを用いることで、直接パソコンからアクセスすることができ、図3のディレクトリ構造のまま読み出しが可能になる。このとき、パソコンに所定のソフトを予めインストールしておけば、撮像部に基づく画像データにかかるファイルのディレクトリと、テレビジョン信号に基づく画像データにかかるファイルのディレクトリとを、一括して異なった取り扱いとすることができる。例えば、「TVIM」ディレクトリ中のファイルについては、コピーや転送を禁止することができる。又、隠しファイルとして、「TVIM」ディレクトリ中のファイルについては、パソコンのディスプレイ上に表示させないようにもできる。以上は、個々のファイル名等に基づいて、画像データを区別しても良い。
【0027】
図6は、メモリカード7中に形成されたディレクトリ構造の別の例を示す図である。図6において、撮像部100で撮像した画像にかかる画像データにかかるファイルの識別子と、テレビジョン信号に基づく画像にかかる画像データにかかるファイルの識別子とを同一(.JPG又はAVI)としているが、テレビジョン信号に基づく画像にかかる画像データにかかるファイル名を、静止画の場合は「TVI0001〜」とし、動画の場合は「TVM0004〜」とし、一方、撮像部100で撮像した画像にかかる画像データにかかるファイル、静止画「IMG0001〜」又は動画「MOV0004〜」と異ならせることで、両者の区別を可能としている。
【0028】
本実施の形態によれば、携帯電話の使用者の使い勝手を確保しつつ、違法な配布やコピー等を防止して、放映された映像にかかる著作権者の権利を保護することができる。
【0029】
図7は、メモリカード7中に形成されたディレクトリ構造の別の例を示す図である。図7においては、図6のディレクトリ構造において、ルートディレクトリの下に、撮像に基づく画像データにかかるファイルと、テレビジョン信号に基づく画像データにかかるファイルとを混在して記憶させている。このように混在させた場合でも、そのファイル名から、撮像に基づく画像データにかかるファイルなのか、テレビジョン信号に基づく画像にかかる画像データにかかるファイルなのかを識別できる。
【0030】
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、電子機器とは、携帯電話に限らず、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)なども含む。 又、テレビジョン信号に基づく画像にかかる画像データのファイル形式を、いわゆるExif形式と異なる形式とすることで、撮像に基づく画像データのファイルと区別することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本実施の形態にかかる携帯電話Tの正面図(a)及びその背面図(b)である。
【図2】本実施の形態にかかる携帯電話Tの構成を示すブロック図である。
【図3】メモリカード7中に形成されたディレクトリ構造の一例を示す図である。
【図4】ある規格に従う画像データにかかるファイルの内容を示す模式図である。
【図5】本実施の形態にかかる携帯電話Tの動作の一例を示すフローチャート図である。
【図6】メモリ7中に形成されたディレクトリ構造の別の例を示す図である。
【図7】メモリ7中に形成されたディレクトリ構造の別の例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
7 メモリカード
11 音声コーデック
12 チャネルコーデック
14 ダイバーシティアンテナ
16 操作ボタン群
21 コンデンサマイク
21 マイク
22 変調部
23 送信部
31 受信部
32 復調部
33 レシーバ
34 スピーカ
42 レンズ
43 撮像素子
50 TVチューナ部
51 FROM
100 撮像部
174 表示画面
R レリーズスイッチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像を行って第1の画像データを生成する撮像部と、
テレビジョン信号を受信し、前記テレビジョン信号から画像信号を生成するチューナ部と、
前記画像信号の少なくとも一部を第2の画像データとして抽出する抽出手段と、
前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを記録するメモリと、を有する電子機器であって、
前記第2の画像データは、前記撮像部で生成された第1の画像データとは異なる種類のデータであることを示す情報を対応づけて、前記メモリに記録されることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記情報は、前記第2の画像データ中の付帯情報に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
撮像を行って第1の画像データを生成する撮像部と、
テレビジョン信号を受信し、前記テレビジョン信号から画像信号を生成するチューナ部と、
前記画像信号の少なくとも一部を第2の画像データとして抽出する抽出手段と、
前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを記録するメモリと、を有する電子機器であって、
前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとはディレクトリを異ならせて記録されることを特徴とする電子機器。
【請求項4】
前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとはファイル名を異ならせて記録されることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
撮像を行って第1の画像データを生成する撮像部と、
テレビジョン信号を受信し、前記テレビジョン信号から画像信号を生成するチューナ部と、
前記画像信号の少なくとも一部を第2の画像データとして抽出する抽出手段と、
前記第1の画像データと、前記第2の画像データとを記録するメモリと、を有する電子機器であって、
前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとは異なる識別子を付されて記録されることを特徴とする電子機器。
【請求項6】
前記第2の画像データは、前記メモリにおいて前記第1の画像データとはディレクトリを異ならせて記録されることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−33111(P2006−33111A)
【公開日】平成18年2月2日(2006.2.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−205458(P2004−205458)
【出願日】平成16年7月13日(2004.7.13)
【出願人】(303000419)コニカミノルタフォトイメージング株式会社 (7)
【Fターム(参考)】