説明

電子機器

【課題】複数のキートップの背部全体を照明することが可能であって、且つ、小型化が可能な電子機器を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る電子機器は、複数のドームスイッチ51〜51が配設された基板5と、該基板5上に配備されてドームスイッチ51〜51を押圧するための複数のキートップ41〜41とを具え、基板5には、キートップ41〜41の背部を照明する複数のLED52〜52が搭載されている。ここで、基板5と複数のキートップ41〜41との間には、高い光透過性を有する第2PETシート6が、複数のドームスイッチ51〜51とLED52〜52とを覆って配備され、第2PETシート6のキートップ側の表面には、LED52を覆う領域に、該LED52からの光を反射する第3PETシート7が形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、キートップの背部を照射することが可能な電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の電子機器として携帯電話機が普及している。該携帯電話機は、複数のドームスイッチが配設された基板と、該ドームスイッチを押圧するための複数のキートップとを具え、基板には、キートップの背部を照明する発光素子、例えばLED(Light Emitting Diode)が搭載されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
従来、複数のキートップの背部全体を発光素子からの光によって照明するべく、上記携帯電話機において、複数のドームスイッチを導光シートによって覆うと共に、発光素子を、その光が導光シートの側端面から入射する様に配備することが提案されている(例えば、特許文献2)。この携帯電話機においては、発光素子からの光が、導光シートの内部を通過して複数のキートップの背部に導かれ、該背部全体が照明されることになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−173380号公報
【特許文献2】特開2008−226576号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記携帯電話機においては、発光素子を導光シートの側端面側に配備する必要があるため、発光素子を搭載する領域の分だけ基板の面積が増大して、携帯電話機が大型化する問題があった。
【0006】
そこで本発明の目的は、複数のキートップの背部全体を照明することが可能であって、且つ、小型化が可能な電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る第1の電子機器は、複数のスイッチが配設された基板と、該基板上に配備されて前記スイッチを押圧するための複数のキートップとを具え、前記基板には、前記キートップの背部を照明する少なくとも1つの発光素子が搭載されている。ここで、前記基板と複数のキートップとの間には、光透過性シートが前記複数のスイッチと発光素子とを覆って配備され、該光透過性シートのキートップ側の表面には、前記発光素子を覆う領域に、該発光素子からの光を反射する光反射層が形成されている。
【0008】
上記第1の電子機器においては、発光素子から発せられた光は、光透過性シートを通過した後、その一部が光反射層により反射され、残りの光が光反射層又はその周囲を通過することになる。ここで、反射された光の一部は、光透過性シート内を通過して該光透過性シートの縁部まで伝播し、該光透過性シートの側端面にて拡散される。
【0009】
従って、光反射層又はその光反射層の周囲を通過した光により、発光素子の近傍位置に配置されているキートップの背部が照明され、光透過性シートの側端面にて拡散された光により、光透過性シートの側端面近傍に配置されているキートップの背部が照明されることになる。よって、複数のキートップの背部全体が、発光素子により照明されることになる。
【0010】
又、上記第1の電子機器においては、発光素子を覆って光透過性シートを配備することが出来るので、基板の表面の様々な位置に発光素子を搭載することが可能である。よって、導光シートを具えていて発光素子の位置が導光シートの側端面側に限定される従来の電子機器に比べて、本発明に係る第1の電子機器は、基板の面積を小さくして電子機器を小型化することが可能である。
【0011】
上記第1の電子機器の具体的構成において、前記基板の表面には、前記発光素子の搭載領域とは異なる領域に、前記キートップ側から入射する光を反射する第2の光反射層が形成されている。
該具体的構成によれば、基板の表面の内、発光素子の搭載領域とは異なる領域に第2の光反射層が形成されているので、発光素子から発せられた光は、第2の光反射層によって遮断させることがない。又、光透過性シートに形成されている光反射層によって反射された光の内、光透過性シート内を伝播せずに光透過性シートから漏れた光は、第2の光反射層により反射されてキートップの背部に導かれることになる。よって、発光素子による照明効率が向上することになる。
【0012】
上記第1の電子機器の他の具体的構成において、前記光透過性シートの縁部には1又は複数のスリットが形成されている。
該具体的構成によれば、光透過性シートの縁部にスリットを形成することにより、光透過性シートの側端面の面積が、スリットを構成する内面の分だけ増大することになる。このため、光透過性シート内を通過して該光透過性シートの縁部に導かれた光は、光透過性シートの側端面にて拡散され易く、従ってキートップの背部に導かれ易くなる。よって、発光素子による照明効率が向上することになる。
【0013】
本発明に係る第2の電子機器は、複数のスイッチが配設された基板と、該基板上に配備されて前記スイッチを押圧するための複数のキートップとを具え、前記基板には、前記キートップの背部を照明する少なくとも1つの発光素子が搭載されている。ここで、前記基板と複数のキートップとの間には、光透過性シートが前記複数のスイッチと発光素子とを覆って配備され、該光透過性シートの縁部には1又は複数のスリットが形成されている。
【0014】
上記第2の電子機器においては、発光素子から発せられた光は、その一部が光透過性シートを通過し、残りの光は、その一部が光透過性シート内を通過して該光透過性シートの縁部まで伝播し、該光透過性シートの側端面にて拡散される。ここで、光透過性シートの縁部にはスリットが形成されているので、光透過性シートの側端面の面積は、スリットを構成する内面の分だけ増大している。このため、光透過性シート内を通過して該光透過性シートの縁部に導かれた光は、光透過性シートの側端面にて拡散され易い。
【0015】
従って、光透過性シートを通過した光により、発光素子の近傍位置に配置されているキートップの背部が照明され、光透過性シートの側端面にて拡散された光により、光透過性シートの側端面近傍に配置されているキートップの背部が照明されることになる。よって、複数のキートップの背部全体が、発光素子により照明されることになる。
【0016】
又、上記第2の電子機器においては、発光素子を覆って光透過性シートを配備することが出来るので、基板の表面の様々な位置に発光素子を搭載することが可能である。よって、導光シートを具えていて発光素子の位置が導光シートの側端面側に限定される従来の電子機器に比べて、本発明に係る第2の電子機器は、基板の面積を小さくして電子機器を小型化することが可能である。
【0017】
上記第1及び第2の電子機器のより具体的な構成において、前記基板の複数箇所に前記発光素子が搭載されると共に、該発光素子は一列に配列されており、前記スリットは、前記発光素子の配列方向に略垂直な方向に延びている。
【発明の効果】
【0018】
本発明に係る電子機器は、複数のキートップの背部全体を照明することが可能であって、且つ、小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係るスライド式携帯電話機を示す分解斜視図である。
【図2】図2は、上記スライド式携帯電話機の閉じ状態を示す斜視図である。
【図3】図3は、上記スライド式携帯電話機の開き状態を示す斜視図である。
【図4】図4は、上記スライド式携帯電話機の内、その操作部を含む要部を示す分解斜視図である。
【図5】図5は、該操作部のラバーシートの裏面を示す斜視図である。
【図6】図6は、上記スライド式携帯電話機が具えるドームスイッチ及びLEDの配列状態を示す、下段のキャビネットの前面図である。
【図7】図7は、上記スライド式携帯電話機が具える第2PETシートの取付け状態を示す、下段のキャビネットの前面図である。
【図8】図8は、第2PETシートによって覆われた基板の前面図である。
【図9】図9は、図8に示されるA−A線に沿う断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明をスライド式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1に示す様に、本発明の一実施形態に係るスライド式携帯電話機は、2つのキャビネット(1)(2)を具えて、下段に第1キャビネット(1)、上段に第2キャビネット(2)がそれぞれ配備されている。第1キャビネット(1)の表面には操作部(4)が設けられ、第2キャビネット(2)の表面には液晶ディスプレイ(20)が設けられている。
【0021】
両キャビネット(1)(2)は、スライド機構(3)によって互いにスライド可能に連結されている。該スライド機構(3)は、ガイド部(31)とスライド部(32)とから構成されている。ガイド部(31)は、第1キャビネット(1)の表面の内、操作部(4)の配設領域とは異なる領域に固定され、スライド部(32)は、第2キャビネット(2)の裏面に固定されている。
【0022】
ガイド部(31)の左右両端部には、第1キャビネット(1)の長手方向に延びた一対のガイド溝(311)(311)が形成されており、該一対のガイド溝(311)(311)にはそれぞれ、スライド部(32)の左右両端部(321)(321)が摺動自在に係合している。これにより、スライド部(32)の移動方向が第1キャビネット(1)の長手方向に規定されている。
【0023】
従って、2つのキャビネット(1)(2)をスライドさせることにより、上記スライド式携帯電話機は、図2に示す様に両キャビネット(1)(2)が閉じて操作部(4)が第2キャビネット(2)によって覆われた閉じ状態と、図3に示す様に両キャビネット(1)(2)が開いて操作部(4)が露出した開き状態の2つの状態に、選択的に設定されることになる。
【0024】
図4に示す様に、操作部(4)は、第1PET(ポリエチレンテレフタレート)シート(43)の表面に形成されるシートキー(41)と、両面接着テープ(45)によって第1PETシート(43)の裏面に貼着固定されるラバーシート(46)と、基板(5)の表面に配設された複数のドームスイッチ(51)〜(51)とを具えている。
【0025】
シートキー(41)の第1PETシート(43)とは反対側の表面には、複数のキートップ(44)〜(44)が形成されている。具体的には、シートキー(41)の表面には15個のキートップ(44)〜(44)が形成されており、該15個のキートップ(44)〜(44)は、5個ずつが第1キャビネット(1)の長手方向に一列に並べられて、5行×3列に配列されている。
【0026】
第1PETシート(43)の裏面には、複数のキートップ(44)〜(44)と対向する位置にそれぞれ、各キートップ(44)に対応する数字や文字等の標記が印刷されている。ここで、シートキー(41)は、高い光透過性を有する樹脂から形成され、第1PETシート(43)は高い光透過性を有するPET材から形成されている。従って、シートキー(41)の表面側から該シートキー(41)を介して、第1PETシート(43)の裏面に印刷されている標記を視認することが可能となっている。
【0027】
複数のドームスイッチ(51)〜(51)はそれぞれ、複数のキートップ(44)〜(44)と対向する位置に、各キートップ(44)に1つずつ対応して配設されている。具体的には図6に示す様に、基板(5)の表面には15個のドームスイッチ(51)〜(51)が配設されており、該15個のドームスイッチ(51)〜(51)は、それぞれが15個のキートップ(44)〜(44)と対向する様に、5行×3列に配列されている。
【0028】
図5に示す様に、ラバーシート(46)の裏面には複数の突起部(47)が形成されている。スライド式携帯電話機の組立て状態においては、各突起部(47)は、互いに対向するキートップ(44)とドームスイッチ(51)との間に介在して、キートップ(44)に加えられた押圧力をドームスイッチ(51)に伝達する伝達部として機能する。従って、各キートップ(44)を押圧することにより、該キートップ(44)に対応するドームスイッチ(51)がオン状態に設定される。
【0029】
図4に示す様に、基板(5)の表面には、キートップ(44)〜(44)の背部を照明する複数のLED(52)〜(52)が、ラバーシート(46)の裏面に向けて搭載されている。具体的には図6に示す様に、基板(5)の表面には、8個のLED(52)〜(52)が搭載されており、該8個のLED(52)〜(52)は、4個ずつが第1キャビネット(1)の長手方向に一列に並べられて、4行×2列に配列されている。そして、LED(52)〜(52)から成る2つの列は、ドームスイッチ(51)〜(51)から成る3つの列の間に1つずつ配置されている。
【0030】
図4に示す様に、基板(5)の表面には更に、キートップ(41)側から入射する光を反射することが可能な光反射シート(53)が貼着されている。ここで、光反射シート(53)は、LED(52)〜(52)の搭載領域とは異なる領域を覆っている。従って、各LED(52)から発せられた光は、光反射シート(53)によって遮断させることがない。
【0031】
基板(2)とラバーシート(46)との間には、第2PETシート(6)が介在している。スライド式携帯電話機の組立て状態においては、図7に示す様に、第2PETシート(6)は、複数のドームスイッチ(51)〜(51)と複数のLED(52)〜(52)とを覆って配備される。ここで第2PETシート(6)は、高い光透過性を有するPET材から形成されている。
【0032】
図4に示す様に、第2PETシート(6)の左右両縁部には複数のスリット(61)〜(61)が形成されている。具体的には図7に示す様に、第2PETシート(6)の縁部の複数箇所を、列を成す4つのLED(52)〜(52)の配列方向に対して略垂直な方向にカットすることにより、複数のスリット(61)〜(61)が形成されている。従って、各スリット(61)は、列を成す4つのLED(52)〜(52)の配列方向に対して略垂直な方向に延びている。
【0033】
図4に示す様に、第2PETシート(6)のラバーシート(46)側の表面には、2枚の矩形状の第3PETシート(7)(7)が貼着されている。具体的には図7に示す様に、各第3PETシート(7)は、第2PETシート(6)の表面の内、列を成す4つのLED(52)〜(52)を全て覆う領域に貼着されている。
【0034】
各第3PETシート(7)は、白色に着色されたPET材から形成されている。従って、LED(52)からの光が第3PETシート(7)に入射した場合、該光の一部が第3PETシート(7)によって反射され、残りの光は、第3PETシート(7)に吸収され或いは第3PETシート(7)を通過することになる。よって、第3PETシート(7)は、LED(52)〜(52)からの光の一部を反射する光反射層として機能する。
【0035】
上記スライド式携帯電話機においては、LED(52)から発せられた光は、図9において一点鎖線矢印L1〜L3によって示す様に、第2PETシート(6)を通過した後、その一部が第3PETシート(7)により反射され、残りの光が第3PETシート(7)又はその周囲を通過することになる。ここで、一点鎖線矢印L3によって示す様に、反射された光の一部は、第2PETシート(6)内を通過して該第2PETシート(6)の縁部まで伝播し、該第2PETシート(6)の側端面にて拡散される。
【0036】
従って、第3PETシート(7)又はその周囲を通過した光(一点鎖線矢印L1)により、LED(52)の近傍位置に配置されているキートップ(44)の背部が照明され、第2PETシート(6)の側端面にて拡散された光(一点鎖線矢印L3)により、第2PETシート(6)の側端面近傍に配置されているキートップ(44)の背部が照明されることになる。よって、複数のキートップ(44)〜(44)の背部全体が、LED(52)により照明されることになる。
【0037】
又、一点鎖線矢印L2によって示す様に、第3PETシート(7)により反射された光の内、第2PETシート(6)内を伝播せずに第2PETシート(6)から漏れた光は、光反射シート(53)により反射されてキートップ(44)の背部に導かれることになる。よって、上記スライド式携帯電話機は、LED(52)による照明効率が高い。
【0038】
上記スライド式携帯電話機においては、第2PETシート(6)の縁部に複数のスリット(61)〜(61)が形成されている。従って、第2PETシート(6)の側端面の面積が、各スリット(61)を構成する内面(縁部をカットすることにより形成された面)の分だけ増大することになる。このため、一点鎖線矢印L3によって示す様に、第2PETシート(6)内を通過して該第2PETシート(6)の縁部に導かれた光は、第2PETシート(6)の側端面にて拡散され易く、従ってキートップ(44)の背部に導かれ易くなる。よって、上記スライド式携帯電話機は、LED(52)による照明効率が高い。
【0039】
更に、上記スライド式携帯電話機においては、複数のLED(52)〜(52)を覆って第2PETシート(6)を配備することが出来るので、基板(5)の表面の様々な位置にLED(52)〜(52)を搭載することが可能である。よって、導光シートを具えていてLED等の発光素子の位置が導光シートの側端面側に限定される従来の携帯電話機に比べて、本実施形態に係るスライド式携帯電話機は、基板(5)の面積を小さくしてスライド式携帯電話機を小型化することが可能である。
【0040】
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記スライド式携帯電話機において、ドームスイッチ(51)に替えて種々のスイッチを採用することが出来る。キートップ(44)は、シートキー(41)に形成されたものに限定されるものではない。更に、上記スライド式携帯電話機において、LED(52)に替えて種々の発光素子を採用することが出来る。
【0041】
又、スリット(61)の形状及び配置は、上記実施形態に限定されるものでなく、様々な形状及び配置が可能である。例えば、スリット(61)は、第2PETシート(6)に開設又は凹設されていてもよい。
【0042】
更に、上記スライド式携帯電話機において、第3PETシート(7)(7)を設けない構成を採用することが可能である。又、上記スライド式携帯電話機に採用した各種構成は、携帯電話機に限らず、キートップを照明することが可能な種々の電子機器に適用することが出来る。
【符号の説明】
【0043】
(44) キートップ
(5) 基板
(51) ドームスイッチ
(52) LED(発光素子)
(53) 光反射シート(第2の光反射層)
(6) 第2PETシート(光透過性シート)
(61) スリット
(7) 第3PETシート(光反射層)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のスイッチが配設された基板と、該基板上に配備されて前記スイッチを押圧するための複数のキートップとを具え、前記基板には、前記キートップの背部を照明する少なくとも1つの発光素子が搭載されている電子機器において、
前記基板と複数のキートップとの間には、光透過性シートが前記複数のスイッチと発光素子とを覆って配備され、該光透過性シートのキートップ側の表面には、前記発光素子を覆う領域に、該発光素子からの光を反射する光反射層が形成されていることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記基板の表面には、前記発光素子の搭載領域とは異なる領域に、前記キートップ側から入射する光を反射する第2の光反射層が形成されている請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記光透過性シートの縁部には1又は複数のスリットが形成されている請求項1又は請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
複数のスイッチが配設された基板と、該基板上に配備されて前記スイッチを押圧するための複数のキートップとを具え、前記基板には、前記キートップの背部を照明する少なくとも1つの発光素子が搭載されている電子機器において、
前記基板と複数のキートップとの間には、光透過性シートが前記複数のスイッチと発光素子とを覆って配備され、該光透過性シートの縁部には1又は複数のスリットが形成されていることを特徴とする電子機器。
【請求項5】
前記基板の複数箇所に前記発光素子が搭載されると共に、該発光素子は一列に配列されており、前記スリットは、前記発光素子の配列方向に略垂直な方向に延びている請求項3又は請求項4に記載の電子機器。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−71026(P2011−71026A)
【公開日】平成23年4月7日(2011.4.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−222560(P2009−222560)
【出願日】平成21年9月28日(2009.9.28)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】