説明

電子機器

【課題】利便性を向上させた電子機器を提供する。
【解決手段】電子機器は、筐体と、筐体に配置され、被写体を撮像する第1撮像部43及び第2撮像部44と、第1撮像部43及び第2撮像部44の双方に同一の被写体を同時に撮像させ、第1撮像部43により撮像された第1画像から被写体に関する第1情報を抽出すると共に、第2撮像部44により撮像された第2画像から被写体に関する第2情報を抽出し、第1情報及び第2情報に基づいて第1画像及び第2画像を用いた所定の処理を行う制御部46と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被写体を撮像する撮像部を備えた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器には、撮像部を1つ備えるものがある。このような電子機器では、相対的に露出時間の長い長時間撮像動作と、相対的に露出時間の短い短時間撮像動作とを1つの撮像部で連続して行い、長時間撮像動作によって得られた画像から得られる被写体の色に関する情報と、短時間撮像動作によって得られた画像から得られる被写体の形状に関する情報とに基づいて手振れの影響が低減された1枚の画像を作成するものがある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許出願公開第2006/0017837号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した電子機器では、1つの撮像部によって長時間撮像動作と短時間撮像動作とを連続して行うため、長時間撮像動作と短時間撮像動作との間に時間差が発生する。このため、電子機器は、長時間撮像動作により得られた画像に記録される被写体と、短時間撮像動作により得られた画像に記録される被写体との間にずれが発生する場合がある。
このように、一の撮像部によって所定の時間間隔で同一の被写体を撮像することで得られる第1画像及び第2画像からそれぞれ抽出される第1情報及び第2情報に基づく処理を行うと、利便性が損なわれる場合があった。
【0005】
本発明は、利便性を向上させた電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の電子機器は、筐体と、前記筐体に配置され、被写体を撮像する第1撮像部及び第2撮像部と、前記第1撮像部及び前記第2撮像部の双方に同一の被写体を同時に撮像させ、前記第1撮像部により撮像された第1画像から前記被写体に関する第1情報を抽出すると共に、前記第2撮像部により撮像された第2画像から前記被写体に関する第2情報を抽出し、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて前記第1画像及び前記第2画像を用いた所定の処理を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、前記制御部は、前記第1撮像部及び前記第2撮像部の双方における前記被写体の形状及び色に対する感度が同じに設定されているとき、前記第1情報として前記被写体の形状に関する情報を抽出すると共に前記第2情報として前記被写体の色に関する情報を抽出し、前記所定の処理として、前記被写体の形状に関する情報及び前記被写体の色に関する情報に基づいて第3画像を作成することが好ましい。
【0008】
また、前記第1撮像部の露出時間は、前記第2撮像部の露出時間よりも長いことが好ましい。
【0009】
また、電子機器は、前記筐体に配置されて、前記筐体外部の光量を検出する第1光量検出部をさらに備え、前記制御部は、前記第1光量検出部により検出された光量が多いほど、前記第1撮像部及び前記第2撮像部の少なくとも一方の前記露出時間を短くすることが好ましい。
【0010】
また、電子機器は、前記筐体に配置されて、前記筐体外部の光量を検出する第2光量検出部と、前記第2光量検出部によって検出された光量に応じて、前記第2画像のホワイトバランスを調整する画像調整部と、をさらに備えることが好ましい。
【0011】
また、電子機器は、前記筐体に配置され、前記第3画像を表示する表示部をさらに備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、利便性を向上させた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の電子機器の一実施形態に係る携帯電話機の外観斜視図である。
【図2】携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。
【図3】第1撮像部及び第2撮像部における撮像のタイミングについて説明するための図である。
【図4】第1撮像部及び第2撮像部それぞれによって得られる画像と、それぞれの画像を合成することによって得られた画像とを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の電子機器の一実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。なお、図1は、いわゆるストレートタイプの携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、携帯電話機は、2つの筐体をヒンジによって結合した折り畳み式や、2つの筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)でもよい。
【0015】
携帯電話機1は、筐体2を備える。筐体2の前面10には、操作部11と、マイク12と、表示部21と、スピーカ22とが配置される。操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作キー15とから構成されている。なお、これらのキーは、表示部21と一体に形成されたタッチパネルに配置(表示)するようにしてもよい。マイク12は、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力させる。スピーカ22は、通話の相手側の音声を出力する。表示部21は、各種情報を表示する。
【0016】
図2は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。図3は、第1撮像部43及び第2撮像部44における撮像のタイミングについて説明するための図である。図4は、第1撮像部43及び第2撮像部44それぞれによって得られる画像と、それぞれの画像を合成することによって得られた画像とを説明するための図である。
【0017】
携帯電話機1は、図2に示すように、操作部11と、マイク12と、スピーカ22と、表示部21と、通信部41と、メモリ42と、第1撮像部43と、第2撮像部44と、第1光量検出部45と、制御部46と、第2光量検出部47と、画像調整部48とを備える。
【0018】
通信部41は、外部装置(図示せず)と通信を行う。
メモリ42は、例えば、ワーキングメモリを含み、制御部46による演算処理に利用される。また、メモリ42には、複数のアプリケーションや当該アプリケーションが必要とする各種のテーブル等が記憶されている。また、メモリ42は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
【0019】
第1撮像部43は、筐体2の後面30(前面10とは反対側の面)に配置され(図1(B)参照)、被写体を撮像する。
第2撮像部44は、筐体2の後面30に配置され、第1撮像部43によって撮像される被写体と同一の被写体を撮像する。
第1撮像部43及び第2撮像部44は、それぞれ第1方向(図1(B)において紙面に垂直な方向)側を向いて筐体2に配置される。第1撮像部43と第2撮像部44は、例えば、同一のカメラモジュールであり、被写体の形状及び色に対する感度が同じである。また、第1撮像部43及び第2撮像部44それぞれは、同一の画角を有することが好ましい。
【0020】
第1光量検出部45は、筐体2の後面30に配置され、第1方向の光量を検出する。第1光量検出部45は、本実施形態のように第1撮像部43及び第2撮像部44とは独立して配置されていてもよく、第1撮像部43及び第2撮像部44のうちの少なくとも一方に組み込まれていてもよい。
【0021】
制御部46は、携帯電話機1の全体を制御しており、中央処理装置(CPU)等を用いて構成される。
また、制御部46は、第1撮像部43及び前記第2撮像部44それぞれに対して設定される露出を開始するタイミングを第1撮像部43及び第2撮像部44で同期させるよう第1撮像部43及び第2撮像部44を制御する。すなわち、制御部46は、第1撮像部43によって撮像を開始するタイミング(図3に示す(1))と、第2撮像部44によって撮像を開始するタイミング(図3に示す(4))とを同じにさせる。さらに換言すると、制御部46は、第1撮像部43と第2撮像部44とで同時に撮像を開始させる。
【0022】
また、制御部46は、第1光量検出部45によって検出された第1方向側の光量に応じて、第1撮像部43における露出時間(図3に示す(2))を、被写体の形状に関する情報を撮像することが可能な第1画像を得る第1時間に設定するよう第1撮像部43を制御する。さらに、制御部46は、第1光量検出部45によって検出された明るさに応じて、第2撮像部44における露出時間(図3に示す(5))を、被写体の色に関する情報を撮像することが可能な第2画像を得る第1時間よりも長い第2時間に設定するよう第2撮像部44を制御する。
【0023】
第1撮像部43による撮像が終了するタイミング(図3に示す(3))は、露出時間が終了した時点に一致する。第1時間は、第1光量検出部45によって検出された明るさが相対的に明るい場合には短くなり、第1光量検出部45によって検出された明るさが相対的に暗い場合には長くなる。例えば、制御部46は、第1光量検出部45によって検出される明るさと第1時間とを対応付けた第1テーブルを備え、第1光量検出部45によって明るさが検出された場合に、第1テーブルを参照することにより検出された明るさに対応する第1時間を取得し、取得した第1時間を露出時間として第1撮像部43に設定する。なお、第1時間は、上記の方法により取得されるばかりでなく、他の方法により取得されてもよい。
【0024】
制御部46は、第1撮像部43によって得られる第1画像から、被写体の形状に関する情報を取得する。第1画像は、第2画像に比べて暗い画像となる(図4(A)参照)。また、第1画像は、露出時間が第2時間よりも短い第1時間であるため、記録される被写体の輪郭が鋭いものとなる(ブレがないため、輪郭はシャープである)。
【0025】
また、第2撮像部44による撮像が終了するタイミング(図3に示す(6))は、露出時間が終了するタイミングに一致する。第2時間は、第1光量検出部45によって検出された明るさが相対的に明るい場合には短くなり、第1光量検出部45によって検出された明るさが相対的に暗い場合には長くなる。例えば、制御部46は、第1光量検出部45によって検出される明るさと第2時間とを対応付けた第2テーブルを備え、第1光量検出部45によって明るさが検出された場合に、第2テーブルを参照することにより検出された明るさに対応する第2時間を取得し、取得した第2時間を露出時間として第2撮像部44に設定する。なお、第2時間は、上記の方法により取得されるばかりでなく、他の方法により取得されてもよい。
【0026】
制御部46は、第2撮像部44によって得られる第2画像から、被写体の色に関する情報を取得する。第2画像は、第1画像に比べて明るい画像となる(図4(B)参照)。また、第2画像は、露出時間が第1時間よりも長い第2時間であるため、記録される被写体の輪郭は第1画像に比して鋭くない。
【0027】
そして、制御部46は、例えば、次のようにして、第1画像及び第2画像に基づいて第3画像を合成する。すなわち、制御部46は、第1画像から被写体の特徴点を抽出すると共に、第2画像から被写体の特徴点を抽出する。さらに、制御部46は、第1画像から被写体の形状(輪郭等)に関する情報を抽出すると共に、第2画像から被写体の色に関する情報を抽出する。そして、制御部46は、第1画像及び第2画像から抽出したそれぞれの特徴点が一致するようにして、被写体の形状に関する情報と被写体の色に関する情報とを重ねあわせる。制御部46は、各情報を重ね合わせた(合成した)結果として第3画像を生成する。ここで、第1画像と第2画像とが同じタイミングで撮像されているため、各画像それぞれに記録される被写体のずれ幅が小さくなり、各特徴点を一致させ易い。また、第3画像に記録される被写体の輪郭は、第1画像に基づいているため輪郭が鋭い(ブレがなく、輪郭がシャープである)。第3画像に記録される被写体の色は、第2画像に基づいているため、実際の被写体の色と略等しくなっている。よって、第3画像は、被写体の色が再現され、ブレのない画像になっている(図4(C)参照)。なお、第1画像及び第2画像に基づいて第3画像を作成する方法は、上述した方法に限定されることはなく、他の方法であってもよい。
【0028】
第2光量検出部47は、筐体2における後面30とは異なる他の面に配置され、明るさを検出する。すなわち、第2光量検出部47は、被写体が存在する方向とは異なる方向(第2方向)側の明るさを検出する。この場合、第2光量検出部47は、検出した明るさに基づいて、色温度を検出する。本実施形態の場合、他の面は、筐体2の前面10であり、第1方向と第2方向とは略反対方向である。
【0029】
画像調整部48は、第2光量検出部47によって検出された第2方向側の光量に応じて、第2撮像部44によって得られる第2画像のホワイトバランスを調整する。ホワイトバランスは、例えば、「太陽光」、「晴天日陰」、「曇天」、「蛍光灯」、「白熱灯」等の設定がある。そして、画像調整部48は、第2光量検出部47によって検出される明るさ(色温度)に基づいて、ホワイトバランスの複数の設定のうちいずれか1つを選択することにより、選択した設定に基づいて第2画像の色合いを調整する。
【0030】
また、画像調整部48は、第1光量検出部45によって検出された明るさ(色温度)と、第2光量検出部47によって検出された明るさ(色温度)とに基づいて、ホワイトバランスの複数の設定の中からいずれか1つを選択し、選択した設定に基づいて第2画像のホワイトバランスを調整することもできる。例えば、画像調整部48は、第1光量検出部45によって検出される明るさと、第2光量検出部47によって検出される明るさと、選択されるホワイトバランスの設定とを対応付けた第3テーブルを備えておく。そして、画像調整部48は、第3テーブルを参照することにより、第1光量検出部45によって検出された明るさと、第2光量検出部47によって検出された明るさとに対応するホワイトバランスの設定を選択し、選択した設定に基づいて第2画像の色合いを調整する。
【0031】
具体的な一例として、晴天の屋外において木陰に存する被写体を撮像する場合について説明する。この場合、携帯電話機1に配置された各撮像部43,44を被写体に向けると、第1撮像部43、第2撮像部44及び第1光量検出部45は木陰を向き、第2光量検出部47は日向を向く。そして、第1光量検出部45によって明るさが暗い状態を検出し、第2光量検出部47によって明るさが明るい状態を検出するので、画像調整部48は、第3テーブルを参照することにより、ホワイトバランスの設定として「晴天日陰」を選択し、選択した設定に基づいて第2画像のホワイトバランスを調整する。
【0032】
以上説明したように、本実施形態の携帯電話機1によれば、以下の効果が奏される。
すなわち、本実施形態の携帯電話機1は、撮像を開始するタイミングを第1撮像部43及び第2撮像部44で同期させる。また、携帯電話機1は、第1光量検出部45によって検出された明るさに応じて、第1撮像部43における露出時間を、被写体の形状に関する特徴を撮像することが可能な第1画像を得る第1時間に設定する。さらに、携帯電話機1は、第1光量検出部45によって検出された明るさに応じて、第2撮像部44における露出時間を、被写体の色を撮像することが可能な第2画像を得る第2時間に設定する。これにより、携帯電話機1は、第1撮像部43による撮像と第2撮像部44による撮像との間にタイムラグが生じないので、第1画像と第2画像とのそれぞれの特徴点を抽出しやすくできる。よって、携帯電話機1は、第3画像を合成する場合に、その合成を行いやすくなる。
【0033】
また、携帯電話機1は、第2光量検出部47によって検出された明るさに応じて、第2撮像部44によって得られる第2画像のホワイトバランスを調整する。さらに、携帯電話機1は、第1画像と第2画像とに基づいて、第3画像を生成する。これにより、携帯電話機1は、第3画像に記録される被写体の色合いを実際の被写体の色合いに近づけることができる。
【0034】
なお、上述した実施形態では、本発明が携帯電話機1に適用される場合を例示して説明した。しかしながら、本発明は、この実施形態に限定されることはなく、例えば、PHS(Personal Handyphone System)やPDA(Personal Digital Assistant)やポータブルゲーム機やポータブルナビゲーションデバイスやディジタルカメラ等の撮像部を搭載可能な電子機器にも適用することができる。
【0035】
また、上述した実施形態では、制御部が被写体に関する第1情報として形状に関する情報を、第2情報として色に関する情報を抽出するとして説明を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御部が、第1情報として第1画像のコントラスト情報を、第2情報として第2画像の被写体のコントラスト情報を抽出してもよい。制御部は、これらのコントラスト情報に基づき、所定の処理として被写体の輪郭を際立たせる処理を行ってもよい。
【0036】
また、上述した実施形態では、第1撮像部と第2撮像部とが同一のカメラモジュールであり、被写体の形状及び色に対する感度が同じであるとして説明を行ったが、本発明はこれに限定されず、被写体の形状及び色に対する感度が同じに設定可能なものであれば異なるカメラモジュールであってよい。
【0037】
また、上述した実施形態では、第1撮像部の露出時間に比して第2撮像部の露出時間が長いとして説明を行っているが、本発明はこれに限定されない。例えば上記のように、被写体の形状及び色に対する感度が異なるカメラモジュールを用いる場合には、各撮像部の露出時間を同一として撮像を行ってもよい。
【符号の説明】
【0038】
1 携帯電話機(電子機器)
2 筐体
10 前面
30 後面
43 第1撮像部
44 第2撮像部
45 第1光量検出部
46 制御部
47 第2光量検出部
48 画像調整部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に配置され、被写体を撮像する第1撮像部及び第2撮像部と、
前記第1撮像部及び前記第2撮像部の双方に同一の被写体を同時に撮像させ、前記第1撮像部により撮像された第1画像から前記被写体に関する第1情報を抽出すると共に、前記第2撮像部により撮像された第2画像から前記被写体に関する第2情報を抽出し、前記第1情報及び前記第2情報に基づいて前記第1画像及び前記第2画像を用いた所定の処理を行う制御部と、
を備える電子機器。
【請求項2】
前記制御部は、前記第1撮像部及び前記第2撮像部の双方における前記被写体の形状及び色に対する感度が同じに設定されているとき、前記第1情報として前記被写体の形状に関する情報を抽出すると共に前記第2情報として前記被写体の色に関する情報を抽出し、前記所定の処理として、前記被写体の形状に関する情報及び前記被写体の色に関する情報に基づいて第3画像を作成する
請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第1撮像部の露出時間は、前記第2撮像部の露出時間よりも長い
請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記筐体に配置されて、前記筐体外部の光量を検出する第1光量検出部をさらに備え、
前記制御部は、前記第1光量検出部により検出された光量が多いほど、前記第1撮像部及び前記第2撮像部の少なくとも一方の前記露出時間を短くする
請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記筐体に配置されて、前記筐体外部の光量を検出する第2光量検出部と、
前記第2光量検出部によって検出された光量に応じて、前記第2画像のホワイトバランスを調整する画像調整部と、をさらに備える
請求項2から4のいずれか一項に記載の電子機器。
【請求項6】
前記筐体に配置され、前記第3画像を表示する表示部をさらに備える
請求項2に記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−209618(P2012−209618A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−71472(P2011−71472)
【出願日】平成23年3月29日(2011.3.29)
【出願人】(000006633)京セラ株式会社 (13,660)
【Fターム(参考)】