説明

食品容器パッケージ

【課題】食品容器を簡単に収納し、収納した食品容器を脱落させることなく持ち運ぶ。
【解決手段】食品容器パッケージ1を、食品容器5を収納可能に形成してなる筒体15と、筒体15を吊り下げ可能となるように筒体15に着脱自在に設けた長尺帯状の取っ手20と、スパゲティの調理後の温度を維持可能に構成された温度維持体25と、筒体15内に収納した食品容器5の下面に温度維持体25を近接して配置する折り込み片30と、を備えて構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食品を盛り付けた食品容器を持ち運ぶための食品容器パッケージに関する。
【背景技術】
【0002】
例えばスパゲティやサラダ等の食品を食品容器に収納し、この食品容器を持ち運び用パッケージ等に収納して持ち運ぶ技術の一つが、特許文献1に記載されている。この技術は、底片と、底片に連続する手提げ片を備える頂片と、頂片及び底片と連続する前後の片とを備え、これ等の片で囲まれ、左右に貫通する空間を備える囲枠状に形成されてなるテイクアウト食品用容器の持ち帰り用手提げ(以下、単に手提げとする)に関するものである。この手提げには、さらに、頂片の四隅を谷状に折り曲げてなる係止部が設けられている。この手提げは、食品容器を囲枠状の空間内に左右側から収納して手提げ片で吊り下げ、収納した食品容器上部の四隅を係止部で押さえながら持ち運び可能に構成されている。
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3086636号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この手提げでは、貫通する空間内に左右側の横方向から食品容器を収納する構造上、たとえ食品容器抜け止め用の係止部を設けてあったとしても、特にランチタイム等の忙しい時間帯には、係止部の折り曲げ操作をし忘れたり、係止部の折り曲げ状態が不完全となる可能性があり、その場合には、食品容器を持ち運ぶ途中で左右側から脱落させてしまう虞がある点で問題があった。また、この手提げは、食品の温度を維持する構成を備えていないため、持ち運ぶ時間の経過とともに食品の温度が変化し易くなり、食品の出来たてのおいしさを長時間維持し難い点で問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、この問題点に鑑み、食品容器を簡単に収納でき、かつ収納した食品容器を脱落させることなく持ち運びでき、さらに食品の出来たてのおいしさを長時間維持できる食品容器パッケージを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る食品容器パッケージは、開口部の周端から外側へ突設してなる鍔部を備えた容器本体、及び容器本体の蓋体、を有してなる食品容器と、食品容器を上方から収納する開放端を備えた筒状に形成され、その開放端に容器本体の鍔部の下側を当接させて食品容器を支持する筒体と、を備えてなる食品容器パッケージであって、筒体の筒面に、内側へ折り込み自在に形成された折り込み片を複数設け、内側へ折り込んだ各折り込み片上に、食品の温度を維持する温度維持体を、収納した食品容器の下面に近接又は当接するように配置するように構成される。
ここで、温度維持体とは、食品の温度を維持するものとして、発熱作用を備える発熱性材料、蓄熱作用を備える蓄熱性材料、冷却作用を備える冷却性材料、蓄冷作用を備える蓄冷性材料、又は温度上昇若しくは温度低下の抑制作用を備える断熱性材料等を有してなるものとする。
【0007】
請求項2の発明に係る食品容器パッケージは、収納した食品容器の上方にアーチ状に架け渡されて、筒体を吊り下げ可能とする取っ手を、筒体に少なくとも1本設け、食品容器の蓋体上であって、取っ手によるアーチ内に、別の食品容器を重ねて載置してなるように構成される。
【0008】
請求項3の発明に係る食品容器パッケージは、筒体の筒面に、喫食用具を抜き挿し自在な挿通孔を複数設け、挿通孔に喫食用具の両端を挿入して温度維持体を支持可能とするように構成される。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の発明によれば、食品容器を簡単に収納でき、かつ収納した食品容器を脱落させることなく持ち運びできる。また筒体の組み立てが容易になる。さらに温度維持体を食品容器の下面に近接又は当接するように配置する折り込み片を設けたので、調理済み食品の出来たてのおいしさを長時間維持できる。また折り込み片を筒体の内側へ折り込み自在に形成したので、温度維持体を筒体内に配置する作業が、折り込み片を内側に折り込み、上面の開放端からその折り込み片に乗せるだけの簡単な手間で済み、注文を受けてから手渡すまでの全体の作業時間を短縮できる。
【0010】
請求項2の発明によれば、筒体を吊り下げ可能となるように取っ手を筒体に設けたので、食品容器を持ち運び易くできる。さらに食品容器の蓋体上であって、取っ手のアーチ内に、別の食品容器を重ねて載置したので、異なる種類の食品を別の食品容器にそれぞれ盛り付けて持ち運ぶことができる。また重ねて載置した別の食品容器については、その周囲を側方から複数本の取っ手で囲むことができ、より脱落し難い状態で持ち運びできる。
【0011】
請求項3の発明によれば、筒体の対向する筒面に、喫食用具を抜き挿し自在な挿通孔を複数設けたので、食べる際に必要な喫食用具を紛失させることのないように挿通孔に挿入でき、脱落する可能性をより低減して食品容器と共に持ち運びできる。また、挿通孔に挿入した喫食用具によって温度維持体を下側から支持可能となり、食品容器に対する温度維持体の配置位置を一定に保つ事ができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る食品容器パッケージ1の一実施形態を示す分解説明図であり、図2は食品容器パッケージ1により食品容器を収納した状態を示す外観図であり、図3(a)は図2のA−A線断面図、同図(b)は(a)のB部拡大図、同図(c)は(a)のC部拡大図である。また図4は本発明の他の実施形態を示す外観図であり、図5は食品容器パッケージの変更例を示す説明図である。本発明の実施形態における食品容器パッケージ1は、持ち帰り用に温かく或いは冷たく調理した食品を販売提供する飲食店において、それらの食品を持ち帰りする際に最適に使用されるものである。
【0013】
図1及び図2に示すように、食品容器パッケージ1は、例えば持ち帰り用食品として冷たく調理した冷製パスタを食品容器5に盛り付け、その食品容器5を収納可能に形成してなる筒体15と、筒体15を吊り下げ可能となるように筒体15に着脱自在に設けた長尺帯状の取っ手20と、スパゲティの調理後の温度を維持可能に構成された温度維持体25と、筒体15内に収納した食品容器5の下面に近接又は当接して温度維持体25を配置する折り込み片30と、を備えて構成されている。
【0014】
食品容器5は、上面がほぼ正方形に開口形成された深皿形状の容器本体6と、容器本体6の開口部を閉じるようにその開口部と同一形状に開口形成された浅皿を伏せた形状に形成された蓋体7とから構成されている。
【0015】
図3に示すように、容器本体6は、上面の開口部よりも小さい正方形状の底面と、上面の開口部を形成するように底面から連続する逆台形状の4側面とを備えて形成されている。また上面の開口部には、その周端から外側へ等幅で突設してなる鍔部8が全周に亘って設けられ、鍔部8の端部は下方へ全周に亘って折り曲げ形成されている。蓋体7の開口部には、鍔部8に対して嵌合する嵌合部9が全周端に亘って設けられている。容器本体6の開口部を蓋体7で閉じる際、蓋体7の嵌合部9は、食品容器5内が密閉されるように鍔部8と嵌合する。
【0016】
筒体15は、逆台形状の4面を短冊状に連結してなる肉厚の展開紙を境界線で折り曲げて、上面が下面よりも大判の正方形状となるように、上下面が開放端となる筒状に形成されている。上面の開放端の4辺は、食品容器5を上方から筒体15内に収納した際に、容器本体6の鍔部8に下側から当接して食品容器5を支持するように、容器本体6の開口部とほぼ同じ寸法の正方形状となるように形成されている。また、筒体15の筒高さは、容器本体6の深さより長尺に形成され、筒体15内に食品容器5を収納した状態で、容器本体6の下側に温度維持体25の配置空間が確保可能となるように設定されている。
【0017】
温度維持体25は、扁平な袋体に温度維持材料を収容してなり、筒体15に収納した食品容器5の下面に当接した状態で、筒体15の4側面と接する程度のほぼ正方形状となるように形成されている。ここで、温度維持体25には、冷たく調理された冷製パスタを持ち帰る場合に、蓄冷作用を備える蓄冷剤が使用される。
【0018】
折り込み片30は、筒体15の対向する二対の筒面の内、一対の筒面のほぼ中央位置に各面一カ所ずつ設けられ、筒体15の内側へ折り込み自在に形成されている。それぞれの折り込み片30は、横長の長方形状に設定され、横方向の2本の長辺の内の上側の1本の長辺と縦方向の2本の短辺とに切れ目を入れて、下側の長辺を折り曲げ線として構成されている。折り込み片30は、それぞれが折り曲げ線で筒体15の内側へ斜め上方へ折り込むことによって、筒体15内に一対の支持面を突設している。温度維持体25は、この一対の支持面に両端部を乗せて支持されている。
【0019】
取っ手20は、長尺の帯体21と、折り込み片30の設けられていない対向する筒面の開放端付近にそれぞれ設けた一対の切れ目16に係止するように、帯体21の両端に形成された一対の係止部22とから構成されている。さらに、その対向する筒面には、冷製パスタを喫食する際に使用する喫食用具としてのフォーク35を抜き挿し自在な一対の挿通孔36が設けられている。
【0020】
上記の食品容器パッケージ1において、食品容器の収納手順を説明する。利用客から例えば冷製パスタの注文を受けた収納担当者は、先ず、注文された冷製パスタを調理担当者が調理している間に、予め展開紙から予定数作り置きしておいた筒体15の一つを取り出して形状を整える。次に筒体15の一対の折り込み片30を内側へ折り込み、上面の開放端から筒体15内に入れた温度維持体25としての保温剤の両端を一対の折り込み片30上に乗せて配置する。また一対の挿通孔36にフォーク35の両端を挿入して温度維持体25を支持する。調理担当者は調理済みの冷製パスタを容器本体6に盛り付けて収納担当者に渡す。収納担当者は、その容器本体6の鍔部8に蓋体7の嵌合部を嵌合させて食品容器5を密閉した後、温度維持体25が配置された筒体15内に上面の開放端から食品容器5を収納する。この時、上面の開放端の4辺は、容器本体6の側面を周囲から覆うと共に容器本体6の鍔部8に下側から当接して食品容器5を支持する。その後、取っ手20の両端の係止部22を筒体15の一対の切れ目16に挿入して係止させ、収納した食品容器5の上方に取っ手20をアーチ状に架け渡して筒体15を吊り下げ可能とする。そして、利用客は代金精算するとともに食品容器パッケージ1に収納されたスパゲティを取っ手20で吊り下げた状態で受け取り持ち帰る。
【0021】
上記食品容器パッケージ1によれば、筒体15を、食品容器5を上方から収納する開放端を備えた筒状に形成し、その開放端に容器本体6の鍔部8の下側を当接して食品容器5を支持したので、筒体15の組み立てが容易になり、筒体15の上面の開放端から食品容器5を簡単に収納できる。また、収納した食品容器5を、その容器本体6の側面全周を筒体15で覆いながら支持することができ、食品容器5を筒体15から脱落させることなく持ち運びできる。さらに、取っ手20を帯体21とその両端に形成した一対の係止部22から構成し、筒体15に設けた切れ目16に係止部22を係止することによって筒体15を吊り下げ可能としたので、食品容器5を持ち運び易くできるだけでなく、切れ目16に係止部22を係止するだけの手間で、帯体21をアーチ状に架け渡すことができ、取っ手20の取り付け作業を容易にできる。
【0022】
また、折り込み片30を、筒体15の筒面に形成し筒内側へ折り込み可能としたので、温度維持体25を筒体15内に配置する作業が、折り込み片30を筒内側に折り込み、上面の開口部からその折り込み片30に乗せるだけの手間で済み、注文を受けてから手渡すまでの全体の作業時間を短縮できる。さらに、折り込み片30によって、食品の温度を維持するための温度維持体25を、食品容器5の下面に近接又は当接して配置でき、食品の温度の維持管理ができ、調理済み食品の出来たてのおいしさを長時間維持できる。
【0023】
また、筒体15に、フォーク35、スプーンや箸等の喫食用具を抜き挿し自在な挿通孔36を設けたので、食べる際に必要な喫食用具を紛失させることなく持ち運びできる。さらに、挿通孔36を、筒体15の対向する筒面に各面一カ所ずつ設けたので、この2つの挿通孔36に架け渡す状態で喫食用具を挿入して温度維持体を支持でき、食品容器に対する温度維持体の配置位置を一定に保つことができる。
【0024】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)食品容器パッケージに収納される食品容器には、スパゲティに限らず、カレーライス、唐揚げ、汁物等、持ち帰り可能な食品であれば持ち運ぶ事が可能である。
(2)筒体は、開放端が正方形となるものに限らず、食品容器の形状に合わせて、円筒、楕円筒、三角筒等の他の多角筒となるように形成することもできる。この場合、取っ手を係止する一対の切れ目は、筒体の各形状に関わらず、筒体の開口部の重心位置を通る線上に一致する位置に設けることが、食品容器の重心位置と吊り下げ位置とを一致させ、より持ち運び易くなる点で望ましい。
(3)図4の食品容器パッケージ2に示すように、取っ手20を架け渡して形成したアーチ内の空間には、筒体15に既に収納された食品容器5の上にさらにもう一つ別の食品容器5を1段或いは2段等の複数段重ねて載置することもできる。この場合、折り込み片の設けられている一対の側面の中央上部位置にも、各面一カ所ずつ取っ手の係止部を係止可能とする一対の切れ目を設け、2本の取っ手20を十字状に交差するように設ける。こうすれば、重ねて載置した別の食品容器5の4側面を2本の取っ手で囲むことができ、より脱落し難い状態で持ち運びできる。
(4)取っ手は、1本又は2本に限らず、食品容器の形状や食品容器に盛り付ける食品の重量に合わせて、さらに複数本設けても良い。また十字状に交差するものに限らず、平行等に設けても良い。
(5)図5(a)、(b)に示すように、折り込み片は、横長の長方形状に限らず、内側へ折り込んだ際に温度維持体を支持可能であれば良く、半円形の折り込み片31や三角形の折り込み片32の他、楕円、正方形、星形、他の多角形等の形状に設定しても良い。この場合には、意匠性を多様化できる。
(6)冷製パスタに限らず、果物やサラダ等の冷たい食品を持ち帰る際には、温度維持体として冷却作用を備える冷却剤、蓄冷作用を備える蓄冷剤、または温度上昇の抑制作用を備える断熱剤等を折り込み片で筒内に配置すれば良い。この場合には、痛みやすい食品も持ち帰り可能となる。
(7)温度維持体としては、冷却作用等を備えるものに限らず、温かく調理した食品を持ち帰る際には、発熱作用を備える発熱剤、蓄熱作用を備える蓄熱剤、または温度低下の抑制作用を備える断熱剤等を使用すればよい。この場合も調理済みの食品の出来たてのおいしさを長時間維持できる。
(8)挿通孔には、フォーク等の喫食用具だけでなく、保湿ティッシュ等のお手拭きや紙ナプキン等も一緒に挿入して、温度維持体を支持しても良い。
(9)取っ手は、その係止部を筒体の切れ目に係止させるだけでなく、帯体の両端に接着剤や両面テープ等で接着する等の他の取り付け手段によって筒体に設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る食品容器パッケージの一実施形態を示す分解説明図である。
【図2】食品容器パッケージにより食品容器を収納した状態を示す外観図である。
【図3】(a)は図2のA−A線断面図、(b)は(a)のB部拡大図、(c)は(a)のC部拡大図である。
【図4】本発明に係る食品容器パッケージの他の実施形態を示す外観図である。
【図5】本発明の変更例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0026】
1,2・・食品容器パッケージ、5・・食品容器、6・・容器本体、7・・蓋体、8・・鍔部、9・・嵌合部、15・・筒体、16・・切れ目、20・・取っ手、21・・帯体、22・・係止部、25・・温度維持体、30・・折り込み片、35・・フォーク(喫食用具)、36・・挿通孔。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部の周端から外側へ突設してなる鍔部を備えた容器本体、及び容器本体の蓋体、を有してなる食品容器と、
食品容器を上方から収納する開放端を備えた筒状に形成され、その開放端に容器本体の鍔部の下側を当接させて食品容器を支持する筒体と、
を備えてなる食品容器パッケージであって、
筒体の筒面に、内側へ折り込み自在に形成された折り込み片を複数設け、
内側へ折り込んだ各折り込み片上に、食品の温度を維持する温度維持体を、収納した食品容器の下面に近接又は当接するように配置する、
ことを特徴とする食品容器パッケージ。
【請求項2】
収納した食品容器の上方にアーチ状に架け渡されて、筒体を吊り下げ可能とする取っ手を、筒体に少なくとも1本設け、
食品容器の蓋体上であって、取っ手によるアーチ内に、別の食品容器を重ねて載置してなる、
請求項1に記載の食品容器パッケージ。
【請求項3】
筒体の筒面に、喫食用具を抜き挿し自在な挿通孔を複数設け、
挿通孔に喫食用具の両端を挿入して温度維持体を支持可能とした、
請求項1又は2の何れかに記載の食品容器パッケージ。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部の周端から外側へ突設してなる鍔部を備えた容器本体、及び容器本体の蓋体、を有してなる食品容器と、
食品容器を上方から収納する開放端を備えた筒状に形成され、その開放端に容器本体の鍔部の下側を当接させて食品容器を支持する筒体と、
を備えてなる食品容器パッケージであって、
筒体の筒面に、内側へ折り込み自在に形成された折り込み片を複数設け、
内側へ折り込んだ各折り込み片上に、食品の温度を維持する温度維持体を、収納した食品容器の下面に近接又は当接するように配置し、
筒体の筒面に、喫食用具を抜き挿し自在な挿通孔を複数設け、
挿通孔に喫食用具の両端を挿入して温度維持体を支持可能とした、
ことを特徴とする食品容器パッケージ。
【請求項2】
収納した食品容器の上方にアーチ状に架け渡されて、筒体を吊り下げ可能とする取っ手を、筒体に少なくとも1本設け、
食品容器の蓋体上であって、取っ手によるアーチ内に、別の食品容器を重ねて載置してなる、
請求項1に記載の食品容器パッケージ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−290407(P2006−290407A)
【公開日】平成18年10月26日(2006.10.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−113778(P2005−113778)
【出願日】平成17年4月11日(2005.4.11)
【特許番号】特許第3729418号(P3729418)
【特許公報発行日】平成17年12月21日(2005.12.21)
【出願人】(503209191)
【出願人】(505132806)株式会社クラウント・ウエィブ (1)
【Fターム(参考)】