説明

高効率のAC/AC電力変換装置とそのための方法

【課題】直流電流(DC)リンク又は蓄積装置を必要としない交流電流(AC)からACへの電力変換装置を提供する。
【解決手段】AC/AC電力変換システム10は、AC信号を受信する整流器12を有する。整流器12及びDCフィルタ22には、H−ブリッジ20が連結されている。整流器12及びH−ブリッジ20にはDSP16が連結されており、このDSP16は、整流化された入力、又はH−ブリッジ20への一定のDC入力を変調するためのパルスを生成するように構成されている。60Hz正弦波フィルタ26は、H−ブリッジ20の出力を、所望の周波数を有するAC電圧に変調するように構成されており、この60Hz正弦波フィルタ26の出力はプロセッサに連結されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、概して電力変換装置に関し、具体的には、直流電流(DC)リンク又は蓄積装置を必要としない交流電流(AC)からACへの電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
風車及びフライホイールは、それぞれ、可変周波数、可変電圧、AC電力を出力する再生可能なエネルギー装置の一種である。したがって、電力変換装置を使用して、可変周波数、可変電圧、及びAC電力を、それぞれ固定周波数、固定電圧、及びAC電力に変換することができる。
【0003】
風車の電力システムは、軽負荷で、又はその定格電力容量の一部で、長時間をかけて動作する。これらの可変周波数装置は、通常、入力コンバータと出力コンバータとの間に電力を分配するために、一時的に電力を蓄積する手段として、DC電圧又は電流リンクを利用する。このように、従来の電力変換装置は、生成されたAC電力をDC電力に変換し、次いで必要なAC電力に変換する。残念なことに、この方法による変換の歩留まりは低い。標準的な従来技術による電力変換装置は、常時又はほぼ常時、全出力で最も効率的に動作するように設計されている。したがって、風車によって駆動される発電機が、低風速、低負荷の条件で動作するとき、標準的な電力変換装置では不十分である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、上述の問題を克服するシステムと方法を提供することが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
AC/AC電力変換装置は、AC信号を受信する整流器を有することができる。整流器にはH−ブリッジが連結される。整流器及びH−ブリッジには、H−ブリッジへの整流化されたDC入力を変調するためのパルスを生成するように構成されたプロセッサが連結される。濾波器がH−ブリッジに連結されて、H−ブリッジの出力を所望の周波数を有するAC電圧に変調する。この場合の濾波器の出力はプロセッサに連結される。本発明の別の態様では、整流器及びH−ブリッジにDCフィルタが連結される。本発明の別の態様では、H−ブリッジ及び整流器に高周波変成器が連結される。本発明の別の態様では、H−ブリッジ及びプロセッサにH−ブリッジドライバが連結される。本発明の別の態様では、整流器及びプロセッサに第1の降圧変圧器が連結される。本発明の別の態様では、濾波器及びプロセッサに第2の降圧変圧器が連結される。本発明の別の態様では、プロセッサに参照波信号が連結される。
【0006】
AC/AC電力変換装置は、AC信号を受信する整流器を有することができる。整流器にはH−ブリッジが連結される。整流器及びH−ブリッジにはDCフィルタが連結される。整流器及びH−ブリッジには、H−ブリッジへの整流化されたDC入力を変調するためのパルスを生成するように構成されたプロセッサが連結される。H−ブリッジ及びプロセッサにはH−ブリッジドライバが連結される。正弦波フィルタがH−ブリッジに連結されて、H−ブリッジの出力を、所望の周波数を有するAC電圧に変調する。この場合の正弦波フィルタの出力はプロセッサに連結される。
【0007】
AC電力の変換方法は、入力AC信号を受信すること、入力AC信号を全波整流化信号に変換すること、全波整流化信号を変調するためのパルスを生成すること、変調された全波整流化信号をH−ブリッジに送信すること、H−ブリッジの出力信号を、所望の周波数を有するAC電圧信号にフィルタリングすることを含むことができる。本発明の別の態様では、この方法は、前記所望の周波数まで、H−ブリッジの出力信号の周波数を下げることをさらに含むことができる。本発明の別の態様では、この方法は、全波整流化信号の電圧を下げることにより、プロセッサユニットの搬送波基準信号を形成することをさらに含むことができる。本発明の別の態様では、この方法は、所望の周波数を有するAC電圧信号とプロセッサユニットとの間に制御ループを形成することをさらに含むことができる。本発明の別の態様では、入力AC信号を受信するステップは、発電装置からAC信号を受信することをさらに含むことができる。本発明の別の態様では、入力AC信号を受信するステップは、発電装置から、可変周波数のAC信号を受信することをさらに含むことができる。
【0008】
上記の特徴、機能、及び利点は、本発明の種々の実施形態において単独で達成することができるか、または他の実施形態において組み合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態は、後述の詳細な説明及び添付図面によりさらによく理解することができるであろう。
【図1】図1は、高効率のAC/AC電力変換システムの概略ブロック図である。
【図2】図2は、図1のシステムの電力変換出力を示している。
【図3】図3は、図1において使用されるプロセッサの動作を示すフロー図である。
【図4】図4は、図3において使用されるパルス密度変調器(PDM)制御信号生成器の概略ブロック図である。
【図5】図5Aは、ダイレクトで効率の高いAC/AC電力変換を達成するための過渡状態のPWMスキームを示し、図5Bは、ダイレクトで効率の高いAC/AC電力変換を達成するための定常状態のPWMスキームを示している。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、AC/AC電力変換システム10(以下システム10という)を示している。システム10は、DCリンク又は蓄積装置なしで直接AC/AC電力変換を行う、高性能な変換を提供する。システム10は、可変周波数、可変電圧、及びAC電力を、それぞれ固定周波数、固定電圧、及びAC電力に変換することができる。
【0011】
システム10は、信号線11を介してAC入力(AC−In)を受け取ることができる。AC入力AC−Inは、可変周波数、可変電圧、またはAC信号とすることができる。AC入力AC−Inは、風車、フライホイールなどによって生成される信号でよい。上記は一例であり、限定的なものではない。定常状態では、AC入力AC−Inは入力電力整流器12(以下整流器12という)に送られる。整流器12を使用して、AC入力AC−Inを、出力において一定である一方の極性を有する全波整流化済み信号に変換することができる。これは、AC入力AC−Inの周波数成分を抽出してプロセッサ16によって処理するために行われる。図1に示す実施形態では、プロセッサ16は、デジタル信号プロセッサ(DSP)である。しかしながら、これは限定的なものではない。
【0012】
整流器12からの整流化された信号は、プロセッサ16と適応しないピーク電圧を有している場合がある。したがって、整流化された信号の電圧レベルをプロセッサ16に適応するレベルまで下げるために、降圧変圧器18Aが使用される。
【0013】
プロセッサ16は、H−ブリッジコンポーネント20への、整流器12からの整流化信号、またはDCフィルタ22からの一定のDC電圧DCを変調するパルスを生成するために使用される。デバイスドライバ14は、プロセッサ16がH−ブリッジコンポーネントと相互作用することを可能するために使用される。デバイス14は、ドライバ回路などとすることができる。
【0014】
図1に示すように、整流化されたDC信号DCは、DCフィルタ22にも送られる。整流化された信号DCは一定の信号ではありえない。すなわち、DCフィルタ22を使用して、整流化済みのDC信号DCをH−ブリッジコンポーネント20に平滑化することができる。H−ブリッジコンポーネント20は、出力AC−Outにいずれの方向にも電圧を印加することを可能にする。
【0015】
H−ブリッジコンポーネント20の出力信号は変圧器24に送られる。変圧器24は、H−ブリッジコンポーネント20の出力のピーク電圧を所望のレベルに降圧又は昇圧するために使用される。変圧器24の出力は、フィルタ26を通過することができる。フィルタ26は、出力AC−OutにおいてクリーンなAC信号を生成するために使用される(図2参照)。図2は、信号線11への特定の入力信号AC−Inに関する、システム10からの出力信号AC−Outを示している。フィルタ26を使用して、変調された電圧を、所望の周波数のAC電圧信号に平均化することができる。図1の実施形態では、フィルタ26は、例えば、60Hzの正弦波フィルタである。フィルタ26は、変調された電圧を、例えば、出力AC−Outにおいて60HzのAC電圧信号に平均化する低域通過フィルタである。フィルタ26は、出力における過渡状態及び雑音を除去するために使用することもできる。フィルタ26により、負荷が変動する状態においてシステム10が確実に安定する。
【0016】
フィードバックループは、出力AC−OutにおけるAC電圧信号を制御するために必要である。このように、出力AC−OutにおけるAC電圧信号は、プロセッサ16に返送される。出力AC−OutにおけるAC電圧信号は、プロセッサ16に適応しないピーク電圧を有しうるので、プロセッサ16と適応するレベルまで電圧レベルを下げるために、高圧変圧器28を使用することができる。
【0017】
基準正弦波発生器30は、出力をプロセッサ16に送る。プロセッサ16は、出力AC−OutにおけるAC電圧信号の周波数を、基準正弦波発生器30の出力と比較する。次いで、プロセッサ16は、整流化済みDC入力をH−ブリッジコンポーネント20に変調するために使用されるパルス信号を調整し、すなわち出力AC−OutにおけるAC電圧信号の周波数を調整する。
【0018】
プロセッサ16を使用して、変動する周波数におけるAC−In信号の、出力AC−OutにおけるAC電圧信号を安定化させることができる。プロセッサ16は、過渡入力(TS)と、定常状態の低周波数(すなわち1KHz未満)入力(SS)とでは、異なって動作する。
【0019】
TSにおけるAC変換は、AC−In信号の過渡状態または最初の数サイクルを、所望の周波数(例えば、図1の実施形態では60Hz)のAC電圧信号に変換するために使用される。AC−In信号は、降圧信号変圧器18Bに送られて、信号をプロセッサ16に結合する。プロセッサ16は、信号をサンプリングし、その周期的サイクルを決定する。周波数が1KHz以上である場合、プロセッサ16は、搬送波発生に使用される制御信号を得る。プロセッサ16は、整流器12からの整流化信号又は全波サイクルの密度を得て、所望の出力正弦波電圧を生成する。プロセッサ16は、出力AC−OutにおいてAC電圧信号からのフィードバックを利用し、全波サイクルの密度を加算又は減算する。さらに、プロセッサ16は、フィルタ26に対し、AC/AC出力トポロジーを選択するための制御信号を送信する。
【0020】
低周波のAC変換では、AC−In信号は、+/−電圧Vを有する全波整流化信号とすることができる。フィルタ22は、H−ブリッジコンポーネント20の入力において一定のDC電圧DCを生成するために使用される。整流器12の出力は、降圧信号変圧器18に接続されて、信号をプロセッサ16に供給する。プロセッサ16は、信号をサンプリングし、その周波数を決定する。周波数が1KHz未満である場合、又は整流器が+Vdc(SS)を生成している場合、プロセッサ16は搬送波を発生させるための方形波信号を得ることができる。さらに、プロセッサ16は、フィルタ26に対し、入力ピーク信号の減衰を補償するAC/AC出力トポロジーを選択するための制御信号を送信する。
【0021】
次に図3を参照して、プロセッサ16の動作を説明する。上部Aは、TSにおけるAC変換プロセスの間の動作を示している。下部Bは、SSにおけるAC変換プロセスの間の動作を示している。
【0022】
周波数修飾子32は、降圧信号変圧器18からの信号33の周波数を決定するために使用される。降圧信号変圧器18からの信号の周波数が1KHzを上回る場合、信号は昇圧トポロジー34に送られる。昇圧トポロジー34は、H−ブリッジの出力における信号の電圧レベルを、所望の用途に合わせて上昇させるために使用される。次いで、信号はパルス密度変調器(PDM)の発生器36に送られる。
【0023】
PDMの発生器36は、H−ブリッジ20への整流化DC信号を変調するパルスを生成することにより、出力AC−Outにおいて所望のAC電圧信号を発生させるために使用することができる。PDMの発生器36は、DSPプロセッサを利用して入力の周期的サイクルを予測することにより、H−ブリッジのACインターフェースを通過する入力のクロッキングを生成することができる。制御クロックの出力は、各入力サイクルと連続的に同期される。PDM発生器36のDSPは、適応的PDMアルゴリズムを使用することにより、基準正弦波に予測される振幅、位相、及び周波数に基づいて制御クロックのパルス周波数を調整することができる。PDM発生器36は、出力AC−Outからのフィードバックを有し、全波サイクルの密度を加算又は減算することができる。
【0024】
降圧信号変圧器18からの信号の入力周波数が1KHz未満である場合、搬送波生成のために方形波信号が生成される。図3では、二極半波ユニット40からの信号が方形波発生器42に送られる。方形波発生器42の出力は、積分器搬送波発生器44に連結される。積分器搬送波発生器44は、パルス幅搬送波変調器とすることができる。高周波入力信号AC−In(すなわち、1KHzを上回る)では、統合された信号は、出力AC−Outにおいて所望のAC電圧信号を発生させるACサイクルの数を制御するための連続パルスとすることができる。低周波入力信号AC−Inでは、統合された信号は、DC整流器の出力を変調して出力AC−Outに所望のAC電圧信号を発生させるために使用される連続ランプ信号とすることができる。積分器搬送波発生器44の出力は、コンパレータ46に送られる。積分器搬送波発生器44からの信号は、コンパレータ46が出力AC−Outにおける信号を制御するための基準として使用される。
【0025】
コンパレータ46へ戻るフィードバックループを形成することができる。降圧変圧器28の出力は、同期装置48に送られる。同期装置48は、高圧変圧器28の出力と、例えば60Hzの正弦波基準信号とを同期させるために使用される。例えば60Hzの正弦波基準信号と出力AC−Outにおける信号との間に差異を発生させるために、誤差増幅器50が使用される。変調された正弦波基準信号発生器52を使用して、変調された60Hzの基準信号、例えば、コンパレータ46に送信される信号を発生させることができる。このように、出力AC−Outにおける信号の振幅が小さい場合、発生する誤差は正で、基準以上になるまで出力ピークを増加させることができる。出力AC−Outにおける信号の振幅が大きい場合、発生する誤差は負で、例えば60Hzの基準以下になるまで出力AC−outにおける信号の振幅を小さくすることができる。このように、システム10は、出力AC−Outにおける信号を、例えば60Hzの基準信号に等しく安定させることができる。
【0026】
ここで図4を参照する。図4は、PDM制御信号発生器36のブロック図を例示している。誤差増幅器50の出力は、例えば60Hzの基準源と、出力AC−Outにおける信号との間の誤差とすることができる。誤差増幅器50の出力は、出力AC−Outにおける信号を調整するために、較正装置52に送られる。PDMクロック発生器54を使用して、H−ブリッジ20を通過する周期的入力電圧の時刻を記録することにより、出力AC−Outにおいて所望の信号を発生させることができる。クロックの逆を使用して、SSで整流化されたDC電圧を生成することができる。整流化されたDC電圧が定常状態に達したら、システム10は、動作モードをTSからSSモードへ移行させる。
【0027】
システム10は、DCリンク又は蓄積装置なしで直接AC/AC電力変換を行う、高性能な変換を提供する。システム10は、DCリンクのエネルギ蓄積コンポーネントを持たない個別の変換システムを導く直接AC/AC電力変換の原理を提供する。このような直接AC/AC変換は、パルス密度変調を使用するスキームにより達成される。
【0028】
ここで図5を参照する。図5に示すように、二つの変調スキームが利用される。高速変調では、ヌル後の最初の数ミリ秒の間、搬送波信号は、入力信号AC−Inの周期的サイクリングから得られる。入力周期的サイクルを、出力AC−Outにおける所望の周波数(例えば、図5に示される60Hz)に変換するために必要なエネルギーを供給するため、各サイクルは、プロセッサ16(図1)によりサンプリングされる。これは、高速変調により、DCフィルタ22のRC時定数の効果をヌルにするために必要である。図5に示すように、変調信号は、例えば60Hzのac出力を予測するために、入力信号AC−In及び連続するパルスと同期される。このような変調スキームの効率は、入力周波数に応じたものとなり、周波数が高いほどAC/AC変換の効率は高い。また、変調された信号のヌルサイクルを使用して、AC入力サイクルの残りの時刻を整流器12(図1)に登録することができる。
【0029】
定常状態での変調(図5B)では、数ミリ秒後にVdcが安定したとき、従来のPWMスキームが実施される。PWMスキームは、電圧DCリンクを利用してAC出力を変換することができる。この方法を使用して、DC電圧変換の形態で入力エネルギーを蓄積することにより、電力効率を最大化することができる。
【0030】
本発明の実施形態を、種々の特定の実施形態の観点から説明したが、当業者であれば、請求項に記載の理念及び範囲内において、本発明の実施形態を修正して実施可能であることを理解するであろう。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
AC信号源11を受ける整流器12と、
整流器に連結されたH−ブリッジ20と、
整流器12及びH−ブリッジに連結されたプロセッサ16であって、H−ブリッジへの整流化されたDC入力を変調するためのパルスを生成するように構成されたプロセッサ16と、
H−ブリッジ20に連結されて、H−ブリッジの出力を、所望の周波数を有するAC電圧に変調する濾波器26であって、出力がプロセッサ16に連結されている濾波器と
を備えたAC/AC電力変換装置。
【請求項2】
整流器及びH−ブリッジに連結されたDCフィルタをさらに備えている、請求項1に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項3】
H−ブリッジ及び濾波器に連結された高周波変成器をさらに備えている、請求項1又は2に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項4】
H−ブリッジ及びプロセッサに連結されたH−ブリッジドライバをさらに備えている、請求項1ないし3のいずれか一項に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項5】
整流器及びプロセッサに連結された第1の降圧変圧器をさらに備えている、請求項1ないし4のいずれか一項に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項6】
濾波器及びプロセッサに連結された第2の降圧変圧器をさらに備えている、請求項1ないし5のいずれか一項に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項7】
プロセッサに連結された基準波信号をさらに備えている、請求項1ないし6のいずれか一項に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項8】
濾波器が60Hzの正弦波フィルタである、請求項1ないし7のいずれか一項に記載のAC/AC電力変換装置。
【請求項9】
AC電力の変換方法であって、
入力AC信号を受け取ることと、
入力AC信号を全波整流化信号に変換することと、
全波整流化信号を変調するパルスを生成することと、
変調された全波整流化信号をH−ブリッジに送ることと、
変調された全波整流化信号をDCフィルタに送ることと、
H−ブリッジの出力信号を、所望の周波数のAC電圧信号にフィルタリングすることと
を含む方法。
【請求項10】
前記所望の周波数までH−ブリッジの出力信号の周波数を下げることをさらに含む、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
全波整流化信号の電圧を下げて、プロセッサユニット用の搬送波基準信号を形成することと、所望の周波数のAC電圧信号とプロセッサユニットとの間に制御ループを形成することとをさらに含む、請求項9又は10に記載の方法。
【請求項12】
入力AC信号を受け取ることが、電力発生装置からAC信号を受け取ることをさらに含む、請求項9ないし11のいずれか一項に記載の方法。
【請求項13】
入力AC信号を受け取ることが、電力発生装置から、可変周波数のAC信号を受け取ることをさらに含む、請求項10ないし12のいずれか一項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−257449(P2012−257449A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−129202(P2012−129202)
【出願日】平成24年6月6日(2012.6.6)
【出願人】(500520743)ザ・ボーイング・カンパニー (773)
【氏名又は名称原語表記】The Boeing Company
【Fターム(参考)】