説明

高圧洗浄装置

本発明は、液体冷却式電気モータ(38)と、ポンプ(44)とを含むモータポンプユニット(12)を包囲するハウジング(14、16)を備えた高圧洗浄装置(10)であって、ポンプ(44)が吸引口(46)及び圧力出口(50)を有し、電気モータ(38)を冷却する目的で電気モータ(38)に液体が供給可能であり、液体はポンプ(44)により引き続き圧力を受ける、高圧洗浄装置に関する。高圧洗浄装置(10)を、発生させる騒音が少なくなるやり方で更に展開するために、本発明によれば、電気モータ(38)がファンレス非同期モータとして構成され、モータポンプユニット(12)が振動減衰バッファ要素(84、86、110、112、114、116)を介して装着されることが提案される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体冷却式電気モータと、この電気モータにより駆動されるポンプとを含むモータポンプユニットを包囲するハウジングを備えた高圧洗浄装置であって、前記ポンプが、圧力を受けるべき液体を供給するための吸引口と、圧力を受けた液体を排出するための圧力出口とを有し、前記電気モータを冷却する目的でこの電気モータに液体が供給可能であり、この液体がポンプにより引き続き圧力を受けることができる、高圧洗浄装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種類の高圧洗浄装置は、例えばDE 9417662 U1から知られている。これらの高圧洗浄装置のおかげで、圧力を受けた液体の流れ、例えば水の噴流を、表面に向けることができるということによって、表面を洗浄することができる。圧力を受けるべき液体は、吸引口を介してポンプに供給される。続いて、液体は、ポンプにより圧力を受け、圧力出口を介して排出される。例えば圧力出口に高圧ホースを接続し、例えば高圧ホースの自由端に噴霧さおを配置することができる。
【0003】
電気モータは、ポンプと合わせて、そして多くの場合はポンプと電気モータとの間に配置された伝動装置と合わせて、構造的ユニットを形成する。この構造的ユニットを以下でモータポンプユニットと称する。このモータポンプユニットは、高圧洗浄装置の製造中に予め組み立てられ、続いてモータポンプユニットを包囲するハウジングに挿入される。
【0004】
このような高圧洗浄装置の電気モータは、電気モータにより駆動されるファンによって空気の流れが発生し、この空気の流れが電気モータに沿って案内されるということによって、しばしば冷却される。この目的でハウジングが通気口を有する結果、ハウジングに冷却空気が進入することができ、いったん電気モータが冷却されるとこの冷却空気をハウジングから外へ案内することができる。DE 9417662 U1は、冷却空気によってだけでなく、更に、続けてポンプによる圧力を受ける液体によっても電気モータを冷却することのできる高圧洗浄装置を記載している。液体は、最初にこの目的で電気モータの周りを案内され、その後、ポンプの吸引口に移動して、ポンプによる圧力を受けることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】DE 10 2007 009 394 A1 (WO 2008/101594 A1)
【特許文献2】DE 103 05 812 A1
【特許文献3】DE 30 17 117 A1
【特許文献4】DE 38 17 641 C2
【特許文献5】DE 94 17 662 U1 (IT RE930107 U1)
【特許文献6】EP 0 627 558 B1
【特許文献7】US-A-4,844,701
【特許文献8】US-A-5,174,730
【特許文献9】US-A-5,354,182
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような高圧洗浄装置の動作は、通常、相当量の騒音の発生に関連している。本発明の目的は、冒頭で特定された種類の高圧洗浄装置を、この高圧洗浄装置が発生させる騒音が少なくなるように更に展開することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的は、本発明によれば、包括的な種類の高圧洗浄装置において、前記電気モータがファンレス非同期モータとして構成され、前記モータポンプユニットが振動減衰バッファ要素を介して装着されるという点で達成される。
【0008】
本発明による前記高圧洗浄装置の場合、ファンレス電気モータが使用される。従って、前記電気モータは、ファンにより発生する冷却空気の流れにより冷却されるのではなく、前記ポンプにより運搬されるべき液体により冷却される。このことは、前記ハウジングにおける通気口なしで済ますことができるという利点を有する。その結果、前記高圧洗浄装置の騒音放射は大幅に低減される。前記高圧洗浄装置の前記電気モータは、非同期モータとして設計される。このことは、前記電気モータの場合は整流子及びブラシを省略することができるという利点を有する。その結果、前記電気モータにおける熱の発生が大幅に減少する。このことにより、冷却空気の流れを一切発生させる必要なく、液体を用いて前記電気モータを冷却することがより簡単になる。前記モータポンプユニットを振動減衰バッファ要素を介して装着することにより、前記騒音放射の更なる低減が達成される。こうして、前記モータポンプユニットを前記ハウジングに不動に接触させることなしで済ますことができる。その結果、前記モータポンプユニットから前記ハウジングへ堅牢な機械部品を介して騒音伝達されることが防止される。
【0009】
本発明による前記高圧洗浄装置の場合、前記モータポンプユニットは、振動減衰バッファ要素を介して装着される。この場合、前記ハウジング上に前記バッファ要素を介して直接装着することができる。別法として、又は付加的に、前記高圧洗浄装置が、別個の支持構造体、例えば、前記モータポンプユニットを前記振動減衰バッファ要素を介して装着する覆い又は架枠を有するようにしてもよい。
【0010】
本発明の好適な展開において、前記モータポンプユニットが、このモータポンプユニットの外周の少なくとも一部にわたって、少なくとも1つの吸音要素により包囲されるという点で、騒音発生の更なる低減が達成される。例えば、前記ハウジングの後方部分の領域及び/又は前方部分の領域に吸音要素が配置されるようにしてもよい。前記吸音要素は、好ましくは、それらの間に前記モータポンプユニットを収容する。前記ハウジングが基部及び頂部を有し、前記基部及び/又は前記頂部の領域に吸音要素を配置できるようにしてもよい。
【0011】
少なくとも1つの吸音要素が遮音マットとして構成されるようにしてもよい。この遮音マットは、例えばプラスチック材料から製造することができ、特に泡状構造体を有することができる。
【0012】
前記圧力出口に高圧ホースを接続できるようにするために、そして、前記吸引口に供給ホースを接続できるようにするためにも、前記吸引口に吸引接続片を接続することができ、及び/又は、前記圧力出口に圧力接続片を接続することができる。前記吸引接続片及び前記圧力接続片の自由端は、前記ハウジングから突出させることができる。この目的で、吸引接続片及び圧力接続片は、前記ハウジングに配置された開口を通過する。騒音が前記ハウジングから前記開口を通って出ていくことを回避するために、有利な1実施形態において、前記吸引接続片及び/又は前記圧力接続片が遮音マットを通過するようにされる。このようにして、前記吸引接続片及び/又は前記圧力接続片は、前記ハウジングの前記開口の領域で前記遮音マットにより包囲される。このことにより、騒音が実際には前記ハウジングから前記それぞれの接続片の前記開口を介して出ていかないことが確実になる。
【0013】
結果として、騒音が前記吸引接続片及び前記圧力接続片からそれぞれ前記ハウジングに直接伝達できないことから、前記吸引接続片及び/又は前記圧力接続片が、前記ハウジングの前記それぞれの開口の縁部領域から機械的に分離されると特に有利である。
【0014】
ファンレス非同期モータを、前記モータポンプユニットを振動減衰バッファ要素を介して装着することと合わせて使用することにより、前記高圧洗浄装置により発生する前記騒音を大幅に低減することが可能となる。騒音放射を極力低下させることを目的として、前記ハウジングが、どんなものであろうと開口を有さないことになれば有利であろう。しかし、このことは、前記高圧洗浄装置が機能不全である場合、前記ハウジングの内部に導入される液体が、場合によって前記高圧洗浄装置の通電部分に接触するというリスクを伴うであろう。これは、液体が前記ハウジング内部で線部分から逃散し得る場合であろう。このリスクを最小にするために、そして同時に、前記高圧洗浄装置が少量の騒音しか発生させないことを確実にするために、高圧動作中の前記高圧洗浄装置の音響出力レベルが最大でも78dB(A)となるように、その総開口表面積が3000mmを超えない流出開口を前記ハウジングが有すると有利である。この種類の流出開口は実質、前記高圧洗浄装置による騒音発生には影響せずに、前記高圧洗浄装置の任意の機能不全の場合に、液体が前記高圧洗浄装置の通電部品に接触するのを確実に防止するということが示された。それどころか、いずれの故障の場合にも、前記液体は、通電部分に接触しないうちに前記流出開口を介して前記ハウジングから流れ出ることができる。
【0015】
従って、前記高圧洗浄装置の前記ハウジングにおいて通気口を省略することができるが、一方で、前記高圧洗浄装置は、総開口表面積が3000mmを超えない流出開口を有することができる。従って、構造的に単純なやり方で全ての安全要件を満たし、発生させる騒音が大幅に少ない高圧洗浄装置を設けることができる。3000mmという最大開口表面積は、前記高圧洗浄装置が、欧州規格EN60704に従って計測される、最大でも78dB(A)の高圧動作中の音響出力レベルを有する際に存在する。前記開口表面積を増加させることにより、前記音響出力レベル、即ち騒音発生は増加することがあろう。
【0016】
本発明の特に好適な1展開において、前記流出開口の全開口表面積は最大でも1500mmである。結果として、前記高圧洗浄装置における前記騒音発生は、同様に、前記高圧洗浄装置に求められる、安全に対する技術要件が損なわれることなしに低減することができる。
【0017】
前記流出開口が、前記ハウジングの、前記ポンプの近傍の領域に配置されると特に有利である。前記ポンプは好ましくは、前記電気モータの前記モータシャフトと同一平面に整列され、特に、前記電気モータとこの電気モータの近傍の伝動装置と前記ポンプとが、前記モータシャフトの方向で前後に配置されるようにしてもよい。前記流出開口は好ましくは、前記ポンプを包囲する前記ハウジングの領域のみに配置されるのであり、前記電気モータを包囲する領域には配置されない。これにより前記高圧洗浄装置による前記騒音発生の更なる低減が可能となることが示された。
【0018】
前記ハウジングが、間に前記モータポンプユニットを収容する前方部分及び後方部分を有し、前記流出開口が、前記ポンプに隣接する前記後方部分に配置されると特に有利である。従って、前記前方部分は、通気口又は流出開口のいずれも有さない。結果として、前記騒音発生を同様に最小にすることができる。
【0019】
好ましくは、少なくとも1つの流出開口が吸音要素により被覆される。特に、前記ハウジングが、吸音要素により被覆される幾つかの流出開口を有するようにしてもよい。例えば、前記流出開口は遮音マットにより被覆することができる。従って、前記高圧洗浄装置の任意の機能不全の場合、前記ハウジングから液体が流れ出ることができるが、前記流出開口を介した前記騒音放射は少なくとも大幅に制限される。
【0020】
既に説明したように、前記モータポンプユニットは振動減衰バッファ要素を介して装着される。この点に関して、前記モータポンプユニットの外周に少なくとも2つの振動減衰バッファ要素が配置され、これらの振動減衰バッファ要素が、それらの間に前記モータポンプユニットを収容し、前記高圧洗浄装置の支持構造体上で保持されると好ましい。この場合、前記支持構造体は、少なくとも一部では前記ハウジング自体により形成することができるが、支持構造体として架枠又は覆いが使用されるようにしてもよい。少なくとも2つの振動減衰バッファ要素が外周に配置されるように前記モータポンプユニットを装着する場合、驚くべきことに、前記モータポンプユニットから前記支持構造体への前記騒音伝達を極めて大幅に低減できることが示された。
【0021】
2つの振動減衰バッファ要素が、直径方向に互いに対向するように置かれると特に有利である。
【0022】
特に、2つの振動減衰バッファ要素のみが、前記モータポンプユニットの外周に配置され、これらの振動減衰バッファ要素がそれらの間に前記モータポンプユニットを収容しており、従って特に前記モータシャフトに直角に向けられる力に対する当接部を形成するようにしてもよい。
【0023】
前記高圧洗浄装置の前記支持構造体は、例えば、前記ハウジングの後方部分、及び、前記後方部分に固定可能であって且つ前記モータポンプユニットの周りに係合する支持ブラケットを含むことができ、前記後方部分と前記モータポンプユニットとの間、及び前記支持ブラケットと前記モータポンプユニットとの間に少なくとも1つの振動減衰バッファ要素が都度配置される。好ましくは、前記後方部分と前記モータポンプユニットとの間に、唯一つの振動減衰バッファ要素が配置される。前記支持ブラケットと前記モータポンプユニットとの間に唯一つのバッファ要素が配置されると特に有利である。前記支持ブラケットは、前記後方部分に着脱可能に接続することができ、特に前記支持ブラケットと前記後方部分との間にねじ接続を使用することができる。
【0024】
前記モータシャフトに対して平行に向けられる支承力を吸収できるようにするために、本発明の有利な1実施形態において、前記モータポンプユニットがその端部にて、前記高圧洗浄装置の支持構造体上で少なくとも1つの振動減衰バッファ要素を介して保持されることが実現される。
【0025】
例えば、前記モータポンプユニットがその端部にて、前記支持構造体上に少なくとも1つの振動減衰バッファ要素を介して保持される支持装置に接続されるようにしてもよい。前記支持装置と前記支持構造体との間に前記振動減衰バッファ要素を配置する結果として、驚くべきことに、前記高圧洗浄装置による、前記騒音発生の特に大きな低減を達成できることが示された。これとは対照的に、前記モータポンプユニットと前記支持装置との間の接続を、堅牢な機械部品を介してもたらすことができる。一方、振動減衰バッファ要素が、前記モータポンプユニットと前記支持装置との間にだけでなく、前記支持装置と前記支持構造体との間にも配置されるようにしてもよい。
【0026】
好適な1実施形態において、前記支持装置は、一方で前記圧力出口上及び/又は前記圧力接続片上に、他方で前記支持構造体上に、然るべき場所で固着される橋絡部分を有し、前記橋絡部分と前記支持構造体との間には、少なくとも1つの振動減衰バッファ要素が挿入される。前記モータポンプユニットの長手方向軸に対して平行に作用する支承力は、前記橋絡部分を介して前記支持構造体に伝達することができ、前記モータポンプユニットから前記支持構造体への前記騒音伝達は、間に少なくとも1つの振動減衰バッファ要素が挿入されることにより、少なくとも大幅に低減される。
【0027】
本発明による前記高圧洗浄装置の特にコンパクトな展開は、前記圧力接続片に隣接して前記吸引接続片が配置されることを特徴としている。このことにより、供給ホースと圧力ホースとを接続する際の前記高圧洗浄装置の取り扱いが容易になる。
【0028】
前記橋絡部分が、一方では前記吸引接続片上及び前記圧力接続片上に、他方では前記支持構造体上に、然るべき場所で固着されており、前記橋絡部分と前記支持構造体との間には、少なくとも1つの振動減衰バッファ要素が挿入されると好ましい。従って、前記橋絡部分は、前記圧力接続片にだけでなく前記吸引接続片にも固定される。このことにより、前記モータポンプユニットの特に応力耐久性の装着が可能になる。
【0029】
好ましくは、前記橋絡部分はプラスチック材料から製造され、特に、射出成形部として構成することができる。
【0030】
前記電気モータをオンオフする目的で、前記モータポンプユニットは、通常、前記ハウジングの作動開口を通過する作動要素を備えたスイッチ装置を有する。この種類の作動要素は、多種多様の実施形態において、ロータリースイッチ及びトグルスイッチの制御ボタンの形態で当業者に知られている。本発明による前記高圧洗浄装置の好適な1実施形態において、前記作動開口は、前記ハウジングで、前記作動要素と合わせてラビリンスを形成する前記開口の縁部により規定される。前記ラビリンスが存在する結果として、騒音が実際に、前記ハウジングから前記作動開口を介して出ていくことができないことが確実になる。前記ラビリンスは、前記ハウジングの内部空間とその外部空間との間で、空気用の蛇行する流路を形成する。従って、前記ラビリンスは遮音要素になり、この遮音要素のおかげで前記騒音放射を最小にすることができる。
【0031】
例えば、前記作動要素が、その内側及び/又はその外側で前記作動開口を被覆する環状壁を含むようにしてもよい。
【0032】
前記環状壁は好ましくは、周縁環により包囲され、この周縁環には前記ハウジングの前記開口の前記縁部が入り込む。
【0033】
前記ハウジングの前記開口の前記縁部は、好ましくは、漏斗形に設計される。
【0034】
前記高圧洗浄装置の動作状態に関わりなく、前記電気モータの回転速度が、電源周波数が60Hzの非同期モータとして前記電気モータが構成される場合は毎分3600回転よりも少なく、電源周波数が50Hzの非同期モータとして前記電気モータが構成される場合は毎分3000回転よりも少ないと特に有利である。結果として、前記騒音発生を、特に良好に最小にすることができる。
【0035】
例えば、電源周波数が60Hzの非同期モータとして前記電気モータが構成され、前記高圧洗浄装置の動作状態に関わりなく、毎分3100〜3600回転の間の回転速度、特に毎分3100〜3580回転の間の回転速度を有するようにしてもよい。電源周波数が50Hzの非同期モータとして前記電気モータが構成される場合、好ましくは、この電気モータは、前記高圧洗浄装置の動作状態に関わりなく、毎分2600回転〜毎分3000回転の間の回転速度、特に毎分2700回転〜毎分2950回転の範囲の回転速度を有する。
【0036】
前記電気モータは、好ましくは、二極性非同期モータとして構成される。
【0037】
前記電気モータの電力は、好ましくは、最大でも3500Wである。例えば、前記電気モータの最大出力が3400W程度であるようにしてもよい。
【0038】
前記高圧洗浄装置による総騒音発生、即ちその音響出力レベルは、好ましくは、欧州規格EN60704に従って計測して、高圧動作中、最大でも78dB(A)である。前記高圧洗浄装置の、高圧動作中の前記音響出力レベルが77dB(A)よりも少なく、例えば76dB(A)よりも少ないと特に好ましい。低圧動作中は、前記音響出力レベルは全体的に更に少ない。
【0039】
本発明の好適な1実施形態の以下の記載は、本発明を図面と共に、より詳細に説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】高圧洗浄装置の分解図。
【図2】図1の高圧洗浄装置の作動開口の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0041】
図面には、本発明による高圧洗浄装置が示されており、高圧洗浄装置は全体に渡って参照符号10で表されている。高圧洗浄装置は、前方部分14と後方部分16とを有するハウジングにより包囲されるモータポンプユニット12を含む。前方部分14は、後方部分16に設置することのできるフードの形状に設計され、下方領域において横方向で互いに隣接して設置される第1開口18及び第2開口20を有する。2つの開口18、20の上方には作動開口22が配置されており、この作動開口は、図2に断面図で示されている。
【0042】
後方部分16は、桶様の設計であり、底壁26が下方領域で一体になって接する後壁24を含む。後壁24には、底壁26から離れる方を向く側に、上壁28が接している。後壁24上で、底壁26と上壁28との間の領域の側には、第1側壁30及び第2側壁32が一体化して形成される。上側では上壁28に、好ましくはU形のハンドル要素を装着することができるが、ハンドル要素はそれ自体知られており、従って、より良好な概観を達成するために図面には示されていない。
【0043】
2つの側壁30及び32は各々、それらの外側に軸茎34を有し、軸茎34上に、走行車輪36が回転可能に保持される。従って、高圧洗浄装置10は、可動となるように設計される。
【0044】
前方部分14及び後方部分16により包囲されるモータポンプユニット12は、電源周波数が50Hz又は60Hzのファンレス非同期モータとして構成され冷却カバー40を有する電気モータ38を含み、電気モータ38を冷却する目的で、冷却カバー40を通して液体を運搬することができる。電気モータ38にはその端部にて斜板の伝動装置機構42が接し、電気モータ38は、伝動装置機構42を介してモータポンプユニット12のポンプ44に接続する。ポンプ44は吸引口46を有し、吸引口46に吸引接続片48が接続する。更に、ポンプ44は圧力出口50を含み、圧力出口50に、吸引接続片48に隣接する側に配置された圧力接続片52が接続される。高圧洗浄装置10が組み立てられた状態では、圧力接続片52は第1開口18を通過し、吸引接続片48は第2開口20を通過する。
【0045】
モータポンプユニット12は更にスイッチ装置56を有し、スイッチ装置56のおかげで、電気モータ38はオンオフすることができる。図示する実施形態において、スイッチ装置はロータリースイッチとして設計される。このロータリースイッチは、図示する実施形態においてその長手方向軸の周りで旋回することのできるスイッチピン58を有する。スイッチピン58の自由端では、スイッチ装置56の作動要素が保持される。作動要素は、スイッチ装置56のスイッチハウジング64に着座する旋回ノブホルダ62上で支持される旋回ノブ60の形態で設計される。
【0046】
特に図2から明らかであるように、前方部分14の作動開口22を旋回ノブ60が通過し、作動開口22の開口縁部68は漏斗様の設計であり、作動開口22は、使用者により、中央の保持領域66で把持することができる。内側では、作動開口22は、保持領域66上で一体に形成された、周縁環72により包囲される環状壁70により被覆される。作動開口22の漏斗形の縁部68は、その自由端で旋回ノブの周縁環72と保持領域66との間の環状空間74に入り込む。結果として、旋回ノブ60と作動開口22との間にラビリンス76が形成される。以下でより詳細に説明するように、ラビリンス76は、モータポンプユニット12から作動開口22を通る高圧洗浄装置10の外側の領域への騒音放射を低減する。
【0047】
モータポンプユニット12は、第1遮音マット78の形態の第1吸音要素と、第2遮音マット80の形態の第2吸音要素との間に配置される。第1遮音マット78は、前方部分14上でその内側に位置決めされ、第2遮音マット80は、後方部分16の後壁24上でその内側に配置される。第2遮音マット80は、ほぼ中央に、後壁24上で保持される第1振動減衰バッファ要素84を包囲する開口82を有する。第1バッファ要素84は、エラストマー材料から製造され、モータポンプユニット12の外周で冷却カバー40と伝動装置機構42との間の移行領域に接する。
【0048】
第2振動減衰バッファ要素86は、冷却カバー40と伝動装置機構42との間の移行領域にあるモータポンプユニット12の外周で、第1バッファ要素84に直径方向で対向して接しており、同様にエラストマー材料から製造される。第2バッファ要素86は、基本的にC形の設計であり冷却カバー40の高さ部分でモータポンプユニット12を包囲する支持ブラケット88上で保持される。支持ブラケット88は、後壁24上で保持される。従って、2つのバッファ要素84及び86は、それらの間でモータポンプユニット12を収容し、モータポンプユニット12用の装着部を形成する。モータポンプユニット12の長手方向軸に直角に作用する力が、2つのバッファ要素84及び86により吸収される。
【0049】
前方部分14と後方部分16との間では、モータポンプユニット12の、底壁26を向く端部にて支持装置90が配置されるので、モータポンプユニット12の長手方向軸に対して平行に作用する力を、支持装置を介してモータポンプユニット12から後方部分16へ、それらの間に付加的な振動減衰バッファ要素を挿入して伝達することができる。このことを、以下でより詳細に説明する。支持装置90は、一方で吸引接続片48及び圧力接続片52に、他方で後方部分16のねじドーム94及び96に接する橋絡部分92を含む。この目的で、橋絡部分92は、圧力接続片52及び吸引接続片48にそれぞれ接し各々がクリップ部102及び104とそれぞれ相互作用する第1U形支承部分98及び第2U形支承部分100を有し、クリップ部102及び104は、圧力接続片52及び吸引接続片58をそれぞれ包囲し、それぞれの支承部分98及び100にねじで留められる。更に、橋絡部分92は、第1ねじドーム94上及び第2ねじドーム96上にそれぞれ設置することのできる第1支承リング106及び第2支承リング108を有する。第1支承リング106と第1ねじドーム94との間には第3及び第4振動減衰バッファ要素110、112が配置され、第3及び第4振動減衰バッファ要素110、112は互いに係合し、第2支承リング108と第2ねじドーム96との間には第5及び第6振動減衰バッファ要素114、116が位置決めされ、第5及び第6振動減衰バッファ要素114、116は互いに係合する。バッファ要素110、112、114、及び116は全て、エラストマー材料から製造される。ねじドーム94及び96は、後壁24上で一体化して形成される付加的なねじドームと合わせて、前方部分14と後方部分16との間にねじ接続を提供するのに役立ち、そこでは、ねじドームに前側で接続ねじをねじ込むことができ、これらの接続ねじは前方部分14を通過する。この種類のねじ接続はそれ自体、当業者に知られている。一方、本事例において、ねじドーム94及び96は、前方部分14と後方部分16との間にねじ接続を提供するのに役立つだけでなく、モータポンプユニット12用の装着部を形成もする。ねじドーム94、96上で保持されるバッファ要素110、112、114、及び116は、前方部分14と後方部分16との間で締め付けられる。
【0050】
従って、モータポンプユニット12は後方部分16上に装着され、後方部分16は、支持ブラケット86及び支持装置90と合わせて、バッファ要素84、86、110、112、114、及び116を介して、モータポンプユニット12用の支持構造体を形成する。バッファ要素84、86、及び110〜116を介してモータポンプユニット12を装着する結果として、機械振動(本体騒音)が、モータポンプユニット12から堅牢な機械部品を介して後方部分16へ伝達され得ないことが確実になる。モータポンプユニット12が遮音マット78と80との間に配置されることから、モータポンプユニット12から前方部分14及び後方部分16への空気騒音の伝達も、少なくとも大幅に困難になる。
【0051】
第1遮音マット78は、圧力接続片52と吸引接続片48がそれぞれ通過する開口118、120を有する。従って、第1遮音マット78は、圧力接続片52及び吸引接続片48を包囲する。2つの接続片48及び52は前方部分14の開口18及び20をそれぞれ通過するが、これらの接続片は、開口18及び20の縁部から距離を置かれることによって、前方部分14から機械的に分離される。従って、モータポンプユニット12の機械振動を、吸引接続片48及び圧力接続片52を介して前方部分14に直接伝達することはできない。また、吸引接続片48及び圧力接続片52が、この領域で第1遮音マット78により包囲されることから、空気騒音が実際に、開口18及び20の外方へ通過することはできない。
【0052】
既に述べたように、電気モータ38は、ファンレスであるように設計される。電気モータ38の冷却は、冷却空気の流れによってもたらされるものではない。この理由で、前方部分14だけでなく後方部分16も、冷却空気用の開口なしで済ますことができる。それどころか、電気モータ38の冷却は、吸引接続片48を介してポンプに供給される液体によってもたらされる。液体は、吸引接続片48から吸引口46へと移動され得ないうちに、入口線122を介して冷却カバー40に供給される。その後、液体は、冷却カバー40内で電気モータを冷却する目的でこの電気モータ38の周りを案内され、続いて、出口線124を介して吸引口46に運搬される。従って、入口線122は出口線124と合わせて線組立体を形成し、ポンプ44による圧力を受けることが意図されている液体を、電気モータを冷却する目的で、線組立体を介して、最初に電気モータに供給することができる。
【0053】
既に述べたように、電気モータ38の冷却が、ポンプ44による圧力を受けるべき液体によりもたらされることから、前方部分14及び後方部分16の通気口なしで済ますことができる。一方、高圧洗浄装置の任意の機能不全の場合に、出ていく液体が電気モータの通電部分に到達し得ないことを確実にするために、後方部分16は、ポンプ44の近傍で底壁26の領域に第1流出開口126を有し、後壁24、ならびに、底壁26に直接接する2つの側壁30及び32の領域に、第2流出開口128が配置される。流出開口126及び128は、後方部分16に一体化して形成されるビードの側方領域に配置され、全体として、3000mmよりも少ない開口表面積、特に最大でも1500mmの開口表面積を有する。任意の機能不全の場合、液体は、通電部分に接触可能となる前に、流出開口126及び128を介して高圧洗浄装置10のハウジングから流れ出ることができる。この点に関して、流出開口126及び128は、冷却空気が実際に高圧洗浄装置10のハウジングに入ることはできないものの、高圧洗浄装置10に求められるべき安全に対する要件がいかなる問題もなく満たされるような小さい寸法である。流出開口128及び126の全開口表面積を、最大でも3000mm、特に1500mmよりも少なく寸法決めすることにより、安全に関してあらゆる技術要件が確実に保証されるにも関わらず、高圧洗浄装置10が比較的低い音響出力レベルを有することが確実になる。高圧洗浄装置10の音響出力レベルは、欧州規格EN60704に従って計測され、78dB(A)よりも小さい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体冷却式電気モータ(38)と、該電気モータにより駆動されるポンプ(44)とを含むモータポンプユニット(12)を包囲するハウジング(14、16)を備えた高圧洗浄装置(10)であって、
前記ポンプ(44)が、圧力を受けるべき液体を供給するための吸引口(46)と、圧力を受けた液体を排出するための圧力出口(50)とを有し、
前記電気モータを冷却する目的で該電気モータ(38)に液体が供給可能であり、該液体が前記ポンプ(44)により引き続き圧力を受ける、
高圧洗浄装置において、
前記電気モータ(38)がファンレス非同期モータとして構成され、前記モータポンプユニット(12)が振動減衰バッファ要素(84、86、110、112、114、116)を介して装着されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項2】
請求項1に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(12)が、該モータポンプユニットの外周の少なくとも一部にわたって、少なくとも1つの吸音要素(78、80)により包囲されることを特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の高圧洗浄装置であって、前記ハウジングが、前記モータポンプユニット(12)を間に収容する前方部分(14)及び後方部分(16)を有し、前記後方部分(16)と前記モータポンプユニット(12)との間に、及び/又は、前記前方部分(14)と前記モータポンプユニット(12)との間に、吸音要素(78、80)が配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記高圧洗浄装置(10)が、遮音マット(78、80)として構成された少なくとも1つの吸音要素を有すること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記吸引口(46)に吸引接続片(48)が接続され、及び/又は、前記圧力出口(50)に圧力接続片(52)が接続され、前記吸引接続片(48)及び/又は前記圧力接続片(52)が遮音マット(78、80)を通過すること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記吸引口(46)に吸引接続片(48)が接続され、及び/又は、前記圧力出口(50)に圧力接続片(52)が接続され、前記吸引接続片(48)及び/又は前記圧力接続片(52)が、前記ハウジング(14、16)の開口(18、20)を通過し、前記開口(18、20)の縁部から機械的に分離されており、前記開口(18、20)にて吸音要素により包囲されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記ハウジング(14、16)が、該高圧洗浄装置(10)の音響出力レベルが最大でも78dB(A)となるように、総開口表面積が3000mmを超えない流出開口(126、128)を有し、前記高圧洗浄装置(10)の任意の機能不全の場合、前記ハウジング(14、16)から前記流出開口(126、128)を介して液体が流出可能であること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項8】
請求項7に記載の高圧洗浄装置であって、前記流出開口(126、128)の全開口表面積が、最大でも1500mmであること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項9】
請求項7又は8に記載の高圧洗浄装置であって、前記流出開口(126、128)が、前記ハウジング(14、16)の、前記ポンプ(44)の近傍の領域に配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項10】
請求項7、8又は9に記載の高圧洗浄装置であって、前記ハウジングが、間に前記モータポンプユニット(12)を収容する前方部分(14)及び後方部分(16)を有し、前記流出開口(126、128)が、前記ポンプ(44)に隣接する前記後方部分(16)に配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、少なくとも1つの流出開口(126、128)が、吸音要素(78、80)により被覆されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項12】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(12)の外周に、少なくとも2つの振動減衰バッファ要素(84、86)が配置され、前記バッファ要素が、該バッファ要素の間に前記モータポンプユニット(12)を収容し、該高圧洗浄装置(10)の支持構造体(88、16)上で保持されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項13】
請求項12に記載の高圧洗浄装置であって、2つの振動減衰バッファ要素(84、86)が、直径方向に互いに対向するように置かれること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項14】
請求項12又は13に記載の高圧洗浄装置であって、前記支持構造体が、前記ハウジングの後方部分(16)、及び、前記後方部分(16)に固定可能であり且つ前記モータポンプユニット(12)の周りに係合する支持ブラケット(88)を含み、前記後方部分(16)と前記モータポンプユニット(12)との間、及び、前記支持ブラケット(88)と前記モータポンプユニット(12)との間に、少なくとも1つの振動減衰バッファ要素(84、86)が都度配置されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(12)が、その端部にて、該高圧洗浄装置(10)の支持構造体上に、少なくとも1つの振動減衰バッファ要素(110、112、114、116)を介して保持されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項16】
請求項15に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(12)が、その端部にて、前記支持構造体上に少なくとも1つの振動減衰バッファ要素(110、112、114、116)を介して保持される支持装置(90)に接続されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項17】
請求項16に記載の高圧洗浄装置であって、前記支持装置(90)が、一方では前記圧力出口(50)上及び/又は前記圧力出口(50)に接続される圧力接続片(52)上に、他方では前記支持構造体上に、然るべき場所で固着される橋絡部分(92)を有し、前記橋絡部分(92)と前記支持構造体との間に、少なくとも1つの振動減衰バッファ要素(110、112、114、116)が挿入されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項18】
請求項17に記載の高圧洗浄装置であって、前記橋絡部分(92)が、一方では前記吸引口(46)に接続される吸引接続片(48)上と前記圧力接続片(52)上に、他方では前記支持構造体上に、然るべき場所で固着されており、前記橋絡部分(92)と前記支持構造体との間に、少なくとも1つのバッファ要素(110、112、114、116)が挿入されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項19】
請求項1〜18のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記モータポンプユニット(12)が、前記ハウジング(14、16)の作動開口(22)を通過する作動要素(60)を備えた、前記電気モータ(38)をオンオフするためのスイッチ装置(56)を有し、前記作動開口(22)が、前記ハウジング(14、16)の前記開口の縁部(68)により規定され、前記縁部が、前記作動要素(60)と合わせてラビリンス(76)を形成すること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項20】
請求項19に記載の高圧洗浄装置であって、前記作動要素(60)が、前記作動開口(22)をその内側及び/又は外側で被覆する環状壁(70)を含むこと、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項21】
請求項20に記載の高圧洗浄装置であって、前記環状壁(70)が周縁環(72)により包囲され、前記環に前記作動開口(22)の前記縁部(68)が入り込むこと、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項22】
請求項19、20又は21に記載の高圧洗浄装置であって、前記作動開口(22)の前記縁部(68)が漏斗形に設計される、ことを特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項23】
請求項1〜22のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、該高圧洗浄装置(10)の動作状態に関わりなく、前記電気モータ(38)の回転速度が、電源周波数が60Hzの非同期モータとして構成される場合は毎分3600回転よりも少なく、電源周波数が50Hzの非同期モータとして構成される場合は毎分3000回転よりも少ないこと、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項24】
請求項1〜23のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記電気モータ(38)が、二極性非同期モータとして構成されること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項25】
請求項1〜24のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、前記電気モータ(38)の電力が最大でも3500Wであること、を特徴とする高圧洗浄装置。
【請求項26】
請求項1〜25のいずれか1項に記載の高圧洗浄装置であって、該高圧洗浄装置(10)の前記音響出力レベルが最大でも78dB(A)であること、を特徴とする高圧洗浄装置。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2012−508644(P2012−508644A)
【公表日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−535884(P2011−535884)
【出願日】平成21年2月28日(2009.2.28)
【国際出願番号】PCT/EP2009/001443
【国際公開番号】WO2010/054701
【国際公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【出願人】(505201098)アルフレツド ケルヒヤー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー (6)
【Fターム(参考)】