説明

高感度のマーカー分析および分子検出のための方法および組成物

分子の高感度検出のための方法、キット、および組成物を開示する。これらの方法、キット、および組成物は、試料中の分子の濃度を1フェムトモル、1アトモル、またはそれ以下のレベルまで決定する際に有用である。これらの方法、キット、および組成物は、試料の希釈を必要としないで、広範囲、例えば7logの範囲にわたる濃度の決定も可能にする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
試料中の単一タンパク質分子を検出するためのアナライザーシステムキットであって、前記キットは、アナライザーと、蛍光部分および前記タンパク質分子の結合相手を含む少なくとも1つの標識とを含み、前記アナライザーは、
a)前記蛍光部分を刺激するための電磁放射線源、
b)前記標識を通過させるためのキャピラリーフローセル、
c)前記キャピラリーフローセル内で前記標識を移動するための原動力源、
d)前記電磁放射線源から放出される電磁放射線を受け取るための、前記キャピラリーフローセル内に画定されるインタロゲーション空間、および
e)前記刺激された蛍光部分の電磁気特性を測定するための、前記インタロゲーション空間に作動可能に接続された電磁放射線検出器
を含み、前記蛍光部分は該部分の励起波長で発光するレーザーによって刺激されたときに少なくとも約200個の光子を放出することができ、前記レーザーは前記蛍光部分を含む直径約5ミクロン以上のスポットに集束され、前記レーザーによって前記スポットに向けられる全エネルギーは約3マイクロジュール以下であるキット。
【請求項2】
前記電磁放射線源がレーザーであり、前記レーザーは少なくとも約3、5、10または20mWの出力を有する、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項3】
前記蛍光部分が蛍光分子を含む、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項4】
前記蛍光分子が色素分子である、請求項3に記載のアナライザーシステム。
【請求項5】
前記色素分子が少なくとも1つの置換インドリウム環系を含み、前記インドリウム環の3位炭素上の置換基は化学反応性基または共役物質を含む、請求項4に記載のアナライザーシステム。
【請求項6】
前記インタロゲーション空間を1つだけ含む、請求項1に記載のアナライザーシステムキット。
【請求項7】
前記電磁放射線源が連続波電磁放射線源である、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項8】
前記連続波電磁放射線源が発光ダイオードまたは連続波レーザーである、請求項7に記載のアナライザーシステム。
【請求項9】
前記原動力が圧力である、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項10】
前記検出器がアバランシェフォトダイオード検出器である、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項11】
前記インタロゲーション空間にレーザー光を屈折させ、前記刺激された色素分子を画像化するための共焦点光学配置をさらに含み、前記共焦点光学配置は少なくとも約0.8の開口数を有する対物レンズを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項12】
複数の試料を自動的に採取し、試料容器と前記インタロゲーション空間の間の流体連通(fluid communication)を提供することが可能な試料採取システムをさらに含む、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項13】
前記インタロゲーション空間と流体連通した試料回収システムをさらに含み、前記回収システムは前記試料の実質的にすべてを回収することが可能である、請求項1に記載のアナライザーシステム。
【請求項14】
生体試料中のタンパク質の単一分子の有無を判定する方法であって、前記分子を標識で標識する工程と、単一分子検出器で前記標識の有無を検出する工程とを含み、前記標識は、その蛍光部分の励起波長で発光するレーザーによって刺激されたときに少なくとも約200個の光子を放出することができる蛍光部分を含み、該レーザーは該蛍光部分を含む直径約5ミクロン以上のスポットに集束され、該レーザーによって該スポットに向けられる全エネルギーは約3マイクロジュール以下である方法。
【請求項15】
前記試料中の前記単一分子の検出限界は、約10、1、0.1、0.01または0.001フェムトモル未満である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記検出限界が約1フェムトモル未満である、請求項14に記載の方法。
【請求項17】
前記検出工程が前記蛍光部分によって放出される電磁放射線を検出することを含む、請求項14に記載の方法。
【請求項18】
前記単一分子検出器がインタロゲーション空間を1つだけ含む、請求項14に記載の方法。
【請求項19】
前記蛍光部分を電磁放射線に曝露することをさらに含み、前記電磁放射線はレーザーによって提供される、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
前記レーザーが約20mW未満の出力で前記部分を刺激する、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記レーザーが約1000、250、100、50、25または10マイクロ秒未満の間、前記部分を刺激する、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記標識が前記分子との結合に特異的な結合相手をさらに含む、請求項14に記載の方法。
【請求項23】
前記結合相手が抗体である、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記蛍光部分が蛍光色素分子を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項25】
前記色素分子が少なくとも1つの置換インドリウム環系を含み、該インドリウム環の3位炭素上の置換基は化学反応性基または共役物質を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記色素分子がAlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor647、AlexaFluor680、またはAlexaFluor700からなる群から選択されるAlexFluor分子である、請求項26に記載の方法。
【請求項27】
前記色素分子がAlexaFluor647色素分子である、請求項24に記載の方法。
【請求項28】
前記蛍光部分が複数のAlexaFluor647分子を含む、請求項24に記載の方法。
【請求項29】
前記複数のAlexaFluor647分子が約2〜4個のAlexaFluor647分子を含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記蛍光部分が量子ドットである、請求項14に記載の方法。
【請求項31】
前記試料中のタンパク質の濃度を測定することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
【請求項32】
前記標識の有無の前記検出が、
(i)前記試料の一部をインタロゲーション空間に通過させる工程と、
(ii)前記標識が存在する場合、前記蛍光部分を刺激して光子を放出するのに十分な電磁放射線への曝露を前記インタロゲーション空間に享受させる工程と、
(iii)工程(ii)の前記曝露の間に放出される光子を検出する工程と
を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項33】
前記インタロゲーション空間のバックグラウンド光子レベルを決定することをさらに含み、前記バックグラウンドレベルは、工程(ii)の場合と同様であるが前記インタロゲーション空間における標識なしで電磁放射線を該インタロゲーション空間に享受させた場合の該インタロゲーション空間の平均光子放出を表す、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
工程(iii)で検出される光子の量を閾値光子レベルと比較することをさらに含み、ここで、前記閾値光子レベルは前記バックグラウンド光子レベルの関数であり、工程(iii)で検出される光子の量が閾値レベルよりも多い場合は前記標識が存在することを示し、工程(iii)で検出される光子の量が閾値レベル以下である場合は前記標識が無いことを示す、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
対象における生物学的状態の有無を判断するための方法であって、
a)前記対象から得られる試料のイムノアッセイを実施する工程であって、前記イムノアッセイはマーカーの複数の標識を前記試料中の複数の前記マーカー分子に結合することを含み、前記標識は前記マーカーに特異的であり、1つの標識はマーカー1分子と結合し、前記標識は、蛍光部分の励起波長で発光するレーザーによって刺激されたときに少なくとも約200個の光子を放出することができる蛍光部分と結合した抗体を含み、前記レーザーは前記蛍光部分を含む直径約5ミクロン以上のスポットに集束され、前記レーザーによってスポットに向けられる全エネルギーは約3マイクロジュール以下である工程と、
b)単一分子検出器で単一の標識を検出することを含む、前記標識を検出する工程と、
c)工程b)で検出される標識数に基づいて前記試料中の前記マーカーの濃度を決定する工程と
を含む方法。
【請求項36】
工程b)で得られる前記濃度を、前記生物学的状態の有無を示すことが既知である前記マーカーの濃度または濃度範囲と比較することをさらに含む、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
蛍光部分に結合する生体分子の結合相手を含む、前記生体分子を検出するための標識であって、前記蛍光部分は該部分の励起波長で発光するレーザーによって刺激されたときに少なくとも約200個の光子を放出することができ、前記レーザーは前記蛍光部分を含む直径約5ミクロン以上のスポットに集束され、前記レーザーによってスポットに向けられる全エネルギーは約3マイクロジュール以下であり、前記蛍光部分は約2〜4個の蛍光実体を含む標識。
【請求項38】
前記生体分子がタンパク質または小分子である、請求項37に記載の標識。
【請求項39】
前記生体分子がタンパク質である、請求項38に記載の標識。
【請求項40】
前記蛍光実体が蛍光色素分子を含む、請求項37に記載の標識。
【請求項41】
前記蛍光色素分子が少なくとも1つの置換インドリウム環系を含み、該インドリウム環の3位炭素上の置換基は化学反応性基または共役物質を含む、請求項37に記載の標識。
【請求項42】
前記色素分子がAlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor647、AlexaFluor680またはAlexaFluor700からなる群から選択されるAlexFluor分子である、請求項40に記載の標識。
【請求項43】
前記色素分子がAlexaFluor647色素分子である、請求項42に記載の標識。
【請求項44】
前記結合相手が抗体である、請求項37に記載の標識。
【請求項45】
前記色素分子が第1の型および第2の型の色素分子を含む、請求項37に記載の標識タンパク質。
【請求項46】
前記第1の型および第2の型の色素分子が異なる発光スペクトルを有する、請求項45に記載の標識タンパク質。
【請求項47】
色素分子の第1の型の数と第2の型の数との比が、約3:1、2:1、1:1、1:2または1:3である、請求項46に記載の標識タンパク質。
【請求項48】
試料中の種の濃度を決定するアナライザーであって、少なくとも約10の濃度のダイナミックレンジにわたって前記濃度を決定することができるアナライザー。
【請求項49】
前記ダイナミックレンジが約1フェムトモルから約100ピコモルである、請求項48に記載のアナライザー。
【請求項50】
生物学的状態のマーカーを確立する方法であって、
i)第1の集団から得られる生体試料中の前記マーカーの濃度範囲を確立する工程を含み、該確立工程は前記マーカーの単一分子を検出することによって前記生体試料中の前記マーカーの濃度を測定することを含む、方法。
【請求項51】
前記第1の集団が前記生物学的状態を示さない集団である、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
第2の集団から得られる生体試料中の前記マーカーのレベル範囲の範囲を確立する工程をさらに含み、前記第2の集団のメンバーが前記生物学的状態を示し、前記確立工程が、前記マーカーの単一分子を検出することによって前記生体試料中の前記マーカーのレベルを測定することを含む、請求項50に記載の方法。
【請求項53】
前記第1および第2の集団が異なる、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
前記第2の集団の少なくとも1つのメンバーは前記第1の集団のメンバーであるか、または前記第1の集団の少なくとも1つのメンバーは前記第2の集団のメンバーである、請求項52に記載の方法。
【請求項55】
第2の集団の実質的にすべてのメンバーが前記生物学的状態を発現した第1の集団のメンバーである、請求項54に記載の方法。
【請求項56】
前記マーカーの単一分子の前記検出が、前記マーカーの検出限界が約1000、100、50、20、10、5、1、または0.5フェムトモル未満の前記試料中の前記マーカーである方法を用いて実施される、請求項50に記載の方法。
【請求項57】
前記生物学的状態が表現型の状態、生物に影響を及ぼす状態、発現状態、年齢、健康、病状、疾患、疾患過程、病状期、感染、毒性、または化学因子、環境因子、もしくは薬物因子に対する応答(例えば薬物応答フェノタイピング、薬物毒性フェノタイピング、または薬剤効果フェノタイピング)である、請求項50に記載の方法。
【請求項58】
前記生物学的状態が病状である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
前記マーカーがポリペプチドまたは小分子である、請求項50に記載の方法。
【請求項60】
前記状態が疾患状態である、請求項57に記載の方法。
【請求項61】
前記疾患状態が、癌、心血管疾患、炎症性疾患、自己免疫疾患、神経疾患、感染症、および妊娠関連障害からなる群から選択される、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記状態が病状期の状態である、請求項61に記載の方法。
【請求項63】
前記病状期の状態が癌病状期の状態である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記状態が治療応答の状態である、請求項57に記載の方法。
【請求項65】
前記治療が薬物治療である、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記応答が治療効果および副作用からなる群から選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記応答が治療効果である、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
前記応答が副作用である、請求項66に記載の方法。
【請求項69】
前記副作用が有害作用である、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記検出が、蛍光部分の励起波長で発光するレーザーによって刺激されたときに少なくとも約200個の光子を放出することができる蛍光部分を含む標識で前記マーカーを標識することを含み、前記レーザーは前記蛍光部分を含む直径約5ミクロン以上のスポットに集束され、前記レーザーによってスポットに向けられる全エネルギーは約3マイクロジュール以下である、請求項50に記載の方法。
【請求項71】
前記蛍光部分が、少なくとも1つの置換インドリウム環系を含む分子を含み、該インドリウム環の3位炭素上の置換基は化学反応性基または共役物質基を含む、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記蛍光部分が、AlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor647、AlexaFluor680またはAlexaFluor700からなる群から選択される色素を含む、請求項70に記載の方法。
【請求項73】
前記蛍光部分がAlexaFluor647を含む、請求項70に記載の方法。
【請求項74】
前記標識が前記マーカーの結合相手をさらに含む、請求項70に記載の方法。
【請求項75】
前記結合相手が前記マーカーに特異的な抗体を含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
前記抗体がポリクローナル抗体を含む、請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項75に記載の方法。
【請求項78】
前記第1および第2の範囲に基づいて前記マーカーの閾値レベルを確立することをさらに含み、個体から得られる生体試料中の前記閾値レベルを上回るレベルの前記マーカーの存在は、前記個体における前記生物学的状態の存在の実質的により高い可能性を示す、請求項50に記載の方法。
【請求項79】
生物の生物学的状態の有無を検出するための方法であって、
i)前記生物から得られる生体試料中のマーカーの濃度を測定する工程、この場合、前記マーカーは請求項50に記載の方法によって確立されるマーカーである、および
ii)前記生物の前記マーカーの濃度に基づいて前記生物学的状態の有無を判定する工程
を含む方法。
【請求項80】
生物の生物学的状態の有無を検出するための方法であって、
i)前記生物から得られる複数の生体試料中のマーカーの濃度を測定する工程、この場合、前記マーカーは請求項50に記載の方法によって確立されるマーカーである、および
ii)前記複数の試料中の前記マーカーの前記濃度に基づいて前記生物学的状態の有無を判定する工程
を含む方法。
【請求項81】
前記試料は異なる種類のものである、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記判定工程が、前記異なる種類の試料中の前記マーカーの濃度の比較に基づく、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
前記試料が同じ種類であり、間隔をあけて採取される、請求項80に記載の方法。
【請求項84】
前記生体試料が血液、血漿または血清である、請求項50に記載の方法。
【請求項85】
生物の生物学的状態と関連する1つ以上のマーカーを請求項1に記載のシステムを用いて特定する工程と、前記1つ以上のマーカーを、前記生物の前記生物学的状態の有無を検出するための診断薬として商品化する工程とを含むビジネス方法。
【請求項86】
前記1つ以上のマーカーがポリペプチドまたは小分子である、請求項85に記載のビジネス方法。
【請求項87】
前記1つ以上のマーカーが新規の化学実体である、請求項85に記載のビジネス方法。
【請求項88】
報酬に対して診断サービスを実施する工程をさらに含む、請求項85に記載のビジネス方法。
【請求項89】
前記1つ以上のバイオマーカーに基づく診断製品を販売する工程をさらに含む、請求項85に記載のビジネス方法。
【請求項90】
生物の生物学的状態と関連する1つ以上のマーカーを請求項501に記載のシステムを用いて特定する工程と、前記生物が前記生物学的状態を有するか否かを判定する診断サービスを提供する工程とを含むビジネス方法。
【請求項91】
前記診断サービスがCLIA認定の研究所によって提供される、請求項90に記載のビジネス方法。
【請求項92】
前記診断サービスが医療サービス提供者、保険業者、または患者に提供される、請求項91に記載のビジネス方法。
【請求項93】
マーカーを検出するための標識であって、前記標識は前記マーカーの結合相手および蛍光部分を含み、前記蛍光部分は該部分の励起波長で発光するレーザーによって刺激されたときに少なくとも約200個の光子を放出することができ、前記レーザーは前記蛍光部分を含む直径約5ミクロン以上のスポットに集束され、前記レーザーによってスポットに向けられる全エネルギーは約3マイクロジュール以下である標識。
【請求項94】
前記蛍光部分が蛍光分子を含む、請求項93に記載の標識。
【請求項95】
前記蛍光部分が複数の蛍光分子を含む、請求項94に記載の標識。
【請求項96】
前記標識が約2〜10、2〜8、2〜6、2〜4、3〜10、3〜8、3〜6個の蛍光分子を含む、請求項95に記載の標識。
【請求項97】
前記標識が約2〜4個の蛍光分子を含む、請求項96に記載の標識。
【請求項98】
前記蛍光色素分子が少なくとも1つの置換インドリウム環系を含み、該インドリウム環の3位炭素上の置換基は化学反応性基または共役物質を含む、請求項97に記載の標識。
【請求項99】
前記蛍光分子が、AlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor647、AlexaFluor680またはAlexaFluor700からなる群から選択される、請求項97に記載の標識。
【請求項100】
前記蛍光分子が、AlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor680またはAlexaFluor700からなる群から選択される、請求項9に記載の標識。
【請求項101】
前記結合相手が抗体を含む、請求項93に記載の標識。
【請求項102】
前記抗体がモノクローナル抗体である、請求項101に記載の標識。
【請求項103】
前記抗体がポリクローナル抗体である、請求項102に記載の標識。
【請求項104】
前記抗体が炎症マーカーに特異的である、請求項101に記載の標識。
【請求項105】
前記抗体が、ケモカイン、成長因子、プロテアーゼおよび阻害剤、細胞接着分子、幹細胞因子、シグナル伝達およびアポトーシスの分子、神経栄養因子、ならびに発現タンパク質からなる群から選択されるマーカーに特異的である、請求項104に記載の標識。
【請求項106】
前記抗体が成長因子に特異的である、請求項105に記載の標識。
【請求項107】
前記抗体がサイトカインに特異的である、請求項101に記載の標識。
【請求項108】
前記サイトカインが、請求項108に記載の標識。
【請求項109】
前記蛍光部分が蛍光分子を含む、請求項101に記載の標識。
【請求項110】
前記蛍光部分が複数の蛍光分子を含む、請求項110に記載の標識。
【請求項111】
前記標識が約2〜10、2〜8、2〜6、2〜4、3〜10、3〜8、3〜6個の蛍光分子を含む、請求項111に記載の標識。
【請求項112】
前記標識が約2〜4個の蛍光分子を含む、請求項112に記載の標識。
【請求項113】
前記蛍光色素分子が少なくとも1つの置換インドリウム環系を含み、該インドリウム環の3位炭素上の置換基は化学反応性基または共役物質を含む、請求項112に記載の標識。
【請求項114】
前記蛍光分子が、AlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor647、AlexaFluor680、またはAlexaFluor700からなる群から選択される、請求項112に記載の標識。
【請求項115】
前記蛍光分子が、AlexaFluor488、AlexaFluor532、AlexaFluor680、またはAlexaFluor700からなる群から選択される、請求項101に記載の標識。
【請求項116】
前記蛍光分子がAlexaFluor647分子である、請求項101に記載の標識。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図14E】
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【図14F】
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【図15】
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【公表番号】特表2009−536727(P2009−536727A)
【公表日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−504277(P2009−504277)
【出願日】平成19年4月4日(2007.4.4)
【国際出願番号】PCT/US2007/008394
【国際公開番号】WO2008/048371
【国際公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【出願人】(508296347)シングレックス,インコーポレイテッド (2)
【Fターム(参考)】