説明

高接着性アクリレートモノマー及びその製造方法

【課題】
【解決課題】高接着性アクリレートモノマーは特定の化学式を有する。前記モノマーは簡単な方法で容易に製造することができ、L−DOPAとその末端に付着されるアクリレート基との間に多種のリンカーを利用することができるので、全体的な物質の分子量やサイズの調節が容易である。また、リンカーとして利用されるイソシアネート化合物に結合されるアクリレートの多様な選択ができるので、多様な形態の分子を容易に合成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高接着性アクリレートモノマー及びその製造方法に関するものであって、さらに詳しくは、3,4−ジヒドロキシフェニル−L−アラニン(3,4−dihydroxyphenyl−L−alanine、L−DOPA)の単分子にアクリレートを導入して合成した高接着性アクリレートモノマー及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスプレイ装置及び各種の電子機器の製造において多様な素材が利用されている。ある場合には隣接した素材間の接着が要求され、隣接した素材の種類によってそれに適した接着剤が必要となる。しかし、ある場合には従来知られている接着剤だけでは素材間の接着が容易ではなくて作業の困難性が提起されたりする。従って、隣接した素材の種類に関係なく目的する接着力が十分確保できる接着剤に対する開発が求められてきた。
【0003】
3,4−ジヒドロキシフェニル−L−アラニンは、貽貝から抽出された接着性タンパク質(mussel adhesive protein、MAP)に含まれている高接着力を提供する単分子物質である。このようなL−DOPAに対する多様な物性研究及びその応用を通じて商用化のための基礎資料は、J.Biomaster.Sci.Polymer Edn, Vol.15.No.4, pp.449〜464(2004)(非特許文献1);Macromolecules, 2006, 39, pp.1740〜1748(非特許文献2);及びJOC., Vol.41,No.18, p.3056, 1976(非特許文献3)などの論文と米国公開特許US2003/0087338(特許文献1)にそれぞれ開示された内容から確認できる。
【0004】
しかし、前記先行文献に開示されているL−DOPAを含有している化合物は、グルー(glue)形態で利用可能な共重合誘導体であるか、アミノグループがカップリングされたモノマーである場合に限っていることが分かる。
【0005】
このような技術開発の偏向性を乗り越え、接着が要求される素材に関係なく要求される粘着または接着性を十分発現させることのできるL−DOPAより出発した新しい高接着性物質に対する開発が要求されているところ、このような技術的背景の下で本発明が案出されたのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国公開特許US2003/0087338
【非特許文献】
【0007】
【非特許文献1】J.Biomaster.Sci.Polymer Edn, Vol.15.No.4, pp.449〜464(2004)
【非特許文献2】Macromolecules, 2006, 39, pp.1740〜1748
【非特許文献3】JOC., Vol.41,No.18, p.3056, 1976
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、従来接着性物質として利用されているL−DOPAとは相違なる方向性を有する物質と、その合成に対してより簡単な方法を提示し、これにより産出された物質が素材と関係なく粘着または接着性を発現するようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述の技術的課題を解決するために提供される本発明による高接着性アクリレートモノマーは、下記化学式1の構造を有することを特徴とする。
【0010】
【化1】

【0011】
前記化学式1において、R2は、水素(−H)またはメチル基(−CH3)を示し、前記化学式1に示すA1及びA2は、それぞれ独立して、炭素数が2ないし12個(C2〜C12)であるアルキル、炭素数が3ないし8個(C3〜C8)であるシクロアルキル、炭素数が6ないし12個(C6〜C12)である芳香族環化合物、またはヘテロ化合物を示す。
【0012】
前述の技術的課題を解決するために提供される本発明による高接着性アクリレートモノマー製造方法は、3,4−ジヒドロキシフェニル−L−アラニン(L−DOPA)にアクリレート基を含むジイソシアネート系化合物を結合させることを特徴とする。
【0013】
前記高接着性アクリレートモノマー製造方法は、(S1)前記3,4−ジヒドロキシフェニル−L−アラニンをメチル化させる段階;(S2)前記(S1)段階の生成物をアクリレート基を含むジイソシアネート系化合物に付加させる段階;を含むことが望ましい。
【0014】
このとき、前記ジイソシアネート系化合物は、イソホロンジイソシアネート(isophorone diisocyanate、IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(hexamethylene diisocyanate)、メチレンビス−(4−シクロヘキシルイソシアネート)(methylene bis−(4−cychlohexylisocyanate))、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(trimethyl hexamethylene diisocyanate)、トルエン−2,4−ジイソシアネート(toluene−2,4−diisocyanate)、及びメチレンジフェニル−4,4´−ジイソシアネート(methylene diphenyl−4,4´−diisocyanate)からなる群から選択された一つまたは二つ以上の物質であることが望ましい。
【0015】
一方、前記ジイソシアネート系化合物に含まれるアクリレート基は、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ−ポリ(アルキレンオキシ)アルキル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールヒドロキシトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、及びジトリメチロールプロパンヒドロキシトリメタクリレートからなる群から選択された一つまたは二つ以上の物質であることが望ましい。
【0016】
前記高接着性アクリレートモノマー製造方法において、 前記(S1)段階は、(S11)−50℃ないし−20℃の温度条件で、メタノールにL−DOPAを入れ撹拌する段階;及び(S12)前記L−DOPAモル当量に対して塩化チオニル1ないし2倍の量をゆっくり添加した後、12ないし24時間撹拌してメチル化させる段階;を含むことがさらに望ましい。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の望ましい実施例を詳しく説明する。これに先立って、本明細書及び請求範囲に使われた用語や単語は通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはいけず、発明者は自らの発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に則して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念とに解釈されなければならない。従って、本明細書に記載された実施例は本発明の最も望ましい一実施例に過ぎず、本発明の技術的思想の全てを代弁するものではないため、本出願時点においてこれらに代替できる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
【0018】
下記化学式2は、左側のL−DOPAを出発物質とし、メタノール溶媒下で塩化チオニルを使用して、零下40℃から常温まで温度を上昇させながら反応させることで得られたメチル化されたL−DOPA生成物を用意する過程を示すものである。
【0019】
【化2】

【0020】
下記化学式3は、メチル化されたL−DOPAに結合を通じてアクリレート基を含むジイソシアネートを導入するためのリンカーを用意する過程を示すものである。
【0021】
【化3】

【0022】
前記化学式3に示したA1及びA2は、それぞれ独立して、炭素数が2ないし12個(C2〜C12)であるアルキル、炭素数が3ないし8個(C3〜C8)であるシクロアルキル、炭素数が6ないし12個(C6〜C12)である芳香族環化合物、またはヘテロ化合物を示す。
【0023】
前記化学式3の反応物として示したジイソシアネート系化合物としては、イソホロンジイソシアネート(IPDI、isophorone diisocyanate)、HDI(hexamethylene diisocyanate)、HMDI(methylene bis−(4−cychlohexylisocynate)、TMHMDI(trimethyl hexamethylene diisocyanate)、TDI(toluene−2,4−diisocyanate)、MDI(methylene diphenyl−4,4´−diisocyanate)またはこれらの混合物を用いることができる。
【0024】
前記化学式3の反応物として示したアクリレート系化合物は、ヒドロキシアルキルアクリレート系化合物であって、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ−ポリ(アルキレンオキシ)アルキル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールヒドロキシトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、及びジトリメチロールプロパンヒドロキシトリメタクリレートからなる群から選択された一つまたは二つ以上の物質を用いることが望ましい。
【0025】
前記化学式2によって用意したメチル化されたL−DOPAと、前記化学式3によって用意したアクリレート基を含むジイソシアネート基とを結合させれば、化学式1による高接着性アクリレートモノマーが製造される。
【0026】
前述した内容の理解を助けるために、より具体的な例を挙げて説明する。
【0027】
前記化学式3の生成物の一例に該当するHEMA−IPDIは、下記化学式4による反応により用意する。具体的に、n−ヘキサン(880ml)にイソホロンジイソシアネート97.81g(440mmol)を入れ、ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)68.72g(528mmol)を20時間にわたって常温でゆっくり添加する。以後、溶媒を減圧蒸留によって除去して下記化学式4による生成物である反応性イソシアネートであるHEMA−IPDI(P1)を得る。
【0028】
【化4】

【0029】
一方、前記化学式2を通じて説明したL−DOPAのメチル化は、次のように具体的に行った。すなわち、メタノール80mlにL−DOPA3.94g(20mmol)を入れてよく撹拌した。以後、−40℃の条件で塩化チオニル(thionyl chloride)1.6ml(22mmol)をゆっくり添加した後、18時間撹拌し、以後溶媒を減圧蒸留した。炭酸水素ナトリウム(sodium bicarbonate)を用いて酸度をpH3に調節し、ジエチルエーテル(diethyl ether)を用いて抽出した。その後、有機溶媒のみ集めて再び減圧蒸留することで、下記化学式5による生成物(P2)を得る。こうして得られた生成物(P2)のNMR分析資料は次のようである。
【0030】
1H NMR(500MHz、CDCl3)δ2.75(dd、1H)、3.05(dd、1H)、3.75(m、1H)、3.76(s、3H)、6.50(m、1H)、6.60(m、1H)、6.74(m、1H)
【0031】
【化5】

【0032】
L−DOPA−アクリレートの合成は、下記化学式6にしたがって行った。具体的に、シクロヘキサノン(cyclohexanone)13.2gに前記化学式4の右側に表された生成物(P1)834.7mg(2.37mmol)を入れてよく撹拌する。次いで、ジブチル錫ジラウレート(dibutyltin dilaurate)13mg(0.02mmol)と前記化学式5の右側に表された生成物(P2)500mg(2.37mmol)とを添加した後、80℃で3時間反応させてL−DOPA−アクリレート(10wt% L−DOPA−acrylate in cyclohexanone、GC/MS M+ 563)を合成した。
【0033】
【化6】

【0034】
本発明による高接着性アクリレート系化合物を利用したハードコーティング液は、下記表1のような組成と含量として実施例(1〜3)及びこれに対比される比較例(1〜3)に区分設定し、前記用意した各々の例に対して接着力テストを行った結果を比べた。
【0035】
[実施例1]
下記表1によって区分設定された各成分物質とその含量に従って用意した組成成分を反応器に順次添加した後、コーティング液が均一になるまで混合した。このとき、L−DOPAアクリレートはシクロヘキサノンに10重量%で溶解されている状態で添加した。以後、0.45mmサイズのフィルターでフィルタリングしてコーティング液組成物を製造した。このように用意したコーティング液組成物を、マイヤーバー(Meyer bar #12)を使用してCOPフィルム上に塗布し、これを60ないし90℃で4分程度乾燥して膜を形成した後、UVを3,000mJ/cm2の強度で照射してコーティング液組成物を硬化させてコーティング膜を形成した。
【0036】
[実施例2]
下記表1によって区分設定された組成を有するように用意されたコーティング液組成物を、マイヤーバー(Meyer bar #12)を使用してPETフィルム上に塗布したことを除いては、前記実施例1と同様に行った。
【0037】
[実施例3]
下記表1によって区分設定された組成を有するように用意されたコーティング液組成物を、マイヤーバー(Meyer bar #12)を使用してガラス上に塗布したことを除いては、前記実施例1と同様に行った。
【0038】
[比較例1]
下記表1によって区分設定された組成を有するように用意されたコーティング液組成物を、マイヤーバー(Meyer bar #12)を使用してCOPフィルム上に塗布したことを除いては、前記実施例1と同様に行った。
【0039】
[比較例2]
下記表1によって区分設定された組成を有するように用意されたコーティング液組成物を、マイヤーバー(Meyer bar #12)を使用してPETフィルム上に塗布したことを除いては、前記実施例1と同様に行った。
【0040】
[比較例3]
下記表1によって区分設定された組成を有するように用意されたコーティング液組成物を、マイヤーバー(Meyer bar #12)を使用してガラスフィルム上に塗布したことを除いては、前記実施例1と同様に行った。
【0041】
【表1】

【0042】
前記表1において、EB600、EB294/25HD及びEB9260はSK−UCB社のマルチアクリレートの商品名であり、Daracur1173、Irgacure184及びIrgacure907はチバ(Ciba)社の開始剤(initiator)に関する商品名であり、Tego270及びTego410はデグサ(Degussa)社の分散添加剤に関する商品名である。
【0043】
[接着力テスト]
前記実施例1ないし3及び比較例1ないし3に従ってそれぞれの基材に形成された架橋硬化されたコーティング膜に、クロスカットニチバンテープ(cross cut Nichiban tape)剥離試験を行った。具体的に、コーティング膜に1mm間隔で基材まで到逹するように横縦それぞれ11個の目盛を刻んで1mm2の目を100個作った。次いで、その上にニチバンテープを張ってから急激に剥がす操作を1ヶ所当たり3回繰り返した。それから、下記の評価基準に従ってその結果をそれぞれ測定した。その測定結果は、下記表2にそれぞれ示した。
【0044】
<接着力テストの評価基準>
良好:3回繰り返しても架橋硬化
普通:3回繰り返して剥離された目数が1〜50である場合
不良:3回繰り返して剥離された目数が51〜100である場合
【0045】
【表2】

【0046】
前記表2に示した接着力評価結果を通じて確認できるように、本発明による実施例ではほとんど良好な結果を現わしており、少なくとも普通以上の結果が出ている。これに比べて、比較例1ないし3のすべての場合には接着力テストの結果が不良と評価されている。このような結果から、本発明による高接着性アクリレート系化合物の接着力改善效果をより明確に確認することができる。
【0047】
以上のように、本発明は詳しく説明された。しかし、詳細な説明より発明の思想及び範疇内での多様な修正及び変形が当業者に明らかであるので、詳細な説明と特定の例示は本発明の望ましい実施例を説明するためであることを理解しなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0048】
本発明による前記高接着性アクリレートモノマーは簡単な方法で容易に製造することができ、L−DOPAとその末端に付着されるアクリレート基との間に多種のリンカーを利用することができるので、全体的な物質の分子量やサイズの調節が容易である。また、リンカーとして利用されるイソシアネート化合物に結合されるアクリレートの多様な選択ができるので、多様な形態の分子を容易に合成することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記化学式1の構造を有することを特徴とする高接着性アクリレートモノマー;
【化7】


前記化学式1において、R2は、水素(−H)またはメチル基(−CH3)を示し、A1及びA2は、それぞれ独立して、炭素数が2ないし12個(C2〜C12)であるアルキル、炭素数が3ないし8個(C3〜C8)であるシクロアルキル、炭素数が6ないし12個(C6〜C12)である芳香族環化合物、またはヘテロ化合物を示す。
【請求項2】
3,4−ジヒドロキシフェニル−L−アラニン(L−DOPA)にアクリレート基を含むジイソシアネート系化合物を結合させて請求項1による高接着性アクリレートモノマーを製造することを特徴とする高接着性アクリレートモノマー製造方法。
【請求項3】
前記高接着性アクリレートモノマー製造方法は、
(S1)前記3,4−ジヒドロキシフェニル−L−アラニンをメチル化させる段階;
(S2)前記(S1)段階の生成物をアクリレート基を含むジイソシアネート系化合物に付加させる段階;を含むことを特徴とする請求項2に記載の高接着性アクリレートモノマー製造方法。
【請求項4】
前記ジイソシアネート系化合物は、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート、メチレンビス−(4−シクロヘキシルイソシアネート)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、トルエン−2,4−ジイソシアネート、及びメチレンジフェニル−4,4´−ジイソシアネートからなる群から選択された一つまたは二つ以上の物質であることを特徴とする請求項2に記載の高接着性アクリレートモノマー製造方法。
【請求項5】
前記ジイソシアネート系化合物に含まれるアクリレート基は、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシ−ポリ(アルキレンオキシ)アルキル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールヒドロキシトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレート、及びジトリメチロールプロパンヒドロキシトリメタクリレートからなる群から選択された一つまたは二つ以上の物質であることを特徴とする請求項2に記載の高接着性アクリレートモノマー製造方法。
【請求項6】
前記(S1)段階は、
(S11)−50℃ないし−20℃の温度条件で、メタノールにL−DOPAを入れ撹拌する段階;及び
(S12)前記L−DOPAモル当量に対して塩化チオニル1ないし2倍の量をゆっくり添加した後、12ないし24時間撹拌してメチル化させる段階;を含むことを特徴とする請求項3に記載の高接着性アクリレートモノマー製造方法。

【公表番号】特表2011−506311(P2011−506311A)
【公表日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−536843(P2010−536843)
【出願日】平成20年12月3日(2008.12.3)
【国際出願番号】PCT/KR2008/007122
【国際公開番号】WO2009/072798
【国際公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【出願人】(500239823)エルジー・ケム・リミテッド (1,221)
【Fターム(参考)】