説明

髪染め前使用の頭皮を守るローション

【課題】日本の人々の頭皮トラブルの増加は、後をたたず、抜け毛、薄毛、切れげ、白髪は、低年齢化しております。その原因として、食事の偏り、ストレス
安価な合成シャンプーを使用、パーマ、髪染めなどによる頭皮ダメージが挙げられますが、白髪が目立ちはじめる40代ごろから、2,3週間おきに髪染めをするため、頭皮の極度な乾燥、フケ、痒み、抜け毛、薄毛などの頭皮トラブルが深刻化、頭皮を守るローションが求められていた。
【解決手段】低年齢化する頭皮トラブルを増加させる中高年の白髪染めに対し、今までは頭皮ではなく、こめかみや耳の後ろなどの皮膚に対し、染色を防ぐためのものしかなかった。油性のコールドクリームは皮膚を守るが、染色を妨げることから、頭皮自体を守るものがなかった。そこで、人の皮脂に近い大豆レシチンを使用したローションを髪染め前に頭皮に塗布し、髪染め剤付着による頭皮ダメージを暖和し、さらに染色は妨げない新発明。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、髪染め時、アルカリ液が頭皮に付着する際の頭皮への影響が、切れ毛、抜け毛などの頭皮トラブルの要因とされているが、大豆レシチン成分を含んだ当、発明ローションを髪染め前に頭皮に塗布することで、頭皮に膜を張ったように頭皮をカバーし、ダメージを暖和する頭皮を守るローションを開発。
【背景技術】
【0002】
戦後より、日本の人々の頭皮トラブルの増加は、後をたたず、抜け毛、薄毛、切れげ、白髪は、低年齢化しております。その原因として、食事の偏り、ストレス
安価な合成シャンプーを使用、パーマ、髪染めなどによる頭皮への影響が挙げられますが、さらに、白髪が目立ちはじめる40代ごろから、2.3週間おきに髪染めをするため、頭皮の極度な乾燥、フケ、痒み、抜け毛、薄毛などの頭皮トラブルが深刻化する中、頭皮を守りながら、髪染めをさまたげない頭皮ケア商品が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−150258号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
低年齢化する頭皮トラブルを増加させる中高年の白髪染めに対し、今までは頭皮ではなく、こめ髪や耳の後ろなどの皮膚に対し、染色を防ぐためのコールドクリームなどが販売されてはいるものの、油性のコールドクリームは皮膚を守るが、染色を妨げることから、頭皮自体を守るものがなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、人の皮脂に近い水酸化レシチンを使用したローションを髪染め前に使用することで、髪染め剤が頭皮に触れても、頭皮への刺激を暖和し、さらに染色は妨げない。
【発明の効果】
【0006】
本発明による 髪染め前使用の頭皮を守るローションは、低年齢化に歯止めが利かない頭皮トラブルの一因である、中高年の白髪染めの際、今まで頭皮を裸の状態で髪染め剤にさらしていたため、たび重なる髪染め剤の頭皮への刺激により、頭皮が敏感になり、髪染め時、ヒリヒリ感や、かゆみなどの違和感を感じる方が、当発明ローションを使用することで、違和感を暖和。さらに髪染めの染色は、ほとんど、妨げなかった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明について、詳細に説明する。本発明は、大豆レシチンからなる成分から選ばれる少なくとも、一種以上の成分に、水を含んだ、頭皮を守るローション。
【0008】
前記、大豆レシチンからなる群から選択される少なくとも一種以上を使用することができ、もしくは、水が、酸性、弱酸性からなる群から選択される少なくとも一種以上を使用することができ、更に防腐剤、又は防腐剤の代替えとして選ばれる、少なくとも一種以上のエッセンシャルオイル成分をまたは、植物素材が、沖縄草木成分群から選択される少なくとも一種以上を使用することができ、中でもヨモギエキスを使用することが好ましい。
【0009】
前記防腐剤は、皮膚または、頭皮に対し、負担をかけないもので、エッセンシャルオイル素材からなる群から選択される少なくとも一種以上を使用する事ができ、中でもローズマリーを使用することが好ましい。
【0010】
又、この発明の組成物に肌荒れ防止作用のある成分類を、加えることができる。
【0011】
前記肌荒れ防止作用のある成分は、グリチルリチン酸2K、アロエベラ葉エキス
サクラ葉エキス、グリチルリチン酸、その他の群から選択される、すくなくとも一種を加える事ができ、中でも、アロエベラ葉エキスを加える事が好ましい。
【0012】
前記防腐剤は、パラペン類(メチルパラベン、エチルバラベン、プロピルバラベン、ブチルパラベン)。安息香酸塩(安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸パントテニルエチル)カプリグリコールは、1.0%まで、イソチアゾリン系(メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン)は、0.01%まで。フェノキシエタノールは、1.0%までを、少なくとも一種以上を混合する事が好ましい。
【0013】
前記防腐剤の代用として、エッセンシャルオイルを使用し、中でもローズマリーエキスを5WT%加えることがのぞましい。
【0014】
又、この発明の組成物に、本発明は、大豆レシチンからなる成分から選ばれる少なくとも、一種以上の成分に10WT%から20WT%を配合し、中でも10WT%が好ましい。この発明の組成物に肌荒れ防止作用のある成分類を、加えることができ、中でもグリチルリチン酸2K、アロエベラ葉エキス、サクラ葉エキス、グリチルリチン酸、その他の群から選択される、すくなくとも一種を加える事ができ、中でも、アロエベラ葉エキスを3WT%加える事が好ましい。植物エキスが、モズクエキス、大豆エキス、アロエベラエキス、オオウメガサソウ葉エキス、センブリエキス、ヨモギエキス、ローズマリー葉エキス、から選択される、少なくとも一種以上の成分を1WT%〜5WT%を配合することができ、中でもヨモギエキスを3WT%加えることが好ましい。
【0015】
エッセンシャルオイルが、ラベンダ−、ホホバオイル、ベルガモット、ゼラニウム、イランイラン、クラリセ−ジ、リトセア、オニサルビア、その他の群から選択される、すくなくとも一種以上のオイル、中でもローズマリーエキス0.01から1.0WT%を加える事ができ、中でも、0.15WT%が好ましい。
【0016】
防腐剤が、パラペン類(メチルパラベン、エチルバラベン、プロピルバラベン、ブチルパラベン)。安息香酸塩(安息香酸、安息香酸ナトリウム、安息香酸パントテニルエチル)カプリルグリコールは、1.0%まで、イソチアゾリン系(メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン)は、1.0%まで。フェノキシエタノールは、1.0%までを、一種、又は、二種以上を配合することが好ましい。
【実施例】
【0017】
以下の処方を有する頭皮を守るローションを調整し、《ステップ1》及び《ステップ2》を用いて、[実験1]〜[実験3]の評価を行った。

水(純水を含む) 83.85WT%
大豆レシチン 10WT%
エッセンシャルオイル(ローズマリーエキス) 0.15WT%
荒れ防止作用のある成分(アロエベラエキス) 3WT%
植物エキス(ヨモギエキス) 3WT%

《ステップ1》
髪染め前30代、40代、50代女性3名の乾いた髪に、頭皮を守るローションを、頭の上部より下にかけて、スイカのラインを描くように全体的の満遍なく塗布し、軽くマッサージ後、髪を乾かします。

《ステップ2》
市販の髪染め剤を、通常どうり、30.40.50代女性、各5名の頭髪に塗りこみ、使用説明の従って、30分放置後、洗髪。通常ですと30分間、髪染め剤を塗りこみ放置すると、頭皮に違和感があるが、頭皮を守るローション塗布、2週間おきに3回行った。

[実験1]
実施日 H22年11月1日
30代女性 違和感なし5人 有り0人 わからない0人 髪の染色状況、良好
40代女性 違和感なし4人 有り0人 わからない1人 髪の染色状況、良好
50代女性 違和感なし4人 有り1人 わからない0人 髪の染色状況、良好

[実験2]
実施日 H22年11月15日
30代女性 違和感なし5人 有り0人 わからない0人 髪の染色状況、良好
30代女性 違和感なし4人 有り0人 わからない1人 髪の染色状況、良好
50代女性 違和感なし4人 有り1人 わからない0人 髪の染色状況、良好

[実験3]
実施日 H22年11月30日
30代女性 違和感なし5人 有り0人 わからない0人 髪の染色状況、良好
40代女性 違和感なし3人 有り1人 わからない1人 髪の染色状況、良好 50代女性 違和感なし4人 有り1人 わからない0人 髪の染色状況、良好

実施結果
・1回目、違和感なし、13人、違和感あり、1人、わからない1人
・2回目、違和感なし、13人、違和感あり、1人、わからない1人
・3回目、違和感なし、12人、違和感あり、2人、わからない1人

上記の結果より、髪染め剤を、頭皮へ塗布する際の頭皮への刺激が、髪染め剤を塗布する前に、頭皮を守るローションを頭皮へ塗布することで、暖和され、かつ、
染色は、妨げない事が確認できた。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
大豆レシチンの成分に水を含む事を特徴とする 頭皮保護組成物。
【請求項2】
グリセリン、植物エキス素材を含むことを特徴とする請求項1記載の頭皮保護組成物。
【請求項3】
エッセンシャルオイル、を含むことを特徴とする請求項1、2記載の頭皮保護組成物。
【請求項4】
トコフェロール、ローズマリーエキスを含むことを特徴とする請求項1から3記載の頭皮保護組成物。
【請求項5】
前記、植物エキスが、モズクエキス、大豆エキス、アロエベラエキス、オオウメガサソウ葉エキス、センブリエキス、ヨモギエキスから選択される、少なくとも一種以上の成分であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の頭皮保護組成物。
【請求項6】
前記、エッセンシャルオイルが、ローズマリーエキス、クラリセージ、イランイラン
カモミールジャーマン、カモミールローマンから選択される少なくとも1種以上の
成分であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の頭皮保護組成物。
【請求項7】
前記グリセリンが、植物 原料、牛脂原料、合成(石油系)から選択される少なくとも1種類以上の成分であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の頭皮保護組成物。













【公開番号】特開2012−158556(P2012−158556A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−19909(P2011−19909)
【出願日】平成23年2月1日(2011.2.1)
【出願人】(307048491)
【Fターム(参考)】