説明

2つの押圧部材を備えた破砕機

破砕機1は、少なくとも、積載領域3と、積載領域3の底面に配置されたロータ部材4と、破砕対象物をロータ部材4側へ交互に押すための互いに反対方向に移動する1対の押圧部材5,6とを備えている。押圧部材5,6の一方が破砕対象物をロータ部材4の方向へ押し、他方の押圧部材6,5は固体がある場合には破砕プロセスの停止を防ぐために逆方向へ移動する。第1の押圧部材が可動域の端部に達し、第2の押圧部材が可動域の逆方向の端部に達したとき、ロータ部材4の回転方向を逆転させ、第2の押圧部材によっては最対象物をロータ部材4側へ押す。押圧部材5,6における他方の押圧部材との対向部は、破砕対象物によってロータ部材4の回転開始あるいは回転方向の逆転が妨害されることを防止するために、アーチ型の形状を有している。

【発明の詳細な説明】
【発明の開示】
【0001】
本発明は、廃棄物、機械破片、リサイクル資源などの破砕対象物を破砕する破砕機(シュレッダー)に関する。本発明の破砕機は、積載領域を有する支持構造と、上記積載領域から重力によって落下する破砕対象物を破砕するための、上記積載領域の底面に配置されたロータ部材と、上記破砕対象物を上記ロータ部材方向に押すための互いに反対方向に可動する1対の押圧部材(プッシャー;pusher)と、上記ロータ部材および上記押圧部材を駆動する駆動手段(当該手段については公知なので本明細書ではその詳細な説明を省略する)とを備えている。上記ロータ部材は、通常、上記積載領域における当該ロータ部材の設置位置の両側に固定された他の部材と相互に作用する複数の突出部を有する円筒体からなる。
【0002】
従来の破砕機は、積載領域の側壁の底部に備えられた1つ以上のロータ部材と、破砕対象物を上記ローラ部材のうちのいずれかの方向に押す水平方向に移動可能な押圧部材とを備えている。
【0003】
また、破砕対象物を上記ローラ部材のうちのいずれかの方向に押すための、垂直方向に移動可能な押圧部材をさらに備えたものもある。
【0004】
ところが、これらの従来の破砕機は、以下に示すようないくつかの問題点を有している。
【0005】
例えば、ロータ部材の切断領域よりも大きな固体(大きすぎる固体)はロータ部材の背面側における積載領域の壁部に滞留し、それ以上破砕することができなくなる。このため、このような固体の位置を変えたり、積載領域から取り除いたりする処理が必要になる。このような問題点を解消するために、ロータ部材の数を増加させたり、ロータ部材の直径を大きしたりすることが考えられるが、その場合には、ロータ部材の消費電力の増大や、オレオダイナミック軸継手等の高価な軸継手が必要になってコストが増大するなどの問題が生じる。
【0006】
また、押圧部材がその可動域の端部に達した場合、他の破砕対象物を積載領域から落下させて破砕させるために、この押圧部材を反対方向に移動させる必要があるという問題がある。このため、動作サイクルおいて、無駄な時間が増大し、破砕機の処理効率が低下してしまう。
【0007】
本発明の目的は、従来の破砕機が有する上記の制限を改善することにある。上記の目的は、請求項1に記載した破砕機によって達成することができる。
【0008】
本発明のその他の有利な特徴は、従属クレームに記載されている。
【0009】
本発明について、図面を参照しながら説明する。なお、各図面は、単に本発明の実施形態を示すものであり、本発明の内容を制限するものではない。
図1は、本発明にかかる破砕機の概略構成を示す縦断面図である。
図2a〜図2mは、図1に示した破砕機における動作サイクルの各工程を順に示した説明図である。
図3は、図1に示した破砕機の変形例を示す縦断面図である。
【0010】
なお、対応する部材には、異なる図面に記載されているものであっても同じ参照符号を付している。
【0011】
図1は、本発明にかかる破砕機1の概略構成を示す縦断面図である。この図に示すように、破砕機1は、少なくとも、積載領域3と、積載領域3の底面に設けられた下向きに開口している開口部(この開口部はロータ部材4が設けられているので、開口部自体は図示されていない)に配置されたロータ部材4と、積載領域3から重力によって落下してくる破砕対象物を、互いに反対方向に可動することによって協同してロータ部材4に向けて押す1組の押圧部材5,6とを備えている。
【0012】
押圧部材5,6の前端部は互いに対向しており、各押圧部材5,6は、他方の押圧部材6,5に対して反対方向に交互に動作する。
【0013】
本発明の破砕機が有する重要な特徴点は、押圧部材が破砕対象物を当該破砕対象物の移動経路がロータ部材の接線方向になるように移動させ、ロータ部材に対して破砕対象部材を押し付けない状態でロータ部材による破砕処理を行わせる点である。これに対して、従来の破砕機では、破砕対象物がロータ部材に押し付けられた状態でロータ部材による破砕処理が行われていた。
【0014】
図2a〜図2mに示されているように、本発明の破砕機のさらなる特徴点は、押圧部材5,6の間に挿入されて押圧部材によってロータ部材4側に押された破砕対象物が、それ以上圧力を加えられないことである。一方の押圧部材がロータ部材4の方向に移動している間、他方の押圧部材がロータ部材4とは反対方向である逆側に移動することにより、押圧部材5,6間に挿入された破砕対象物に作用する圧力は所定の圧力に維持される。
【0015】
押圧部材5,6は、これら押圧部材5,6の動作を制御できる手段(例えばオレオダイナミック手段など)によって駆動されることが好ましい。
【0016】
また、ロータ部材4は、積載領域3の底面の中心部に配置されることが好ましい。
【0017】
破砕された破砕対象物は、ロータ部材4が配置された部分の隙間を通って落下し、公知の方法によって収集される。
【0018】
また、破砕機1は、積載領域3を支持する支持構造2と、ロータ部材4と、ロータ部材4が配置される位置の両側に設けられた補助部材(図示せず)と、ロータ部材4および押圧部材5,6を駆動する駆動手段とを備えている。これらの駆動手段およびロータ部材4としては従来から公知のものを利用でき、また、発明の本質とは無関係なので、ここではこれらの部材についての説明を省略する。
【0019】
図1に示したように、押圧部材5,6における他方の押圧部材と対向する端部はアーチ型の形状を有している。これにより、ロータ部材4の回転開始時(図1および図2a参照)およびロータ部材4の回転方向を逆転させるとき(図2fおよび図2m参照)に、積載領域3内の破砕対象物がロータ部材4に接触することを防止できる。したがって、ロータ部材4の回転開始時およびロータ部材4の回転方向逆転時におけるロータ部材4の消費電力を低減できる。
【0020】
また、押圧部材4の端部がアーチ形状であることにより、破砕対象物をロータ部材4側へ押しやすくなっている。
【0021】
図2(図2a〜図2m)は、破砕機1の動作サイクルを概略的に動作順に示している。
【0022】
図2においては、ロータ部材4の回転方向および押圧部材5,6の移動方向を矢印で示している。
【0023】
破砕対象物がロータ部材4に接触することを防止するために、押圧部材5,6を互いに接触させた状態で破砕対象物を積載領域3に積載した後(図1および図2a参照)、ロータ部材4の回転を開始させる。
【0024】
その後、破砕対象物を積載領域3からロータ部材4の前段に落下させるように、第1の押圧部材(図2に示す押圧部材5)を、逆側、すなわち第2の押圧部材(図2に示す押圧部材6)から離れる方向に移動させる(図2b参照)。そして、第1の押圧部材5が逆側の可動域の端部に達すると、移動方向を反転させ(図2c参照)、破砕対象物をロータ部材4および第2の押圧部材6の方向へ押させる(図2d参照)。
【0025】
押圧部材5,6の間に挿入された破砕対象物(圧縮された破砕対象物あるいは剛体)は、これら押圧部材5,6によってそれ以上圧力を加えられることはない。つまり、第1の押圧部材5は破砕対象物をロータ部材4側へ移動させるためにロータ部材4側への移動を継続し、第2の押圧部材6は破砕対象物によって逆側、すなわち第1の押圧部材5とは反対側へ移動させられるので(図2e参照)、破砕対象物に作用する圧力は一定に維持されてそれ以上圧縮されることはない。
【0026】
第1の押圧部材5が可動域の端部に達しても(図2f参照)、第2の押圧部材6の逆側への移動は可動域の逆側の端部に達するまで継続される(図2g参照)。このように第2の押圧部材6の逆側への移動を継続することにより、破砕処理を行う破砕対象物を、重力によって積載領域3から押圧部材5と押圧部材6との間にロータ部材4と接触しないように落下させることができる。そして、第2の押圧部材6が可動域の逆側の端部に達すると、ロータ部材4の回転方向をこのロータ部材4が破砕対象物に接触していない状態で逆転させる。
【0027】
第2の押圧部材6が可動域の逆側の端部に達すると、第2の押圧部材6の移動方向を反転させ(図2h参照)、破砕対象物をロータ部材4および第1の押圧部材5の方向へ押させる(図2i参照)。
【0028】
押圧部材5,6の間に破砕対象物(圧縮された破砕対象物あるいは剛体)が挿入されたとき、第2の押圧部材6の移動は継続され、第1の押圧部材5は破砕対象物によって逆側へ移動させられるので、破砕対象物に作用する圧力がそれ以上大きくなることはない(図2l参照)。
【0029】
第2の押圧部材6が可動域の端部に達すると(図2m参照)、第1の押圧部材5の逆側への移動は可動域の逆側の端部に達するまで継続され、第1の押圧部材5が可動域の逆側の端部に達するとロータ部材4の回転方向が再び逆転される。
【0030】
このように、ロータ部材4の回転方向を周期的に逆転させる。
【0031】
この時、破砕対象物をロータ部材4および第2の押圧部材6の方向へ押すために、第1の押圧部材5の移動を再び反転させる。その後、上記のような作動サイクルを繰り返す(図2c〜図2m参照)。
【0032】
第2の押圧部材6が可動域の端部に達した後、第1の押圧部材5の逆側への移動を継続している間に、破砕処理される破砕対象物は重力によって積載領域3から第1の押圧部材5と第2の押圧部材6との間にロータ部材4に接触しないように落下し、ロータ部材4の回転方向は破砕対象物による妨害を受けない状態で逆転される。
【0033】
上記の動作サイクルはロジックユニットによって制御されてもよい。このロジックユニットの制御プログラムは当業者であれば容易に作成できるであろう。なお、ロジックユニットおよびその周辺部材(センサー、アクチュエータ等)については図示を省略した。
【0034】
本発明の破砕機1は、従来の破砕機に対して、以下に示すような多くの長所を有している。
【0035】
破砕処理する破砕対象物が常に押圧部材5または押圧部材6によってロータ部材4の方向へ押されるので、無駄時間がない(あるいは無駄時間が無視できる程度である)。
【0036】
ロータ部材4が積載領域3の底面に配置されているので、どのようなサイズの破砕対象物であっても、また複数回の押し動作によって供給される破砕対象物であっても破砕処理することができる。
【0037】
このことは、大きな破砕対象物の位置を変えたり、取り除いたりするために破砕機1を停止させる必要がないことを意味する。
【0038】
ロータ部材4の直径を小さくすることができるので、ロータ部材4に消費電力を増大させることなくより大きな力を作用させることができる。さらに、ロータ部材4を低い慣性力で回転させることができるので、電気的過負荷を生じさせることなくロータ部材4の回転方向を逆転させることができる。
【0039】
ロジックユニットを設けることにより、破砕対象物の特性、押圧部材によって付与される圧力の特性、押圧部材の移動速度等を調整して破砕機1の動作を最適化することができる。なお、押圧部材の移動速度はロータ部材4の消費電力にも関係する。
【0040】
図3は、本発明の変形例にかかる破砕機の概略構成を示す縦断面図である。この図に示す破砕機は、押圧部材5,6が滑動する面である平面11,12が水平ではなく、ロータ部材4側に向かって水平方向に対する角度がそれぞれ20度(0度以上40度以下の範囲)になるように傾斜している点が図1および図2に示した実施形態と異なっている。
【0041】
図3は、破砕機1およびその支持構造2を示している。この支持構造2は押圧部材5,6が滑動する面である平面11,12を備えている。
【0042】
本発明は、その目的を変更しない範囲内で、公知の技術あるいは通常の技術的発達によって示唆される修正および改良を加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明にかかる破砕機の概略構成を示す縦断面図である。
【図2a】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2b】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2c】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2d】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2e】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2f】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2g】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2h】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2i】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2l】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図2m】図1に示した破砕機における動作サイクルを示す説明図である。
【図3】図1に示した破砕機の変形例を示す縦断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
積載領域(3)と、
上記積載領域(3)の底面に設けられた下向きの開口部に配置されたロータ部材(4)と、
上記積載領域(3)から落下する破砕対象物を上記ロータ部材(4)側に押すための、互いに反対方向に移動する一対の押圧部材(5,6)とを備え、
上記各押圧部材(5,6)は、これら各押圧部材(5,6)の前端部が互いに対向するように配置されており、互いに反対方向に移動することを特徴とする破砕機(1)。
【請求項2】
上記押圧部材(5,6)によって押された破砕対象物は、上記ロータ部材(4)の接線方向に沿って移動して上記ローラ部材(4)によって破砕されることを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項3】
破砕対象物が上記押圧部材(5,6)の間に挿入され、一方の押圧部材(5または6)によってロータ部材4側に押され、破砕対象物に対してそれ以上圧力をかけることができないときに、上記一方の押圧部材(5または6)の移動が継続され、他方の押圧部材(6または5)が逆方向に移動することにより、上記押圧部材(5,6)の間に挿入された破砕対象物に対して作用する圧力が一定に維持されることを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項4】
上記ロータ部材(4)は、上記積載領域(3)の底面の中心に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項5】
上記ロータ部材(4)の回転方向を周期的に逆転させることを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項6】
上記押圧部材(5,6)は、水平方向に動作することを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項7】
上記押圧部材(5,6)における他方の押圧部材との対向面は、ロータ部材4の回転を開始させる時あるいはロータ部材4の回転方向を逆転させる時に、上記積載領域(3)内の破砕対象物がロータ部材(4)に接触することを防止するように設計されたアーチ型形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項8】
押圧部材(5,6)は、ロータ部材(4)側に向かうように水平方向に対して傾斜した平面(11,12)上を滑動することを特徴とする請求項1に記載の破砕機(1)。
【請求項9】
上記平面(11,12)は、水平方向に対して0度以上40度以下の範囲内で傾斜していることを特徴とする請求項8に記載の破砕機(1)。
【請求項10】
上記平面(11,12)は、水平方向に対してそれぞれ約20度傾斜していることを特徴とする請求項9に記載の破砕機(1)。
【請求項11】
上記押圧部材(5,6)を互いに当接させた状態で破砕処理を行う破砕対象物を上記積載領域(3)に載置した後、上記ロータ部材(4)を回転させる破砕機であって、
第1の押圧部材(5または6)を第1の押圧部材(5または6)と第2の押圧部材(6または5)とが離れる方向である逆側に移動させ、上記積載領域(3)から上記ロータ部材(4)の前段に破砕対象物を落下させる工程と、
第1の押圧部材(5または6)が可動域の上記逆側の端部に達したときに、当該第1の押圧部材(5または6)の移動方向を反転させて破砕対象物を上記ロータ部材(4)および第2の押圧部材(6または5)側に押させる工程と、
上記両押圧部材(5または6)の間に位置する破砕対象物にそれ以上圧力を付加できないときに、上記第1の押圧部材(5または6)の移動を停止させることなく上記第2の押圧部材(6または5)を上記逆側に移動させる工程と、
上記第1の押圧部材(5または6)が可動域の端部に達したときに、上記第2の押圧部材(6または5)の上記逆側への移動をこの第2の押圧部材(6または5)が可動域の上記逆側の端部に到達するまで継続させ、上記積載領域(3)から上記第1の押圧部材(5または6)と上記第2の押圧部材(6または5)との間に破砕処理を行う破砕対象物を重力によって落下させる工程と、
上記ロータ部材(4)の回転方向を逆転させる工程と、
上記破砕対象物を上記ロータ部材(4)および上記第1の押圧部材(5または6)の方向に押すために、上記第2の押圧部材(6または5)の移動方向を反転させる工程と、
上記両押圧部材(5または6)の間に位置する破砕対象物にそれ以上圧力を付加できないときに、上記第2の押圧部材(6または5)の移動を停止させることなく上記第1の押圧部材(5または6)を上記逆側に移動させる工程と、
上記第2の押圧部材(6または5)が可動域の端部に達したときに、上記第1の押圧部材(5または6)の上記逆側への移動をこの第1の押圧部材(5または6)が可動域の上記逆側の端部に到達するまで継続させ、上記積載領域(3)から上記第1の押圧部材(5または6)と上記第2の押圧部材(6または5)との間に破砕処理を行う破砕対象物を重力によって落下させる工程と、
上記ロータ部材(4)の回転方向を逆転させる工程と、
上記破砕対象物を上記ロータ部材(4)および上記第2の押圧部材(6または5)の方向に押すために、上記第1の押圧部材(5または6)の移動方向を再び反転させる工程とを周期的に繰り返すことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の破砕機(1)。

【図1】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図2d】
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【図2e】
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【図2f】
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【図2g】
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【図2h】
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【図2i】
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【図2l】
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【図2m】
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【図3】
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【公表番号】特表2008−539057(P2008−539057A)
【公表日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−508117(P2008−508117)
【出願日】平成18年4月19日(2006.4.19)
【国際出願番号】PCT/EP2006/003566
【国際公開番号】WO2006/114222
【国際公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【出願人】(507348171)サトリンド ソシエタ ペル アチオニ (1)
【Fターム(参考)】