説明

4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩の製造方法

【課題】 縮合反応の終了後に生成物を単離し、N,N−ジメチルホルムアミドを除去した後に環化反応を行うと、副生物が生成しないが、操作が煩雑となる。
【解決手段】 式(I):
【化1】


で表わされる化合物と、式(II-1):
【化2】


(式中、Rはアルキルなどであり、R'はアルキルである)で表わされる化合物又は式(II-2):
【化3】


で表わされる化合物とを縮合反応させて、式(III):
【化4】


で表わされる化合物又はその塩を生成し、次いでこのものを環化反応させ、加水分解して、式(IV):
【化5】


で表わされる4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩を製造する方法において、N‐メチル-2‐ピロリジノン、ピリジン及びテトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種のものを溶媒として使用することを特徴とする前記4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩の製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、農薬又は医薬の製造用中間体として有用な4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】特開平9−169733号
【特許文献2】特開2004−10572号
【0003】
特開平9−169733号には、4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オンと、3,3−ジアルコキシプロピオン酸エステル又は3−アルコキシアクリル酸エステルとを縮合させて、4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−1−ブテニルアミン−N−アクリル酸エステルを生成し、このものを環化して4−トリフルオロメチルニコチン酸を製造する方法が開示されている。しかしながら、そこには、特定の溶媒を用いることにより縮合反応と環化反応を連続して行うことができることについては記載されていない。
特開2004−10572号には、上記反応において溶媒として1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを用いて縮合反応と環化反応を連続して行う方法が開示されている。
しかしながら、そこには、本発明に係る溶媒の使用については記載されていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記縮合反応においては、溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミドを使用することが望ましいとされている。しかしながら、次の環化反応において反応系内にN,N−ジメチルホルムアミドを微量でも含むと、6−トリフルオロメチルニコチン酸を副生物として生成し、目的物の収率の低下をひきおこす。縮合反応の終了後に生成物を単離し、N,N−ジメチルホルムアミドを除去した後に環化反応を行うと、この副生物は生成しないが、操作が煩雑となる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、4−トリフルオロメチルニコチン酸を効率的に製造する方法について各種の検討を行い、縮合反応の溶媒として特定のものを使用すると、溶媒としてN,N−ジメチルホルムアミドを使用する場合に比べて縮合反応の収率を低下させることもなく、次の環化反応において前段反応の溶媒が反応系内に含まれていても前記副生物を生成しないことを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は、式(I):
【0007】
【化1】

で表わされる4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オンと、式(II-1):
【0008】
【化2】

(式中、Rはアルキル、アルケニル、アルキニル又はフェニルであり、R'はアルキルである)で表わされる3,3−ジアルコキシプロピオン酸エステル又は式(II-2):
【0009】
【化3】

(式中、R及びR'は前述のとおりである)で表わされる3−アルコキシアクリル酸エステルとを縮合反応させて、式(III):
【0010】
【化4】

(式中、Rは前述のとおりである)で表わされる4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−1−ブテニルアミン−N−アクリル酸エステル又はその塩を生成し、次いでこのものを環化反応させ、加水分解して、式(IV):
【0011】
【化5】

で表わされる4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩を製造する方法において、N‐メチル-2‐ピロリジノン、ピリジン及びテトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種のものを溶媒として使用することを特徴とする前記4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩の製造方法に関する。
【0012】
前記式中のアルキルとしては、炭素数1〜6の、直鎖状又は分枝状のもの、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、tert-ブチルなどが挙げられる。アルケニルとしては、炭素数2〜6の、直鎖状又は分枝状のもの、例えばエテニル、プロペニル、ブテニル、などが挙げられる。アルキニルとしては、炭素数2〜6の、直鎖状又は分枝状のもの、例えばエチニル、プロピニル、ブチニルなどが挙げられる。
【0013】
式(II-1)の化合物としては、具体的には、3,3−ジメトキシプロピオン酸メチル、3,3−ジメトキシプロピオン酸エチル、3,3−ジエトキシプロピオン酸メチル、3,3−ジエトキシプロピオン酸エチルなどが挙げられる。
【0014】
式(II-2)の化合物としては、具体的には、3−メトキシアクリル酸メチル、3−メトキシアクリル酸エチル、3−エトキシアクリル酸メチル、3−エトキシアクリル酸エチルなどが挙げられる。
【0015】
式(II-1)又は(II-2)の化合物は、式(I)の化合物1モルに対して1.0〜1.2モル、望ましくは1.02〜1.06モルの割合で使用される。
【0016】
縮合反応は塩基の存在下で行われる。塩基としては、例えば、水素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属の水素化物;n−ブチルリチウム、t−ブチルリチウムのようなアルキルリチウム;ナトリウム、カリウムのようなアルカリ金属;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属の水酸化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシドのようなアルコキシド類;ピリジン、キノリンのような塩基性複素環化合物などが挙げられる。これら塩基は単独で使用し、或は併用することができる。塩基の使用量は、式(I)の化合物1モルに対して通常0.9〜3.0当量、望ましくは0.95〜1.20当量の割合である。
【0017】
縮合反応では、N‐メチル-2‐ピロリジノン、ピリジン及びテトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種のものを溶媒として使用する。その使用量は、式(I)の化合物1重量部に対して通常1〜30重量部、望ましくは2〜15重量部の割合である。
【0018】
縮合反応の反応温度は、通常−20〜+75℃である。反応時間は1〜24時間である。
【0019】
縮合反応によって式(III)の化合物又はその塩を生成する。式(III)の化合物としては、具体的には、4,4,4-トリフルオロ-3-オキソ-1-ブテニルアミン−N−アクリル酸メチル、4,4,4-トリフルオロ-3-オキソ-1-ブテニルアミン−N−アクリル酸エチルなどが挙げられる。式(III)の化合物は単離、精製されることなく、次の環化反応が行われる。
【0020】
環化反応は塩基の存在下で行われる。塩基としては、ナトリウム、カリウムのようなアルカリ金属;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属の水酸化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウムt−ブトキシドのようなアルコキシド類;ピリジン、キノリンのような塩基性複素環化合物などが挙げられる。これらの塩基は単独で使用し、或は併用することができる。塩基の使用量は、式(III)の化合物1モルに対して通常0.2〜2.0当量、望ましくは1.0〜1.4当量の割合である。本発明の方法においては、式(III)の化合物は単離されず、環化反応が行われるので、便宜上、塩基の使用量は、縮合反応が100%進行したと仮定して式(I)の化合物に対して換算して使用する。以下同様である。また、環化反応の塩基は、縮合反応の塩基がそのまま使用できる場合がある。
【0021】
環化反応は溶媒の存在下で行うことができる。溶媒としては、縮合反応の溶媒がそのまま使用される。さらに、反応混合物にメタノール、エタノールのようなアルコール類を加えることにより、反応が好ましく進行する。アルコール類の使用量は、式(III)の化合物1重量部に対して通常1〜30重量部、望ましくは4〜15重量部の割合である。
【0022】
環化反応の反応温度は、通常0〜120℃、望ましくは10〜80℃である。反応時間は1〜24時間である。
【0023】
環化反応によって4−トリフルオロメチルニコチン酸エステルが生成する。4−トリフルオロメチルニコチン酸エステルをさらに加水分解することによって、目的物である4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩が得られる。加水分解は反応混合物に水を投入し、加熱、攪拌することによって進行する。水の投入は前記環化反応の終了後に行われる。水の使用量は、式(III)の化合物1重量部に対して通常0.01〜30重量部、望ましくは0.1〜5重量部の割合である。
【0024】
加水分解の反応温度は、通常0〜150℃、望ましくは70〜120℃である。反応時間は0.5〜24時間である。
【0025】
目的物である4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩は、加水分解反応の終了後、分離、洗浄、乾燥などの通常の後処理を行うことにより単離される。
【発明の効果】
【0026】
本発明の方法によれば、副生物を生成することなく、目的物を収率良く製造することができる。また、縮合反応と環化反応を連続して行えるなど、従来法に比べて製造工程を大幅に簡略化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
本発明におけるの望ましい実施形態を以下に記載する。
【0028】
(1)縮合反応では、塩基としてナトリウムアルコキシドを使用することが望ましい。
【0029】
この場合の縮合反応はニ段階反応であり、前半は式(I)の化合物と式(II-1)又は(II-2)の化合物との付加反応である。付加反応では、ナトリウムアルコキシドは、式(I)の化合物1モルに対して通常0.9〜1.2モル、望ましくは0.95〜1.05モルの割合で使用される。
【0030】
付加反応の反応温度は、通常−20〜+75℃、望ましくは−10〜+30℃である。反応時間は1〜24時間である。
【0031】
式(I)の化合物と式(II-1)又は(II-2)の化合物の付加反応によって、式(V):
【0032】
【化6】

(式中、R及びR'は前述のとおりである)で表わされる化合物又はその塩が生成する。
【0033】
縮合反応の後半は、式(V)の化合物中のR'O基の脱離反応である。脱離反応は式(V)の化合物にナトリウムアルコキシドを作用させることによって行われる。脱離反応は、付加反応に使用されるナトリウムアルコキシドの一部によっても進行するが、反応系内にさらにナトリウムアルコキシドの適量を投入することによって進行する。ナトリウムアルコキシドの使用量は、式(I)の化合物1モルに対して通常0〜1.0モル、望ましくは0.05〜0.3モルの割合である。
【0034】
脱離反応の反応温度は、通常−20〜+75℃、望ましくは10〜25℃である。反応時間は1〜24時間である。
【0035】
(2) N‐メチル-2‐ピロリジノン、ピリジン及びテトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種のものを溶媒として使用し、式(I)の化合物と式(II-1)の化合物とを縮合反応させて、式(III)の化合物又はその塩を生成し、次いでこのものを環化反応させ、加水分解を行う。
(3) 式(II-1)の化合物として3,3−ジメトキシプロピオン酸メチルを使用する。
(4) N‐メチル-2‐ピロリジノン、ピリジン及びテトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種のものを溶媒として使用し、式(I)の化合物と式(II-2)の化合物とを縮合反応させて、式(III)の化合物又はその塩を生成し、次いでこのものを環化反応させ、加水分解を行う。
(5) 式(II-2)の化合物として3−メトキシアクリル酸メチルを使用する。
(6) 縮合反応にナトリウムメトキシドを使用する。
(7) 式(I)の化合物1重量部に対して2〜15重量部の溶媒を縮合反応に使用する。
(8) 環化反応において、塩基としてナトリウムアルコキシドを使用する。
(9) 環化反応において、塩基としてナトリウムメトキシドを使用する。
(10) 式(I)の化合物1モルに対して0.95〜1.05モルのナトリウムアルコキシドを溶媒に加えた溶液に式(I)の化合物を滴下投入し、次に、式(I)の化合物1モルに対して1.02〜1.06モルの式(II-1)又は(II-2)の化合物をこの溶液に滴下投入して−10〜30℃で付加反応を行い、付加反応の終了後、式(I)の化合物1モルに対して0.05〜0.3モルのナトリウムアルコキシドを反応溶液に加えて10〜25℃で脱離反応を行い、次いで、式(III)の化合物1重量部に対して4〜15重量部のアルコール類を反応混合物に加えて10〜80℃で環化反応を行う。
(11) 環化反応の終了後に、式(III)の化合物1重量部に対して0.1〜5重量部の水を反応混合物に投入し、70〜120℃で加水分解を行う。
【実施例】
【0036】
本発明をより詳しく述べるため、以下に実施例を記載するが、これらは本発明を限定するものではない。
【0037】
実施例1
(1)撹拌羽根、温度計及び滴下ロートを備えた500ml容四つ口フラスコに97.8%ナトリウムメトキシド27.61g、N−メチル−2−ピロリジノン178.96gを仕込み、10℃以下の温度で4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン78.69g(純度88.32%)を滴下した。これを撹拌羽根、温度計及び滴下ロートを備えた2リットル容四つ口フラスコ内の3−メトキシアクリル酸メチル60.90gに投入した後、20〜30℃で2時間撹拌した。これに15℃以下で97.8%ナトリウムメトキシド8.29gを加え、10〜15℃で2時間撹拌し脱離反応を完了した。
(2)脱離反応終了後、メタノール549.75gを投入し、50℃で3時間撹拌した後68℃に昇温して還流下で3時間撹拌を行い、環化反応を終了した。次に、水45gを投入し還流下30分間撹拌して加水分解を行った。その後、フラスコ内の液温が115℃に達するまで徐々に加温しながら常圧でメタノールを留去し、605gのメタノールを回収した。
(3)その後、100℃以下まで冷却して水208.5gを投入し、更に40℃以下まで冷却して塩化メチレン463.91gを投入し、20分撹拌した。静置して分液し、上層に塩化メチレン463.91gを投入して再度同様に抽出操作を行い分液した。得られた水層に食塩31.28gを加え、30分以上撹拌して溶解した後、濃塩酸68.4gを滴下してpHを2.2に調整した。系内に析出した結晶を吸引濾過し、50℃で一晩乾燥し、4−トリフルオロメチルニコチン酸(純度89.14%)の結晶を81.5g得た。
【0038】
実施例2
(1)撹拌羽根、温度計及び滴下ロートを備えた1リットル容四つ口フラスコに97.8%ナトリウムメトキシド13.8g、ピリジン85.1gを仕込み、10℃以下の温度で4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン41.1g(純度84.6%)を滴下した。次いで3−メトキシアクリル酸メチル30.5gを投入した後、20〜30℃で4時間撹拌した。これに15℃以下で97.8%ナトリウムメトキシド4.14gを加え、10〜15℃で2時間30分撹拌し脱離反応を完了した。
(2)脱離反応終了後、メタノール274.9gを投入し、50℃で3時間撹拌した後68℃に昇温して還流下で2時間撹拌を行い、環化反応を終了した。次に、水22.5gを投入し還流下30分間撹拌して加水分解を行った。その後、フラスコ内の液温が80℃に達するまで徐々に加温しながら常圧でメタノールを留去し、水104gを投入して更に100℃まで加温してピリジンを留去した。回収した溶媒量は432.2gであった。
(3)その後、室温まで冷却、濃塩酸44.6gを滴下した。系内に析出した結晶を吸引濾過し、4−トリフルオロメチルニコチン酸(純度76.99%)の結晶を36.1g得た。
【0039】
実施例3
(1)撹拌羽根、温度計及び滴下ロートを備えた1リットル容四つ口フラスコに97.8%ナトリウムメトキシド13.8g、テトラヒドロフラン97.8gを仕込み、−5℃以下の温度で4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オン38.8g(純度89.6%)を滴下した。次いで3−メトキシアクリル酸メチル30.5gを投入した後、20〜30℃で一晩撹拌した。これに15℃以下で97.8%ナトリウムメトキシド4.14gを加え、10〜15℃で2時間撹拌した後、更に97.8%ナトリウムメトキシド1.38gを加え4時間攪拌し脱離反応を完了した。
(2)脱離反応終了後、メタノール275gを投入し、50℃で3時間撹拌した後68℃に昇温して還流下で3時間撹拌を行い、環化反応を終了した。次に、水126.75gを投入し還流下30分間撹拌して加水分解を行った。その後、フラスコ内の液温が104℃に達するまで徐々に加温しながら常圧でメタノールとテトラヒドロフランを留去した。回収した溶媒量は431.3gであった。
(3)その後、室温まで冷却して食塩15.6gと水34.75gを投入し、30分以上撹拌して溶解した後、濃塩酸31.67gを滴下してpHを2.0に調整した。系内に析出した結晶を吸引濾過し、4−トリフルオロメチルニコチン酸(純度61.17%)の結晶を35.63g得た。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明の方法は、農薬又は医薬の製造用中間体を工業的に製造する方法として有用である。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

で表わされる4−アミノ−1,1,1−トリフルオロ−3−ブテン−2−オンと、式(II-1):
【化2】

(式中、Rはアルキル、アルケニル、アルキニル又はフェニルであり、R'はアルキルである)で表わされる3,3−ジアルコキシプロピオン酸エステル又は式(II-2):
【化3】

(式中、R及びR'は前述のとおりである)で表わされる3−アルコキシアクリル酸エステルとを縮合反応させて、式(III):
【化4】

(式中、Rは前述のとおりである)で表わされる4,4,4−トリフルオロ−3−オキソ−1−ブテニルアミン−N−アクリル酸エステル又はその塩を生成し、次いでこのものを環化反応させ、加水分解して、式(IV):
【化5】

で表わされる4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩を製造する方法において、N‐メチル-2‐ピロリジノン、ピリジン及びテトラヒドロフランよりなる群から選ばれる少なくとも1種のものを溶媒として使用することを特徴とする前記4−トリフルオロメチルニコチン酸又はその塩の製造方法。


【公開番号】特開2007−210923(P2007−210923A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−31179(P2006−31179)
【出願日】平成18年2月8日(2006.2.8)
【出願人】(000000354)石原産業株式会社 (289)
【Fターム(参考)】