説明

DLL4シグナリング阻害薬およびその使用

DLL4結合抗体、特にNotchシグナリングおよびDLL4のインターナリゼーションを妨げる抗体は、DLL4媒介性Notchシグナリングだけを妨げる阻害薬よりも効率的に、血管新生および腫瘍の成長を含めた病理学的過程をかく乱することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
DLL4に結合し、DLL4媒介性Notchシグナリングを阻止し、DLL4のインターナリゼーションを妨害する抗体。
【請求項2】
一価である、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
二価である、請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
多価である、請求項1に記載の抗体。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載の抗体を含む組成物。
【請求項6】
癌を処置するためのさらなる薬剤を含む、請求項5に記載の組成物。
【請求項7】
細胞におけるDLL4のシグナリングおよびインターナリゼーションを妨害する抗体を、それを必要とする個体に投与する、血管新生依存性疾患の処置のための方法。
【請求項8】
細胞が内皮細胞である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
血管新生依存性疾患が癌または内皮細胞の疾患など、あらゆるタイプの悪性腫瘍である、請求項7および8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
血管新生依存性疾患に対する別の薬剤での処置をさらに含む、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
a)細胞をDLL4結合性物質で処置し、
b)DLL4の局在化を、細胞の表面上または内部に存在すると判定する、
DLL4シグナリングに影響を及ぼす物質を同定するための方法。
【請求項12】
細胞が内皮細胞から選択される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
組織が網膜から選択される、請求項11に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2010−517944(P2010−517944A)
【公表日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−547204(P2009−547204)
【出願日】平成20年1月28日(2008.1.28)
【国際出願番号】PCT/SE2008/050099
【国際公開番号】WO2008/091222
【国際公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【出願人】(506209743)バイオインヴェント インターナショナル アーベー (9)
【Fターム(参考)】