説明

EUV用又はEB用レジスト組成物、レジストパターン形成方法

【課題】レジスト組成物及びレジストパターン形成方法の提供。
【解決手段】露光により酸を発生し且つ酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)とフッ素原子及びケイ素原子から選ばれる少なくとも1種と塩基の作用により分解して極性が増大する極性変換基とを有する樹脂成分(C)とを含有するEUV用又はEB用レジスト組成物であって、(A)は式(a0−1)又は(a0−2)で表される基を有する構成単位(a0)を有する成分(A1)を含有し、(C)を(A)100質量部に対して1〜15質量部含有する[Q、Qは単結合又は2価の連結基、R〜Rは有機基であり、−R−S(R)(R)は全体で芳香環を1個のみ有するか又は芳香環を有さない]。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
露光により酸を発生し、且つ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、
フッ素原子及びケイ素原子から選ばれる少なくとも1種と、塩基の作用により分解して極性が増大する極性変換基とを有する樹脂成分(C)と、を含有するEUV用又はEB用レジスト組成物であって、
前記基材成分(A)は、下記一般式(a0−1)又は(a0−2)で表される基を有する構成単位(a0)を有する高分子化合物(A1)を含有し、
前記樹脂成分(C)を、前記基材成分(A)100質量部に対して1〜15質量部含有することを特徴とするEUV用又はEB用レジスト組成物。
【化1】

[式中、Q及びQはそれぞれ独立に単結合又は2価の連結基である。R、R及びRはそれぞれ独立に有機基であり、RとRとは相互に結合して式中のイオウ原子と共に環を形成してもよい。ただし、式中の基−R−S(R)(R)は、全体で芳香環を1個のみ有するか又は芳香環を有さない。Vは対アニオンである。Aはアニオンを含む有機基である。Mm+はm価の有機カチオンであり、mは1〜3の整数である。ただし、Mm+は、芳香環を1個のみ有するか、又は芳香環を有さない。]
【請求項2】
前記高分子化合物(A1)が、酸の作用により極性が増大する酸分解性基を含む構成単位(a1)を有する請求項1に記載のEUV用又はEB用レジスト組成物。
【請求項3】
支持体上に、請求項1又は2に記載のEUV用又はEB用レジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜をEUV又はEBにより露光する工程、及び前記レジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を含むレジストパターン形成方法。