説明

ICタグ

【課題】ICタグ及びICタグ着脱用治具に関し、ICタグを紙管の内側に容易に着脱することができるようにする。
【解決手段】生産後バッチ単位で扱われるシート状製品に上載されて該シート状製品の管理に用いられるICタグ40であって、ICチップと無線アンテナとが埋め込まれたICタグ本体41と、ICタグ本体41を装備した平面部42aを有するプレート42aと、をそなえ、プレート42における一縁部に、平面部42aに対して突出した突起部42bが形成されるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、段ボールシートや段ボールケース等のシート状製品であって、生産後バッチ単位で扱われるシート状製品に上載してその管理に用いて好適のICタグに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば段ボールシートや、この段ボールシートから製造する段ボールケースなどの紙製品をはじめとしたシート状の製品では、所定数のシートを重ねてバッチ(製品山)単位で搬送や出荷を行なう。
例えば図8は原紙から段ボールケースを製造する流れを模式的に示す図である。図8に示すように、段ボールケースを製造する場合、オーダーに応じた複数の原紙ロール10がコルゲートマシン1に供給され、コルゲートマシン1ではこれらの原紙ロール10を用いてオーダーに応じた段ボールシート20を製造する。コルゲートマシン1の下流には、通常幾つかの製函機2が備えられ、段ボールシート20を罫入れ,切断及び糊付け等を施して組み立て前のフラットな段ボールケース21を製造する。製造された段ボールケース21は所定単位の山に積重されてトラック等の搬送手段に荷積みされて出荷される。
【0003】
このような製函工程において、コルゲートマシン1で製造された段ボールシート20を製函機2に搬送する時や製函機2で製造された段ボールケース21を出荷する時には、段ボールシート20や段ボールケース21を所定枚数だけ重ねたバッチ(製品山)単位で搬送や出荷を行なう。このとき、搬送する段ボールシート20や出荷する段ボールケース21のバッチがどのようなものかを特定して管理することが必要になる。
【0004】
このような製品のバッチを管理する一般的な手法としては、各製品バッチに固有の番号或いは記号を着けてコンピュータにこの番号に応じた製品バッチの属性(種類等)をデータ登録することができるが、この場合、各製品バッチに固有の番号等を外観しやすい位置に表示すること自体が困難であるうえ、この手法では、どうしても人力(目視)に頼らなくてはならない。
【0005】
これに対して、特許文献1には、荷物を載せて、フォークリフトまたはハンドリフト等で持ち運びするためのパレットにパレットを識別するための識別タグが設置された識別タグ付きパレットに関する技術が提案されている。ここで言う識別タグとは、IDタグ(identification tag)とも称するが、ICチップを用いた識別タグについてICタグとも称する。
【特許文献1】特開2003−95270号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のように、製品バッチを載せるパレットに識別タグを設置すれば、パレット上の製品バッチを特定することができるが、この場合、あくまでも製品バッチの搬送や出荷にパレットを用いることが前提であり、パレットを用いない場合には適用できない。
そこで、例えば、図9に示すようなカード状或いはシート状のICタグ40を、図10に示すように、製品ライン上(ここでは、コンベア11上)を搬送される製品バッチ22上に載せて、製品ラインに設けられたリーダ(読取装置)61によって電波を用いて各ICタグ40の情報を読み取る。これにより、製品バッチ22上にICタグ40を載せるだけで、自動で製品バッチ22を管理することが可能になる。
【0007】
なお、ICタグ40は、ICチップと無線アンテナとが埋め込まれたICタグ本体41が樹脂又は紙等でできた、カード状或いはシート状のプレート42に貼り付けられたものである。また、リーダ(読取装置)61は、門型の支持フレーム62に、検出方向がコンベア11上のICタグ40に向くように下向きに向けて設置される。
このように、製品バッチ22上にICタグ40を載せるだけなので、例えば、図11に示すような先端にグリッパ70aをそなえた把持アーム70によって、ICタグ40を自動で製品バッチ22上に配置させることもできる。
【0008】
しかしながら、ICタグ40を単純な平面状に構成すると、図11に示すように自動で製品バッチ22上にICタグ40を載置したり、また、製品バッチ22上に載置されたICタグ40を自動で回収したりしようとする際に、グリッパ70a等によりICタグ40を1枚ずつ拾い上げることが困難である。
また、リーダ61による読み取りを考慮してプレート42の上面にICタグ本体41が露出するように製品バッチ22上にICタグ40を配置することになるので、ICタグ40を単純な平面状に構成すると、ICタグ本体41は製品バッチ22の最上部に露出することになり、例えば段ボールシートや段ボールケース等の製品が製品バッチ22上に落ちてきたりした場合に、ICタグ本体41がプレート42から離れたり、ICタグ本体41自体が損傷したりするおそれがある。
【0009】
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、ICタグを1つずつ確実に拾い上げることができ、しかも、製品バッチ上に載せられたICタグの損傷を防止することができるようにした、ICタグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目標を達成するため、本発明のICタグは、生産後バッチ単位で扱われるシート状製品に上載されて該シート状製品の管理に用いられるICタグであって、ICチップと無線アンテナとが埋め込まれたICタグ本体と、前記ICタグ本体を装備した平面部を有するプレートと、をそなえ、前記プレートにおける一縁部に、前記平面部に対して突出した突起部が形成されていることを特徴としている(請求項1)。
【0011】
前記ICタグ本体は、前記プレートに埋設されているか(請求項2)、或いは、前記プレートの一面に貼り付けられている(請求項3)ことが好ましい。この貼り付けには、接着剤による貼り付けでもよく、両面テープ等のテープによる貼り付けでもよい。
前記突起部は、前記プレートを屈曲させた形状に形成されていることが好ましい(請求項4)。
【0012】
前記突起部は、前記プレートにおける相対する両縁部にそれぞれ形成されていることが好ましい(請求項5)。
【発明の効果】
【0013】
本発明のICタグ(請求項1)によれば、ICタグのプレートの一縁部に平面部に対して突出した突起部が形成されているので、ICタグを、バッチ単位で扱われるシート状製品のバッチに上載する際や、シート状製品のバッチに上載されたICタグを回収する際に、突起部を通じて保持すれば容易にICタグを拾い上げることができる。また、シート状製品のバッチに上載されたICタグの上に、シート状製品等が落下した場合にも、シート状製品等は、突起部に衝突し、ICタグの平面部に装備されたICタグ本体に直接衝突しにくくなり、プレートとICタグ本体との結合箇所やICタグ本体自体が保護される。
【0014】
また、ICタグ本体をプレートに埋設させるようにすれば(請求項2)、ICタグ本体の損傷防止効果があり、ICタグ本体をプレートの一面に貼り付けるようにすれば(請求項3)、ICタグ本体を弾性体プレートに容易に装備することができる。
また、突起部を、プレートを屈曲させた形状に形成すれば、突起部はプレート状となって、簡単に保持することができ、また、屈曲度合いによっては、ICタグを重ねておきながら、容易に拾い上げることができる(請求項4)。
【0015】
さらに、突起部を、前記プレートにおける相対する両縁部にそれぞれ形成すれば、ICタグを拾い上げる際に、両縁部の突起部を同時に用いたり、いずれか都合の良い方を用いたりすることができ、作業性が向上する。また、ICタグの上に、シート状製品等が落下した場合にも、両突起部によって、プレートとICタグ本体との結合箇所やICタグ本体自体が保護される(請求項5)。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
〔実施形態の構成〕
図1〜図6は本発明の一実施形態に係るICタグ及びICタグ保持用治具を説明する図である。
まず、本実施形態に係るICタグを説明すると、図1(a)〜(c)に示すように、本ICタグ40は、生産後バッチ単位で扱われるシート状製品(以下、製品バッチという)に上載されてこの製品バッチの管理に用いられるものであり、ICタグ本体41と、ICタグ本体41を装備したプレート42とをそなえている。なお、本実施形態におけるシート状製品は、コルゲートマシンにより製造される段ボールシートとする。
【0017】
ICタグ本体41は、ビニールシート等で形成されたプレート状の基材の中にICチップと無線アンテナとが埋め込まれたものである。
プレート42は、プラスティック等の樹脂材料で矩形若しくは短冊状に構成された平面部42aをそなえ、このプレート42の平面部42aの一面(即ち、製品バッチへの上載時の上面)42aに、ICタグ本体41が接着剤により貼り付けられている。なお、ICタグ本体41をプレート42の平面部42aに接着するには、両面テープ等の粘着テープを用いたりしてもよい。また、ICタグ本体41をプレート42の平面部42aに埋設するようにしてもよい。この場合、プレート42の平面部42a自体にICチップと無線アンテナとを直接埋め込むようにしてもよい。この構成では、ICタグ本体41の基材の部分はプレート42自体で構成されることになる。
【0018】
なお、ICタグ本体41をプレート42に埋設させるようにすると、ICタグ本体41の損傷防止効果があり、ICタグ本体41をプレート42の紙管の内周への装着時に紙管中心方向に向く面に貼り付けるようにすると、ICタグ本体41をプレート42に容易に装備することができる。
このようなプレート42の平面部42aの両端(つまり、矩形若しくは短冊状の対向する短辺部)には、ICタグ本体41が取り付けられた方向に突出する突起部42bがそれぞれ形成されている。本実施形態の突起部42bは、プレート42の各端部を、ICタグ本体41が貼り付けられる平面部42aの一面の側に屈曲した形状に形成されており、ここでは、突起部42bは、平面部42aの一面に対して直角よりもやや鋭角な角度αで屈曲形状されている。
【0019】
このように角度αをやや鋭角にしているのは、ICタグ40を保持する際に、図3に示すように、突起部42bの両内面(対抗面)を通じて保持する保持用治具71を保持することを考慮したものである。
次に、本実施形態に係るICタグ保持用治具を説明する。図2,図3に示すように、このICタグ保持用治具71は、保持用爪部72aを有するベース部材72と、このベース部材72に図示しないガイド部材を介して所定方向に移動可能に支持され、保持用爪部74aを有する可動部材74と、ベース部材72と可動部材74との間に介装され可動部材74を上記所定方向に駆動するアクチュエータ(ここでは、エアシリンダ)73とを備えている。なお、上記所定方向とは、保持用爪部72a,74aが離接(離隔及び接近)する方向である。
【0020】
また、このようなICタグ保持用治具71は、移動装置(ここでは、ピストンロッド75aを介して接続されたエアシリンダ)75により移動できるようになっており、保持用爪部72a,74aの離接及びICタグ保持用治具71の移動を行うことにより、ICタグ40を製品バッチ22上に移送し上載することができるようになっている。
つまり、保持用爪部72a,74aを、ICタグ40の両突起部42bの内面(対抗面)間よりも短い距離になるように接近させた上で両突起部42bの内面間に配置して、保持用爪部72a,74aを離隔させることで、図2に示すように、ICタグ40を保持することができ、ICタグ40を保持した状態で、ICタグ保持用治具71の移動を行うことにより、図3に示すように、ICタグ40を製品バッチ22上に移送し、保持用爪部72a,74aを接近させれば、保持用爪部72a,74aがICタグ40の両突起部42bの内面から外れて、ICタグ40が落下し製品バッチ22上に載る。
【0021】
〔実施形態の作用,効果〕
本発明の一実施形態にかかるICタグ及びICタグ保持用治具は上述のように構成されているので、次のように、ICタグ40を製品バッチ22上に載せて、製品バッチ22の管理を行うことができる。
【0022】
つまり、例えば、図3に示すように、保持用爪部72a,74aの接近による製品バッチ22上へのICタグ40の落下を、段ボールシート20が、コルゲートマシン(図3には図示せず)から搬送装置(コンベア31及び支持アーム32aで揺動自在に支持された排出ローラ32)を通じて排出されるスタッカ30上で、例えば、バッチの構成する最後の段ボールシート20がスタッカ30のバックストップ33に当接するタイミングで行なう。
【0023】
これにより、図4に示すように、製品バッチ22上にICタグ40が載った状態となる。
なお、このスタッカ30は、図5に示すように、コルゲートマシン1の下流端に設けられる。スタッカ30で形成された製品バッチ22は、コンベア34上に載って、AGV(無人搬送車)35の製品バッチ受け取り位置まで移送されて、その後、AGV35によって、複数の製函機2,2,・・・のうちから処理すべき製函機を選択し、選択した製函機に該当する製品バッチ22を送給する。
【0024】
AGV35の製品バッチ受け取り位置の直ぐ上流部である、コンベア34(ここでは、その下流端)には、ICタグ40から情報を読み取るリーダ(読取装置)61が、門型の支持フレーム62に、検出方向がコンベア11上のICタグ40に向くように下向きに向けて設置されており、AGV35は、リーダ61により読み取った製品バッチ22の情報に応じて処理すべき製函機を選択し、搬送ルート35a上を走行して製品バッチ22をその製函機まで運ぶ。
【0025】
各製函機2には、搬入コンベア36が備えられ、この搬入コンベア36にも、ICタグ40から情報を読み取るリーダ(読取装置)61が、門型の支持フレーム62に、検出方向がコンベア11上のICタグ40に向くように下向きに向けて設置されており、各製函機2は、リーダ61により読み取った製品バッチ22の情報に応じた処理内容で段ボールケースの製造を実施する。そして、製造された段ボールケースも製品バッチとして搬出コンベア37から搬出され、トラック等の輸送手段で出荷される。
【0026】
なお、各製函機2の上流端では、例えば作業者によって、製品バッチ22上のICタグ40が回収され、回収箱に入れられる。回収箱にICタグが入ると回収箱内に設けた検出器で運ばれたシートの山が生産計画のものと間違い無い事の確認が出来、確認する事で製函機のセットを間違いなく始める事が出来る。
このように、本ICタグによれば、プレート42の一縁部に平面部42aに対して突出した突起部42bが形成されているので、ICタグ保持用治具71を用いても或いは手動でも、突起部42bを通じてICタグ40を保持すればICタグ40を1つずつ容易に且つ確実に拾い上げることができる。
【0027】
したがって、ICタグ40を製品バッチ22に上載する際や、製品バッチ22に上載されたICタグ40を回収する際に、作業を容易に行うことができ、ICタグ保持用治具71を利用することでこれらの作業の自動化も容易に実施することができる。
また、図6に示すように、製品バッチ22上のICタグの上に、段ボールシート等のシート状製品が落下した場合にも、シート状製品等は、突起部42bに衝突し、ICタグ40の平面部42aに装備されたICタグ本体41に直接衝突しにくくなり、プレート42とICタグ本体41との結合箇所やICタグ本体41自体が保護される。
【0028】
本実施形態の場合、特に、突起部42bをプレート42の相対する両縁部にそれぞれ形成しているので、ICタグ40を拾い上げる際に、両縁部の突起部を同時に用いたり、いずれか都合の良い方を用いたりすることができ、作業性が向上する上、ICタグの上に、シート状製品等が落下した場合にも、両突起部42bによって、プレート42とICタグ本体41との結合箇所やICタグ本体41自体がより確実に保護される。
【0029】
また、突起部がプレートを屈曲させた形状に形成しているので、突起部はプレート状となっており、機械的な保持手段でも作業者の手によっても簡単に保持することができる。
【0030】
〔その他〕
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されない。
例えば、本実施形態にかかるICタグ及びICタグ保持用治具は、シート状製品の一例としての段ボールシートのバッチの搬送について使用する場合を説明したが、例えば製造された段ボールケースの製品バッチ上にICタグを載せてその出荷管理に用いても良く、段ボールシートや段ボールケースに限らず、そのほかのシート状製品の製品バッチの管理に用いても良い。
【0031】
また、上記実施形態では、平面部42aの両縁部に突起部42bを設けているが、図7(a),(b)に示すICタグ40B,40Cのように、平面部42aの一縁部のみに突起部42bを設けても、上記実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる上、製品バッチのシート状製品間にICタグの突起部42bのない箇所を差し込んで使用するなど、汎用性がある。
【0032】
さらに、突起部を、プレートを屈曲させた形状に形成する場合も、平面部42aに対する突起部42bの角度αは上記実施形態のものに限定されず、角度αを直角にしてもよく、また、角度αを鈍角にする(屈曲度合いを緩やかにする)と、図7(c),(d)に示すように、ICタグ40Cを重ねておくことができる。
もちろん、突起部は、プレートを屈曲させた形状に限るものではない。
【0033】
また、本実施形態では、プレート42は平面視で矩形に形成されるが、平面視形状は矩形に限るものではない。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施形態にかかるICタグを示す図であり、(a)はその側面図、(b)はその平面図、(c)はその斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかるICタグ保持用治具を説明する図であり、(a)はその正面図、(b)はその平面図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかるICタグ保持用治具の設置箇所及びその動作を説明する図であり、(a)はその正面図、(b)はその平面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかるICタグの使用状態を説明する図であり、(a)はその正面図、(b)はその平面図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかるICタグの使用状態を説明するコルゲートマシン及び製函機をそなえた製函工場の模式的な平面図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかるICタグの効果を説明する製品バッチの側面図である。
【図7】(a)〜(d)はいずれも本発明の一実施形態にかかるICタグの変形例を示す側面図である。
【図8】段ボールケースの製造を例に紙製品の製造に用いる原紙の一般的な流れを示す模式図である。
【図9】従来技術のICタグを説明する斜視図である。
【図10】従来技術のICタグの使用状況を説明する斜視図である。
【図11】従来技術のICタグの搬送について説明する側面図である。
【符号の説明】
【0035】
40 ICタグ
41 ICタグ本体
42 プレート
42a プレート42の平面部
42b 突起部
71 ICタグ保持用治具
72 ベース部材
72a 保持用爪部
73 アクチュエータ(ここでは、エアシリンダ)
74 可動部材
74a 保持用爪部
75 移動装置(エアシリンダ)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生産後バッチ単位で扱われるシート状製品に上載されて該シート状製品の管理に用いられるICタグであって、
ICチップと無線アンテナとが埋め込まれたICタグ本体と、
前記ICタグ本体を装備した平面部を有するプレートと、をそなえ、
前記プレートにおける一縁部に、前記平面部に対して突出した突起部が形成されている
ことを特徴とする、ICタグ。
【請求項2】
前記ICタグ本体は、前記プレートに埋設されている
ことを特徴とする、請求項1記載のICタグ。
【請求項3】
前記ICタグ本体は、前記プレートの一面に貼り付けられている
ことを特徴とする、請求項1記載のICタグ。
【請求項4】
前記突起部は、前記プレートを屈曲させた形状に形成されている
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のICタグ。
【請求項5】
前記突起部は、前記プレートにおける相対する両縁部にそれぞれ形成されている
ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のICタグ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2008−186423(P2008−186423A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−21946(P2007−21946)
【出願日】平成19年1月31日(2007.1.31)
【出願人】(596182645)三菱重工印刷紙工機械販売株式会社 (9)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【出願人】(592247595)株式会社神戸製作所 (19)
【Fターム(参考)】