IL−17A/Fヘテロ二量体ポリペプチドおよびその治療上の使用
本発明は、本明細書においてインターロイキン17A/F(IL−17A/F)と記載されたインターロイキン−17およびインターロイキン−17Fのヘテロ二量体から構成される新規な天然に存在するヒトサイトカインに関する。これらの核酸配列を含むベクターおよび宿主細胞、異種ポリペプチド配列に融合された本発明のポリペプチドを含むキメラポリペプチド分子、本発明のポリペプチドに結合する特異的抗体、ならびに本発明のポリペプチドを産生するための方法もまた本明細書において提供される。変性軟骨障害および他の炎症性疾患を治療するための方法が本明細書においてさらに提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
IL−17A/Fポリペプチド中のIL−17A(配列番号3)およびIL−17F(配列番号4)の両方を阻害可能である1種以上のアンタゴニストの治療有効量を哺乳動物に投与する工程を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法。
【請求項2】
前記哺乳動物がヒト被験体である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
治療有効量のIL−17AアンタゴニストおよびIL−17Fアンタゴニストを前記ヒト被験体に投与する工程を包含する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記IL−17AアンタゴニストがIL−17A(配列番号3)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記IL−17FアンタゴニストがIL−17F(配列番号4)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記IL−17AアンタゴニストがIL−17A(配列番号3)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントであり、前記IL−17FアンタゴニストがIL−17F(配列番号4)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記アンタゴニストが、IL−17A/Fポリペプチド中のIL−17A(配列番号3)およびIL−17F(配列番号4)の両方に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記抗体が、IL−17A(配列番号3)およびIL−17F(配列番号4)の両方に存在する同一または類似のエピトープを認識する交差反応性抗体である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体が、IL−17AおよびIL−17Fへの特異性を有する二重特異性抗体、またはそのフラグメントである、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体がモノクローナル抗体またはそのフラグメントである、請求項3〜9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記モノクローナル抗体または抗体フラグメントがキメラ抗体、ヒト化抗体、またはヒト抗体である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の交差反応性抗体または該抗体のフラグメントの該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は、配列番号3のアミノ酸配列を有するポリペプチドであるIL−17Aと、配列番号4のアミノ酸配列を有するポリペプチドであるIL−17Fとの両方に存在する同一のまたは類似のエピトープを認識する、方法。
【請求項15】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の二重特異的抗体の該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は2つのアームからなり、該抗体の一方のアームがIL−17Aを認識し、該抗体の他方のアームがIL−17Fを認識する、方法。
【請求項18】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の二重特異的抗体の該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は、IL−17Aを認識する重鎖およびIL−17Fを認識する軽鎖からなる、方法。
【請求項21】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の二重特異的抗体の該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は、IL−17Fを認識する重鎖およびIL−17Aを認識する軽鎖からなる、方法。
【請求項24】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項24に記載の方法。
【請求項1】
IL−17A/Fポリペプチド中のIL−17A(配列番号3)およびIL−17F(配列番号4)の両方を阻害可能である1種以上のアンタゴニストの治療有効量を哺乳動物に投与する工程を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法。
【請求項2】
前記哺乳動物がヒト被験体である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
治療有効量のIL−17AアンタゴニストおよびIL−17Fアンタゴニストを前記ヒト被験体に投与する工程を包含する、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記IL−17AアンタゴニストがIL−17A(配列番号3)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記IL−17FアンタゴニストがIL−17F(配列番号4)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記IL−17AアンタゴニストがIL−17A(配列番号3)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントであり、前記IL−17FアンタゴニストがIL−17F(配列番号4)に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項3に記載の方法。
【請求項7】
前記アンタゴニストが、IL−17A/Fポリペプチド中のIL−17A(配列番号3)およびIL−17F(配列番号4)の両方に特異的に結合する抗体またはそのフラグメントである、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記抗体が、IL−17A(配列番号3)およびIL−17F(配列番号4)の両方に存在する同一または類似のエピトープを認識する交差反応性抗体である、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体が、IL−17AおよびIL−17Fへの特異性を有する二重特異性抗体、またはそのフラグメントである、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体がモノクローナル抗体またはそのフラグメントである、請求項3〜9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記モノクローナル抗体または抗体フラグメントがキメラ抗体、ヒト化抗体、またはヒト抗体である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の交差反応性抗体または該抗体のフラグメントの該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は、配列番号3のアミノ酸配列を有するポリペプチドであるIL−17Aと、配列番号4のアミノ酸配列を有するポリペプチドであるIL−17Fとの両方に存在する同一のまたは類似のエピトープを認識する、方法。
【請求項15】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の二重特異的抗体の該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は2つのアームからなり、該抗体の一方のアームがIL−17Aを認識し、該抗体の他方のアームがIL−17Fを認識する、方法。
【請求項18】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の二重特異的抗体の該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は、IL−17Aを認識する重鎖およびIL−17Fを認識する軽鎖からなる、方法。
【請求項21】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
哺乳動物におけるIL−17AおよびIL−17Fの同時標的化を包含する、免疫関連障害の治療を必要とする哺乳動物における免疫関連障害を治療する方法であって、該方法は、治療有効量の二重特異的抗体の該哺乳動物への投与を包含し、該抗体は、IL−17Fを認識する重鎖およびIL−17Aを認識する軽鎖からなる、方法。
【請求項24】
前記免疫関連障害が、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ、変形性関節症、若年性慢性関節炎、脊椎関節症、全身性硬化症、特発性炎症性筋障害、シェーグレン症候群、全身性脈管炎、サルコイドーシス、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性血小板減少症、甲状腺炎、真性糖尿病、免疫介在性腎疾患、中枢神経系または末梢神経系の脱髄疾患、特発性脱髄性多発神経障害、ギラン−バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経障害、肝胆汁性疾患、感染性または自己免疫性の慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、肉芽腫性肝炎、硬化性胆管炎、炎症性腸疾患、グルテン感受性腸症、ホイップル病、自己免疫性または免疫媒介性皮膚疾患、水疱性皮膚疾患、多形性紅斑、接触性皮膚炎、乾癬、アレルギー性疾患、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、食品過敏症、蕁麻疹、肺の免疫疾患、好酸球性肺炎、特発性肺線維症、過敏性肺炎、移植関連疾患、移植拒絶または対宿主性移植片病である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記免疫関連障害が多発性硬化症(MS)または関節リウマチ(RA)である、請求項24に記載の方法。
【図1】
【図2−1】
【図2−2】
【図2−3】
【図2−4】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4−1】
【図4−2】
【図4−3】
【図4−4】
【図4−5】
【図4−6】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19】
【図20】
【図2−1】
【図2−2】
【図2−3】
【図2−4】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4−1】
【図4−2】
【図4−3】
【図4−4】
【図4−5】
【図4−6】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図18C】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2010−511056(P2010−511056A)
【公表日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−539420(P2009−539420)
【出願日】平成19年11月20日(2007.11.20)
【国際出願番号】PCT/US2007/085269
【国際公開番号】WO2008/067223
【国際公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(509012625)ジェネンテック インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年11月20日(2007.11.20)
【国際出願番号】PCT/US2007/085269
【国際公開番号】WO2008/067223
【国際公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(509012625)ジェネンテック インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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