説明

PlGF−1アッセイ並びにそのキット及び成分

本開示は、グリコシル化された及び脱グリコシル化されたヒトPlGF−1、グリコシル化された及び脱グリコシル化されたヒトPlGF−1を使用する方法、ヒトPlGF−1に結合する抗体、抗体を使用する方法並びにヒトPlGF−1イムノアッセイ及びキットに関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)配列番号32のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域を有し、
(b)配列番号29のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有し、又は
(c)配列番号32のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域及び配列番号29のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有する、
ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体。
【請求項2】
(a)配列番号35のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域を有し、
(b)配列番号43のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有し、又は
(c)配列番号35のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域及び配列番号43のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有する、
ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体。
【請求項3】
ATCC受託番号PTA−8536を有する細胞株1−255−713及びATCC受託番号PTA−8539を有する細胞株2−826−335からなる群から選択されるマウスハイブリドーマ細胞株。
【請求項4】
ATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体及びATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体からなる群から選択される抗体。
【請求項5】
検査試料中のヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片の量を測定する方法であって、
(a)第一の捕捉抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片複合体を形成させるために、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片を含有すると疑われる検査試料を少なくとも1つの第一の捕捉抗体と接触させる工程(前記少なくとも1つの第一の捕捉抗体は、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に結合する。);
(b)第二の検出抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片/第一の捕捉抗体複合体を形成させるために、前記抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片複合体を、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に結合し、並びに検出可能な標識に連結されている少なくとも1つの第二の検出抗体と接触させる工程(前記少なくとも1つの第二の検出抗体は前記第一の捕捉抗体と異なる。);並びに
(c)工程(b)において形成された第二の検出抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片/第一の抗体捕捉複合体の量に基づいて、検査試料中に含有されるヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片の量を測定する工程;
を含み、
少なくとも1つの第一の捕捉抗体又は少なくとも1つの検出抗体がATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体、ATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体及びこれらの組み合わせからなる群から選択される抗体である、
方法。
【請求項6】
前記少なくとも1つの第一の捕捉抗体が、前記検査試料との接触の前又は後の何れかで、固相上に固定化されている、請求項5の方法。
【請求項7】
前記検出可能な標識が、放射性標識、酵素標識、化学発光標識、蛍光標識、温度測定標識及び免疫−ポリメラーゼ連鎖反応標識からなる群から選択される、請求項5又は6の方法。
【請求項8】
対象が心血管疾患、鎌状赤血球病、慢性閉塞性肺疾患、加齢性黄斑変性症、末梢血管閉塞性疾患、炎症、子癇前症、乾癬、クローン病、子宮内膜症又は関節リウマチからなる群から選択される疾病、疾患又は症状に罹患しているかどうかを評価するために、前記方法が実施される、請求項5から7の何れかの方法。
【請求項9】
評価されるヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片の量が遊離のヒトPlGF−1又は遊離のヒトPlGF−1断片である、請求項5から8の何れかの方法。
【請求項10】
検査試料中の遊離のヒトPlGF−1又は遊離のヒトPlGF−1断片の量を測定する方法であって、
(a)第一の捕捉抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片複合体を形成させるために、遊離のヒトPlGF−1又は遊離のヒトPlGF−1断片を含有すると疑われる検査試料を少なくとも1つの第一の捕捉抗体と接触させる工程(前記少なくとも1つの第一の捕捉抗体は、遊離のヒトPlGF−1又は遊離のヒトPlGF−1断片に結合し、及び、さらに、前記少なくとも1つの捕捉抗体は、sFlt−1に既に結合されているヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に実質的に結合しない。);
(b)第二の検出抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片/第一の捕捉抗体複合体を形成させるために、前記抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片複合体を、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に結合し、並びに検出可能な標識に連結されている少なくとも1つの第二の検出抗体と接触させる工程(前記少なくとも1つの第二の検出抗体は前記第一の捕捉抗体と異なる。);並びに
(c)工程(b)において形成された第二の検出抗体/ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片/第一の抗体捕捉複合体の量に基づいて、検査試料中に含有される遊離のヒトPlGF−1又は遊離のヒトPlGF−1断片の量を測定する工程;
を含む、
方法。
【請求項11】
少なくとも1つの第一の捕捉抗体がATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体である、請求項10の方法。
【請求項12】
少なくとも1つの第二の検出抗体がATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体及びその組み合わせである、請求項10又は11の方法。
【請求項13】
自動化された系又は半自動化された系での使用に対して適合されている、請求項10から12の何れかの方法。
【請求項14】
自動化された系又は半自動化された系が、自動化されていないELISAより、遊離のPlGF−1を検出する上で、約1.5から約2倍優れている、請求項13の方法。
【請求項15】
検査試料中のヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片の存在を検出するための方法の改良において、前記方法は、
(a)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片/抗体複合体の形成を可能とする時間及び条件下で、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片を含有すると疑われる検査試料を前記ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に対して特異的な少なくとも1つの抗体と接触させること;及び
(b)前記ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片の存在の指標として、形成された何れかの哺乳動物ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片/抗体複合体を検出すること;
を含み、
前記改良は、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択されるグリコシル化された又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片を含む検量物質又は対照を、検量物質又は対照として使用することを含む。
【請求項16】
(a)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体(前記抗体は、配列番号32のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域を有する。);
(b)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体(前記抗体は、配列番号29のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有する。);
(c)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体(前記抗体は、配列番号32のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域及び配列番号29のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有する。);
(d)ATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体;
(e)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体(前記抗体は、配列番号35のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域を有する。);
(f)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体(前記抗体は、配列番号43のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有する。);
(g)ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片に特異的に結合する単離された抗体(前記抗体は、配列番号35のアミノ酸配列を含む可変重ドメイン領域及び配列番号43のアミノ酸配列を含む可変軽ドメイン領域を有する。);並びに
(h)ATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体;
からなる群から選択される1つ又はそれ以上の抗体を含む免疫診断試薬。
【請求項17】
グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片を産生する哺乳動物細胞株。
【請求項18】
細胞株がチャイニーズハムスター卵巣細胞株又はヒト胎児性腎臓細胞株である、請求項17の哺乳動物細胞株。
【請求項19】
グリコシル化されたヒトPlGF−1が
131アミノ酸のアミノ酸配列を有する完全長ヒトPlGF−1及び
115アミノ酸のアミノ酸配列を有するヒトPlGF−1断片
からなる群から選択される、請求項18のチャイニーズハムスター卵巣細胞株。
【請求項20】
グリコシル化されたヒトPlGF−1が少なくとも1つの連結配列をさらに含む、請求項19のチャイニーズハムスター卵巣細胞株。
【請求項21】
少なくとも1つの連結配列が、ヒスチジンタグ、エンテロキナーゼ切断部位及びヒスチジンタグとエンテロキナーゼ切断部位の組み合わせからなる群から選択される、請求項20のチャイニーズハムスター卵巣細胞株。
【請求項22】
グリコシル化されたヒトPlGF−1が配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項17から21の何れかのチャイニーズハムスター卵巣細胞株。
【請求項23】
チャイニーズハムスター卵巣細胞株がATCC受託番号PTA−8538、ATCC受託番号PTA−8546及びATCC受託番号PTA−8537からなる群から選択される、請求項18のチャイニーズハムスター卵巣細胞株。
【請求項24】
配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択される配列を含む、単離された又は精製された、グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片。
【請求項25】
グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片を含む、検査試料中のヒトPlGF−1を検出するためのアッセイにおいて使用するための検量物質又は対照。
【請求項26】
前記グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片が、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択される、請求項25に記載の検量物質又は対照。
【請求項27】
単離された又は精製された、脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片であって、前記グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片の少なくとも1つのアミノ酸残基が脱グリコシル化の結果、異なるアミノ酸残基へ転化されている、単離された又は精製された、脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片。
【請求項28】
脱グリコシル化の結果、少なくとも1つのアスパラギン残基がアスパラギン酸残基に転化されている、請求項27の単離された又は精製された、脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片。
【請求項29】
単離された又は精製された、脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片であって、前記脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片が配列番号36、配列番号37、配列番号38、配列番号39及び配列番号40からなる群から選択される配列を含む、単離された又は精製された、脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片。
【請求項30】
脱グリコシル化されたヒトPlGF−1を含む、検査試料中のヒトPlGF−1を検出するためのアッセイにおいて使用するための検量物質又は対照。
【請求項31】
前記脱グリコシル化されたPlGF−1又は脱グリコシル化されたヒトPlGF−1断片は、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号36、配列番号37、配列番号38、配列番号39及び配列番号40からなる群から選択される配列を含む、請求項30の検量物質又は対照。
【請求項32】
(a)野生型配列と比べて、配列番号2のアミノ酸残基89が平均約100%グリコシル化されており、及び配列番号2の残基21が平均約70%グリコシル化されている、単離された又は精製された、グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片、並びに
(b)野生型配列と比べて、配列番号1のアミノ酸残基83が平均約100%グリコシル化されており、及び配列番号1の残基15が平均約70%グリコシル化されている、単離された又は精製された、グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片、
からなる群から選択される単離された又は精製された、グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片。
【請求項33】
(a)(i)野生型配列と比べて、配列番号2のアミノ酸残基21がアスパラギンからアスパラギン酸へ転化されているポリペプチド;及び(ii)野生型配列と比べて、配列番号2のアミノ酸残基89がアスパラギンからアスパラギン酸へ転化されているポリペプチドからなる群から選択される配列を含む単離された又は精製されたヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片;
(b)(i)野生型配列と比べて、配列番号1のアミノ酸残基15がアスパラギンからアスパラギン酸へ転化されているポリペプチド;及び(ii)野生型配列と比べて、配列番号1のアミノ酸残基83がアスパラギンからアスパラギン酸へ転化されているポリペプチドからなる群から選択される配列を含む単離された又は精製されたヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片;
(c)配列番号2の21位、89位又は21及び89位の1つ又はそれ以上のアスパラギン残基が、(a)N−アセチルノイラミン酸(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(b)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(c)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース又は(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(d)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(e)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(f)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース又は(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(g)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース及び(h)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコースからなる群から選択される構造を有する少なくとも1つのN−グリカンでグリコシル化されている、単離された又は精製されたヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片;並びに
(d)配列番号1の15位、83位又は15及び83位の1つ又はそれ以上のアスパラギン残基が、(a)N−アセチルノイラミン酸(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(b)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(c)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース又は(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(d)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(e)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(f)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース又は(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース、(g)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコース及び(h)(N−アセチルノイラミン酸)(ガラクトースβ1−4N−アセチル−D−グルコサミン)(ガラクトース)(マンノース)(N−アセチル−D−グルコサミン)フコースからなる群から選択される構造を有する少なくとも1つのN−グリカンでグリコシル化されている、単離された又は精製されたヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片;
からなる群から選択される単離された又は精製されたヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片。
【請求項34】
(a)ATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体及びATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体からなる群から選択される少なくとも1つの抗体;及び
(b)キットを使用するための指示書、
を含む、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片を検出するための診断用キット。
【請求項35】
配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択されるグリコシル化された若しくは脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片を含む検量物質又は対照をさらに含む、請求項34のキット。
【請求項36】
(a)配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択されるグリコシル化された若しくは脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片を含む少なくとも1つの検量物質又は対照;並びに
(b)キットを使用するための指示書、
を含む、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片を検出するための診断用キット。
【請求項37】
ATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体及びATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体からなる群から選択される少なくとも1つの抗体をさらに含む、請求項36のキット。
【請求項38】
(a)ATCC受託番号PTA−8536を有するマウスハイブリドーマ細胞株1−255−713によって産生される抗体及びATCC受託番号PTA−8539を有するマウスハイブリドーマ細胞株2−826−335によって産生される抗体からなる群から選択される少なくとも1つの抗体;
(b)配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7及び配列番号8からなる群から選択されるグリコシル化された若しくは脱グリコシル化されたヒトPlGF−1又はグリコシル化されたヒトPlGF−1断片を含む少なくとも1つの検量物質又は対照;並びに
(c)キットを使用するための指示書、
を含む、ヒトPlGF−1又はヒトPlGF−1断片を検出するための診断用キット。
【請求項39】
配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号13、配列番号14、配列番号15、配列番号16、配列番号22、配列番号23、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号30及び配列番号31からなる群から選択される単離された又は精製されたポリヌクレオチド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【公表番号】特表2011−524751(P2011−524751A)
【公表日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−514772(P2011−514772)
【出願日】平成21年6月17日(2009.6.17)
【国際出願番号】PCT/US2009/047623
【国際公開番号】WO2009/155324
【国際公開日】平成21年12月23日(2009.12.23)
【出願人】(391008788)アボット・ラボラトリーズ (650)
【氏名又は名称原語表記】ABBOTT LABORATORIES
【Fターム(参考)】