説明

RFIDデータキャリア付き眼鏡

【課題】商品が本物かどうかの真贋の確認ができ、生産管理の上でも工程、適切なパーツ、レンズの仕様、顧客確認を、眼鏡に直接照らし合わせて確認することができ、小売店においては商品の決済、管理、盗難防止ができ、外観上もあたかも商品と1体をなすようにデザインされた、体裁の良い眼鏡を提供する。
【解決手段】眼鏡1に内蔵もしくは、一体として剥がれない様に貼り付けたRFIDデータキャリア2付きの眼鏡を生産し、リーダライタ質問機3との間で、情報を無線情報として送受信することで、RFIDデータキャリア2内にある情報をリーダライタ質問機を経由して、各コンピュータ5,6,7,8のデータベースに照会し適当な情報を授受する、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、各コンピュータ5,6,7,8のデータベースに相互に照会、データの授受をし、情報と機能を得るものとした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、工場や販売会社、小売店、顧客で管理するために用いて好適なRFIDデータキャリア付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するための運用方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、眼鏡のシリアル番号や品番は眼鏡本体に書かれたり刻印されている、そのため、時間が経過すると読めなくなってしまい修理などの品質管理に重大な支障をきたしていた。
【0003】
販売の場においては、RFIDデータキャイアを眼鏡とは、取りはずしできる状態で個別に付けて、値札代わりに使う場合はあったが、販売時に取り外すため、RFIDデータキャイアを使った商品管理が一体化していなかったため、お客が付け替えるなど、弊害があった。
【0004】
またシリアルを精巧に模倣するとブランド品の真贋の区別がつきにくいことがあった。
【0005】
また、生産から販売にいたるまでの管理において、商品の誤認や入力ミスなどにより、不効率が生じていた
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
眼鏡本体に刻印もしくは印刷により表記された情報は時間の経過とともにかすれたり汚れたりして販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社が、眼鏡に関する情報を簡単に認識できなくなる。
【0007】
また、消費者が大量に出回る偽ブランド品と本物のブランド商品の真贋の確認ができない。
【0008】
また、生産管理の上でも商品がどの工程の途中にあるか、完成させるために必要なパーツが間違いないか、レンズの仕様があっているか、発送先の顧客に間違いがないか等を商品本体の眼鏡に直接照らし合わせて確認することができない。
【0009】
また小売店においては商品の販売時における代金決済の簡素化と代金の入力ミス、在庫管理、盗難の危険性の問題がある。
【0010】
また、仮に販売店、小売店の倒産や廃業、もしくは所有者の移転によって、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社との連絡が途絶えると、他の販売店に行っても、その眼鏡の修理や管理、維持に関わる情報、および、顧客の個々の情報を、得ることができない。
【0011】
また、顧客が直接自分の所有するコンピュータやリーダライタ質問機を使って、商品の真贋の確認、修理や管理、維持に関わる情報を得ることができない。
【0012】
また、別途取り外しができるようなものでは見栄えもわるい。
【0013】
この発明の目的は、従来の眼鏡の不都合を解消し、どのような素材の眼鏡でもRFIDを取りつける事が可能で、書き込まれた情報は時間の経過とともにかすれたり汚れたりせずしっかりと認識でき、しかも、消費者が販売店に持って行けば、偽ブランド品と本物ブランド商品の真贋の確認ができ、しかも、生産管理の上でも商品がどの工程の途中にあるか、完成させるために必要なパーツが間違いないか、レンズの仕様があっているか、発送先の顧客に間違いがないか等を商品本体の眼鏡に直接照らし合わせて確認することができ、しかも、小売店においては商品の販売時における代金決済、在庫管理の簡素化と代金の入力ミスを無くし、未清算の商品に対し盗難防止となる、しかも、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社との連絡が途絶えても、他のどこの販売店に行っても、その眼鏡の修理や管理、維持に関わる情報、および、顧客の個々の情報を、許可された第三者は、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社と同じように得ることができる、しかも、顧客が直接自分の所有するコンピュータやリーダライタ質問機を使って、商品の真贋の確認、修理や管理、維持に関わる情報を得ることができ、しかも、運用されるシステムは情報管理会社によって安全性と機能性が確保され、しかも、RFIDによるデータキャリアが、眼鏡のブリッジ、テンプル、モダン等その構成される部分に内蔵もしくは一体として貼り付けられているため、使用する上で簡単に剥がれ取れることなく、外観上も体裁の良いRFID付き眼鏡を提供する事に有る
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記課題を解決するために本発明の眼鏡は、眼鏡のブリッジ、テンプル、モダン等その構成される部分に内蔵、もしくは一体として貼り付けるように、RFIDを配置し、RFID内にあるシリアル番号もしくは、書き込まれた個別情報をリーダライタつまり質問機で読み込んだり、新しい情報を書き込んだりすることにより、その情報をコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、その情報を表示し、あるいは、データベースに照会し適当な情報を表示させ、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、必要な情報を提供することを要旨としたものである。
【0015】
この発明によれば、書き込まれた情報はRFIDの内部にあるため、時間の経過とともにかすれたり汚れたりせず半永久的に認識できるため、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社が、眼鏡に付いたRFIDの情報を利用することにより、あるいは、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、有用な情報を簡単に得ることができる。
【0016】
しかも、消費者が販売店に持って行けば、RFIDに保管してある情報をコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、偽ブランド品と本物ブランド商品の真贋の確認ができる。
【0017】
しかも、生産管理の上でも商品がどの工程の途中にあるか、完成させるために必要なパーツが間違いないか、レンズの仕様があっているか、発送先の顧客に間違いがないか等を商品本体の眼鏡に直接リーダライタつまり質問機で読み込み、あるいは書き込んで、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、社内および外注先で生産管理上の情報を確認することができる。
【0018】
また、小売店においては商品の販売時における代金決済や在庫管理を、RFIDに保管してある情報をコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、その代金を決済するための価格情報として利用し、あるいは、在庫管理のために、RFIDに保管してある情報を利用し、数量および状態の情報をデータベースに対して逆に提供させることにより管理の簡素化が図れる、また、未清算の商品に対しては、眼鏡に内蔵もしくは一体として付けられたRFIDのもつ情報を、出口に置かれたリーダライタや質問機が読み取り、コンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、代金の支払いが未清算である場合、音や光により警告することにより盗難防止につながる。
【0019】
さらに、仮に販売店、小売店の倒産や廃業、もしくは所有者の移転によって、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社との連絡が途絶えても、他のどこの販売店に行っても、眼鏡に内蔵あるいは一体として付いたRFIDに保管してある情報をコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、その眼鏡の修理や管理、維持に関わる情報、および、顧客の個々の情報を、許可された第三者は、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社と同じように得ることができるため、顧客は時間が経過しても、どこに行っても、修理や維持、アフターサービス等を受けることができる。
【0020】
さらに、顧客が自分の所有するコンピュータやリーダライタ質問機を使って、眼鏡に内蔵あるいは一体として付いたRFIDに保管してある情報をもとに、直接、通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したホストコンピュータ、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る事により、真贋の確認、修理や管理、維持に関わる情報を得ることができる。
【0021】
さらに、上記工場や販売会社、小売店、顧客で管理するために用いて好適なRFID付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するためのシステムを、より安定的、機能的にするため情報管理会社は、通信回線およびインターネットを経由し、各生産、販売、顧客の保有するデータベースに照会し適当な情報を収集、蓄積保全し、また逆に各生産、販売、顧客のコンピュータ等、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などが必要とする情報を提供することができる。
【0022】
さらに、RFIDによるデータキャリアを、眼鏡のブリッジ、テンプル、モダン等その構成される部分に内蔵もしくは、一体として貼り付けるため、あたかも商品と1体をなすようにデザインされたものであり、概観上も見栄えがよく、使用する上で簡単に剥がれ取れ、あるいは、落ちることがない。
【発明の効果】
【0023】
以上述べたようにこの発明の、RFID付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するための運用方法は、RFIDを眼鏡に内蔵、もしくは一体として貼り付けるように配置して使う事により、書き込まれた情報は半永久的に保持され、しかも、商品が本物かどうかの真贋の確認ができ、しかも、生産管理の上でも工程、適切なパーツ、レンズの仕様、顧客確認を、直接照らし合わせて確認することができ、しかも、小売店においては商品の決済、管理、盗難防止ができる、しかも、その眼鏡の修理や管理、維持、および、顧客の個々の情報を許可された第三者が得ることができる、しかも、顧客が直接自分の所有するコンピュータやリーダライタ質問機を使って、真贋の確認、修理や管理、維持に関わる情報を得ることができ、しかも、情報管理会社が、それら情報を、収集管理保全、提供し、しかも、使用する上で簡単に剥がれ落ちることなく、外観上もあたかも商品と1体をなすようにデザインされた、体裁の良いものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下本発明の実施例について説明する。図1はこの発明のRFID付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するための運用方法の1実施形態を示す斜視図で、眼鏡としては、老眼鏡、近視、遠視用眼鏡、サングラス、ファッション用眼鏡などで、プラスチック、金属、セラミック、または動植物から製造されたもの、石やガラス類などでできたものの場合で、図中1は眼鏡本体、2はRFIDデータキャリアを示す、3はリーダライタ質問機、4は通信回線やインターネット、5は生産者側コンピュータ等、6は販売者側コンピュータ等、7は情報管理会社側コンピュータ等、8は一般消費者側コンピュータ等。
【0025】
生産工程上の眼鏡1に内蔵もしくは、一体として剥がれない様に貼り付けたRFIDデータキャリア付きの眼鏡をまず生産する。
【0026】
次に、眼鏡のRFIDデータキャリア部分をリーダライタ質問機に近づけ、情報を無線情報として送信する情報送信機能と情報を無線情報として受信記憶する情報受信記憶機能により、RFIDデータキャリア内にある情報をリーダライタ質問機を経由して、図中5,6,7,8、のコンピュータ等もしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、その情報を表示し、あるいは、データベースに照会し適当な情報を表示させ、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などから情報を得る
【0027】
図中5,6,7,8、のコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などは、それぞれ相互に通信回線およびインターネットによって接続されており、必要に応じてそれぞれに保管されている情報を引き出したり、変化、利用することができる。
【0028】
消費者が販売店に眼鏡を持って行けば、眼鏡のRFID情報が、リーダライタ質問機を通して、図中6の販売者側コンピュータ等に認識され、その情報を各データベースに照会することにより、その眼鏡の修理や管理、維持に関わる情報、つまり鼻パッドの位置、レンズをはめ込むための溝仕様、レンズの色や度数、反射防止膜の種類、顧客の個々の情報、つまり氏名、年齢、住所、電話番号、被検眼の処方値、鼻の位置、顔サイズなどを、また、偽ブランド品と本物ブランド商品の真贋の確認ができる。
【0029】
生産管理の上でも、眼鏡のRFID情報が、リーダライタ質問機を通して、図中5の生産者側コンピュータ等に認識され、商品がどの工程の途中にあるか、納期確認、在庫管理、歩留まりなど、完成させるために必要なパーツが間違いないか、鼻パッドの位置、レンズをはめ込むための溝仕様、レンズの色や度数の仕様があっているか、発送先の顧客に間違いがないか等を商品本体の眼鏡に直接照らし合わせて確認することができ、通信回線やインターネットを通じ、他の外注先とシステムを共有することで、ミスのない統合された生産が実現する。
【0030】
しかも、小売店においては、眼鏡のRFID情報が、リーダライタ質問機を通して、図中6の販売者側コンピュータ等に認識され、商品の販売時における代金決済、在庫管理を打ち込み入力無しにできるため簡素化でき、入力ミスもない、また、出口にリーダライタ質問機を置くことで、販売データと照合させ、未清算の商品に対し、お客が持ち出そうとすると、光や音の警告を発し盗難防止とすることもできる。
【0031】
しかも、仮に販売店、小売店の倒産や廃業、もしくは所有者の移転によって、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社との連絡が途絶えても、他のどこの販売店に行っても、眼鏡のRFID情報が、リーダライタ質問機を通して、図中6の販売者側コンピュータ等に認識され、その眼鏡の修理や管理、維持に関わる情報、つまり鼻パッドの位置、レンズをはめ込むための溝仕様、レンズの色や度数、反射防止膜の種類、顧客の個々の情報、つまり氏名、年齢、住所、電話番号、被検眼の処方値、鼻の位置、顔サイズなどを、許可された第三者は、通信回線やインターネットを通じて、データベースにアクセスし、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社と同じように得ることができる。
【0032】
しかも、顧客が直接自分の所有するコンピュータやリーダライタ質問機を使って、眼鏡のRFID情報を、リーダライタ質問機を通して、図中8の一般消費者側コンピュータ等に認識させ、その情報を通信回線やインターネットを通し、各データベースに照会することにより、商品の真贋の確認、修理や管理、維持に関わる情報を得ることができる。
【0033】
また、上記工場や販売会社、小売店、顧客で管理するために用いて好適なRFID付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するためのシステムを、より安定的、機能的にするため情報管理会社は、図中7のように、通信回線およびインターネットを経由し、各データベースに照会し適当な情報を収集、蓄積し、図中5,6,8のコンピュータ等、もしくは、分散されたコンピュータ群などの情報端末などが必要とする情報などを提供することができる。
【0034】
本発明で使用するRFIDであるが、これはグラスタグ、無線自動認識ICタグ、RFIDタグ、ICタグ、コンタクトレスIDカード、リモートIDカード、リモートIDタグ、非接触ICカード、電子タグなどと称されるものであり、中にはコイル、コンデンサー、水晶発信器などが組み合わされた情報記憶用の素子が入っており、リーダライタ質問器の指定された番地の情報を読み取る事が出来ると共に質問器から送信される情報を指定メモリー内の番地に書きこんで格納される様になっている。
【0035】
また、眼鏡の種類についても任意で老眼鏡、近視、遠視用眼鏡、サングラス、ファッション用眼鏡などで、素材もプラスチック、金属、セラミック、または動植物から製造されたもの、石やガラス類などでできたものとする事が出来る。
【0036】
また、コンピュータ等とは、種類についても任意でコンピュータ、サーバー、POSレジスター、携帯端末、携帯電話などとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】この発明のRFID付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するための運用方法の1実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0038】
1…眼鏡類本体
2…RFIDデータキャリア
3…リーダライタ質問機
4…通信回線やインターネット
5…生産者側コンピュータ等
6…販売者側コンピュータ等
7…情報管理会社側コンピュータ等
8…一般消費者側コンピュータ等

【特許請求の範囲】
【請求項1】
RFIDデータキャリアを、眼鏡のブリッジ、テンプル、モダン等その構成される部分に内蔵もしくは、一体として貼り付けることを特徴とするRFID付き眼鏡
【請求項2】
販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社が、眼鏡に付いたRFIDの情報を利用することにより、あるいは、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等から情報を得る事により、有用な情報を簡単に得ることができるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム
【請求項3】
消費者が販売店に持って行けば、RFIDに保管してある情報をコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等から情報を得る事により、偽ブランド品と本物ブランド商品の真贋の確認ができるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム
【請求項4】
生産管理上、商品の工程、完成させるために必要なパーツ、レンズの仕様、発送先の顧客等の情報を、眼鏡のRFIDに直接リーダライタ質問機で読み込み、あるいは書き込んで、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等から情報を得る事により、社内および外注先で生産管理上の情報を確認することができるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム
【請求項5】
小売店においては商品の販売時における代金決済や在庫管理を、眼鏡と一体になったRFIDに保管してある情報をコンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等から情報を得る事により、その代金を決済するための価格情報として利用し、あるいは、在庫管理のために利用し、また、未清算の商品に対しては、出口に置かれたリーダライタや質問機が読み取り、コンピュータもしくは、POSレジスター、携帯端末、などの情報処理機で処理し、データベースに照会し、代金の支払いが未清算である場合、音や光により警告することにより盗難防止につながるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム。
【請求項6】
他のどこの販売店に行っても、眼鏡に内蔵あるいは一体として付いたRFIDに保管してある情報を、リーダライタ質問機、コンピュータ等で、データベースに照会し、また必要なら通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等から情報を得る事により、その眼鏡の修理や管理、維持に関わる情報、および、顧客の個々の情報を、許可された第三者が、販売などにより眼鏡の情報を保管していた会社と同じように得ることができるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム。
【請求項7】
顧客が自分の所有するコンピュータやリーダライタ質問機を使って、眼鏡に内蔵あるいは一体として付いたRFIDに保管してある情報をもとに、直接、通信回線およびインターネットを経由し、データを蓄積したコンピュータ等から情報を得る事により、真贋の確認、修理や管理、維持に関わる情報を得ることができるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム
【請求項8】
工場や販売会社、小売店、顧客で管理するために用いて好適なRFID付き眼鏡と、RFID付き眼鏡を管理運用するためのシステムを、より安定的、機能的にするため情報管理会社が、通信回線およびインターネットを経由し、各生産、販売、顧客の保有するデータベースに照会し適当な情報を収集、蓄積保全し、また逆に各生産、販売、顧客のコンピュータ等が必要とする、情報を提供することができるRFID付き眼鏡を管理運用するためのシステム

【図1】
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【公開番号】特開2007−11013(P2007−11013A)
【公開日】平成19年1月18日(2007.1.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−192044(P2005−192044)
【出願日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(599109847)有限会社 内田プラスチック (4)
【Fターム(参考)】