RNAインターフェラーゼおよびその使用方法
【課題】酵素の新規のファミリーを提供する。
【解決手段】本発明は、本明細書中でmRNAインターフェラーゼと呼ばれるエンドリボヌクレアーゼ活性を示す新規の酵素ファミリーの発見に関する。したがって、本発明の新規の所見は、mRNAインターフェラーゼの核酸配列およびアミノ酸配列ならびにその組成物を使用して利益をもたらすことができる新規の適用を示す。本発明はまた、mRNAインターフェラーゼ活性を調節することができる化合物/薬剤を同定するためのスクリーニング法およびこのような化合物/薬剤の使用方法を含む。mRNAインターフェラーゼの核酸配列および/またはアミノ酸配列、mRNAインターフェラーゼ活性適合緩衝液、および取扱い説明書を含むキットも提供する。
【解決手段】本発明は、本明細書中でmRNAインターフェラーゼと呼ばれるエンドリボヌクレアーゼ活性を示す新規の酵素ファミリーの発見に関する。したがって、本発明の新規の所見は、mRNAインターフェラーゼの核酸配列およびアミノ酸配列ならびにその組成物を使用して利益をもたらすことができる新規の適用を示す。本発明はまた、mRNAインターフェラーゼ活性を調節することができる化合物/薬剤を同定するためのスクリーニング法およびこのような化合物/薬剤の使用方法を含む。mRNAインターフェラーゼの核酸配列および/またはアミノ酸配列、mRNAインターフェラーゼ活性適合緩衝液、および取扱い説明書を含むキットも提供する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
障害を有する患者を治療するための組成物であって、該組成物は、mRNAインターフェラーゼ、または該mRNAインターフェラーゼと約95%以上の同一性を示すポリペプチドをコードする、治療有効量の少なくとも1つの核酸と、薬学的に許容可能な緩衝液を含み、該障害の症状を緩和する、組成物。
【請求項2】
前記組成物の少なくとも1つの核酸の発現が、エンドリボヌクレアーゼ基質切断の増加を達成し、前記障害の症状が緩和する、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記障害が細菌感染症であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の細菌数を減少することによって、該細菌感染症の症状を緩和する、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記細菌感染症が少なくとも1つの抗生物質耐性細菌株を含む、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
前記障害が過剰増殖障害であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の過剰増殖障害細胞数を減少することによって、該過剰増殖障害の症状を緩和する、請求項2に記載の組成物。
【請求項6】
障害を有する患者を治療するための組成物であって、該組成物は、治療有効量のmRNAインターフェラーゼ、または該mRNAインターフェラーゼと約95%以上の同一性を示すポリペプチドと、薬学的に許容可能な緩衝液とを含み、該障害の症状を緩和する、組成物。
【請求項7】
前記組成物中の前記mRNAインターフェラーゼまたは前記ポリペプチドが、エンドリボヌクレアーゼ基質切断の増加を達成し、前記障害の症状が緩和する、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記障害が細菌感染症であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の細菌数を減少することによって、該細菌感染症の症状を緩和する、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記細菌感染症が少なくとも1つの抗生物質耐性細菌株を含む、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記障害が過剰増殖障害であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の過剰増殖障害細胞数を減少することによって、該過剰増殖障害の症状を緩和する、請求項7に記載の組成物。
【請求項11】
前記過剰増殖障害が、異なる組織の形成異常および化生、炎症性状態、自己免疫疾患、過剰増殖性皮膚障害、乾癬、アレルギー/喘息、アテローム性動脈硬化症、および血管形成術後の再狭窄からなる群から選択される、請求項5または請求項10のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項1】
障害を有する患者を治療するための組成物であって、該組成物は、mRNAインターフェラーゼ、または該mRNAインターフェラーゼと約95%以上の同一性を示すポリペプチドをコードする、治療有効量の少なくとも1つの核酸と、薬学的に許容可能な緩衝液を含み、該障害の症状を緩和する、組成物。
【請求項2】
前記組成物の少なくとも1つの核酸の発現が、エンドリボヌクレアーゼ基質切断の増加を達成し、前記障害の症状が緩和する、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記障害が細菌感染症であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の細菌数を減少することによって、該細菌感染症の症状を緩和する、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記細菌感染症が少なくとも1つの抗生物質耐性細菌株を含む、請求項3に記載の組成物。
【請求項5】
前記障害が過剰増殖障害であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の過剰増殖障害細胞数を減少することによって、該過剰増殖障害の症状を緩和する、請求項2に記載の組成物。
【請求項6】
障害を有する患者を治療するための組成物であって、該組成物は、治療有効量のmRNAインターフェラーゼ、または該mRNAインターフェラーゼと約95%以上の同一性を示すポリペプチドと、薬学的に許容可能な緩衝液とを含み、該障害の症状を緩和する、組成物。
【請求項7】
前記組成物中の前記mRNAインターフェラーゼまたは前記ポリペプチドが、エンドリボヌクレアーゼ基質切断の増加を達成し、前記障害の症状が緩和する、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記障害が細菌感染症であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の細菌数を減少することによって、該細菌感染症の症状を緩和する、請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記細菌感染症が少なくとも1つの抗生物質耐性細菌株を含む、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記障害が過剰増殖障害であり、前記患者への前記治療有効量の組成物の投与が、該患者中の過剰増殖障害細胞数を減少することによって、該過剰増殖障害の症状を緩和する、請求項7に記載の組成物。
【請求項11】
前記過剰増殖障害が、異なる組織の形成異常および化生、炎症性状態、自己免疫疾患、過剰増殖性皮膚障害、乾癬、アレルギー/喘息、アテローム性動脈硬化症、および血管形成術後の再狭窄からなる群から選択される、請求項5または請求項10のいずれか1項に記載の組成物。
【図1−1】
【図1−2】
【図2−1】
【図2−2】
【図3−1】
【図3−2】
【図4−1】
【図4−2】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22−1】
【図22−2】
【図23−1】
【図23−2】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図1−2】
【図2−1】
【図2−2】
【図3−1】
【図3−2】
【図4−1】
【図4−2】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22−1】
【図22−2】
【図23−1】
【図23−2】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【公開番号】特開2011−46727(P2011−46727A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−230112(P2010−230112)
【出願日】平成22年10月12日(2010.10.12)
【分割の表示】特願2006−533715(P2006−533715)の分割
【原出願日】平成16年6月14日(2004.6.14)
【出願人】(504226489)ユニバーシティ オブ メディスン アンド デンティストリー オブ ニュー ジャージー (3)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年10月12日(2010.10.12)
【分割の表示】特願2006−533715(P2006−533715)の分割
【原出願日】平成16年6月14日(2004.6.14)
【出願人】(504226489)ユニバーシティ オブ メディスン アンド デンティストリー オブ ニュー ジャージー (3)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]