TWEAK及びFN14活性を調節するための方法及び組成物
TWEAK及びTWEAKレセプターの活性を調節するアゴニスト及びアンタゴニストを提供する。本発明の方法、組成物及びキットは、癌や免疫関連疾患などの疾患の治療に用いられうる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
哺乳動物の癌細胞を有効量のアンタゴニスト分子に曝すことを含む癌の治療方法であって、該アンタゴニストは、
q) 抗TWEAK抗体;
r) 抗TWEAKレセプター抗体;
s) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
t) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、治療方法。
【請求項2】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記哺乳動物の癌細胞が、化学療法剤、放射線、プロドラッグ、細胞障害性剤又は増殖阻害剤にも曝される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
哺乳動物に有効量のアンタゴニスト分子が投与されることを含む、哺乳動物のNK細胞活性を亢進する方法であって、該アンタゴニストは、
u) 抗TWEAK抗体;
v) 抗TWEAKレセプター抗体;
w) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
x) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項10】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
哺乳動物に有効量のアンタゴニスト分子が投与されることを含む、哺乳動物の先天性TH1応答又は活性を亢進する方法であって、該アンタゴニストは、
y) 抗TWEAK抗体;
z) 抗TWEAKレセプター抗体;
aa) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
bb) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項17】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
哺乳動物に有効量のアンタゴニスト分子が投与されることを含む、哺乳動物の先天性TH2媒介性疾患の治療方法であって、該アンタゴニストは、
cc) 抗TWEAK抗体;
dd) 抗TWEAKレセプター抗体;
ee) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
ff) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項24】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記TH2媒介性疾患がアレルギー又は喘息である、請求項23に記載の方法。
【請求項31】
哺乳動物に有効量のアゴニスト分子が投与されることを含む、免疫関連疾患の治療方法であって、該アゴニストは、
a) 抗TWEAKレセプター抗体;
b) TWEAKポリペプチド;及び
c) TWEAKポリペプチド変異体
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項32】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記免疫関連疾患が自己免疫性疾患である、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記自己免疫性疾患が、クローン病、炎症性腸疾患、多発性硬化症又は関節炎である、請求項34に記載の方法。
【請求項1】
哺乳動物の癌細胞を有効量のアンタゴニスト分子に曝すことを含む癌の治療方法であって、該アンタゴニストは、
q) 抗TWEAK抗体;
r) 抗TWEAKレセプター抗体;
s) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
t) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、治療方法。
【請求項2】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記哺乳動物の癌細胞が、化学療法剤、放射線、プロドラッグ、細胞障害性剤又は増殖阻害剤にも曝される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
哺乳動物に有効量のアンタゴニスト分子が投与されることを含む、哺乳動物のNK細胞活性を亢進する方法であって、該アンタゴニストは、
u) 抗TWEAK抗体;
v) 抗TWEAKレセプター抗体;
w) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
x) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項10】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項9に記載の方法。
【請求項15】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
哺乳動物に有効量のアンタゴニスト分子が投与されることを含む、哺乳動物の先天性TH1応答又は活性を亢進する方法であって、該アンタゴニストは、
y) 抗TWEAK抗体;
z) 抗TWEAKレセプター抗体;
aa) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
bb) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項17】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項16に記載の方法。
【請求項20】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項16に記載の方法。
【請求項22】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
哺乳動物に有効量のアンタゴニスト分子が投与されることを含む、哺乳動物の先天性TH2媒介性疾患の治療方法であって、該アンタゴニストは、
cc) 抗TWEAK抗体;
dd) 抗TWEAKレセプター抗体;
ee) TWEAKレセプターイムノアドヘシン;及び
ff) TWEAKレセプターの細胞内シグナル伝達をブロックする又は妨げる薬剤又は分子
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項24】
前記TWEAKレセプターイムノアドヘシンが免疫グロブリンのFc領域に融合したTWEAKレセプター配列を含んでなる、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記TWEAKレセプター配列がFN14レセプターの細胞外ドメイン配列を含んでなる、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記抗TWEAK抗体が、図11(配列番号1)のアミノ酸94−249を含んでなるヒトTWEAKポリペプチドを結合する、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記抗TWEAK抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記TH2媒介性疾患がアレルギー又は喘息である、請求項23に記載の方法。
【請求項31】
哺乳動物に有効量のアゴニスト分子が投与されることを含む、免疫関連疾患の治療方法であって、該アゴニストは、
a) 抗TWEAKレセプター抗体;
b) TWEAKポリペプチド;及び
c) TWEAKポリペプチド変異体
からなる群から選択されるものである、方法。
【請求項32】
前記抗TWEAKレセプター抗体が、図12(配列番号2)のアミノ酸配列を含んでなるヒトFN14レセプターポリペプチドを結合する、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記抗TWEAKレセプター抗体がキメラ抗体、ヒト化抗体又はヒト抗体である、請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記免疫関連疾患が自己免疫性疾患である、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記自己免疫性疾患が、クローン病、炎症性腸疾患、多発性硬化症又は関節炎である、請求項34に記載の方法。
【図1A】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図8A−C】
【図8D】
【図8E】
【図8F】
【図8G】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図1B】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3A】
【図3B】
【図3C】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図8A−C】
【図8D】
【図8E】
【図8F】
【図8G】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公表番号】特表2008−531746(P2008−531746A)
【公表日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−500768(P2008−500768)
【出願日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際出願番号】PCT/US2006/007547
【国際公開番号】WO2006/096487
【国際公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【出願人】(507202770)ジェネンテック・インコーポレーテッド (24)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際出願番号】PCT/US2006/007547
【国際公開番号】WO2006/096487
【国際公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【出願人】(507202770)ジェネンテック・インコーポレーテッド (24)
【Fターム(参考)】
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